JPH04335718A - ビタビ復号器 - Google Patents

ビタビ復号器

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JPH04335718A
JPH04335718A JP13583791A JP13583791A JPH04335718A JP H04335718 A JPH04335718 A JP H04335718A JP 13583791 A JP13583791 A JP 13583791A JP 13583791 A JP13583791 A JP 13583791A JP H04335718 A JPH04335718 A JP H04335718A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ビタビ復号器に関し
、特に送信側での畳み込み符号化器の符号化率変更に応
じ自動的に符号化率を変更することが可能なビタビ復号
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は畳み込み符号化器およびビタビ復
号器を用いたディジタル通信の構成系統図を示す図であ
り、図において、18および19は送信側20を構成す
る畳み込み符号化器および変調器である。22および2
3は受信側24を構成する復調器およびビタビ復号器で
ある。
【0003】次にディジタル衛星通信の概要について説
明する。送信側20において、畳み込み符号器18によ
り畳み込み符号化し、符号化したデータを削減(パンク
チャード方式)し、PSK変調器等のディジタル通信用
変調器19により変調し、伝送路21を経由して受信側
24で受信する。該受信側24では、復調器22により
上記PSK変調された信号を復調し、さらにビタビ復号
器23において、位相不確定除去,ダミーデータ挿入等
によるデータの復号を行い、誤り訂正復号し、データと
して出力する。
【0004】このビタビ復号器23の誤り訂正復号とは
、復調した信号を一定数だけ蓄積し、次に受信された信
号で得られる図5(c) に示したような出力信号の組
合せ(状態遷移)を考え、最も正しいと思われる状態を
推定する(最尤復号法)。この最尤復号法を実現するア
ルゴリズムとしてViterbi アルゴリズムがあり
、ソフトディシジョン、即ち“0”または“1”という
判定ではなく、“0”と“1”の間をいくつかに分割し
、精度を高めた判定法を用いることにより大きな符号化
利得を得るものである。
【0005】次にディジタル衛星通信を構成する上記各
部の機能について説明する。まず送信側20の畳み込み
符号化器18について、特に本発明の対象となるパンク
チャード畳み込み符号について簡単に説明する。
【0006】図5(a) は図4に示す畳み込み符号器
18の一例として拘束長3(K=3)、符号化率  1
/2(R=1/2)の畳み込み符号化器を示す。
【0007】上記拘束長(K)とは、出力の符号ビット
に影響を与える入力情報ビット数であり、シフトレジス
タの段数のことを意味する。また、この符号化率による
と入力データ1ビットごとに2ビットずつデータが出力
されるので、2倍のデータの伝送が必要となることも意
味している。
【0008】次に動作について説明する。入力されたデ
ータは各レジストa〜cに記憶され、過去3ビットのデ
ータの特定のビットを用いてmod2の加算を行う2種
の加算器よりPおよびQの2種のデータが出力される。 例えば、各レジスタa〜cの値がi1 〜i3 とする
と、P=i1 +i2 +i3 ,Q=i1 +i3 
である。図5(b) は各レジスタの状態遷移に対して
の出力信号(P,Q)の状態遷移を示す。このような符
号器の出力の組合せは図5(c) のようになる。同図
では初期状態として総てのシフトレジスタの値が“0”
であると仮定し、3ビット情報入力により出力信号の総
ての組合せが得られている。即ち、現在の出力信号は2
ビット前の出力信号と密接に関係しており、前の出力状
態によってその次の入力ビットが“0”または“1”で
あってもとりえない出力信号が存在する。例えば、出力
対(1,1)のあとには(1,0)または(0,1)の
出力対のみが可能であり、(1,1)または(0,0)
