JPH0433527Y2 - - Google Patents

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JPH0433527Y2
JPH0433527Y2 JP1986179066U JP17906686U JPH0433527Y2 JP H0433527 Y2 JPH0433527 Y2 JP H0433527Y2 JP 1986179066 U JP1986179066 U JP 1986179066U JP 17906686 U JP17906686 U JP 17906686U JP H0433527 Y2 JPH0433527 Y2 JP H0433527Y2
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JP
Japan
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polishing
yoke
core
magnetic head
thin film
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JP1986179066U
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JPS6384711U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、複数トラツクを有する薄膜磁気ヘ
ツドに係り、特に、薄膜磁気ヘツドの製造工程に
おいて、各トラツクのデプス量を均一に加工する
ための研摩をマークを設けた薄膜磁気ヘツドに関
するものである。
(ロ) 従来技術 複数トラツクを有する薄膜磁気ヘツドの研摩マ
ークとしては、例えば、第3図および第4図の要
部拡大平面図に示すように形成されたものがあ
る。
第3図の研摩マーク1は、薄膜磁気ヘツドのコ
アまたはヨーク2の位置する箇所の両端の外側
に、それぞれ設けられている。この研摩マーク1
はコアまたはヨーク2を研摩する方向(矢印で
示している)に、それぞれ階段状に突出させたマ
ーク部分1a〜1eが形成されている。このよう
に表示されている研摩マーク1の例えば、マーク
部分1eが所定のデプス量の位置と仮定すると、
この研摩マーク1を、順次確認をしながら研摩加
工を施し、マーク部分1eの先端が削り取られ完
全にみえなくなつた時に、研摩加工を終了する。
このように、研摩マーク1の各マーク部分1a〜
1eの先端が、研摩加工の進行に伴なつて順次削
り取られ消えて行く状態を確認しながら、各トラ
ツクのデプス量が均一になるように加工を施する
ようになつている。
第4図は、三角形状をした研摩マーク11を、
薄膜磁気ヘツドのコアまたはヨークの位置する箇
所の両端の外側に、それぞれ設けたものである。
この三角形状の研摩マーク11の頂点11aを所
定のデプス量の位置とし、この研摩マーク11が
削り取られて行く状態、すなわち、三角形の底面
11b側から順次研摩されて、その三角形が次第
に小さくなつて行く状態を確認しながら、頂点1
1aが見えなくなる位置まで研摩加工を施し、各
トラツクのデプス量を均一にするものである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上記した従来のものにおいては、その
いずれもがコアまたはヨークの位置する箇所の両
端の外側に研摩マークがそれぞれ設けられている
ため、研摩加工時において、この両研摩マークに
合せても、各トラツクのデプス量が均一に加工で
きない場合がある。
すなわち、第5図の平面図に示すように、コア
またはヨーク2の位置する箇所の両端の外側に設
けられている研摩マーク1,1に位置合せを行な
い、矢印方向から研摩加工を開始する。この研
摩加工は、研摩マーク1の○イの位置から○ロの位置
に至るまでの間は、機械研摩によつて行なわれ、
次の○ロの位置から○ハの所定のデプス量の位置まで
を、テープ研摩による加工を行なつている。
しかし、このテープ研摩にる仕上げの段階にお
いて、研摩マーク1に近い両端では、所定のデプ
ス量の位置に研摩されるが、中央付近に配列され
たコアまたはヨーク2においては、研摩用テープ
の弛み等によつて、所定のデプス量の位置○ハに研
摩されず、例えば、○ニで示すような研摩状態とな
る虞れがあつた。また、このような研摩状態が生
じても、研摩マーク1が両側に設けられているた
めに、研摩加工時に、その状態を確認することが
むずかしく、各トラツク間において特性のばらつ
きが生じるという欠点があつた。
さらに、上記した、研摩マーク1が両端に離れ
て設けられているために研摩時に正確に確認しに
くいという欠点に加えて研摩マーク自体の読み取
りがむずかしいという欠点があつた。
この考案の目的は、上記従来例の欠点を解消し
た研摩マークを設けた薄膜磁気ヘツドを提供する
ことにある。
(ニ) 問題を解決するための手段 この考案に係る薄膜磁気ヘツドは、複数トラツ
クを有する薄膜磁気ヘツドにおいて、該薄膜磁気
ヘツドの両端および中央に位置するコアまたはヨ
ークの研磨マークを所定のデプス量の位置を表示
するパターンにて形成するとともに、それ以外に
位置するコアまたはヨークの研磨マークを、中央
方向に向かつて順次階段状に、かつ中央に位置す
るコアまたはヨークを境にして左右対称に突出量
を増加させ所定のデプス量の位置に至る研磨加工
時の目安となる表示パターンにて形成することに
よつて問題の解決を図るものである。
(ホ) 作用 コアまたはヨーク自体に研摩マークを形成する
ことにより各コアまたヨークを、所定のデプス量
の位置に研摩加工を施すことができ、各トラツク
間における特性のばらつきをなくすことができ
る。
