JPH04324381A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH04324381A
JPH04324381A JP3119080A JP11908091A JPH04324381A JP H04324381 A JPH04324381 A JP H04324381A JP 3119080 A JP3119080 A JP 3119080A JP 11908091 A JP11908091 A JP 11908091A JP H04324381 A JPH04324381 A JP H04324381A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トライステートゲート
などのトライステート出力回路を含む半導体集積回路、
さらにはそれにおける診断容易化技術に関し、例えばゲ
ートアレイ形式の各種半導体集積回路やASIC(アプ
リケーション・スペシフィック・インテグレーテッド・
サーキット)形式のマイクロコンピュータなどに適用し
て有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】論理規模増大の一途を辿るマイクロコン
ピュータのような半導体集積回路に対する診断容易化技
術としてスキャンバス方式がある。これは、多数の論理
ゲートを外部端子を通して効率よく診断可能にするため
に、試験データの入出力モードを半導体集積回路の通常
動作モードとを別に設けておき、内部レジスタに試験デ
ータを容易に入出力できるような構成を予め半導体集積
回路に設けておくものである。例えば半導体集積回路内
部の各フリップフロップにシフトレジスタとしての機能
を付加してスキャンバスを構成したり、フリップフロッ
プにアドレスを割当てて所要の一群のフリップフロップ
にデータの入出力を行えるようなスキャンバスを構成し
ておく。斯るスキャンバス構成において、複雑な順序回
路のテストは組合せ回路に対するテストに帰着され、所
要のノードが論理0又は論理1に固定される故障を仮定
して全ノードの仮定故障を所定の故障検出率で発見でき
るようなテストパターンを半導体集積回路に与え、その
ときの出力パターンを期待値パターンと比較することに
よって故障を発見する。
【0003】尚、スキャンバス方式について記載された
文献の例としては日経マグロウヒル社発行の「日経エレ
クトロニクス(1986年7月28日発行の第400号
)」第301頁乃至第322頁がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで半導体集積回
路においてセレクタ論理をトライステートゲートを採用
して構成する場合、当該トライステートゲートは、3値
出力、即ち、論理1及び論理0の他に高出力インピーダ
ンス状態を採るため、従来のスキャンバス構成において
所要ノードが論理0又は論理1に固定される故障を仮定
して行われるテストでは、特定ノードの高出力インピー
ダンス状態を検出することができないため、トライステ
ートゲートが含まれる場合には特に当該ゲートのゲート
出力イネーブル信号の論理に対する故障検出率が著しく
低下するという問題点のあることが本発明者によって明
らかにされた。
【0005】例えば、図11に示されるように3個のト
ライステートゲートTSG11〜TSG13の出力端子
が信号線SLに共通接続されている論理を想定する。φ
goe11〜φgoe13はトライステートゲートTS
G11〜TSG13に供給されるゲート出力イネーブル
信号合、in11〜in13はトライステートゲートT
SG11〜TSG13の入力信号である。例えばこの構
成において、φgoe11=論理1,φgoe12=論
理0,φgoe13=論理1のとき、トライステートゲ
ートTSG11,TSG13の出力は高インピーダンス
状態にされ、トライステートゲートTSG12の出力動
作が選択されて信号in12が信号線SLに与えられる
【0006】ゲート出力イネーブル信号φgoe11〜
φgoe13は様々な論理によって形成され、例えばア
ンド(AND)ゲートのような論理ゲートG1〜G5は
ゲート出力イネーブル信号φgoe11を形成する論理
回路の一例である。この論理において、ゲートG2の出
力ノードNg2が故障により論理0に固定される場合を
想定する。例えばゲートG1〜G4,G6の全ての入力
を論理1に設定したとき、当該故障によりゲート出力イ
ネーブル信号φgoe13は論理0を採り、仮に該ノー
ドNg2に故障がなければ論理1を採る。このときゲー
ト出力イネーブル信号φgoe13は半導体集積回路の
外部から直接観測することができないため、ゲートG8
を通してノードNg8で観測せざるを得ない。しかしな
がら、トライステートゲートTSG13の高出力インピ
ーダンス状態は外から観測することができない。例えば
、このときφgoe11=論理1,φgoe12=論理
1,in13=論理1に設定すると、前記ノードNg2
に故障があればφgoe13=論理0となってトライス
テートゲートTSG13がオンになり、ノードNg8は
信号in13の論理レベルに応じて論理1にされる。 一方前記ノードNg2に故障がないときはトライステー
トゲートTSG13の出力も高インピーダンス状態にさ
れるが、ノードNg8の論理レベルはそれ以前の回路動
作に依存して決定されている信号線SLの充放電状態に
