JPH0432741A - サスペンション装置の診断方法 - Google Patents

サスペンション装置の診断方法

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JPH0432741A
JPH0432741A JP13913190A JP13913190A JPH0432741A JP H0432741 A JPH0432741 A JP H0432741A JP 13913190 A JP13913190 A JP 13913190A JP 13913190 A JP13913190 A JP 13913190A JP H0432741 A JPH0432741 A JP H0432741A
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JP
Japan
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flow rate
diagnosing
rate control
control means
control
Prior art date
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Pending
Application number
JP13913190A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Sakamoto
清 坂本
Hiroshi Omura
博志 大村
Hideyuki Okada
英之 岡田
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は車両のサスペンション装置、特に車両の走行状
態等に応じてサスペンション特性を任意に制御し得るア
クティブサスペンション装置の診断方法に関する。
[従来の技術J 従来、自動車等の車両のサスペンション装置としては、
油圧緩衝器とスプリングとで構成されたダンパユニット
を備え、このダンパユニットのバネ特性を予め適当に設
定することにより、車両の操縦安定性と乗り心地性とを
両立さ“せるべくザスペンション特性が一律に定められ
る、所謂パラノブサスペンションが一般的である。
一方、最近では、車両の走行状態等に応じてザスベンン
ション特性を任意に制御することにより、操縦安定性と
快適な乗り心地とをより高度な次元で両立し得る、所謂
アクティブサスペンションが提案されている(例えば特
開昭63−13041S号公報参照)。このアクティブ
サスペンションは、基本的に、ばね上重量とばね下重量
との間にシリンダ装置を架設し、該シリンダ装置に対す
る作動流体の供給と排出とをきめ細かくかつ瞬時に制御
することにより、車両の走行状態等に応じたサスペンシ
ョン特性の制御を行うもので、例えば凹凸の激しい路面
を走行する際の−に下振動を抑制する乗り心地制御、あ
るいは車両旋回時にお1するロール制御及びねじれ抑制
制御なと、車両走行状態に応した最適な制御を行うこと
ができ、走行時の操縦安定性と快適な乗り心地性の両方
を大幅に向−Lさlることができる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、]二二組クティブザスペンノヨノを装備した
車両では、車両の運転状態やサスペンション装置の作動
状態を検出するための各種センサ、及びサスペンション
装置の各種アクヂコエータの作動を制御するだめの制御
機器等が設けられている。
例えば、通常、上記アクティブサスペンションには、上
記各シリンダ装置の作動を制御するために、各シリンダ
装置に対する作動流体の給排量を制御する流量制御弁が
設けられるとともに、この流量制御弁の作動(つまりシ
リンダ装置の作動)に応じて変化する変量(例えば、車
高、」1下加速度あるいはシリンダ圧なと)を検出する
ためのセンサ類が設けられており、これらセンサ類及び
上記流量制御弁等は、シリンダ装置に対する作動流体の
給排経路あるいは車両の運動系を介して相互に連繋され
ている。従って、システム組込状態における上記流量制
御弁及び各センサ個々の作動が正常であるか否かを、車
両停止状態でチエツクすることは一般に困難である。
このため、従来では、上記流量制御弁及び各センサ個々
の作動チエツクは、通常、システム組込前に部品単体と
して行なわれている。そして、システム組込状態での作
動は、テスト走行などにおいてシステム全体の作動とし
てチエツクされるに止どまり、上記流量制御弁及び各セ
ンサ個々についてその作動の良否を診断することは難し
いという難点があった。
この発明は、上記問題点に鑑みてなされた乙ので、アク
ティブサスペンションのシリンダ装置に対する作動流体
の給排を制御する流量制御弁、及びこれら流量制御弁の
作動に応じて変化する変量を検出するセンサ類について
、システム組込状態における個々の作動チエツクを確実
に行うことができるサスペンション装置の診断方法を提
供することを主目的とする。
「課題を解決するための手段J このため、本願の第1の発明は、ばね下重量とばね下重
量との間にシリンダ装置が架設され、該シリンダ装置に
対する作動流体の供給と排出とを予め設定された条件に
基づいて制御するようにしたサスペンション装置の診断
方法において、上記各シリンダ装置に対する作動流体の
給排量を制御する流量制御手段を所定の作動モードで作
動させるとともに、該流量制御手段の作動に応じて変化
する変量の上記作動時における変化を検出し、この検出
結果を上記作動モードに対する上記変量の基準変化パタ
ーンと比較することにより、上記流量制御手段及び上記
変量を検出する検出手段の作動を診断するようにしたも
のである。
また、本願の第2の発明は、上記第1の発明において、
上記流量制御手段及び上記検出手段の作動を診断する診
断プログラムを記憶したコントローラを車両に搭載し、
上記検出結果と基準変化パターンとを比較判定する判定
部とこの判定結果を表示する表示部とを備えた車外の診
断用コントローラを上記車載のコントローラに接続する
とともに、上記診断用コントローラからの通信人力で上
記車載のコントローラに上記診断ブ[lクラムを実行さ
せることにより、上記流量制御手段及び検出手段の作動
を診断するようにしたものである。
更に、本願の第3の発明は、上記第1の発明において、
上記流量制御手段及び上記検出手段の作動を診断する診
断プログラムを記憶するとともに、上記検出結果と基準
変化パターンとを比較判定する判定部とこの判定結果を
表示する表示部とを有する診断部を備えたコントローラ
と、上記サスペンション装置を通常制御する制御モード
と」−記診断プログラムを実行する診断モードとを切り
換える切換手段とを車両に搭載し、該切換手段でモード
切換を行うことにより、上記流量制御手段及び検出手段
の作動を診断するようにしたものである。
また更に、本願の第4の発明は、上記第1の発明におい
て、上記流量制御手段及び上記検出手段の作動を診断す
る診断プログラムと、上記検出結果と基準変化パターン
とを比較する比較判定部と、この判定結果を表示する表
示部とを備えた車外の診断用コントローラを、上記流量
制御手段及び」−記検出手段に対して直接に接続し、」
1記診断用コントローラからの信号入力で流量制御制御
手段を所定の作動モードで作動させることにより、」1
記流量制御手段及び検出手段の作動を診断するようにし
たものである。
また更に、本願の第5の発明は、上記第1の発明におい
て、上記変量の基準変化パターンには所定の許容範囲が
設定されており、上記検出手段の検出値が上記許容範囲
内にあるか否かを判定することにより、上記流量制御手
段及び検出手段の作動を診断するようにしたものである
また更に、本願の第6の発明は、上記第1または第5の
発明において、上記流量制御手段を所定の作動モードで
作動させるに際して、上記流量制御手段の開弁時におけ
る弁開度を、少なくとも大小2段階にわたって変化させ
るようにしたものである。
