JP6019461B1 - ペットハウス - Google Patents
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Abstract
Description
このペットハウスは、外側にプラスチック板あるいは金属板等、強度の高い外壁(2a)、この外壁(2a)の内面に、発泡プラスチックあるいはシート等、断熱性のある内壁(2b)を着した二重構造となっている。
図1に示すPは、屋内又は屋外に配置され、犬等を収容するペットハウスで、ペットハウスPは、一側面に出入口12’を有し、天井部16が開閉自在な箱型のペット収容部本体1と、この箱型のペット収容部本体1の内面に位置し、箱型のペット収容部本体1と分離可能に設けられた断熱性の壁体2とを有し、箱型のペット収容部本体1と断熱性の壁体2との間に空気層3(図5及び図6参照)が形成されている。
また、箱型のペット収容部本体1と分離可能に設けられた断熱性の壁体2は、例えば、箱型のペット収容部本体1の内側面に対向して設けられ、両端2A、2Bが開口し、自立可能な断熱性の立設壁部2Cと、この断熱性の立設壁部2Cの内側に位置して底部を形成する断熱性の底部2D、この断熱性の底部2Dに対向し、断熱性の立設壁部2Cの上方側の開口2Aを覆う断熱性の天井部2Eを有している。
自立可能な断熱性の立設壁部2Cは、例えば、断面四角形の筒体(又は、断面が多角形に限らず、円、楕円をも含む環状筒体)で、断熱性の立設壁部2C、断熱性の底部2D及び断熱性の天井部2Eは、何れも、図5及び図6に示すように、中央にプラスチック製のダンボール21、該プラスチック製のダンボール21の両面にクッション材22、23、これらプラスチック製のダンボール、クッション材を保冷・保温シートで覆った覆い部材24を有し、図1に示す10は、取っ手である。
前述した「正面12、右側面13、左側面14、背面15がピーンと張られた皺のない状態(図2)」、「正面12、右側面13、左側面14、背面15がピーンと張れない皺のある状態(図示せず)」の場合にあっても、断熱性の壁体2は、箱型のペット収容部本体1の内側面に対向して設けられ、断熱性の壁体2の両端2A、2Bが開口し、自立可能な断熱性の立設壁部2Cと、この断熱性の立設壁部2Cの内側に位置して底部を形成する断熱性の底部2Dを有し、この断熱性の底部2Dの外周縁部は、断熱性の立設壁部2Cの内壁に当接し、断熱性の立設壁部2Cの外壁は、箱型のペット収容部本体1の内側面に対向し、この箱型のペット収容部本体1の内側面と断熱性の立設壁部2Cの外壁とが、面状ファスナ4、5により脱着可能に連結するようにしている。
断熱性の立設壁部2Cは、自立可能で、断熱性の立設壁部2Cの立設方向に平行な折り目2C1、2C2(図2参照)が形成されている。この折り目2C1、2C2を介して自立可能な断熱性の立設壁部2Cは、扁平形状に形成されることができる。また、箱型のペット収容部本体1は、折曲できる程度に柔らかい素材で形成され、折曲されて扁平形状に形成されることができる(図3参照)。
ペットハウスPの梱包時又は収納時にあっては、図3に示すように、扁平形状に形成された立設壁部2C、扁平形状に形成された箱型のペット収容部本体1、断熱性の底部2D、断熱性の天井部2Eを積層して、コンパクト化することができる。
また、図示しないが、断熱性の壁体1の内壁に、必要に応じて、保冷剤(図示せず)又は保温剤(図示せず)を収納するポケット(図示せず)を設け、ポケット(図示せず)から冷気又は暖気を断熱性の壁体2の内方へ供給するようにしても良い。
また、断熱性の壁体2の内壁を消臭生地を使用すれば、ペットハウスP内のペットの臭いを消臭生地に吸収させ、臭いの軽減化を図ることができる。
箱型のペット収容部本体1は、天井部16と対向する面を底面11として自立可能であって、側面の外周形状が一定形状に保持できない、例えば、正面12、右側面13、左側面14、背面15がピーンと張られない皺のある状態程度(図示せず)に柔らかい素材(例えば、布等)で形成した場合について、説明したが、
