JPS6240063Y2 - - Google Patents

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JPS6240063Y2
JPS6240063Y2 JP4191582U JP4191582U JPS6240063Y2 JP S6240063 Y2 JPS6240063 Y2 JP S6240063Y2 JP 4191582 U JP4191582 U JP 4191582U JP 4191582 U JP4191582 U JP 4191582U JP S6240063 Y2 JPS6240063 Y2 JP S6240063Y2
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JP
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indoor
indoor side
frame
suction port
outdoor
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JP4191582U
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JPS58145997U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は室内の空気(内気)を室外に、あるい
は室外の空気(外気)を室内に強制的に送風する
換気装置を備えたサツシ枠に関するものである。
従来、この種の換気装置としては例えば実公昭
46−33646号公報に示すように、躯体の換気口に
取付けられる風胴に室外側吸込口、室外側排出
口、室内側吸込口、室内側排出口を形成し、風胴
内に仕切板を設けて室外側吸込口と室内側排出口
とを連続する第1の通路及び室外側排出口と室内
側吸込口とを連続する第2の通路を形成すると共
に、前記第1,第2の通路に送風機をそれぞれ設
け、さらに第1,第2の通路の交差部に熱交換器
を設けたものが知られている。
この構造であると外気と内気とを熱交換して室
内に送風される外気温度と内気温度との差を小さ
くできて暖房、冷房の効率をあまり低下させるこ
となく建屋内部(室内)を換気できる。
しかし、この構造であると風胴に直接室内側排
出口と室内側吸込口とが形成してあるので、室内
側排出口と吸込口とが相隣接した位置となり、建
屋内部の横方向一部分のみに外気を吐出し、外気
吐出位置の相隣接した一部分のみから内気を吸込
むことになる。
このために、前述の換気装置をサツシ枠に直接
取付けて換気装置付サツシ枠とすると、建屋内部
における横方向一部分の内気はスムーズに流れる
が室内側排出口、吸込口と離れた部分の内気はス
ムーズに流れずに建屋内部を効率良く換気できな
い。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであ
り、その目的は外気と内気との温度差を小さくし
て外気を建屋内部に吸込んで換気できると共に、
建屋内部全域の内気がスムーズに流れて効率良く
換気できかつ換気装置の施工取付けが容易となる
ようにした換気装置付サツシ枠を提供することで
ある。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1図はサツシ枠の正面図であり、サツシ枠A
は上枠1,下枠2,左右竪枠3,3及び左右竪枠
3,3間に連結した無目4とにより障子取付開口
a及び上部開口bを形成したものであり、障子取
付開口aには内外障子5,5が引違いに装着
してあると共に、上枠1と無目4とに亘つて一対
の竪棧6,6が取付けられて上部開口bを両側欄
間部b1,b2と中間換気口b3とに区分し、両側欄間
部b1,b2にはガラス等のパネル部材又は外倒し窓
等の建具7が装着してあると共に、中間換気口b3
には換気装置の風胴8が取付けてある。
前記風胴8は第2図,第3図に示すように、上
下壁8a,8bと室外内壁8c,8dと両側壁8
e,8eとにより箱型となり、上下壁8a,8b
と両側壁8e,8eは室内外方向に分割されかつ
断熱材9を介してビス10で連結してあると共
に、室内壁8cには室外側吸込口11と室外側排
出口12とが形成され、室内壁8dには室内側排
出口13が形成され、下壁8bの室内側部分には
室内側吸込口14が形成してあると共に、風胴8
内には仕切板15が設けられて室外側吸込口11
と室内側排出口13とを連通する第1通路16及
び室外側排出口12と室内側吸込口14とを連通