はありえない信号対となる。
【0009】また畳み込み符号化器18においては、上
述したように入力データ1ビットごとに2ビットずつデ
ータが出力されるので、2倍のデータの伝送が必要とな
り、データを伝送する場合には符号化データを削減する
ことも考えられる。
【0010】次に、この符号化データの削減(パンクチ
ャード)の方法について説明する。例えば図8(a) 
〜(f) は一例としてR=3/4のパンクチャード符
号化方法を示す。図8(a) は畳み込み符号化された
PおよびQデータの時系列の変化を示し、図8(b) 
はパンクチャード符号化のための削除するビット位置を
“0“で示し、図8(b) に従いパンクチャード化さ
れ並べ換えられた畳み込み符号を図8(c) に示す。 この方法により伝送する情報は、畳み込み符号化器18
の入力の4/3倍(2倍×2/3倍)にまで削減される
。削減されたデータは変調器19により変調され、受信
側24へ送信される。
【0011】次に受信側24のビタビ復号器23につい
て説明する。図6は図4に示すビタビ復号器23の一例
として従来の手動により符号化率が可変なビタビ復号器
の構成を示す図であり、ここでは符号化率がR=1/2
とR=3/4に可変な場合を例にとって説明する。図に
おいて、1は入力データおよびクロック(P,Q,CL
KI)、2は位相回転部、3は位相回転部出力データ、
4はダミーデータ挿入部、5はダミーデータ挿入部4の
出力データ、6はデコーダ部、7は出力データ、8はク
ロック発生部、9はクロック発生部8で生成された出力
クロック、10はデコーダ部からの同期検出判定用情報
、11は同期検出部、12は同期検出信号(LOCK 
 ON)、13は図7に示す制御を行う制御部、14は
位相回転制御信号(AMB)、15はダミーデータ挿入
位相制御信号(DUMMY  PH)、17は符号化率
に応じ各部を制御するために外部より設定される符号化
率制御信号(RATE)である。
【0012】次に動作について説明する。ビタビ復号器
23では、主に位相回転部2による位相不確定性の除去
と、送信側20で削減(パンクチャード符号化)された
データを元に戻すためのダミーデータ挿入部4によるダ
ミーデータ挿入と、デコーダ部6によるビタビ復号との
動作がある。
【0013】まず、位相回転部2の位相不確定性の除去
について説明する。送信側20では図9(a) に示す
破線の4つの状態のうち、いずれかの状態で変調位相し
データを送信する。受信側24では上記のようなPSK
信号を同期検波によって復調器22により復調する場合
、復調されたディジタル符号がPSK信号のどの変調位
相を示しているか、一義的には決まらない。この位相不
確定性を取り除くためにビタビ復号器23の位相回転部
2に入力データP,Q,CLKI1を位相回転部2に入
力し、制御部13からの位相回転制御信号(以下AMB
CONTと称す)14に応じて位相不確定性を除去する
。 その方法としては、PSK信号系列中の既知の符号構成
を用いる方法、例えばTDMAにおけるユニークワード
やインテルサットSCPCにおけるSOMを用いる方法
がある。この方法は送信側20で挿入された既知の符号
パターンが受信側24で正しく復調されるように符号変
換を施すものである。ここで送信符号(p,q)の4相
PSK信号を同期検波する場合を例にとると、再生基準
搬送波ベクトルは、図9(a)に示された4つの状態の
うちの1つをとり、これに応じて同図(b) に示され
る受信符号が得られる。既知のパターンによってこの4
つのうちのどの状態が受信されたかが分かれば、同図(
c) の符号変換によって送信符号と一致させることが
できる。
【0014】次にダミーデータ挿入部4によるダミーデ
ータ挿入について説明する。位相不確定性が除去された
データ3はダミーデータ挿入部4に入力される。例えば
符号化率がR=1/2の場合は、最低2ビットずつの組
合せにより送受信されるので、ダミーデータ挿入は不要
のためダミーデータ挿入部4はバイパスされる。次に、
例えば符号化率がR=3/4の場合は、図7(d) に
示す通りパンクチャード符号化により削除されたビット
位置にダミーデータが挿入される。この場合パンクチャ
ード符号位相を図7(e) に示す通り誤って認識する