応じて論理0或いは論理1の何れかの状態を採ることに
なり、偶然に論理1を採れば故障がある場合と区別がつ
かなくなる。
【0007】また、図11のような回路構成がCMOS
(相補型MOS)型の半導体集積回路に含まれるとき、
同該半導体集積回路のスタンバイ電流を測定する際には
、信号線SLを共有するトライステートゲートTSG1
1〜TSG13の何れか1つだけを動作可能な状態にし
て、ゲートG8の入力が不確定な中間レベルにならない
ようにすると共に、一方のトライステートゲートから他
のトライステートゲートに電流が流れ込んだりしないよ
うにすることが必要になり、これを全ての論理ゲートに
対して満足させるための特別な動作パターンを作成する
には手間がかかってしまう。
【0008】そこで、本発明者はトライステートゲート
をセレクタ回路に置き換える構成について検討した。例
えば、図11のトライステートゲートTSG11〜TS
G13は図12に示されるようにオアゲートOR11〜
OR13とアンドゲートAND11から成るセレクタ回
路に置き換えることができる。図12の構成において、
例えばφgoe11=論理1,φgoe12=論理0,
φgoe13=論理1のとき、オアゲートOR12の入
力in12が選択されて該信号in12と同じ論理の信
号がゲートG8から出力される。この論理においてはゲ
ートG1〜G7によって構成されるような信号φgoe
13生成論理に対してその故障を確実に把握することが
できる。例えば、ゲートG2の出力ノードNg2が故障
により論理0に固定される場合を想定すると、ゲートG
1〜G4,G6の全ての入力を論理1に設定すれば、当
該故障によりゲート出力イネーブル信号φgoe13は
論理0を採り、該ノードNg2に故障がなければ論理1
を採る。このときφgoe11=論理1,φgoe12
=論理1,in13=論理0に設定すると、ノードNg
2に前記論理0故障があればφgoe13=論理0とな
ってノードNg8も該信号φgoe13の論理レベルに
応じて論理0にされる。一方前記ノードNg2に故障が
ないときは、その信号φgoe13=論理1に応じてノ
ードNg8の論理レベルも論理1にされる。
【0009】このように図12のオアゲートOR11〜
OR13及びアンドゲートAND11で成るセレクタを
図11のトライステートゲートTSG11〜TSG13
に代えて採用することにより制御信号φgoe11,φ
goe12,φgoe13生成論理の故障に対しても充
分なテストを行うことができる。しかしながらトライス
テートゲートに代えて図12のようなセレクタを採用す
る場合に、半導体集積回路の通常動作においても当該セ
レクタを利用しなければならず、信号伝達経路に介在す
るゲートの段数が増える結果、動作遅延が大きくなって
通常動作に支障を来すということが本発明者によって明
らかにされた。
【0010】本発明の目的は、トライステート出力回路
の制御信号形成論理などに対するファンクションテスト
の信頼性若しくは故障検出率を高めることができる半導
体集積回路を提供することにある。
【0011】本発明の別の目的は、通常動作速度を犠牲
にすることなくトライステート出力回路の制御信号形成
論理などに対するファンクションテストの信頼性を高め
ることができる半導体集積回路を提供することにある。
【0012】本発明の更に別の目的は、容易にスタンバ
イ電流を観測することができる半導体集積回路を提供す
ることにある。
【0013】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0015】すなわち、ゲート出力イネーブル信号のよ
うな第1の制御信号の論理レベルに応じて高出力インピ
ーダンス状態を採り得ると共に、出力端子が所定の信号
線に共通接続される複数個のトライステート出力回路を
含む半導体集積回路において、前記トライステート出力
回路には、これに入力されるテスト信号のような第2の
制御信号の所定レベルに従って所定の何れか一方の電源
端子から出力端子に至る出力用電流経路を強制的に遮断
するためのトランジスタを含め、前記出力用電流経路の
強制遮断状態において、前記所定の何れか一方の電源端
子から前記所定の信号線に接続する第1の電流経路を形
成可能な第1の手段を設けるものである。
【0016】スタンバイ電流の測定を考慮する場合に、
トライステート出力回路の動作態様の如何に拘らず前記
所定の信号線に電流が流れない状態を選択的に達成する
ことが望ましく、そのためには、前記第1の手段に、選
択的に前記第1の電流経路を形成するための第1のスイ
ッチ素子を含め、また、他方の電源端子から前記所定の
信号線に接続可能な第2の電流経路を形成するための第
2の手段を更に設け、この第2の手段には、前記出力用
電流経路の強制遮断状態において、前記第1のスイッチ
素子とは相補的にスイッチ制御される第2のスイッチ素
子を含めればよい。
【0017】前記出力用電流経路の遮断制御と共に第1
のスイッチ素子と第2のスイッチ素子の制御を同期的に
行うための外部制御信号数を減らすには、前記第2の制
御信号による前記出力用電流経路の遮断状態において、
前記第1のスイッチ素子と第2のスイッチ素子とを、前
記第2の制御信号及び第3の制御信号によって相補的に
スイッチ制御する論理を更に設けることが望ましい。
【0018】前記トライステート出力回路の出力論理値
を決定するための入力条件に着目して本発明を別の観点
