JP3137179B2 - ディスクプレーヤー - Google Patents
ディスクプレーヤーInfo
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- JP3137179B2 JP3137179B2 JP08219527A JP21952796A JP3137179B2 JP 3137179 B2 JP3137179 B2 JP 3137179B2 JP 08219527 A JP08219527 A JP 08219527A JP 21952796 A JP21952796 A JP 21952796A JP 3137179 B2 JP3137179 B2 JP 3137179B2
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- housing
- disc
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ＣＤなどと略称さ
れる光ディスク、光磁気ディスク（以下、ディスクと称
する）の再生や記録または消去を行うためのディスクプ
レーヤーに関する。
れる光ディスク、光磁気ディスク（以下、ディスクと称
する）の再生や記録または消去を行うためのディスクプ
レーヤーに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ディスクプレーヤーの一例として
図７〜図１１に示すものがある。これは、筐体１にディ
スク支持用トレイ２が前後方向ａ，ｂに移動可能に配設
され、該筐体１内に、トレイ２上のディスクＤに記録さ
れている情報を読み取るためのドライブ機構３と、該ド
ライブ機構３の姿勢を変更するためのカム機構４とが設
けられている。
図７〜図１１に示すものがある。これは、筐体１にディ
スク支持用トレイ２が前後方向ａ，ｂに移動可能に配設
され、該筐体１内に、トレイ２上のディスクＤに記録さ
れている情報を読み取るためのドライブ機構３と、該ド
ライブ機構３の姿勢を変更するためのカム機構４とが設
けられている。
【０００３】前記ドライブ機構３は、支持枠６と、該支
持枠６の前部に配設したスピンドルモータ７の駆動軸に
固着したターンテーブル８と、支持枠６の中央貫通孔６
ａ内に配設した光ピックアップ９と、該光ピックアップ
９に設けたナット部９ａに螺合するねじ軸１０を正逆回
転させることにより、光ピックアップ９をディスクＤの
径方向に沿って移動させるスライドモータ１１とを有し
ている。
持枠６の前部に配設したスピンドルモータ７の駆動軸に
固着したターンテーブル８と、支持枠６の中央貫通孔６
ａ内に配設した光ピックアップ９と、該光ピックアップ
９に設けたナット部９ａに螺合するねじ軸１０を正逆回
転させることにより、光ピックアップ９をディスクＤの
径方向に沿って移動させるスライドモータ１１とを有し
ている。
【０００４】図７及び図１１に示すように、ターンテー
ブル８に対向して筐体１の両側壁１ａ，１ｂにディスク
プレート１３の両端部がビス１４により止着され、該デ
ィスクプレート１３の中央に貫設した貫通孔１５にチャ
ックディスク１６が一定範囲内上下移動可能に取り付け
られている。
ブル８に対向して筐体１の両側壁１ａ，１ｂにディスク
プレート１３の両端部がビス１４により止着され、該デ
ィスクプレート１３の中央に貫設した貫通孔１５にチャ
ックディスク１６が一定範囲内上下移動可能に取り付け
られている。
【０００５】上記構成において、支持枠６を傾斜状態
（図９参照）から水平状態（図１０参照）にすることに
より、トレイ２の貫通孔２ａを通ってターンテーブル８
によりトレイ２上のディスクＤを若干持ち上げると共
に、該ディスクＤを介してチャックディスク１６を持ち
上げて、そのチャックディスク１６とターンテーブル８
とでディスクＤを挟持することができ、その後、光ピッ
クアップ９を移動させることにより、ディスクＤに記録
されている情報を読み取ることができるようになってい
る。
（図９参照）から水平状態（図１０参照）にすることに
より、トレイ２の貫通孔２ａを通ってターンテーブル８
によりトレイ２上のディスクＤを若干持ち上げると共
に、該ディスクＤを介してチャックディスク１６を持ち
上げて、そのチャックディスク１６とターンテーブル８