と同図に示す通り原符号aとは異なった符号となり、デ
コーダ部6で正しい復号が行えなくなるため制御部13
からのダミーデータ挿入位相制御信号(以下DUMMY
  PHと称す)15により正しい挿入位相となるよう
に制御される。ダミーデータ挿入部4の出力データはデ
コーダ部6によりビタビ復号され復号データ7が出力さ
れる。
【0015】また符号化率がR=3/4の場合は入力デ
ータ1に対しダミーデータが付加されるため、ダミーデ
ータ挿入部4の入出力のクロック速度が異なるので、入
力クロックより出力クロックがクロック発生部8におい
て生成される。また符号化率がR=1/2の場合は上記
入出力クロックは同一のためクロック発生部8からは入
力クロックと同一クロックが出力クロックとして生成さ
れる。
【0016】ビタビ復号のデコーダ部6の動作について
は本発明の本質部分ではないため省略する(V.K.B
HARGAVA  et.al著  塚本  訳「最新
ディジタル衛星通信」ジャテック出版の12.5章“v
iterbi  復号器の構成“参照)。
【0017】また上記デコーダ部6においては位相回転
部2およびダミーデータ挿入部4において正しい方法に
てデータへの処理がなされた時のみデコーダ部6が正し
く復号できる。この正しい復号が行われているかどうか
はデコーダ部6からの同期判定信号10を用いて同期検
出部11において判定され、同期検出時は同期検出信号
(以下LOCK  ONと称す)12が出力される。
【0018】同期検出のためのしきい値は一般に符号化
率により異なるため符号化率制御信号(以後RATEと
称す)12に応じて、このしきい値が変更される。
【0019】制御部13においてはLOCK  ON1
2の信号よりデコーダ部6の同期、非同期を認識し非同
期時は図7(a) 〜(b) に示す手順により同期す
るまでAMBCONT14およびDUMMY  PH1
5をAMB  CONT14とDUMMYPH15の全
組み合せについて順次変化させ各部への設定を繰り返す
。非同期時における制御部13の上記手順を、まず符号
化率R=1/2の場合について図7(a) に沿って説
明する。
【0020】ここで位相回転モードAMBについて、例
えば(0,0),(1,1)をAMB=0モードとし、
(0,1),(1,0)をAMB=1モードとする。
【0021】またダミービット挿入モードPHについて
、先行データの組合せに挿入するものをPH=0モード
とし、後続するデータの組合せに挿入するものをPH=
0モードとする。
【0022】まず、同期判定を行い(S1 )、同期が
とれていれば(S2 )、デコーダ部6に入力し、同期
がとれていなければ(S3)、位相回転モードAMB=
0として(S4 )、同期をとり(S5 )、同期がと
れれば(S6 )、上記同様デコーダ部6に入力する。 同期がとれていなければ(S7 )、位相回転モードA
MB=1として(S8 )、同期判定を行う(S9 )
。判定がとれれば(S10)、上記同様デコーダ部6に
入力し、判定がとれていなければ、再度、位相回転モー
ドAMB=0から同期を取り直す(S11)。なお、符
号化率R=1/2の場合はダミーデータを挿入する必要
はない。
【0023】次に符号化率R=3/4の場合について制
御部13の動作を図7(b) に沿って説明する。まず
、同期判定を行い(S1 )、同期がとれていれば(S
2 )、デコーダ部6に入力し、同期がとれていなけれ
ば(S3 )、ダミーデータ挿入モードPH=0とし(
S4 )、位相回転モードAMB=0として(S5 )
、同期をとり(S6 )、同期がとれれば(S7 )、
上記同様デコーダ部6に入力する。同期がとれていなけ
れば(S8 )、位相回転モードAMB=1として(S
9 )、同期判定を行う(S10)。同期がとれれば(
S11)、上記同様デコーダ部6に入力する。同期がと
れていなければ(S12)、次にダミーデータ挿入モー
ドPH=0の正誤性を判定する(S13)。ダミーデー
タ挿入モードPH=0でなければ、再度ダミーデータ挿
入モードPH=0から同期を取り直す(S14)。ダミ
ーデータ挿入モードPH=0であれば(S15)、再度
ダミーデータ挿入モードPH=1として位相回転モード
