JPH04331434A - 回転機 - Google Patents
回転機Info
- Publication number
- JPH04331434A JPH04331434A JP12846191A JP12846191A JPH04331434A JP H04331434 A JPH04331434 A JP H04331434A JP 12846191 A JP12846191 A JP 12846191A JP 12846191 A JP12846191 A JP 12846191A JP H04331434 A JPH04331434 A JP H04331434A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead wire
- winding
- core
- clamper
- stator core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
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Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トロイダル型分割ステ
ータコアを有するステータが非導電性材料により被覆さ
れ、その被覆の一部から露出したリード線挿通部を通じ
てリード線が引き出されている回転機に関する。
ータコアを有するステータが非導電性材料により被覆さ
れ、その被覆の一部から露出したリード線挿通部を通じ
てリード線が引き出されている回転機に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】周方向分割の
コア片が結合されてなるステータコアと、そのステータ
コアの周方向軸線回りに捲回された巻線とを非導電性プ
ラスチック等の成形材料により金型等を用いて成型被覆
する場合、リード線を外部へ引き出して成型を行う必要
がある。
コア片が結合されてなるステータコアと、そのステータ
コアの周方向軸線回りに捲回された巻線とを非導電性プ
ラスチック等の成形材料により金型等を用いて成型被覆
する場合、リード線を外部へ引き出して成型を行う必要
がある。
【0003】リード線を金型の接合部分から直接引き出
した状態で成型用の金型をセットすると、リード線の周
囲に隙間が生じ、金型内に注入されたプラスチック等が
流出するので、リード線を引き出す場合にその引き出さ
れるリード線の中間部を別の一定形状のクランパにより
クランプし、そのクランパの周囲を密接囲繞した状態に
金型をセットして成型が行われている。このようにする
ことによって、クランパの周囲からプラスチック等が流
出することが防がれ、リード線はクランパを通じて外部
へ引き出される。しかしながら、リード線は可撓性であ
り而も弾性を有するので、リード線をクランプしたクラ
ンパの位置決めは必ずしも容易でなく、そのため金型の
セットに手間を要し、生産性低下の要因ともなっていた
。
した状態で成型用の金型をセットすると、リード線の周
囲に隙間が生じ、金型内に注入されたプラスチック等が
流出するので、リード線を引き出す場合にその引き出さ
れるリード線の中間部を別の一定形状のクランパにより
クランプし、そのクランパの周囲を密接囲繞した状態に
金型をセットして成型が行われている。このようにする
ことによって、クランパの周囲からプラスチック等が流
出することが防がれ、リード線はクランパを通じて外部
へ引き出される。しかしながら、リード線は可撓性であ
り而も弾性を有するので、リード線をクランプしたクラ
ンパの位置決めは必ずしも容易でなく、そのため金型の
セットに手間を要し、生産性低下の要因ともなっていた
。
【0004】本発明は、従来技術に存した上記のような
問題点に鑑み行われたものであって、その目的とすると
ころは、ステータコアの少なくとも一部と、そのステー
タコアの周方向軸線の回りに捲回された巻線と、リード
線が挿通されたリード線挿通部とを、そのリード線挿通
部のうち少なくともリード線導出部が露出した状態で被
覆する非導電性材料製の被覆部の形成を効率良く行って
製造効率を高めることができる回転機を提供することに
ある。
問題点に鑑み行われたものであって、その目的とすると
ころは、ステータコアの少なくとも一部と、そのステー
タコアの周方向軸線の回りに捲回された巻線と、リード
線が挿通されたリード線挿通部とを、そのリード線挿通
部のうち少なくともリード線導出部が露出した状態で被
覆する非導電性材料製の被覆部の形成を効率良く行って
製造効率を高めることができる回転機を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の回転機は、周方向分割のコア片が結合され
