JPH04329195A - ステイプラ装置を備えたソータ - Google Patents

ステイプラ装置を備えたソータ

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JPH04329195A
JPH04329195A JP3099014A JP9901491A JPH04329195A JP H04329195 A JPH04329195 A JP H04329195A JP 3099014 A JP3099014 A JP 3099014A JP 9901491 A JP9901491 A JP 9901491A JP H04329195 A JPH04329195 A JP H04329195A
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bin
frame
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sorter
paper
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JP3099014A
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Kazunobu Miura
和信 三浦
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機、印刷機ある
いはレーザービームプリンタ等の画像形成装置に付設さ
れて該画像形成装置から排出される多数枚のシートを自
動的に丁合い(ソート)および仕分け(グルーピング)
して各ビン内に収納するソータに係り、詳しくは、複数
のビンを配列した移動本体をシート搬送と直交する方向
に移動させて、ビン上に収納されたシートを綴じ止めす
るステイプラ装置を具備したソータに関するものであり
、特に前記移動部本体の枠体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置から排出された
複数枚のシート(コピー紙)を自動的に丁合いおよび仕
分けをするソータの方式として、ビン固定方式、全ビン
移動方式、一ビンごとの開口移動方式がある。
【0003】ビン固定方式では、画像形成装置によって
多数枚原稿から多数部の記録シートを作成する際に、画
像形成装置から搬出されるシートは、順次ソータの受入
れ部に引き取られ、続いて搬送部に移され、この搬送の
途中、多数のビンから成る分配装置の各ビンのシート受
入口に設けられた分岐ガイド(切替えゲート)の作動に
より順序よく各ビンに取り入れられて集成され、最大限
ビンの個数だけの多数部の記録シートが整えられる。
【0004】このビン固定方式のソータは、比較的ビン
の収納枚数を大きくとれること、対応スピードが早いこ
と、複数連結ができることなどの利点をもつためコンソ
ール型の高速複写機に多用されている。例えばソート用
の複数のビン(例えば20ビン)内には、約50枚のシ
ートを、ノンソート用トレイには約250枚のシートを
それぞれスタックすることができる。
【0005】一方、複写機等から排出されたシートを綴
じ止めするステイプラ装置を備えたシート後処理装置と
しては、循環式自動原稿搬送装置(RDH)等の機械と
共に用い、シートごとにステイプル止めするシート後処
理装置(フィニッシャ)が存在するが機構が複雑で高価
となる欠点がある。
【0006】(1)比較的簡便なビン移動型のソータに
ステイプラ装置を付設した装置(特開昭64−4345
7号公報)が開示されている。この装置はビンに収納し
たシートを綴じ止めするステイプラ装置をビンに対して
進退自在に配置したソータである。
【0007】(2)他のソータでは多数の用紙束にそれ
ぞれステイプルを打ち込む場合、固定したステイプラ装
置を各ビンごとに設け、各ビンをステイプル位置まで移
動させて用紙束にステイプルを打ち込む形式がある。
【0008】(3)特開昭62−244869号公報に
開示されたソータは、ステイプル打ち込み可能な位置ま
で用紙を載せたビンを移動し、ステイプルを打ち込み、
他のビンの打ち込みに際しては、ビン移動とステイプラ
装置の上下方向移動とを行うものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したステイプラ装
置付ソータのうち、第1のステイプラ装置を進退させる
形式は、シートのサイズによって進入行程が異なり、各
