JP2000278342A - デジタル放送受信機 - Google Patents

デジタル放送受信機

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JP2000278342A
JP2000278342A JP11081805A JP8180599A JP2000278342A JP 2000278342 A JP2000278342 A JP 2000278342A JP 11081805 A JP11081805 A JP 11081805A JP 8180599 A JP8180599 A JP 8180599A JP 2000278342 A JP2000278342 A JP 2000278342A
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Toshiya Iwasaki
利哉 岩▲崎▼
Hiroshi Nakajima
洋 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低C/N時においても、高精度で同期捕捉が
可能なデジタル放送受信機を提供する。 【解決手段】 複数の変調方式から成るデータ信号部分
に、データ信号部分の制御情報信号を含む特定の変調方
式から成る同期信号部分を多重して成るデジタル変調信
号を受信する受信手段と、受信信号の中から前記特定の
変調方式の信号を検出し、検出された該変調方式の信号
を用いて前記受信信号に対して同期捕捉をかける同期捕
捉手段と、同期捕捉手段から出力された前記受信信号を
ビタビアルゴリズムに基づきビタビ復号化を行う復号手
段521と、を備え、同期信号部分のみを復号手段521によ
って復号化した後、その復号化した制御情報信号に基づ
き受信信号を復号手段521によって復号化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル放送受信
機に関し、特に、複数の変調方式から成るデータ信号部
分に、データ信号部分の制御情報信号を含む特定の変調
方式から成る同期信号部分を多重して成るデジタル変調
信号を受信し、その受信信号をビタビアルゴリズムに基
づきビタビ復号する構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の変調方式から成るデータ信
号部分に、データ信号部分の制御情報信号を含む特定の
変調方式から成る同期信号部分を多重して成るデジタル
変調信号を受信するデジタル放送受信機では、送信側か
ら誤り訂正符号化を行ってデジタル伝送されたデータを
受信している。
【0003】そして、そのデジタル伝送において使用さ
れる誤り訂正符号には、種々のものがあるが、その中で
も誤り率の高い劣悪な通信路においては、畳み込み符号
が有効な符号として用いられている。畳み込み符号は、
ビタビアルゴリズムに基づきビタビ復号が可能である。
【0004】例えば、衛星デジタル放送受信機等の場合
には、データ信号部分が、TC8PSK変調方式(トレ
リス符号化8相位相シフトキーイング変調方式,PS
K:phase shift keying)、QPSK変調方式(4相位
相シフトキーイング変調方式)、及びBPSK変調方式
(2相位相シフトキーイング変調方式)のいずれかの変
調方式であり、スロット制御や伝送方式に関する制御情
報を示す伝送多重制御信号(以下、TMCC信号と略記
する)を含むBPSK変調方式から成る同期信号部分が
多重されているデジタル変調信号を受信し、ビタビ・ト
レリス復号器によって復号化している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】斯かる衛星デジタル放
送受信機では、受信信号の同期捕捉(周波数引込み)を
行い、同期信号部分を検出して上記TMCC信号を復号
している。
【0006】そして、TMCC信号を正確に復号するま
では、データ信号部分がいかなる変調方式の信号で伝送
されているかわからないため、従来では予め決めておい
た所定の設定変調方式(例えば、TC8PSK変調方
式)であると、仮定して受信信号の復号を行っていた。
【0007】しかしながら、実際に送信側から伝送され
てくるデータ信号部分の変調方式が設定変調方式と異な
っている場合には、データ信号部分を正常に復号でき
ず、誤り訂正エラーが発生する虞れがあった。
【0008】即ち、データ信号部分を正常に復号するた
めには、ビタビ・トレリス復号器において、TC8PS
K変調信号であればトレリス復号し、QPSK変調信号
であれば符号化率に応じてデパンクチャード処理した後
ビタビ復号し、BPSK変調信号ではビタビ復号しなけ
ればならない。
【0009】一方、ビタビ復号では、復号させる信号部
分の前後の信号部分を用いて誤り訂正を行っているた
め、データ信号部分を正常に復号できない状態でTMC
C信号を復号した際に間違った誤り訂正が行われ、TM
CC信号も正常に復号できない虞れがあった。
【0010】そこで、本発明は、係る問題を解決するた
めになされたものであり、その目的はデータ信号部分の
状態に関係なくTMCC信号を正常に復号可能なデジタ
ル放送受信機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の変調方