また更に、本願の第7の発明は、ばね下重量とばね下重
量との間にシリンダ装置が架設され、該シリンダ装置に
対する作動流体の供給と排出とを予め設定された条件に
基づいて制御するようにしたサスペンション装置の診断
方法において、上記各シリンダ装置に対する作動流体の
給排型を制御する流量制御手段の作動に応じて変化する
各種変量の変化をそれぞれ検出する複数の検出手段のう
ち、少なくとも2個について、上記流量制御手段を所定
の作動モードで作動させた際における各々の変量の変化
を検出し、この検出結果を上記作動モードに対する各々
の変量の基準変化パターンと比較することにより、上記
流量制御手段及び各検出手段の作動を診断するようにし
たものである。
また更に、本願の第8の発明は、上記第7の発明におい
て、上記変量を検出する検出手段を、車高センサと上下
加速度センサとしたものである。
[発明の効果] 本願の第1の発明によれば、上記流量制御手段を所定の
作動モードで作動させるとともに、該流量制御手段の作
動に応じて変化する変量の上記作動時における変化を検
出し、この検出結果を上記作動モードに対する上記変量
の基準変化パターン七比較することにより、上記流量制
御手段及び上記変量を検出する検出手段の作動を診断す
るようにしたので、システムに組み込まれた状態で、」
1記流量制御手段及び検出手段の個々の作動が正常であ
るか否かをそれぞれ確実に診断することができ、アクテ
ィブサスペンション装置の信頼性を向上させることがで
きる。
また、本願の第2の発明によれば、上記第1の発明にお
いて、上記車外の診断用コントローラからの通信入力で
上記車載のコントローラに上記診断プログラムを実行さ
せて上記流量制御手段及び検出手段の作動を診断するよ
うにしたので、上記診断用コントローラが配布された例
えば工場の組立ラインや検査ステー7ョンあるいはサー
ビス工場などにおいて、診断用コントローラを車載のコ
ントローラに接続するだけの簡単な操作で、容易に、上
記診断を実施することができる。
更に、本願の第3の発明によれば、上記第1の発明にお
いて、上記診断部を備えたコントローラと、上記サスペ
ンション装置を通常制御する制御モードと上記診断プロ
グラムを実行する診断モードとを切り換える切換手段と
を車両に搭載し、該切換手段でモード切換を行うことに
よって上記流量制御手段及び検出手段の作動を診断する
ようにしたので、診断用の外部コントローラを必要とけ
ず、車両単独で上記診断を実施することができる。
従って、例えば工場の組立ラインや検査ステーションあ
るいはサービス工場など、検査場所を特に限定されるこ
となく上記診断を行うことができる。
また更に、本願の第4の発明によれば、上記第1の発明
において、上記診断プログラム等を備えた車外の診断用
コントローラを上記各流量制御手段及び上記検出手段に
対して直接に接続し、」−記診断用コントローラからの
信号入力で流量制御手段を所定の作動モードで作動させ
ることにより、上記流量制御手段及び検出手段の作動を
診断するようにしたので、車載のコントローラ(制御用
コントローラ)に上記診断プログラムを記憶さUる必要
が無くなる。その結果、車載のコン!・〔J−ラにおけ
るプログラムの肥大化を回避することができる。
また更に、本願の第5の発明によれば、−1−記憶1の
発明において、上記変量の基準変化パター7に所定の許
容範囲を設定し、上記検出手段の検出値が上記許容範囲
内にあるか否かを判定する口上により、上記流量制御手
段及び検出手段の作動を診断するようにしたので、流量
制御手段あるいは検出手段の製作時などにおいて、通常
、不可避的に生じ得る精度のばらつきに対して有効に対
応することができ、上記流量制御手段及び検出手段の作
動について定量的に評価し、より精度の高い診断を行う
ことができる。
また更に、本願の第6の発明によれば、上記第1または
第5の発明において、上記流量制御手段を所定の作動モ
ードで作動させるに際して、上記流量制御手段の開弁時
における弁開度を、少なくとも大小2段階にわたって変
化させるようにしたので、開弁時の弁開度を一定として
単にON10FFでさせる作動チエツクに比べて、より
きめ細かく精確に上記流量制御弁及び検出手段の作動を
診断することができる。
また更に、本願の第7の発明によれば、流量制御手段の
作動に応じて変化する各種変量の変化をそれぞれ検出す
る複数の検出手段のうち、少なくとも2個について、」
二足流量制御手段を所定の作動モードで作動させた際に
おける各々の変量の変化を検出し、この検出結果を上記
作動モードに対する各々の変mの基準変化パターンと比
較することにより、上記流量制御手段及び各検出手段の
作動を診断するようにしたので、上記第1の発明と同様
の効果を奏することができ、更にその上、流量制御弁と
ただ1個のセンサとで診断を行う場合のように、単に両
者のうちのいずれかに異常があることを検出するだけで
なく、異常が検出された場合には、上記流量制御手段及
び各検出手段の診断結果を相互に比較対照することによ
り、これらのうちのいずれに異常が有るかを特定するこ
とが可能になる。
また更に、本願の第8の発明によれば、上記第7の発明
において、上記変量を検出するセンサを車高センサと上
下加速度センサとしたので、これら両センサ及び上記流
量制御手段の作動診断を行うに際して、上記第1の発明
と同様の効果を奏することができ、更にその上、異常が
検出された場合には、上記流量制御手段及び上記両セン
サの診断結果を相互に比較対照することによ、す、これ
らのうちのいずれに異常が有るかを特定することが可能
になる。
[実施例コ 以下、本発明の実施例を、添付図面に基づいて詳細に説
明する。尚、以下の説明において、数字と共に用いるア
ルファベット符号「F」は前輪用、FRゴは後輪用のも
のを示し、また、rFRJは右前輪用、rFLJは左前
輪用、r RR,Jは右後輪用、「RI7」は左後輪用
のものであることを示す。従って、これらを特に区別す
る必要のない場合には、上記識別符号を付さずに表示す
ることとする。
まず、本実施例に係る車両に装備されたアクティブサス
ペンションのシリンダ装置への作動流体の給排を制御す
る作動液回路について説明する。
第1図は上記作動液回路の概略構成図であるが、この図
に示すように、前後左右の各車輪毎に設けられたシリン
ダ装置1 (I FR,I F L、 !11R,IR
L )は、ばね下重量(不図示)に連結されたシリンダ
2と、該シリンダ2内より上方に延びてばね」二重量(
不図示)に連結されたピストンロッド3とを備えている
。上記シリンダ2の内部は、ピストンロッド3の下端部
に一体形成されたピストン4によって上下に区画されて
いるが、上方の液室5と下方の室とは連通している。従
って、液室5に作動液が供給されるとピストンロッド3
が上方に伸長して車高が高くなり、また上記液室5から
作動液が排出されると車高は低くなる。
上記各7リング装置lには、例えば4本の比較的小径の
シリンダ状ばね7で構成されたガスばね6(6FR,6
FL、61ヱR,6RL)が付設され、上記6ソリング
状ばね7は、互いに並列にかつ各オリフィス8を介して
シリンダ装置1側に接続されている。上記4本のシリン
ダ状ばね7のうち、1本を除いて残りの3本は、切換弁
9(9FR,9FL 、 9 Rrえ、91?L)を介
して上記液室5に接続されている。そして、上記切換弁
9が第1図に示された切換位置にセットされている場合
には、4本のシリンダ状ばね7か各オリフィス8を介し
てのみ液室5と連通され、減衰力は比較的小さいものと
なる。一方、切換弁9が第1図に示された位置から切り
換えられると、3本のシリンダ状ばね7は、切換弁9に
内臓されたオリフィス10をも介して液室5と連通され
ることになるので、減衰力が大きくなる。勿論、上記切
換弁9の切換位置の変更により、ガスばね6によるばね
特性も変更される。また、このサスペンション特性は、
シリンダ装置1の液室5に対する作動液の供給量を変更
することによっても変更される。