ビンの上下間隔をすべて広くとるとソータが大型化し、
ステイプラ装置が進入する該当ビンの間隔のみを拡げる
動作を行なうと機構が複雑になるという問題点があった
【0010】第2のソータでは、ソータ全体の構成が複
雑化し、またビン間隔が狭い場合においては、特殊なス
テイプラ装置が必要となるといった問題点があった。
【0011】第3のソータでは、シートを堆積した各ビ
ンを適時ビンガイドに沿って直進させてステイプル位置
まで水平に移動させるものであり、装置の構造が複雑と
なる欠点がある。
【0012】本発明のソータは、上記第3のソータにお
ける各ビンを適時移動させる代りに、複数のビンをユニ
ット化した移動部本体内に収容して、該移動本体をセン
ター基準で画像形成装置から排出されるシートをシート
幅に対応してシート搬送と直交する方向に移動させるよ
うに改善した。更に、該移動部本体には、個々に移動可
能な複数のビンや、該ビンに収納されるシートを基準面
に突き当てて紙揃えする整合装置や、前記各ビンをステ
イプル位置へ移動させるビン移動装置や、各ビン毎のス
テイプル位置へ昇降装置により昇降可能なステイプラ装
置等が配設されていて、これら各部材を組立・整合する
際には、外部から部品を着脱したり、操作工具や、腕等
を挿入して行なっている。
【0013】前記移動本体は従来板金部材を連結したモ
ノコック構造が多く用いられているが、このような本体
構造では開放窓空間が少なく、上述の移動部本体内の各
種部材の組立・調整作業が困難である。また前記板金部
材に作業用の大きな窓を開口させると本体強度が低下し
、各部材間の相対位置が不安定となり作業が不確実にな
ったり、移動本体を移動させたとき、走行が不円滑にな
ったりする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、確実にシート
揃えを実行し、更に一定位置に綴じ止めすることのでき
る強固、軽量で動作の確実な移動本体の骨格構造を提供
し、もって上述の問題を解消することを目的とするもの
である。
【0015】上記目的を達成する本発明のステイプラ装
置を備えたソータは、画像形成装置から排出されたシー
トを導入して分類・収納する複数のビンと、前記ビンに
収納したシートを綴じ止めするステイプラ装置とを内蔵
し、ソータ本体のガイド部材上をシート搬送方向と直交
する方向に移動可能な移動部本体を有するステイプラ装
置を備えたソータにおいて、前記移動部本体が、複数の
中空角柱状パイプ部材を互いに連結して骨格とした枠体
構造で形成されたことを特徴とするものである。
【0016】また、本発明のステイプラ装置を備えたソ
ータは、前記移動部本体が、前記ソータ本体のガイド部
材上を転接する複数のローラ部材を軸支し複数の中空角
柱状のパイプ材を結合した底部側の第1の枠体と、該複
数の中空角柱状パイプ材を結合した枠体で形成し前記第
1の枠体に連結しシート搬送上流側に直立する第2の枠
体と、複数の中空角柱パイプ材を結合した枠体で形成し
前記第1の枠体に連結し前記ビンのシート搬入口側に直
立する第3の枠体と、前記第1,第2,第3の各枠体を
連結する連結部材とから構成された枠体構造であること
を特徴とするものである。
【0017】
【実施例】以下、図面に沿って本発明の実施例について
説明する。
【0018】図1は画像形成装置(例えば複写機)本体
1に接続されたソータの構成図である。本発明のソータ
は、基台部10と、下り搬送部20と、上り搬送部30
と、ビン移動部40とから構成されている。
【0019】基台部10は、画像形成装置本体1と接続
手段11Cにより連結され、キャスタ11Aおよび脚1
1Bにより床上に設置される。該基台部10の上面側に
は、前記下り搬送部20と上り搬送部30が固設され、
ビン移動部40が紙面直交方向に移動可能である。また
、該基台部10内には、搬送ベルト13、従動ローラ1
4、ガイド板15、シート搬送駆動手段およびビン移動
部駆動手段が設けてある。
【0020】前記基台部(水平搬送部)10には、図1
の紙面直交方向にレール部材16A,16Bが固設され
ている。該レール部材16Bの上面側には、ラックギヤ
RGが固定されている。
【0021】ビン移動部40の筐体内には、筐体移動用
のコロ17A(図2、左側の2個),17B(同、右側
の2個)が軸支されていて、該コロ17A,17Bは前
記基台部10のレール部材16A,16B上を滑走して
、ビン移動部40の筐体を紙面直交方向に移動可能にし
ている。
【0022】上記ビン移動部40の筐体内には駆動用モ