てなるステータコアと、そのステータコアの周方向軸線
の回りに捲回された巻線と、リード線が挿通されたリー
ド線挿通部と、前記ステータコアの少なくとも一部と前
記巻線と前記リード線挿通部とをそのリード線挿通部の
うち少なくともリード線導出部が露出した状態で被覆す
る非導電性材料製の被覆部とを有してなるステータを備
えた回転機であって、前記コア片の少なくとも1つに施
された絶縁被覆とリード線挿通部の少なくとも一部が絶
縁性材料により一体的に形成されており、リード線挿通
部のうち絶縁被覆と一体的に形成された部分が、ステー
タコアに対するリード線挿通部の位置確定に十分なもの
であり、且つコア片に対する巻線の捲回に支障のない位
置にあるものとしている。
に、本発明の回転機は、周方向分割のコア片が結合され
てなるステータコアと、そのステータコアの周方向軸線
の回りに捲回された巻線と、リード線が挿通されたリー
ド線挿通部と、前記ステータコアの少なくとも一部と前
記巻線と前記リード線挿通部とをそのリード線挿通部の
うち少なくともリード線導出部が露出した状態で被覆す
る非導電性材料製の被覆部とを有してなるステータを備
えた回転機であって、前記コア片の少なくとも1つに施
された絶縁被覆とリード線挿通部の少なくとも一部が絶
縁性材料により一体的に形成されており、リード線挿通
部のうち絶縁被覆と一体的に形成された部分が、ステー
タコアに対するリード線挿通部の位置確定に十分なもの
であり、且つコア片に対する巻線の捲回に支障のない位
置にあるものとしている。
【0006】
【作用】コア片の少なくとも1つに絶縁性材料によって
絶縁被覆と一体的に形成されたリード線挿通部の少なく
とも一部が、当該コア片の周方向軸線の回りの巻線の捲
回に支障のない位置にあるので、そのコア片に巻線を容
易に施し得る。そのリード線挿通部のうち絶縁被覆と一
体的に形成された部分は、ステータコアに対するリード
線挿通部の位置確定に十分なものであるから、ステータ
コアに対してリード線挿通部は一定位置関係にある。そ
れゆえ、コア片が結合されてなるステータコアの少なく
とも一部と、そのステータコアに捲回された巻線と、リ
ード線が挿通されたリード線挿通部とを、そのリード線
挿通部のうち少なくともリード線導出部が露出した状態
で非導電性材料により被覆するために、リード線挿通部
を密接囲繞した状態で成型用の型をセットする際、ステ
ータコアに対して一定の位置関係で型のセットを行うこ
とができる。
絶縁被覆と一体的に形成されたリード線挿通部の少なく
とも一部が、当該コア片の周方向軸線の回りの巻線の捲
回に支障のない位置にあるので、そのコア片に巻線を容
易に施し得る。そのリード線挿通部のうち絶縁被覆と一
体的に形成された部分は、ステータコアに対するリード
線挿通部の位置確定に十分なものであるから、ステータ
コアに対してリード線挿通部は一定位置関係にある。そ
れゆえ、コア片が結合されてなるステータコアの少なく
とも一部と、そのステータコアに捲回された巻線と、リ
ード線が挿通されたリード線挿通部とを、そのリード線
挿通部のうち少なくともリード線導出部が露出した状態
で非導電性材料により被覆するために、リード線挿通部
を密接囲繞した状態で成型用の型をセットする際、ステ
ータコアに対して一定の位置関係で型のセットを行うこ
とができる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例としてのモータについて説明
する。なお、ステータ以外の部分については、図示を省
略してある。図2に示される10及び12は、周方向に
2分割された半円形状のコア片である。各コア片10及
び12は、電磁鋼板14が成層したものであり、円弧状
継鉄部16と、その円弧状継鉄部16の内側に突出する
歯18と、コアリブ20からなる。22は接合面である
。両端部の歯は、この接合面22によって縦に2分割さ
れた状態の分割歯18aとなっている。またコアリブ2
0は、分割歯18aの径方向外方に張出している。24
は、隣り合う歯18の間に形成されたスロットである。
する。なお、ステータ以外の部分については、図示を省
略してある。図2に示される10及び12は、周方向に
2分割された半円形状のコア片である。各コア片10及
び12は、電磁鋼板14が成層したものであり、円弧状
継鉄部16と、その円弧状継鉄部16の内側に突出する
歯18と、コアリブ20からなる。22は接合面である
。両端部の歯は、この接合面22によって縦に2分割さ
れた状態の分割歯18aとなっている。またコアリブ2
0は、分割歯18aの径方向外方に張出している。24
は、隣り合う歯18の間に形成されたスロットである。
【0008】一方のコア片10には、図3に示されるよ
うに絶縁被覆26が施されている。この絶縁被覆26が
施されている範囲は、円弧状継鉄部16の回り(コア片