から説明すると、先ず第1の態様としては、前記トライ
ステート出力回路は、前記第1の制御信号並びに入力信
号がその出力を論理1に決定するための入力条件におい
て、前記第2の制御信号の所定レベルと前記トランジス
タにより、トライステート出力回路の出力を高出力イン
ピーダンス状態に強制する論理を有し、前記第2の制御
信号による出力強制状態において前記所定の信号線に接
続するプルアップ抵抗を設け、前記複数個のトライステ
ート出力回路、所定の信号線、及び前記プルアップ抵抗
を、前記第2の制御信号の所定レベルにより等価的にO
R−AND回路構成のセレクタ回路として機能させるよ
うにする。
【0019】また、前記入力条件に着目した第2の態様
としては、記トライステート出力回路は、前記第1の制
御信号並びに入力信号がその出力を論理0に決定するた
めの入力条件において、前記第2の制御信号の所定レベ
ルと前記トランジスタにより、トライステート出力回路
の出力を高出力インピーダンス状態に強制する論理を有
し、前記第2の制御信号による出力強制状態において前
記所定の信号線に接続するプルダウン抵抗を設け、前記
複数個のトライステート出力回路、所定の信号線、及び
前記プルダウン抵抗を、前記第2の制御信号の所定レベ
ルにより等価的にAND−OR回路構成のセレクタ回路
として機能させるものである。
【0020】
【作用】上記した手段によれば、一方の電源端子側の出
力用電流経路の強制遮断状態では、遮断された電源端子
側からの電流供給はスイッチ素子や抵抗素子を含む第1
の手段を介して与えられる。したがって、ファンクショ
ンテストモードにおいて、トライステート出力回路の出
力が共通接続される信号線のレベルは、トライステート
出力回路の動作態様がどのようであっても論理1又は論
理0にされ、2値の出力(論理1,論理0)を採り得る
セレクタと等価的な動作が行われる。これにより、3値
出力を採り得るトライステート出力回路はファンクショ
ンテストモードにおいて高出力インピーダンス状態を生
ぜず、トライステート出力回路を含む半導体集積回路の
ファンクションテストの信頼性を高めるように作用する
【0021】また、一方の電源端子側の出力用電流経路
の強制遮断状態において、それと同じ電源端子側に通ず
る第2の手段を第1の手段に代えて活性化することによ
り、前記信号線には電流が流れない状態が強制的に達成
されて、同信号線は論理1又は論理0の何れか一方に固
定される。この状態でスタンバイ電流の測定を行えば、
トライステート出力回路の出力論理値が競合して不所望
な電流が流れたり、信号線の途中に配置されたドライバ
の入力が中間レベルになって不所望な貫通電流が流れた
りせず、高い信頼性を以てスタンバイ電流の観測を可能
にする。
【0022】トライステート出力回路を3値出力可能な
通常モードで動作させるとき、第1及び第2の手段は前
記信号線から切り放され、トライステート出力回路は本
来の3値出力動作論理に従った動作速度を以てセレクタ
機能を実現する。
【0023】
【実施例】図1にはトライステート出力回路(以下単に
トライステートゲートとも記す)のイネーブル信号がロ
ーイネーブルとされる場合の本発明の一実施例が示され
る。同図に示される回路は、シリコンのような1個の半
導体基板に形成された半導体集積回路に含まれ、1本の
信号線SLに出力端子が共通接続された3個のトライス
テートゲートTSG1〜TSG3が代表的に示される。
【0024】前記トライステートゲートTSG1は、特
に制限されないが、一対の電源端子VddとVssとの
間に直列接続されたPチャンネル型MOSFETQ1p
とNチャンネル型MOSFETQ1nから成るCMOS
インバータを出力段に有し、同出力段を制御するための
論理としてナンドゲートNAND1,ノアゲートNOR
1、及びインバータINV1を有する。前記ナンドゲー
トNAND1には、第2の制御信号としてのテスト信号
TEST*(記号*が付された信号はローイネーブルの
信号であることを意味する)、トライステートゲートの
出力イネーブル信号とされるような第1の制御信号とし
ての制御信号φgoe1*の反転信号、及び入力信号i
n1が供給され、その出力は前記MOSFETQ1pの
ゲートに供給される。前記ノアゲートNOR1には前記
制御信号φgoe1*と入力信号in1が供給され、そ
の出力は前記MOSFETQ1nのゲートに供給される
。その他のトライステートゲートTSG2,TSG3も
同様に構成されている。即ち、トライステートゲートT
SG2は、Pチャンネル型MOSFETQ2p,Nチャ
ンネル型MOSFETQ2n,ナンドゲートNAND2
,ノアゲートNOR2,インバータINV2によって構
成され、テスト信号TEST*,制御信号φgoe2*
,入力信号in2が与えられる。トライステートゲート
TSG3は、Pチャンネル型MOSFETQ3p,Nチ
ャンネル型MOSFETQ3n,ナンドゲートNAND
3,ノアゲートNOR3,インバータINV3によつて
構成され、テスト信号TEST*,制御信号φgoe3
*,及び入力信号in3が与えられる。
【0025】前記トライステートゲートTSG1乃至T
SG3の出力OUT1乃至OUT3は所定の信号線SL
に共通接続される。同信号線SLには、テストモードで
利用されるプルアップ抵抗RuがPチャンネル型MOS
FETQ4pを介して電源端子Vddに結合されると共