本願発明は、これに限らず、箱型のペット収容部本体1は、天井部16と対向する面を底面11として自立不可能であっても、箱型のペット収容部本体1の内面に位置する断熱性の立設壁部2Cが、図2に示すように、自立する場合にあっても適用することができる。この場合にあっても、上述した実施例と同様、天井部16と対向する面を底面11として自立不可能な箱型のペット収容部本体1、この自立不可能な箱型のペット収容部本体1と分離可能に設けられた断熱性の壁体2とを有し、自立不可能な箱型のペット収容部本体1と断熱性の壁体2との間に空気層3が形成されている。
図12に示すAは正面12と天井部16との第1の境界部であり、Bは正面12と右側面13との第2の境界部であり、Cは底面11と右側面13との第3の境界部であり、Dは右側面13と背面15との第4の境界部であり、Eは天井部16と背面15との第5の境界部である。
そして、スライドファスナーS1、S2により、第2の境界部B、第3の境界部C及び第4の境界部Dを離間させ、図11に示すペットハウスPから、少なくとも、断熱性の立設壁部2C、断熱性の天井部2Eを除去した状態にあって、右側面13を底面11の側から天井部16の側へ回動して右側面13を開放させると共に、右側面13を支持部材7、8により支持して、右側面13の開放状態を保持するようにする。
その結果、ペットハウスPを屋外で利用した場合、右側面13を「ひさし」として、利用することができる。
バッグP’の収容部本体1’の内面には、上述同様の収容部本体1と分離可能に設けられた断熱性の立設壁部2C’(断熱性の立設壁部2C’は、断熱性の立設壁部2Cと同様、例えば、中央に図示しないプラスチック製のダンボール、該プラスチック製のダンボールの両面に図示しないクッション材である。)が位置し、収容部本体1’と断熱性の立設壁部2C’との間に空気層3が形成されるようになっている。図13に示す20は、保冷剤(又は保温剤)である。
上述した収容部本体1’と断熱性の立設壁部2C’との間に形成された空気層3により、断熱効果を高めることができ、収容部本体1’又は断熱性の立設壁部2C’が損傷した場合、損傷した部位のみを交換して対応することができる。
収容する物がペットの場合には、図13に示すように、収容部本体1’の上部は開放状態が良いが、収容する物がペットでない、例えば、食料品であれば、図14に示すようにファスナーS1、S2により閉じるようにする。また、図13及び図14に示す10は、取っ手である。
なお、上述の図13及び図14記載の実施例にあっては、バッグの一例として、手提げバッグの例を示したが、本願発明にあっては、これに限らず、本願発明にいう「バッグ」は、中に、ペット等の物を入れるようにした入れ物であり、リュックをも含む広義の「入れ物」である。
1 ペット収容部本体
2 断熱性の壁体
3 空気層
12’ 出入口
16 天井部
Claims (4)
- 一側面に出入口を有し、天井部が開閉自在な箱型のペット収容部本体と、
この箱型のペット収容部本体の内面に位置し、前記箱型のペット収容部本体と分離可能に設けられた断熱性の壁体とを有し、
前記断熱性の壁体は、環状筒体であり、
前記箱型のペット収容部本体と前記断熱性の壁体との間に空気層が形成され、
前記箱型のペット収容部本体は、前記天井部と対向する面を底面として自立可能であって、側面の外周形状が一定形状に保持でき、手で押すと前記一定形状が変形する程度に柔らかい素材で形成され、
前記断熱性の壁体は、前記箱型のペット収容部本体の内側面に対向して設けられ、両端が開口し、自立可能な断熱性の立設壁部と、この断熱性の立設壁部の内側に位置して底部を形成する断熱性の底部を有し、
この断熱性の底部の外周縁部は、前記断熱性の立設壁部の内壁に当接し、
前記断熱性の底部に対向し、前記断熱性の立設壁部の上方側の開口を断熱性の天井部で覆い、
前記出入口に対応する前記断熱性の壁体の部位は開口し、
