JPH04326702A - 電子部品 - Google Patents

電子部品

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Publication number
JPH04326702A
JPH04326702A JP3124721A JP12472191A JPH04326702A JP H04326702 A JPH04326702 A JP H04326702A JP 3124721 A JP3124721 A JP 3124721A JP 12472191 A JP12472191 A JP 12472191A JP H04326702 A JPH04326702 A JP H04326702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
resistor
conductor
electronic component
resistor film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3124721A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Igarashi
克彦 五十嵐
Taiji Miyauchi
泰治 宮内
Takashi Kamiya
貴志 神谷
Keizo Kawamura
敬三 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
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Publication of JPH04326702A publication Critical patent/JPH04326702A/ja
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  • Non-Adjustable Resistors (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は導体膜間に抵抗体膜が設
けられこれら導体膜及び抵抗体膜の表面が絶縁体膜で覆
われた電子部品に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品の一種として図10に示すよう
に、配線基板1の所望位置に複数の導体膜2A,2B,
…を形成し、任意の導体膜2A,2B間に端部が導体膜
の表面と重なるように抵抗体膜3を形成し、さらにこれ
ら導体膜2A,2B及び抵抗体膜3の表面を絶縁体膜4
で覆った厚膜回路を有する構造が知られている。
【0003】この構造を製造するには、先ずアルミナ,
ガラスセラミックス等の配線基板1上にAu,Ag,P
t,Pd,Cu,Al,Ni等から選択される導体及び
ガラス等を含むペーストをスクリーン印刷法によって印
刷して、各導体膜2A,2Bを形成した後焼成処理を施
す。次に各導体膜2A,2B間にまたがるようにAg−
Pd,RuO2 等の抵抗体及びガラスを含むペースト
を同様にスクリーン印刷して、抵抗体膜3を形成した後
焼成処理を施す。続いて各導体膜2A,2B及び抵抗体
膜3の表面をPbO,B2 O3 ,SiO2 等の絶
縁体を含むペーストを同様にスクリーン印刷して、絶縁
体膜(通常オーバーグレーズ膜と称される)4を形成し
た後焼成処理を施す。
【0004】導体膜2A,2B及び抵抗体膜3のペース
ト材料に各々ガラスが用いられる理由は、前者にあって
は基板1との良好な接着強度を得るためであり、また後
者にあっては抵抗体膜3の電気的特性を制御するためで
ある。さらに絶縁体膜4で各導体膜2A,2B及び抵抗
体膜3の表面を覆うのは、耐湿負荷試験の際に発生し易
い各導体膜2A,2Bのマイグレーションを防止するた
めである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のそのよ
うな厚膜回路を有する電子部品では、各導体膜の付近で
抵抗体膜及び絶縁体膜によって段差部が形成されるので
、この部分に応力が集中するようになって抵抗体膜及び
絶縁体膜にクラックが発生し易くなるという問題がある
【0006】図11はこの様子を説明するもので、図1
0の段差部5の拡大構造を示しており、段差6における
抵抗体膜3及び絶縁体膜4にクラック8が発生するよう
になる。このクラック8は、特にヒートサイクル試験時
に生じ易く、このクラック8を通して外部から有害な不
純物,水分等が侵入し易くなるので、抵抗体膜3の抵抗
値が変化し易くなる等の影響を受けるため、電子部品の
電気的特性に悪影響を与えるようになる。
【0007】本発明は以上のような問題に対処してなさ
れたもので、耐クラック性に優れた厚膜回路を有する電
子部品を提供することを目的とするものである。
【0008】[発明の構成]
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、基板上に設けられた複数の導体膜間に端部
が導体膜の表面と重なるように抵抗体膜が設けられ、前
記導体膜及び抵抗体膜の表面が絶縁体膜で覆われた電子
部品において、前記基板に複数の溝部を形成しこれら溝
部に前記導体膜を設けたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】各導体膜を設けるべき基板の当該位置に予め溝
部を形成し、この溝部に各導体膜を形成した後、抵抗体
膜及び絶縁体膜を順次形成するようにする。このような
厚膜回路の構造によれば、各導体膜の付近に形成される
段差部の段差の高さの程度は軽減されるので、この部分
に対する応力の集中は緩和されるようになって、クラッ
クの発生を抑制することができる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0012】図1は本発明の電子部品の第1の実施例を
示す断面図で、1はアルミナ,ガラスセラミックス等か
ら成る配線基板で、この配線基板1の導体膜を設けるべ
き位置には予め複数の溝部例えば7A,7Bの2個が設
けられている。そしてこれら溝部7A,7Bには各々導
体膜2A,2Bが設けられ、各導体膜2A,2B間には
端部が導体膜2A,2Bの表面と重なるように、抵抗体
膜3が設けられている。さらに各導体膜2A,2B及び
抵抗体膜3の表面にはこれを覆うように絶縁体膜4が設
けられている。
【0013】本実施例電子部品は図5乃至図9に示した
ような方法によって製造される。先ず図5のように、焼
成済みのアルミナ,ガラスセラミックス等から成る厚さ
Tの配線基板1を用意する。次に図6のように、周知の
微細加工技術例えばレーザ加工技術を利用して、導体膜
を設けるべき位置に深さtの溝部7A,7Bを形成する
。一例として溝部7A,7Bの深さtは前記基板1の厚
さTに対して、1:80程度の比となるように設定され
る。
【0014】次に図7のように、各溝部7A,7Bを含
む基板1の表面に、スクリーン印刷法を利用してAu,
Ag,Pt,Pd,Al,Cu,Ni等から選択される
導体及びガラスを含むペーストを印刷する。続いてレー
ザ照射によって溝部7A,7B内のペーストのみを硬化
させた後、ケミカルエッチングによって不要部(未硬化
部)のペーストを除去する。続いて焼成処理を行って各
導体膜2A,2Bを形成する。
【0015】次に図8のように、スクリーン印刷法を利