ータM1が設置されていて、ウオームギヤG1、減速歯
車列G2,G3,G4を介してピニオンギヤPGを駆動
回転させる。該ピニオンギヤPGは、前記レール部材1
6Aに固定されたラックギヤRGに歯合しているから、
モータM1の駆動回転により、ビン移動部40の筐体が
図2の破線位置に移動する。なお、18は前記ピニオン
ギヤPGと同軸に設けた回転自在なコロであり、該コロ
18は前記レール部材16Bに転接してガイドする。
【0023】次に、下り搬送部20は、画像形成装置本
体1の排紙ローラ2、排紙口3に接続し、排紙されたシ
ートPをガイド板21で受けて下方に搬送して、前記基
台部10内の搬送ベルト13に送り込むための搬送ベル
ト22と従動ローラ23A,23B等から成る。また、
この搬送路から分岐して、ADFおよびソータ内でジャ
ムが発生したとき、画像形成装置本体1内の先行シート
を排出する搬送手段24とトレイ25が備えている。
【0024】上り搬送部30は、支持フレームの下部の
駆動ローラ32と上部の従動ローラ33には、複数条の
無端状の搬送ベルト31が張設されている。該搬送ベル
ト31の内側には、後述のビンの挿入口に対応する複数
個のローラ34が回転自在に転接している。該ローラ3
4に対向して搬送ベルト31の外側には、複数個の搬送
ローラ35が転接して従動回転する。
【0025】また、該搬送ローラ35の中間で、ビンの
入り口にはそれぞれ分岐ガイド36が位置して揺動する
。これらの分岐ガイド36は、回転軸37の軸端に設け
られた図示しない揺動レバーおよびソレノイドによって
揺動される。従って該分岐ガイド36を時計方向に回動
させることによって、分岐ガイド36の下端爪部を搬送
ベルト31と搬送ローラ35とで構成される用紙搬送路
に交差させて、用紙の垂直方向上方への進行を遮り、分
岐ガイド36は用紙の受け入れ姿勢を整える。そこへ用
紙Pが搬送されてくると、該用紙Pは分岐ガイド36の
内側曲面に沿ってほぼ直角方向に偏向されてビン41内
に受け入れられる。
【0026】すなわち、ソータの上り搬送部30に高速
搬入された用紙Pは、搬送ベルト31と搬送ローラ35
に挟持されて上昇し、ソレノイドにより作動され時計方
向に揺動された分岐ガイド36により右方に偏向されて
、前記ビン41の直立したストッパ壁41Sの上方を通
過して、ビン41の傾斜面に沿って右上昇し、用紙Pの
後端が前記ストッパ壁41Sの上方を通過したのちには
、用紙Pは上昇から下降に転じ、用紙Pの自重によりビ
ン41の面上を滑落し、用紙Pの後端がストッパ壁41
Sに突き当たって停止する。
【0027】ステイプラ装置を備えたソータには、セン
ターライン基準で画像形成装置本体1から排出された用
紙を片側基準位置に移動させて位置決めするビン移動部
40と、複数のビン41内に収納された用紙束を片側基
準壁に突き当てて整合する整合装置50と、各ビン上に
積載された用紙束を押圧する紙押え装置と、各ビンを所
定のステイプル位置に移動させるビン揺動装置70と、
ステイプルを電動打ち込みするステイプラ装置80と、
ビン揺動装置70とステイプラ装置80を一体にして上
下駆動させる昇降装置が設けられている。
【0028】図2はビン移動部40の駆動手段の平面図
、図3は画像形成装置本体に接続されたソータの斜視図
を示す。図示実線はビン移動部40のがホームポジショ
ン位置した状態を示し、破線は該ビン移動部40が前進
した状態を示す。
【0029】前記ビン移動部40の筐体には、停止位置
検出用のフォトセンサPS1,PS2,PS3,PS4
が設置されていて、該筐体のポームポジション(例えば
17インチ幅の最大サイズのシートを収納する位置)、
A3判、B4判、A4判、B5判の各サイズのシート収
納位置を検出して筐体を停止させる。なお、19は基台
部の係止部10Aと、ビン移動部40の筐体の一部の係
止部40Aとの間に張設された引張コイルバネであり、
ビン移動部40を一方向にばね付勢している。
【0030】ビン移動部40は、最大サイズのシート(
例えば17インチ幅シート)をビン内に収納するときに
、操作者側のソータ本体全面と同一面をなすホームポジ
ションに設定されている。
【0031】該最大サイズのシートより小サイズのシー
トをビン内に収納するときは、ビン移動部40全体が操
作者手前側に前進させられる。
【0032】いま、画像形成装置本体側でセンター基準
方式排紙を行なう場合には、ビン移動部40の前進最大
移動量xは、最大サイズ(例えば17インチ)から最小
サイズ(例えばB5判、257mm)を引いた半分(例
