JPH0432340B2 - - Google Patents
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- JPH0432340B2 JPH0432340B2 JP56100041A JP10004181A JPH0432340B2 JP H0432340 B2 JPH0432340 B2 JP H0432340B2 JP 56100041 A JP56100041 A JP 56100041A JP 10004181 A JP10004181 A JP 10004181A JP H0432340 B2 JPH0432340 B2 JP H0432340B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/84—Systems specially adapted for particular applications
- G01N21/88—Investigating the presence of flaws or contamination
- G01N21/90—Investigating the presence of flaws or contamination in a container or its contents
- G01N21/9054—Inspection of sealing surface and container finish
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/0078—Testing material properties on manufactured objects
- G01N33/0081—Containers; Packages; Bottles
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は一次元走査カメラを用いた瓶口の検
査方法に関する。
査方法に関する。
従来、古くから行われていた回収瓶の検査とし
て人手をもつて行われ、その方法の概要は、搬送
される瓶の後方に複数の光源を設け、瓶全体を照
射し、透過光を前方から目視によつて観察するこ
とで、汚れや割欠損を一本一本検査していた。し
かしながら、この方法においては多くの作業員を
必要とし、又、作業員自身に疲労を及ぼすという
問題があり、これらを解決するため、投、受光器
を用いて検査を自動化する技術が数多く提案され
てきた。これら技術はさらに発展し、受光器につ
いても産業用TVカメラ、一次元走査カメラを始
めとする撮像手段が採用され、瓶の良否判定の高
速、効率化が図られるに至つている。
て人手をもつて行われ、その方法の概要は、搬送
される瓶の後方に複数の光源を設け、瓶全体を照
射し、透過光を前方から目視によつて観察するこ
とで、汚れや割欠損を一本一本検査していた。し
かしながら、この方法においては多くの作業員を
必要とし、又、作業員自身に疲労を及ぼすという
問題があり、これらを解決するため、投、受光器
を用いて検査を自動化する技術が数多く提案され
てきた。これら技術はさらに発展し、受光器につ
いても産業用TVカメラ、一次元走査カメラを始
めとする撮像手段が採用され、瓶の良否判定の高
速、効率化が図られるに至つている。
検査原理としては、瓶欠陥による光の減衰、即
ち、変換電気信号のオン・オフに基づく判定を基
本とするものが主体であつた。
ち、変換電気信号のオン・オフに基づく判定を基
本とするものが主体であつた。
一次元走査カメラを用いた瓶類の検査方法につ
いては、この発明に係る出願人もこれまでにいく
らかの出願を行なつている。その1つに、検査す
べき瓶の瓶口上方面に光源を設け、この光源より
の光線を前記瓶口に照射し、瓶口上表面で反射し
た光線を瓶口側方部に設けた一次元走査カメラで
受光して電気信号に変換し、この変換された電気
信号のパターンと、あらかじめ設定した良品瓶の
信号パターンを比較することにより瓶の良否を判
定するものがある。
いては、この発明に係る出願人もこれまでにいく
らかの出願を行なつている。その1つに、検査す
べき瓶の瓶口上方面に光源を設け、この光源より