とでディスクＤを挟持することができ、その後、光ピッ
クアップ９を移動させることにより、ディスクＤに記録
されている情報を読み取ることができるようになってい
る。
【０００６】前記カム機構４は、図７及び図８に示すよ
うに、カムロッド１８とリフトアーム１９とを有し、前
記カムロッド１８は、トレイ２の移動方向ａ，ｂとは直
交する方向ｃ，ｄに沿って往復移動可能に構成されると
共に、そのカムロッド１８のドライブ機構３に対向する
側面にその移動方向に沿って上位溝部２０ａと下位溝部
２０ｂとを備えたカム溝２０が形成されており、また、
前記リフトアーム１９は、平面視略コ字状に形成され、
その両側面に突設した枢支軸２１，２１を介して筐体１
に揺動可能に枢支され、該リフトアーム１９から前方に
突出するカムフロアー２２が前記カム溝２０に係合され
ている。
うに、カムロッド１８とリフトアーム１９とを有し、前
記カムロッド１８は、トレイ２の移動方向ａ，ｂとは直
交する方向ｃ，ｄに沿って往復移動可能に構成されると
共に、そのカムロッド１８のドライブ機構３に対向する
側面にその移動方向に沿って上位溝部２０ａと下位溝部
２０ｂとを備えたカム溝２０が形成されており、また、
前記リフトアーム１９は、平面視略コ字状に形成され、
その両側面に突設した枢支軸２１，２１を介して筐体１
に揺動可能に枢支され、該リフトアーム１９から前方に
突出するカムフロアー２２が前記カム溝２０に係合され
ている。
【０００７】また、図８に示すように、ゴムなどからな
る４つの筒状弾性体２３の上端環状溝２３ａを前記支持
枠６の四隅に形成した係合凹部６ｂに係合させると共
に、その各弾性体２３の下端環状溝２３ｂを筐体１の後
部に形成した係合凹部２４及び前記リフトアーム１９の
両端部１９ａ，１９ａに形成した係合凹部２５に係合さ
せることにより、ドライブ機構３が各弾性体２３を介し
て筐体１とリフトアーム１９とに連結されている。
る４つの筒状弾性体２３の上端環状溝２３ａを前記支持
枠６の四隅に形成した係合凹部６ｂに係合させると共
に、その各弾性体２３の下端環状溝２３ｂを筐体１の後
部に形成した係合凹部２４及び前記リフトアーム１９の
両端部１９ａ，１９ａに形成した係合凹部２５に係合さ
せることにより、ドライブ機構３が各弾性体２３を介し
て筐体１とリフトアーム１９とに連結されている。
【０００８】上記構成において、図７に示す状態から、
カムロッド１８のラック部２７に噛合する駆動ピニオン
２８を反時計方向に回転させて、カムロッド１８を矢印
ｄ方向に移動させることにより、カムフロアー２２がカ
ム溝２０の上位溝部２０ａに係合して、ドライブ機構３
が傾斜姿勢にされ（図９参照）、この状態から、駆動ピ
ニオン３２を時計方向に回転させて、カムロッド１８を
矢印ｃ方向に移動させることにより、カムフロアー２２
がカム溝２０の下位溝部２０ｂに係合して、リフトアー
ム１９が枢支軸２１，２１を中心に上向きに回動され、
ドライブ機構３が後部側の弾性体２３を中心に上動して
水平姿勢のディスク情報読み取り位置に保持される（図
１０参照）。
カムロッド１８のラック部２７に噛合する駆動ピニオン
２８を反時計方向に回転させて、カムロッド１８を矢印
ｄ方向に移動させることにより、カムフロアー２２がカ
ム溝２０の上位溝部２０ａに係合して、ドライブ機構３
が傾斜姿勢にされ（図９参照）、この状態から、駆動ピ
ニオン３２を時計方向に回転させて、カムロッド１８を
矢印ｃ方向に移動させることにより、カムフロアー２２
がカム溝２０の下位溝部２０ｂに係合して、リフトアー
ム１９が枢支軸２１，２１を中心に上向きに回動され、
ドライブ機構３が後部側の弾性体２３を中心に上動して
水平姿勢のディスク情報読み取り位置に保持される（図
１０参照）。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
ディスクプレート１３がビス１４により筐体１の両側壁
１ａ，１ｂに固定されているため、輸送中の落下事故な
どによりディスクプレーヤーに過大な衝撃が加わると、
リフトアーム１９が枢支軸２１，２１を中心に回動され
て、ドライブ機構３が傾斜姿勢（図９参照）から水平姿
勢（図１０参照）となり、図１２に示すように、ターン
テーブル８がチャックディスク１６を介してディスクプ
