JPH04329618A - 温度感知型複合部品 - Google Patents

温度感知型複合部品

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JPH04329618A
JPH04329618A JP3128480A JP12848091A JPH04329618A JP H04329618 A JPH04329618 A JP H04329618A JP 3128480 A JP3128480 A JP 3128480A JP 12848091 A JP12848091 A JP 12848091A JP H04329618 A JPH04329618 A JP H04329618A
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JP
Japan
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temperature
electrodes
capacitor
coil
resistor
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Pending
Application number
JP3128480A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Maeda
英一 前田
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、温度感知型複合部品に
関し、例えばコイルと、コンデンサと、半導体感温材料
からなる抵抗とを並列に接続したチップ型のトラップ、
ノイズフィルタ等の温度感知型複合部品に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のデジタル機器では、ICの入出力
特性の電圧、電流、負荷状態とともに周囲温度での変化
、及びノイズの問題が重要になっている。従来から、コ
イルLと、コンデンサCの並列回路の複合部品としては
、例えば図6に示すような複合部品が知られている。 この複合部品は、誘電性材料から成形したコアの巻胴部
21に導電線23を巻き、コイルLを形成し、コアの巻
胴部21の端部に設けられたフランジ部22に導電線2
3の端をそれぞれ接続した一対の電極部25a,25b
を形成し、この電極25a,25bを外部に接続する2
端子型としたものである。この複合部品は一対の電極2
5aと25b間でコンデンサCを形成し、これによりL
C複合部品を形成している。また、上記LC複合部品に
抵抗を並列に接続したコイルLと、コンデンサCと、抵
抗Rとからなるチップ型のLC複合部品も知られている
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
前者のチップ型のLC複合部品は周囲温度の変化に対し
て考慮されておらず、単にLとCとを組合わせたもので
あり、さらに抵抗Rを並列に接続することはチップ化す
るのが困難であり、製造工程が複雑で、コスト高であっ
た。それとともに、周囲温度の変化に影響されるIC機
器に適用するには対応が複雑であった。また、後者のL
C複合部品も周囲温度の変化に対する対応は前者の場合
と同様であるとともに、抵抗を一体化してチップ化する
のが困難であり、製造工程が複雑で、コスト高であった
【0004】本発明は上記従来技術の有する事情に鑑み
てなされたもので、周囲温度により特性が変化し、周囲
温度の変化によりノイズ等がIC機器に障害を及ぼすの
を防ぐチップ型の温度感知型複合部品を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明に係る
温度感知型複合部品は、コイルと、一対の電極からなる
コンデンサと、半導体感温材料からなる抵抗とを並列に
接続したことを特徴とする。第2の発明に係る温度感知
型複合部品は、半導体感温材料からなるコアと、該コア
の巻胴部に巻かれた巻線と、前記コアに所定の間隔をも
って設けられた一対の電極とを備え、該一対の電極に前
記巻線の端をそれぞれ接続し、コイルとコンデンサと抵
抗とを並列に接続したことを特徴とする。第3の発明に
係る温度感知型複合部品は、半導体感温材料からなるコ
アと絶縁体基板に帯状電極を設けて形成したコイルと、
絶縁体基板に対向電極を設けて形成したコンデンサと、
半導体感温材料からなる基板から形成した抵抗とを積層
して積層体を形成し、該積層体の側面に前記対向電極の
一方及び前記帯状電極の一端にそれぞれ接続した一対の
外部電極を設け、コイルとコンデンサと抵抗とを並列に
接続したことを特徴とする。半導体感温材料としては、
チタン酸バリウム系PTC半導体を使用することができ