の光線を前記瓶口に照射し、瓶口上表面で反射し
た光線を瓶口側方部に設けた一次元走査カメラで
受光して電気信号に変換し、この変換された電気
信号のパターンと、あらかじめ設定した良品瓶の
信号パターンを比較することにより瓶の良否を判
定するものがある。
この瓶類の検査方法は、瓶口の上方面に汚れ
や、割欠損がある場合にこれを確実に検出し、不
良瓶と判定し得たが、瓶口の側部下方に汚れや、
割欠損がある場合に、これを十分に検出し得ず不
良瓶であるにもかかわらず、良品瓶であると判定
してしまうおそれがあつた。
や、割欠損がある場合にこれを確実に検出し、不
良瓶と判定し得たが、瓶口の側部下方に汚れや、
割欠損がある場合に、これを十分に検出し得ず不
良瓶であるにもかかわらず、良品瓶であると判定
してしまうおそれがあつた。
つまり、単一光源を用いる検査方法は検査能力
に限界がある。その能力向上のためには、複数の
光源を用い、複数の情報を処理しなければならな
い。しかし、その方法では装置が複雑化し、大型
化するという問題があつた。
に限界がある。その能力向上のためには、複数の
光源を用い、複数の情報を処理しなければならな
い。しかし、その方法では装置が複雑化し、大型
化するという問題があつた。
この発明の目的は、上記瓶類の検査方法の欠点
を解消し、瓶口側部下方に生じた汚れや、割欠損
でも検出し得る高精度な瓶類の検査方法を提供す
るにある。
を解消し、瓶口側部下方に生じた汚れや、割欠損
でも検出し得る高精度な瓶類の検査方法を提供す
るにある。
この発明の瓶口の検査方法は、上記目的を達成
するもので、瓶口の上方面に第1の光源を設け、
瓶口のほぼ斜側下部に第2の光源を設け、前記第
1の光源よりの光線を前記瓶口上端ふくらみ部の
側面上部に照射し、前記第2の光源よりの光線を
前記ふくらみ部の側面下部に照射し、前記ふくら
み部の側面上部に照射され反射された第1の反射
光線及び前記瓶口ふくらみ部の側面下部に照射さ
れ反射された第2の反射光線を瓶口の横近傍に設
けられた1個の一次元走査カメラで複数の情報と
して同時に受光して該複数情報を一括して電気信
号に変換し、この電気信号が現われるパターンを
複数の水準であらかじめ良品瓶において設定した
パターンと比較することにより瓶口の良否を判定
する瓶口の検査方法である。
するもので、瓶口の上方面に第1の光源を設け、
瓶口のほぼ斜側下部に第2の光源を設け、前記第
1の光源よりの光線を前記瓶口上端ふくらみ部の
側面上部に照射し、前記第2の光源よりの光線を
前記ふくらみ部の側面下部に照射し、前記ふくら
み部の側面上部に照射され反射された第1の反射
光線及び前記瓶口ふくらみ部の側面下部に照射さ
れ反射された第2の反射光線を瓶口の横近傍に設
けられた1個の一次元走査カメラで複数の情報と
して同時に受光して該複数情報を一括して電気信
号に変換し、この電気信号が現われるパターンを
複数の水準であらかじめ良品瓶において設定した
パターンと比較することにより瓶口の良否を判定
する瓶口の検査方法である。
以下、図面に示す実施例により、この発明を詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図はこの発明の一実施例を示す概略図であ
る。
る。
第1図において、1は検査すべき瓶であつて、
検査をなすために図示外のコンベア上に載置され
て移送される。2はたとえばハロゲンランプで構
成される光源である。光源2は瓶1の瓶口3の上
方に設けられる光源ボツクス4内に収納されてい
る。5は光拡散板、6は遮光板である。
検査をなすために図示外のコンベア上に載置され
て移送される。2はたとえばハロゲンランプで構
成される光源である。光源2は瓶1の瓶口3の上
方に設けられる光源ボツクス4内に収納されてい
る。5は光拡散板、6は遮光板である。
光源2を出た光線は瓶口3の上表面に照射さ
れ、その瓶口3の上表面で反射される。その反射
光2aは、瓶口3の横方向近傍に設けられるイメ
ージセンサカメラ7に入力される。
れ、その瓶口3の上表面で反射される。その反射
光2aは、瓶口3の横方向近傍に設けられるイメ
ージセンサカメラ7に入力される。
また8は2と同じハロゲンランプで構成される
光源であつて、瓶口3の斜下横方向に設けられる
