JPH04328620A - データ入力装置 - Google Patents

データ入力装置

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JPH04328620A
JPH04328620A JP3125146A JP12514691A JPH04328620A JP H04328620 A JPH04328620 A JP H04328620A JP 3125146 A JP3125146 A JP 3125146A JP 12514691 A JP12514691 A JP 12514691A JP H04328620 A JPH04328620 A JP H04328620A
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JP
Japan
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data
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record
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JP3125146A
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Inventor
Yoshiaki Yuyama
好章 湯山
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ入力装置に係り
、詳細にはキーボード等からのデータ入力中に入力確定
済データを効率良く訂正可能にしたデータ入力装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、キーボードおよびCRT画面を備
えたデータ入力装置において、伝票発行等の事務処理を
行なう場合、あるまとまった単位ごとにプログラムを作
成しそれを実行していた。データ入力は人間が行なうも
のであるから入力ミス等が発生することがあり、入力し
たデータを訂正する機能がないとマンマシンインターフ
ーイスは低いものとなってしまう。そこで、入力したデ
ータを訂正できるように、プログラム内に、キー操作に
応じて入力項目を前に戻すことができるような記述をし
ていた。
【0003】図10はデータ入力装置の表示画面に売上
伝票を表示した例を示している。図10に示すように、
この売上伝票は「品目コード(商品コード)」、「数量
」、「単価」、「金額」及び「累計金額」の各項目から
なり、品目コードに対する数量及び単価をキーボード等
によりキー入力するとその品目の金額とそれまでの累計
金額が演算されて表示される。図10は品目コード00
1、002、003に対してデータ入力及び金額、累計
金額を出力した場合の例であり、符号100はカーソル
を示している。いま、品目コード003まで商品コード
を入れした状態で、前記品目コード002の数量が間違
って入力されていたことに気付いたとすると、従来は図
11に示すように例えばキー操作により入力画面を訂正
モードにした後カーソル100を訂正すべき項目位置ま
で戻し(カーソルを戻すと自動的に訂正モードに切替わ
るようなものもある)、しかる後正しいデータを入力し
て図12に示すような訂正を行なうようにしている。 従来は、上述した訂正処理を実現するために訂正モード
になったときにどのように処理すべきであるかを予めプ
ログラムに組み込んでおく必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のデータ入力装置にあっては、予めどのような
訂正が行われるかを考えた上でその訂正のアルゴリズム
(例えば、ある入力項目に訂正があった場合にどの位置
まで戻ればよいか等)をプログラム内に組み入れておか
なければならなかったため、ユーザの要望に応じて新た
な要素(項目名等)を追加したり削除したりするとプロ
グラムステップが変わってしまうこととなり訂正するプ
ログラムを組み直さなければならないという問題点があ
った。すなわち、入力データを訂正する場合、他のフィ
ールド及び他のレコードとの因果関係(例えば数量を訂
正すると、金額、金額の累計、金額の合計に影響する)
に着目しながらデータ訂正を行うと操作性が非常に悪く
なるという欠点がある。操作性を向上させるには、各々
の入力フィールドとその前後のデータ加工処理における
特別なアルゴリズムを効率良くプログラム内に組み入れ
なければならず、システム開発効率が著しく低下し、検
査に多大な工数がかかってしまうという欠点があった。 してみれば、訂正された項目位置以降の項目について各
項目に対応する命令を再実行するようにすれば訂正入力
データに影響する処理実行の最適化が図れることは明ら
かである。本発明の課題は、データ入力中における入力
確定済データを効率良く訂正できるようにすることであ
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。データ入力手段1(図1の機能ブロック図を参
照、以下同じ)は、平仮名、英数字等を入力するキー、