式から成るデータ信号部分に、該データ信号部分の制御
情報信号を含む特定の変調方式から成る同期信号部分を
多重して成るデジタル変調信号を受信する受信手段と、
受信信号の中から前記特定の変調方式の信号を検出し、
検出された該変調方式の信号を用いて前記受信信号に対
して同期捕捉をかける同期捕捉手段と、該同期捕捉手段
から出力された前記受信信号をビタビアルゴリズムに基
づきビタビ復号化を行う復号手段と、を備え、前記同期
信号部分のみを前記復号手段によって復号化した後、そ
の復号化した前記制御情報信号に基づき前記受信信号を
前記復号手段によって復号化することを特徴とする。具
体的には、予め設定された変調方式から成る置換データ
信号を発生させる置換データ発生手段と、前記受信信号
を該置換データ信号に置換して前記復号手段に入力する
置換制御手段と、を備え、前記置換制御手段は、前記復
号手段により前記制御情報信号が正常に復号化されるま
で、該制御情報信号の復号化に関係する領域を除く前記
受信信号を前記置換データ信号に置換して前記復号手段
に入力している。
【0012】この構成を用いることにより、制御情報信
号以外の信号部分による復号エラーによる影響を無く
し、復号手段での制御情報信号の復号化処理を正常に行
うことができる。
【0013】そして、前記置換制御手段は、少なくと
も、前記データ信号部分と、前記同期信号部分に含ま
れ、前記制御情報信号の前に配置される信号部分と、を
前記置換データ信号に置換する構成としても良い。また
は、前記受信信号は、送信側から複数のフレームを周期
単位として信号処理されて伝送され、該複数フレームの
各フレームの同期信号部分に第1同期語が配置されるデ
ジタル変調信号であって、前記置換制御手段は、少なく
とも、前記データ信号部分と、前記各フレームの同期信
号部分に含まれ、前記第1同期語の前に配置される信号
部分と、を前記置換データ信号に置換する構成としても
良い。更には、前記同期信号部分は、前記制御情報信号
の前後に同期語が配置されるデジタル変調信号であっ
て、前記置換制御手段は、前記データ信号部分と、前記
同期信号部分に含まれ、前記制御情報信号の前に配置さ
れる信号部分と、該制御情報信号の後に配置される同期
語信号部分と、を前記置換データ信号に置換する構成と
しても良い。
【0014】この構成を用いることにより、制御情報信
号の復号化に関係する領域を除く受信信号部分が所定の
置換データ信号に置換されたデータ信号に基づいて復号
手段でビタビ復号処理されることになる。
【0015】更に、前記データ信号部分の変調方式は、
トレリス符号化8相位相シフトキーイング変調方式、4
相位相シフトキーイング変調方式、及び2相位相シフト
キーイング変調方式のいずれかの変調方式であり、且
つ、前記同期信号部分の変調方式は、2相位相シフトキ
ーイング変調方式である。
【0016】前記復号手段は、前記受信信号をトレリス
復号して出力すると共に、ビタビアルゴリズムに基づき
ビタビ復号して出力するビタビ・トレリス復号器であ
る。
【0017】前記同期捕捉手段は、前記受信信号の中か
ら、前記特定の変調方式の信号を検出する検出手段と、
該変調方式の信号が検出された場合には、検出された該
変調方式の信号を用いて前記受信信号の周波数を引込む
ための同期捕捉をかけ、前記変調方式以外の信号が検出
された場合には、前記同期捕捉をホールド状態にする捕
捉手段と、を有する構成としても良い。そして、前記検
出手段は、前記受信信号の信号点位置が、コンスタレー
ション平面上において原点を中心とした対角にのみ位置
しているか否かを判別する領域判別手段と、該領域判別
手段により信号が前記対角の領域に位置していると判別
された受信信号のデータ列中から所定の同期語信号と同
じビットパターンを検出する同期ワードパターン検出手
段と、を備えている。これらの構成を用いることによ
り、同期信号部分を素早く検出することが可能となる。
【0018】また、前記所定の同期ワードは、前記受信
信号の各フレームの同期信号部分に含まれる第1同期語
である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した実施の形
態の衛星デジタル放送受信機について説明する。図1
は、本発明の実施の形態における衛星デジタル放送受信
機において受信される1フレーム分のデジタルデータの
構成を示す図であり、図2は、本発明の実施の形態にお
ける衛星デジタル放送受信機の主要部の概略構成を示す
ブロック図である。
【0020】先ず、図1を用いて衛星デジタル放送受信
機で受信するデジタルデータの概要について説明する。
【0021】図1を参照して、デジタルデータは、1フ
レームに39936シンボルを含む。ここで、シンボル
とは、1クロックに同期して受信される信号をいう。1
フレームの先頭部分は、TMCC信号(伝送多重制御信
号)と同期ワード信号(同期語信号)などで構成される
同期信号部分である。TMCC信号は、スロット制御や
伝送方式に関する制御情報を伝送する。同期ワード信号
のシンボル数(信号点数)は、合計40シンボルであ
る。同期信号部分の総シンボル数は、192であり、B
PSK変調信号として伝送される。また、BPSK変調
信号は1シンボルで1ビットのデータを伝送できるた
め、この同期信号部分では192ビットのデータが伝送
されることになる。尚、QPSK変調信号では1シンボ