に、プルダウン抵抗RdがNチャンネル型MOSFET
Q4nを介して電源端子Vss(接地端子)に結合され
る。前記MOSFETQ4pは、ファンクションテスト
信号FTEST*のローレベルによって指示されるファ
ンクションテストモードにおいてオン状態にされ、抵抗
Ruを介して電源端子Vddから信号線SLに接続する
電流経路(本実施例においては第1の電流経路)を形成
する。前記MOSFETQ4nは、スタンバイ電流テス
ト信号ITESTのハイレベルによって指示されるスタ
ンバイ電流テストモードにおいてオン状態にされ、抵抗
Rdを介して電源端子Vssから信号線SLに接続する
電流経路(本実施例においては第2の電流経路)を形成
する。
【0026】ここで、本実施例の半導体集積回路の動作
モードは、半導体集積回路本来の動作モードである通常
動作モードと、テストモードに大別され、テストモード
は、ファンクションテストモードとスタンバイ電流テス
トモードとを含む。ファンクションテストモードは、テ
スト信号TEST*とファンクションテスト信号FTE
ST*とのローレベルによって指示される。スタンバイ
電流テストモードは、テスト信号TEST*のローレベ
ルとスタンバイ電流テスト信号ITESTのハイレベル
によって指示される。
【0027】下記表1にはトライステートゲートの動作
態様がトライステートゲートTSG1を代表として示さ
れる。
【0028】テスト信号TEST*のハイレベル(H)
によって指示される通常モードにおいて、制御信号φg
oe1*がハイレベルにされるときは当該トライステー
トゲートTSG1は高出力インピーダンス状態(Hiz
)にされる。通常モードにおいて制御信号φgoe1*
がローレベル(L)にされると当該トライステートゲー
トTSG1は入力信号in1のレベルに応じた信号を出
力可能にされる。
【0029】
【0030】テスト信号TEST*のローレベルによっ
て指示されるテストモード(ファンクションテストモー
ド,スタンバイ電流テストモード)では、出力用Pチャ
ンネル型MOSFETQ1pのゲート電位を制御するナ
ンドゲートNAND1の出力がハイレベル(本実施例で
は論理1)に固定されるため、当該MOSFETQ1p
は常にオフ状態にされ、電源端子Vddから出力端子O
UTに至る出力用電流経路を遮断する。したがって、入
力信号in1と制御信号φgoe1*が共にローレベル
(論理0)の場合にのみ前記出力用Nチャンネル型MO
SFETQ1nがオン状態にされて出力信号OUT1を
ローレベルとし、それ以外の入力条件では出力OUT1
が高出力インピーダンス状態にされる。
【0031】図2には図1においてファンクションテス
トモードが設定されたの等価回路が示される。当該動作
モードにおいてテスト信号TEST*及びファンクショ
ンテスト信号FTEST*は共にローレベルにされ、信
号線SLは抵抗Ruによってプルアップされ、プルアッ
プされた信号線SLの状態は、ナンドゲートNAND1
乃至NAND3の出力だけで決定されるようになる。し
たがって、ファンクションテストモードにおいてトライ
ステートゲートTSG1乃至TSG3の出力OUT1乃
至OUT3の全てが高インピーダンス状態のとき、換言
すれば、全てのMOSFETQ1n乃至Q3nがオフ状
態にされるとき、信号線SLはプルアップ抵抗Ruの作
用でハイレベルとされ、トライステートゲートの出力が
一つでもローレベルにされると信号線SLのレベルはロ
ーレベルにされる。即ち、図2の回路は、図3に示され
るオアゲートOR1乃至OR3とアンドゲートAND1
とによって構成されるOR−AND型のセレクタと等価
の機能を有する。これにより、ファンクションテストモ
ードにおいて信号線SLのレベルは制御信号φgoe1
*乃至φgoe3*と入力信号in1乃至in3との論
理レベル如何に拘らず必ず論理1又は論理0の何れか一
方に固定され、ファンクションテストにおいて検出困難
なトライステートゲートの高インピーダンス状態を生じ
させないようにすることができるから、ファンクション
テストの信頼性を高めることができる。尚、ファンクシ
ョンテストにおいて、プルアップ抵抗Ruで信号線SL
のレベルをハイレベルに引き上げるのには時間がかかる
が、プルアップ抵抗Ruはテスト専用のため実動作モー
ドではそのような点は一切問題にならない。
【0032】スタンバイ電流テストモードにおいては、
前記テスト信号EEST*がローレベルにされると共に
スタンバイ電流テスト信号ITWSTがハイレベルにさ
れる。これにより、図4の等価回路に示されるように、
信号線SLにプルダウン抵抗Rdが接続されて、当該信
号線SLはローレベルに固定される。即ち、ノアゲート
NOR1乃至NOR3の出力状態がどのようにされても
、電源端子Vddから信号線SLに電流が流れる経路は
一切強制的に遮断され、換言すれば、当該動作モードに
おいてトライステートゲートTSG1乃至TSG3の出
力がハイレベルにされることは一切ない。これにより、
信号線SLに接続するドライバ若しくはゲートG8の入
力が中間レベルになって貫通電流が流れることはなく、
また、相互に出力論理値の異なる一方のトライステート
ゲートから他方のトライステートゲートに電流が流れ込
む事態も一切発生しない。したがって、入力信号や制御
信号の状態如何では一切電流が流れない状態を形成する
ことができるから、デバイス的な欠陥によって流れる電
流を観測したりするというような、スタンバイ電流の測