テンキー、実行キー等の機能キーが配設されたキーボー
ド等である。項目定義手段2は、各項目及び各項目に対
応する処理命令(例えば、キーボードからのキー入力、
項目データの演算命令、累算等の行間演算命令)を項目
定義として定義しておく項目定義表であり、各項目に対
応する処理命令をテーブルの形で記憶するRAM等であ
る。データ記憶手段3は、項目定義手段2の定義に基づ
いて各項目の処理命令を順次実行し、命令実行によって
生成された各項目に対応するデータを記憶するもので、
例えば複数のレコードデータをレコード単位で記憶可能
なレコードメモリ等である。データ訂正手段4は、デー
タ記憶手段3に記憶されたデータのちうち任意の項目の
データを訂正するもので、例えば入力データの入力に基
づいて表示された表示データが所望のものと異なる場合
に表示データを再び入力し直す場合のようにデータの訂
正が可能なキーボード上に設けられた訂正キー、実行キ
ー、機能キー等である。制御手段5は、データ訂正手段
4により訂正された項目以降の各項目に対応する命令を
再度実行し、データを再び記憶するように制御するもの
で、例えばCPUにより実行される。この場合、この訂
正により他のレコードに影響を及ぼす命令を持つ項目が
定義されているときは当該他のレコードについてデータ
の生成を行うように制御する。
【0006】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。先ず、
項目定義手段2の例えば項目定義メモリには各項目に対
応する処理命令が格納される。この状態において、デー
タ入力手段1により入力項目毎に所定のデータを入力す
ると各項目の処理命令が順次実行され、各項目に対応す
るデータはデータ記憶手段3に記憶される。そして、デ
ータ訂正があるときにはデータ訂正手段4によりデータ
記憶手段3に記憶されたデータのうち訂正されるべき項
目のデータが訂正され、制御手段5によって訂正された
項目以降の各項目について対応する命令が再度実行され
、データが再びデータ記憶手段3に記憶される。従って
、データ入力中におけるデータが効率よく訂正される。
【0007】
【実施例】以下、図2〜図10を参照して実施例を説明
する。図2〜図10はデータ入力装置の一実施例を示す
図である。
【0008】先ず、構成を説明する。図2はデータ入力
装置のブロック図である。この図において、11は装置
全体の制御、並びに後述するデータ登録処理及びデータ
訂正処理を含む各種のデータ処理を行なうCPUであり
、CPU11はROM12に格納されているマイクロプ
ログラムに従ってデータ入力装置の各種の動作を制御す
る。CPU11には、処理手順をプログラム及び固定デ
ータの形で格納するROM12,演算に使用するデータ
や演算結果等を一時的に記憶するRAM13、演算処理
中のデータを一時的に格納するレジスタA,B及びフラ
グを含むワークメモリ14、各項目に対応する命令内容
を項目定義として記憶する項目定義メモリ15(図3)
、更新される指定行・指定項目レジスタ16、複数のレ
コードデータをレコード単位に記憶するレコードメモリ
17、読出レコードを指定する情報を格納するレコード
セットレジスタ18、レコードメモリ17から読出した
指定行のレコードデータを記憶する読出レコードメモリ
19、データ登録状態のときの訂正モード等のモード情
報を記憶するモードメモリ20、各種データ入力のため
のキー及び機能キー等を備えたキーボードからなるキー
入力部21、入力データ、印刷データ等を表示する表示
部22、印刷データを印刷出力する印字部23がそれぞ
れ接続されている。
【0009】また、上記ワークメモリ14、レコードメ
モリ17、レコードセットレジスタ18、読出レコード
メモリ19及びモードメモリ20は、例えば、RAMの
記憶領域を分割して使用される。キー入力部21は、英
数字、平仮名等を入力するキーや、カーソル移動キー、
実行キー、中止キー等のファンクションキーが配置され
た操作盤であり、操作盤上のいずれかのキーが操作され
た場合、図示しない制御部によってそのキーに対応する
所定のキーコードに変換され、CPU11に出力される
【0010】図3は1行(1レコード)について各項目
に対する処理命令を定義して項目定義として記憶する項
目定義メモリ15を示す図である。項目定義メモリ15
は、例えば伝票入力のときどのような項目を入力するか
その項目名を指定し、その項目名に対してどのようにデ
ータ入力するか処理命令を定義するものであり、図3に
例では5つの項目名に対してそれぞれ命令内容が定義さ
れている。すなわち、項目名として「品目コード」、「
数量」、「金額」、「累計金額」を設け、「品目コード
」、「数量」、「単価」、の各項目には命令内容として
「I(Iはキーボードからのキー入力の意味)」を定義
し、「金額」の項目名には命令内容として「=単価*(
ここで、単価・数量は上記項目で既に使用されているこ
とが条件)」を定義し、「累計金額」の項目名には命令
内容として「=♯累計(金額)」を定義する。この項目
定義に基づいてデータ入力を行う場合、項目名が「品目
コード」「数量」「単価」の項目のときは命令内容に演
算を示す「=」が指定されているから単価データ及び数
