JPH0448031Y2 - - Google Patents

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JPH0448031Y2
JPH0448031Y2 JP5943487U JP5943487U JPH0448031Y2 JP H0448031 Y2 JPH0448031 Y2 JP H0448031Y2 JP 5943487 U JP5943487 U JP 5943487U JP 5943487 U JP5943487 U JP 5943487U JP H0448031 Y2 JPH0448031 Y2 JP H0448031Y2
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signal
circuit
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phase
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、2相PSK信号を復調するための
PSK信号復調回路に関し、特に電子スチルカメ
ラのPSK信号復調回路に関する。
(ロ) 従来の技術 電子スチルカメラのPSK信号復調回路につい
ては、実開昭61−83390号(H04N5/92)に詳細
に示されている。
このPSK信号復調回路は、PSK信号の搬送波
と同一の周波数の基準信号をPLL回路で作成し、
このPLL回路からの基準信号とPSK信号とを位
相比較(乗算)してPSK信号を復調している。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところで上記PLL回路は、入力された信号と、
内蔵の発振器からの信号と復調回路からの信号と
を比較するエクスクルーシブオア回路の出力信号
との、位相を位相比較器で比較し、この位相比較
器の出力を平滑して内蔵の発振器を制御してい
る。そして、一般にこの位相比較器は乗算器より
成り、入力された信号と内蔵の発振器からの信号
との位相差は略90°となる。
このため、入力された信号と同位相の基準信号
を得るためには、PLL回路の出力を90°に相当す
る期間遅延する遅延回路が必要となる。この遅延
回路は例えばワンシヨツトマルチバイブレータ等
により構成される。しかし、ワンシヨツトマルチ
バイブレータによる遅延時間は、温度又は経年劣
化等により変動する惧れがある。
そこで本考案は、位相合わせのためのワンシヨ
ツトマルチバイブレータによる遅延回路の代わり
に、夫々入力されたPSK信号に対して異なる位
相差を有する第1,第2基準信号を用いて、これ
ら各基準信号の位相差の相殺によつて、入力され
たPSK信号を同位相で復調するPSK信号復調回
路を提案するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、PSK信号の搬送波と同一の周波数
でこの搬送波に対して+45°又は−135°位相の異
なる第1基準信号を作成する第1基準信号作成回
路(1/2分周回路)と、 前記搬送波と同一の周波数でこの搬送波に対し
て前記第1基準信号が+45°のときには+135°又
は前記第1基準信号が−135°のときには−45°位
相の異なる第2基準信号を作成する第2基準信号
作成回路(1/2分周回路)と、 前記第1基準信号と前記PSK信号とを乗算す
る第1乗算回路と、 前記第2基準信号と前記PSK信号とを乗算す
る第2乗算回路と、 前記第1乗算回路の出力を平滑する第1ローパ
スフイルタと、前記第2乗算回路の出力を平滑す
る第2ローパスフイルタと、 前記第1,第2ローパスフイルタの出力を比較
するコンパレータとを備えることを特徴とする。
(ホ) 作用 本考案では、PSK信号を復調するための第1,
第2基準信号がPSK信号の搬送波に対して、例
えば+45°と+135°位相が異なつている。このた
め、第1,第2乗算回路及び第1,第2ローパス
フイルタからの出力は、従来の出力に比べ+45°
と+135°ずれた出力となる。そして、この第1,
第2ローパスフイルタからの出力をコンパレータ
に入力して、前述のずれを相殺して、入力された
PSK信号と発振器からの信号との位相差90°を吸
収して正規のPSK信号復調出力を得ている。
(ヘ) 実施例 第1図乃至第3図を参照しつつ本考案の一実施
例を説明する。10はDPSK信号を方形波の
DPSK信号aに変換するリミツタアンプである。
12はDPSK信号aを2逓倍回路である。この2
逓倍回路12は立ち上がり信号でトリガされるワ
ンシヨツトマルチバイブレータ14、立ち下がり
信号でトリガーされるワンシヨツトマルチバイブ
レータ16、オア回路18より成り、信号bを出
力する。20はPLL回路である。このPLL回路
20は、位相比較器を構成するエクスクルーシブ
オア回路22、抵抗R1,R2コンデンサC1より成
るローパスフイルタ24、ローパスフイルタ24
の出力により発振を制御される発振器26よりな
る。このPLL回路20の出力Cは2逓倍回路1
2の信号bに比べ90°位相が遅れている。
28は反転回路である。30はDフリツプフロ
ツプより成る1/2分周回路である。32もDフリ
ツプフロツプより成る1/2分周回路である。この
1/2分周回路30の出力dは、第2図イの区間の
DPSK信号aが搬送波と同相とすると、この搬送
波に比べ45°遅れている(+45°)。又、第2図イ
の区間のDPSKに信号が搬送波と逆相とすると、
搬送波に比べ135°進んでいる(−135°)。又、1/2
分周回路32の出力eは、第2図イの区間の
DPSK信号aが搬送波と同相とすると、搬送波に
比べ135°遅れている(+135°)。又、第2図イの
区間のDPSK信号が搬送波と逆相とすると、搬送
波に比べて45°進んでいる(−45°)。
34,36はエクスクルーシブオア回路より成
る乗算器、38は抵抗R3コンデンサC2より成る
ローパスフイルタ、40は抵抗R4コンデンサC3
より成るローパスフイルタである。42はローパ
スフイルタ38,40の出力を2入力とするコン
パレータである。
上記動作を第1図及び第2図の波形図を参照し