定を、特別なテストパターンを印加することなく単にス
タンバイ電流テストモードを設定するだけで容易且つ確
実に行うことができる。
【0033】図5には前記ファンクションテスト信号F
TEST*とスタンバイ電流テスト信号ITESTとを
生成する論理の一例が示される。この論理はナンドゲー
トNAND10とノアゲートNOR10及びインバータ
INV10から構成され、テスト信号TEST*がハイ
レベルにされる通常動作モードにおいてファンクション
テスト信号FTEST*をハイレベル、そしてスタンバ
イ電流テスト信号ITESTをローレベルとして、双方
のMOSFETQ4p,Q4nをカット・オフ状態に制
御する。テスト信号TEST*がローレベルにされるテ
ストモードにおいて、制御信号F/I*がハイレベルに
されると、プルアップ抵抗Ruが信号線SLに接続して
ファンクションテストモードとされる。制御信号F/I
*がローレベルにされると、プルダウン抵抗Rdが信号
線SLに接続してスタンバイ電流テストモードとされる
。この論理により、制御信号FTEST*及びITES
Tを直接外部から受ける場合に比べて外部端子の数を1
個減らすことができるようになる。
【0034】図6にはイネーブルレベルがハイレベルと
されるトライステートゲートを用いる場合の実施例が示
される。この実施例においては、1本の信号線SLに出
力端子が共通接続された3個のトライステート出力回路
TSGC4〜TSG6が代表的に示される。この実施例
は、前記実施例に対し、テストモードにおいてトライス
テートゲートTSG4乃至TSG6の出力用Nチャンネ
ル型MOSFETをカット・オフし、斯る状態において
、ファンクションテストモードではプルダウン抵抗Rd
を信号線SLに接続し、また、スタンバイ電流テストモ
ードでプルアップ抵抗Ruを信号線SLに接続するよう
に構成される。
【0035】前記トライステートゲートTSG4は、前
記実施例同様に、一対の電源端子VddとVssとの間
に直列接続されたPチャンネル型MOSFETQ1pと
Nチャンネル型MOSFETQ1nから成るCMOSイ
ンバータを出力段に有するが、同出力段を制御するため
に、ナンドゲートNAND4,ノアゲートNOR4、及
びインバータINV4を備える。前記ノアゲートNOR
4にはテスト信号TEST、トライステートゲートの出
力イネーブル信号とされるような第1の制御信号として
の制御信号φgoe1の反転信号、及び入力信号in1
が供給され、その出力は前記MOSFETQ1nのゲー
トに供給される。前記ナンドゲートNAND4には前記
制御信号φgoe1と入力信号in1が供給され、その
出力は前記MOSFETQ1pのゲートに供給される。 その他のトライステートゲートTSG5,TSG6も同
様に構成されている。即ち、トライステートゲートTS
G5は、Pチャンネル型MOSFETQ2p,Nチャン
ネル型MOSFETQ2n,ナンドゲートNAND5,
ノアゲートNOR5,インバータINV5によって構成
され、テスト信号TEST,制御信号φgoe2,入力
信号in2が与えられる。トライステートゲートTSG
6は、Pチャンネル型MOSFETQ3p,Nチャンネ
ル型MOSFETQ3n,ナンドゲートNAND6,ノ
アゲートNOR6,インバータINV6によつて構成さ
れ、テスト信号TEST,制御信号φgoe3,入力信
号in3が与えられる。
【0036】前記トライステートゲートTSG4乃至T
SG6の出力OUT4乃至OUT6は所定の信号線SL
に共通接続される。同信号線SLには、テストモードで
利用されるプルアップ抵抗RuがPチャンネル型MOS
FETQ4pを介して電源端子Vddに結合されると共
に、プルダウン抵抗RdがNチャンネル型MOSFET
Q4nを介して電源端子Vssに結合される。前記MO
SFETQ4nは、ファンクションテスト信号FTES
Tのハイレベルによって指示されるファンクションテス
トモードにおいてオン状態にされ、抵抗Rdを介して電
源端子Vssから信号線SLに接続する電流経路を形成
する。前記MOSFETQ4pは、スタンバイ電流テス
ト信号ITEST*のローレベルによって指示されるス
タンバイ電流テストモードにおいてオン状態にされ、抵
抗Rpを介して電源端子Vddから信号線SLに接続す
る電流経路を形成する。
【0037】ここで、本実施例における動作モードは、
半導体集積回路本来の動作モードである通常動作モード
と、テストモードに大別され、テストモードは、ファン
クションテストモードとスタンバイ電流テストモードを
含む。ファンクションテストモードは、テスト信号TE
STとファンクションテスト信号FTEST*との双方
がハイレベルにされることによって指示される。スタン
バイ電流テストモードは、テスト信号TESTがハイレ
ベルにされると共にスタンバイ電流テスト信号ITES
T*がローレベルされることによって指示される。
【0038】テスト信号TESTのローレベルによって
指示される通常モードにおいて、制御信号φgoe1が
ローレベルにされるときは当該トライステートゲートT
SG4は高出力インピーダンス状態にされる。通常モー
ドにおいて制御信号φgoe1がハイレベルにされると
当該トライステートゲートTSG4は入力信号in1の
レベルに応じた信号を出力可能にされる。
【0039】テスト信号TESTのハイレベルによって
指示されるテストモード(ファンクションテストモード