10の周方向軸線の回り)にスロット24を通して巻線
を捲回した際に巻線がコア片10に接し得る範囲である
。絶縁被覆26が施されていないのは、歯18の端部側
の表面及びコア片10の接合面である。28は、歯18
の基部側及び円弧状継鉄部16の両端面並びに円弧状継
鉄部16の外周面に亙って張出したリブであって、2つ
のスロット24毎に設けられ、巻線が施される空間を周
方向に区切っている。そしてこれらの絶縁被覆26及び
リブ28は、絶縁性の合成樹脂によって一体成型されて
いる。
うに絶縁被覆26が施されている。この絶縁被覆26が
施されている範囲は、円弧状継鉄部16の回り(コア片
10の周方向軸線の回り)にスロット24を通して巻線
を捲回した際に巻線がコア片10に接し得る範囲である
。絶縁被覆26が施されていないのは、歯18の端部側
の表面及びコア片10の接合面である。28は、歯18
の基部側及び円弧状継鉄部16の両端面並びに円弧状継
鉄部16の外周面に亙って張出したリブであって、2つ
のスロット24毎に設けられ、巻線が施される空間を周
方向に区切っている。そしてこれらの絶縁被覆26及び
リブ28は、絶縁性の合成樹脂によって一体成型されて
いる。
【0009】他方のコア片12には、同様の絶縁被覆2
6及びリブ28並びにクランパ基部30(リード線挿通
部の基部)及び脚部32が、一体成型により設けられて
いる。
6及びリブ28並びにクランパ基部30(リード線挿通
部の基部)及び脚部32が、一体成型により設けられて
いる。
【0010】この脚部32は、図における円弧状継鉄部
16の上端面からコアリブ20の上端面に亙る部分に設
けられており、接合面22側へ、コア片10における対
応するコアリブ20の幅よりも薄い幅だけはみ出ている
。そしてクランパ基部30は、脚部32によってコア片
12の上端面から平行に離隔した状態で支持されている
。このクランパ基部30は、コアリブ20よりも外周側
へ突出すると共に接合面22側へ大きくはみ出ている。 しかし、接合面22と逆の側については、クランパ基部
30はコアリブ20からはみ出しておらず、コア片12
の内周側についても、クランパ基部30は円弧状継鉄部
16からはみ出していない。クランパ基部30の上面部
には、3本の平行な下側保持溝34がほぼ径方向に設け
られている。またクランパ基部30の下部30aは、周
方向幅が両側において一段狭くなっている。
16の上端面からコアリブ20の上端面に亙る部分に設
けられており、接合面22側へ、コア片10における対
応するコアリブ20の幅よりも薄い幅だけはみ出ている
。そしてクランパ基部30は、脚部32によってコア片
12の上端面から平行に離隔した状態で支持されている
。このクランパ基部30は、コアリブ20よりも外周側
へ突出すると共に接合面22側へ大きくはみ出ている。 しかし、接合面22と逆の側については、クランパ基部
30はコアリブ20からはみ出しておらず、コア片12
の内周側についても、クランパ基部30は円弧状継鉄部
16からはみ出していない。クランパ基部30の上面部
には、3本の平行な下側保持溝34がほぼ径方向に設け
られている。またクランパ基部30の下部30aは、周
方向幅が両側において一段狭くなっている。
【0011】絶縁被覆26等が施された各コア片10及
び12の円弧状継鉄部16の回りに、スロット24を通
して巻線36が捲回された状態を示すのが図4である。 リブ28及びコアリブ20によって区切られた2つのス
ロット24を含む区間毎に、交互に主巻線36aと補助
巻線36bとが捲回されている。クランパ基部30及び
脚部32は、コアリブ20とリブ28との間の区間並び
にスロット24を避けて設けられているので、コア片1
2に対する巻線36の捲回を妨げない。また巻線36と
各コア片10及び12との間には絶縁被覆26が介在す
る。巻線36の捲回後、接合面22同士が溶接されて円
形状のステータ38が出来上がる。クランパ基部30は
、脚部32によってコア片12の上端面から平行に離隔
しているため、相手方のコア片10に捲回された巻線3
6が溶接による結合の際に障害となることがない。
び12の円弧状継鉄部16の回りに、スロット24を通
して巻線36が捲回された状態を示すのが図4である。 リブ28及びコアリブ20によって区切られた2つのス
ロット24を含む区間毎に、交互に主巻線36aと補助
巻線36bとが捲回されている。クランパ基部30及び
脚部32は、コアリブ20とリブ28との間の区間並び
にスロット24を避けて設けられているので、コア片1
2に対する巻線36の捲回を妨げない。また巻線36と
各コア片10及び12との間には絶縁被覆26が介在す
る。巻線36の捲回後、接合面22同士が溶接されて円
形状のステータ38が出来上がる。クランパ基部30は
、脚部32によってコア片12の上端面から平行に離隔