ルで2ビットのデータが伝送可能であり、TC8PSK
変調信号では1シンボルで3ビットのデータが伝送可能
である。
【0022】ここで、送信側から伝送されてくるデジタ
ルデータは、送信側から複数フレームを周期単位として
信号処理されて伝送されてきたデジタル変調信号であっ
て、具体的には、8伝送フレームを1単位としている
(以下、この1単位をスーパーフレームと略記する)。
そして、同期ワード信号は、TMCC信号(128ビッ
トで構成されている)の前後に付加されており、スーパ
ーフレームの各フレームのTMCC信号の前に、伝送フ
レーム同期用の第1同期語(32ビットのうち後の20
ビットで表されている)が配置されている。また、スー
パーフレームの第1フレームのTMCC信号の後にのみ
配置されているのが、スーパーフレームの先頭フレーム
識別用の第2同期語(32ビットのうち後の20ビット
で表されている)である。尚、スーパーフレームの第2
フレームから第8フレームのTMCC信号の後には第3
同期語(32ビットのうち後の20ビットで表されてい
る)が配置されており、第3同期語は第2同期語の全ビ
ットを反転させた関係となっている。
【0023】そして、TMCC信号および同期ワード信
号に続いて、データ(映像部分、音声部分等)信号と、
キャリアロック用バースト信号とが交互に配置される。
各データのシンボル数は、203であり、各キャリアロ
ック用バースト信号のシンボル数は、4シンボルであ
る。キャリアロック用バースト信号は、BPSK変調信
号である。
【0024】203シンボルからなるデータ部分と4シ
ンボルからなるキャリアロック用バースト信号部分とを
1セットとして、連続する合計4セット((203+
4)×4シンボル)を、1スロットと呼ぶ。
【0025】スロットのそれぞれは、各種の変調方式で
変調されている。周波数引込み後、同期語を検出し、フ
レーム同期を取ってからTMCC信号部の内容を復号す
ることにより、どのような変調方式のデータがどのよう
な順番で送られているかが認識される。変調方式として
は、TC8PSK、QPSK、BPSKが挙げられる。
【0026】なお、変調方式の順番は、同一フレーム内
では、「TMCC信号+同期ワード信号」部分(以下、
同期信号部分と総称する)に続いて、位相数の多い変調
方式の順番(たとえば、8PSK→QPSK→BPS
K)とする。
【0027】次に、本発明の実施の形態における衛星デ
ジタル放送受信機1000の主要部の構成について図2
を用いて説明する。
【0028】図2に示す衛星デジタル放送受信機100
0は、チューナ500、同期捕捉回路100、同期ワー
ド検出回路510、復号処理回路520、およびタイミ
ングクロック発生回路530を含む。
【0029】チューナ500は、図1に示すデジタルデ
ータを受信する。同期捕捉回路100は、チューナ50
0の出力する信号に対して、同期信号部分の変調方式で
あるBPSK変調信号部分を用いて同期捕捉を行なう。
【0030】同期ワード検出回路510は、同期捕捉回
路100の出力を受け、スーパーフレームの先頭フレー
ムの同期信号部分に含まれる第1同期語および第2同期
語を検出すると共に、その絶対位相を検出する。同期ワ
ード検出回路510は、検出結果として、上記同期ワー
ド信号が定期的に検出されたか否かを示す周波数引込み
確認信号SGを出力する。たとえば、周波数引込み確認
信号SGは、上記同期ワード信号が定期的に検出された
場合は、「1」、その他の場合は、「0」に設定され
る。
【0031】また、同期ワード検出回路510は、検出
された上記同期ワード信号の絶対位相に基づいてコンス
タレーション平面における位相誤差を除去するための位
相回転量信号を同期捕捉回路100の位相回転回路10
8に出力している。
【0032】さらに、同期ワード検出回路510は、上
記同期ワード信号が定期的に検出された場合には、上記
同期ワード信号から実際のBPSK変調信号の位置を検
出して、正確なBPSKゲート信号G0(BPSK変調
信号の位置を示す信号)を出力する。たとえば、BPS
Kゲート信号G0は、BPSK変調信号については
「1」、その他の部分については「0」に設定される。
【0033】具体的には、“1”シンボル領域及び
“0”シンボル領域が、コンスタレーション平面におい
て略45度の位相範囲を有するように位相空間を分割し
たコンスタレーション、即ち図3に示すように、原点を
中心としてコンスタレーションを8つの位相空間に分割
した8相コンスタレーションに基づいて、いずれの領域
(A領域〜D領域)に同期信号部分の“1”シンボル及
び“0”シンボルが位置しているかによって、スーパー
フレームの先頭フレームの同期信号部分に含まれる第1
同期語及び第2同期語と、その絶対位相を検出してい
る。これにより、スーパーフレームの先頭フレームの同
期信号部分が検出されることになる。
【0034】ここで、A領域のそれぞれは、原点を中心
とした対角に位置し、I軸を含む。C領域のそれぞれ
は、原点を中心とした対角に位置し、Q軸を含む。原点
を中心とした対角に位置する領域であって、A領域とC
領域との間に位置する領域を、B領域、D領域とそれぞ
れ称する。そして、図中記号a1およびa2は、A領域
における“1”シンボル及び“0”シンボルの基準点
を、b1およびb2は、B領域における前記基準点を、
