JPH04324445A - 露光用マスクおよびその製造方法 - Google Patents

露光用マスクおよびその製造方法

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Publication number
JPH04324445A
JPH04324445A JP3094610A JP9461091A JPH04324445A JP H04324445 A JPH04324445 A JP H04324445A JP 3094610 A JP3094610 A JP 3094610A JP 9461091 A JP9461091 A JP 9461091A JP H04324445 A JPH04324445 A JP H04324445A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass substrate
mask
film
chromium film
light shielding
Prior art date
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Pending
Application number
JP3094610A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Kishi
雅彦 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP3094610A priority Critical patent/JPH04324445A/ja
Publication of JPH04324445A publication Critical patent/JPH04324445A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は露光用マスクおよびその
製造方法に関し、特にマスク基板表面に遮光体膜による
段差のない露光用マスクおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、露光用マスクは平坦に研磨された
ガラス基板とその表面に形成した遮光体膜としての金属
膜のパターンとで構成されていた。図3(a)〜(d)
は従来の一般的な露光用マスクの製造手順を示す断面図
である。
【0003】まず図3(a)に示すように、研磨された
ガラス基板1上にクロム膜3をスパッタ法等により0.
1μmの厚さで被着する。次に図3(b)に示すように
、全面に膜厚1μmのフォトレジスト膜2を塗布し、電
子線露光装置を用いてパターニングを行なう。次に、図
3(c)に示すように、このフォトレジスト膜2をマス
クにしてクロム膜3をエッチングしパターンを形成する
。最後に図3(d)に示すように、クロム膜3上のフォ
トレジスト膜2を除去し、クロム膜のパターンを形成し
て露光用マスクを完成させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の露光用マス
クの製造方法では、クロム膜のパターンの部分が、その
厚みの分だけ平坦なガラス基板表面から突起した形状に
なるため、マスクの洗浄を行う場合に付着した異物が除
去されにくいという問題点がある。またブラシ洗浄によ
ってクロム膜のパターンのエッジ部分にブラシ素材の一
部が付着することがある。このようにして露光用マスク
に残った異物は、欠陥として半導体基板上に転写される
ため、半導体装置の歩留りを低下させるという問題点が
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明の露光用マス
クは、ガラス基板とこのガラス基板上に形成された遮光
体膜からなるパターンとを有する露光用マスクにおいて
、前記パターンが前記ガラス基板に埋め込まれているも
のである。
【0006】第2の発明の露光用マスクの製造方法は、
ガラス基板の一部を選択的に食刻し溝を形成する工程と
、この溝を含む前記にガラス基板の全面に遮光体膜を形
成する工程と、この遮光体膜をパターニングし前記溝の
内部にのみ残す工程とを有するものである。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明する
。図1(a)〜(d)は本発明の第1の実施例を説明す
るためのマスクの断面図である。
【0008】まず、図1(a)に示すように、ガラス基
板1上にフォトレジスト膜2を膜厚1μmに塗布し、電
子線露光装置を用いてパターニングを行う。次に図1(
b)に示すように、このフォトレジスト膜2をマスクと
してドライエッチング法によりガラス基板1を深さ約0
.1μmエッチングし溝4を形成する。
【0009】次に図1(c)に示すように、全面にクロ
ム膜3をスパッタ法等により0.15μmを厚さに被着
する。次に図1(d)に示すように、ガラス基板1上か
らフォトレジスト膜2を剥離すると同時に余分なクロム
膜3を除去する。更にクロム膜3をエッチングしてクロ
ム膜3の表面とガラス基板1表面の高さをほぼ一致させ
ることにより、段差のないマスクが完成する。
【0010】図2(a)〜(d)は本発明の第2の実施
例を説明するためのマスクの断面図である。
【0011】まず図2(a)に示すように、第1の実施
例と同様にガラス基盤1上にフォトレジスト膜2を1μ
mの厚さに塗布し、電子線露光装置を用いてパターニン
グする。次でこのフォトレジスト膜2をマスクとしてガ
ラス基板1を深さ約0.1μmエッチングし溝4を形成
する。次に図2(b)に示すように、フォトレジスト膜
2を剥離した後、スパッタ法等によりクロム膜3を0.
15μmの厚さで全面に被着する。
【0012】次に図2(c)に示すように、このクロム
膜3上にシリカ膜5を塗布法で形成し表面を滑らかにす
る。次に図2(d)に示すように、ガラス基板1の上部
表面が完全に露出するまでシリカ膜5とクロム膜3のエ
ッチバックを行うことにより、クロム膜3のパターンを
有する段差のないマスクが完成する。
【0013】尚、上記実施例においては遮光体膜として
クロム膜を用いた場合について説明したが、クロムと酸
化クロムとの2層膜を用いることができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、遮光体膜
のパターンをガラス基板に埋め込むことにより、マスク
の表面を平坦化できるため、マスク洗浄の際、付着異物
を容易に除去でき、かつブラシ洗浄時のブラシとマスク
の接触による異物の付着もなくなるという効果を有する
。従って半導体装置の歩留りを向上させることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を説明するためのマスク
の断面図。
【図2】本発明の第2の実施例を説明するためのマスク
の断面図。
【図3】従来の露光用マスクの製造方法を説明するため
のマスクの断面図。
【符号の説明】
1    ガラス基板 2    フォトレジスト膜 3    クロム膜 4    溝 5    シリカ膜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ガラス基板とこのガラス基板上に形成
    された遮光体膜からなるパターンとを有する露光用マス
    クにおいて、前記パターンが前記ガラス基板に埋め込ま
    れていることを特徴とする露光用マスク。
  2. 【請求項2】  ガラス基板の一部を選択的に食刻し溝
    を形成する工程と、この溝を含む前記にガラス基板の全
    面に遮光体膜を形成する工程と、この遮光体膜をパター
    ニングし前記溝の内部にのみ残す工程とを有することを
    特徴とする露光用マスクの製造方法。
JP3094610A 1991-04-25 1991-04-25 露光用マスクおよびその製造方法 Pending JPH04324445A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005107340A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Optrex Corp フォトマスク版およびその作成方法
JP2009145539A (ja) * 2007-12-13 2009-07-02 Shin Etsu Chem Co Ltd フォトマスクおよび露光方法
JP2012517620A (ja) * 2009-09-02 2012-08-02 ダブリュアイ−エー・コーポレーション レーザ反射型マスク及びその製造方法

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