JPH0433498Y2 - - Google Patents

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JPH0433498Y2
JPH0433498Y2 JP12038985U JP12038985U JPH0433498Y2 JP H0433498 Y2 JPH0433498 Y2 JP H0433498Y2 JP 12038985 U JP12038985 U JP 12038985U JP 12038985 U JP12038985 U JP 12038985U JP H0433498 Y2 JPH0433498 Y2 JP H0433498Y2
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nozzle
hot water
hopper
main nozzle
auxiliary
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JP12038985U
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Description

【考案の詳細な説明】 (利用分野及び考案の概要) 本考案は給湯器から浴槽に湯張りする形式の器
具に用いる給湯装置、特に、先止め式の給湯器か
ら浴槽への湯張り回路に挿入される逆流防止装置
に関するものであり、浴槽と給湯器との配管長さ
が長い場合でも十分な水位にまで給湯でき、しか
も、逆流防止効果を確実ならしめようとするもの
である。
(従来技術及びその問題点) 上記した給湯装置として、すでに、実開昭60−
25854号公報に開示されたものがあり、第4図に
示す構成となつている。
この従来のものは、水道側への逆流を防止する
ため、給湯器Aから浴槽Bの下部への給湯回路
(以下、湯張り回路10という)途中にホツパー
装置を挿入し、このホツパー装置を浴槽Bとの関
係で所定の高さに設けたものである。また、この
ホツパー装置はじようご状のホツパー1にオーバ
ーフロウ孔11を設けるとともにこのホツパーの
上端開放部を閉塞する頂壁の下方にはノズル2が
設けられ、これがホツパー1の流出口12に対向
する。
この従来のものでは、ノズル2の流路構成に工
夫を加えて、湯張り中(浴槽Bへの給湯中)にノ
ズル2とホツパー1の下流部との間で空気吸引音
が生じないようになつているものの、ホツパー1
の下流側にエアーロツク状態が生じ易く、浴槽B
内水位が所定水位に達しないにもかかわらず、オ
ーバーフロウ孔11から早期にオーバーフロウ
し、十分に給湯できない事態が生じるという問題
があつた。
これは、上記のように、空気吸引音を防止する
ために形成した、ノズル外周側の小間隙の流路孔
からの流水が、ホツパー1の下流側に流れ込もう
とするとき、ノズル2からの流れにくらべて抵抗
が大きく、オーバーフロウし易くなるからであ
る。
又、前記小間隙の流路孔が目詰りした場合に
は、逆流防止効果が損なわれるという問題もあ
る。
(技術的課題) 本考案は、このような、湯張り回路中にホツパ
ー1とこれに対向するノズルとを挿入し、この湯
張り回路の前記ホツパーとノズルとの間に設けた
空隙をホツパー1に設けたオーバーフロウ11を
介して大気中に連通させたものにおいて、湯張り
不十分な状態でオーバーフロウする不都合を防止
するとともに逆流防止効果を確実にするため、湯
張中はノズルのみからホツパーの下流側に流れる
ようにするとともに湯張り停止時には、ノズルが
オーバーフロウ側に確実に開放されるようにする
ことをその技術的課題とする。
(手段) 上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は、ノズルを主ノズル21と補助ノ
ズル22とから構成してこの補助ノズル22をホ
ツパー1の下部にその出口12と所定の間隙を有
するように固定し、この補助ノズル22の上流側
に一定の間隔で主ノズル21を同軸上に対向させ
るとともにこの主ノズル21を軸線方向に摺動自
在に設け、前記主ノズルに湯張り中の給湯圧力を
受ける受圧部を設けるとともにこの主ノズル21
に上流側への復帰付勢力を付与し、この付勢力を
湯張中の給湯圧力による付勢力よりも小さく設定
したことである。
(作用) 本考案の上記技術的手段は、次のように作用す
る。
湯張り状態では、手段ノズル21に給湯圧力が
作用し、主ノズル21がこれに付与される復帰付
勢力に抗して下流側に移動せしめられる。これに
より、主ノズル21の下端と補助ノズル22の上
端とが当接し、主ノズル21と補助ノズル22と
が一体化した状態となつてホツパー1の出口12
から給湯されることとなる。従つて、湯張り回路
からの給湯のすべてがノズル内を介してホツパー
1の出口12側に流れることとなる。
又、湯張り回路の給湯圧力が消失すると、すな
わち、湯張りが完了するか又は何んらかの異常で
湯張り中に主ノズル21の上流側が負圧状態にな
ると主ノズル21はこれに付与される復帰付勢力
により上流側に復帰せしめられ、オーバーフロウ
孔11と主ノズル21とが大きな開口で連通する
こととなり、ホツパー1の下流側からの逆流が確
実に防止できる。
(効果) 本考案は上記構成であるから、次の特有の効果
を有する。
給湯はノズルのみから、ホツパー1の出口12
に達するから、既述従来のように、ノズルの外周
に流路孔を設けたものにくらべてオーバーフロウ
しにくくなる。すなわち、エアーロツクによつて
湯張り不十分な状態でのオーバーフロウが防止で
きる。
しかも、湯張りしない条件下では、主ノズル2