る。絶縁体基板としてはPTC半導体感温基板、誘電体
基板、磁性体基板等を使用することができる。
【0006】
【作用】上記のように本発明に係る温度感知型複合部品
は、コイルと、一対の電極からなるコンデンサと、半導
体感温材料からなる抵抗とを並列に接続してなっている
ので、周囲の温度の上昇によりそのインピーダンスを変
化させ、ノイズマージンを変化させる等のトラップの特
性を変化させ、温度により変化するノイズマージン等の
特性の変わるIC機器の温度特性に容易に適応させるこ
とができる。また、温度感知型複合部品は半導体感温材
料からなる部材に電極を設けて抵抗を形成するので、製
造が容易であり、チップ化し小型化できる。第2の発明
に係る温度感知型複合部品は、半導体感温材料からなる
コアに電極を設けて抵抗を形成しているので巻線型の所
要の特性の温度感知型複合部品に容易に適用できる。さ
らに、第3の発明に係る温度感知型複合部品は、半導体
感温材料からなる基板に電極を設け抵抗を形成し、積層
型コイル及び積層型コンデンサとから積層型に形成して
いるので、所要の特性の温度感知型複合部品を容易に得
ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る温度感知型複合部品の実
施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明の第1実
施例を示す図である。図において、1は温度感知型複合
部品で、この複合部品1は、半導体感温材料から成形し
たコア2の巻胴部2aに導電線3を巻き、コイルLを形
成し、コアの巻胴部2aの端部に設けられたフランジ部
2bに導電線3の端をそれぞれ接続した一対の電極部5
a,5bを形成し、この電極5a,5bを外部に接続す
る2端子型としている。この複合部品1は一対の電極5
aと5b間でコンデンサCを形成するとともに、フラン
ジ部2bの電極5aと5b間で抵抗Rを形成し、チップ
型に形成している。
【0008】半導体感温材料としては、例えばチタン酸
バリウム系のPTC(Positive Tem−pe
rature Coefficient) 半導体を使
用する。このチタン酸バリウム系のPTC半導体は、温
度と抵抗との関係はキュリー点以上になるとその抵抗が
数桁の単位で急激に増加する性質を持つものがある。こ
のような温度により急激に増加する性質の抵抗をコイル
とコンデンサと並列に接続すると、図5に示す周波数と
インピーダンス(絶対値)の関係の曲線のようなインピ
ーダンス特性となり、周囲の温度に応じてそのフィルタ
性能を変える。本実施例によればICが温度によりその
ノイズマージンが変化してもこれに対応してそのノイズ
マージンを抑えることができる。また、抵抗をコアで形
成し、コンデンサと一体になっているので、チップ形状
で小型にできるとともに、製作も容易である。
【0009】図3ないし図4は第2実施例を示す図であ
る。図において、11は積層チップ型の温度感知型複合
部品であり、半導体感温基板12と、絶縁体基板13と
、絶縁体基板15とが積層され一体化されて直方体の積
層体17が形成されている。なお、絶縁体基板13には
、帯状電極13a,13bが設けられて積層チップコイ
ル14が形成されており、絶縁体基板15には、対向電
極15a,15bが設けられて積層チップコンデンサ1
6が形成されている。そして、積層体17の対向する側
面に一対の外部電極18a,18bが形成され、この電
極18a,18b間の半導体感温基板12で抵抗が形成
され、全体で並列に接続された等価回路を形成している
【0010】上記第2実施例において絶縁体基板13,
15として、半導体感温材料から成形したシート状の基
板を用いると、積層コイル、積層チップコンデンサを積
層し、焼成して一体化する際に焼成工程での生産性を向
上することができる。この第2実施例によれば、半導体
感温基板の抵抗、コイル、コンデンサは積層一体化して
いるので、IC等に使用した場合、ICのノイズマージ
ンが周囲の温度により変化しても、半導体感温基板の抵
抗も周囲の温度により変化し、ICのノイズマージンを
抑えることができる。また、半導体感温基板、コイル、
コンデンサを形成する絶縁体基板を積層一体化するので
製作が容易で、製造工程が簡単で、コストダウンができ
、さらにチップ形状として小型化できる。
【0011】上記積層チップコイル14は、図3に示す
ように、帯状導体線路13a,13bがそれぞれ形成し
た絶縁体基板13,13及び電極のない絶縁体基板13
,13を積層して一体化して形成している。また、同様
に、積層チップコンデンサ16は、それぞれ対向第1及
び第2電極15a,15bを形成した絶縁体基板15,
15及び電極のない絶縁体基板15,15とを積層して