レート１３に衝撃的に当たって、そのターンテーブル８
やディスクプレート１３を変形させる虞れがある。
ディスクプレート１３がビス１４により筐体１の両側壁
１ａ，１ｂに固定されているため、輸送中の落下事故な
どによりディスクプレーヤーに過大な衝撃が加わると、
リフトアーム１９が枢支軸２１，２１を中心に回動され
て、ドライブ機構３が傾斜姿勢（図９参照）から水平姿
勢（図１０参照）となり、図１２に示すように、ターン
テーブル８がチャックディスク１６を介してディスクプ
レート１３に衝撃的に当たって、そのターンテーブル８
やディスクプレート１３を変形させる虞れがある。
【００１０】本発明は、上記従来の欠点に鑑み、輸送中
の落下事故などによりディスクプレーヤーに過大な衝撃
が加わった場合でも、ターンテーブルやディスクプレー
トを変形させる虞れがないディスクプレーヤーを提供す
ることを目的としている。
の落下事故などによりディスクプレーヤーに過大な衝撃
が加わった場合でも、ターンテーブルやディスクプレー
トを変形させる虞れがないディスクプレーヤーを提供す
ることを目的としている。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１記載の発明は、筐体にディスク支持用トレ
ーが前後方向に出退可能に配設されると共に、該筐体内
に前記トレー上に載置されたディスクに記録されている
情報を読み取るためのドライブ機構が配設され、該ドラ
イブ機構はトレー上のディスクに係脱可能なターンテー
ブルを有し、該ターンテーブルに対向して前記筐体に架
設したディスクプレートにチャックディスクが取り付け
られており、該チャックディスクとターンテーブルとで
トレー上のディスクを挟持するようにしたディスクプレ
ーヤーにおいて、前記ディスクプレートの両端部を筐体
に取り付けるための左右一対の支持具が設けられ、該各
支持具が、前記ディスクプレートの両端部を筐体に向け
て付勢するばねを有しており、前記ディスクプレートに
対してターンテーブルから離間する方向に所定以上の負
荷がかかったときに前記各支持具のばねに抗してそのデ
ィスクプレートが筐体からわずかの間隔分浮き上がるよ
うにしたことを特徴としている。
め、請求項１記載の発明は、筐体にディスク支持用トレ
ーが前後方向に出退可能に配設されると共に、該筐体内
に前記トレー上に載置されたディスクに記録されている
情報を読み取るためのドライブ機構が配設され、該ドラ
イブ機構はトレー上のディスクに係脱可能なターンテー
ブルを有し、該ターンテーブルに対向して前記筐体に架
設したディスクプレートにチャックディスクが取り付け
られており、該チャックディスクとターンテーブルとで
トレー上のディスクを挟持するようにしたディスクプレ
ーヤーにおいて、前記ディスクプレートの両端部を筐体
に取り付けるための左右一対の支持具が設けられ、該各
支持具が、前記ディスクプレートの両端部を筐体に向け
て付勢するばねを有しており、前記ディスクプレートに
対してターンテーブルから離間する方向に所定以上の負
荷がかかったときに前記各支持具のばねに抗してそのデ
ィスクプレートが筐体からわずかの間隔分浮き上がるよ
うにしたことを特徴としている。
【００１２】上記構成によれば、輸送中の落下事故など
によりディスクプレーヤーに過大な衝撃が加わることに
より、ドライブ機構が揺動されて、ターンテーブルがチ
ャックディスクを介してディスクプレートに当たると、
該ディスクプレートの両端部を支持する各支持具のばね
に抗してそのディスクプレートが筐体からわずかの間隔
分浮き上がるため、その各支持具のばねの弾性力により
ディスクプレーヤーにかかる過大な衝撃を緩衝してター
ンテーブルやディスクプレートが変形されるのを防止す
ることができる。
によりディスクプレーヤーに過大な衝撃が加わることに
より、ドライブ機構が揺動されて、ターンテーブルがチ
ャックディスクを介してディスクプレートに当たると、
該ディスクプレートの両端部を支持する各支持具のばね
に抗してそのディスクプレートが筐体からわずかの間隔
分浮き上がるため、その各支持具のばねの弾性力により
ディスクプレーヤーにかかる過大な衝撃を緩衝してター
ンテーブルやディスクプレートが変形されるのを防止す
ることができる。
【００１３】請求項２記載の発明は、筐体にディスク支