1の上流側がオーバーフロウ孔11と確実に連通
することとなつて、逆流防止効果も確実である。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図〜第3図に基づ
いて説明する。
第1図に示す実施例では、ホツパー1の入口1
3側に主ノズル21を外周気密状態に収容した構
成としてあり、ホツパー1の上部にこのホツパー
と同軸の筒状空室14が連設され、この筒状空室
14の内壁に主ノズル21の上端に張り出させた
つば部23がOリング24を介して密接する。
又、このつば部の中央から下方に筒状の主ノズル
21が突出し、これが、ホツパー1の下部に設け
た補助ノズル22の上端に対向する。この補助ノ
ズル22の上端はホツパー1の側部に開口させた
オーバーフロウ孔11の中央と同じ水位レベルに
設定されており、他方、下端部はホツパー1の出
口12と所定の間隙を置いて対向する。又、この
間隙は、補助ノズル固定用のフランジ15に設け
た小孔16,16を介してオーバーフロウ孔11
に連通する。
上記実施例のものでは、つば部23とホツパー
1の上壁との間にバネ3が介装されており、この
バネにより主ノズル21の上昇付勢力が付与され
る。
従つて、筒状空室14の上流側の電磁弁4が湯
張信号によつて開弁すると、これにより、湯張り
回路10が給湯状態となり、つば部23が給湯圧
力を受けてバネ3に抗して降下せしめられ、主ノ
ズル21の下端が補助ノズル22の上端に当接
し、ホツパー1の出口12からその下流側に給湯
されることとなる。
給湯完了後は、電磁弁4が閉弁して初期位置に
復帰し、主ノズル21の上流側とオーバーフロウ
孔11とが連通することとなる。
次に、第2図に示す実施例は、つば部23の下
面と筒状空室14の下部に設けた環状パツキン1
7とが対接するようにしたもので、主ノズル21
の降下移動力が上記第1実施例のものにくらべて
小さくなる。
さらに、第3図の如く、補助ノズル22も昇降
自在に設け、主ノズル21の降下によつてこの補
助ノズル22が降下せしめられるようにするとと
もに、バネによつて初期位置に復帰せしめられる
構成としておけば、湯張中においては補助ノズル
22の下端部をホツパー1の出口12に深く侵入
させ得ることとなり、湯張り中における出口12
の下流側への給湯圧力を高く設定できることとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の断面図、第2図
は第2実施例の要部の断面図、第3図は第3実施
例の断面図、第4図は従来例の説明図であり、図
中、1……ホツパー、11……オーバーフロウ
孔、12……出口、21……主ノズル、22……
補助ノズル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 湯張り回路中にホツパー1とこれに対向するノ
    ズルとを挿入し、この湯張り回路の前記ホツパー
    とノズルとの間に設けた空隙をホツパー1に設け
    たオーバーフロウ孔11を介して大気側に連通さ
    せたものにおいて、ノズルを主ノズル21と補助
    ノズル22とから構成して、この補助ノズル22
    をホツパー1の下部にその出口12と所定の間隙
    を有するように固定し、この補助ノズル22の上
    流側に一定の間隔で主ノズル21を同軸上に対向
    させるとともにこの主ノズル21を軸線方向に摺
    動自在に設け、前記主ノズルに湯張り中の給湯圧
    力を受ける受圧部を設けるとともにこの主ノズル
    21に上流側への復帰付勢力を付与し、この付勢
    力を湯張中の給湯圧力による付勢力よりも小さく
    設定した給湯式風呂釜の湯張り用給湯装置。
JP12038985U 1985-08-05 1985-08-05 Expired JPH0433498Y2 (ja)

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JP12038985U JPH0433498Y2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05

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JP12038985U JPH0433498Y2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05

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JPS6228977U JPS6228977U (ja) 1987-02-21
JPH0433498Y2 true JPH0433498Y2 (ja) 1992-08-11

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JP12038985U Expired JPH0433498Y2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05

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JPH0343829U (ja) * 1989-09-06 1991-04-24

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JPS6228977U (ja) 1987-02-21

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