上記作動液回路にはエンジンによって駆動されるポンプ
装置11が配設され、該ポンプ11によってリザーバタ
ンク12から汲上げられ昇圧されたた高圧の作動液が、
供給通路13(メイン供給路)に吐出される。該メイン
供給路13は、フィルタ27及び逆止弁30を備えると
ともに、上記フィルタ27よりも下流側で前側通路14
Fと後側連路14Rとに分岐され、上記面側通路14F
’は、更に右前側通路l4PRと左前側通路+ 4 P
 Lとに分岐されている。そして、この左前側通路14
F’Lは左前輪用シリンダ装置IF’Lの液室5に、ま
た右府側通路14PRは右前輪用シリンダ装置IFRの
液室5にそれぞれ接続されている。この右前側通路14
FRには、その」1流側から順に、供給用流量制御弁1
5FR及び遅延弁としてのパイロット弁1GPRが接続
されており、同様に、左前側通路+ 4 P Lにも、
その上流側から順に、供給用流ff1I!I御弁15F
’L、及びパイロット弁16FLが接続されている。
また、上記右府側通路+4PRには、供給用流量制御弁
15FRからパイロット弁1GPRに至る途中部に、排
出用流量制御弁+9PRが介設された右前側通路用の第
1リリーフ通路17F’nが接続され、この第1リリー
フ通路17FRは最終的に、前輪用リリーフ通路18F
を経てリザーバタンク12に連なっている。また、パイ
ロット弁+6PRの下流ωす通路14 FR7こは、リ
リーフ弁21FRか介設された第2リリーフ通路20 
FRの一端が接続され、該第2リリーフ通路20 FR
の他端側は上記第1リリーフ通路+7PRに接続されて
いる。尚、−ト記憶2リリーフ通路201” Rと右前
側通路+ 4 F Rとの接続部には、シリンダ装置I
FHの液室5の圧力を検出するための圧力センサ(シリ
ンダ圧センサ)52FRが取り付IJられている。
更に、上記シリンダ装置IFR真近の通路14PHには
、シリンダ装置IFIIの摺動等によって発生する摩耗
粉が上記各弁! 6 PR,2+ PR(+111へ流
入することを防止するためにフィルタ29 PRが介設
されている。
尚、左前輪用の通路構成も上記右前輪用の場合と同様に
構成されているので、その重複した説明は省略する。
上記メイン供給路131こは、作動液回路の供給側の蓄
圧椋となるアキュムレータ22(メインアキュムレータ
)が付設され、該アギコムレータ22とメイン供給路1
3との接続部には、該メイン供給路13の圧力を検出す
る圧カセンザ55(メイン圧センサ)が取り付けられて
いる。シリンダ装置Iに対する作動液の必要供給量がポ
ンプ11の吐出量を一時的に」皿回る場合には、−に記
メインアキ、ムレータ22に蓄えられた作動液がメイン
供給路I3に放出され、供給不足の生じることがないよ
うになっている。また、リリーフ側にもアキュムレータ
23Fが設けられており、前輪用のシリンダ装置1内の
高圧の作動液が低圧のリザーバタンク12へ急激に排出
されることを防止し、リリーフ側でのウォータハンマの
発生防止が図られている。
尚、後輪用シリンダ装置IRR及びI r? Lに対す
る作動液給排通路も前輪用と同様に構成されているので
、その重複した説明は省略する。ただし、後輪用通路に
あっては、上記リリーフ弁21FI(2] F Lに相
当するものがなく、また後輪用通路14r7には、メイ
ンアキ、J、、レータ22からの通路長さが前輪用のも
のよりも長くなることを考慮して、サブのアキコムレー
タ24が設けられている。
−1−記メイン供給路I3、すなわt)n:j後輪用の
各通路14F及び+411は、リリーフ通路25を介し
て前輪用リリーフ通路IFN)r、:接続され、ノー記
すリーフ通路25には、後で詳しく説明するように、所
定の条件下でメイン供給路13の圧力を低下させる圧力
制御手段としての制御弁26(フェイルセーフバルブ)
が介設されている。
また、上記ポンプ11側には、ポンプ吐出圧、つまりメ
イン供給路13の圧力(メイン圧)及びアギコムレータ
22に蓄圧される圧力を所定範囲内に維詩ずべく調整す
る圧力制御手段としての調圧弁28(アンロードバルブ
)が設けられている。本実施例では、−]二二重ンプI
Iは、例えば、吐出圧が+20〜I 60 kg/cm
2に制御される可変容量型斜板ピストン式のしので構成
され、」−2アンロードバルブ28は実際にはポンプ1
1に一体に組込まれている。
上記パイロット弁!6は、1iIj後用の通路14 F
あるいは+4R1従ってメイン供給路13の圧力とシリ
ンダ装置l側の圧力との差圧に応じて開閉される。ごの
ため、01j輪用のパイロット弁+6PR及び] 6 
P I−、に対しては、府側通路14Fから分岐した共
通パイロット通路311”が導出され、該共通パイロッ
ト通路31 Fより分岐された2本の分岐パイロット通
路のうち一方の通路311;” 11がパイロット弁+
 6 P Rに連なり、他方の通路31 Fl、、がパ
イロット弁16 FLに連なっている。
そして、」―記共通パイロット通路3 + Fには、オ
リフィス32Fが介設されている。尚、後輪用のパイロ
ット通路も同様に構成されている。
上記各パイロット弁16は、右前輪用のもの(16r;
’R)を例にとって説明すれば、例えば第2図に示すよ
うに、ケーシング33内に右前側通路14FI?の一部
を構成する主流路34が設けられ、該主流路34の途中
部には弁座35が形成されており、上記ケーシング33
内に摺動自在に嵌挿された開閉ピストン36がト記弁座
35に対して離着岸することにより、パイロット弁16
Fnが開閉されるようになっている。
」二足開閉ピストン36は弁軸37を介して制御ピスト
ン38と一体化され、該制御ピストン38は、ケーシン
グ33内に摺動自在に嵌挿されて該ケーシング33内に
液室39を画成しており、該液室39は、制御用流路4
0を介して分岐パイロット通路31FRと接続されてい
る。また、上記制御ピストン38は、リターンスプリン
グ41により、開閉ピストン36が弁座35に着座する
方向、すなわちパイロット弁+6PRが閉じられる方向
に付勢されている。更に、制御ピストン38には、連通
[」42を介して、液室39とは反対方向から−に流路
34の圧力か加えられる。そして、液室39内(つまり
メイン供給路I3側)の圧力か、主流路34内(つまり
ノリンダ装置+ Frt ([11)の圧力の例えばI
/4以下になると、開閉ピストン36か弁座35に着座
してパイ〔ノゾト弁! (i FI(が閉じられろよう
に設定されている。
このとき、パイ「ノット弁16 FRが開いている状態
から、メイン供給路13側の圧力か大きく低下すると、
オリフィス32 Fの作用によりこの圧力低下は遅延さ
れて液室39に伝達さ11る。従って、−]二二組イロ
ッ]・弁+ 6 P Rは、−1−記メイン供給路13
の圧力がノリンタ装置IF[(側の圧力の1/4以下に
まで低下した場合、上記メイン供給路13にお(土る圧
力低下から所定時間(例えば約1秒)だけ遅延して閉し
られることに九゛る。
次に、前述した各弁の作用について説明する。
0)切換弁9 切換弁9は、実施例では、旋回中においてのみ減衰力か
大きくなるように切換作動される。
■リリーフ弁21 リリーフ弁21は、常時は閉じており、シリンダ装置1
側の圧力か所定値以上になると開かれ、シリンダ装置1
側の圧力か異常上昇することを防11.4−る安全弁と
して作用する。
勿論、このリリーフ弁2Iは、後輪用のノリング装置I
 II!?、 l Inに対して0設けることができる
か、本実施例では、重量配分がiFf側の方が後側、1
、リムかなり人きく設定された小山であることを前提と
しており、後輪側の圧力が前輪側の圧力よりし大きくな
らないという点を勘案して、後輪側にはリリーフ弁21
を設けていない。
■流量制御弁I5及び19 (1(給用および排出用の各流量制御弁I5及び19は
ともに、例えば電磁式のスプール弁で構成され、開状態
と閉状態とに適宜切換えられる。ただし、開状態のとき
は、その」二流側と下流側との差圧がほぼ一定となるよ
うな差圧調整機能を有するしのとなっている(流量制御
