JPH04327100A - 二重殻低温タンクの建設方法 - Google Patents
二重殻低温タンクの建設方法Info
- Publication number
- JPH04327100A JPH04327100A JP3094249A JP9424991A JPH04327100A JP H04327100 A JPH04327100 A JP H04327100A JP 3094249 A JP3094249 A JP 3094249A JP 9424991 A JP9424991 A JP 9424991A JP H04327100 A JPH04327100 A JP H04327100A
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- JP
- Japan
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- roof
- outer tank
- tank body
- inner tank
- tank
- Prior art date
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 43
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な二重殻低温タン
クの建設方法に係り、特にエアレイジングによる屋根の
浮上工程と内槽胴部を組み立てる工程とを交互に断続し
て施すことを可能にすると共に内槽胴部組立て作業を常
時低所で行うことを可能にする二重殻低温タンクの建設
方法に関するものである。
クの建設方法に係り、特にエアレイジングによる屋根の
浮上工程と内槽胴部を組み立てる工程とを交互に断続し
て施すことを可能にすると共に内槽胴部組立て作業を常
時低所で行うことを可能にする二重殻低温タンクの建設
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、LPG、LNG等の低温液体を
貯留するタンクとして地上式の二重殻低温タンクが知ら
れている。二重殻低温タンクは、有底筒体状に形成され
た外槽とこの内部に保冷材層を挟んで設けられて実質的
に低温液体を収容する内槽とこれら外槽及び内槽の上部
開口部を覆う屋根とから主に構成される。従来、この二
重殻低温タンクを建設する際には、その外槽を建造した
後、外槽内底部で屋根を組み立てて、エアレイジング工
法により屋根を浮上させ外槽上部開口部に接合して、こ
の後内槽を組み立てる方法が採用されている。即ち、ま
ず図4のaに示されるように、上部が開放された有底筒
体状のタンク外槽1を建造する。次に、図4のbに示さ
れるようにタンク底部にて外槽1を覆うド−ム状の外槽
屋根を組み立てると共に外槽屋根の内側にこれより吊り
下げられた内槽の頂部を覆う内槽屋根を組み立てて屋根
2を形成する。
貯留するタンクとして地上式の二重殻低温タンクが知ら
れている。二重殻低温タンクは、有底筒体状に形成され
た外槽とこの内部に保冷材層を挟んで設けられて実質的
に低温液体を収容する内槽とこれら外槽及び内槽の上部
開口部を覆う屋根とから主に構成される。従来、この二
重殻低温タンクを建設する際には、その外槽を建造した
後、外槽内底部で屋根を組み立てて、エアレイジング工
法により屋根を浮上させ外槽上部開口部に接合して、こ
の後内槽を組み立てる方法が採用されている。即ち、ま
ず図4のaに示されるように、上部が開放された有底筒
体状のタンク外槽1を建造する。次に、図4のbに示さ
れるようにタンク底部にて外槽1を覆うド−ム状の外槽
屋根を組み立てると共に外槽屋根の内側にこれより吊り
下げられた内槽の頂部を覆う内槽屋根を組み立てて屋根
2を形成する。
【0003】このように、外槽1内において屋根2を組
み立てた後、図4のcに示されるようにエアレイジング
工法により、屋根2下に高圧空気を供給して屋根2を浮
上させ、外槽1の上部開口部まで移送して屋根2の下縁
を外槽1に接合する。
み立てた後、図4のcに示されるようにエアレイジング
工法により、屋根2下に高圧空気を供給して屋根2を浮
上させ、外槽1の上部開口部まで移送して屋根2の下縁
を外槽1に接合する。
【0004】このように、外槽1の上部開口部にド−ム
状の屋根2が取り付けられた後、図4のdに示されるよ
うに、外槽1の底部に足場3を設けて、この足場3を順
次上方に組み上げながら、外槽1の内側に保冷材層を介
設してその内側に内槽胴部4を下方から順次組み上げる
ことにより二重殻低温タンク5を完成させることができ
る。