つつ説明する。電子スチルカメラの磁気デイスク
より再生されたジツタ成分を含むDPSK信号はリ
ミツタアンプ10に入力されて方形波のDPSK信
号aとなる。このDPSK信号aは2逓倍回路12
で2逓倍され信号bとなる。尚、この2逓倍回路
12のワンシヨツトマルチバイブレータ14,1
6のパルス幅TはDPSK信号の搬送波の周期の14
に設定されている。2逓倍回路12の出力bは
PLL回路20に入力される。この2逓倍回路1
2の出力bは電圧制御型の方形波発振器26の出
力Cとエクスクルーシブオア回路22で位相比較
される。このPLL回路20の出力CとPLL回路
20の入力bの信号とは、位相が約90°異なる。
このPLL回路20の出力Cは、1/2分周回路3
0,32で夫々1/2分周されて信号d,eとなる。
この信号dは、DPSK信号aと同じ周波数で、こ
のDPSK信号aの搬送波に対して+45°(又は−
135°)の位相差を備えている。又、信号eは
DPSK信号aと同じ周波数で、DPSK信号aの搬
送波に対して+135°(又は−45°)の位相差を備え
ている。
この信号d,eは夫々乗算器34,36で
DPSK信号aと位相比較されて信号f,gを出力
する。この信号f,gはローパスフイルタ38,
40で平滑されて信号h,iとなる。そして、コ
ンパレータ42は信号hとiを比較して信号hが
信号iより大きい場合にハイレベル信号を出力す
る。
ここで第3図を参照しつつ、コンパレータ42
の出力が従来のPSK復調器と同じ動作をしてい
ることを説明する。一般のPSK復調器は、入力
されたPSK信号とこのPSK信号の搬送波との、
位相が同相か逆相かを検出することにより復調を
為している。ここでは、第2図イの区間のDPSK
信号がDPSK信号の搬送波と同相であるとし、こ
の搬送波とDPSK信号の位相差が−90°から+90°
の間の場合にローレベル信号を出力するものとし
て説明する。本考案の1/2分周回路30の出力d
は搬送波に比べて45°遅れている。このため、
DPSK信号を基準として出力dの位相が−45°か
ら+135°の間の場合にコンパレータ42がローレ
ベル信号を出力すれば従来のPSK復調器と動作
は同じである。第3図に示す様に、この位相差が
−45°から+135°の間、ローパスフイルタ40の
信号iの方がローパスフイルタ38の信号hより
大きいため、コンパレータ42の出力はローレベ
ルとなる。
尚、上記実施例の説明では、1/2分周回路30,
32はDPSK信号の搬送波に対して+45°と+135°
の信号を出力したが、1/2分周回路30,32の
動作タイミングに依つては−135°と−45°となる
場合がある。この時は、信号f,gの出力は反転
しコンパレータ40の出力も反転する。又、本実
施例の説明では第2図イの区間のDPSK信号が搬
送波と同相であると仮定して説明したが、第2図
ロの区間のDPSK信号が搬送波と同相である場合
もある。この場合は、コンパレータ42の出力は
第3図の場合とは反転している。しかし、本件の
PSK信号復調回路をDPSK信号復調回路の一部と
して使用する場合は何ら不都合は生じない。これ
は、DPSK信号の復調の場合、コンパレータ42
の出力kが1ビツト前に比べて反転したか否かに
より元のデータを検出するからである(前述の実
開昭61−83390号公報参照)。尚、本件を2相
PSK信号復調回路に適用する場合は、搬送波の
正規の位相を検出する検出回路が必要となり、こ
の検出回路出力により信号d,eの位相を選択し
たりコンパレータ42の出力を反転したりする必
要がある。
(ト) 考案の効果 上記の如く、本考案に依ればPLL回路の位相
合わせのためのワンシヨツトマルチバイブレータ
による遅延回路を用いることなくPSK信号の位
相の一致した復調が行なえる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回路図であ
る。第2図は第1図の各部の波形図である。第3
図はコンパレータの出力を説明するための図であ
る。 30……1/2分周回路(第1基準信号作成回
路)、d……第1基準信号、32……1/2分周回路
(第2基準信号作成回路)、e……第2基準信号、
34……乗算器(第1乗算回路)、36……乗算
器(第2乗算回路)、38……ローパスフイルタ
(第1ローパスフイルタ)、40……ローパスフイ
ルタ(第2ローパスフイルタ)、42……コンパ
レータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 2相PSK信号の搬送波と同一の周波数でこの
    搬送波に対して+45°又は−135°位相の異なる第
    1基準信号を作成する第1基準信号作成回路と、 前記搬送波と同一の周波数でこの搬送波に対し
    て前記第1基準信号が+45°のときには+135°又
    は前記第1基準信号が−135°のときには−45°位
    相の異なる第2基準信号を作成する第2基準信号
    作成回路と、 前記第1基準信号と前記PSK信号とを乗算す
    る第1乗算回路と、 前記第2基準信号と前記PSK信号とを乗算す
    る第2乗算回路と、 前記第1乗算回路の出力を平滑する第1ローパ
    スフイルタと、 前記第2乗算回路の出力を平滑する第2ローパ
    スフイルタと、 前記第1,第2ローパスフイルタの出力を比較
    するコンパレータとを、 備えることを特徴とするPSK信号復調回路。
JP5943487U 1987-04-20 1987-04-20 Expired JPH0448031Y2 (ja)

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JP5943487U JPH0448031Y2 (ja) 1987-04-20 1987-04-20

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JPS63174749U JPS63174749U (ja) 1988-11-14
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