光源ボツクス9内に収納されている。光源8を出
た光線は光拡散板10を経て、瓶口3の側面に照
射され、その表面で反射される。反射された光線
8aはイメージセンサカメラに入力される。
光源であつて、瓶口3の斜下横方向に設けられる
光源ボツクス9内に収納されている。光源8を出
た光線は光拡散板10を経て、瓶口3の側面に照
射され、その表面で反射される。反射された光線
8aはイメージセンサカメラに入力される。
イメージセンサカメラ7(以下単にカメラとい
う)はたとえばCCD素子(電荷結合素子)が多
数個配列されており、これらCCD素子に光が当
るとその光信号を電気信号に変換して撮像信号を
取出す一次元走査の可能なカメラであり、これ自
体は周知のものである。
う)はたとえばCCD素子(電荷結合素子)が多
数個配列されており、これらCCD素子に光が当
るとその光信号を電気信号に変換して撮像信号を
取出す一次元走査の可能なカメラであり、これ自
体は周知のものである。
第1図において光源2、および8より光線を瓶
口3に照射すると、瓶口3の横からみた発光部の
パターンは、良品瓶の場合第2図の斜線で示した
ものとなる。このような発光部パターンの生じる
瓶を矢印の方向に移動させると、カメラ7の走査
線11は、瓶1の移動につれて、瓶の位置“い4
から走査動作を開始し、位置”ろ”までの間一定
間隔でサンプリング動作を行なう。そして位置”
い”から位置”ろ”までの間において各走査回毎
に、発光幅に対応したビツト信号出力を導出す
る。第2図に示したのは良品瓶の場合の発光パタ
ーンであるが、瓶口に汚れや、割欠損があると発
光パターンが変化するので、この変化をカメラ7
で抽出して不良瓶の検査を行なう。
口3に照射すると、瓶口3の横からみた発光部の
パターンは、良品瓶の場合第2図の斜線で示した
ものとなる。このような発光部パターンの生じる
瓶を矢印の方向に移動させると、カメラ7の走査
線11は、瓶1の移動につれて、瓶の位置“い4
から走査動作を開始し、位置”ろ”までの間一定
間隔でサンプリング動作を行なう。そして位置”
い”から位置”ろ”までの間において各走査回毎
に、発光幅に対応したビツト信号出力を導出す
る。第2図に示したのは良品瓶の場合の発光パタ
ーンであるが、瓶口に汚れや、割欠損があると発
光パターンが変化するので、この変化をカメラ7
で抽出して不良瓶の検査を行なう。
良品瓶と不良瓶の具体的な判別は以下の方法に
より行なう。
より行なう。
(1) D1BCが設定値を外れたら不良瓶とする。
D1BCとは、第2図に示すように、各走査回
毎の1番目の暗部の幅をいう。各走査は走査線
11の検査範囲にわたり、たとえば上方から下
方に行なわれるので、最初の暗部のビツト数を
計数することによりD1BCを求める。良品瓶の
場合のD1BCはほぼ一定の値であるが、第1発
光部が消滅するような不良瓶では、非常に大と
なる。それゆえD1BCが一定の幅を外れたら不
良瓶とする。
毎の1番目の暗部の幅をいう。各走査は走査線
11の検査範囲にわたり、たとえば上方から下
方に行なわれるので、最初の暗部のビツト数を
計数することによりD1BCを求める。良品瓶の
場合のD1BCはほぼ一定の値であるが、第1発
光部が消滅するような不良瓶では、非常に大と
なる。それゆえD1BCが一定の幅を外れたら不
良瓶とする。
(2) L1BCが設定値を外れたら不良瓶とする。
L1BCとは、各走査毎の1番目の明部(発光
部)の幅をいう。L1BCは最初の明部のビツト
数を計数することにより求める。良品瓶の場合
L1BCもほぼ一定の値を示すが、不良瓶の場
合、明部が非常に細くなつたり、異常発光で太
くなる。それゆえL1BCが一定の幅を外れたら
不良瓶とする。
部)の幅をいう。L1BCは最初の明部のビツト
数を計数することにより求める。良品瓶の場合
L1BCもほぼ一定の値を示すが、不良瓶の場
合、明部が非常に細くなつたり、異常発光で太
くなる。それゆえL1BCが一定の幅を外れたら
不良瓶とする。
(3) D2BCが設定値を外れたら不良瓶とする。
D2BCとは走査回毎の2番目の暗部の幅をい
う。上記(1)の場合と同様、良品瓶のD2BCはほ
ぼ一定となるが、不良瓶の場合に非常に小さく
なつたり大きくなつたりするので、D2BCも一