の関係上、この差圧を一定にすることが要求される)。
更に詳しくは、上記流量制御弁15及び19は供給され
る電流に比例してそのスプールの変位位置すなわち開度
が変化し、この供給電流は予め作成・記憶された流!−
i流の対応マツプに基づいて決定される。すなわち、上
記各流量制御弁15.19は、供給電流に応じて弁開度
を(つまり開弁時の流量を)略リニアに制御することが
でき、各流量制御弁15゜19に対する供給電流は、そ
のときの要求流量にそれぞれ対応じて定められる。
この流量制御弁15.19の制御によってシリンダ装置
1への作動液供給と排出とが制御され、サスペンション
特性が制御されることになる。
また、上記に加えて、イグニッションOl” F時には
、このOFF時から所定時間(例えば2分間)、車高を
低下させる方向の制御だけがなされ、降車等に起因する
積載荷重の変化を勘案して車高が部分的Iこ高くなって
しまうのを防止するように設定されている(基準車高の
維持)。
■フェイルセーフバルブ26 フェイルセーフバルブ26は、例えば電磁開閉弁で構成
され、通常時は励磁されることによって閉じられており
、フェイル時に開かれる。このフェイル時としては、例
えば流量制御弁15.19の一部が固着してしまった場
合、後述するセンサ類が故障した場合、作動液の液圧が
失陥した場合、あるいはポンプ11が失陥した場合など
が考えられる。
これに加えて本実施例では、上記フェイルセーフバルブ
26は、イグニッションOFF時から所定時間(例えば
2分間)経過した後に開かれる。また、このフェイルセ
ーフバルブ26が開かれたときは、パイロット弁16が
遅れて閉じられることは前述の通りである。
■パイロット弁16 既に述べた通り、オリフィス32F、3211の作用に
より、メイン供給路13の圧力が低士してから遅延して
閉じられる。そして、例えば流量制御弁15の一部が開
きっばなしとなったフェイル時には、フェイルセーフバ
ルブ26の開作動に起因するパイロット圧の低下によっ
て通路14 F R〜14RI、を閉じ、シリンダ装置
I F R〜I RL内の作動液を閉じこめて車高維持
が行なイつれる。
勿論、このときは、サスペンション特性は従来の所謂バ
ッソブなものに固定されることになる。
次に1.L記アクティブザスベンノヨンの制御系統につ
いて説明する。
第3図は上記制御系統を説明するためのシステム構成図
であるが、この図に示すように、前後左右の車輪W(W
FR,WT;’L、WRR,WRL)毎に設けられたシ
リンダ装置1 (I Flt  l FL、 I nR
lIRL)には、その伸び量つまり各車輪位置での車高
を検出する車高センサ51(51FR151F L、5
1 RR,51RL)、及び上記各シリンダ装置1の液
室5の圧力を検出するシリンダ1.Eセツサ52(52
FR52PL、521N1.52RL)が付設されてい
る。
また、車両Bの車体側には、車体に作用する上下方向の
加速度を検出する3個のGセンサ53(53F’li、
53 FL、53 R)が取り付けられている。
ただし、車両Bの前側については面車軸−Lでほぼ左右
対称位置に2個のGセンサ53 F R及び53FI、
が設けられているが、車両Bの後部については、後車軸
上において左右中間位置において1つのGセンサ53n
のみが設けられている。このようにして、3つのGセン
サによって車体■3を代表する1つの仮想平面が規定さ
れており、この仮想平面は略水平面となるように設定さ
れている。
1−記車両Bには、アクティブサスベンンヨンのザスペ
ンノヨン特性を制御するために、マイクLノコンピュー
タを主要部として構成されたコントローラUが搭載され
ており、該コントローラしJには、」−記谷センザ51
,52.53及び+Fj記メイン圧センセン5の検出信
号、更に、具体的には図示しなかったが、車速センサ及
びハンドル舵角センサの検出信号やイグニッソヨンスイ
ッヂの0N10FF信号などが入力される。また、」−
記作動液回路に配設された切換弁9、供給用流量制御弁
15、排出用流量制御弁19及びフェイルセーフバルブ
26はいずれも、上記コントローラ[Jに信号授受可能
に接続され、該コントローラUからの制御信号に応じて
作動させられるようになっている。更に、上記アンロー
ドバルブ28もコントローラUに信号授受可能に接続さ
れている。
上記コントローラUは、基本的には、第4図に概念的に
示されたアクティブ制御を行う。すなわち本実施例では
、車両の姿勢制御(車高信号制御)と乗心地制御(上下
加速度信号制御)と車両のねじり制御(圧力センサ信号
制御)とを行なう。そして、これら各制御の結果は、最
終的に、流量調整手段としての流量制御弁15.19を
流れる作動液の流量として表われる。
次に、上記各センサからの出力信号に乱づいたアクティ
ブザスペンンヨンのサスペンノヨン特性の制御の一例に
ついて、第4図及び第5図を参照しながら説明する。
このアクティブ制御の内容は、大別して、最も基本とな
る車高センサからの出力信号に基づく車体■3の姿勢制
御と、Gセンサからの出力信号に基づく乗心地制御と、
圧カセンザ(シリンダ圧センサ)からの出力信号に基づ
く車体[(のねじれ抑制制御とからなる。以下、これら
各制御の内容について分娩する。
(Δ)姿勢制御(車高センサ信号制御)この姿勢制御は
、バウンスとピッチ(ピッチング)とロールとを抑制す
る3つの制御からなり、これら各制御はPD副制御比例
−微分制御)によるフィードバック制御とされる。
上記3つの各姿勢制御については、各車高センサからの
出力信号をどのように取扱うかが、第4図において、バ
ウンス、ビッヂ及びロールの各制御部の左側に示した「
十」と「−」の符号で示されている。また、第4図にお
いて上記各制御部の右側に示された「+」と「−」の符
号は、各制御部が姿勢変化の抑制を行なう制御であると
いうことを示すもので、該各制御部の図中左側に示した
符号とは反対の符号が付されている。
すなわち、バウンス制御では、左右前側の各車高の加算
値と左右後側の各車高の加算値とが、それぞれ基準車高
値と一致する方向にPD副制御れる。この場合に用いら
れる制御式は、例えば次式■で示される。
KBl+(TB2・S/(1+’I′B2・5))−K
H2−■−1−記■式中、Kr31.KH2及びi’B
2は制御ゲイン(定数)、Sは演算子である。
また、ピッチ制御では、左右1″Iη側の各車高の加算
値に対して、左右後側の車高の加算値を減算したものが
零となる方向にPD副制御れる。更に、ロール制御では
、ロール角が目標ロール角となるようにPD副制御れる
」−述した3つのPD副制御より得られた各制御値は、
4つのシリンダ装置1(IF!え、] FL 、 IR
R,I[、)それぞれについて求ぬられ、各ンリング装
置用の制御値毎に互いに加算され、最終的に4つの姿勢
制御用の流量信号Q XFR−Q XRI、として決定
される。
上記ピッチ制御及びロール制御では、そのPI)制御の
ための制御式は前記0式の形で表される(ただし制御ゲ
インは、ピッチ制御用と[ノール制御用のものとがそれ
ぞれ別に設定される)。
(B)乗り心地制御(Gセンサ信号制御)この乗り心地
制御は、上記姿勢制御によって乗り心地性が悪化するこ
とを防止するために行なわれる。従って、上記(A)で
の3つの姿勢制御に対応じてバウンス、ビッヂ及びロー
ルの3つについて、上下方向の加速度を制御するように
それぞれ+!’D制御(積分−比例−微分制御)による
フィードバック制御が行なイっれる。このIPD制御に
おける制御式は次式■で表される。
T’l″B3/(1→’I’B3・S))・K B3 
+ K B4 +(Tl(3・S/(1−+’l”B3
・S))・KH3・・■上記■式中、KI(3,KH4
及びTl33は制御ゲイン(定数)、Sは演算子を表す
ただし、上記■式においては、各制御ゲインは、バウン
ス制御用、ピッチ制御用、ロール制御用としてそれぞれ
専用のものが用いられる。
尚、この乗り心地制御用のGセンサは3つしかないので
、ピッチ制御については、前側の上下方向加速度と1.
