JPH0432633A - 一体形空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビル建物等の壁面内に一部または全部を埋込
むタイプの一体形空気調和機に関する。

〔従来の技術〕

従来、一体形空気調和機の室外ユニット部の吸込口およ
び吹出口は、特開昭５９−３８５３２号や特開昭６０−
１５２８３５号公報に記載のように、ユニットの側面に
配置されていた。また、特開昭５８−１７３７８号公報
のように下方から外気を吸込み、上方に排出するものも
ある。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、ビル建物等の壁面内に一部また、全部
を埋込み、外観上も考慮した一体形空気調和機について
は、充分な配慮がされておらず、最年、薄形化するビル
用建材等に組込むようにした一体形空気調和機を構成し
たものではなかった。

本発明の目的は、薄形化したビル用建材等に容易に組込
むことに好適な一体形空気調和機を提供することにある
。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、圧縮機、送風機および熱交
換器等を有する室外ユニット部と、室内熱交換器および
送風機等を有する室内ユニットとを一つの箱体に収納し
た一体形空気詞和機において、上記室内外ユニットを建
物壁内に埋込むとともに、該建物外壁面に外気導通口を
開口して設け、該室内外ユニットの底面に室外ユニット
部用の吸込口および吹出口を開口して設け、該吸込口お
よび吹出口と前記外気導通口を連通する通路を形成して
設けたものである。

また、上記室内外ユニットの一部を建物外壁より突出さ
せて設置し、該ユニット底面に室外ユニット部用の吸込
口および吹出口を開口して設けたものである。

〔作用〕

本発明の一体形空気調和機は、薄形のビル用建材内には
め込みが容易にできるように、これに対応した薄形箱体
ユニットに形成されている。そして、箱体ユニットの底
面には外気吸込口と吹出口が開口しており、外気は下方
吸込み、下方吹出し方式となっている。

また、室内側では一体形空気調和機の前面パネルの下方
から室内空気を吸込み、上面パネルから再び室内に吹出
す。そして、前記外気吸込口および吹出口と、ビル建物
等外壁面に開口して設けたスリット状外気導通口とは共
通通路によって連通しているが、両吹出口、吸込口は間
隔をおいて開口しているので、吸込空気のショートパス
はない。

また、外気は下方吸込み、下方吹出しとなっているので
、雨水等のユニット内への侵入はなく、金属等の雨水等
による腐食もない。更に、雨水の侵入がないので、内部
での雨水の氷結による熱交換器の通風抵抗の増大による
性能低下もない。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図〜第３図により説明す
る。

第１図は、本発明を適用した、一体形空気調和機の一部
内部構造を示す全体図である。１は一体形空気調和機の
箱体であり、室内ユニット部Ａと、室外ユニット部Ｂが
収納されている。２は室外ユニット部吸込口、３は室外
ユニット部吹出口で箱体１の底面に開口している。４は
室外送風機、５は室外熱交換器、１４は室内送風機で、
上方に２台並設されている。１７は電気品箱でサービス
性を考慮し箱体上部に配設されている。１５は室内熱交
換器で傾斜して配設されている。１６は圧縮機で、室外
ユニット部Ｂ内に仕切箱１８により区画され、通風可能
に設置されている。１９は室内外ユニット仕切板である
。

第２図は、第１図に示した一体形空気調和機をビル用建
材に組み込んだ一実施例の断面図を示す。

また、第３図は、第２図の矢視図である。１３はガラス
で、ビル用建材窓枠にはめ込まれている。

６は建物外壁材、７はビル建物のコンクリート床、１０
は室内空間を示す。９はビル用建材骨格構造により形成
される空間である。８は雨水、２０は建物外壁材６に開
口するスリットである。２２は前記吸込口２とスリット
２０間を連通ずる通路であり、該通路は吸込と吹出側の
共通通路となっている。

そして、スリット２０より吸込まれる吸込空気ａは、通
路２２から吸込口２を通って室外ユニットＢ内に入り、
室外熱交換器５により図示されていない冷凍サイクルを
構成する冷媒配管を流れる冷媒と熱交換され、室外送風
機４により吹出口３から通路２２を通って、スリット２
０より吹出空気すとして吹出される。