状の屋根2が取り付けられた後、図4のdに示されるよ
うに、外槽1の底部に足場3を設けて、この足場3を順
次上方に組み上げながら、外槽1の内側に保冷材層を介
設してその内側に内槽胴部4を下方から順次組み上げる
ことにより二重殻低温タンク5を完成させることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
二重殻低温タンク建設方法においては、内槽胴部4を組
み立てるに際して、足場3を順次上方に組み上げながら
外槽1の内側に保冷材層を介設して、その内側に内槽胴
部4を下方から順次組み上げることになるので、作業場
が順次高い位置に移動することになる。この高い位置で
の作業は危険を伴うことは勿論、作業性が悪いという問
題があった。
二重殻低温タンク建設方法においては、内槽胴部4を組
み立てるに際して、足場3を順次上方に組み上げながら
外槽1の内側に保冷材層を介設して、その内側に内槽胴
部4を下方から順次組み上げることになるので、作業場
が順次高い位置に移動することになる。この高い位置で
の作業は危険を伴うことは勿論、作業性が悪いという問
題があった。
【0006】また、内槽胴部4を組み立てるに際して、
足場3上にその作業場があることから、作業の進行に伴
い作業場が順次移動することになり、作業の効率が低い
という問題があった。
足場3上にその作業場があることから、作業の進行に伴
い作業場が順次移動することになり、作業の効率が低い
という問題があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、高所作業を少なくして安全性及び精度を高めると共
に作業場の移動を少なくして効率を向上する二重殻低温
タンクの建設方法を提供することにある。
し、高所作業を少なくして安全性及び精度を高めると共
に作業場の移動を少なくして効率を向上する二重殻低温
タンクの建設方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、有底筒体状の外槽胴部を形成した後、該外
槽胴部内底部で外槽胴部の頂部を覆うド−ム状の外槽屋
根を組み立てると共に外槽屋根の内側にこれより吊り下
げられた内槽の頂部を覆う内槽屋根を組み立てた後、こ
れら屋根をエアレイジング工法により上記外槽胴部内を
所定の高さ移送させるエアレイジング工程とこのエアレ
イジング工程により浮上された屋根を外槽胴部の底部か
ら仮支柱で支持して内槽屋根下に内槽胴部を継ぎ足す工
程とを順次繰り返して二重殻低温タンクを建設するよう
にした。
に本発明は、有底筒体状の外槽胴部を形成した後、該外
槽胴部内底部で外槽胴部の頂部を覆うド−ム状の外槽屋
根を組み立てると共に外槽屋根の内側にこれより吊り下
げられた内槽の頂部を覆う内槽屋根を組み立てた後、こ
れら屋根をエアレイジング工法により上記外槽胴部内を
所定の高さ移送させるエアレイジング工程とこのエアレ
イジング工程により浮上された屋根を外槽胴部の底部か
ら仮支柱で支持して内槽屋根下に内槽胴部を継ぎ足す工
程とを順次繰り返して二重殻低温タンクを建設するよう
にした。
【0009】
【作用】上記方法によれば、屋根をエアレイジング工法
により上記外槽胴部内を所定の高さ浮上させた後、浮上
された屋根を外槽胴部の底部から仮支柱で支持させるこ
とにより、屋根内を大気圧に戻しても屋根は仮支柱で支
持される。この時内槽屋根の下縁は外槽胴部の底部より
所定の高さに位置することになる。そこで、内槽屋根の
下縁と外槽胴部の底部との間に内槽胴部を継ぎ足す工程
は外槽胴部の底部を作業場として容易に達成されること
になる。
により上記外槽胴部内を所定の高さ浮上させた後、浮上
された屋根を外槽胴部の底部から仮支柱で支持させるこ
とにより、屋根内を大気圧に戻しても屋根は仮支柱で支
持される。この時内槽屋根の下縁は外槽胴部の底部より
所定の高さに位置することになる。そこで、内槽屋根の
下縁と外槽胴部の底部との間に内槽胴部を継ぎ足す工程
は外槽胴部の底部を作業場として容易に達成されること
になる。
【0010】次に、再び屋根をエアレイジング工法によ
り上記外槽胴部内を所定の高さ浮上させた後、浮上され
た屋根を外槽胴部の底部から仮支柱で支持させることに
より、屋根内を大気圧に戻しても屋根は仮支柱で支持さ
れる。この時、上記内槽屋根の下縁と外槽胴部の底部と
の間に内槽胴部を継ぎ足す工程で継ぎ足された内槽胴部
の下縁は、外槽胴部の底部より所定の高さに位置するこ
とになる。従って、これと外槽胴部の底部との間に内槽
胴部を継ぎ足す工程は上記作業場にて容易に達成される