量を乗算して金額が算出される。また、「累計金額」の
項目のときは命令内容に行間演算を示す「♯」が指定さ
れているから「金額」のデータが変わる毎に累計される
。すなわち、項目定義メモリ15は基本的に1行につい
ての定義を記憶し、1行毎にデータ入力及び演算を行な
うものであるが、上記累計演算のように行間演算を指示
する命令が定義(ここでは、「♯」)されるとその直前
までで入力されている対象となるデータといま金額とさ
れている項目とが行間演算(ここでは、「累計」)され
て出力される。
【0011】このように、上記項目定義を設け、これに
基づいてデータ入力処理を行うことにより、従来のよう
にユーザの要望に応じてプログラムを変更する必要がな
くなり大幅な省力化が図られる。
【0012】次に、本実施例の動作を説明する。図4は
データ入力処理を示すフローチャートであり、本フロー
はデータ入力のゼネラルフローを示している。同図中、
符号Sn(n=1,2,…)はフローの各ステップを示
している。プログラムがスタートすると、先ず、ステッ
プS1で図3に示すような項目を定義し、ステップS2
でその項目に対応する命令内容を定義する。次いで、ス
テップS3で所定の指示・登録キーを操作して「データ
登録処理」(図5参照)を行い、ステップS4で所定の
キーを操作して訂正モードに切替えて「データ訂正処理
」(図6参照)を行って本フローの処理を終える。
【0013】図5はキー入力部21のキー操作によりキ
ー入力されたデータ及び演算命令により算出された入力
データを登録するデータ登録処理を示すフローチャート
であり、前記ステップS3に対応する。先ず、ステップ
S11で1レコード目(1行目)である先頭行を指定し
、ステップS12で上記1レコード目の中で前記図3の
項目定義に基づく先頭項目を指定する。次いで、ステッ
プS13で指定項目に対応する定義内容の解読を行う。 この結果、定義内容の解読結果に応じて入力命令、項目
間演算命令、行間演算命令の3つのステップに分岐する
。定義内容がキー入力命令のとき(すなわち、図3で「
I」のとき)はキーボードからキー入力が行われるので
ステップS14でキー入力が行われるとステップS15
でそのキー入力データを所定レコードの所定フィールド
内にセットする。ここで、処理開始時には1レコード目
の1フィールド目にキー入力データとして品目コードデ
ータがセットされることになる。
【0014】一方、定義内容が項目間演算命令のとき(
すなわち、図3で「=」が指定され「♯」のないとき)
はステップS16で項目間演算を行い、ステップS17
でその演算結果データをセットする。また、定義内容が
行間演算命令のとき(すなわち、図3で「=」及び「♯
」が指定されたとき)はステップS18で行間演算を行
い、ステップS19でその演算結果データをセットする
【0015】ステップS20では、項目定義が終わりか
否かを判別し、項目定義が終わっていないときはステッ
プS21で次項目を指定してステップS13に戻る。ま
た、項目定義が終ったときにはステップS22で項目定
義が終ったセット済レコードをレコードメモリ17に記
憶し、ステップS23で次行を指定してステップS12
に戻る。この場合、作成されたレコードはレコードセッ
トレジスタ18によって1行のレコードが1フィールド
(1項目)ずつセットされ、1レコード分のデータセッ
トが終るとそれを1伝票分の複数のレコードに移して次
行を指定する。このセット済レコードはレコードメモリ
17に記憶される。また、この次行の指定により画面上
のポインタもずれることとなる。なお、図5に示すデー
タ登録処理フローは所定のキー操作が行われれば終了す
るようになっている。
【0016】図6は入力確定済みデータを訂正するデー
タ訂正処理を示すフローチャートであり、前記ステップ
S4に対応する。本フローはキー入力部21の訂正キー
操作又はカーソルを戻した段階で訂正モードに切替わる
ことによりスタートする。
【0017】先ず、ステップS31でキー操作によりカ
ーソルを動かして訂正しようとする行・項目位置を指定
し、ステップS32で指定された指定項目のデータをワ
ークメモリ14のレジスタAにセットする。次いで、ス
テップS33でデータ訂正のためのデータの入力を待ち
データが入力されるとステップS34でその訂正データ
をワークメモリ14のレジスタBにセットし、ステップ
S35でレジスタA,レジスタBに格納されたデータを
比較する。データが一致していれば以降の処理に進む必
要がないと判別してステップS31に戻り、一致してい
なければ(この場合が殆どである)ステップS36で指
定された行であることを示すフラグをONにする。次い
で、ステップS37でレコードメモリ17からその指定
行のレコードを読出し、ステップS38で読出した読出
レコード内の指定項目までのデータをセットする。すな
わち、レコードメモリ17から訂正しようとする指定行
のレコードを読出してこのレコードを読出レコードメモ
リ19に記憶し、読出レコード内の指定項目までのデー
タをセットすることによって訂正する必要のない行のレ
コードと訂正されるべき指定項目より前の項目のデータ
はそのまま保持されることになる。例えば、図10に示