定の幅を外れたら不良瓶とする。
う。上記(1)の場合と同様、良品瓶のD2BCはほ
ぼ一定となるが、不良瓶の場合に非常に小さく
なつたり大きくなつたりするので、D2BCも一
定の幅を外れたら不良瓶とする。
(4) L2BCが設定値を外れたら不良瓶とする。
L2BCとは走査回毎の2番目の明部の幅をい
い、上記(2)と同様の理由でL2BCが一定の幅を
外れたら不良瓶とする。
い、上記(2)と同様の理由でL2BCが一定の幅を
外れたら不良瓶とする。
(5) ABS(L1−L2)BCが設定値を外れたら不良
瓶とする。
瓶とする。
ABS(L1−L2)BCとは、各走査毎における
1番目の明部と2番目の明部の幅差をいう。上
述したL1BCとL2BCのビツト数の差を計算す
ることによりABS(L1−L2)BCが求められる。
良品瓶の場合、L1BCとL2BCの差がほとんど
一定値を示すが、不良瓶の場合、一方の明部の
幅が太くなつたり、細くなつたりするので、そ
の差が非常に大となる。それゆえABS(L1−
L2)BCが一定の設定幅を越えたら不良瓶と判
定する。
1番目の明部と2番目の明部の幅差をいう。上
述したL1BCとL2BCのビツト数の差を計算す
ることによりABS(L1−L2)BCが求められる。
良品瓶の場合、L1BCとL2BCの差がほとんど
一定値を示すが、不良瓶の場合、一方の明部の
幅が太くなつたり、細くなつたりするので、そ
の差が非常に大となる。それゆえABS(L1−
L2)BCが一定の設定幅を越えたら不良瓶と判
定する。
(6) L1BCiが設定値を外れたら不良瓶とする。
L1BCiとは、1番目の明部の面積をいう。
L1BCiはL1BCを1瓶の検査の全走査分の累積
計数することにより求めることができる。やは
り良品瓶の場合、L1BCiはほぼ一定の値を示す
が、不良瓶の場合、極端に大きな値となつた
り、小さな値となつたりする。それゆえL1BCi
が一定の設定値幅を外れたら不良瓶とする。
L1BCiはL1BCを1瓶の検査の全走査分の累積
計数することにより求めることができる。やは
り良品瓶の場合、L1BCiはほぼ一定の値を示す
が、不良瓶の場合、極端に大きな値となつた
り、小さな値となつたりする。それゆえL1BCi
が一定の設定値幅を外れたら不良瓶とする。
(7) L2BCiが設定値を外れたら不良瓶とする。
L2BCiとは2番目の明部の面積をいう。
L2BCiもL1BCiと同様にして求めることがで
き、同様の理由により、L2BCiが一定の設定値
幅を外れたら不良瓶とする。
L2BCiもL1BCiと同様にして求めることがで
き、同様の理由により、L2BCiが一定の設定値
幅を外れたら不良瓶とする。
(8) MC1が設定値を外れたら不良瓶とする。
MC1とは、1瓶の全走査で、モード1が生
じる走査回数をいう。なおここにモードとは、
1走査で明部、すなわち撮像信号パルスが何個
生じるかをいい、たとえば第2図における位
置”は” では明部が1個生じるので、モード
1といい、位置”ほ”のように、明部が2個生
じる場合をモード2という。MC1は、全走査
でモード1の生じる走査回数を計数することに
より求められる。MC1すなわちモード1の生
じる回数も良品瓶では一定であるに対し、不良
瓶の場合はバラつくので、MC1計数の結果設
定幅を外れたら不良瓶とする。
じる走査回数をいう。なおここにモードとは、
1走査で明部、すなわち撮像信号パルスが何個
生じるかをいい、たとえば第2図における位
置”は” では明部が1個生じるので、モード
1といい、位置”ほ”のように、明部が2個生
じる場合をモード2という。MC1は、全走査
でモード1の生じる走査回数を計数することに
より求められる。MC1すなわちモード1の生
じる回数も良品瓶では一定であるに対し、不良
瓶の場合はバラつくので、MC1計数の結果設
定幅を外れたら不良瓶とする。
(9) MC2が設定値を外れたら不良瓶とする。
(10) MC3が設定値を外れたら不良瓶とする。
上記(8)と同様に、MC2,MC3すなわちモー
ド2、モード3も良品瓶の場合、全走査で一定
回数生じるので、やはり設定幅を外れたら不良
瓶とする。
ド2、モード3も良品瓶の場合、全走査で一定
回数生じるので、やはり設定幅を外れたら不良
瓶とする。