ことになる。これら、エアレイジング工程及び内槽胴部
を継ぎ足す工程を屋根が所定の位置に到達するまで順次
繰り返すことにより、上記作業場にて内槽胴部が出来上
がることになる。即ち、内槽胴部を継ぎ足す工程が一貫
して同一の作業場で続けられることになり、効率がよい
。
り上記外槽胴部内を所定の高さ浮上させた後、浮上され
た屋根を外槽胴部の底部から仮支柱で支持させることに
より、屋根内を大気圧に戻しても屋根は仮支柱で支持さ
れる。この時、上記内槽屋根の下縁と外槽胴部の底部と
の間に内槽胴部を継ぎ足す工程で継ぎ足された内槽胴部
の下縁は、外槽胴部の底部より所定の高さに位置するこ
とになる。従って、これと外槽胴部の底部との間に内槽
胴部を継ぎ足す工程は上記作業場にて容易に達成される
ことになる。これら、エアレイジング工程及び内槽胴部
を継ぎ足す工程を屋根が所定の位置に到達するまで順次
繰り返すことにより、上記作業場にて内槽胴部が出来上
がることになる。即ち、内槽胴部を継ぎ足す工程が一貫
して同一の作業場で続けられることになり、効率がよい
。
【0011】また、上記方法によれば、内槽胴部を継ぎ
足す工程が低所で達成されるので安全且つ精度が高い。
足す工程が低所で達成されるので安全且つ精度が高い。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る二重殻低温タンクの建設
方法について図1に基づいて詳述する。
方法について図1に基づいて詳述する。
【0013】図1のaに示すように、まず上部が開放さ
れた有底筒体状の槽体を形成すべく外槽胴部1及び底部
17を建造する。次に、図1のbに示されるように、外
槽胴部内底部17にて外槽胴部の頂部を覆うド−ム状の
外槽屋根6を組み立てると共に外槽屋根6の内側にこれ
より吊り下げられた内槽の頂部を覆う内槽屋根7を組み
立てて二重殻の屋根2を形成する。なお、本実施例にあ
っては、この時同時に屋根2の下縁に内槽胴部の最上部
となるタンク内槽胴部の一部4aを取り付けているが、
この取付け工程は後述する内槽胴部4を継ぎ足して組み
付ける工程で施してもよいことは勿論である。
れた有底筒体状の槽体を形成すべく外槽胴部1及び底部
17を建造する。次に、図1のbに示されるように、外
槽胴部内底部17にて外槽胴部の頂部を覆うド−ム状の
外槽屋根6を組み立てると共に外槽屋根6の内側にこれ
より吊り下げられた内槽の頂部を覆う内槽屋根7を組み
立てて二重殻の屋根2を形成する。なお、本実施例にあ
っては、この時同時に屋根2の下縁に内槽胴部の最上部
となるタンク内槽胴部の一部4aを取り付けているが、
この取付け工程は後述する内槽胴部4を継ぎ足して組み
付ける工程で施してもよいことは勿論である。
【0014】次に、後述する複数の仮支柱8を外槽胴部
の底部17と屋根2との間に周方向に沿って設置すると
共にこれら複数の仮支柱8の両端を底部17及び屋根2
に仮固定する。
の底部17と屋根2との間に周方向に沿って設置すると
共にこれら複数の仮支柱8の両端を底部17及び屋根2
に仮固定する。
【0015】図2のaに示されるように仮支柱8は、径
の異なる円筒9を多段に重ね合わせて構成されており、
各円筒9の底部には支柱自動ストッパ装置10が設けら
れている。支柱自動ストッパ装置10は図3のaに示さ
れるように両端が開放されて中央に仕切りを有するよう
な水平筒11内に、片側を仕切り12に固定された一対
のバネ13とこれらバネ13に押圧されて水平筒11内
を摺動する一対のピン14を設けたものである。
の異なる円筒9を多段に重ね合わせて構成されており、
各円筒9の底部には支柱自動ストッパ装置10が設けら
れている。支柱自動ストッパ装置10は図3のaに示さ
れるように両端が開放されて中央に仕切りを有するよう
な水平筒11内に、片側を仕切り12に固定された一対
のバネ13とこれらバネ13に押圧されて水平筒11内
を摺動する一対のピン14を設けたものである。
【0016】この支柱自動ストッパ装置10は開口部1
5が円筒9の内壁で塞がれている時ピン14が水平筒1
1内に収納されていると共にバネ13が付勢されるべく
構成されてている。また、図3のbに示すように支柱自
動ストッパ装置10は開口部15から円筒9が取り除か
れると、バネ13が解放されてピン14を押圧して水平
筒11内を摺動させ、ピン14がその一部を水平筒11
内に残して開口部15から突き出すように構成されてい
る。従って、図2のaに示すような仮支柱8を円筒9を
引き出して所定の長さ伸長させると、図2のbに示すよ
うにピン14が突き出されて外側の円筒9の開口部に掛
け渡され、内側の円筒9が元の位置に戻ることが阻止さ
