JPH0432941Y2 - - Google Patents

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JPH0432941Y2
JPH0432941Y2 JP2421288U JP2421288U JPH0432941Y2 JP H0432941 Y2 JPH0432941 Y2 JP H0432941Y2 JP 2421288 U JP2421288 U JP 2421288U JP 2421288 U JP2421288 U JP 2421288U JP H0432941 Y2 JPH0432941 Y2 JP H0432941Y2
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JP
Japan
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bag
folded
support plates
side walls
wall
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JP2421288U
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  • Housing For Livestock And Birds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、犬猫などのペツトを運ぶ折りたた
み式ケースに関する。
〔従来の技術〕
この種の折りたたみ式ケースには、例えば実開
昭59−191159号公報に開示されたものがある。こ
のケースは、天板と受皿にそれぞれヒンジ結合さ
れた側壁を横方向に2つ折り可能とし、側壁を2
つ折りにすると、天板と受皿が重なり合つて平坦
に折りたたむことができるようになつている。
また、ペツトを出し入れする扉はケースの端部
にあり、内側に折りたたむことができるようにし
てある。
〔考案の課題〕 上記のように天板と受皿を重なり合せる構造で
は、水平方向に偏平となるため、折りたたんだ状
態で持ち運びするのにかさ高感があり、かつ側壁
が身体に当接して抵抗感を与え、さらに体裁も良
くない欠点がある。
また、開閉機構付きの扉を折りたたむ必要上、
構造が複雑になり、ケース全体としてもコンパク
トに折りたたむことができない欠点がある。
そこで、この考案の課題は、コンパクトに折り
たたむことができ、持ち運びに便利なペツト用携
帯ケースを提供することである。
〔課題解決の手段〕
上記の課題を解決するため、この考案において
は、手提げ袋を、前面が開口し後面が閉鎖した4
角筒状に形成し、その手提げ袋の上壁と下壁を、
袋の長さ方向中央より2つ折り可能な硬質材で形
成すると共に、対向する両側壁を屈曲可能な材料
で形成し、上記上壁又は下壁のいずれか一方の内
側両側縁に、上記各側壁を支持する一対の支持板
を折りたたみ可能に取付け、かつ、その各支持板
を袋の長さ方向中央より2つ折り可能に形成し、
その各支持板の外面と上記各側壁の内面に、支持
板を着脱自在に固着する固着手段を設け、さら
に、上記開口に、それを覆うカバーを着脱自在に
取付けたのである。
〔作用〕
手提げ袋は、内側の両側壁に支持板を固着する
ことにより、上壁と下壁が支持されて箱形に保型
される。一方、両側壁の内面より支持板を分離し
て内側に折りたたむと、両側壁を内側に折り込む
ことにより、上壁と下壁を重合わせて折り畳むこ
とができ、また、上壁と下壁及び支持板が前後方
向に折りたたみ可能となつているため、上記のよ
うに重なり合つた上壁と下壁、及び側壁をさらに
前後に2つ折りすると、4つ折りの形状に折りた
たむことができる。
〔実施例〕
以下、この考案に係る実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
第1図乃至第3図に示すように、手提げ袋1
は、布やビニールシート等の屈曲可能な生地によ
り、断面が4角形の筒状に形成されており、左右
の両側壁4,4の外面に手提げ用のバンド5が取
付けられている。
この手提げ袋1は、前面が開口し、その開口6
の下側縁に、開口全体を覆うカバー7が連結して
おり、そのカバー7の両側縁と開口6の両側縁に
スライドフアスナ8が取付けられている。
このカバー7は、上半部が透明なビニール板9
で形成され、その上端にボタン10が取付けられ
ており、又、下半部には複数の空気挿通孔11が
設けられている。一方、手提げ袋1の上壁2の前
後両端には、ボタン12,13が取付けられてお
り、上記カバー7は、両側縁をフアスナ8によ
り、上端をカバー7のボタン10と上壁2のボタ
ン12と間をバンド14で連結することにより、
開口6に固着される。
また、手提げ袋1の後面には、屈曲可能な生地
から成る端布15が周縁を縫着して固着されてお
り、この端布15に複数の空気挿通孔11が設け
られている。
上記手提げ袋1の上壁2は、第2図及び第3図
に示すように、2枚の生地を重ね合せた2重構造
に形成され、その周縁を縫着して形成した収納部
2aに、前後に3枚の硬質板16を並べて収納し
て上芯板17が形成されている。この上壁2は、
各硬質板16の仕切部28により、前後方向に折
りたたむことができる。
また、手提げ袋1の下壁3と両側壁4,4の内
面には、下芯板19とその下芯板19の両側に一
体に連結された一対の支持板20,20とが着脱
自在に固着されるようになつている。
この下芯板19と支持板20の形成は、第1図
及び第2図に示すように、手提げ袋1の下壁3と
両側壁4,4を平面的に展開した形状の2枚のビ
ニールシートを重ね合せて、その周縁を縫着して
帯状袋を形成し、その帯状袋の中央に、縫合線1
8により下壁3の内面形状を区画して下芯板19
を、その両側に支持板20,20を形成し、次
に、上記帯状袋の前後両側に縫合により硬質板収
納部を形成し、その収納部の内部に硬質板16を
挿入している。上記下芯板19の下面には、複数
のボタン21が取付けられており、又、支持板2
0,20の硬質板収納部の外面には、面フアスナ
22,22が取付けられている。
上記構造の下芯板19と支持板20では、両支
持板20,20が、仕切り部となる縫合線18よ
り、下芯板19に対して折りたたみ可能となり、
また支持板20,20を下芯板19上に折り重ね
た状態で、下芯板19、支持板20,20全体を
前後方向に折りたたむことができる。
一方、手提げ袋1の下壁3の内面は、下芯板1
9のボタン21に対応させて複数のボタン23が
固着されており、また、両側壁4,4の内面の両