て、前側左右の各上下方向加速度の相加平均が用いられ
る。また、ロール制御に際しては、前側左右の上下方向
加速度のみが用いられこの乗り心地制御においても、上
記3つのI PD制御により得られる各制御値はそれぞ
れ4つのシリンダ装置毎に求められ、各シリンダ用の制
御値毎に互いに加算されて最終的に4つの乗り心地制御
用の流量信号QGFR−QGRLが決定される。
(C)ウォーブ制御(圧力信号制御) このウォーブ制御は車体I3のねじり抑制を行なう制御
である。?l−なイつち、各シリンダ装置1に作用して
いる圧力は各車輪への荷重に相当するので、この荷重に
起因する車体Bのねじりが大きくならないように制御す
る。
具体的には、車体前側と後側との各々について、左右の
圧力の差と和との比が1となる方向にフィードバック制
御される。そして、重み付は係数ωFによって車体前側
と後側との各ねじれ量の重み付けを与え、また重み付は
係数ω^によって」−記姿勢制御及び乗り心地制御の各
々に対する重み付jすを与えるようになっている。勿論
、このねじり抑制制御においてら、その制御値は、最終
的に、4つのシリンダ装置1@の流量信号QPFR−Q
PRL(%)として決定される。更に、重み付は係数ω
R1ωLのいずれか一方、あるいは両方を変更すること
により、左右のステアリング特性の差に変更を与えるこ
とができるようになっている。
上記のようにして4つのシリンダ装置毎に決定された姿
勢制御用、乗り心地制御用及びねじり抑制制御用の各流
量信号が最終的に加算されて、l・−タル流量信号Q 
(Q FR,Q FL、 Q I?R,Q Uが決定さ
れる。
(D)上記第4図の説明で用いた制御式■及び■の制御
ゲインは、車両の走行状態、具体的には旋回状態にある
ときと直進状態にあるときとで切換制御されるようにな
っている。ここに、車両が旋回状態にあるときには、サ
スペンション特性をハートにずへく、減衰力切換バルブ
9を絞り位置に切換えるとともに、各液圧シリンダ1に
対する流量制御の追随性を向上させるべく、上記各比例
定数に+(+=ll+〜B4)をそれぞれ、大きな値K
11ardlに設定し、また目標ロール角T POLL
を予め記憶したマツプから、その時の横加速度Gs(以
下横Gsという)に対応する値に設定する。このマツプ
の一例を第5図に示す。ちなみに、パッシブサスペンシ
ョン車の場合は、第5図において破線直線で示されるよ
うに、横加速度(横6)の増大とともに、ロール角(正
ロール)が大きくなる。
上記ロール制御は、例えば第5図に示されるようなマツ
プに基づいて、そのロール角を目標ロール角に一致させ
るべく制御される。すなわち、本実施例では、横Gが比
較的小さい所定範囲では逆ロールとなるように制御され
る。尚、この逆C1−ル制御については、運転席に設け
られたマユ、アルスイッチ(モードスイッチ)によって
ギャンセル可能とされている。
ところで、本実施例では、上記制御コントローラUの内
部ROMに、上記アクティブザスペンンヨンのサスペン
ション特性を制御するための制御プログラムとは別途に
、上記各シリンダ装置lに対する作動液の給排Mを制御
する供給用及び排出用の流量制御弁15及び19、並び
にこれら流量制御弁15.19の作動に応じて変化する
変量、例えば車高、ノリンダ圧あるいは上下加速度(l
下G)なとをそれぞれ検出する車高センサ51、シリン
ダ圧センサ52あるいはGセンサ53などのセンサ類の
作動が正常であるか否かを診断するための診断ブ[1グ
ラムが記憶されるとともに、コントローラUの作動モー
ドを、上記制御ブ〔1グラムを実行する通常の制御モー
ドと、上記診断ブ[1グラムを実行する診断モードとに
切り換えるモード切換スイソヂが設けられている。そし
て、このスイッチを切換操作することにより、車両が静
止した状態で、ノステムに組み込まれた後にお+−する
]二組古流量制御弁15.19及び各センサ5]、52
53なとの作動を診断することができるようにム゛って
いる。また、この診断結果は、車室内の例えばインスト
ルメン)・パネルに配設されたデイスプレィ装置に表示
されるようになっている。
尚、上記のように診断プログラムを制御コント「l−ラ
Uの内部ROMに記憶させる代わりに、例えば第12図
に示すように、診断専用のコントロ−ラUd、を制御用
のコントローラLJc、とは別体に設けて車両Bに搭載
し、両者間にモード切換スイッチS1を介設するように
しても良い。
以下、上記各流量制御弁15.19及び各センサ5! 