れる。即ち、仮支柱8を円筒9を引き出して所定の長さ
伸長させると自動的に支柱自動ストッパ装置10が働い
て仮支柱8の収縮を防止することになる。また、円筒9
が多段に重ね合わされているので、仮支柱8をさらに伸
長させると順次支柱自動ストッパ装置10が働いて、仮
支柱8は順次その有効長さを増大されることになる。
5が円筒9の内壁で塞がれている時ピン14が水平筒1
1内に収納されていると共にバネ13が付勢されるべく
構成されてている。また、図3のbに示すように支柱自
動ストッパ装置10は開口部15から円筒9が取り除か
れると、バネ13が解放されてピン14を押圧して水平
筒11内を摺動させ、ピン14がその一部を水平筒11
内に残して開口部15から突き出すように構成されてい
る。従って、図2のaに示すような仮支柱8を円筒9を
引き出して所定の長さ伸長させると、図2のbに示すよ
うにピン14が突き出されて外側の円筒9の開口部に掛
け渡され、内側の円筒9が元の位置に戻ることが阻止さ
れる。即ち、仮支柱8を円筒9を引き出して所定の長さ
伸長させると自動的に支柱自動ストッパ装置10が働い
て仮支柱8の収縮を防止することになる。また、円筒9
が多段に重ね合わされているので、仮支柱8をさらに伸
長させると順次支柱自動ストッパ装置10が働いて、仮
支柱8は順次その有効長さを増大されることになる。
【0017】次に、図1のcに示すようにエアレイジン
グ工程により屋根2内に高圧空気を供給して屋根2を所
定距離浮上させる。仮支柱8は屋根2に仮固定されてい
るので屋根2の浮上に伴って仮支柱8が伸長され、所定
の距離で自動的に支柱自動ストッパ装置10が働いて仮
支柱8はその有効長さを増大されることになる。即ち、
屋根2内の高圧空気を抜いて大気圧に戻しても、図1の
dに示されるように屋根2は仮支柱8で支持されて上記
エアレイジング工程により浮上された位置に保持される
ことになる。
グ工程により屋根2内に高圧空気を供給して屋根2を所
定距離浮上させる。仮支柱8は屋根2に仮固定されてい
るので屋根2の浮上に伴って仮支柱8が伸長され、所定
の距離で自動的に支柱自動ストッパ装置10が働いて仮
支柱8はその有効長さを増大されることになる。即ち、
屋根2内の高圧空気を抜いて大気圧に戻しても、図1の
dに示されるように屋根2は仮支柱8で支持されて上記
エアレイジング工程により浮上された位置に保持される
ことになる。
【0018】このようにして、エアレイジング工程によ
り浮上された屋根2が仮支柱8で支持されると、屋根2
内の雰囲気が大気圧であることから底部17での作業が
可能になると共に屋根2を組み立てる工程で組み立てら
れた内槽胴部4aの下縁は外槽胴部の底部より所定の高
さに位置することになる。そこで、図1のeに示される
ように、底部17上の作業場にて内槽胴部4aの下縁と
外槽胴部の底部との間に内槽胴部4を継ぎ足して組み付
けることができる。
り浮上された屋根2が仮支柱8で支持されると、屋根2
内の雰囲気が大気圧であることから底部17での作業が
可能になると共に屋根2を組み立てる工程で組み立てら
れた内槽胴部4aの下縁は外槽胴部の底部より所定の高
さに位置することになる。そこで、図1のeに示される
ように、底部17上の作業場にて内槽胴部4aの下縁と
外槽胴部の底部との間に内槽胴部4を継ぎ足して組み付
けることができる。
【0019】以下、上記エアレイジング工程及び内槽胴
部を継ぎ足す工程、図1のc、d、eを交互に繰り返し
て施すことにより、図1のf、g、hに示すように屋根
2が順次浮上されると共に内槽胴部4が順次継ぎ足され
て所定の高さに出来上がる。この間、内槽胴部を順次継
ぎ足す工程の作業場は底部17上に固定されることにな
る。
部を継ぎ足す工程、図1のc、d、eを交互に繰り返し
て施すことにより、図1のf、g、hに示すように屋根
2が順次浮上されると共に内槽胴部4が順次継ぎ足され
て所定の高さに出来上がる。この間、内槽胴部を順次継
ぎ足す工程の作業場は底部17上に固定されることにな
る。
【0020】このようにして、屋根2が順次浮上される
と共に内槽胴部4が順次継ぎ足されて所定の高さに組み
上げられた後、図1のiに示されるように、外槽胴部1
および内槽胴部4と屋根2との接合部16を接合して二
重殻タンク18が完成する。
と共に内槽胴部4が順次継ぎ足されて所定の高さに組み
上げられた後、図1のiに示されるように、外槽胴部1
および内槽胴部4と屋根2との接合部16を接合して二
重殻タンク18が完成する。
【0021】以上説明したように、本発明の方法によれ