(11) MC4が生じたら不良瓶とする。
第2図で明らかなように、良品瓶の場合、モー
ド4が生じることはない。それゆえ一定値以上の
MC4が生じたら不良瓶とする。
ド4が生じることはない。それゆえ一定値以上の
MC4が生じたら不良瓶とする。
この他MC2とMC3の合計値、MC1からMC2,
MC3を減じた値等も、良品瓶の場合当然ほぼ一
定値となるので、検査瓶が設定幅を外れたら不良
瓶とする。また第2図に示す位置”に”のように
モード1からモード2あるいはモード3にチエン
ジする位置、もしくは位置”へ”のようにモード
2あるいはモード3からモード1にチエンジする
位置は良品瓶の場合一定である。それゆえこのモ
ードチエンジする位置をチエツクすることにより
不良瓶を検出することもできる。
MC3を減じた値等も、良品瓶の場合当然ほぼ一
定値となるので、検査瓶が設定幅を外れたら不良
瓶とする。また第2図に示す位置”に”のように
モード1からモード2あるいはモード3にチエン
ジする位置、もしくは位置”へ”のようにモード
2あるいはモード3からモード1にチエンジする
位置は良品瓶の場合一定である。それゆえこのモ
ードチエンジする位置をチエツクすることにより
不良瓶を検出することもできる。
以上の各方法による良品瓶パターンと検査瓶パ
ターンとの比較により、各方法を組合せで瓶の良
否を判別する。
ターンとの比較により、各方法を組合せで瓶の良
否を判別する。
各方法による検出、判別は第3図に示す電子回
路で行なわれる。第3図において、12はカメラ
7の検出回路部であつて、第2図に示す走査線1
1による各走査毎に対応する発光部に応じて撮像
信号を導出する。13は検出回路部で12の出力
を受けて波形整形する回路、14は波形整形回路
13よりの撮像信号を受けて、所定のプログラム
にしたがい、上述の(1)から(11)の方法等による諸種
の計算、判定を行なうコンピユータ部、15は検
出された各データ、設定値を記憶しておくメモリ
である。メモリ15は、D1BCおよびその設定値
P,L1BCおよびその設定値Q,D2BCおよびそ
の設定値R,L2BCおよびその設定値S,ABS
(L1−L2)BCおよびその設定値T,L1BCiおよ
びその設定値U,L2BCiおよびその設定値V,
MC1およびその設定値W,MC2およびその設定
値X,MC3およびその設定値Y,MC4およびそ
の設定値Zを記憶する領域、さらには一般計算用
の汎用レジスタA,B,C,D等を含んでいる。
上記(1)〜(11)の各方法は、第3図に示す電子回路に
よつて、実行される。
路で行なわれる。第3図において、12はカメラ
7の検出回路部であつて、第2図に示す走査線1
1による各走査毎に対応する発光部に応じて撮像
信号を導出する。13は検出回路部で12の出力
を受けて波形整形する回路、14は波形整形回路
13よりの撮像信号を受けて、所定のプログラム
にしたがい、上述の(1)から(11)の方法等による諸種
の計算、判定を行なうコンピユータ部、15は検
出された各データ、設定値を記憶しておくメモリ
である。メモリ15は、D1BCおよびその設定値
P,L1BCおよびその設定値Q,D2BCおよびそ
の設定値R,L2BCおよびその設定値S,ABS
(L1−L2)BCおよびその設定値T,L1BCiおよ
びその設定値U,L2BCiおよびその設定値V,
MC1およびその設定値W,MC2およびその設定
値X,MC3およびその設定値Y,MC4およびそ
の設定値Zを記憶する領域、さらには一般計算用
の汎用レジスタA,B,C,D等を含んでいる。
上記(1)〜(11)の各方法は、第3図に示す電子回路に
よつて、実行される。
なおこの発明を実施するのに、1個のカメラと
2個の光源の1ユニツトで、たとえば瓶を1回転
してやることにより、検査瓶の全瓶口をチエツク
できるが、第4図に示すように、瓶1を載置して
移動するコンベア40の近傍にカメラ41、光源
42,43の1ユニツトを配置し、さらに1瓶間
隔ずらしてカメラ44、光源45,46の1ユニ
ツトを配置し、続いて瓶1を90°回転させる手段
の後にカメラ47、光源48,49の1ユニツ
ト、さらにカメラ50、光源51,52の1ユニ
ツトを配置し、これらの4ユニツトで、検査瓶1