側には、両支持板20,20の面フアスナ22,
22に対応する位置にそれぞれ面フアスナ24,
24が取付けられている。
なお、上記手提げ袋1には、上記のカバー7を
連結するバンド14の他に、手提げバンド5を連
結するバンド25や、後記する上壁2の両端を連
結するバンド26等を使用すると便利であり、側
壁4の外面にそれらのバンドを収納する袋27が
形成されている。
この実施例の携帯ケースは上記のような構造で
成つており、犬や猫を収納する場合は、第2図及
び第3図に示すように、手提げ袋1の下壁3のボ
タン23と、下芯板19のボタン21を接合して
下芯板19を固着し、支持板20,20を、両側
壁4,4の内面に当接し、両フアスナ24,24
同士を接合させて側壁4に固着する。このように
両側壁4,4に支持板20,20を固着すること
により側壁4の屈曲が防止され、手提げ袋1は箱
形に保型される。そして、その内部に犬等を収納
し、カバー7をフアスナ8とバンド14により開
口6に固着して、開口6を塞ぐ。
一方、上記のように組み立てた携帯ケースを折
りたたむには、第5図乃至第7図に示すように、
先ず、支持板20,20を両側壁4,4の内面か
ら分離して、下芯板19の上に折り重ね、その上
に開口6から取外したカバー7を折り重ねる。こ
の状態で、両側壁20,20は屈曲可能となるの
で、それらを第6図に示すように横方向に中央か
ら内側に折り込んで、上壁2と下壁3とを重ね合
うように折りたたむ。ついで、重なり合つた各芯
板17,19、及び、支持板20の折り目に沿つ
て上壁2と下壁3を前後方向に2つ折りして、第
7図に示すように4つ折り状態に折りたたむ。
最後に、上壁2両端のボタン12,13にバン
ド26を連結して、袋1の両端を固定する。
なお、上記実施例では、手提げ袋を布などの生
地で形成して側壁を屈曲可能としたが、各側壁
は、横方向に中央より分割した2枚の硬質板で形
成し、その横方向内側に折り込み可能としてもよ
い。
また、支持板20,20を下芯板19両側縁に
取付けているが、上壁2の内側表面の両側縁に支
持板を折りたたみ可能に取付けてもよい。
さらに、両支持板20,20と両側壁4,4の
内面との固着手段として面フアスナを例示してい
るが、これはボタン等の他の手段でおき代えるこ
ともできる。また、これと同様、下芯板19と袋
1の下壁3との固着も、例示のボタン以外に、面
フアスナなどでおき代えることができる。
その他、カバー7の開口6への取付けは、カバ
ー7と開口6の全周縁にわたつてスライドフアス
ナを取付け、このフアスナによりカバー全体を着
脱するようにしてもよい。
〔考案の効果〕
この考案によれば、以上のように、手提げ袋の
両側壁を支持する支持板を側壁より分離してた上
下壁の一方の折りたたみ可能に取付けると共に、
その支持板と上壁と下壁を前後方向に2つ折り可
能としたので、ケースを側壁の屈曲と、前後に2
つ折りすることにより4つ折りのコンパクトな形
状に折りたたむことができ、持ち運びが便利とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の携帯ケースの分解
斜視図、第2図及び第3図はそれぞれ同上の携帯
ケースの組立て状態の平断面図と側断面図、第4
図は組立て状態の外観斜視図、第5図乃至第7図
はそれぞれ同上の折りたたみの作用を示す斜視図
である。 1……手提げ袋、2……上壁、3……下壁、4
……側壁、6……開口、7……カバー、8……ス
ライドフアスナ、10,12,13……ボタン、
14……バンド、15……端布、16……硬質
板、17……上芯板、18……縫合線、19……
下芯板、20……支持板、21……ボタン、22
……面フアスナ、23……ボタン、24……面フ
アスナ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 手提げ袋を、前面が開口し後面が閉鎖した4角
    筒状に形成し、その手提げ袋の上側壁を屈曲可能
    な材料で形成し、上記上壁又は下壁のいずれか一
    方の内側両壁と下壁を、袋の長さ方向中央より2
    つ折り可能な硬質材で形成すると共に、対向する
    両側縁に、上記角側壁を支持する一対の支持板を
    折りたたみ可能に取付け、かつ、この支持板を袋
    の長さ方向中央より2つ折り可能に形成し、その
    各支持板の外面と上記各側壁の内面に、支持板を
    着脱自在に固着する固着手段を設け、さらに、上
    記開口に、それを覆うカバーを着脱自在に取付け
    たペツト用携帯ケース。
JP2421288U 1988-02-24 1988-02-24 Expired JPH0432941Y2 (ja)

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JP2421288U JPH0432941Y2 (ja) 1988-02-24 1988-02-24

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JP2421288U JPH0432941Y2 (ja) 1988-02-24 1988-02-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01127449U JPH01127449U (ja) 1989-08-31
JPH0432941Y2 true JPH0432941Y2 (ja) 1992-08-07

Family

ID=31243871

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JP2421288U Expired JPH0432941Y2 (ja) 1988-02-24 1988-02-24

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6019461B1 (ja) * 2016-03-14 2016-11-02 有限会社小沢テント ペットハウス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6019461B1 (ja) * 2016-03-14 2016-11-02 有限会社小沢テント ペットハウス

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JPH01127449U (ja) 1989-08-31

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