JPH04332080A - 表計算方法 - Google Patents

表計算方法

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JPH04332080A
JPH04332080A JP3130249A JP13024991A JPH04332080A JP H04332080 A JPH04332080 A JP H04332080A JP 3130249 A JP3130249 A JP 3130249A JP 13024991 A JP13024991 A JP 13024991A JP H04332080 A JPH04332080 A JP H04332080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tables
descriptor
calculation
cell
relational
Prior art date
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Pending
Application number
JP3130249A
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English (en)
Inventor
Takafumi Ushiro
尚文 後
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、計算装置を用いて複
数の表の間で、四則演算、関数演算、論理演算等の関数
演算を行うための表計算方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の表計算方法を示す説明図で
ある。図において、301および302は演算のパラメ
ータとなるデータを格納した表であり、計算式上ではA
01,B01と表現する。303は演算の結果を格納す
る表で、計算式上では同様にしてC01と表現する。ま
た、311〜313は各表301〜303の演算対象と
なるセルである。
【0003】ここで、セルとは表301〜303におい
て、数値または計算式が格納される個々の記憶領域を指
す名称で、このセルは、行(Row)と列(Colum
n)とで表現される。例えば、セル311は12行目の
34列目でR12C34と表現され、セル312は6行
目の24列目でR6C24、セル313は7行目の9列
目でR7C9とそれぞれ表現される。
【0004】次に動作について説明する。今、表301
のセル311と表302のセル312とを加算し、その
結果を表303のセル313に格納する場合、その計算
式は次に示す式(1)にて表現される。
【0005】
【数1】
【0006】ただし、この計算式は実際には、表303
のセル313には式(2)の形で記憶されている。
【0007】
【数2】
【0008】この表303のセル313には、そこに格
納された前記式(2)に従って、A01と表現された表
301のR12C34と表現されたセル311の内容と
、B01と表現された表302のR6C24と表現され
たセル312の内容との加算結果が格納される。
【0009】ここでは、最も単純な計算の例を示したが
、このように複数の表にわたる関係演算については、個
々のセル単位で指定して演算する必要がある。
【0010】従って、図4に示すように、表401のセ
ル411の全てと表402のセル412の全てについて
、同一座標にあるセル同士に同一の演算、例えば相互の
乗算を実施して表403の同一座標のセル413に格納
する場合、次に示す式(3)の演算式を表403のセル
413のそれぞれに定義しておく必要がある。
【0011】
【数3】
【0012】なお、上記式(3)では、表401をA0
2、表402をB02、表403をC02とそれぞれ表
現しており、また、i,jは任意の自然数である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の表計算方法は以
上のように構成されているので、表401の全セル41
1と表401の全セル412について同一座標のセル同
士に同じ演算を実施し、それを表403の同一座標のセ
ル413に格納しようとする場合、表403の各セル4
13の全てに対して当該演算のための計算式を定義し、
それをいちいちそのセル413に格納しておくことが必
要になるという問題点があった。
【0014】請求項1に記載の発明は上記のような問題
点を解消するためになされたもので、表を関係演算の演
算単位、即ち表全体を1つのパラメータとして扱うこと
ができる表計算方法を得ることを目的とする。
【0015】また、請求項2に記載の発明は、表の1つ
を関係演算の演算子として扱うことができる表計算方法
を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る表計算方法は、各表全体を演算単位として使用する
ために必要な属性を格納した記述子を持ち、複数の表の
関係演算を行う際、表全体を1つの計算単位として、記
述子に定義された関係演算を実行するものである。
【0017】また、請求項2に記載の発明に係る表計算
方法は、関係演算のための演算子のみを表の1つに定義
し、その表を演算子として使用するために必要な属性を
格納した記述子を持ち、その記述子の内容に従って当該
表の内容を演算子とする関係演算を表間で実行するもの
である。
【0018】
【作用】請求項1に記載の発明における表計算方法は、
表全体を1つの計算単位として定義可能とし、二項演算
であれば演算式の右項と左項の2つの表の演算を、同一
座標のセル同士について全てに適用するように定義し、
また、関数演算であれば引き数として表を代入し、全て
のセルを各々関数の引き数として演算することにより、
表全体を1つのパラメータとして扱うことができる表計
算方法を実現する。
【0019】また、請求項2に記載の発明における表計
算方法は、表の関係演算を定義する演算子を特定の表の
各セルに個別に記述可能とし、各表の対応する座標のセ
ルの内容をその演算子に従って関係演算を実施すること
により、表の1つを関係演算の演算子として扱うことが
できる表計算方法を実現する。
【0020】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例を図について説明す
る。図1は請求項1に記載の発明の一実施例による、関
係演算とデータ構造を示す説明図である。
【0021】図において、101は計算式上ではA01
と表現される、演算結果を格納するための表である。1
02〜104は演算のパラメータとなるデータを格納し
た表であり、計算式上ではそれぞれA02〜A04と表
現される。また、111〜114はこの表101〜10
4の形式に関する情報を格納した記述子である。
【0022】各表101〜104内の121〜124は
、各表101〜104の所定の枠で区切られた記憶領域
としてのセルであり、この場合には同一座標のものが演
算の対象となる。また、各記述子111〜114内にお
いて、131〜134は各表101〜104の行数記憶
部、141〜144は列数記憶部であり、151〜15
4は演算式格納部である。
【0023】次に動作について説明する。この場合も従
来の場合と同様に、各表101〜104におけるi行j
列のセル121〜124を、計算式上ではA0n!Ri
Cj(nは1,2,3,4)と表現する。
【0024】今、表102と表103の同一座標のセル
122,123の内容の積に表104の同一座標のセル