の全瓶口を検査してもよい。第4図においてはカ
メラ41により瓶1の瓶口の半円部分を、カメラ
44で他の残りの半円部分の検査を行なう。この
カメラ41、44で、瓶1の瓶口のほとんどを検
査し得るが、厳密にはカメラに対し瓶口の端部す
なわち接線方向の検査がラフになるので、カメラ
41,44で検査した瓶をさらに90°回転させて
カメラ47,50で再び半円部ずつ検査してい
る。これにより瓶1の瓶口に生じている傷、汚れ
等をほとんど完全に検出することができる。
2個の光源の1ユニツトで、たとえば瓶を1回転
してやることにより、検査瓶の全瓶口をチエツク
できるが、第4図に示すように、瓶1を載置して
移動するコンベア40の近傍にカメラ41、光源
42,43の1ユニツトを配置し、さらに1瓶間
隔ずらしてカメラ44、光源45,46の1ユニ
ツトを配置し、続いて瓶1を90°回転させる手段
の後にカメラ47、光源48,49の1ユニツ
ト、さらにカメラ50、光源51,52の1ユニ
ツトを配置し、これらの4ユニツトで、検査瓶1
の全瓶口を検査してもよい。第4図においてはカ
メラ41により瓶1の瓶口の半円部分を、カメラ
44で他の残りの半円部分の検査を行なう。この
カメラ41、44で、瓶1の瓶口のほとんどを検
査し得るが、厳密にはカメラに対し瓶口の端部す
なわち接線方向の検査がラフになるので、カメラ
41,44で検査した瓶をさらに90°回転させて
カメラ47,50で再び半円部ずつ検査してい
る。これにより瓶1の瓶口に生じている傷、汚れ
等をほとんど完全に検出することができる。
以上のようにこの発明の瓶口検査方法によれ
ば、瓶口の上方に第1の光源を設けるとともに、
瓶口の斜横方向に第2の光源を設け、第1の光源
よりの光線を瓶口上表面に照射し、第2の光源よ
りの光線を瓶口側部に照射するようにしたので、
従来瓶口上方にのみ光源をおく方法では検出し得
なかつた、瓶口側部下方に生じた汚れや、割欠損
も不良瓶として検出し得るし、さらに従来は困難
であつた鉄さび、汚れも検出できるという利点が
ある。
ば、瓶口の上方に第1の光源を設けるとともに、
瓶口の斜横方向に第2の光源を設け、第1の光源
よりの光線を瓶口上表面に照射し、第2の光源よ
りの光線を瓶口側部に照射するようにしたので、
従来瓶口上方にのみ光源をおく方法では検出し得
なかつた、瓶口側部下方に生じた汚れや、割欠損
も不良瓶として検出し得るし、さらに従来は困難
であつた鉄さび、汚れも検出できるという利点が
ある。
第1図はこの発明の一実施例を示す概略図、第
2図は第1図実施例において良品瓶につき瓶口の
側方から瓶口を見た状態を示す図、第3図は第1
図実施例の電子回路ブロツク図、第4図はこの発
明の適用例を示す概略図である。 1は瓶、2,8はランプ、3は瓶口、4,9は
光源ボツクス、5,10は光拡散板、6は遮光
板、7,41,44,47,50はカメラ、12
は検出回路、13は波形整形回路、14はコンピ
ユータ、15はメモリ、40はコンベア、42,
43,45,46,48,49,51,52は光
源である。
2図は第1図実施例において良品瓶につき瓶口の
側方から瓶口を見た状態を示す図、第3図は第1
図実施例の電子回路ブロツク図、第4図はこの発
明の適用例を示す概略図である。 1は瓶、2,8はランプ、3は瓶口、4,9は
光源ボツクス、5,10は光拡散板、6は遮光
板、7,41,44,47,50はカメラ、12
は検出回路、13は波形整形回路、14はコンピ
ユータ、15はメモリ、40はコンベア、42,
43,45,46,48,49,51,52は光
源である。
Claims (1)
- 1 瓶口の上方面に第1の光源を設け、瓶口のほ
ぼ斜側下部に第2の光源を設け、前記第1の光源
よりの光線を前記瓶口上端ふくらみ部の側面上部
に照射し、前記第2の光源よりの光線を前記ふく
らみ部の側面下部に照射し、前記ふくらみ部の側
面上部に照射され反射された第1の反射光線及び
前記瓶口ふくらみ部の側面下部に照射され反射さ
れた第2の反射光線を瓶口の横近傍に設けられた
1個の一次元走査カメラで複数の情報として同時
に受光して該複数情報を一括して電気信号に変換
し、この電気信号が現われるパターンを複数の水
準であらかじめ良品瓶において設定したパターン