すように3行目までのレコードが入力されているときに
2行目の指定項目のデータを訂正しようとする場合には
1行目のレコードは変える必要がないから1行目のレコ
ードはこのまま保持しておくとともに2行目のレコード
を読出して指定されている項目までのデータをセットし
ておくようにする。
【0018】次いで、ステップS39で指定項目にレジ
スタBに格納した訂正データをセットし、ステップS4
0でいま指定された項目定義が終わりか否かを判別する
。終わりでないときはステップS41で次項目の指定を
行い、ステップS42でその指定項目に対応する定義内
容を解読する。例えば、図11に示すように2行目の「
数量」の項目が指定されたときには、その次の項目とい
うのは「単価」の項目であるから、この場合は単価の項
目を指定してその項目の命令を解読して定義内容が入力
命令、項目間演算命令、行間演算命令の何れかのステッ
プに分岐する。定義内容が例えば「単価」の場合の「I
」のように入力命令であるときにはステップS43で読
出レコードメモリ19内の対応するデータをそのままセ
ットしてステップS40に戻る。例えば、上述の例では
図7に示すように読出レコードメモリ19内には2行目
のデータが入っているからその「単価」に対応するデー
タは「2000」であり、これがコピーされてセットさ
れることになる。一方、定義内容が項目間演算命令の時
はステップS44で指定された行であることを示すフラ
グがONであるか否かを判別し、フラグがONでないと
きは指定された行における項目間演算ではないと判断し
てステップS43に進み、フラグがONのときは指定さ
れた行における項目演算であると判断してステップS4
5に進む。ステップS45では項目間演算を行い、ステ
ップS46でその演算結果データをセットしてステップ
S40に戻る。
【0019】また、行間演算命令のときはステップS4
7で行間演算を行ってステップS46に進む。ここで、
本実施例では上記フラグがONのときには指定項目以降
の項目間演算については全部実行してしまい、また行間
演算命令があるときには指定された行だけは行間演算を
行ってしまうようにしている。基本的には訂正により影
響しない項目のデータは変える必要がないものであるが
、このようにしようとすると命令内容自体を解読して変
化がどのようにあったかをチェックしなければならない
。このような態様を採用してもよいが、本実施例ではチ
ェックの手間を省くため指定された行について全部演算
を行ってしまうようにしている。
【0020】一方、前記ステップS40で項目定義が終
わりであると判別されたときにはステップS48でセッ
ト済レコードを記憶する。上述した例ではセット済レコ
ードを2行目のレコードとして記憶することになる。次
いで、ステップS49でセット済レコードのうち行間演
算の指定された項目のデータをワークメモリ14のレジ
スタAにセットし、ステップS50で読出レコードのう
ち行間演算の指定された項目のデータをレジスタBにセ
ットする。例えば、上述の場合は図7に示すように「1
4000」という累算データをレジスタAに移し、また
、読出された行間指定された項目の内容は図10に示す
ように「10000」なっておりこれがレジスタBに移
される。次いで、ステップS51でレジスタA及びレジ
スタBの内容が一致するか(A=Bか)を判別し、一致
したときは訂正による演算は行われたもののこの演算結
果は次行の各項目には何の影響も及ぼさないと判断して
そのまま処理を終える。又、一致していないときは項目
のデータの訂正により以降の項目に影響するからステッ
プS52で次レコードがあればステップS52〜S55
でレコードがある限り同様の処理を繰り返す。レジスタ
A及びレジスタBの内容が一致せず、以降にも影響する
場合であってもステップS52で次レコードがないと判
別されたときはそのまま処理を終える。また、ステップ
S52では次行のレコードを読出し、ステップS53で
先頭項目を指定し、ステップS54でフラグをOFFし
てステップS42に進む。すなわち、ステップS52に
おいてレコードがある限り処理を繰り返すことになり、
繰り返すときにはフラグが出力されることになるが、こ
のようなときにはステップS52〜S55で次行のレコ
ードを読出し、先頭項目を指定した後フラグをOFFに
するようにする。フラグをOFFにしておけば入力命令
はそのままデータセットしておいて項目間演算について
は前記ステップS44でステップS45に進むことなく
ステップS43に抜けることとなってデータがそのまま
セットされる。また、行間演算のときだけは少なくとも
指定行において変化があったときであるからステップS
47により行間演算が実行される。
【0021】以上の処理を実行することにより図10に
示す表示画面の入力データは図7〜図9に示すように訂
正される。図10に示すデータ入力中に品目コード00
2の「数量」が「4」ではなく「6」であることに気付
き、カーソル100を戻して訂正モードにして指定項目
の「数量」を「6」に訂正したとすると、この状態は図
7で示される。図7に示すように1行目のレコードはそ
のまま保持されとともに、指定項目の「数量」が変わっ