用して、各導体膜2A,2B間にまたがるようにAg−
Pd,RuO2 等の抵抗体及びガラスを含むペースト
を印刷した後、焼成処理を施すことにより抵抗体膜3を
形成する。
【0016】続いて図9のように、スクリーン印刷法を
利用して、各導体膜2A,2B及び抵抗体膜3の表面に
、PbO,B2 O3 ,SiO2 等の絶縁体及びガ
ラスを含むペーストを印刷した後、焼成処理を施すこと
により絶縁体膜4を形成する。これによって図1のよう
な厚膜回路を有する電子部品を製造することができる。
【0017】このような本実施例によれば、図2に図1
の段差部5の拡大構造を示すように図10の従来構造に
比較して段差6の高さの程度が軽減されるので、この部
分に対する応力の集中は緩和されるようになる。従って
抵抗体膜3及び絶縁体膜4におけるクラックの発生は抑
制されるようになるため、クラックを通して外部から有
害な不純物,水分等が侵入してくるのを防止することが
できる。よって電子部品の電気的特性に悪影響を及ぼす
のを避けることができる。
【0018】図3は本発明の第2の実施例を示すもので
、各導体膜2A,2Bをその表面が基板表面に凸出する
ように形成した厚膜回路を示すものである。一例として
厚膜の1/3乃至1/4程度を各溝部7A,7Bから突
出させることができる。この第2の実施例によっても段
差部5の段差6の高さの程度は実際的に前記第1の実施
例とはほとんど差のないように形成することができる。
【0019】図4は本発明の第3の実施例を示すもので
、前記第2の実施例とは逆に、各導体膜2A,2Bをそ
の表面が基板表面よりも低くなるように形成した厚膜回
路を示すものである。一例として厚膜の1/3乃至1/
4程度を各溝部7A,7Bから低くすることができる。 この本実施例によっても段差部5の段差6の高さの程度
は、前記第1の実施例とほとんど差のないように形成す
ることができる。
【0020】このような各実施例によって得られた厚膜
回路における絶縁体膜4上の残留応力を測定したところ
、次のような結果が得られた。なお残留応力が大きい程
クラックが発生し易いことを示している。
【0021】第1の実施例    6.0kg/mm2
 第2の実施例    7.9kg/mm2 第3の実
施例    ほぼ第2の実施例に同じ従来例     
     9.2kg/mm2 この結果から明らかな
ように、本発明の各実施例によればいずれも従来例より
も小さな値の残留応力を得ることができ、クラックの発
生を抑制するのに効果的であることを示している。
【0022】本実施例では2つの導体膜間に抵抗体膜を
設けた厚膜回路を絶縁体膜で覆った例で説明したが、何
らこれに限ることなく種々の変形が可能である。なお基
板に形成すべき溝部の深さ,幅等の値は目的,用途等に
応じて任意に設定することができる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、基板
に予め溝部を形成し、この溝部に導体膜を設けた上で抵
抗体膜及び絶縁体膜を設けるようにしたので、各導体膜
の付近に形成される段差の高さの程度を軽減できるよう
になり、この部分への応力の集中は緩和されるためクラ
ックの発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子部品の第1の実施例を示す断面図
である。
【図2】図1の主要部の拡大構造を示す断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例を示す断面図である。
【図5】本実施例電子部品の製造工程を示す断面図であ
る。
【図6】本実施例電子部品の製造工程を示す断面図であ
る。
【図7】本実施例電子部品の製造工程を示す断面図であ
る。
【図8】本実施例電子部品の製造工程を示す断面図であ
る。
【図9】本実施例電子部品の製造工程を示す断面図であ
る。
【図10】従来例を示す断面図である。
【図11】図10の主要部の拡大構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1  配線基板 2A,2B  導体膜 3  抵抗体膜 4  絶縁体膜 5  段差部 6  段差 7A,7B  溝部 8  クラック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  基板上に設けられた複数の導体膜間に
    端部が導体膜の表面と重なるように抵抗体膜が設けられ
    、前記導体膜及び抵抗体膜の表面が絶縁体膜で覆われた
    電子部品において、前記基板に複数の溝部を形成しこれ
    ら溝部に前記導体膜を設けたことを特徴とする電子部品
JP3124721A 1991-04-26 1991-04-26 電子部品 Withdrawn JPH04326702A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3124721A JPH04326702A (ja) 1991-04-26 1991-04-26 電子部品

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JP3124721A JPH04326702A (ja) 1991-04-26 1991-04-26 電子部品

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JPH04326702A true JPH04326702A (ja) 1992-11-16

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ID=14892462

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JP3124721A Withdrawn JPH04326702A (ja) 1991-04-26 1991-04-26 電子部品

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JP (1) JPH04326702A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11364363B2 (en) 2016-12-08 2022-06-21 Abiomed, Inc. Overmold technique for peel-away introducer design

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11364363B2 (en) 2016-12-08 2022-06-21 Abiomed, Inc. Overmold technique for peel-away introducer design
US11717640B2 (en) 2016-12-08 2023-08-08 Abiomed, Inc. Overmold technique for peel-away introducer design
US12076497B2 (en) 2016-12-08 2024-09-03 Abiomed, Inc. Overmold technique for peel-away introducer design

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