する第2通路17を区分構成し、第1,第2通路
16,17にはモータ18で駆動される第1送風
機19,20がそれぞれ設けてあると共に、第
1,第2通路16,17の交差部には熱交換器2
1が設けられて外気と内気を熱交換できるように
してある。
つまり、第1,第2通路16,17は熱交換器
21を境として室内側16a,17aと室外側1
6b,17bに区分されていると共に、前記上下
壁8a,8b及び両側壁8e,8eは室内側通路
16a,17aを形成する室内側8′a,8′b,
8′eと室外側通路16b,17bを形成する室
外側8″a,8″b,8″eとに2分割され、前述
の様に断熱材9を介してビス10で連結されて外
気が直接室内側8′a,8′b,8′eに触れない
ようにしてある。
前記上枠1は室内側部材30と室外側部材31
とに分割されかつ両部材30,31は断熱材32
で連結されていると共に、室内側部材30の吊下
壁30aに前記風胴8の室内側上壁8′aの折曲
片33がパツキン34を介して当接し、室外側部
材31の吊下壁31aにビス35で締付けた押え
枠36のパツキン37が風胴8の室外側上壁8″
aの折曲片38に当接していると共に、折曲片3
3,38が断熱材9を介してビス10で連結され
て折曲片33,38、断熱材9を介して狭着支持
している。
前記無目4は室内側部材40と室外側部材41
とを断熱材42を介して連結したものであり、室
内側部材40は上下壁40a,40bと室内外壁
40c,40dとにより中空枠材となりかつ両端
部が閉塞されて中空部40′を形成していると共
に、上壁40aには室内側吸込口14に開口連通
した開口43が形成され、下壁40bの長手方向
両端部には吸込口44が形成してあると共に、室
外壁40dの上部に設けたパツキン45に風胴8
の室内側下壁8′bに形成した折曲片46が当接
し、室外側部材41にビス47で締付けた押え枠
48のパツキン49が風胴8の室外側下壁8″b
の折曲片50に当接し、前記折曲片46,50が
断熱材9を介してビス10で連結されている。こ
れにより、下壁8bが無目4に狭着支持される。
前記竪棧6は室内側部材60と室外側部材61
とを断熱材62を介して連結したものであり、室
内側部材60に設けたパツキン63に前記室内側
側壁8′eの折曲片64が当接し、室外側部材6
1にビス65で固着した押え枠材66のパツキン
67が前記室外側側壁8″eの折曲片68に当接
し、その折曲片68,64が断熱材9を介してビ
ス10で連結されている。これにより、側壁8e
が竪棧6に狭着支持される。
しかして、建屋内部の内気は室内側排出口13
より遠く離れた無目4の室内側部材40の吸気口
44より吸い込まれ、無目4の室内側部材40の
中空部40′及び開口43より室内側吸込口14
に流入し、熱交換器21で外気と換気された後に
室外側排出口12より外部に排出される。
したがつて、第4図a,b,cに示すように建
屋内部の内気は全域に亘つてスムーズに理想的に
流れるので効率良く換気できる。
また、サツシ枠Aの上枠1と無目4と一対の竪
棧6,6より成る方形状の中間換気口b3に風胴8
を装着すれば良く、換気装置のサツシ枠Aへの取
付けが容易となる。
また、上枠1,無目4,竪棧6は室内側部材3
0,40,60と室外側部材31,41,61を
断熱材32,42,62を介して連結した構造で
あると共に、無目4の室内側部材40の中空部4
0′に内気を流通させているので、中空部40′を
流通する内気が外気と直接触れることがなく、内
気が中空部40′を流れる時に外気と熱交換され
ずにその温度を維持して熱交換器21に流入す
る。
したがつて、熱交換器21によつて内気と外気
とが熱交換されて内部に流入する外気の温度を内
気の温度とあまり差のない温度とすることがで
き、暖房・冷房の効率をあまり低下することなく
換気できる。
特に、外気と内気との温度差が大きい場合には
大きな温度差を維持して内気が熱交換器21に流
入するので、熱交換器21における内気と外気と
の熱交換効率を向上できる。
これに対して、断熱材を介さない無目4の場
合、この中空部を流通する内気が外気と触れると
内気が外気との温度差が小さくなつた状態で熱交
換器21に流入するので、熱交換器21での内気
と外気との熱交換効率が低下してしまい内気との
温度差が大きい外気が内部に流入し、暖房・冷房
の効率が低下してしまう。
なお、以上の効果は無目4のみを室内外側部材
40,41に分割しかつ断熱材42で連結するだ
けでも十分でもある。
また、風胴8は室内側と室外側とに分割されか
つ断熱材9で連結され、第1,第2通路16,1
7を室内側16a,17aと室外側16b,17