持用トレーが前後方向に出退可能に配設されると共に、
該筐体内に前記トレー上に載置されたディスクに記録さ
れている情報を読み取るためのドライブ機構が配設さ
れ、該ドライブ機構はトレー上のディスクに係脱可能な
ターンテーブルを有し、該ターンテーブルに対向して前
記筐体に架設したディスクプレートにチャックディスク
が取り付けられており、該チャックディスクとターンテ
ーブルとでトレー上のディスクを挟持するようにしたデ
ィスクプレーヤーにおいて、前記ディスクプレートの両
端部を筐体に取り付けるための左右一対の支持具が設け
られ、その一方の支持具が、前記筐体に一体突設されて
前記ディスクプレートの一端部を前記筐体に回動可能に
係止する係止部材を有し、その他方の支持具が、前記デ
ィスクプレートの他端部を筐体に向けて付勢するばねを
有しており、前記ディスクプレートに対してターンテー
ブルから離間する方向に所定以上の負荷がかかったとき
に前記ばねに抗して該ディスクプレートが係止部材を支
点に回動されて、そのディスクプレートの他端部が筐体
からわずかの間隔分浮き上がるようにしたことを特徴と
している。
持用トレーが前後方向に出退可能に配設されると共に、
該筐体内に前記トレー上に載置されたディスクに記録さ
れている情報を読み取るためのドライブ機構が配設さ
れ、該ドライブ機構はトレー上のディスクに係脱可能な
ターンテーブルを有し、該ターンテーブルに対向して前
記筐体に架設したディスクプレートにチャックディスク
が取り付けられており、該チャックディスクとターンテ
ーブルとでトレー上のディスクを挟持するようにしたデ
ィスクプレーヤーにおいて、前記ディスクプレートの両
端部を筐体に取り付けるための左右一対の支持具が設け
られ、その一方の支持具が、前記筐体に一体突設されて
前記ディスクプレートの一端部を前記筐体に回動可能に
係止する係止部材を有し、その他方の支持具が、前記デ
ィスクプレートの他端部を筐体に向けて付勢するばねを
有しており、前記ディスクプレートに対してターンテー
ブルから離間する方向に所定以上の負荷がかかったとき
に前記ばねに抗して該ディスクプレートが係止部材を支
点に回動されて、そのディスクプレートの他端部が筐体
からわずかの間隔分浮き上がるようにしたことを特徴と
している。
【００１４】上記構成によれば、輸送中の落下事故など
によりディスクプレーヤーに過大な衝撃が加わることに
より、ドライブ機構が揺動されて、ターンテーブルがチ
ャックディスクを介してディスクプレートに当たると、
該ディスクプレートが、その他端部を付勢するばねに抗
してその一端部を係止する係止部材を支点に回動され
て、そのディスクプレートの他端部が筐体からわずかの
間隔分浮き上がるため、前記ばねの弾性力によりディス
クプレートにかかる過大な衝撃を緩衝してターンテーブ
ルやディスクプレートが変形されるのを防止することが
でき、また、前記係止部材が筐体に一体突設されている
から、請求項１記載の発明に比べて部品点数が少なくな
り、製作費を安くすることができる。
によりディスクプレーヤーに過大な衝撃が加わることに
より、ドライブ機構が揺動されて、ターンテーブルがチ
ャックディスクを介してディスクプレートに当たると、
該ディスクプレートが、その他端部を付勢するばねに抗
してその一端部を係止する係止部材を支点に回動され
て、そのディスクプレートの他端部が筐体からわずかの
間隔分浮き上がるため、前記ばねの弾性力によりディス
クプレートにかかる過大な衝撃を緩衝してターンテーブ
ルやディスクプレートが変形されるのを防止することが
でき、また、前記係止部材が筐体に一体突設されている
から、請求項１記載の発明に比べて部品点数が少なくな
り、製作費を安くすることができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１及び図２は本発明の実施の一
形態であるディスクプレーヤーを示すものであって、デ
ィスクプレート１３の両端部が、ターンテーブル８から
離間する方向ｅに所定以上の負荷がかかったときに同方
向に移動することを許容する左右一対の支持具３０を介
して筐体１の両側壁１ａ，１ｂに取り付けられている。
に基づいて説明する。図１及び図２は本発明の実施の一