と比較することにより瓶口の良否を判定する瓶口
の検査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56100041A JPS58744A (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 瓶類の検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56100041A JPS58744A (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 瓶類の検査方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58744A JPS58744A (ja) | 1983-01-05 |
JPH0432340B2 true JPH0432340B2 (ja) | 1992-05-29 |
Family
ID=14263430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56100041A Granted JPS58744A (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 瓶類の検査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58744A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5442446A (en) * | 1994-08-19 | 1995-08-15 | Owens-Brockaway Glass Container Inc. | Inspection of transparent containers |
US9147241B2 (en) | 2011-06-15 | 2015-09-29 | Kirin Techno-System Company, Limited | Glass bottle inspection method and apparatus |
JP6409178B2 (ja) * | 2013-04-19 | 2018-10-24 | キリンテクノシステム株式会社 | 容器の検査方法及び検査装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51108881A (ja) * | 1975-03-20 | 1976-09-27 | Yamamura Glass Co Ltd | Garasubinnochobukensahohoto sonosochi |
JPS52139483A (en) * | 1976-05-18 | 1977-11-21 | Mitsubishi Electric Corp | Tester for glass bottle or the like |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5198587U (ja) * | 1975-02-06 | 1976-08-07 |
-
1981
- 1981-06-26 JP JP56100041A patent/JPS58744A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51108881A (ja) * | 1975-03-20 | 1976-09-27 | Yamamura Glass Co Ltd | Garasubinnochobukensahohoto sonosochi |
JPS52139483A (en) * | 1976-05-18 | 1977-11-21 | Mitsubishi Electric Corp | Tester for glass bottle or the like |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58744A (ja) | 1983-01-05 |
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