,スタンバイ電流テストモード)では、出力用Nチャン
ネル型MOSFETQ1nのゲート電位を制御するノア
ゲートNOR4の出力がローレベルに固定されるため、
当該MOSFETQ1nは常にオフ状態にされ、電源端
子Vssから出力端子OUTに至る出力用電流経路を遮
断する。したがって、入力信号in1と制御信号φgo
e1が共にハイレベルの場合にのみ前記出力用Pチャン
ネル型MOSFETQ1pがオン状態にされて出力信号
OUT1をハイレベルとし、それ以外の入力条件では出
力OUT1が高出力インピーダンス状態にされる。
【0040】図7には図6においてファンクションテス
トモードが設定された場合の等価回路が示される。当該
動作モードにおいてテスト信号TEST及びファンクシ
ョンテスト信号FTESTはハイレベルにされ、信号線
SLは抵抗Rdによってプルダウンされ、プルダウンさ
れた信号線SLの状態は、ナンドゲートNAND4乃至
NAND6の出力だけで決定されるようになる。したが
って、ファンクションテストモードにおいてトライステ
ートゲートTSG4乃至TSG6の出力OUT4乃至O
UT6の全てが高インピーダンス状態のとき、換言すれ
ば、全てのMOSFETQ1p乃至Q3pがオフ状態に
されるとき、信号線SLはプルダウン抵抗Rdの作用で
ローレベルとされ、トライステートゲートの出力が一つ
でもハイレベルにされると信号線SLのレベルはハイレ
ベルにされる。即ち、図7の回路は、図8に示されるア
ンドゲートAND2乃至AND4とオアゲートOR4に
よって構成されるAND−OR型のセレクタと等価の機
能を有する。これにより、ファンクションテストモード
において信号線SLのレベルは制御信号φgoe1乃至
φgoe3と入力信号in1乃至in3との論理レベル
如何に拘らず必ず論理1又は論理0の何れか一方に固定
され、ファンクションテストにおいて検出困難なトライ
ステートゲートの高インピーダンス状態を生じさせない
ようにすることができるから、ファンクションテストの
信頼性を高めることができる。尚、ファンクションテス
トにおいて、プルダウン抵抗Rdで信号線SLのレベル
をローレベルに引き下げるのには時間がかかるが、プル
ダウン抵抗Ruはテスト専用であるのため実動作モード
ではそのような点は一切問題にならない。
【0041】スタンバイ電流テストモードにおいては、
前記テスト信号EESTがハイレベルにされると共にス
タンバイ電流テスト信号ITEST*がローレベルにさ
れる。これにより、信号線SLにプルアップ抵抗Ruが
接続されて、当該信号線SLはハイレベルに固定される
。即ち、ナンドゲートNAND4乃至NAND6の出力
状態がどのようにされても、信号線SLから接地端子の
ような電源端子Vssに電流が流れる経路は一切強制的
に遮断され、換言すれば、当該動作モードにおいてトラ
イステートゲートTSG4乃至TSG6の出力がローレ
ベルにされることは一切ない。これにより、信号線SL
に接続するドライバ若しくはゲートG8の入力が中間レ
ベルになって貫通電流が流れることはなく、また、相互
に出力論理値の異なる一方のトライステートゲートから
他方のトライステートゲートに電流が流れ込む事態もい
っさい発生しない。したがって、入力信号や制御信号の
状態如何では一切電流が流れない状態を形成することが
できるから、デバイス的な欠陥によって流れる電流を観
測したりするというような、スタンバイ電流の測定を、
特別なテストパターンを印加することなく単にスタンバ
イ電流テストモードを設定するだけで容易且つ確実に行
うことができる。
【0042】図9には図1又は図6に示される回路を適
用したマイクロコンピュータの一例が示される。このマ
イクロコンピュータは命令を解読して制御信号を生成す
る命令制御部ICONTと該命令制御部ICONTで生
成される制御信号に従って命令を実行する実行部EXE
Cを含む。命令制御部ICONTは、特に制限されない
が、ハードワイアードロジックにより各部の制御信号を
生成するものであり、図示しないプログラムカウンタの
値に基づいてプログラムメモリから読出された命令をフ
ェッチする命令レジスタIREGを有し、これが保持す
る命令をコードを命令デコーダIDECで解読すること
により、命令実行に必要な制御信号を生成して、実行部
EXECなどに供給する。
【0043】実行部EXECは、特に制限されないが、
算術論理演算回路ALU、演算結果を一時的に保持した
りするアキュムレータACC、複数個の汎用レジスタG
R1〜GRi、出力レジスタOR、入力レジスタIR、
及びメモリMRY、入力選択回路ISEL1〜ISEL
3、及び出力選択回路OSEL1〜OSEL3などが内
部バスBUSに接続されて構成される。
【0044】図9において図1やび図6に示されるよう
な回路構成は入力選択回路ISEL1〜ISEL3及び
出力選択回路OSEL1〜OSEL3として適用されて
いる。入力選択回路ISEL1〜ISEL3や出力選択
回路OSEL1〜OSEL3において前記ゲート出力イ
ネーブル信号φgoe1*〜φgoe3*などに対応さ
れるような制御信号は命令デコーダIDECから出力さ
れ、或いはこれに基づいて生成される。
【0045】図9に示されるマイクロコンピュータなど
のように、ASIC若しくはゲートアレイなどセミカス
タム的な方式で形成される半導体集積回路は、部分的で
あったとしてもユーザによる論理設計に従って半導体集
