JPS6215573Y2 - - Google Patents

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JPS6215573Y2
JPS6215573Y2 JP3705982U JP3705982U JPS6215573Y2 JP S6215573 Y2 JPS6215573 Y2 JP S6215573Y2 JP 3705982 U JP3705982 U JP 3705982U JP 3705982 U JP3705982 U JP 3705982U JP S6215573 Y2 JPS6215573 Y2 JP S6215573Y2
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JP
Japan
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valve seat
valve
seat opening
gas tank
plug
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JP3705982U
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JPS58138873U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ガス回路中に挿入して異常過流出状
態で作動し、ガス回路を自動的に遮断するいわゆ
る過流出防止弁付ガスコツクに関する。
この過流出防止弁では、弁座口が上方に位置し
てその下方に球弁を位置させることが必然とな
り、取付姿勢に制約があり、壁面に埋設する形式
のボツクスコツクでは、直線型の過流出防止弁を
実公昭56−30号の公報に記載の如く、閉子の上方
でガス回路の下流端に位置するプラグと該閉子の
間に上向き姿勢で挿入し、プラグに内蔵したリセ
ツト装置がソケツトの着脱に対応して進退すべく
構成している。
このものでは、プラグと同軸に設けたリセツト
装置と閉子との間の流路中に過流出防止弁が挿入
されるものであり、プラグと閉子との間隔から、
過流出防止弁の軸線方向の長さ寸法を大きく採れ
ない。従つて、このものでは、球弁の作動時間、
すなわち、上昇開始から弁座口に嵌入するまでの
時間が短かく、下流側に接続した器具内の電磁弁
等が急開弁した場合には短時間ではあるが、疑似
過流出状態が生じて、この間に球弁が作動してし
まう不都合がある。
本考案は、〓ガスコツク内流路の下流端を水平
方向のガス管連結具用のプラグ8とし、閉子21
と該プラグ8の間に上昇ガス流路を有するように
したガスコツク〓に於いて、疑似過流出状態での
球弁の作動を防止するため、過流出防止弁の主体
を弁座口部と直胴部とに2分割することにより、
過流出防止弁内の流路(球弁の移動経路)を長く
して球弁の作動を遅延させることを目的とする。
上記目的を達成するための本考案の技術的手段
は、〓ガスコツク内の閉子21の下流側の上昇流
路6中に球弁3を自由状態に収容した両端開放の
筒状の直胴体1を挿入し、上昇流路6の上端でこ
れに連通させ且前記直胴体断面より大きな断面の
空室9を水平方向に設け、この空室の下流端部
に、弁座口23を具備する環状の弁座口体10を
摺動自在で且外周気密状態に設け、該弁座口体1
0と同軸に上記プラグ8を正面側に突出させ、前
記弁座口体10を下流側に付勢するとともにこの
弁座口体10の先端部をソケツト20の軸部22
に対接し得る位置に設け、ソケツト20を取外し
た状態、すなわち、弁座口体10が最進出した状
態において、弁座口23の下流側開口端に当接又
は近接する位置に、固定桟19を設けた〓ことで
ある。
本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
過流出防止弁の主体部は2分割されて、上昇流
路6中の直胴体1とこれに直交状態にある空室9
内の弁座口体10とから成り、既述の従来例(実
公昭56−30号)の場合にくらべて、球弁3の移動
距離(直胴体1の下端から弁座口23までの屈曲
した長さ)が大幅に長くなる。球弁3が直胴体1
の下端部から弁座口23に嵌入するまでの所要時
間が従来の直線型の過流出防止弁にくらべて長く
なる。
又、球弁3は直胴体1から上方の空室9に至
り、爾後、該空室9内に設けた弁座口23に嵌入
することとなり、球弁3は弁座口23までの移動
過程で直胴体1内の断面より大きな断面の空室9
を通過することとなる。
従つて、球弁3が作動した時に生じる圧力波
は、その伝搬経路において、上記断面急変部(直
胴体1部分から空室9への変化部)で緩衝され
る。
本考案は次の特有の効果を有する。
球弁3が閉弁した時の圧力波が緩衝されるか
ら、低ガス圧状態で作動したとき、球弁3の流
路急閉動作が原因で開閉を振動的に繰返すこと
もない。従来の過流出防止弁の場合、直胴部の
上端が弁座口となつており、球弁3の閉弁によ
る流路急閉によつて生じる圧力波が過流出防止
弁を含むガス流路内で共振し、球弁3に閉弁
力、開弁力が交互に作用するが、本考案の場合
上記緩衝効果によつて、かかる不都合が防止さ
れる。
球弁3の移動距離が大幅に長くなるから、該
球弁が直胴体1の下端から弁座口23に嵌入す
るまでの所要時間、即ち、球弁3の作動時間が
既述した従来のものに比べて長くなり、疑似過
流出状態での球弁3の作動が防止できる。
過流出防止弁の弁座口23はガス接続具のプ
ラグ8と同軸に設けられ、これと直交する上昇
流路中に直胴体を収容するものであるから、壁
面埋設式の過流出防止弁付のボツクスコツクに
適したものとなる。
以下、本考案の実施例の詳細を図面に基づいて
説明を加える。
本考案実施例では、直胴体1には内部に適宜ピ
ツチのバネ2を内挿し、該バネ2内に球弁3を自