前記断熱性の立設壁部の外壁は、前記箱型のペット収容部本体の内側面に対向し、この箱型のペット収容部本体の内側面と前記断熱性の立設壁部の外壁とが、面状ファスナにより脱着可能に連結されている
ことを特徴とするペットハウス。 - 一側面に出入口を有し、天井部が開閉自在な箱型のペット収容部本体と、
この箱型のペット収容部本体の内面に位置し、前記箱型のペット収容部本体と分離可能に設けられた断熱性の壁体とを有し、
前記断熱性の壁体は、環状筒体であり、
前記箱型のペット収容部本体と前記断熱性の壁体との間に空気層が形成され、
前記箱型のペット収容部本体は、前記天井部と対向する面を底面として自立可能であって、側面の外周形状が一定形状に保持できない程度に柔らかい素材で形成され、
前記断熱性の壁体は、前記箱型のペット収容部本体の内側面に対向して設けられ、両端が開口し、自立可能な断熱性の立設壁部と、この断熱性の立設壁部の内側に位置して底部を形成する断熱性の底部を有し、
この断熱性の底部の外周縁部は、前記断熱性の立設壁部の内壁に当接し、
前記断熱性の底部に対向し、前記断熱性の立設壁部の上方側の開口を断熱性の天井部で覆い、
前記出入口に対応する前記断熱性の壁体の部位は開口し、
前記断熱性の立設壁部の外壁は、前記箱型のペット収容部本体の内側面に対向し、この箱型のペット収容部本体の内側面と前記断熱性の立設壁部の外壁とが、面状ファスナにより脱着可能に連結されている
ことを特徴とするペットハウス。 - 一側面に出入口を有し、天井部が開閉自在な箱型のペット収容部本体と、
この箱型のペット収容部本体の内面に位置し、前記箱型のペット収容部本体と分離可能に設けられた断熱性の壁体とを有し、
前記断熱性の壁体は、環状筒体であり、
前記箱型のペット収容部本体と前記断熱性の壁体との間に空気層が形成され、
前記箱型のペット収容部本体は、前記天井部と対向する面を底面として自立不可能であって、側面の外周形状が一定形状に保持できない程度に柔らかい素材で形成され、
前記断熱性の壁体は、前記箱型のペット収容部本体の内側面に対向して設けられ、両端が開口し、自立可能な断熱性の立設壁部と、この断熱性の立設壁部の内側に位置して底部を形成する断熱性の底部を有し、
この断熱性の底部の外周縁部は、前記断熱性の立設壁部の内壁に当接し、
前記断熱性の底部に対向し、前記断熱性の立設壁部の上方側の開口を断熱性の天井部で覆い、
前記出入口に対応する前記断熱性の壁体の部位は開口し、
前記断熱性の立設壁部の外壁は、前記箱型のペット収容部本体の内側面に対向し、この箱型のペット収容部本体の内側面と前記断熱性の立設壁部の外壁とが、面状ファスナにより脱着可能に連結されている
ことを特徴とするペットハウス。 - 箱型のペット収容部本体は、
底面、正面、右側面、左側面、背面、天井部を有する六面であり、
前記正面と前記天井部との第1の境界部、前記正面と前記右側面との第2の境界部、前記底面と前記右側面との第3の境界部、前記右側面と前記背面との第4の境界部、前記天井部と前記背面との第5の境界部は、スライドファスナーにより、一連に接離自在に構成され、
断熱性の立設壁部を除去した状態にあって、
前記スライドファスナーにより、前記第2の境界部、前記第3の境界部及び前記第4の境界部を離間させ、前記右側面を前記底面の側から前記天井部の側へ回動して前記右側面を開放させると共に、前記右側面を支持部材により支持して、前記右側面の開放状態を保持する
ことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載のペットハウス。
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JP2016049463A JP6019461B1 (ja) | 2016-03-14 | 2016-03-14 | ペットハウス |
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