JPS5840397Y2 - 低温液体貯槽の吊デツキ用吊ロツド装置 - Google Patents
低温液体貯槽の吊デツキ用吊ロツド装置Info
- Publication number
- JPS5840397Y2 JPS5840397Y2 JP9280780U JP9280780U JPS5840397Y2 JP S5840397 Y2 JPS5840397 Y2 JP S5840397Y2 JP 9280780 U JP9280780 U JP 9280780U JP 9280780 U JP9280780 U JP 9280780U JP S5840397 Y2 JPS5840397 Y2 JP S5840397Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hanging
- rod
- deck
- storage tank
- liquid storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ＬＮＧ、ＬＰＧ等の低温の液体を貯蔵する
低温液体貯槽の吊デツキ用吊ロッド装置に関するもので
ある。
低温液体貯槽の吊デツキ用吊ロッド装置に関するもので
ある。
第１図に略示縦断面図で示したように、この種の低温の
液体を貯蔵する貯槽１は、一般に、直径が６０ｍ、高さ
が４０ｍ程度の巨大な構造物であり、壁部２、底部３、
屋根部４のすべてを断熱構造とする必要がある。
液体を貯蔵する貯槽１は、一般に、直径が６０ｍ、高さ
が４０ｍ程度の巨大な構造物であり、壁部２、底部３、
屋根部４のすべてを断熱構造とする必要がある。
特に屋根構造は、固定の外屋根５と、この外屋根５から
吊下げた吊テ゛ツキ６からなり、吊テ゛ツキ６は、外屋
根５に上端を固着した吊ロッド７により吊ってあって、
保冷材８を載置できるようにしである。
吊下げた吊テ゛ツキ６からなり、吊テ゛ツキ６は、外屋
根５に上端を固着した吊ロッド７により吊ってあって、
保冷材８を載置できるようにしである。
ところで、外屋根５に吊デツキ６を吊った屋根部４の構
築は、通常、壁部２、底部３を形成するコンクリート躯
体９を構築したのち、第２図に一部を欠除した縦断面図
で示しであるように、コンクリート躯体９内で組立てて
から吊上げる。
築は、通常、壁部２、底部３を形成するコンクリート躯
体９を構築したのち、第２図に一部を欠除した縦断面図
で示しであるように、コンクリート躯体９内で組立てて
から吊上げる。
しかし、外屋根５から吊デツキ６までの高さが、最も低
い周縁部でも４ｍ程度であるため、コンクリート躯体９
の内周面沿いに組立てた高さ４ｍ程度の足場１０の上に
外屋根５を組み、これに吊ロンドア群を吊って吊デツキ
６を取付ける。
い周縁部でも４ｍ程度であるため、コンクリート躯体９
の内周面沿いに組立てた高さ４ｍ程度の足場１０の上に
外屋根５を組み、これに吊ロンドア群を吊って吊デツキ
６を取付ける。
しかし、コンクリート躯体９内に高くて長大な足場を組
むことはそれ自体不経済であり、作業性も悪い。
むことはそれ自体不経済であり、作業性も悪い。
そこで、第３図に一部を切欠した縦断面図で示しである
よう、コンクリート躯体９内の底部３上に吊デツキ６を
組立て、これに所要長の吊ロッド７を立設しておき、外
屋根５を吊ロンドア群沿いに降下させた状態で組立てる
。
よう、コンクリート躯体９内の底部３上に吊デツキ６を
組立て、これに所要長の吊ロッド７を立設しておき、外
屋根５を吊ロンドア群沿いに降下させた状態で組立てる
。
この場合、組立は比較的容易であるが、組立径外屋根５
を吊下げて吊ロッド７のすべての上端を外屋根５の屋根
骨に固定しなければならず、この作業も非常に面倒であ
る。
を吊下げて吊ロッド７のすべての上端を外屋根５の屋根
骨に固定しなければならず、この作業も非常に面倒であ
る。
この考案は、上述の観点に基き、コンクリート躯体内の
底部上において組立てたのち、そのまま吊上げれば、外
屋根に吊デツキが取付けられた状態が完成する低温液体
貯槽の吊デツキ用吊ロッド装置を提供するもので、躯体
に固定する外屋根に吊デツキを吊下げる吊ロッド装置に
おいて、外屋根側に上端を固着する上部ロッドと、吊デ
ツキ側に下端を固着する下部ロッドと、下部ロッドの上
端を固着し、上部ロッドを摺動自在に挿通ずる縦孔を設
けた上部スライドシューと、上部ロッドの下端を固着し
、下部ロッドを摺動自在に挿通ずる縦孔を設けた下部ス
ライドシューとからなる点に特徴がある。
底部上において組立てたのち、そのまま吊上げれば、外
屋根に吊デツキが取付けられた状態が完成する低温液体
貯槽の吊デツキ用吊ロッド装置を提供するもので、躯体
に固定する外屋根に吊デツキを吊下げる吊ロッド装置に
おいて、外屋根側に上端を固着する上部ロッドと、吊デ
ツキ側に下端を固着する下部ロッドと、下部ロッドの上
端を固着し、上部ロッドを摺動自在に挿通ずる縦孔を設
けた上部スライドシューと、上部ロッドの下端を固着し
、下部ロッドを摺動自在に挿通ずる縦孔を設けた下部ス
ライドシューとからなる点に特徴がある。
ついで、この考案の装置を実施例により図面を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
第４図にはこの考案の装置の実施例を正面図で示し、第
５図には縮めた状態を正面図で示しである。
５図には縮めた状態を正面図で示しである。
図面に示したように、この考案の装置は、吊０’７ド７
を、上部ロッド７Ａと下部ロッド７Ｂに分け、第６図に
正面図で、また第７図に側面図でそれぞれ要部を拡大図
示したように、下部ロッド７Ｂの上端に上部スライドシ
ュー１１を、また上部ロッド７Ａの下端に下部スライド
シュー１２をそれぞれ固着しである。
を、上部ロッド７Ａと下部ロッド７Ｂに分け、第６図に