由状態に収容し、該直胴体の上端部は球弁3より
大きな開口部4となつており、該直胴体は、上方
の盲栓5を取外した状態で、該部分から上昇流路
6内に挿入されてその上端つば部7が上昇流路6
の上端周壁に螺着されている。尚、この螺着部で
は、確実な気密は不要であり、ガス種によつて
は、この外周部にガス通過部を設けて作動流量を
調節することも可能である。
この上昇流路6に続いてコツク本体Aにはプラ
グ8を連設した空室9が設けられ、該空室はプラ
グ8と同軸でしかも前記上昇流路に対して略直交
状態にある。本実施例では、空室9内に設けた弁
座口体10は、空室9の底壁との間に介装したバ
ネ11により進出側に付勢した筒体12の先端部
に嵌着されており、該筒体は、盲栓5の中央から
突出した突起3と長孔14との対偶により、空室
9内にすすみ対偶状態に収容されている。また、
該筒体内と直胴体内とは、胴部に設けた開口部1
5を介して連通し、該開口部の大きさは球弁3の
直径よりも十分大きく設定してある。
また、プラグ8内には、その基端部に弁座16
が設けられ、その上端側は拡大径部となり、該弁
座16に当接すべく設けた弁体17には、第3図
の如く脚部18,18が連設され、これら脚部が
弁座口体10の外側端面に当接させてある。ま
た、弁体17と弁座口体10との間には固定桟1
9が流路を横切るように設けられ、弁座口体10
の最進出位置で固定桟19が該弁座口体と当接す
る。
この実施例のものでは、プラグ8にソケツト2
0を接続しない状態では、弁体17が弁座16に
当接して、閉子21とともに流路遮断状態にあ
る。(第2図) 次いで、これにソケツト20を接続すると、該
ソケツト内の軸部22が弁体17を押し込み、該
弁体を開弁させると共に該弁体の脚部18,18
が弁座口体10をバネ11に抗して押し込み、該
弁座口体が固定桟19から離れて位置することと
なる。(第1図) この状態で閉子21を開放して使用するが、ゴ
ム管の外れ等の異常過流出状態が生じると、直胴
体1内の球弁3が作動して開口部4,15から弁
座口23に嵌入しガス流路が自動的に遮断され
る。
次いで、ソケツト20を外すと、弁体17は弁
座口体10及び筒体12と共にバネ11により進
出せしめられ、プラグ8内の流路を遮断する。同
時に、弁座口体10が固定桟19に当接して弁座
口23内に嵌入していた球弁3が該弁座口から脱
出せしめられ、球弁3は開口部15,4を通つて
直胴体1内に復帰する。
尚、上記実施例のものでは、球弁3を収容する
直胴体1内にコイルバネ2を挿入したから、球弁
3が上昇移動する際、球弁3は該コイルバネに接
触しながら上昇することとなり、球弁の作動時間
がさらに延長されたものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の断面図、第2図はソケ
ツト非接続状態の要部断面図、第3図は固定桟と
弁体17との関係を示す斜視図であり、図中 1……直胴体、10……弁座口体、17……弁
体、18……脚部、19……固定桟。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガスコツク内流路の下流端を水平方向のガス管
    連結具用のプラグ8とし、閉子21と該プラグ8
    の間に上昇ガス流路を有するようにしたガスコツ
    クに於いて、ガスコツク内の閉子21の下流側の
    上昇流路6中に球弁3を自由状態に収容した両端
    開放の筒状の直胴体1を挿入し、上昇流路6の上
    端でこれに連通させ且前記直胴体断面より大きな
    断面の空室9を水平方向に設け、この空室の下流
    端部に、弁座口23を具備する環状の弁座口体1
    0を摺動自在で且外周気密状態に設け、該弁座口
    体10と同軸に上記プラグ8を正面側に突出さ
    せ、前記弁座口体10を下流側に付勢するととも
    にこの弁座口体10の先端部をソケツト20の軸
    部22に対接し得る位置に設け、ソケツト20を
    取外した状態、すなわち、弁座口体10が最進出
    した状態において、弁座口23の下流側開口端に
    当接又は近接する位置に固定桟19を設けた過流
    出防止弁付ガスコツク。
JP3705982U 1982-03-15 1982-03-15 過流出防止弁付ガスコツク Granted JPS58138873U (ja)

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JP3705982U JPS58138873U (ja) 1982-03-15 1982-03-15 過流出防止弁付ガスコツク

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JP3705982U JPS58138873U (ja) 1982-03-15 1982-03-15 過流出防止弁付ガスコツク

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Publication Number Publication Date
JPS58138873U JPS58138873U (ja) 1983-09-19
JPS6215573Y2 true JPS6215573Y2 (ja) 1987-04-20

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ID=30048463

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JP3705982U Granted JPS58138873U (ja) 1982-03-15 1982-03-15 過流出防止弁付ガスコツク

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