積回路を形成しなければならない。この性質上、ユーザ
による設計回路にトライステートゲートが一切採用され
ないことは事実上考え難く、このような事情の元で形成
される半導体集積回路において図1や図6に示されるテ
ストのための回路構成を採用することは、半導体集積回
路のテスト技術において不可欠であると考えられる。
【0046】図10にはトライステートゲートの別の実
施例が示される。このトライステートゲートは一対の電
源端子VddとVsssの間に3個のPチャンネル型M
OSFETQ10p乃至Q12pと2個のNチャンネル
型MOSFETQ13n,Q14nを直列配置して備え
、前記MOSFETQ12p,Q13nには入力信号i
n1が与えられ、前記MOSFETQ11p,Q14n
には制御信号φgoe1が与えられ、前記MOSFET
Q10pにはテスト信号TESTが与えられる。テスト
信号TESTのハイレベルによって指示されるテストモ
ードにおいて、当該MOSFETQ10pはカット・オ
フ状態にされて、出力端子OUT1と電源端子Vddを
接続する出力用電流経路を遮断する。したがって、この
トライステートゲートも図6に示されるようなトライス
テートゲートに置き換えることができ、図6に示される
トライステートゲートに比べて駆動能力が小さくなる点
を除いて図6の構成と全く同様に作用する。
【0047】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。
【0048】例えば、トライステートゲートの基本的な
回路構成は図1、図6、及び図10に示されるものに限
定されず、出力段をバイポーラトランジスタで構成する
回路、出力段の制御をナンドゲートとノアゲート以外の
論理ゲートで行う構成などに適宜変更することができる
。また、トライステートゲートの出力が共通接続される
信号線は中央処理装置内部のバス構成用信号配線に限定
されず、中央処理装置とその周辺回路を結合するための
モジュール間バスを構成する信号線などであってもよい
。また、半導体集積回路はゲートアレイ形式やアプリケ
ーションスペシフィク形式に限定されない。
【0049】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるマイク
ロコンピュータに適用した場合について説明したが、本
発明はそれに限定されるものではなく種々の半導体集積
回路に広く適用することができる。本発明は、少なくと
もトライステート出力回路を含めたファンクションテス
トに有効な条件の半導体集積回路に広く適用することが
できる。
【0050】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0051】すなわち、第2の制御信号などによって指
示されるファンクションテストモードにおいて、トライ
ステート出力回路の出力が共通接続される信号線のレベ
ルは、トライステート出力回路の動作態様がどのようで
あっても論理1又は論理2にされ、2値出力を採り得る
セレクタと等価的な動作が行われることにより、3値出
力を採り得るトライステート出力回路はファンクション
テストモードにおいて高出力インピーダンス状態を生ぜ
ず、トライステート出力回路を含む半導体集積回路の信
頼性を高めることができるという効果がある。
【0052】ファンクションテストモードにおいてトラ
イステート出力回路を、2値出力を採り得るセレクタと
等価に機能させるために、信号迂回のための特別な配線
経路を必要とせず、また、当該テストモード専用の論理
ゲートも必要とされないから、テストのための回路構成
によるチップ占有面積を極めて小さくすることができる
【0053】また、一方の電源端子側の出力用電流経路
の強制遮断状態において、それと同じ電源端子側に通ず
る第2の手段を第1の出段に代えて活性化することによ
り、前記信号線には電流が流れない状態が強制的に達成
することができ、この状態でスタンバイ電流の測定を行
えば、トライステート出力回路の出力論理値が競合して
不所望な電流が流れたり、信号線の途中に配置されたド
ライバの入力が中間レベルになって不所望な貫通電流が
流れたりせず、特別なテストパターンを印加することな
にく単にテストモードを設定するだけで簡単にスタンバ
イ電流を観測することができるという効果がある。
【0054】トライステート出力回路を3値出力可能な
通常モードで動作させるとき、第1及び第2の手段は前
記信号線から切り放され、トライステート出力回路は本
来の3出力動作論理に従って機能するから、通常モード
での動作速度を犠牲にすることなく上記効果を得ること
ができる。
【0055】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はローイネーブルのトライステートゲート
を適用した本発明の一実施例ブロック図である。
【図2】図2は図1のファンクションテストモードにお
ける等価回路図である。
【図3】図3は図2と等価なセレクタ回路図である。
【図4】図4はスタンバイ電流テストモードにおける図
1の等価回路図である。
【図5】図5はファンクションテストモード又はスタン
バイ電流テストモードに応じて信号線をフルアップ又は
プルダウンするための制御論理の一例回路図である。
【図6】図6はハイイネーブルのトライステートゲート
を適用した本発明の別の実施例ブロック図である。