えば87.4mm)に設定される。
【0033】中間サイズ(A3判、B4判、A4判等)
のシートをビン内に収納するときには、ビン移動部40
は、シートサイズ設定信号により、前記フォトセンサP
S1〜PS4の何れかが指定され、モータM1による駆
動距離が制御されて所定の中間位置に停止される。
【0034】前記ビン移動部40の本体(フレーム)4
01は鋼製角パイプ、チャンネル材、鋼板等を溶接やね
じ固定や鋲接等で形成した強固な枠組体構造である。
【0035】図4は該移動部本体401の斜視図、図5
はその分解斜視図である。
【0036】移動部本体401の底部は、複数の中空角
柱状の鋼製パイプ材を溶接結合した枠組構造の底部基台
(第1の枠体)401Aである。該第1の枠体401A
は太めの断面を有する(例えば19mm角)角パイプで
あり、ビン移動部40の全重量を支持する強固な構造枠
体である。
【0037】移動部本体401のシート搬送上流側に近
い側には、複数の中空角柱状の鋼製パイプ材を溶接結合
した枠組構造の第2の枠体401Bの底部が、前記第1
の枠体401Aに連結部材401Dにより連結して直立
状に組み立てられている。なお該第2の枠体401Bは
例えば13mm角の角パイプである。
【0038】また、移動部本体401の、前記第2の枠
体401Bに対向する反対側、すなわち前記上り搬送部
30に面する側には、複数の中空角柱状の綱製パイプ材
を溶接結合した枠組構造の第3の枠体401Cの底部が
、前記第1の枠体401Aに連結部材401Eにより連
結して直立状に組み立てられている。なお、該3の枠体
401Cは例えば13mm角の角パイプである。
【0039】図6はソータの上部および下部の要部断面
図である。
【0040】前記移動部本体401の第1の枠体401
Aの上り搬送部30に近い側の下部の左方2箇所(図2
,図4,図5参照)には、支軸402が固定され、その
先端には、V溝を有するコロ17Aが嵌入され、回転自
在になっている。該コロ17Aは、前記基台部10のス
テーを兼ねたレール部材16Aに形成された山型帯状案
内部(レール部)16A1に跨乗して回転しながら移動
する。該レール部16A1は、用紙搬送方向と直交する
方向に敷設形成されたものである。
【0041】上記移動部本体401の前記ビン41のシ
ート搬入口より遠い側の下部の2箇所には、支軸403
が固定され、その先端には円筒形をなすコロ17Bが嵌
入され、回転自在になっている。該コロ17Bは、前記
基台部10の上面側に設けた高さ調整可能なレール部材
16Bの平面上を回転しながら滑走する。上記レール部
材16Bは、基台部10の固定フレーム101に対して
カム16Cまたはねじにより移動調整後、ねじ止め固定
される。
【0042】一方、上り搬送部30の上部フレーム30
1の一端にはL型状のレール部材302が固定されてい
て、その垂直レール面部302Aはビン41に排出され
る用紙の水平搬送方向と直交する方向に設定してある。
【0043】また、前記移動部本体401の上部でノン
ソートトレイ49の用紙搬入口側には、L型の固定板4
04が移動部本体401に固設されている。該固定板4
04には支軸405が植設され、該支軸405の軸部に
は、コロ406が回転自在転合嵌入されている。
【0044】上記コロ406の外周面には、前記レール
部材302の垂直レール面部302Aが摺接する。該垂
直レール面部302Aと前記山型帯状案内部16A1と
は移動部本体401が垂直に支持されて、ビン41上に
用紙Pが正常に排出されるように固定されている。
【0045】ビン移動部40を基台部10および上り搬
送部30に組み立て調整するときには、前記カム16C
によりレール部材16Bを上下移動させることにより、
移動部本体401を揺動させて、その上部のコロ406
の外周面が垂直レール面部302Aに当接させるように
調整する。調整済後にはレール部材16Bをねじ止めし
て固定状態に保持する。 この状態で3群のコロ17A,17B,406は各レー
ル部材のレール面上を正常に滑走し、ビン移動部40は
図6の紙面直角方向に移動可能となる。
【0046】また、図6において、固定板404の垂直
面には、コロ407が設けてあり、該コロ407の外周
上部は、前記レール部材302の壁面から僅か離間した
位置にある。
【0047】これはソータ移動時の衝撃等によりコロ1
7Aがレール部材16Aの山型帯状案内部16A1から
脱線する事故を防止するため、移動部本体401の上部
移動を制限する安全部材である。