 52,53の故障診断方法Iこついて説明する。
第6図のフローヂャートに示すように、ノステムがスタ
ートすると、まずステップ#1でモード切換スイッチが
診断モード側に切り換えられているか否かが判定され、
この判定結果がNOの場合には、制御モードでの通常の
ザスベンンヨン制御(アクティブ制御)が行なわれ(ス
テップ#6)、YESの場合には、ステップ#2で車速
か零であるか否かの判定が行なイつれる。この判定結果
がN。
の場合には診断は行なわれずに通常のザスベンンヨン制
御が行なわれる。一方、上記ステップ#2での判定結果
がYESの場合には診断プ〔Jクラムが実行され(ステ
ップ#3)、診断が終了(ステップ#4)すると、ステ
ップ#5で再診断が必要か否かが判断され、必要な場合
にはステップ#2以降の各ステップが繰り返され、不要
の場合には通7;)のザスペンノヨン制御が行なわれる
上記したように、モード切換スイッチが診断モード側に
切り換えられ、かつ車速か零の場合には診断プロクラム
の実行か開始される。そして、該診断プログラムに従っ
て、供給用及び排出用の各流M制御弁15及び19が予
め設定された所定の作動モードで作動さl゛られ、この
ときの車高、シリンダ圧及び上下Gの変化が各センサ5
1,52゜53によってそれぞれ検出される。この検出
結果を、上記所定の作動モードに対する8変量(車高シ
リンダ圧あるいは上下G)の変化の基準パターンと比較
することにより、上記各流量制御弁1519及び各セン
サ51,52.53の故障のr「無が診断されるように
なっている。
上記各流量制御弁15及び19は、前記したように、供
給電流に応じて弁開度(つまり開弁時の流量)をリニア
に制御することができる比例制御式の電磁スプール弁で
構成されており、予め作成・記憶された流量−電流マツ
プに基づいて、各流量制御弁15.19に対する供給電
流を予め設定された所定のモードで制御することにより
、これら流h1制御弁I5及びI9を所定の作動モード
で作動させることができる。
尚、より好ましくは、この故障診断は、車両を略水平な
平面上に載置し、前輪舵μjを零に設定才ろとともに左
右の荷重をバランスさ且た状態で行なわれる。
診断モードがスタートすると、例えば第7図のフ〔ノー
ヂャートに示ずように、まA゛、ステップ#11で、車
高が一定(例えば標蘭車高)に維持されているか否かが
判定され、この判定結果がNOの場合には、車高を一定
に保つへく車高調整が行なわれる(ステップ#I2)。
次に、上記小高コー、j整後、−;−分な時間が経過し
て」−下Gが零(0)になっているか否かが判定され(
ステップ#13)、この判定結果かYES7こなると流
■制御弁15.19の作動が1j71始される。尚、こ
の(!:きシリンダ圧し一定に保たれている。ずなわち
、診断モードの初期設定状態として、車高及びシリンダ
圧か一定に維持され、かつ]二上下は零に安定して保た
れている。
−]二二組テップ#I3での判定結果がYESになると
、ステップ#14で上記コントローラUから流量制御弁
15又は19に対して流量指令か出力さイ1、該流量制
御弁15又(」19が所定開度たIJ開かれ、この弁開
度に対応した流ぢ1割合Qk[リッ]・ル/分コてンリ
ンダ装置Iに対する作動液の給1、Jlが開始される3
、この所定流量Qkでの作動液の給排は予め設定された
所定時間T kが経過上る」′で続行され、開弁後この
所定Hjj間1’ kが経過4′ると(ステップ#15
)、ステップ#16で新たな流量指令か出力され、」−
泥流fft制御弁15又は19が閉しられて流量が零に
設定され、ソリンタ装置1に対ケる作動液の給排が停止
される。
すなわち、−に記所定の開弁期間(1″k)中に、ノリ
ンダ装置1に対してQk・T’k(リットル)の作動液
の給υ1が行なイっれる。そして、この作動液の給排量
に対応じて車高及びシリンダ圧が所定量たけ変化し、ま
た、流量制御弁の開弁時及び閉弁時には上−1でGが発
生することになる。
次に、上記ステップ#16での流量指令が出力されてか
ら、作動液回路中の圧力状態が安定するに足る所定時間
が経過したか否かが判定され(ステップ#17)、この
判定結果がYESになると、ステップ#18で、各セン
サ51,52.53の出力値と、上記流量制御弁15又
は19が上記作動モードで作動させられた場合の車高、
シリンダ圧あるいは上下Gの変化の基準パターンとが比
較される。そして、各センサ51,52.53の出力値
か予め設定された基準内にあるか否かが判定され(ステ
ップ#19)、この判定結果がYESの場合には、上記
各流量制御弁15.19及び各センサ51.52.53
の作動に異常が無いものと判定され、NOの場合には上
記いずれかに異常が有るt〕のと判定される。
尚、上記の故障診断において、流量制御弁15及び19
は、開弁時の弁開度(つまり流IQk)が少なくとも大
小2段階にわたって変化さUられるように、その作動モ
ードかそれぞれ設定されている。
また、上記の故障診断において異常有りと判定された場
合には、上記各センサ51,52.53のそれぞれにつ
いてその診断結果を相互に比較することにより、いずれ
に異常が有るかを特定することができる。すなわち、セ
ンサが1個だけであれよ、センサの出力値が猜準変化パ
ターン通りに変化しなかった場合、このセンサに異常が
有るのかあるいは流量制御弁側に異常が有るのかを判定
することはできないが、センサが複数個の場合には、他
のセンサの診断結果を参照することにより、これら他の
センサの出力値の変化パターンが基準パターン通りであ
れば、流量制御弁側に異常は無く、基阜通りの変化パタ
ーンが得られなかった」二記センサに異常が有るしのと
判定することができる。
一方、上記他のセンサについてもその出力値が基準パタ
ーン通りに変化しなかった場合には、流量制御弁側に異
常が有るものと判定することができる。
尚、上記第7図のフローヂャートの説明においては、3
個のセンサ(車高センサ5I、シリンダ圧センサ52及
びGセンサ53)についてその検出値を読み取るように
していたが、こねら3個のうち少なくとc)2個につい
てその検出値を読み取ることにより、上記と同様に故障
箇所の特定を行うことができる。
以下、上記故障診断方法の具体例を、上記各流量制御弁
15.19及び2個のセンサ(例えば車高センサ51と
Gセンサ53)の故障診断に適用した場合を例にとって
説明する。
第10図及び第11図は、本実施例に係る診断プログラ
ムに基づいて供給用流電制御弁I5及び排出用流量制御
弁19が、例えば第8図及び第9図にそれぞれ示される
ような所定の作動モードで作動させられた場合におIJ
る車高及び」上下Gの変化の基準パターンの一例をそれ
ぞれ示すグラフであるが、これらの図に示すように、診
断開始時における初期状態として、車高ticは一定(
+−1゜)に保たれ、かつ上下Gは零に安定して維持さ
れている。
また、この状態において上記両流量制御弁I5及び19
は閉しられている。
診断が開始されると、まず供給用の流量制御弁15が所
定開度たけ開かれ(例えば中開き状態)、所定の流量割
合Q汀すットル/分]でノリンダ装置1内への作動液の
供給が開始される。この供給開始時、車体には」二向き
に所定値G、の加速度Gか発生ずる。そして、所定時間
ゴ1が経過するとL記供給用流量制御弁15は閉じられ
る。この閉弁時には、車体に下向きに所定値(例えば−
G、)の加速度Gが発生ずる。」−2開弁期間′i゛、
 +:、l】にノリンダ装置1内に供給された作動液f
il Q 、・1゛、であり、この供給量に対応じて中
高は所定値I1.すて−1−4する。
−に記供給用流量制御弁15の閉弁後、作動液回路内の
圧力状態が安定するに足る1分な所定時間が経過すると
、今度は排出用流量制御弁19が所定開度だけ開かれ(
例えば中開き状態)、所定の流用割合(例えばQ汀すッ