AMB=0から再度同期を取り直す(S16)。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】従来のビタビ復号器は
以上のように構成されているので、符号化率を送信側で
変更した場合、その変更に応じて手動でビタビ復号器の
符号化率を変更しなければならないという問題点があっ
た。
【0025】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、送信側で符号化率を変更した場
合には、自動的に符号化率を変更するビタビ復号器を得
ることを目的としている。
【0026】
【課題を解決するための手段】この発明に係る符号化率
自動可変ビタビ復号器は、同期検出部から同期検出情報
が入力されるまで、それまでの動作モードとは全く無関
係にあらかじめ決められた順序に従い、上記各部に対し
て総ての設定動作モードを順次設定変更するようにした
ものである。
【0027】またデコーダ部の同期が検出されていた状
態での各部への設定動作モードをあらかじめ記憶してお
き、同期はずれ検出後一定時間はこの記憶された設定モ
ードに応じて、ある特定の設定モードから総ての動作モ
ードを順次設定変更するようにしたものである。
【0028】
【作用】この発明においては、同期検出部より送出され
るデコーダ部の同期検出信号を用いて、デコーダ部の同
期はずれを検出した場合、同期検出がなされるまで、符
号化率変更を含むビタビ復号器内の動作モードの設定変
更を行い自動的に再同期を達成することができる。
【0029】またデコーダ部の同期が検出されていた状
態での各部への設定動作モードをあらかじめ記憶するこ
とにより、再度同期するまでの時間を短縮することがで
きる。
【0030】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は本発明の第1の実施例による符号化率可変
ビタビ復号器の構成を示す。図において、1〜15は図
4と同一部分は同一名称,番号を付与しており説明を省
略する。16は符号化率に応じ各部を制御するため制御
部13より出力される符号化率制御信号(以後RATE
と称す)である。制御部13の動作および符号化率制御
信号16が外部からではなく制御部13より出力されて
いること以外は従来の符号化率可変ビタビ復号器と同一
動作であるため説明は省略する。
【0031】図2は制御部13の動作の一実施例を示し
たものでデコーダ部の同期はずれを検出した場合、それ
までの動作モードとは全く無関係に特定の動作モード(
例えば符号化率R=1/2、位相回転モード“0”、ダ
ミービット挿入モード“0”から同期検出されるまで順
次全ての動作モードの組合わせを設定していくものであ
る。ここで、従来例と同様、位相回転モードAMB=0
,AMB=1の2種類は、AMB=0は(0,0),(
1,1)とし、AMB=1は(0,1),(1,0)と
する。
【0032】また、ダミービット挿入モードPH=0,
PH=1の2種類は、PH=0は先行するデータの組合
せに挿入するとし、PH=1は後続するデータの組合せ
に挿入するとする。
【0033】また、上記位相回転モードと上記ダミービ
ット挿入モードに加え、新たに符号化率モードRM を
導入する。この符号化率モードRMは“0”と“1”の
2種類あり、符号化率モードRM =0は符号化率R=
1/2,符号化率モードRM =1は符号化率R=3/
4とする。
【0034】まず図2(b) に示す表に従いSTAT
US=0(S1)の各モードは、符号化率モードRM 
=0、即ち符号化率R=1/2,ダミービット挿入モー
ドPH=0、即ち2ビットずつのデータの組合せのうち
、後のデータP,Qのいずれかに挿入するとし,位相回
転モードAMB=0、即ち(0,0),(1,1)とす
る。この状態において(S1 )、同期判定を行う(S
2 )。
【0035】同期がとれていれば(S3 )、デコーダ
部6に入力され、ビタビ復号される。同期がとれていな
ければ(S4 )、STATUS=0(S5 )〜ST
ATUS=7(S8 )まで順次変化させて同図(b)
 に示す組合せについて同期がとれるまで設定を繰り返
す。それでもなお、同期のとれない場合は(S11)、
STATUSを初期状態、即ちSTATUS=0に戻し