形態であるディスクプレーヤーを示すものであって、デ
ィスクプレート１３の両端部が、ターンテーブル８から
離間する方向ｅに所定以上の負荷がかかったときに同方
向に移動することを許容する左右一対の支持具３０を介
して筐体１の両側壁１ａ，１ｂに取り付けられている。
【００１６】前記各支持具３０は、ディスクプレート１
３の両端部に貫設した貫通孔３１を通って下端小径ねじ
部３２ａが筐体１の両側壁１ａ，１ｂに形成したねじ孔
３３にねじ込まれた支持杆３２を有し、該支持杆３２に
外嵌してその支持杆３２の頭部３２ｂとディスクプレー
ト１３との間に介在されたばね３４とを有し、該ばね３
４の弾性力によりディスクプレート１３が筐体１の両側
壁１ａ，１ｂに押し付けられている。上記以外の構成は
図７〜図１２に示す従来例とほぼ同じであるから、同一
部分に同一符号を付してその説明を省略する。
３の両端部に貫設した貫通孔３１を通って下端小径ねじ
部３２ａが筐体１の両側壁１ａ，１ｂに形成したねじ孔
３３にねじ込まれた支持杆３２を有し、該支持杆３２に
外嵌してその支持杆３２の頭部３２ｂとディスクプレー
ト１３との間に介在されたばね３４とを有し、該ばね３
４の弾性力によりディスクプレート１３が筐体１の両側
壁１ａ，１ｂに押し付けられている。上記以外の構成は
図７〜図１２に示す従来例とほぼ同じであるから、同一
部分に同一符号を付してその説明を省略する。
【００１７】上記構成において、輸送中の落下事故など
によりディスクプレーヤーに過大な衝撃が加わることに
より、ドライブ機構３が揺動されて、ターンテーブル８
がチャックディスク１６を介してディスクプレート１３
に当たると、図３に示すように、ばね３４に抗してディ
スクプレート１３がターンテーブル８から離間する方向
ｅに移動されて筐体１からわずかの間隔α分浮き上が
り、これによって、過大な衝撃を緩衝して、ターンテー
ブル８やディスクプレート１３が変形されるのを防止す
る。
によりディスクプレーヤーに過大な衝撃が加わることに
より、ドライブ機構３が揺動されて、ターンテーブル８
がチャックディスク１６を介してディスクプレート１３
に当たると、図３に示すように、ばね３４に抗してディ
スクプレート１３がターンテーブル８から離間する方向
ｅに移動されて筐体１からわずかの間隔α分浮き上が
り、これによって、過大な衝撃を緩衝して、ターンテー
ブル８やディスクプレート１３が変形されるのを防止す
る。
【００１８】図４及び図５は本発明の実施の他の形態で
あるディスクプレーヤーを示すものであって、ディスク
プレート１３の両端部を筐体１の両側壁１ａ，１ｂに取
り付けるための一対の支持具３０のうち、その一方の支
持具３０は、筐体１の側壁１ａに一体突設された略Ｌ字
状の係止部材３５を有し、該係止部材３５の先端から側
方に延びる突起部３５ａがディスクプレート１３の一端
部に形成した凹部３６に係合され、該突起部３５ａの下
面とディスクプレート１３の上面との間に若干の対向角
度βの隙間が形成され、これによって、ディスクプレー
ト１３が係止部材３５に回動可能に係止されている。ま
た、他方の支持具３０は図１〜図３に示す支持具３０と
同一の構成であるから、その説明を省略する。
あるディスクプレーヤーを示すものであって、ディスク
プレート１３の両端部を筐体１の両側壁１ａ，１ｂに取
り付けるための一対の支持具３０のうち、その一方の支
持具３０は、筐体１の側壁１ａに一体突設された略Ｌ字
状の係止部材３５を有し、該係止部材３５の先端から側
方に延びる突起部３５ａがディスクプレート１３の一端
部に形成した凹部３６に係合され、該突起部３５ａの下
面とディスクプレート１３の上面との間に若干の対向角
度βの隙間が形成され、これによって、ディスクプレー
ト１３が係止部材３５に回動可能に係止されている。ま
た、他方の支持具３０は図１〜図３に示す支持具３０と
同一の構成であるから、その説明を省略する。
【００１９】上記構成において、輸送中の落下事故など
によりディスクプレーヤーに過大な衝撃が加わることに
より、ドライブ機構３が揺動されて、ターンテーブル８
がチャックディスク１６を介してディスクプレート１３
に当たると、図６に示すように、ばね３４に抗してディ
スクプレート１３が係止部材３５を支点に若干回動され
て、ディスクプレート１３の他端部が筐体１からわずか