124の内容を加算し、結果を表101の同一座標のセ
ル121に格納する場合、その計算式は式(4)のよう
に表現され、表101のセル121には式(5)の形式
で格納される。
【0025】
【数4】
【0026】このとき、表102〜104の全てのセル
122〜124について、前記式(4)による同一の演
算を実施する場合には、表101に対応した記述子11
1の演算式格納部151に、次に示す式(6)を記述し
ておく。
【0027】
【数5】
【0028】ここで、各記述子111〜114の行数記
憶部131〜134および列数記憶部141〜144は
、各表101〜104の作成時(データの書き込み時)
に、データが格納されたセルの存在する範囲の最大行番
号または最大列番号が、各表131〜134の大きさに
応じて自動的に格納される。
【0029】表101に対応した記述子111の演算式
格納部151に前記式(6)が記述されると、表102
〜104対応の記述子112〜114が読み込まれ、そ
れらの行数記憶部132〜134および列記憶部142
〜144から行数の最大値Iと列数の最大値Jが検出さ
れる。
【0030】次いで、式(4)で示される演算が(i,
j)について(1,1)から(I,J)まで実行され、
その演算結果が表101の該当するセル121に格納さ
れる。なお、そのとき、セル122〜124のデータ中
に演算に不敵当なものがあった場合には、当該座標につ
いての上記演算は実行しない。
【0031】また、表101の特定のセル121に、対
応する記述子111の演算式格納部151に記述されて
いる演算式とは異なった数式が格納されている場合には
、当該セル121の持つ属性記述子にどちらの演算を優
先するかを記述して選択する。ただし、この場合、演算
式格納部151に同様の属性記述子を持たせることによ
って、表全体としての優先権を設定することも可能であ
る。
【0032】なお、上記実施例では、演算子として四則
演算の場合について説明したが、関数演算や論理演算で
あってもよい。
【0033】実施例2.図2は請求項2に記載の発明の
一実施例による、関係演算とデータ構造を示す説明図で
、図1と同一の部分には同一符号を付して重複説明をさ
けている。
【0034】図において、202は演算式を格納した表
であり、212はこの表202の形式に関する情報を格
納した記述子である。また、表202内の222は表2
02の所定の枠で区切られた記憶領域としてのセルであ
り、記述子212内の232は行数記憶部、242は列
数記憶部、252は演算式格納部である。
【0035】また、各記述子111,212,113,
114内において、261〜264は対応する表101
,202,103,104のデータの属性が記述される
データ属性記述部である。
【0036】次に動作について説明する。この場合も、
表101,202,103,104を計算式上ではA0
1,F02,A03,A04と表現し、また、表101
,103,104におけるi行j列のセル121,12
3,124をA0n!RiCj(nは1,3,4)と、
表202のi行j列のセル222をF02!RiCjと
それぞれ表現する。
【0037】今、表103のセル123と表104のセ
ル124に関する関数演算の結果を表101のセル12
1に格納する場合には、その演算の定義は式(7)のよ
うになり、表101のセル121には式(8)の形式に
よって格納される。
【0038】
【数6】
【0039】ここで、fij(  )は表101の座標
(i,j)に記述されている関数であり、その引き数は
任意に定義できるものとする。この実施例では、この表
101の各セル121に格納された関数式だけを持つ表
202を作成定義して、それをF02と呼び、表101
全体について式(7)を適用するための演算定義を、記
述子111の演算式格納部151に式(9)のように記
述する。
【0040】
【数7】
【0041】なお、各記述子111,212,113,
114のデータ属性記述部261〜264には、その表
101,202,103,104がデータを格納する表
であるのか、演算式のみを格納した表であるかを区別す
るための属性記述(この場合、前者は“D”、後者は“
F”)を格納する。
【0042】表202の関数記述については演算式格納
部が空欄であれば、各セルに記述されている関数式を使
用する。演算式格納部に関数式が定義されている場合に
は、セルのもつ属性記述子にどちらの演算を優先するか
を記述して選択する。ただしこの場合も、演算式格納部
252に同様の属性記述子を持たせることにより表全体
としての優先権を設定することも可能である。
【0043】次にこのときの演算動作について説明する
。まず、記述子111〜114の行数記憶部131〜1
34、列数記憶部141〜144は、各表の作成時(デ
ータの書き込み時)にデータの格納されたセルの存在す
る範囲の最大行番号、最大列番号が各々の表の大きさに
応じて自動的に格納する。
【0044】次に、表101に対応した記述子111の
演算式格納部151に式(9)を記述すると、表103
,104の記述子113,114を読み込み、その行数
記憶部133,134と列数記憶部143,144から
行数の最大値Iと列数の最大値Jを選び出す。
【0045】次いで、演算を行う座標(i,j)のセル
について、(1,1)から(I,J)まで式(9)で表
現される関数式を表202から読み出して全て自動的に
演算し、結果を該当するセル121に格納する。なお、
このときセルのデータが、演算に不適である場合にはそ
のセルについては、演算を実行しない。
【0046】また、表101の特定のセルに記述子11
1の演算式格納部151に記述されている演算式とは異
なった数式が格納されている場合には、セルのもつ属性
記述子にどちらの演算を優先するかを記述して選択する
。ただしこの場合も、演算式格納部151に同様の属性
記述子を持たせることにより表全体としての優先権を設
定することも可能である。
【0047】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、各表全体を演算単位として使用するために必要
な属性を格納した記述子を持ち、複数の表の関係演算を
行う際、表全体を1つの計算単位として、記述子に定義
された関係演算を実行するように構成したので、表を演
算のパラメータとして計算式を記述することが可能とな
り、複数の表の間での関係演算の操作・記述が簡易化さ
れるとともに、表の関係も把握しやすくなる表計算方法
が得られる効果がある。
【0048】また、請求項2に記載の発明によれば、関
係演算のための演算子のみを表の1つに定義し、その表
を演算子として使用するために必要な属性を格納した記
述子を持ち、その記述子の内容に従って当該表の内容を
演算子とする関係演算を表間で実行するように構成した
ので、特定の表を演算子として表の関係演算を行うこと
が可能となり、入力パラメータとなる表を変更しても、
同一の演算処理を反復して実施できる表計算方法が得ら
れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の一実施例による表計算
方法における関係演算とデータ構造を示す説明図である
【図2】請求項2に記載の発明の一実施例における関係
演算とデータ構造を示す説明図である。
【図3】従来の表計算方法における関係演算の一例を示
す説明図である。
【図4】従来の表計算方法における関係演算の他の例を
示す説明図である。
【符号の説明】
101〜104  表 111〜114,212  記述子 121〜124,222  記憶領域(セル)202 
 演算子の定義された表