ば、内槽胴部4を組み立てるための作業場は、その全工
程に亘って低所で且つ同一の場所に固定されていること
になる。
ば、内槽胴部4を組み立てるための作業場は、その全工
程に亘って低所で且つ同一の場所に固定されていること
になる。
【0022】なお、本実施例にあっては、仮支柱8とし
て図2に示されるような径の異なる円筒9を多段に重ね
合わせて構成され、各円筒9の底部に支柱自動ストッパ
装置10を備えた仮支柱8を用いたが、伸長されるに従
って順次その有効長さを増大し得ると共に所定の荷重を
支持できる他の支持部材を用いても、本発明の効果を妨
げることはない。
て図2に示されるような径の異なる円筒9を多段に重ね
合わせて構成され、各円筒9の底部に支柱自動ストッパ
装置10を備えた仮支柱8を用いたが、伸長されるに従
って順次その有効長さを増大し得ると共に所定の荷重を
支持できる他の支持部材を用いても、本発明の効果を妨
げることはない。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以下の如き優れた効果を発揮
する。
する。
【0024】(1)高所作業が少なくなり安全性が高め
られる。
られる。
【0025】(2)作業場が低所に有るので作業の精度
が高められる。
が高められる。
【0026】(3)作業場が固定されているので作業の
効率が高められる。
効率が高められる。
【図1】本発明の方法を説明するための概略図である。
【図2】本発明に使用される仮支柱の概略断面図である
。
。
【図3】本発明に使用される仮支柱の一部の概略断面図
である。
である。
【図4】従来の方法を説明するための概略図である。
1 外槽胴部
2 屋根
4 内槽胴部
6 外槽屋根
7 内槽屋根
8 仮支柱
18 二重殻低温タンク
Claims (1)
- 【請求項1】 二重殻低温タンクの建設方法において
、有底筒体状の外槽胴部を形成した後、該外槽胴部内底
部で外槽胴部の頂部を覆うド−ム状の外槽屋根を組み立
てると共に外槽屋根の内側にこれより吊り下げられた内
槽の頂部を覆う内槽屋根を組み立てた後、これら屋根を
エアレイジング工法により上記外槽胴部内を所定の高さ
移送させるエアレイジング工程とこのエアレイジング工
程により浮上された屋根を外槽胴部の底部から仮支柱で
支持して内槽屋根下に内槽胴部を継ぎ足す工程とを順次
繰り返して二重殻低温タンクを建設するようにしたこと
を特徴とする二重殻低温タンクの建設方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3094249A JPH04327100A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 二重殻低温タンクの建設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3094249A JPH04327100A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 二重殻低温タンクの建設方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04327100A true JPH04327100A (ja) | 1992-11-16 |
Family
ID=14105031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3094249A Pending JPH04327100A (ja) | 1991-04-24 | 1991-04-24 | 二重殻低温タンクの建設方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04327100A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07248096A (ja) * | 1994-03-09 | 1995-09-26 | Kajima Corp | 低温地下タンクの建設工法 |
-
1991
- 1991-04-24 JP JP3094249A patent/JPH04327100A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07248096A (ja) * | 1994-03-09 | 1995-09-26 | Kajima Corp | 低温地下タンクの建設工法 |
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