c1およびc2は、C領域における前記基準点を、d1
およびd2は、D領域における前記基準点をそれぞれ表
わす。尚、各領域の2つの基準点のいずれが、“1”シ
ンボル又は“0”シンボルの位置になるかによってそれ
ぞれ2通りの状態が発生することになる。
【0035】コンスタレーション平面上で考えると、1
クロック同期してI軸の値(I信号)およびQ軸の値
(Q信号)がそれぞれ1つ決まり、これが1シンボルに
なる。クロックに同期して、次々とコンスタレーション
平面上でシンボルが決定される。
【0036】復号処理回路520は、TMCC信号部分
を復号検出する処理や、受信した信号に対する誤り訂正
処理等を行なう。タイミングクロック発生回路530
は、クロックを発生する。同期捕捉回路100および同
期ワード検出回路510は、このクロックに同期して動
作する。
【0037】次に、図2に示す同期捕捉回路100の構
成の一例について、図4を用いて説明する。図4は、本
発明の実施の形態における同期捕捉回路100の構成の
一例を示すブロック図である。
【0038】図4を参照して、同期捕捉回路100は、
複素乗算回路102、ロールオフフィルタ104、ダウ
ンサンプリング回路106、位相回転回路108、BP
SK変調部検出回路110、データ切替スイッチ12
0、およびベースバンド信号出力回路122などを含
む。
【0039】複素乗算回路102は、チューナ500か
らの出力された信号、より具体的には、直交検波された
ベースバンド信号(I信号とQ信号と)を入力に受け
る。複素乗算回路102は、入力信号にキャリアずれ
(周波数ずれ)分を修正するための三角関数(SIN、
COS)を乗算して出力する。
【0040】ロールオフフィルタ104は、複素乗算回
路102の出力を受け、所定の伝送帯域幅成分だけを通
過させる。ダウンサンプリング回路106は、ロールオ
フフィルタ104の出力を入力信号として受け、入力信
号(シンボル)のサンプリング速度を下げる(たとえ
ば、半分の速度になる)。
【0041】位相回転回路108は、同期ワード検出回
路510で検出された同期ワード信号の絶対位相に基づ
いて位相回転量を設定し、ダウンサンプリング回路10
6から出力されるI信号およびQ信号の位相を設定位相
回転量に基づいて変化させ、その位相変換後のI信号お
よびQ信号を同期ワード検出回路510へ出力してい
る。
【0042】BPSK変調部検出回路110は、ダウン
サンプリング回路106から出力されるI信号およびQ
信号を受けて、同期信号部分の変調方式であるBPSK
変調部分を検出する。BPSK変調部検出回路110
は、BPSK変調部分を検出した場合は、検出したBP
SK変調部分の位置を示すBPSKゲート信号G1を出
力する。BPSKゲート信号G1は、BPSK変調部分
については「1」、その他の部分については「0」に設
定されるものとする。
【0043】ベースバンド信号出力回路122は、所定
のI信号およびQ信号を出力する。データ切替スイッチ
120は、ベースバンド信号出力回路122から受ける
所定のI信号およびQ信号、またはダウンサンプリング
回路106の出力するI信号およびQ信号を切替えて出
力する。データ切替スイッチ120の切替は、BPSK
変調部検出回路110から受けるBPSKゲート信号G
1、ならびに同期ワード検出回路510から受けるBP
SKゲート信号G0および周波数引込み確認信号SGに
基づき制御される。
【0044】より具体的には、データ切替スイッチ12
0は、周波数の引込みが完了するまで(周波数引込み確
認信号SGが「0」)は、BPSKゲート信号G1が
「1」の場合(BPSK変調部分が検出された場合)
は、ダウンサンプリング回路106から出力されるI信
号およびQ信号を出力し、その他の場合(BPSKゲー
ト信号G1が「0」)は、ベースバンド信号出力回路1
22から出力される所定のI信号およびQ信号を出力す
る。
【0045】また、データ切替スイッチ120は、周波
数の引込みが完了した後(周波数引込み確認信号SGが
「1」)は、BPSKゲート信号G0が「1」の場合
は、ダウンサンプリング回路106から出力されるI信
号およびQ信号を出力し、その他の場合(BPSKゲー
ト信号G0が「0」)は、ベースバンド信号出力回路1
22から出力される所定のI信号およびQ信号を出力す
る。
【0046】さらに、同期捕捉回路100は、キャリア
位相検出回路124、キャリアループフィルタ126、
NCO回路128およびSIN/COS回路130を含
んでいる。
【0047】キャリア位相検出回路124は、データ切
替スイッチ120から受けるI信号およびQ信号と、1
クロック前に受けたI信号およびQ信号とを比較し、位
相角の差を求る。これにより受信した信号の周波数ずれ
が検出される。なお、キャリア位相検出回路124は、
伝送方式指定信号SKとして、8PSK、QPSK、ま
たはBPSKを指定する信号を受ける。キャリア位相検
出回路124は、伝送方式指定信号SKに応答して、位
相検出する範囲を変化させる。伝送方式指定信号SK
は、たとえば、通常の場合は、BPSK変調部分を用い
て同期捕捉を行うように指示する。
【0048】また、キャリア位相検出回路124を、デ
ータ切替スイッチ120から受けるI信号およびQ信号
の位相をそのまま出力するように構成してもよい。この
場合、同期捕捉回路100は、出力される位相を0にす
