JPH0218427Y2 - - Google Patents

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JPH0218427Y2
JPH0218427Y2 JP1307085U JP1307085U JPH0218427Y2 JP H0218427 Y2 JPH0218427 Y2 JP H0218427Y2 JP 1307085 U JP1307085 U JP 1307085U JP 1307085 U JP1307085 U JP 1307085U JP H0218427 Y2 JPH0218427 Y2 JP H0218427Y2
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diaphragm
water
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backflow
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JP1307085U
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Details Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は高位置に設置された浴槽等から上水道
等への逆流を防止する水路の逆流防止装置に関す
るものであり、特に高所あるいは遠隔地にある浴
槽に給湯する場合に有用な装置に関する。
(従来の技術) 従来において水路の逆流を防止するには逆止弁
を装着する方法が一般に用いられている。
しかしながらこの方法では逆止弁が故障した場
合等には水路に逆流が生じる危険があり十分に安
全な方法とは言えなかつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は以上の従来の問題を解決し水路の逆流
を確実に防止出来る水路の逆流防止装置の提供を
目的とする。
(実施例) 以下本考案の水路の逆流防止装置(以下本考案
の装置という)を図面に示す実施例に従い説明す
る。
第1図は本考案の装置が用いられた水路の一例
を示し、該水路5は高位置に設置された浴槽1に
給水源4を接続するものである。
該水路5には遮断装置16及び該遮断装置16
の下流側において逆止弁15が夫々装着される。
又水路5には給水源4と遮断装置16との間に
おいて給湯加熱器6及び水電磁弁7が夫々装着さ
れる。
次に遮断装置16は第2図に示す様に水路5の
上流側に接続された上室19を有する。
該上室19の下方にはダイヤフラム20で仕切
られ上部側面の孔28において大気に開放されド
レン路18が接続された下室26が形成される。
該下室26には上方に突出し水路5の下流側に
接続された上方に開いたじようご状の座体27が
設けられる。
一方前記ダイヤフラム20にこれを貫通して装
着され、前記座体27に円錐状の先端部22が当
接可能な筒体21が設けられる。
該筒体21はばね24により前記座体27から
離れる方向の力を作用されている。
以上の実施例に示した本考案の装置の作用を次
に説明する。
すなわち浴槽1に給湯する場合は、水電磁弁7
が開かれてい水路5に湯(給湯加熱器6により加
熱される)が流される。
湯は遮断装置16の上室19に流入し該上室1
9の圧力を上昇させる。
これによりダイヤフラム20及び筒体21は押
し下げられ、該筒体21の先端部22が第2図に
示す様に座体27に当接する。
このため湯は上室19から筒体21を通つて水
路5の下流側へ流れ、逆止弁15を経て浴槽1に
流れ込む。
以上は正常な運転状態であるが、例えば運転時
(水電磁弁7が開いている時)において給水源4
としての上水道が断水することがある。
この場合給水源4の圧力が低下して浴槽1の湯
が水路5を逆流しようとする。
この逆流は逆止弁15が正常に作動する場合は
該逆止弁15において防止される。
一方給水源4の圧力が低下することにより、上
室19の圧力が低下しダイヤフラム20は第3図
に示す様にばね24により押上げられる。
これにより筒体21の先端部22が座体27か
ら離れ、先端部22の孔は座体27の上端面より
上方の位置まで押上げられて下室26に開放され
る。下室26は孔28において大気に開放されて
いるから先端部22の孔から上室19、上流側の
水路5へと空気が吸い込まれ、給水源4の負圧を
解消する。
したがつて、逆止弁15が故障して座体27か
ら逆流水があふれ出たとしても、先端部22の孔
は水面より上方に押上げられているから逆流水を
吸い込むことはなく、逆流水はドレン路18から
外部に排出されて水路5への逆流は完全に防止さ
れる。
(考案の効果) 本考案の水路の逆流防止装置の実施例は以上の
通りであり、その効果を次に列記する。
(1) 本考案の装置は実用新案登録請求の範囲に記
載した構成であり、特に上室と下室を仕切るダ
イヤフラムにこれを貫通して装着された筒体を
有するため、逆止弁が故障した場合等において
も逆流は該筒体において遮断されて確実に防止
される。
(2) 本考案の装置は同上の構成であり、特に水路
の逆流が確実に防止されるため高位置に設置さ
れた浴槽等にポンプを用いることなく上水道の
水圧のみで給湯(又は給水)を安心して行うこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の適用例を示す給湯シス
テムの概略図、第2図は本考案の実施例を示す正
常時における要部の縦断面図、第3図は異常ある
いは停止時における同要部の縦断面図である。 1……浴槽、4……給水源、5……水路、6…
…給湯加熱器、7……水電磁弁、15……逆止
弁、16……遮断装置、18……ドレン路、19
……上室、20……ダイヤフラム、21……筒
体、22……先端部、24……ばね、26……下
室、27……座体、28……孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水路の上流側に接続された遮断装置の上室と、
    該上室の下方に形成されダイヤフラムで仕切られ
    大気に連通する孔を備えると共にドレン路が接続
    された下室と、該下室において上方に突出し水路
    の下流側に接続された座体と、前記ダイヤフラム
    にこれを貫通して装着され前記座体に当接可能な
    筒体と、該筒体に前記座体から離れる方向の力を
    作用するばねとからなる水路の逆流防止装置。
JP1307085U 1985-01-31 1985-01-31 Expired JPH0218427Y2 (ja)

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JP1307085U JPH0218427Y2 (ja) 1985-01-31 1985-01-31

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JP1307085U JPH0218427Y2 (ja) 1985-01-31 1985-01-31

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JPS61130852U JPS61130852U (ja) 1986-08-15
JPH0218427Y2 true JPH0218427Y2 (ja) 1990-05-23

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06103120B2 (ja) * 1989-06-27 1994-12-14 株式会社ノーリツ 給湯器付き風呂釜の逆流防止装置及びその装置の使用方法

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JPS61130852U (ja) 1986-08-15

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