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  各々が、座標値として整数をとる2次
    元以上の座標軸と、その座標毎にデータを保持するため
    の記憶領域から成る複数の表の間で、関係演算を行う表
    計算方法において、前記各表全体を演算単位として使用
    するために必要な、表のサイズ、および前記各表間で行
    われる関係演算を定義した情報を保持する記述子を持ち
    、前記表全体を1つの計算単位として、前記記述子にて
    定義された関係演算を実行することを特徴とする表計算
    方法。
  2. 【請求項2】  各々が、座標値として整数をとる2次
    元以上の座標軸と、その座標毎にデータを保持するため
    の記憶領域から成る複数の表の間で、関係演算を行う表
    計算方法において、前記表全体もしくは個々の前記記憶
    領域単位に前記関係演算のための演算子を定義して、そ
    れを前記表の1つに格納し、前記演算子の格納された表
    を演算子として使用するために必要な属性を保持する記
    述子を持ち、前記記述子の内容に従ってその表の内容を
    演算子として用い、前記各表間の関係演算を実行するこ
    とを特徴とする表計算方法。
JP3130249A 1991-05-07 1991-05-07 表計算方法 Pending JPH04332080A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6327592B1 (en) 1997-07-04 2001-12-04 Nec Corporation Data calculator performing automatic recalculation based on data structure network

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6327592B1 (en) 1997-07-04 2001-12-04 Nec Corporation Data calculator performing automatic recalculation based on data structure network

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