る方向にはたらく(出力される位相を、一番近い位相の
基準点に合わせる方向にはたらく)。
【0049】キャリアループフィルタ126は、キャリ
ア位相検出回路124から出力される周波数ずれにおい
て、低域成分のみを通過させる。これにより、徐々に周
波数ずれを修正することが可能となる。
【0050】NCO回路128は、数値制御発振器に相
当する。SIN/COS回路130は、NCO回路12
8からの出力される数値に合わせて、SIN/COS関
数を複素乗算回路102に出力する。
【0051】キャリア位相検出回路124において、I
信号およびQ信号の変化が検知されない場合、周波数に
ずれがないと判断される。この結果、同期捕捉回路10
0は、ホールド状態となり、チューナ500から受ける
I信号およびQ信号は、周波数修正されずに、スルーで
同期ワード検出回路510に伝送されることになる。
【0052】次に、BPSK変調部検出回路110につ
いて説明する。BPSK変調部検出回路110は、領域
判別回路112および同期ワードパターン検出回路11
4を含む。
【0053】領域判別回路112は、コンスタレーショ
ン平面上でのシンボルの信号点位置(領域)を判定す
る。ここで、コンスタレーション(信号点配置)と領域
判別との関係について、図5を用いて説明する。図5
は、コンスタレーションと、本発明の実施の形態におけ
る領域判別との関係を示す概念図である。
【0054】実施の形態では、“1”シンボル領域およ
び“0”シンボル領域が、コンスタレーション平面にお
いて略180度の位相範囲を有し、且つI軸およびQ軸
を基準に位相空間(領域)を分割したコンスタレーショ
ンに基づいて、図5に示す合計4通りの2相検出を行な
う。
【0055】より具体的には、図5(a)〜(d)に示すよう
に、Q軸をスライス基準として2つの位相空間に分割し
たもの(図5(a)および(b))、I軸をスライス基準とし
て2つの位相空間に分割したもの(図5(c)および(d))
を用意する。
【0056】領域判別回路112は、4ビットの領域判
別信号(BT1、BT2、…、BT4)を出力する。図
5の各コンスタレーション平面上に記載した記号1およ
び記号0は、それぞれ“1”シンボル領域および“0”
シンボル領域を表しており、領域判別回路112による
領域判別信号の値をそれぞれ示す。
【0057】たとえば、ビットBT1は、信号が、Q軸
の左半面の領域に位置する場合に1に設定され、それ以
外の場合は0に設定される(図5(a))。また、ビット
BT2は、信号が、Q軸の右半面の領域に位置する場合
に1に設定され、それ以外の場合は0に設定される(図
5(b))。ビットBT3およびビットBT4のそれぞれ
は、図5(c)および図5(d)にそれぞれ対応している。同
期ワードパターン検出回路114は、4ビットの領域判
別信号に基づき、同期ワード信号の部分を検出する。
【0058】以上のように、領域判別回路112では、
I軸およびQ軸を基準に位相空間を分割したコンスタレ
ーションに基づいて信号点位置を判別しているので、ダ
ウンサンプリング回路106から出力されるI信号およ
びQ信号がそれぞれ正値か負値かによって信号点位置が
図5(a)〜(d)に示すいずれの領域に位置しているか判別
することができ、判別のための回路構成を簡略化するこ
とが可能となる。
【0059】図6は、本発明の実施の形態における同期
ワードパターン検出回路114の具体的構成の一例を示
す図である。図6を参照して、同期ワードパターン検出
回路114は、比較回路116a〜116d、およびB
PSKゲート信号作成用カウンタ/BPSKゲート信号
作成回路118を含む。
【0060】比較回路116a〜116dのそれぞれ
は、領域判別信号の各ビットに対応して設けられる。比
較回路116a〜116dのそれぞれは、対応するビッ
トの列と、予め用意した同期ワード信号を判別するため
の同期ワード信号パターンとを比較する。この比較にお
いて、所定シンボル数以上が一致した場合、同期ワード
信号部分を検出したものとみなして、同期パターン検出
信号を出力する。
【0061】ここで、予め用意した同期ワード信号と
は、受信信号の各フレームの同期信号部分に含まれる第
1同期語を指している。尚、本実施形態例ではTMCC
信号の後に配置されているスーパーフレーム識別用の第
2同期語については、比較回路116a〜116dでの
比較は行っていない。
【0062】同期ワード信号が検出された場合、図1に
示すデータ構成の場合、BPSK変調部分の位置が確定
する(たとえば、同期信号部分およびキャリアロック用
バースト信号部分)。したがって、BPSKゲート信号
用カウンタ/BPSKゲート信号作成回路118は、比
較回路116a〜116dから受けるで同期パターン検
出信号をトリガとして、内部カウンタをまわすことによ
り、BPSKゲート信号G1を作成する。
【0063】低C/N時、周波数引込み前では、受信シ
ンボルの集合はコンスタレーション上の基準点から大き
く広がり、かつ回転している。しかし、4通りの2相検
出のなかでの、1つでも同期ワード信号のパターンが検
出された場合には、BPSKゲート信号G1の作成が可
能となる。
【0064】これにより、同期捕捉回路100は、周波
数の引込み前、および引込み完了後において、BPSK
変調部分に基づき同期捕捉をかけることが可能となる。