しているため、相手方のコア片10に捲回された巻線3
6が溶接による結合の際に障害となることがない。
【0012】図5は、ステータ38から引き出されるビ
ニル被覆のリード線40をクランパ基部30の上面部に
設けられた下側保持溝34内にそれぞれ保持させた状態
を示す。このように保持させた後、クランパ蓋部44を
クランパ基部30にはめ合わせて図1に示されるように
リード線40をクランプする。リード線40は、クラン
パ基部30及びクランパ蓋部44からなるクランパ46
に、ステータ38の半径方向内方から挿通されて半径方
向外方へ導出されている。
ニル被覆のリード線40をクランパ基部30の上面部に
設けられた下側保持溝34内にそれぞれ保持させた状態
を示す。このように保持させた後、クランパ蓋部44を
クランパ基部30にはめ合わせて図1に示されるように
リード線40をクランプする。リード線40は、クラン
パ基部30及びクランパ蓋部44からなるクランパ46
に、ステータ38の半径方向内方から挿通されて半径方
向外方へ導出されている。
【0013】クランパ蓋部44は、絶縁性合成樹脂製で
あり、下方開口の溝状をなす。図における溝部の上面部
には、クランパ基部30における下側保持溝34にとの
間にリード線40を保持する上側保持溝42が設けられ
ている。またクランパ蓋部44の両側下端部44aは、
それぞれ内側に折曲しており、クランパ基部30の下部
30aにおける周方向両側に対応している。
あり、下方開口の溝状をなす。図における溝部の上面部
には、クランパ基部30における下側保持溝34にとの
間にリード線40を保持する上側保持溝42が設けられ
ている。またクランパ蓋部44の両側下端部44aは、
それぞれ内側に折曲しており、クランパ基部30の下部
30aにおける周方向両側に対応している。
【0014】リード線40をクランプした状態における
クランパ46のうちコアリブ20よりも外周側へ突出し
た部分の横断面形状は長方形状である。クランパ46に
おける外周側突出部46aの外周面の一部を密接囲繞し
た状態に、成型用の金型等の型をセットし、少なくとも
クランパ46の外周面、すなわちリード線40が導出さ
れる面(リード線導出部)が露出するように、歯18の
内周面を除いたステータコア48と、絶縁被覆26と、
リブ28と、巻線36と、脚部32と、リード線40の
うちクランパ46の内周側に位置する部分と、クランパ
46の非露出部とを非導電性の合成樹脂により被覆する
と、図6に示される状態となる。50は非導電性被覆部
である。
クランパ46のうちコアリブ20よりも外周側へ突出し
た部分の横断面形状は長方形状である。クランパ46に
おける外周側突出部46aの外周面の一部を密接囲繞し
た状態に、成型用の金型等の型をセットし、少なくとも
クランパ46の外周面、すなわちリード線40が導出さ
れる面(リード線導出部)が露出するように、歯18の
内周面を除いたステータコア48と、絶縁被覆26と、
リブ28と、巻線36と、脚部32と、リード線40の
うちクランパ46の内周側に位置する部分と、クランパ
46の非露出部とを非導電性の合成樹脂により被覆する
と、図6に示される状態となる。50は非導電性被覆部
である。
【0015】コア片10及び12が溶接されてなるステ
ータコア48に対してクランパ46が一定の位置関係に
あるので、クランパ46の外周側突出部46aの外周面
の一部を密接囲繞した状態に成型用の金型等の型をセッ
トする際にも、ステータコア48に対して型が一定の位
置関係となるようにすればセットを容易に行うことがで
き、それによって非導電性被覆部50の形成を効率良く
行うことができる。なおリード線挿通部は、上記のよう
なクランパに限らず、金型内に注入されたプラスチック
等の流出が防止されるものであればよい。但し、リード
線挿通部はリード線を保持するものであることが望まし
い。そして、以上のようなステータ38の内側に、回転
自在に支持されたロータが位置することにより、モータ
が構成されている。
ータコア48に対してクランパ46が一定の位置関係に
あるので、クランパ46の外周側突出部46aの外周面
の一部を密接囲繞した状態に成型用の金型等の型をセッ
トする際にも、ステータコア48に対して型が一定の位
置関係となるようにすればセットを容易に行うことがで
き、それによって非導電性被覆部50の形成を効率良く
行うことができる。なおリード線挿通部は、上記のよう
なクランパに限らず、金型内に注入されたプラスチック
等の流出が防止されるものであればよい。但し、リード
線挿通部はリード線を保持するものであることが望まし
い。そして、以上のようなステータ38の内側に、回転
自在に支持されたロータが位置することにより、モータ
が構成されている。
【0016】
【発明の効果】本発明の回転機ではステータコアに対し