１１は化粧カバーで、２１と２６は化粧カバーの開口部
である。１２は一体形空気調和機の室内ユニット部吹出
口と化粧カバーを接続するダクトである。

２７は一体形空気調和機室内ユニット部吸込口である。

　室内空気Ｃは、化粧カバー開口部２６から一体形空気
調和機ユニット部吸込口２７を経て室内熱交換器１５に
より図示されていない冷凍サイクルを構成する冷媒配管
を流れる冷媒と熱交換され、室内送風機１４によりダク
ト１２を通り化粧カバー開口部２１より室内空間１０に
吹出される。

また、第４図は建物外壁材と一体形空気調和機の接続部
の部分断面図である。２５は建物外壁材６と、一体形空
気調和１の接続部を密着させるためのパツキンである。

パツキン２５は、一体形空気調和機の自重により圧縮さ
れ密着する構造となっている。

第５図は、他の一実施例で本発明を適用した一体形空気
調和機を建物外壁面の開口部に取り付けた断面図を示す
。

２３は、一体形空気調和機１の下部に設けた空間であり
、吸込空気ａの吸込口２までのまた、吹出空気すの吹出
口３からの流路として利用する。

第６図は、更に他の実施例であり本発明を適用した一体
形空気調和機を室外ユニット部の吸込口２と吹出口３が
壁面より突出する形で、建物外壁面開口部に取り付けた
断面図を示す。一体形空気調和機１の底面に設けられた
吸込口２および吹出口３は、建物外壁すより突出してお
り、吸込空気ａは吸込口２より吸込まれ、吹出口３より
吹出空気すは吹出される。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したように構成されているので以下
に記載されるような効果を奏する。

ビル建材内空間に一体形空気調和機を容易に組込むこと
ができる。したがって、室外ユニットの外気吸込口、吹
出口と建物外壁面開口部との通路の形成が簡単な構造で
できる。　室外ユニット部の吸込口をユニット底面に配
置することにより、降雨時の雨水のユニット内部への侵
入を防ぎ、金属の腐食等によるユニットの耐用年数低下
を防ぐことができる。また、雨水の侵入を防止すること
で、暖房時の室外ユニット内部での雨水の氷結防止、雨
水付着による熱交換器の通風抵抗の増大防止、室外ユニ
ット内部に使用している断熱材の劣化防止等を図ること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の内部構造図、第２図は第１
図の一体形空気調和機を建物外壁材に取り付けた状態の
断面図である。 第３図は第２図の矢視図である。第４図は建物外壁材と
一体形空気調和機の接続部の部分断面図である。 第５図、第６図は一体形空気調和機を建物外壁材に取り
付けた他の実施例の断面図である。 １・・・一体形空気調和機　　２・・吸込口　　３・・
吹出口　　４・・・室外送風機　　５・・・室外熱交換
器６・・・建物外壁材　　７・・・コンクリート床８・
・雨滴　　９・・・ビル用建材骨格部の空間１０・・・
室内空間　　１１・・・化粧カバー　　１２・・ダクト
　　１３・・ガラス　　１４・・室内送風機１５・・・
室内熱交換器　　１６・・・圧縮機　　１７・電気品箱
　　１８・・・仕切箱　　１９・・・室内外ユニット仕
切板　　２０・・・スリット　　２１・・・化粧カバー
開口部　　２２・・通路　　２３・・・空間２５・・・
パツキン　　２６・・・化粧カバー開口部２７・・室内
ユニット部吸込口　　Ａ・・・室内ユニット部　　Ｂ・
・・室外ユニット部　　ａ・・・吸込空気ｂ・・・吹出
空気 Ｃ・・吸込空気 ｄ・・吹出空気 鵞 図 第 何 第 と 刃 袷 Ｉ妬 聰 ワ １日 箪

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　圧縮機、送風機および熱交換器等を有する室外ユニ
   ット部と、室内熱交換器および送風機等を有する室内ユ
   ニットとを一つの箱体に収納した一体形空気調和機にお
   いて、上記室内外ユニットを建物壁内に埋込むとともに
   、該建物外壁面に外気導通口を開口して設け、該室内外
   ユニットの底面に室外ユニット部用の吸込口および吹出
   口を開口して設け、該吸込口および吹出口と前記外気導
   通口を連通する通路を形成して設けたことを特徴とする
   一体形空気調和機。 ２　圧縮機、送風機および熱交換器等を有する室外ユニ
   ット部と、室内熱交換器および送風機等を有する室内ユ
   ニットとを一つの箱体に収納した一体形空気調和機にお
   いて、上記室内外ユニットの一部を建物外壁より突出さ
   せて設置し、該ユニット底面に室外ユニット部用の吸込
   口および吹出口を開口して設けたことを特徴とする一体
   形空気調和機。