ているから「金額」が再演算され、さらに「累計金額」
(図7破線部参照)も再行間演算される。この動作が終
わると、既に記憶されている3行目のレコードのうち「
累計金額」以外は変更はないので図8に示すように「累
計金額」以外はそのままコピーされる。そして、この「
累計金額」だけ変更があるから図9破線部に示すように
この「累計金額」が再行間演算される。
【0022】以上説明したように、本実施例では各項目
、及び各項目に対する処理装置より命令を定義する項目
定義メモリ15を設け、各項目の処理命令を順次実行し
て各項目に対応するデータをセットし、セットされたデ
ータのうち任意の項目のデータを訂正するとともに、訂
正された項目以降の各項目について対応する命令を再度
実行し、データを再びセットするようにしているので、
従来例のように訂正のアルゴルズムが変わることによる
プログラムの組み直しを回避しつつ入力確定済データを
効率良く訂正することができ、訂正入力データに影響す
る処理実行の最適化を図ることができる。また、アプリ
ケーション側では上から下へのデータの流れのみ(通常
のデータフロー)を意識するだけでシステム開発できる
ことが可能になり、アプリケーション開発工数を大幅に
削減することができる。
【0023】なお、本実施例では項目数が5つの例を示
したが、これには限定されずもっと多くの項目があって
もよいことは言うまでもない。また、項目間演算として
「金額」を、行間演算として「累計金額」を示したが、
項目について、あるいは行間について演算を行うもので
あればどのような演算を行うものでもよく、またかかる
演算が複数あってもよいことは勿論である。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、項目別に定義された命
令に基づいて順次セットされた各項目データのうち訂正
された項目位置以降の項目について定義に基づく再実行
を行うようにしているので、項目等が変更になった場合
であってもプログラムの組み替えを行うことなく、デー
タ入力中における入力確定済データを効率良く訂正する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の機能ブロック図である。
【図2】データ入力装置のブロック構成図である。
【図3】データ入力装置の項目定義メモリの構造を示す
図である。
【図4】データ入力装置のデータ入力処理を示すフロー
チャートである。
【図5】データ入力装置のデータ登録処理を示すフロー
チャートである。
【図6】データ入力装置のデータ訂正処理を示すフロー
チャートである。
【図7】データ入力装置のデータ入力処理を説明するた
めの図である。
【図8】データ入力装置のデータ入力処理を説明するた
めの図である。
【図9】データ入力装置のデータ入力処理を説明するた
めの図である。
【図10】データ入力装置のデータ入力処理を説明する
ための図である。
【図11】従来のデータ入力装置のデータ入力処理を説
明するための図である。
【図12】従来のデータ入力装置のデータ入力処理を説
明するための図である。
【符号の説明】
11  CPU 12  ROM 13  RAM 14  ワークメモリ 15  項目定義メモリ 16  指定行・指定項目レジスタ 17  レコードメモリ 18  レコードセットレジスタ 19  読出レコードメモリ 20  モードメモリ 21  キー入力部 22  表示部 23  印字部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  所定のデータを入力するデータ入力手
    段と、各項目に対応する処理命令を定義する項目定義手
    段と、前記項目定義手段の定義に基づいて各項目の処理
    命令を順次実行し、各項目に対応するデータを記憶する
    データ記憶手段と、前記データ記憶手段に記憶されたデ
    ータのうち任意の項目のデータを訂正するデータ訂正手
    段と、前記データ訂正手段により訂正された項目以降の
    各項目について対応する命令を再度実行し、データを再
    び記憶するように制御する制御手段と、を具備したこと
    を特徴するデータ入力装置。
  2. 【請求項2】  所定のデータを入力するデータ入力手
    段と、各項目に対応する処理命令を定義する項目定義手
    段と、前記項目定義手段の定義に基づいて各項目の処理
    命令を順次実行し、生成された各項目のデータを含むレ
    コードを複数記憶するデータ記憶手段と、前記データ記
    憶手段に記憶されたレコードのうち任意レコードのデー
    タを訂正するデータ訂正手段と、前記データ訂正手段の
    訂正により他のレコードに影響を及ぼす命令を持つ項目
    が定義されているとき該他のレコードについてデータの
    再生成を行うように制御する制御手段と、を具備したこ
    とを特徴するデータ入力装置。
JP3125146A 1991-04-26 1991-04-26 データ入力装置 Pending JPH04328620A (ja)

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