てリード線挿通部が一定位置関係にあるので、型のセッ
トもステータコアに対して一定の位置関係で行うことが
でき、それによって被覆部の形成を効率良く行うことが
できる。而も、リード線挿通部の位置決めは、リード線
挿通部の少なくとも一部を絶縁被覆と一体的に形成する
ことにより効率的に行い得、そのリード線挿通部のうち
絶縁被覆と一体的に形成された部分は、巻線の捲回を妨
げない。従って全体的な製造効率を高める効果に優れる
。
てリード線挿通部が一定位置関係にあるので、型のセッ
トもステータコアに対して一定の位置関係で行うことが
でき、それによって被覆部の形成を効率良く行うことが
できる。而も、リード線挿通部の位置決めは、リード線
挿通部の少なくとも一部を絶縁被覆と一体的に形成する
ことにより効率的に行い得、そのリード線挿通部のうち
絶縁被覆と一体的に形成された部分は、巻線の捲回を妨
げない。従って全体的な製造効率を高める効果に優れる
。
【図1】リード線がクランプされた状態のステータの斜
視図である。
視図である。
【図2】コア片の斜視図である。
【図3】絶縁被覆、リブ、クランパ基部及び脚部が設け
られたコア片の斜視図である。
られたコア片の斜視図である。
【図4】巻線が捲回された状態のコア片の斜視図である
。
。
【図5】リード線が下側保持溝内に保持された状態のス
テータの斜視図である。
テータの斜視図である。
【図6】非導電性被覆部が施された状態のステータの斜
視図である。
視図である。
10 コア片
12 コア片
26 絶縁被覆
36 巻線
40 リード線
46 クランパ
48 ステータコア
50 非導電性被覆部
Claims (1)
- 【請求項1】周方向分割のコア片が結合されてなるステ
ータコアと、そのステータコアの周方向軸線の回りに捲
回された巻線と、リード線が挿通されたリード線挿通部
と、前記ステータコアの少なくとも一部と前記巻線と前
記リード線挿通部とをそのリード線挿通部のうち少なく
ともリード線導出部が露出した状態で被覆する非導電性
材料製の被覆部とを有してなるステータを備えた回転機
であって、前記コア片の少なくとも1つに施された絶縁
被覆とリード線挿通部の少なくとも一部が絶縁性材料に
より一体的に形成されており、リード線挿通部のうち絶
縁被覆と一体的に形成された部分が、ステータコアに対
するリード線挿通部の位置確定に十分なものであり、且
つコア片に対する巻線の捲回に支障のない位置にあるこ
とを特徴とする回転機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12846191A JPH04331434A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 回転機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12846191A JPH04331434A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 回転機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04331434A true JPH04331434A (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=14985290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12846191A Withdrawn JPH04331434A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 回転機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04331434A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1009092A2 (en) * | 1998-12-10 | 2000-06-14 | Minebea Co., Ltd. | Toroidal core type actuator |
KR101102763B1 (ko) * | 2007-07-13 | 2012-01-03 | 니폰 덴산 시바우라 가부시키가이샤 | 모터 |
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1991
- 1991-04-30 JP JP12846191A patent/JPH04331434A/ja not_active Withdrawn
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