JPH0433489Y2 - - Google Patents

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JPH0433489Y2
JPH0433489Y2 JP6013787U JP6013787U JPH0433489Y2 JP H0433489 Y2 JPH0433489 Y2 JP H0433489Y2 JP 6013787 U JP6013787 U JP 6013787U JP 6013787 U JP6013787 U JP 6013787U JP H0433489 Y2 JPH0433489 Y2 JP H0433489Y2
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JP
Japan
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passage
fuel
plug
injection
valve
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JP6013787U
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JPS63166761U (ja
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  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Gasket Seals (AREA)
  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、流体が流通する通路を閉塞するため
のプラグに関し、特に内燃機関用燃料噴射装置な
どに配設された燃料通路に使用される通路閉塞用
プラグに関する。
<従来の技術> 近年、内燃機関用燃料噴射装置としては、気化
器と同様に吸気道中に設けられたスロツトルボデ
イ内に噴射弁を設けるスロツトルボデイ噴射方式
(シングルポイントインジエクシヨン)が採用さ
れる傾向となつている。この種の燃料噴射装置
は、燃料噴射量の小さい領域では燃料の正確な計
量を行ない、かつ高負荷高速時では十分な量の燃
料を噴射し得ることが重要である。そのために、
主噴射弁と副噴射弁とを併用すると、燃料噴射の
ダイナミツクレンジを広くとることができる。
従来、気化器やスロツトルボデイには互いに連
通する管路をドリル加工などによつて穿設し、こ
れを適宜閉塞して空気や燃料のための通路が形成
されている。このような管路の閉塞には、その内
径よりやや大径のボールを外部から打ち込む方法
が一般に行なわれている(実公昭51−21217号公
報参照)。しかし、このようなボールを管路に圧
入するだけでは十分なシール性が確保されない虞
れがある。また、実開昭56−167765号、特開昭57
−198357号両公報に開示されているように、テー
パ付ねじプラグを管路の開口端に螺合することに
よつてシール性を高める方法がある。しかし、プ
ラグをねじ込む際に発生する切り粉などによつて
燃料噴射弁の作動に支障をきたし、適切な燃料の
計量ができなくなるという問題がある。更に、O
リングを介してスロツトルボデイ本体にねじ止め
した板材によつて管路の開口端を閉塞する方法も
考えられるが、製造コストが高くなるという不都
合が生じる。
<考案が解決しようとする問題点> そこで、本考案の目的は、比較的簡単かつ低コ
ストであり、しかも信頼性の高いシール構造が得
られる通路閉塞用プラグを提供することにある。
<問題点を解決するための手段> 上述の目的は、本考案によれば、通路を閉塞す
るためのプラグであつて、外周上にOリングを嵌
着した円筒部と前記通路の内径よりやや大径の球
状部とを備え、前記Oリング側を先にして前記通
路に圧入されることを特徴とする通路閉塞用プラ
グを提供することにより達成される。
<作用> このようにすれば、圧入によつて容易に装着す
ることができ、かつ通路が球状部とOリングとに
よつて閉塞され、十分なシール性が確保される。
<実施例> 以下に添付の図面を参照して本考案を特定の実
施例について詳細に説明する。
第1図に示される本考案が適用されたスロツト
ルボデイ1は、ボデイ本体2に内設された吸気道
を有し、この吸気道の上流側にはエア弁が、下流
側にはスロツトル弁がそれぞれ回動自在に軸支さ
れ、かつそれらの略中間部分に固定ベンチユリと
しての狭窄部が設けられている。前記エア弁は、
その弁軸外端に負圧アクチユエータなどが接続さ
れ、例えばエア弁下流側の吸気負圧に応じて開閉
制御される。前記スロツトル弁は、その弁軸外端
にスロツトルレバーなどが取着され、スロツトル
ペダルなどにより公知の要領で開閉制御される。
ボデイ本体2の一側面には、前記吸気道の下流
側に向けて斜めに開口する一対の噴射通路8,9
が設けられている。これら噴射通路8,9の内部
には、図示されない主噴射弁及び副噴射弁が装着
される。前記主噴射弁及び副噴射弁はその外周面
に開口する燃料入口を備えており、噴射通路8,
9がそれぞれ各噴射弁への燃料通路の一部として
利用される。
第1図をよく示されるように、燃料タンクに連
通する燃料供給管路41が、ボデイ本体2に螺着