一体化して形成している。積層チップコイル14のイン
ダクタンスは帯状電極の巻数、帯状電極を設けた絶縁体
基板の枚数等を変えることにより所要のものを容易に選
択することができる。また、積層チップコンデンサ16
のキャパシタンスも対向電極の面積、距離、絶縁体基板
の材質等を変えることにより所要のものを容易に選択す
ることができる。そして、温度感知型複合部品11は、
図4に示すように上記の外部電極18a,18bを積層
体17の対向する側面に形成することにより、上記の電
極13a,15a及び半導体感温基板12の一端を外部
電極18aに接続するとともに、電極15b,15b及
び半導体感温基板12の他端を外部電極18bに接続し
て形成している。
【0012】なお、上記半導体感温基板12は、例えば
上記第1実施例のコアと同質のチタン酸バリウム系のP
TC(Positive Temperature C
oefficient)半導体材料を使用することがで
きる。また、その他のNTC(Negative Te
mperature Coefficient)半導体
材料やCRT(Critical Temperatu
re Resistor) 半導体材料を使用すること
もできる。また、絶縁体基板13又は15は、Mn−Z
n系フェライト、Ni−Zn系フェライト等の磁性体、
チタン酸バリウム系、チタン酸ストロンチウム系等の誘
電体の粉末からシート状に成形することができる。また
、上記における各基板の成形は、特に制限されず、粉末
プレス法、押出法、流し込み法、シート法等の任意の成
形方法で行われる。さらに、電極の形成は、特に制限さ
れず、塗布、印刷、メッキ、スパッタリング等の任意の
方法で行われる。
【0013】上記のように本発明によれば、半導体感温
材料からなる抵抗とコイルとコンデンサとを並列に接続
しているので、周囲温度によりインピーダンス特性を変
えることができる。したがって周囲温度の変化によりノ
イズマージンが変化するIC等に使用すると、このIC
のノイズマージンをよく抑えることができる。また、従
来のように抵抗を別に接続しなくてよく、チップ形状に
容易にでき、小型化できるとともに一体化できるので、
製造工程が簡単にできる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による温度
感知型複合部品によれば、温度により特性が変化するL
Cトラップ又はノイズフィルタとしてICに使用でき、
ノイズマージンを抑えることができる。また、感温抵抗
はコンデンサと一体にされており、チップ形状で小型で
あるとともに製造工程が簡単になり、コストも低くする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る温度感知型複合部品の第1実施例
を示す底面の斜視図である。
【図2】本発明に係る温度感知型複合部品の等価回路で
ある。
【図3】本発明に係る温度感知型複合部品の第2実施例
の一部の分解斜視図である。
【図4】本発明に係る温度感知型複合部品の第2実施例
の斜視図である。
【図5】本発明に係る温度感知型複合部品のインピーダ
ンス特性の例を示すグラフである。
【図6】従来のチップ型複合部品を示す底面からの斜視
図である。
【符号の説明】
1  温度感知型複合部品 2  コア 3  導電線 11  温度感知型複合部品 12  半導体感温基板 13,15  絶縁体基板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイルと、一対の電極からなるコンデンサ
    と、半導体感温材料からなる抵抗とを並列に接続したこ
    とを特徴とする温度感知型複合部品。
  2. 【請求項2】半導体感温材料からなるコアと、該コアの
    巻胴部に巻かれた巻線と、前記コアに所定の間隔をもっ
    て設けられた一対の電極と、該一対の電極に前記巻線の
    端をそれぞれ接続し、コイルとコンデンサと抵抗とを並
    列に接続したことを特徴とする温度感知型複合部品。
  3. 【請求項3】絶縁体基板に帯状電極を設けて形成したコ
    イルと、絶縁体基板に対向電極を設けて形成したコンデ
    ンサと、半導体感温材料から形成した抵抗とを積層して
    積層体を形成し、該積層体の側面に前記対向電極の一方
    及び前記帯状電極の一端にそれぞれ接続して一対の外部
    電極を設け、コイルとコンデンサと抵抗とを並列に接続
    したことを特徴とする温度感知型複合部品。
JP3128480A 1991-04-30 1991-04-30 温度感知型複合部品 Pending JPH04329618A (ja)

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