bとに区分して室内側16a,17aが直接外気
に触れないようにしてあるので、熱交換器21に
おける熱交換効率がより一層向上する。
なお、無目4の両端部を両側竪枠3,3の内部
に開口連通し、さらに両側竪枠3,3を下枠2に
開口連通すると共に、下枠2に吸気口44を形成
しても良い。
本考案の換気装置付サツシ枠は以上の様である
から、そのサツシ枠を建屋の躯体に取付ければ、
建屋内部の内気を風胴8の室内側排出口13より
遠く離れた位置から風胴8内に吸込むことがで
き、建屋内部全域に亘つて内気がスムーズに流れ
効率良く換気できる。
また、サツシ枠Aの換気口b3に風胴8を装着す
れば良いから換気装置のサツシ枠Aへの取付けが
容易となる。
また、風胴8の室内側吸込口14は無目4の室
内側部材40の中空部40′に開口連通したの
で、中空部40′を流通する内気が外気と触れて
熱交換されることがなく、内気を初期の温度を維
持して熱交換器21に流入させることができる。
したがつて、熱交換器21における内気と外気
との熱交換効率が向上して内気との温度差が小さ
い状態の外気を室内側排出口13より吐出でき、
暖房・冷房の効率を低下させることなく換気でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すものであり、第1
図はサツシ枠の正面図、第2図はその−線断
面図、第3図は第1図の−線断面図、第4図
a,b,cは建屋内部の内気流れを示す平面図,
正面図,側面図である。 Aはサツシ枠、b3は換気口、1は上枠、2は下
枠、3は竪枠、4は無目、8は風胴、11は室外
側吸込口、12は室外側排出口、13は室内側排
出口、14は室内側吸込口、16,17は第1,
第2通路、19,20は第1,第2送風機、21
は熱交換器、40は室内側部材、41は室外側部
材、42は断熱材、44は吸気口、40′は中空
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上枠1、下枠2、両側竪枠3,3、無目4を備
    えたサツシ枠Aにおける上枠1と無目4との間に
    換気口b3を形成し、該換気口b3内に風胴8を取付
    けると共に、該風胴8に、室外側吸込口11、室
    外側排出口12、室内側排出口13、室内側吸込
    口14及び室外側吸込口11と室内側排出口13
    とを連通する第1通路16、室外側排出口12と
    室内側吸込口14とを連通する第2通路17を形
    成し、かつ第1,第2通路16,17に臨む第
    1,第2送風機19,20、第1,第2通路1
    6,17の交差部に位置する熱交換器21を設
    け、前記無目4を、中空部40′を有する室内側
    部材40と室外側部材41とを断熱材42を介し
    て連結した構造とし、前記風胴8の室内側吸込口
    14を前記無目4の室内側部材中空部40′に開
    口連通すると共に、該中空部40′をサツシ枠A
    を構成する横枠における前記室内側排出口13よ
    り横方向に遠く離れた位置に形成した吸気口44
    に連通したことを特徴とする換気装置付サツシ
    枠。
JP4191582U 1982-03-26 1982-03-26 換気装置付サツシ枠 Granted JPS58145997U (ja)

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JP4191582U JPS58145997U (ja) 1982-03-26 1982-03-26 換気装置付サツシ枠

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JP4191582U JPS58145997U (ja) 1982-03-26 1982-03-26 換気装置付サツシ枠

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JPS58145997U JPS58145997U (ja) 1983-10-01
JPS6240063Y2 true JPS6240063Y2 (ja) 1987-10-13

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JP4191582U Granted JPS58145997U (ja) 1982-03-26 1982-03-26 換気装置付サツシ枠

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