【0048】前記移動部本体401内には、複数のビン
41と、最上段のノンソートトレイ49と、該複数のビ
ン41を揺動可能に支持する固定支軸44と、該ビン4
1のストッパ壁41S下方に固設した複数のビン支持板
48と、整合装置50の整合棒54とアーム52と、紙
揃え装置60と、ビン揺動装置70とステイプラ装置8
0等の多くの装置が内蔵され駆動可能になっている。そ
して、これら装置の組立・調整は、前記移動部本体40
1の枠体骨格の空間を通して、部材の挿入や操作工具、
検査具の挿入や作業者の手の出入等を行なう。
【0049】次に、ビン41に搬出された用紙束のステ
イプル動作を以下に説明する。
【0050】画像形成装置本体1のプラテンガラスに載
置する原稿の載置位置決め基準にはセンターライン基準
と、片側面揃え基準とがある。
【0051】以下、センターラインCLで排紙される用
紙束Pのステイプル動作について図7、図8により説明
する。
【0052】図7はビン41の直進状態を示す平面図、
図8はビン41の揺動状態を示す平面図である。
【0053】(1) 画像形成装置本体1から排出され
る用紙(複写紙)Pのサイズがマニュアル設定または自
動判別されると、ソータのビン移動部40は電動駆動さ
れ操作者手前側に直進移動され、上記用紙サイズに対応
した所定の位置に達したら位置検出センサの信号により
停止され待機状態となる。ビン移動部40の最大移動量
xは、用紙最大サイズ(例えば17インチ)から最小サ
イズ(例えばB5判、257mm)を引いた半分(例え
ば87.4mm)に設定されている。また、この待機位
置ではビン41のストッパ壁41Dは、進入する用紙P
の幅方向側縁よりδ(例えば約10mm)だけ離間した
位置にある。
【0054】(2) この状態で用紙Pが図示左方から
進入して最上段のビン41の斜面に沿って上昇し、その
後、自重で滑落してビン41の前方ストッパ41Sに当
接して停止する。 (3) 用紙Pが停止したのち、整合棒54が揺動して
用紙Pの一方の側縁を押圧して、片寄せ量δだけ手前側
に片寄せ、用紙Pの他方の側縁をストッパ壁41Dに当
接させる。この片寄せ量δはサイズの異なる他の用紙(
例えばA4判、B4判、A3判等)においてもほぼ等し
く設定してある。
【0055】(4) 引続き後続の用紙Pが分岐ガイド
36の切り換えにより下段の第2ビン41内に排出され
て同様にして前記整合棒54が揺動して用紙Pの側縁を
押圧して、用紙Pをストッパ壁41Dに当接させて紙揃
えする。
【0056】(5) 以下同様にして原稿枚数に相当す
る数のビン41内に次々に収容堆積される。 (6) 最上段のビン41内に設定枚数の用紙Pが収容
されたことをCPU制御の計数手段が検出し、更に該ビ
ン41に収容される最終の用紙Pの後端通過が、光検出
手段の光路の開通状態になったことを検出されると、第
1段のビン41への排出完了となる。
【0057】(7) 同様にして第2段のビン41への
用紙排出完了が検出されると、前記最上段のビン41は
、前記揺動装置70により揺動される。すなわち、前記
停止状態のビン移動部40にステイプル信号が入力され
ると、先ず前記ビン揺動装置70が始動されて、アーム
71が駆動回転するカム73により回転支軸74を中心
にして揺動される。この揺動により先ずアーム71の先
端のローラ72が前記紙押え装置60の下端部を押圧し
て、レバー61を軸62を中心にして反時計方向に揺動
させることにより、紙押え部材63はビン41上のシー
トの上面を押圧する。
【0058】(8) 引続きアーム71の先端のローラ
72は揺動して、ビン41の突当面41Cを押圧して、
ビン41上の用紙Pを押圧したままビン41を固定支軸
44を中心にして揺動させる(ビン揺動角θ)。
【0059】(9) ビン揺動装置70のカム73が所
定角回転されると、アーム71の揺動は停止し、ほぼ同
時にホトセンサにより位置検知されて駆動を停止し、ビ
ン41の揺動は停止状態になる。
【0060】(10)この停止位置では、用紙束の先端
コーナ部はステイプラ装置80の綴じ部間隙に挿入され
、ステイプラ装置80の駆動によりステイプル83が打
ち込まれ綴じられる。
【0061】(11)ステイプル終了後には、アーム7
1が駆動されて元に戻ることにより、ビン41がばね5
9により付勢されて原位置に復帰するとともに、紙押え
部材63は用紙束面から離間して、用紙束はビン41上
から取り出し可能になる。
【0062】(12)上記ビン41のうち最上部のビン
41中に収容された用紙束のステイプルが終了すると、
