JPH04326644A - Msk復調回路の同期検出装置 - Google Patents

Msk復調回路の同期検出装置

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JPH04326644A
JPH04326644A JP3096783A JP9678391A JPH04326644A JP H04326644 A JPH04326644 A JP H04326644A JP 3096783 A JP3096783 A JP 3096783A JP 9678391 A JP9678391 A JP 9678391A JP H04326644 A JPH04326644 A JP H04326644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
clock
phase
carrier
Prior art date
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Pending
Application number
JP3096783A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimi Iso
佳実 磯
Nobutaka Amada
信孝 尼田
Tatsuo Horikoshi
堀越 辰男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はMSK(ミニマムシフト
キーイング)信号の同期検波方式の復調回路に用いるM
SK搬送波再生同期検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】MSK信号はFSK信号の一種であり、
その同期検波復調回路では、良く知られているQPSK
信号のように搬送波再生とクロック再生を独立に行なう
ことができない。このMSK復調回路については特開昭
58−70664号公報に詳細が開示されている。すな
わち搬送波再生用のPLL回路とクロック再生用のPL
L回路とを備え入力MSK信号に対して二つのPLLが
同時にロックするシステムを構成している。MSK信号
を同期検波する場合、搬送波の再生が必要であり、PL
Lによる搬送波再生回路に広い周波数範囲にわたって再
生能力が要求される場合が多い。このような場合、搬送
波再生回路に同期検出回路を設け非同期状態に入力周波
数を制御したり電圧制御発信器を掃引して擬似的に同期
周波数範囲を広げることを行なう。しかし、一般にMS
K信号の搬送波同期検出は困難なため、この同期検出に
は特開昭62−136152号公報に開示されているよ
うに復調回路の後段に接続されるディジタル信号処理回
路の同期パターン検出回路で正しくブロック同期信号が
検出されているか否かによって行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法では
ディジタル信号処理回路がないと同期検出ができない、
また入力信号が弱くなってノイズが増えた場合にディジ
タル信号処理回路が正しく動作しなくなって同期検出が
できない、ディジタル信号処理回路で同期パターンを検
出して同期状態を判断するのに時間がかかる等の問題が
あった。
【0004】本発明の目的は上記した従来技術の問題点
を解決したMSK復調回路単独で、ノイズの多い信号に
たいしても、即座に同期状態を検出可能なMSK復調回
路の同期検出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、復調回路を
次のように構成することにより達成される。すなわちク
ロック再生回路の移相比較周波数をクロック周波数と等
しくなるように構成し、搬送波再生回路に入力されるク
ロック信号と同位相の信号とクロック再生回路の位相比
較信号との位相関係を検出する検出器を設けることで、
クロック再生回路と搬送波再生回路とが同時に同期状態
になるMSK復調回路の同期検出回路が実現できる。
【0006】
【作用】搬送波再生回路で直交検波して得られた同相成
分の二乗信号と直交成分の二乗信号との差を取った信号
をクロック再生回路の位相比較信号とすれば、この位相
比較信号の周波数は再生クロック周波数と等しくできる
。クロック再生PLL回路ではこの位相比較信号と90
度位相のことなるクロック信号を発生する。搬送波再生
回路では同相成分と直交成分とを乗じた信号にこのクロ
ック再生回路で得たクロック信号をさらに90度移相し
た信号を乗じその出力をループフィルタを介して電圧制
御発振器を制御する。この搬送波再生回路で使用するク
ロック信号を90度移相した信号とクロック再生回路の
位相比較信号との位相関係は同相関係になるためこれら
の信号を乗算して低域成分を取り出せば、同期状態では
直流成分が表れる。この低域成分を比較器で比較電圧と
比較することにより搬送波再生回路とクロック再生回路
とが同時に同期状態となるMSK復調回路の同期検出を
行なうことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すブロック図である。 図1において、1は入力端子、2は搬送波再生用電圧制
御発振器、3は第1の乗算器、4は第2の乗算器、5は
90度移相器、6は第1のローパスフィルタ(LPF)
、7は第2のLPF、20は第1の判定回路、21は第
2の判定回路、20、21は図1ではA/Dコンバータ
としているが電圧比較器とラッチ回路で構成してもよい
。27は反転回路である。8は第3の乗算器、9は第4
の乗算器、10は第1のループフィルタであり1から1
0で搬送波再生回路を構成している。11は第5の乗算
器、12は第6の乗算器、13は差動増幅器、14は第
7の乗算器、15は第2のループフィルタ、16はクロ
ック再生用の電圧制御発振器、17は2分周回路、18
は反転回路、19はラッチ回路であり11から19でク
ロック再生回路を構成している。22は第8の乗算器で
あり、23は第3のLPF、24は電圧比較器、25は
比較電圧、26は同期検出出力回路である。図1におい
て、入力端子1には伝送周波数24.576Mbps、
搬送波周波数140MHzのMSK変調信号が入力され
るものとする。2は140MHzを中心とする電圧制御
発振器であり、5は140MHzの90度位相を移相す
る移相器である。16は24.576MHzを中心とす
る電圧制御発振器であり、17の2分周回路出力には1