の間隔α分浮き上がり、これによって、過大な衝撃を緩
衝して、ターンテーブル８やディスクプレート１３が変
形されるのを防止する。
によりディスクプレーヤーに過大な衝撃が加わることに
より、ドライブ機構３が揺動されて、ターンテーブル８
がチャックディスク１６を介してディスクプレート１３
に当たると、図６に示すように、ばね３４に抗してディ
スクプレート１３が係止部材３５を支点に若干回動され
て、ディスクプレート１３の他端部が筐体１からわずか
の間隔α分浮き上がり、これによって、過大な衝撃を緩
衝して、ターンテーブル８やディスクプレート１３が変
形されるのを防止する。
【００２０】この場合、図１〜図３に示す実施の一形態
に比べて、部品点数が少なくなり、製作費を安くするこ
とができる。
に比べて、部品点数が少なくなり、製作費を安くするこ
とができる。
【００２１】
【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、輸送中の
落下事故などによりディスクプレーヤーに過大な衝撃が
加わることにより、ドライブ機構が揺動されて、ターン
テーブルがチャックディスクを介してディスクプレート
に当たると、該ディスクプレートの両端部を支持する各
支持具のばねに抗してそのディスクプレートが筐体から
わずかの間隔分浮き上がるため、その各支持具のばねの
弾性力によりディスクプレーヤーにかかる過大な衝撃を
緩衝してターンテーブルやディスクプレートが変形され
るのを防止することができる。
落下事故などによりディスクプレーヤーに過大な衝撃が
加わることにより、ドライブ機構が揺動されて、ターン
テーブルがチャックディスクを介してディスクプレート
に当たると、該ディスクプレートの両端部を支持する各
支持具のばねに抗してそのディスクプレートが筐体から
わずかの間隔分浮き上がるため、その各支持具のばねの
弾性力によりディスクプレーヤーにかかる過大な衝撃を
緩衝してターンテーブルやディスクプレートが変形され
るのを防止することができる。
【００２２】請求項２記載の発明によれば、輸送中の落
下事故などによりディスクプレーヤーに過大な衝撃が加
わることにより、ドライブ機構が揺動されて、ターンテ
ーブルがチャックディスクを介してディスクプレートに
当たると、該ディスクプレートが、その他端部を付勢す
るばねに抗してその一端部を係止する係止部材を支点に
回動されて、そのディスクプレートの他端部が筐体から
わずかの間隔分浮き上がるため、前記ばねの弾性力によ
りディスクプレートにかかる過大な衝撃を緩衝してター
ンテーブルやディスクプレートが変形されるのを防止す
ることができ、また、前記係止部材が筐体に一体突設さ
れているから、請求項１記載の発明に比べて部品点数が
少なくなり、製作費を安くすることができる。
下事故などによりディスクプレーヤーに過大な衝撃が加
わることにより、ドライブ機構が揺動されて、ターンテ
ーブルがチャックディスクを介してディスクプレートに
当たると、該ディスクプレートが、その他端部を付勢す
るばねに抗してその一端部を係止する係止部材を支点に
回動されて、そのディスクプレートの他端部が筐体から
わずかの間隔分浮き上がるため、前記ばねの弾性力によ
りディスクプレートにかかる過大な衝撃を緩衝してター
ンテーブルやディスクプレートが変形されるのを防止す
ることができ、また、前記係止部材が筐体に一体突設さ
れているから、請求項１記載の発明に比べて部品点数が
少なくなり、製作費を安くすることができる。
【図１】本発明の実施の一形態であるディスクプレーヤ
ーの横断面図である。
ーの横断面図である。
【図２】同要部の分解斜視図である。
【図３】同衝撃緩衝状態を示す横断面図である。
【図４】本発明の実施の他の形態であるディスクプレー
ヤーの横断面図である。
ヤーの横断面図である。
【図５】同要部の分解斜視図である。
【図６】同衝撃緩衝状態を示す横断面図である。
【図７】従来例を示す平面図である。
【図８】同要部の分解斜視図である。
【図９】同ドライブ機構の傾斜姿勢状態の縦断面図であ
る。
る。
【図１０】同ドライブ機構の水平姿勢状態の縦断面図で
ある。
ある。
【図１１】同横断面図である。
【図１２】同衝撃緩衝状態を示す横断面図である。