ステイプラ装置80とビン揺動装置70とを一体に形成
したユニット体は昇降装置90により下降され、殆んど
同時に一段下方のビン41が揺動され、前記同様にステ
イプル動作が行なわれる。この間、更に一段または二段
下のビン41に排紙動作が行なわれている。
【0063】(13)すべての用紙束にステイプル打ち
込みが終了したら、前記ビン揺動装置70とステイプラ
装置80とを一体化したユニット体は、前記昇降装置9
0の駆動により引き上げられて最上段のビン位置に戻る
とともに、ビン移動部40はホームポジションにまで戻
り待機状態になる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のビンと紙押え装置とビン揺動装置とステイプラ装
置を内蔵してユニット化した移動本体を、センター基準
で画像形成装置本体から排出される用紙をシート幅に対
応してシート搬送方向を直交する方向に移動させるよう
にした移動部本体であって、該移動部本体の必要強度を
保持し、構造を簡単にすることが可能となった。また該
本体の開口部空間を広くすることができるから、ビン移
動部の組立調整作業が容易・安全・確実に達成でき作業
効率が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は画像形成装置本体に接続されたソータの
構成図。
【図2】図2はビン移動部の駆動手段の平面図。
【図3】図3は画像形成装置本体に接続されたソータの
斜視図。
【図4】図4は移動部本体の斜視図。
【図5】図5は該移動部の本体の分解斜視図。
【図6】図6はソータ上部および下部の要部断面図。
【図7】図7はビンの直進状態を示すビン移動部の平面
図。
【図8】図8はビン揺動とステイプル状態を示す平面図
【符号の説明】
1…画像形成装置本体               
 10…基台部(水平搬送部) 16A,16B…レール部材            
   16A1…山型帯状案内部 16C…カム                   
       17A,17B…コロ 20…下り搬送部                 
     30…上り搬送部301…上部フレーム  
                 302…レール部
材 40…ビン移動部                 
     401…移動部本体(フレーム) 401A…第1の枠体(基台部)          
401B…第2の枠体 401C…第3の枠体               
     401D,401E…連結部材 402,403,405…支軸           
        404…固定板406,407…コロ
                       41
…ビン50…整合装置               
         60…紙押え装置70…ビン揺動装
置                    80…ス
テイプラ装置 90…昇降装置                  
      P…用紙(シート)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置から搬出されたシートを導入
    して分類・収納する複数のビンと、前記ビンに収納した
    シートを綴じ止めするステイプラ装置とを内蔵し、ソー
    タ本体のガイド部材上をシート搬送方向と直交する方向
    に移動可能な移動部本体を有するステイプラ装置を備え
    たソータにおいて、前記移動部本体が、複数の中空角柱
    状パイプ部材を互いに連結して骨格とした枠体構造で形
    成されたことを特徴とするステイプラ装置を備えたソー
    タ。
  2. 【請求項2】前記移動部本体が、前記ソータ本体のガイ
    ド部材上を転接する複数のローラ部材を軸支し複数の中
    空角柱状のパイプ材を結合した底部側の第1の枠体と、
    該複数の中空角柱状パイプ材を結合した枠体で形成し前
    記第1の枠体に連結しシート搬送上流側に直立する第2
    の枠体と、複数の中空角柱パイプ材を結合した枠体で形
    成し前記第1の枠体に連結し前記ビンのシート搬入口側
    に直立する第3の枠体と、前記第1,第2,第3の各枠
    体を連結する連結部材とから構成された枠体構造である
    ことを特徴とする請求項1に記載のステイプラ装置を備
    えたソータ。
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