て(S12)、上記同様にSTATUS=0(S5 )
〜STATUS=7(S8 )まで順次変化させて再度
同期をとりなおす。
【0036】このように上記第1の実施例では、上記同
期検出部11から同期検出情報が入力されるまで、それ
までの動作モードとは全く無関係にあらかじめ決められ
た順序に従い、上記各部に対して総ての設定動作モード
を順次設定変更するようにしたので、送信側で符号化率
を変更しても、受信側でこの変更に応じ手動により符号
化率の変更が不要となり、運用面での自動化が可能とな
る。
【0037】なお上記実施例では、例えば符号化率R=
3/4で動作していたとし、何らかの理由で同期はずれ
となった場合には、符号化率R=1/2から再度動作モ
ードが設定されるため再同期するまで時間を要すること
が考えられる。これに対し、制御部13において同期は
ずれとなる以前の符号化率(図3ではR′と示す)を記
憶しておき、同期はずれ後一定時間内はこの記憶してあ
る符号化率としたまま各部の他の動作モードの全ての組
合わせを順次設定していく方法もある。この場合でも一
定時間後は符号化率を変更し、送信側で符号化率を変更
した場合でも再同期を可能としている。
【0038】このような第2の実施例について図3に沿
って説明する。何らかの理由で同期はずれとなり(S3
 )、制御部13において同期はずれとなる以前の符号
化率R′(例えば、R=3/4あるいはR=1/2)と
して(S4 )、ある一定時間記憶するようにタイマー
をスタートさせる(S5 )。この状態で、上記ダミー
ビット挿入モードPH=0(S6 ), 上記位相回転
モードAMB=0(S7 )について同期判定を行う(
S8 )。同期がとれていれば(S9 )、デコーダ部
6へ入力され、ビタビ復号される。同期がとれていなけ
れば(S10)、上記位相回転モードAMB=1(S1
1)として同期判定を行い(S12)、同期がとれてい
れば(S13)、上記同様、デコーダ部6へ入力され、
ビタビ復号される。同期がとれていなければ(S14)
、上記ダミービット挿入モードPH=0であるか否かの
判定を行う(S15)。ダミービット挿入モードPH=
0であれば(S17)、PH=1とし(S18)、再度
位相回転モードAMB=0(S7 )から順次上記動作
を繰り返す。ダミービット挿入モードPH=0でなけれ
ば(S16)、PH=0として(S19)タイマー動作
を終了しているか否かを判定する(S20)。タイマー
動作を終了していなければ、上記同様、再度位相回転モ
ードAMB=0(S7 )から順次上記動作を繰り返す
(S21)。タイマー動作を終了していれば(S22)
、上記符号化率モードRM についてRM =0、即ち
R=1/2であるか否かを判定し(S23)、符号化率
モードRM =0でなければ(S24)、RM =0と
し、この符号化率モードをある一定時間記憶するように
タイマーをスタートさせ(S5 )、順次上記動作を再
度繰り返し行う(S27)。 符号化率モードRM =0であれば(S25)、RM 
=0とし、この符号化率モードをある一定時間記憶する
ようにタイマーをスタートさせ(S5 )、上記同様に
、順次上記動作を再度繰り返し行う(S27)。
【0039】このように上記第2の実施例では、デコー
ダ部6の同期が検出されていた状態での各部への設定動
作モードをあらかじめ記憶しておき、同期はずれ検出後
一定時間はこの記憶された設定モードに応じて、ある特
定の設定モードから総ての動作モードを順次設定変更す
るようにしたので、送信側で符号化率を変更しても、受
信側でこの変更に応じ手動により符号化率の変更が不要
となり、運用面での自動化が可能となる。また再同期す
るまでの時間を短縮することができる。
【0040】なお上記第1ないし第2の実施例では、符
号化率R=1/2とR=3/4の場合の自動可変を例に
とって説明したが、他の符号化率あるいは3種以上の符
号化率可変についても同様の考え方で符号化率自動可変
ビタビ復号器が実現でき、上記実施例と同様の効果を奏
する。
【0041】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る符号化率
自動可変ビタビ復号器によれば、同期検出部から同期検
出情報が入力されるまで、それまでの動作モードとは全