【0065】次に、図2に示す復号処理回路520の構
成について、図7を用いて説明する。図7は、本発明の
実施形態における復号処理回路520の構成の一例を示
すブロック図である。
【0066】図7を参照して、復号処理回路520は、
ビタビ・トレリス復号回路521と、リードソロモン復
号回路522と、置換データ発生回路523と、置換期
間制御回路524と、及びデータセレクタ525などを
含む。
【0067】ビタビ・トレリス復号回路521は、同期
ワード検出回路510からの出力を受けて、受信信号を
トレリス復号すると共に、ビタビアルゴリズムに基づき
ビタビ復号して復号化信号を出力している。これは、受
信信号が伝送路で生じた誤りがあるトレリス符号化又は
畳み込み符号化信号系列となっているため、この信号系
列を変調方式に応じて復号を行うためである。
【0068】リードソロモン復号回路522は、ビタビ
・トレリス復号回路521からの復号化信号が入力さ
れ、リードソロモン復号して復号化信号を出力すると共
に、復号が正常に終了せず誤りが訂正されていたに状態
を示すリードソロモン復号エラー信号を出力し、この復
号エラー信号を置換期間制御回路524に入力してい
る。これは、送信側から伝送されてくるデジタルデータ
が、受信機側での誤り訂正能力を向上させるために、外
符号のリードソロモン符号化を行った後、内符号として
トレリス符号化又は畳み込み符号化を行った信号を位相
シフトキーイング変調処理されたデータであるためであ
る。ここで、置換期間制御回路524に入力される復号
エラー信号は、ビタビ・トレリス復号回路521での復
号化処理が正常に終了したかどうかを検出するために用
いている。
【0069】置換データ発生回路523は、同期ワード
検出回路510から出力されるBPSKゲート信号G0
が入力され、このゲート信号G0を基準に予め格納され
ている所定の置換データ信号を送出している。具体的に
は本実施例では、受信信号のスーパーフレームの先頭フ
レームに対しては、データ信号部分を「0」(16進
数)のBPSK変調信号データに、TMCC信号の前に
配置される同期信号部分の32ビットを「035ecd
28」(16進数)のBPSK変調信号データに、第2
同期語を「0b677」(16進数)のBPSK変調信
号データに置換し、その他の信号部分は実際の受信信号
データを出力している。そして、スーパーフレームの第
2〜第8フレームに対しては、TMCC信号の前に配置
される同期信号部分の32ビットを先頭フレームを同様
に置換し、データ信号部分は、第3同期語の後に配置さ
れるデータ信号部分の先頭の12ビットを「26b」
(16進数)のBPSK変調信号データに、その他のデ
ータ信号部分を「0」(16進数)のBPSK変調信号
データに置換し、さらに、第3同期語を「f4988」
(16進数)のBPSK変調信号データに置換してい
る。ここで、上記した「035ecd28」のうち、後
ろ20ビットに相当する「ecd28」は第1同期語の
置換データ信号である。これは、TMCC信号以外の信
号部分による復号エラーによる影響を無くし、ビタビ・
トレリス復号回路521でのTMCC信号の復号化処理
が正常に終了させるためである。
【0070】ここで、第2同期語或いは第3同期語の後
に配置されるデータ信号部分の先頭の12ビットは、第
2同期語或いは第3同期語を復号する際に必要となるた
め、第2同期語の後を「000」に置換し、第3同期語
の後を「26b」に置換しているのは、ビタビ・トレリ
ス復号回路521で第2同期語或いは第3同期語を所定
の値に復号させるためである。
【0071】尚、置換データ信号として、上記した場合
に限る必要はなく、TMCC信号の復号化に関係する領
域を除く受信信号を置換信号データに置換すればよい。
従って、少なくともデータ信号部分と、そのデータ信号
部分の後に配置され、復号時にデータ信号部分の影響を
受ける同期信号部分の12ビットの信号部分とは、置換
データ信号に置換する必要がある。但し、TMCC信号
の後に配置され、第2同期語若しくは第3同期語の前の
12ビットの信号部分については、TMCC信号の復号
に必要となるため置換データ信号に置換せず、受信信号
を使用している。第1同期語乃至第3同期語について
は、送信側から伝送されてくるデータが決まっているた
め、そのデータを置換データ信号に用いている。
【0072】また、データ信号部分の置換データ信号と
して「0」を用いているのは、畳み込み符号によって値
が変化しないことと、コンスタレーション平面における
BPSK変調信号でのI信号及びQ信号の値が、Iが
「1f」(16進数)、Qが「0」(16進数)となり
処理が簡単化されるためである。
【0073】置換期間制御回路524は、同期ワード検
出回路510から周波数引込み確認信号SGと、BPS
Kゲート信号G0と、リードソロモン復号エラー信号と
が入力されており、周波数引込み確認信号SGが「1」
であり、且つ、リードソロモン復号エラー信号が「0」
(「1」の場合には、リードソロモン復号エラーの状態
を表している)の場合には、BPSKゲート信号G0に
基づいて置換指示信号を「0」とし、その他の場合には
「1」をセレクタ525に出力している。これにより、
TMCC信号が正常にビタビ復号されるまで、置換デー
タ発生回路523からの出力信号に基づき復号化される