トル/分])でンリング装置1内からの作動液の排出が
開始される。この排出開始時、車体には下向きに所定値
(例えば−G、)の加速度Gが発生ずる。そして、所定
時間(例えば′F1)が経過すると1−記排出用流徂制
御井19は閉じられる。この閉弁時には、車体に上向き
に所定値(例えば十G、)の加速度Gか発生ずる。上記
開弁期間T1中にシリング装置l内から排出された作動
液はQI−T1であり、この排出用に対応じて車高は初
期値IIoまで下降する。
次に、上記と同様の手順で弁開度を例えば最大開度(流
量Q 、Eリットル/分」)に変えて、上記排出用及び
供給用の各流量制御弁19及び+5を所定時間T、たl
lJ′順次開弁さ0゛る。流量制御弁j519を上記一
連の作動モードで作動さUることにより、車高Hc及び
」−下Gは、第10図及び第11図に示すような基準パ
ターンで変化4゛るようになっている。
そして、上記各流量制御弁15及び+9を上記作動モー
ドで作動させた際の車高センサ51及びGセンサ53の
71力値の変化のパターンを、上記基準変化パターンと
比較することにより、各流量制御弁15.19及び各セ
ンサ51,53の異常の有無が診断される。
尚、上記車高変化の基準パターンには、流量制御弁15
.19及び車高センサ51の製作時なとにおいて不可避
的に生じ得る一定範囲内の精度のばらつきに対応じて所
定の許容値δが設定されており、−に記一連の作動モー
ドにおし)で、車高センサ51の検出値が基準値1−1
 cに対してHc±δの範囲内にあるか否かによって異
常の有無が判定される。
また、上記の故障診断において、上記両セ/す51.5
3の内の一方のみに異常が検出された場合には、当該セ
ンサに故障が有るものと判定され、また両方共に異常が
検出された場合には流量制御弁開に故障か有るものと判
定される。つまり、流量制御弁を所定の作動モードで作
動させ、この作動モード期間中において複数のセンサを
同時にモニタすることにより、故障部品の特定が可能と
なる。
上記の診断は車両の4輪金てについて行なわれ、いずれ
の車輪についても異常が検出されなかった場合に、シス
テム全体として流量制御弁15,19及びセンサ51,
53に異常か無いしのと判定ずろことができる。
尚、」−記具体例では、複数のセンサとして車高センサ
5IとGセンサ53の2個のセンサについて故障診断を
行うようにしたものであったが、j−記2個のセンサ5
1.53に加えて、あるいはごれらのうらのGセッサ5
3に代えてノリノブ圧センサ52の故障診断を同時に行
い、車高センサ51とソリンダ圧センザ52の検出値を
読み取ることにより、両センサ51,52の検出値を相
1jに比較して定量的な評価を下すことができろ。
以L、説明したように、本実施例によれば、上記各流…
制御弁15及び19を所定の作動モードで作動させると
ともに、この作動特におIJる車高及び」−6下Gの変
化を検出し、この検出結果と上1足作動モードに対する
車高及び上下Gの変化の基準パターンとを比較すること
により、上記各流量制御弁15,19、車高センサ5I
及びGセンサ53の作動を診断するようにしたので、シ
ステムに紹み込まれた状態で、」−二組谷流量制御弁1
5.19及び各センサ51,53の個々の作動が正常で
あるか否かを確実に診断4−るごとができ、アクディブ
ザスペンノヨン装置の信頼性を向1−さけることかでき
るのである。
また、本実施例では、車高変化の基準パターンに所定の
許容範囲(±δ)を設定し、小高センサ5の検出値が基
準値に対して−1−記81容範囲内にあるか否かを判定
4′るごとにより、上記各流量制御弁15.19及び1
F〔高センサ5Iの作動を診断オるようにしたので、流
量1制御弁15.19あるいは+1(高センサ51の製
作時なとにわいて、通゛に)、不1iT避的に生し得る
精度のばらつきに対してfj′効に対応することかでき
る。セなわら、流量制御弁15.19及び車高センサ5
jの作動1こついて定量的な評価を下すことができ、よ
り精度の高い拍動診断を行うことができる。
更に、本実施例では、」−記名流量制御弁1519を所
定の作動モードで作動させるに際して、各流量制御弁1
5.19の開弁時における弁開度を大小(例えば申開き
と全開)2段階にわたって変化させるようにしたので、
開弁時の弁開度を一定として単に0N10FFさせる作
動ヂエックに比べて、よりきめ細かく精確に上記流量制
御弁15゜19及び各センサ51,53の作動を診断す
ることができる。
また更に、本実施例では、複数のセンサ類のうち少なく
とも2個のセンサ51,53について同時にその作動診
断を行うようにしたので、流量制御弁] 5,19とた
だ1個のセンサとで診断を行う場合のように、単に両者
のうちのいずれかに異常がaることを検出するだ(tで
なく、異常が有る場合には、上記流量制御弁+5−.+
9並びに各センサ5!及び53の診断結果を相r−zに
比較対照することにより、これらのうらのいずれに異常
が有るかを特定することが可能になる。
また更に、本実施例では、上記各流量御弁1519及び
各センサ51,53の作動を診断する診断プ〔1グラム
を車載の制御用コントローラ【Jの内部ROMに記憶さ
せ、モード切換スイッチで制御モードと診断モードとを
切り換えることができるようにしたので、診断用の外部
コントローラを必要とせず、車両B単独で上記の診断を
実施することができる。従って、例えば工場の組立ライ
ンや検査ステーションあるいはザービス工場など、検査
場所を特に限定されることなく上記診断を行うことがで
きる。
尚、上記実施例(」、診断プログラムを車載のコントロ
ーラUの内部ROMに記憶さU、切換スイッチにより診
断モードと制御モードとを切り換えることができるよう
にしたものであったが、この代わりに、例えば第13図
に示すように、アクティブザスペンションのザスペンシ
ョン特性を制御する制御部Cpと、上記各流量制御弁1
.5.19及び各センサ51,52.53を診断する診
断プログラムを備えた診断部1)pとで構成されたコン
l−[7−ラLJ、を車両B、に搭載し、上記各流量制
御弁15及び19を所定の作動モードで作動させた際の
各センサ51,52.53の検出結果と、]二二組動モ
ードに対する車高、シリンダ圧及び上下Gの変化の基準
パターンとを比較判定する判定部と、この判定結果を表
示する表示部と、」−記車載のコント〔フープ[)、に
対する通信手段とを備えた車外の診断用コントローラt
Jd、を1;記車載のコンl−o−ラLJ、に接続する
とと6に、1−記診断用二JントローラtJ (12か
らの通信入力で1]7載のコンl−0−ラU。
に診断プログラムを実行さlることにより、−に記憶流
量制御弁15.19及び各センサ5]、5253の作動
を診断するようにすることかできる。
この場合、上記診断用コントローラt、J drか配布
された検査場所、例えば工場の組立ラインや検査ステー
ンヨlンあるいはザービス]−場などにおいて、診断用
コントローラ(Jd、を車載のコント[フープ[Jdこ
接続するだけの簡単な操作で、容易に、ト記診断を行う
ことができる。
更に、例えば第14図に示すように、」二足流量制御弁
15.19及び各センサ51,52.53の作動を診断
する診断プログラムと、上記検出結果と基準パターンと
を比較判定する判定部と、この判定結果を表示する表示
部とを備えた診断用コン!・ローラUd3を車外に設け
、この外部コントローラUd3を上記各流1賃制御弁1
5.19及び各センサ51.52.53に対して直接に
(つまり、車載の制御用コントローラUc、を介するこ
となく)接続し、」−記診断用コンl−ローラ[J (
1、からの信号人力で一16記各流謄制御弁15及び1
9を所定の作動モードて作動さUることにより、こイユ
ら流74)制御弁15.19及び各センサ51,52.
