JPH0432863Y2 - - Google Patents

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JPH0432863Y2
JPH0432863Y2 JP1983026629U JP2662983U JPH0432863Y2 JP H0432863 Y2 JPH0432863 Y2 JP H0432863Y2 JP 1983026629 U JP1983026629 U JP 1983026629U JP 2662983 U JP2662983 U JP 2662983U JP H0432863 Y2 JPH0432863 Y2 JP H0432863Y2
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JP
Japan
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circuit
alarm
transistor
audio signal
changeover switch
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JP1983026629U
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JPS59132291U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は出力信号の音圧が聴力に影響を与える
レベルを超えたとき、そのことを警報する音響機
器の音圧警報装置に関する。
(ロ) 従来技術 最近電車内、あるいは街を歩行中にでもテープ
等から再生される音楽を楽しむことができるよう
にするため、前記再生された音楽をヘツドホンよ
り放音し聴取するヘツドホンステレオ装置が多く
使用されている。ところでかかるヘツドホンステ
レオ装置において、ヘツドホンより放音される音
楽等を長時間聴取する場合に、前記ヘツドホンよ
り放音される音圧レベルがあるレベル(実験によ
れば108デシベルであることが確認されている。)
を超えると聴力障害を起すが、しかし従来のヘツ
ドホンステレオ装置では、前記音圧が警戒レベル
を超えても何等報知手段がなかつたので、知らず
知らずのうちに連続し高音圧レベルの音楽を聴取
したために難聴となることがあつた。
(ハ) 考案の目的 本考案はそこでヘツドホンより放音される音圧
レベルが許容量を超えたとき、警報装置を動作さ
せ聴力障害を起すことがないようにしたものであ
る。
(ニ) 考案の構成 本考案は前記目的を達成するため、ヘツドホン
に加えられる左右チヤンネルの音声信号の一部を
取出し、その取出された信号にて充放電回路を充
放電させ、前記充放電回路の充電電圧にてトラン
ジスタを制御し、警報装置を動作させ、ヘツドホ
ンより放音される音圧レベルが警戒レベルを超え
たことを報知するようにした音響機器の音圧警報
装置に関する。
(ホ) 実施例 以下本考案の音響機器の音圧警報装置を図面に
従つて説明すると、1はテープレコーダあるいは
チユーナ等の音声信号発生回路、2,3は前記音
声信号発生回路1より発生された音声信号を増幅
する左右チヤンネルの増幅回路で、該増幅回路
2,3で増幅された音声信号はヘツドホン4,5
に加わり、音声に変換される一方、一部は抵抗
6,7を介して第1トランジスタ8に加えられ
る。前記抵抗6,7はヘツドホン4,5のインピ
ーダンスに比して非常に大きくし、左右チヤンネ
ルの分離度が悪くならないようにしており、又ダ
イオード9,10は電源電圧Vccの変動によつて
第1トランジスタ8のバイアス電流が変化しない
ように設けている。11は逆流防止用のダイオー
ド、12は抵抗13,14及びコンデンサ15を
有する充放電回路、16は該充放電回路12の充
電電圧にてオンされる第2トランジスタ、17は
バツテリ電圧の消耗状態の表示と前記音圧レベル
の警報とを切換える切換スイツチ、18は前記切
換スイツチ17を介して加えられる信号にて制御
される第3トランジスタで、発光ダイオード19
を選択的に動作させる。
次に本考案の音響機器の警報装置の動作につい
て説明すると、音声信号発生回路1より発生され
た左右の音声信号は増幅回路2,3にて増幅さ
れ、然る後ヘツドホン4,5に加えられ、これら
ヘツドホン4,5を駆動し音声を発生する。とこ
ろで前記増幅回路2,3で増幅された音声信号の
一部は、抵抗6,7にて混合され第1トランジス
タ8に加えられる。前記ヘツドホン4,5に加え
られる音声信号が6mW以上であるとき、ヘツド
ホン4,5より放音される音圧レベルは一般に警
報レベルの108デシベル以上になるので、このと
き抵抗6,7を介して加えられる音声信号の一部
で常時オンしていた第1トランジスタ8を間歇的
にオフさせる。前記第1トランジスタ8がオフす