ことになる。
【0074】データセレクタ525は、置換期間制御回
路524から入力される置換信号が「1」の場合には、
セレクタ525に入力されている置換データ発生回路5
23からの入力信号を出力し、置換信号が「0」の場合
には、セレクタ525に入力されている受信信号をその
まま出力している。そして、置換期間制御回路524及
びデータセレクタ525により、受信信号を置換データ
信号に置換してビタビ・トレリス復号回路521に入力
する置換制御手段を構成している。
【0075】そして、ビタビ・トレリス復号回路521
には、後述するセレクタ525からの信号が入力され、
リードソロモン復号回路522により復号されたTMC
C信号に基づき検出されたデータ信号部分の変調方式デ
ータが入力されている。これにより、TMCC信号の復
号した後、データ信号部分を入力された変調方式データ
に基づいて復号化を行っている。
【0076】上記実施の形態の説明は、本発明を説明す
るためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を
限定し、或いは範囲を減縮する様に解すべきではない。
又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許
請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能で
ある。
【0077】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、制御情
報信号以外の信号部分による復号エラーによる影響を無
くし、復号手段での制御情報信号の復号化処理を正常に
行うことができる。また、受信した信号の同期信号部分
の変調信号を用いて周波数の引込みを行なうため、周波
数の引込み範囲が広がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における衛星デジタル放送
受信機において受信される1フレーム分のデジタルデー
タの構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態における衛星デジタル放送
受信機1000の主要部の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態における同期ワード検出回
路510の内容を説明するための、コンスタレーション
平面における位相分割したシンボル領域を示す概念図で
ある。
【図4】本発明の実施の形態における同期捕捉回路10
0の構成の一例を示すブロック図である。
【図5】コンスタレーションと、本発明の実施の形態に
おける領域判別との関係を示す概念図である。
【図6】本発明の実施の形態における同期ワードパター
ン検出回路114の具体的構成の一例を示す図である。
【図7】本発明の実施形態における復号処理回路520
の具体的構成の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 同期捕捉回路(同期捕捉手段) 102 複素乗算回路 104 ロールオフフィルタ 106 ダウンサンプリング回路 108 位相回転回路(位相回転手段) 110 BPSK変調部検出回路 112 領域判別回路(領域判別手段) 114 同期ワードパターン検出回路(同期ワードパタ
ーン検出手段) 120 データ切替スイッチ 122 ベースバンド信号出力回路 124 キャリア位相検出ブロック 126 キャリアループフィルタ 128 NCO回路 130 SIN/COS回路 500 チューナ 510 同期ワード検出回路(同期ワード検出手段) 520 復号処理回路 521 ビタビ・トレリス復号回路(復号手段) 522 リードソロモン復号回路 523 置換データ発生回路(置換データ発生手段) 524 置換期間制御回路 525 データセレクタ 530 タイミングクロック発生回路 1000 衛星デジタル放送受信機
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 7/08 H04N 5/44 K 5K028 H04N 5/44 H03M 13/12 5K047 7/08 H04N 7/08 Z 5K061 7/081 (72)発明者 中島 洋 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5C025 BA03 BA13 DA01 DA04 5C063 AB03 AB05 CA12 CA14 DA07 5J065 AB01 AC02 AD10 AE07 AF02 AG05 AH10 AH15 AH18 AH23 5K004 AA05 FA03 FA05 FA06 FB01 FD05 FJ01 FJ17 5K014 AA01 BA11 EA01 HA06 HA10 5K028 AA15 BB05 CC05 DD01 DD02 EE05 FF13 KK12 MM12 MM16 NN05 RR04 SS14 5K047 AA01 AA12 CC08 EE02 HH02 HH12 LL15 MM13 MM15 5K061 AA04 AA11 BB06 CC00 CD04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の変調方式から成るデータ信号部分