く無関係にあらかじめ決められた順序に従い、上記各部
に対して総ての設定動作モードを順次設定変更するよう
にしたので、送信側で符号化率を変更しても、受信側で
この変更に応じ手動により符号化率の変更が不要となり
、運用面での自動化が可能となる効果がある。
【0042】また何らかの理由で同期はずれとなった場
合には、デコーダ部の同期が検出されていた状態での各
部への設定動作モードをあらかじめ記憶しておき、同期
はずれ検出後一定時間はこの記憶された設定モードに応
じて、ある特定の設定モードから総ての動作モードを順
次設定変更するようにしたので、上記効果に加え、再同
期するまでの時間を短縮することもできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例による符号化率自動可
変ビタビ復号器を示す系統図である。
【図2】この発明の第1の実施例による制御部の動作を
示す制御フローチャート図である。
【図3】この発明の第2の実施例による制御部の動作を
示す制御フローチャート図である。
【図4】従来の符号化率可変ビタビ復号器の構成を示す
構成図である。
【図5】従来の制御部の動作を示す制御フローチャート
図である。
【図6】従来の畳み込み符号化器の構成を示す構成図で
ある。
【図7】パンクチャード符号化および復号の際のダミー
ビット挿入方法を示す図である。
【図8】畳み込み符号化器およびビダビ復号器を用いた
ディジタル通信の構成系統図である。
【図9】既知符号パターンによる位相不確定除去の方法
を示す説明図である。
【符号の説明】
1    入力データおよびクロック(P,Q,CLK
I)2    位相回転部 3    位相回転部出力データ 4    ダミーデータ挿入部 5    ダミーデータ挿入部出力データ6    デ
コーダ部 7    出力データ 8    クロック発生部 9    クロック発生部で生成された出力クロック1
0  デコーダ部からの同期検出判定用情報11  同
期検出部 12  同期検出信号(LOCK  ON)13  図
5に示す制御を行う制御部 14  位相回転制御信号(AMB) 15  ダミーデータ挿入位相制御信号(DUMMY 
 PH) 16  制御部13より出力される符号化率制御信号1
7  外部より設定される符号化率制御信号(RATE
) 18  畳み込み符号器 19  変調器 20  送信側 21  伝送路 22  復調器 23  ビタビ復号器 24  受信側

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  入力するPおよびQのデータの位相不
    確定を除去する位相回転部と、該位相回転部出力のデー
    タに対しパンクチャード符号化方式に従いダミーデータ
    を挿入するダミーデータ挿入部と、該ダミーデータ挿入
    部出力よりビタビ復号方式に従いデータの復号を行うデ
    コーダ部と、該デコーダ部からの同期検出用情報を入力
    しデコーダ部の同期を検出する同期検出部と、上記ダミ
    ーデータ挿入部およびデコーダ部へ送出するクロックを
    入力クロックより生成するクロック発生部とを備えたビ
    タビ復号器において、上記同期検出部から同期検出情報
    が入力されるまで、それまでの動作モードとは無関係に
    あらかじめ決められた順序に従い、上記各部に対して総
    ての設定動作モードを順次設定変更するよう制御する制
    御部とを備えたことを特徴とするビタビ復号器。
  2. 【請求項2】  上記制御部は、上記デコーダ部の同期
    が検出されていた状態での各部への設定動作モードをあ
    らかじめ記憶しておき、同期はずれ検出後一定時間はこ
    の記憶された設定モードに応じて、ある特定の設定モー
    ドから総ての動作モードを順次設定変更するよう制御す
    ることを特徴とする請求項1記載のビタビ復号器。
JP13583791A 1991-05-10 1991-05-10 ビタビ復号器 Expired - Fee Related JP2786342B2 (ja)

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