【図7】図7は図6のファンクションテストモードにお
ける等価回路図である。
【図8】図8図は図7と等価なセレクタ回路図である。
【図9】図9は図1又は図6の回路を適用したマイクロ
コンピュータの一例ブロック図である。
【図10】図10はトライステートゲートの別の例を示
す回路図である。
【図11】図11はトライステートゲートを利用した従
来の一般的な構成の説明図である。
【図12】図12は本発明者の検討に係る図11と等価
なOR−AND構成のセレクタ回路の説明図である。
【符号の説明】
TSG1乃至TSG6    トライステートゲートS
L  信号線 Q1p,Q2p,Q3p    出力用電流経路構成M
OSFET Q1n,Q2n,Q3n    出力用電流経路構成M
OSFET TEST*,TEST    テスト信号(第2の制御
信号) φgoe1*乃至φgoe3*    ゲート出力イネ
ーブル信号(第1の制御信号) φgoe1乃至φgoe3    ゲート出力イネーブ
ル信号(第1の制御信号) in1乃至in3    入力信号 Ru    プルアップ抵抗 Rd    プルダウン抵抗 Q4p,Q4n    MOSFET FTEST*,FTEST    ファンクションテス
ト信号 ITESR,ITEST*    スタンバイ電流テス
ト信号 OR1乃至OR4    オアゲート AND1乃至AND4    アンドゲートNAND1
0    ナンドゲート NOR10    ノアゲート INV10    インバータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  第1の制御信号の論理レベルに応じて
    高出力インピーダンス状態を採り得ると共に、出力端子
    が所定の信号線に共通接続される複数個のトライステー
    ト出力回路を含む半導体集積回路であって、前記トライ
    ステート出力回路は、これに入力される第2の制御信号
    の所定レベルに従って所定の何れか一方の電源端子から
    出力端子に至る出力用電流経路を強制的に遮断するため
    のトランジスタを含み、前記出力用電流経路の強制遮断
    状態において、前記所定の何れか一方の電源端子から前
    記所定の信号線に接続する第1の電流経路を形成可能な
    第1の手段を設けて、成るものであることを特徴とする
    半導体集積回路。
  2. 【請求項2】  前記第1の手段は、選択的に前記第1
    の電流経路を形成するための第1のスイッチ素子を含み
    、他方の電源端子から前記所定の信号線に接続可能な第
    2の電流経路を形成するための第2の手段を更に設け、
    この第2の手段は、前記出力用電流経路の強制遮断状態
    において、前記第1のスイッチ素子とは相補的にスイッ
    チ制御される第2のスイッチ素子を含む、ものであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 【請求項3】  前記第2の制御信号による前記出力用
    電流経路の遮断状態において、前記第1のスイッチ素子
    と第2のスイッチ素子とを、前記第2の制御信号及び第
    3の制御信号によって相補的にスイッチ制御する論理を
    更に設けて成るものであることを特徴とする請求項2記
    載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】  前記トライステート出力回路は、前記
    第1の制御信号並びに入力信号がその出力を論理1に決
    定するための入力条件において、前記第2の制御信号の
    所定レベルと前記トランジスタにより、トライステート
    出力回路の出力を高出力インピーダンス状態に強制する
    論理を有し、前記第2の制御信号による出力強制状態に
    おいて前記所定の信号線に接続するプルアップ抵抗を設
    け、前記複数個のトライステート出力回路、所定の信号
    線、及び前記プルアップ抵抗が、前記第2の制御信号の
    所定レベルにより等価的にOR−AND回路構成のセレ
    クタ回路として機能されるものであることを特徴とする
    請求項1記載の半導体集積回路。
  5. 【請求項5】  記トライステート出力回路は、前記第
    1の制御信号並びに入力信号がその出力を論理0に決定
    するための入力条件において、前記第2の制御信号の所
    定レベルと前記トランジスタにより、トライステート出
    力回路の出力を高出力インピーダンス状態に強制する論
    理を有し、前記第2の制御信号による出力強制状態にお
    いて前記所定の信号線に接続するプルダウン抵抗を設け
    、前記複数個のトライステート出力回路、所定の信号線
    、及び前記プルダウン抵抗が、前記第2の制御信号の所
    定レベルにより等価的にAND−OR回路構成のセレク
    タ回路として機能されるものであることを特徴とする請
    求項1記載の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】  前記信号線は、マイクロコンピュータ
    の内部バスを構成するものであることを特徴とする請求
    項1乃至5の何れか1項記載の半導体集積回路。
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