１ 筐体 ２ トレー ３ ドライブ機構 ８ ターンテーブル １３ ディスクプレート １６ チャックディスク ３０ 支持具 ３４ ばね ３５ 係止部材
Claims (2)
- 【請求項１】 筐体にディスク支持用トレーが前後方向
に出退可能に配設されると共に、該筐体内に前記トレー
上に載置されたディスクに記録されている情報を読み取
るためのドライブ機構が配設され、該ドライブ機構はト
レー上のディスクに係脱可能なターンテーブルを有し、
該ターンテーブルに対向して前記筐体に架設したディス
クプレートにチャックディスクが取り付けられており、
該チャックディスクとターンテーブルとでトレー上のデ
ィスクを挟持するようにしたディスクプレーヤーにおい
て、前記ディスクプレートの両端部を筐体に取り付ける
ための左右一対の支持具が設けられ、該各支持具が、前
記ディスクプレートの両端部を筐体に向けて付勢するば
ねを有しており、前記ディスクプレートに対してターン
テーブルから離間する方向に所定以上の負荷がかかった
ときに前記各支持具のばねに抗してそのディスクプレー
トが筐体からわずかの間隔分浮き上がるようにしたこと
を特徴とするディスクプレーヤー。 - 【請求項２】 筐体にディスク支持用トレーが前後方向
に出退可能に配設されると共に、該筐体内に前記トレー
上に載置されたディスクに記録されている情報を読み取
るためのドライブ機構が配設され、該ドライブ機構はト
レー上のディスクに係脱可能なターンテーブルを有し、
該ターンテーブルに対向して前記筐体に架設したディス
クプレートにチャックディスクが取り付けられており、
該チャックディスクとターンテーブルとでトレー上のデ
ィスクを挟持するようにしたディスクプレーヤーにおい
て、前記ディスクプレートの両端部を筐体に取り付ける
ための左右一対の支持具が設けられ、その一方の支持具
が、前記筐体に一体突設されて前記ディスクプレートの
一端部を前記筐体に回動可能に係止する係止部材を有
し、その他方の支持具が、前記ディスクプレートの他端
部を筐体に向けて付勢するばねを有しており、前記ディ
スクプレートに対してターンテーブルから離間する方向
に所定以上の負荷がかかったときに前記ばねに抗して該
ディスクプレートが係止部材を支点に回動されて、その
ディスクプレートの他端部が筐体からわずかの間隔分浮
き上がるようにしたことを特徴とするディスクプレーヤ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08219527A JP3137179B2 (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | ディスクプレーヤー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08219527A JP3137179B2 (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | ディスクプレーヤー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1064148A JPH1064148A (ja) | 1998-03-06 |
| JP3137179B2 true JP3137179B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=16736885
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08219527A Expired - Fee Related JP3137179B2 (ja) | 1996-08-21 | 1996-08-21 | ディスクプレーヤー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3137179B2 (ja) |
-
1996
- 1996-08-21 JP JP08219527A patent/JP3137179B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1064148A (ja) | 1998-03-06 |
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