    に、該データ信号部分の制御情報信号を含む特定の変調
    方式から成る同期信号部分を多重して成るデジタル変調
    信号を受信する受信手段と、受信信号の中から前記特定
    の変調方式の信号を検出し、検出された該変調方式の信
    号を用いて前記受信信号に対して同期捕捉をかける同期
    捕捉手段と、該同期捕捉手段から出力された前記受信信
    号をビタビアルゴリズムに基づきビタビ復号化を行う復
    号手段と、を備え、 前記同期信号部分のみを前記復号手段によって復号化し
    た後、その復号化した前記制御情報信号に基づき前記受
    信信号を前記復号手段によって復号化することを特徴と
    するデジタル放送受信機。
  2. 【請求項2】 予め設定された変調方式から成る置換デ
    ータ信号を発生させる置換データ発生手段と、前記受信
    信号を該置換データ信号に置換して前記復号手段に入力
    する置換制御手段と、を備え、 前記置換制御手段は、前記復号手段により前記制御情報
    信号が正常に復号化されるまで、該制御情報信号の復号
    化に関係する領域を除く前記受信信号を前記置換データ
    信号に置換して前記復号手段に入力することを特徴とす
    る請求項1に記載のデジタル放送受信機。
  3. 【請求項3】 前記置換制御手段は、少なくとも、前記
    データ信号部分と、前記同期信号部分に含まれ、前記制
    御情報信号の前に配置される信号部分と、を前記置換デ
    ータ信号に置換することを特徴とする請求項2に記載の
    デジタル放送受信機。
  4. 【請求項4】 前記受信信号は、送信側から複数のフレ
    ームを周期単位として信号処理されて伝送され、該複数
    フレームの各フレームの同期信号部分に第1同期語が配
    置されるデジタル変調信号であって、 前記置換制御手段は、少なくとも、前記データ信号部分
    と、前記各フレームの同期信号部分に含まれ、前記第1
    同期語の前に配置される信号部分と、を前記置換データ
    信号に置換することを特徴とする請求項3に記載のデジ
    タル放送受信機。
  5. 【請求項5】 前記同期信号部分は、前記制御情報信号
    の前後に同期語が配置されるデジタル変調信号であっ
    て、 前記置換制御手段は、前記データ信号部分と、前記同期
    信号部分に含まれ、前記制御情報信号の前に配置される
    信号部分と、該制御情報信号の後に配置される同期語信
    号部分と、を前記置換データ信号に置換することを特徴
    とする請求項2に記載のデジタル放送受信機。
  6. 【請求項6】 前記データ信号部分の変調方式は、トレ
    リス符号化8相位相シフトキーイング変調方式、4相位
    相シフトキーイング変調方式、及び2相位相シフトキー
    イング変調方式のいずれかの変調方式であり、且つ、前
    記同期信号部分の変調方式は、2相位相シフトキーイン
    グ変調方式であることを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれかに記載のデジタル放送受信機。
  7. 【請求項7】 前記復号手段は、前記受信信号をトレリ
    ス復号して出力すると共に、ビタビアルゴリズムに基づ
    きビタビ復号して出力するビタビ・トレリス復号器であ
    ることを特徴とする請求項6に記載のデジタル放送受信
    機。
  8. 【請求項8】 前記同期捕捉手段は、前記受信信号の中
    から、前記特定の変調方式の信号を検出する検出手段
    と、該変調方式の信号が検出された場合には、検出され
    た該変調方式の信号を用いて前記受信信号の周波数を引
    込むための同期捕捉をかけ、前記変調方式以外の信号が
    検出された場合には、前記同期捕捉をホールド状態にす
    る捕捉手段と、を有していることを特徴とする請求項1
    乃至7のいずれかに記載のデジタル放送受信機。
  9. 【請求項9】 前記検出手段は、前記受信信号の信号点
    位置が、コンスタレーション平面上において原点を中心
    とした対角にのみ位置しているか否かを判別する領域判
    別手段と、該領域判別手段により信号が前記対角の領域
    に位置していると判別された受信信号のデータ列中から
    所定の同期語信号と同じビットパターンを検出する同期
    ワードパターン検出手段と、を備えていることを特徴と
    する請求項8に記載のデジタル放送受信機。
  10. 【請求項10】 前記所定の同期ワードは、前記受信信
    号の各フレームの同期信号部分に含まれる第1同期語で
    あることを特徴とする請求項9に記載のデジタル放送受
    信機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100515287B1 (ko) * 2002-12-06 2005-09-20 한국전자통신연구원 동기 신호 검출 장치
JP2008048453A (ja) * 2007-10-17 2008-02-28 Fujitsu Ten Ltd 受信装置および受信方法

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