された継手42及びボデイ本体2内に横方向に穿
設された燃料通路43を介して前記副噴射弁の噴
射通路9に連通している。また、噴射通路9の燃
料通路43に対する対角位置に横方向に穿設され
た燃料通路44と、前記主噴射弁の噴射通路8に
向けて横方向に穿設された燃料通路45と、両燃
料通路44,45を連通するようにボデイ本体2
に縦方向に穿設された燃料通路46とからなる連
絡通路によつて、噴射通路9から噴射通路8に至
る燃料通路が形成されている。
更に、噴射通路8から燃料通路45に対して略
平行に横方向に穿設された燃料通路47がボデイ
本体2の外面に開口し、ボデイ本体2に取り付け
られた圧力制御弁48の入口に連通している。圧
力制御弁48の出口管路49は前記燃料タンクに
至る戻し通路を構成しており、負圧管路50から
供給される負圧によつて圧力制御弁48の入口負
圧を制御し、前記主副両噴射弁に所要の燃圧を確
保するようになつている。
これら燃料通路43〜47はボデイ本体2をド
リル加工することにより穿設される。燃料通路4
4〜46はそれぞれプラグ51〜53によつて閉
塞されている。ブラグ51は、第2図によく示さ
れるように、環状溝54と球状部分55とを有す
る概ね円筒状の金属部材56で形成されている。
部材56は燃料通路44の内径とほぼ同径だが、
環状部分55はそれよりやや大径に形成されてい
る。環状溝54にはOリング57が嵌着され、O
リング側の端部58を先にして燃料通路45内に
圧入される。圧入は、従来のボールと同様に、外
側から球状部分55側の端部59を打ち込むこと
によつて容易に行なわれる。他のプラグ52,5
3も各燃料通路45,46の内径に適合させて第
2図示のプラグ51と同一形状に形成され、それ
ぞれOリング60,61を円筒部に嵌着して各燃
料通路45,46に圧入されている。
また、本考案は上述の実施例に示されたスロツ
トルボデイに限定されるものではなく、充分なシ
ール性が要求される気化器やその他の装置に於て
ドリル加工などによつて穿設された燃料通路など
の管路を閉塞するシール構造として使用すること
ができる。
<考案の効果> このように本考案によれば、円筒状プラグのO
リング側を先にして打ち込むことによつてボデイ
本体に穿設された燃料通路を簡単に閉塞すること
ができ、かつ球状部分とOリングとによつて燃料
通路が二重にシールされるので、低コストで非常
に信頼性の高いシール構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案によるプラグを使用したスロ
ツトルボデイの正面図である。第2図は、本考案
によるプラグの側面図である。 1……スロツトルボデイ、2……ボデイ本体、
8,9……燃料噴射通路、41……燃料供給管
路、42……継手、43〜47……燃料通路、4
8……圧力制御弁、49……出口管路、50……
負圧管路、51〜53……プラグ、54……環状
溝、55……球状部分、56……部材、57……
Oリング、58,59……端部、60,61……
Oリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 通路を閉塞するためのプラグであつて、 外周上にOリングを嵌着した円筒部と前記通路
    の内径よりやや大径の球状部とを備え、前記Oリ
    ング側を先にして前記通路に圧入されることを特
    徴とする通路閉塞用プラグ。
JP6013787U 1987-04-21 1987-04-21 Expired JPH0433489Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6013787U JPH0433489Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6013787U JPH0433489Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

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Publication Number Publication Date
JPS63166761U JPS63166761U (ja) 1988-10-31
JPH0433489Y2 true JPH0433489Y2 (ja) 1992-08-11

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JP6013787U Expired JPH0433489Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

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JP6055390B2 (ja) * 2013-10-08 2016-12-27 本田技研工業株式会社 油路の接続構造

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JPS63166761U (ja) 1988-10-31

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