2.288MHzのクロック信号が再生される。図1に
示す(A)から(J)までの各部の波形の関係を図2に
示す。図2より明らかなようにクロック再生回路の移相
比較信号(G)はクロック信号周波数と同じ12.28
8MHzになる。これはクロック再生回路を搬送波再生
回路出力でえられる同相成分信号(A)と直交成分信号
(B)とをそれぞれ二乗しその差信号を取る構成にする
ことにより実現される。この結果、クロック再生回路の
移相比較信号(G)と搬送波再生回路に入力されるクロ
ック信号を90度移相した信号(E)を第8の乗算器2
2で乗算すれば(J)に示す信号が得られる。LPF2
3でこの低域信号だけを取りだし電圧比較器24で所定
の比較レベル電圧25と比較すれば搬送波とクロックの
同期状態が同期検出出力端子26で判断できる。以上の
ように従来のようにディジタル信号処理回路を使うこと
無く、瞬時に同期検出ができ、かつディジタル回路を使
用しないので低C/Nの信号すなわちノイズの多い信号
にたいしても正確な検出が可能である。
【0008】図3は、本発明の別の実施例である。図3
ではMSK変調信号入力端子27の搬送波周波数は40
2.78MHzである。28の混合器、30の電圧制御
発振器、29のバンドパスフィルタ(BPF)でヘテロ
ダイン回路を構成している。図1と異なるのは31が1
40MHzの固定の基準発振器となっており、第1のル
ープフィルタ10の出力は542.78MHzを中心と
する電圧制御発振器30を制御している。29は中心周
波数140MHzとするBPFであり、29の出力信号
は図1の入力端子1の信号と同様である。このようなヘ
テロダイン方式の特徴は入力周波数がずれている場合で
も正確に140MHzを中心とする搬送波が得られるこ
とであり、その詳細は特開昭63−30049号公報に
開示されている。この場合も(A)から(J)の各部波
形は図2に示すものと同様であり、同期検出の動作も同
様である。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればM
SK復調回路単独で、ノイズの多い信号にたいしても、
瞬時に同期検出が行なえるのでこの検出信号を使って周
波数のずれた入力信号に対しても安定に引込みを行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の各部の動作波形を示す波形図である。
【図3】本発明の別の実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
2…搬送波再生用電圧制御発振器、 3…第1の乗算器、 4…第2の乗算器、 5…90度移相器、 6…第1のローパスフィルタ(LPF)、7…第2のL
PF、 8…第3の乗算器、 9…第4の乗算器、 10…第1のループフィルタ、 11…第5の乗算器、 12…第6の乗算器、 13…差動増幅器、 14…14は第7の乗算器、 15…第2のループフィルタ、 16…クロック再生用の電圧制御発振器、17…2分周
回路、 18…反転回路、 19…ラッチ回路、 22…第8の乗算器、 23…第3のLPF、 24…電圧比較器、 25…比較電圧、 26…同期検出出力回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャリア再生用PLL回路とクロック再生
    用PLL回路とを有する同期検波方式のMSK復調回路
    において、キャリア再生回路に入力するクロック信号と
    同位相のクロック信号とクロック再生回路の位相比較信
    号とを乗算してその低域成分のレベルからMSK復調回
    路の同期状態を判別することを特徴とするMSK復調回
    路の同期検出装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記クロック再生回路
    の位相比較信号は入力MSK信号をキャリア信号で直交
    検波して得られる同相成分と直交成分のそれぞれの二乗
    信号の差信号であることを特徴とするMSK復調回路の
    同期検出装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記キャリア再生回路
    は、前記キャリア信号で直交検波して得られる同相成分
    と直交成分の乗算結果とクロック再生回路で得られるク
    ロック信号を90度移相した信号との乗算出力信号でル
    ープフィルタを介して電圧制御発振器を制御し、該電圧
    制御発振器の出力信号と該電圧制御発振器の出力信号を
    90度移相した信号とを入力MSK信号に乗算して直交
    検波出力を得ることを特徴とするMSK復調回路の同期
    検出装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記クロック再生回路
    は、前記キャリア信号で直交検波して得られる同相成分
    と直交成分のそれぞれの二乗信号の差信号とクロック再
    生回路で得られるクロック信号との乗算出力信号でルー
    プフィルタを介して電圧制御発振器を制御し、該電圧制
    御発振器の出力信号を分周してクロック信号を得ること
    を特徴とするMSK復調回路の同期検出装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、中間周波数に相当する
    基準発振器と混合器と電圧制御型の局部発振器と中間周
    波フィルタとを備え、前記キャリア再生回路は、前記キ
    ャリア信号で直交検波して得られる同相成分と直交成分
    の乗算結果とクロック再生回路で得られるクロック信号
    を90度移相した信号との乗算出力信号でループフィル
    タを介して該電圧制御型局部発振器を制御し、該電圧制
    御型局部発振器の出力信号を該混合器に入力し該混合器
    出力を該中間周波フィルタに入力し該中間周波フィルタ
    の出力信号と、該中間周波数に相当する基準発振器の出
    力信号と該中間周波数に相当する基準発振器の出力信号
    を90度移相した信号とを乗算して直交検波出力を得る
    ことを特徴とするMSK復調回路の同期検出装置。
JP3096783A 1991-04-26 1991-04-26 Msk復調回路の同期検出装置 Pending JPH04326644A (ja)

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