正面図で、また第７図に側面図でそれぞれ要部を拡大図
示したように、下部ロッド７Ｂの上端に上部スライドシ
ュー１１を、また上部ロッド７Ａの下端に下部スライド
シュー１２をそれぞれ固着しである。
上部スライドシュー１１は、上部ロッド７Ａを摺動自在
に挿通した縦孔１３を有し、下部ロッド７Ｂは、下部ロ
ッド７Ｂを摺動自在に挿通した縦孔１４を有する。
に挿通した縦孔１３を有し、下部ロッド７Ｂは、下部ロ
ッド７Ｂを摺動自在に挿通した縦孔１４を有する。
前記縦孔１３への上部ロッド７Ａの挿通と、縦孔１４へ
の下部ロッド挿通は、それぞれ、下部ロッド７Ｂへの上
部スライドシュ−１１固着時と、上部ロッド７Ａへの下
部スライドシュ−１２固着時に行うものとする。
の下部ロッド挿通は、それぞれ、下部ロッド７Ｂへの上
部スライドシュ−１１固着時と、上部ロッド７Ａへの下
部スライドシュ−１２固着時に行うものとする。
上述の構成からなるこの考案の装置は、下部ロッド７Ｂ
に上部スライドシュー１１を、また上部ロッド７Ａに下
部スライドシュー１２をそれぞれ固着し、上部スライド
シュー１１の縦孔１３には上部ロッド７Ａを、また下部
スライドシュー１２の縦孔１４には下部ロッド７Ａをそ
れぞれ挿通しであるので、第５図に示す状態で外屋根５
を組立てたのち、外屋根５を吊上げれば、上部ロッド７
Ａと下部ロッド７Ｂは、上部スライドシュー１１と下部
スライドシュー１２が互いに当接するまで相対的に軸線
方向に移動し、相互に当接したのちは、そのまま一体に
吊上げられ、吊デツキ６は外屋根５とともに定位置に吊
上げられる。
に上部スライドシュー１１を、また上部ロッド７Ａに下
部スライドシュー１２をそれぞれ固着し、上部スライド
シュー１１の縦孔１３には上部ロッド７Ａを、また下部
スライドシュー１２の縦孔１４には下部ロッド７Ａをそ
れぞれ挿通しであるので、第５図に示す状態で外屋根５
を組立てたのち、外屋根５を吊上げれば、上部ロッド７
Ａと下部ロッド７Ｂは、上部スライドシュー１１と下部
スライドシュー１２が互いに当接するまで相対的に軸線
方向に移動し、相互に当接したのちは、そのまま一体に
吊上げられ、吊デツキ６は外屋根５とともに定位置に吊
上げられる。
以上の説明から明らかなように、この考案の装置は、床
部上で吊デツキを組立て、この吊デツキ上で外屋根を組
立てたのち、そのまま外屋根を吊上げれば、吊デツキを
外屋根に吊る正規の位置に保持でき、著しく経済的に外
屋根及び吊デツキを構築できる優れた利点を有するもの
である。
部上で吊デツキを組立て、この吊デツキ上で外屋根を組
立てたのち、そのまま外屋根を吊上げれば、吊デツキを
外屋根に吊る正規の位置に保持でき、著しく経済的に外
屋根及び吊デツキを構築できる優れた利点を有するもの
である。
第１図は低温液体貯槽の一例を暗示した縦断面図、第２
図は屋根部組立状態の一例を示す一部欠除した暗示縦断
面図、第３図は屋根部組立状態を示す別の一例を示す一
部欠除した暗示縦断面図、第４図はこの考案の実施例を
示す正面図、第５図は吊ロッドを縮めた状態の正面図、
第６図は要部拡大正面図、第７図は第６１図の状態の側
面図である。
図は屋根部組立状態の一例を示す一部欠除した暗示縦断
面図、第３図は屋根部組立状態を示す別の一例を示す一
部欠除した暗示縦断面図、第４図はこの考案の実施例を
示す正面図、第５図は吊ロッドを縮めた状態の正面図、
第６図は要部拡大正面図、第７図は第６１図の状態の側
面図である。
Claims (1)
- 躯体に固定する外屋根に吊デツキを吊下げる吊ロッド装
置において、外屋根側に上端を固着する上部ロッドと、
吊デツキ側に下端を固着する下部ロッドと、下部ロッド
の上端を固着し、上部ロッドを摺動自在に挿通ずる縦孔
を設けた上部スライドシューと、上部ロッドの下端を固
着し、下部ロッドを摺動自在に挿通ずる縦孔を設けた下
部スライドシューとからなる低温液体貯槽の吊デツキ用
吊ロッド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9280780U JPS5840397Y2 (ja) | 1980-06-30 | 1980-06-30 | 低温液体貯槽の吊デツキ用吊ロツド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9280780U JPS5840397Y2 (ja) | 1980-06-30 | 1980-06-30 | 低温液体貯槽の吊デツキ用吊ロツド装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5716098U JPS5716098U (ja) | 1982-01-27 |
| JPS5840397Y2 true JPS5840397Y2 (ja) | 1983-09-10 |
Family
ID=29454750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9280780U Expired JPS5840397Y2 (ja) | 1980-06-30 | 1980-06-30 | 低温液体貯槽の吊デツキ用吊ロツド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5840397Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-06-30 JP JP9280780U patent/JPS5840397Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5716098U (ja) | 1982-01-27 |
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