53の作動ヂJゾクを行うようにするごと6できろ。
この場合には、車両1う。に搭載した制御用コン)・〔
J−ラIJctに上記診断ブ〔lクラムを記憶させる必
要が無くなるので、車載のコント〔フープ[、、I C
3iJおけるブロクラムの肥大化を回IJ−4ることか
できる。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の詳細な説明′4るためのらので
、第1図はアクティブザスペンノヨン装置の作動液回路
の概略構成図、第2図はパイ【7ツトハルブの断面説明
図、第3図は−1−記サスペンション装置の制御系のン
ステム構成図、第4図は上記ザスペンション装置の制御
例を示すブ「ノック図、第5図はロール制御の目標ロー
ル角と横Gとの関係を示すグラフ、第6図は−に記すス
ペンション装置のコントローラの制御モードと診断モー
ドとを説明するフローヂャーI・、第7図は上記診断モ
ードによる故障診断方法を説明するフローヂャート、第
8図は故障診断時における供給用流M制御弁の作動モー
ドの一例を示すグラフ、第9図は上記故障診断時におけ
る排出用流量制御弁の作動モードの一例を示すグラフ、
第10図は上記故障診断時におtする上記両流徂制御弁
の作動モードIこ対応した車高変化の基準パターンの一
例を示すグラフ、第11図は上記故障診断時における上
記両流用制御弁の作動モードに対応した上下Gの基準変
化パターンの一例を示すグラフ、第12図は上記実施例
の変形例に係る制御用及び診断用コントローラを説明す
るためのブ[ノック構成図、第13図及び第14図はそ
れぞれ本発明の他の実施例に係る車両に搭載されたアク
ティブザスペンション装置のコントローラを説明するだ
めの車体前部の側面説明図である。 I FI2 1 FL  I RHI R1,−ンリン
グ装置、15 Fll  l 5 PI2. I 51
111. l 5 RL−・供給川流全制御弁、I 9
PR119FL、、19RR,I 9nL  排出用流
量制御弁、5 ] FR,51PL、5I RR,51
IN、・・車高センサ、52FIN、52FL  52
1tll  52RL−シリンダ圧センサ、53F R
、53P L 、 53 R・・・Gセンサ、B 、 
B 7.83車両、Q、、Q、、Qk・・流量、Sl・
・モード切換スイッチ、U、U2=コン)・「l−ラ、
[Jc+、Uc3・制御用コントローラ、Ud+、 u
d、、LJd3・診断用コントローラ、δ・・・許容値

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ばね上重量とばね下重量との間にシリンダ装置が
    架設され、該シリンダ装置に対する作動流体の供給と排
    出とを予め設定された条件に基づいて制御するようにし
    たサスペンション装置の診断方法であって、 上記各シリンダ装置に対する作動流体の給排量を制御す
    る流量制御手段を所定の作動モードで作動させるととも
    に、該流量制御手段の作動に応じて変化する変量の上記
    作動時における変化を検出し、この検出結果を上記作動
    モードに対する上記変量の基準変化パターンと比較する
    ことにより、上記流量制御手段及び上記変量を検出する
    検出手段の作動を診断することを特徴とするサスペンシ
    ョン装置の診断方法。
  2. (2)上記流量制御手段及び上記検出手段の作動を診断
    する診断プログラムを記憶したコントローラを車両に搭
    載し、上記検出結果と基準変化パターンとを比較判定す
    る判定部とこの判定結果を表示する表示部とを備えた車
    外の診断用コントローラを上記車載のコントローラに接
    続するとともに、上記診断用コントローラからの通信入
    力で上記車載のコントローラに上記診断プログラムを実
    行させることにより、上記流量制御手段及び検出手段の
    作動を診断することを特徴とする請求項1記載のサスペ
    ンション装置の診断方法。
  3. (3)上記流量制御手段及び上記検出手段の作動を診断
    する診断プログラムを記憶するとともに、上記検出結果
    と基準変化パターンとを比較判定する判定部とこの判定
    結果を表示する表示部とを有する診断部を備えたコント
    ローラと、上記サスペンション装置を通常制御する制御
    モードと上記診断プログラムを実行する診断モードとを
    切り換える切換手段とを車両に搭載し、該切換手段でモ
    ード切換を行うことにより、上記流量制御手段及び検出
    手段の作動を診断することを特徴とする請求項1記載の
    サスペンション装置の診断方法。
  4. (4)上記流量制御手段及び上記検出手段の作動を診断
    する診断プログラムと、上記検出結果と基準変化パター
    ンとを比較する比較判定部と、この判定結果を表示する
    表示部とを備えた車外の診断用コントローラを、上記流
    量制御手段及び上記検出手段に対して直接に接続し、上
    記診断用コントローラからの信号入力で流量制御手段を
    所定の作動モードで作動させることにより、上記流量制
    御手段及び検出手段の作動を診断することを特徴とする
    請求項1記載のサスペンション装置の診断方法。
  5. (5)上記変量の基準変化パターンには所定の許容範囲
    が設定されており、上記検出手段の検出値が上記許容範
    囲内にあるか否かを判定することにより、上記流量制御
    手段及び検出手段の作動を診断することを特徴とする請
    求項1記載のサスペンション装置の診断方法。
  6. (6)上記流量制御手段を所定の作動モードで作動させ
    るに際して、上記流量制御手段の開弁時における弁開度
    を、少なくとも大小2段階にわたって変化させることを
    特徴とする請求項1または請求項5記載のサスペンショ
    ン装置の診断方法。
  7. (7)ばね上重量とばね下重量との間にシリンダ装置が
    架設され、該シリンダ装置に対する作動流体の供給と排
    出とを予め設定された条件に基づいて制御するようにし
    たサスペンション装置の診断方法であって、 上記各シリンダ装置に対する作動流体の給排量を制御す
    る流量制御手段の作動に応じて変化する各種変量の変化
    をそれぞれ検出する複数の検出手段のうち、少なくとも
    2個について、上記流量制御手段を所定の作動モードで
    作動させた際における各々の変量の変化を検出し、この
    検出結果を上記作動モードに対する各々の変量の基準変
    化パターンと比較することにより、上記流量制御手段及
    び各検出手段の作動を診断することを特徴とするサスペ
    ンション装置の診断方法。
  8. (8)上記変量を検出する検出手段は、車高センサと上
    下加速度センサであることを特徴とする請求項7記載の
    サスペンション装置の診断方法。
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Cited By (2)

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WO2015182168A1 (ja) * 2014-05-28 2015-12-03 株式会社ショーワ 減衰力可変機構の検査方法、検査システム及び圧力緩衝装置の検査方法

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