JPH04333Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH04333Y2 JPH04333Y2 JP6196988U JP6196988U JPH04333Y2 JP H04333 Y2 JPH04333 Y2 JP H04333Y2 JP 6196988 U JP6196988 U JP 6196988U JP 6196988 U JP6196988 U JP 6196988U JP H04333 Y2 JPH04333 Y2 JP H04333Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- positive
- negative
- group
- bonded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005499 meniscus Effects 0.000 claims description 4
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 201000009310 astigmatism Diseases 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Lenses (AREA)
Description
「産業上の利用分野」
本考案は写真用ズームレンズに関するもので、
詳しくは、4つのレンズ群から構成され、広角
(28.8°)から中望遠(78°)の画角を含むズーム比
約3倍の高倍率広角ズームレンズに関するもので
ある。 「従来の技術」 4つのレンズ群から構成され、その全てのレン
ズ群を移動させて変倍を行う広角ズームレンズと
しては、例えば特開昭60−55313号の発明(以下、
従来発明という)が知られている。 「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、前記従来発明は、前玉径が大き
く、全長も長い、従つて重量も大きく、しかも構
成枚数が多くコスト高などの課題があつた。 また、性能的にも、非点収差が比較的大きいの
に加え、長焦点距離側における色の球面収差が大
きいという課題を残していた。 本考案は、上述の点に鑑み前記従来発明を改良
すべくなされたもので、コンパクトで安価な、し
かも性能良好な4群タイプの広角ズームレンズを
提供しようとするものである。 「課題を解決するための手段(レンズ構成)」 本考案のズームレンズは、物体側より順に、正
レンズの第1レンズと、物体側に凸面を向けた負
メニスカスレンズの第2レンズと、負レンズの第
3レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカス
レンズの第4レンズとから成る正の屈折力を持つ
第1レンズ群と; 正レンズの第5レンズと、正レンズの第6レン
ズと、該第6レンズと貼合せた負レンズの第7レ
ンズとから成る正の屈折力を持つ第2レンズ群
と; 正レンズの第8レンズと、該第8レンズと貼合
せた負レンズの第9レンズとから成る負の屈折力
を持つ第3レンズ群と; 負レンズの第10レンズと、該第10レンズと貼合
せた正レンズの第11レンズと、正レンズの第12レ
ンズとから成る第4レンズ群とから構成され、 前記4つのレンズ群が全て移動することにより
変倍を行ない、かつ像面位置を一定に保つズーム
レンズである。 「実施例」 上述のように構成された本考案の実施例の諸元
を以下に記載する。ここで、FNOはFナンバー、
fは焦点距離、riは第i番目の面の曲率半径、di
は第i番目のレンズ厚またはレンズ間隔、niは第
iレンズのd−lineの屈折率、viは第iレンズの
アツベ数である。
詳しくは、4つのレンズ群から構成され、広角
(28.8°)から中望遠(78°)の画角を含むズーム比
約3倍の高倍率広角ズームレンズに関するもので
ある。 「従来の技術」 4つのレンズ群から構成され、その全てのレン
ズ群を移動させて変倍を行う広角ズームレンズと
しては、例えば特開昭60−55313号の発明(以下、
従来発明という)が知られている。 「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、前記従来発明は、前玉径が大き
く、全長も長い、従つて重量も大きく、しかも構
成枚数が多くコスト高などの課題があつた。 また、性能的にも、非点収差が比較的大きいの
に加え、長焦点距離側における色の球面収差が大
きいという課題を残していた。 本考案は、上述の点に鑑み前記従来発明を改良
すべくなされたもので、コンパクトで安価な、し
かも性能良好な4群タイプの広角ズームレンズを
提供しようとするものである。 「課題を解決するための手段(レンズ構成)」 本考案のズームレンズは、物体側より順に、正
レンズの第1レンズと、物体側に凸面を向けた負
メニスカスレンズの第2レンズと、負レンズの第
3レンズと、物体側に凸面を向けた正メニスカス
レンズの第4レンズとから成る正の屈折力を持つ
第1レンズ群と; 正レンズの第5レンズと、正レンズの第6レン
ズと、該第6レンズと貼合せた負レンズの第7レ