ると、抵抗21ダイオード11及び抵抗14を介
してコンデンサ15に電圧が加えられ、該コンデ
ンサ15に充電される。前記6mW以上の音声信
号がある時間連続して再生されると、前記コンデ
ンサ15の充電電圧は高まり第2トランジスタ1
6をオンする。このとき切換スイツチ17が図示
の状態にあれば、それまでオンしていた第3トラ
ンジスタ18がオフされる。すると発光ダイオー
ド19に電池20よりの電源電圧が加わり、該発
光ダイオード19を点灯しヘツドホン4,5より
放音される音圧が警戒レベルをこえたことを表示
する。従つて聴取者は音量調整つまみを操作し、
前記ヘツドホン4,5に加えられる音声信号のレ
ベルを低下させればよい。
ところで電池20の電圧が十分にあるか否かチ
エツクしたいときには、前記切換スイツチ17を
図示と異なる状態に切換える。すると第3トラン
ジスタ18はオフされるので、若し電池20の電
圧が十分に高いならば発光ダイオード19を点灯
しそのことをしらせる。一方電池20の電圧が低
いのなら、発光ダイオード19は発光されず、電
池20は放電されていることを分らしめるので、
聴取者は電池20を取り換える時期を容易に判断
出来る。
(ヘ) 考案の効果 本考案の音響機器の警報装置は上述した如く、
ヘツドホンより放音される音圧が聴力障害を起す
おそれがある警戒レベルを超えると、増幅回路で
増幅された音声信号の一部を取出してトランジス
タを制御し、発光ダイオード等の警報回路を動作
させるようにしたので、従来の如くヘツドホンよ
り警報レベルを超える音声が発生されているのに
気が付かず、長時間聴取したため聴力に障害を起
したということがない。又左右の音声信号を混合
して取出したので、左右音声信号のいずれか一方
のみが大きいときにでも確実に前記警報回路を動
作できる。
又切換スイツチを切換えることにより、前記警
報回路を電池電圧のチエツクとしても利用出来、
便宜である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の音響機器の警報装置の回路図であ
る。 2,3……増幅回路、4,5……ヘツドホン、
6,7……抵抗、8……第1トランジスタ、12
……充放電回路、16……第2トランジスタ、1
9……発光ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右の音声信号を発生する音声信号発生回路
    と、該音声信号発生回路よりの左右の音声信号を
    増幅する増幅回路と、該増幅回路の左右出力端子
    にヘツドホーンと共に接続された高インピーダン
    スを有する抵抗と、ベースに前記抵抗に接続され
    た充放電回路を有するトランジスタと、該トラン
    ジスタに切換スイツチを介して接続された警報回
    路とよりなり、前記切換スイツチを第1の位置に
    切換え、増幅回路からの音声信号が難聴障害を起
    こす警戒レベルを超えたとき、充放電回路を所定
    値まで充電し、トランジスタを制御し警報回路を
    動作させ、音声信号が警報レベル以上であること
    を警報し、切換スイツチを第2位置に切換え電池
    電圧が動作電圧以上あるとき、前記警報回路を動
    作させ、電池電圧が動作電圧以上であることを報
    知することを特徴とする音響機器の音圧警報装
    置。
JP2662983U 1983-02-24 1983-02-24 音響機器の音圧警報装置 Granted JPS59132291U (ja)

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JPS59132291U JPS59132291U (ja) 1984-09-05
JPH0432863Y2 true JPH0432863Y2 (ja) 1992-08-06

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5417542A (en) * 1977-07-11 1979-02-08 Hitachi Heating Appliance Co Ltd High-frequency heating device

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5417542A (en) * 1977-07-11 1979-02-08 Hitachi Heating Appliance Co Ltd High-frequency heating device

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JPS59132291U (ja) 1984-09-05

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