(ヘ) 実施例 この考案に係る薄膜磁気ヘツドの実施例を第1
図および第2図に基づいて説明する。第1図は薄
膜磁気ヘツドの構成の要部を示す平面図、第2図
は第2図のA−A線を断面した側面図で、所定の
デプス量の位置に研摩加工を施した状態を示すも
のである。
薄膜磁気ヘツドの製造工程のコアまたはヨーク
2を形成する時に、研摩マークの部分を各コアま
たはヨーク2自体に形成する。この各コアまたは
ヨーク2に形成された研摩マークは、中央に配列
されたコアまたはヨーク2に形成した研摩12a
と、両側に配列されたコアまたはヨークに2形成
した研摩マーク12bとを、所定のデプス量の位
置を示すように設けている。また、それ以外のコ
アまたはヨーク2に形成した研摩マーク12c
は、研摩加工する際に研摩加工の度合を確認する
ことができるようにするために、中央に配列され
たコアまたはヨーク2を境にして左右対称に、か
つ階段状に形成している。
なお、図において、3はコイル、4は下部磁性
層、5はギヤツプである。また、点線○ハは、所定
のデプス量の位置、すなわち、研摩によつて、こ
の位置までデプスを削り込むようになつている。
以上の実施例から明らかなように、研摩マーク
を形成したコアまたはヨーク2は、複数トラツク
を有する薄膜磁気ヘツドの中央および両端に配列
したものが、所定のデプス量のコア長(またはヨ
ーク長)に設定されているから、この位置○ハまで
デプスを削り込むことにより、各コアまたはヨー
クを均一に研摩加工することができる。
また、中央に配列されたコアまたはヨークの部
分を境にして、左右対称にかつ階段状に研摩マー
クの表示を変えることにより、研摩加工時におい
て、左右のバランスを取りながら研摩を施すこと
ができ、各コアまたはヨークのデプス量を均一に
することができる。
(ト) 考案の効果 この考案に係る薄膜磁気ヘツドによれば、コア
またはヨーク自体が研摩マークを構成しているの
で、デプス量が明確化でき、各トラツクのデプス
量が均一に加工することができ、記録、再生ヘツ
ド特性の向上を図ることができ、かつトラツク間
のばらつきをおさえることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、この考案の実施例を示
すもので、第1図は平面図、第2図は第1図のA
−A線断面側面図である。第3図乃至第5図は、
従来例を示すもので、第3図および第4図は要部
拡大平面図、第5図は研摩状態を説明するための
平面図である。 1,11……研摩マーク、12a,12b,1
2c……研摩マーク、2……コアまたはヨーク、
3……コイル、4……下部磁性層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数トラツクを有する薄膜磁気ヘツドにおい
    て、該薄膜磁気ヘツドの両端および中央に位置す
    るコアまたはヨークの研磨マークを所定のデプス
    量の位置を表示するパターンにて形成するととも
    に、それ以外に位置するコアまたはヨークの研磨
    マークを、中央方向に向かつて順次階段状に、か
    つ中央に位置するコアまたはヨークを境にして左
    右対称に突出量を増加させ所定のデプス量の位置
    に至る研磨加工時の目安となる表示パターンにて
    形成したことを特徴とする薄膜磁気ヘツド。
JP1986179066U 1986-11-22 1986-11-22 Expired JPH0433527Y2 (ja)

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JP1986179066U JPH0433527Y2 (ja) 1986-11-22 1986-11-22

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JP1986179066U JPH0433527Y2 (ja) 1986-11-22 1986-11-22

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Publication Number Publication Date
JPS6384711U JPS6384711U (ja) 1988-06-03
JPH0433527Y2 true JPH0433527Y2 (ja) 1992-08-11

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ID=31121788

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS545708A (en) * 1977-06-15 1979-01-17 Fujitsu Ltd Production of thin-film magnetic heads
JPS61240417A (ja) * 1985-04-17 1986-10-25 Seiko Epson Corp 磁気ヘツドの製造方法
JPS61243910A (ja) * 1985-04-20 1986-10-30 Sanyo Electric Co Ltd 薄膜磁気ヘツド

Family Cites Families (1)

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JPS6040970Y2 (ja) * 1975-06-06 1985-12-12 セイコーエプソン株式会社 集積磁気ヘツド

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JPS6384711U (ja) 1988-06-03

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