ンズとから成る正の屈折力を持つ第2レンズ群
と; 正レンズの第8レンズと、該第8レンズと貼合
せた負レンズの第9レンズとから成る負の屈折力
を持つ第3レンズ群と; 負レンズの第10レンズと、該第10レンズと貼合
せた正レンズの第11レンズと、正レンズの第12レ
ンズとから成る第4レンズ群とから構成され、 前記4つのレンズ群が全て移動することにより
変倍を行ない、かつ像面位置を一定に保つズーム
レンズである。 「実施例」 上述のように構成された本考案の実施例の諸元
を以下に記載する。ここで、FNOはFナンバー、
fは焦点距離、riは第i番目の面の曲率半径、di
は第i番目のレンズ厚またはレンズ間隔、niは第
iレンズのd−lineの屈折率、viは第iレンズの
アツベ数である。
【表】
【表】
「考案の効果」
本考案によれば、従来発明に比べ、前玉径が
11%減少、全長が12%減少、レンズ構成枚数
が1枚減少、したため、コンパクト性、重量、コ
ストの点で大きな効果がある。 また、(イ)第3、第4レンズを貼合せとして
いない(従来発明では貼合せ)ために設計の自由
度を増した。(ロ)第3レンズに高屈折率硝材を
使用してペツツバール和の負の増大を防いだ、
(ハ)第4レンズ群中の貼合せレンズを負、正の
貼合せとした(従来発明では正、負の貼合せ)こ
とにより貼合せ面の曲率半径をゆるくした、た
め、非点収差が改善されると共に、長焦点距離側
での色の球面収差の増大を抑えることができた。
11%減少、全長が12%減少、レンズ構成枚数
が1枚減少、したため、コンパクト性、重量、コ
ストの点で大きな効果がある。 また、(イ)第3、第4レンズを貼合せとして
いない(従来発明では貼合せ)ために設計の自由
度を増した。(ロ)第3レンズに高屈折率硝材を
使用してペツツバール和の負の増大を防いだ、
(ハ)第4レンズ群中の貼合せレンズを負、正の
貼合せとした(従来発明では正、負の貼合せ)こ
とにより貼合せ面の曲率半径をゆるくした、た
め、非点収差が改善されると共に、長焦点距離側
での色の球面収差の増大を抑えることができた。
第1図は本考案の実施例のレンズ構成図、第2
図は短焦点側の諸収差図、第3図は長焦点側の諸
収差図である。
図は短焦点側の諸収差図、第3図は長焦点側の諸
収差図である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 物体側より順に、正レンズの第1レンズと、物
体側に凸面を向けた負メニスカスレンズの第2レ
ンズと、負レンズの第3レンズと、物体側に凸面
を向けた正メニスカスレンズの第4レンズとから
成る正の屈折力を持つ第1レンズ群と; 正レンズの第5レンズと、正レンズの第6レン
ズと、該第6レンズと貼合せた負レンズの第7レ
ンズとから成る正の屈折力を持つ第2レンズ群
と; 正レンズの第8レンズと、該第8レンズと貼合
せた負レンズの第9レンズとから成る負の屈折力
を持つ第3レンズ群と; 負レンズの第10レンズと、該第10レンズと貼合
せた正レンズの第11レンズと、正レンズの第12レ
ンズとから成る第4レンズ群とから構成され、 前記4つのレンズ群が全て移動することにより
変倍を行ない、かつ像面位置を一定に保つズーム
レンズであつて、FNOをFナンバー、fを焦点距
離、riを第i番目の面の曲率半径、diを第i番目
のレンズ厚またはレンズ間隔、niを第iレンズの
d−lineの屈折率、viを第iレンズのアツベ数と
するとき、以下の諸元を有することを特徴とする
ズームレンズ。 【表】 【表】
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6196988U JPH04333Y2 (ja) | 1988-05-11 | 1988-05-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6196988U JPH04333Y2 (ja) | 1988-05-11 | 1988-05-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01166309U JPH01166309U (ja) | 1989-11-21 |
JPH04333Y2 true JPH04333Y2 (ja) | 1992-01-08 |
Family
ID=31287605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6196988U Expired JPH04333Y2 (ja) | 1988-05-11 | 1988-05-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04333Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-05-11 JP JP6196988U patent/JPH04333Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01166309U (ja) | 1989-11-21 |
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