JPH04323006A - 外壁パネルの製造方法 - Google Patents

外壁パネルの製造方法

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Publication number
JPH04323006A
JPH04323006A JP9221691A JP9221691A JPH04323006A JP H04323006 A JPH04323006 A JP H04323006A JP 9221691 A JP9221691 A JP 9221691A JP 9221691 A JP9221691 A JP 9221691A JP H04323006 A JPH04323006 A JP H04323006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall panel
concrete
frame
section
formwork
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9221691A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Tsukiji
築地 光雄
Yoshiyuki Hata
義行 畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP9221691A priority Critical patent/JPH04323006A/ja
Publication of JPH04323006A publication Critical patent/JPH04323006A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンクリート板の裏
面の周側部寄りに、断面略Z字形のフレームが、下フラ
ンジをコンクリート板の内方へ向けられ、上フランジを
コンクリート板の外方へ向けられた状態で、略半側部を
埋設されて取付けられた外壁パネルの製造方法に関する
【0002】
【従来の技術】従来の外壁パネルaは、図4に示すよう
に、コンクリート板bに長手方向に向けて、リップ付き
溝型鋼c,cが埋設されたものであった。
【0003】そして、この外壁パネルaは、建築物の壁
部に取付けられたボルト部材を前記したリップ付き溝型
鋼c,cに嵌め入れて係止することによって取付けられ
ていた。
【0004】ところが、従来の外壁パネルaは建築物の
壁部に接した状態で取付けられるために、建築物内部の
熱を逃がすことができないとともに、湿気を逃がすこと
ができないといった問題があった。
【0005】そこで、この発明者らは、図2に示すよう
な外壁パネル1を考えだした。
【0006】この外壁パネル1は、コンクリート板2の
裏面の周側部寄りに、断面略Z字形のフレーム3が、下
フランジ31をコンクリート板2の内方へ向けられ、上
フランジ32をコンクリート板2の外方へ向けられた状
態で、略半側部を埋設されて取付けられたものである。
【0007】この外壁パネル1は、断面略Z字形のフレ
ーム3の略半側部がコンクリート板2より突出されるの
で、この突出分だけ建築物の壁部と外壁パネル1との間
に間隙4が設けられる。
【0008】したがって、この間隙4を通って、熱と湿
気が外部に逃げるのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この外壁パ
ネル1は、断面略Z字形のフレーム3が略半側部を埋設
された状態となるので、その製造が従来の型枠を用いた
製造方法によっては困難であるといった問題があった。
【0010】この発明は、上記の外壁パネルの製造を容
易に行える製造方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するために、コンクリート板の裏面の周側部寄りに
、断面略Z字形のフレームが、下フランジをコンクリー
ト板の内方へ向けられ、上フランジをコンクリート板の
外方へ向けられた状態で、略半側部を埋設されて取付け
られた外壁パネルの製造方法であって、型枠の側壁上面
に板材を一側部が型枠の内方に向けて突出するように取
付けるとともに、この板材の一側部に複数個のボルト挿
通孔を形成し、断面略Z字形のフレームの上フランジに
複数個のボルトを、この上フランジの上面に突出するよ
うに取付けて、このボルトを前記型枠の側壁上面に取付
けられた板材の一側部のボルト挿通孔に通し、上面側よ
りナットを螺合して断面略Z字形のフレームを型枠内に
取付け、その後に、型枠内にコンクリートを打設し、こ
のコンクリートの周側部寄りに前記断面略Z字形のフレ
ームの略半側部を埋設して外壁パネルを製造し、コンク
リート打設後に、前記ナットをボルトから取り外して型
枠内から外壁パネルを取り出すこととした。
【0012】
【作用】コンクリート打設時には、断面略Z字形のフレ
ームは型枠の側壁上面に取付けられた板材にボルト、ナ
ットによって支持されているので、この断面略Z字形の
フレームが動くことがない。
【0013】したがって、この断面略Z字形のフレーム
は、コンクリート板の裏面の周側部寄りの所定部分に取
付けられる。
【0014】
【実施例】以下、この発明に係る外壁パネルの製造方法
を、実施態様を示す図面に基づいて説明する。
【0015】図1はこの発明に係る外壁パネルの製造方
法の一実施態様を示す要部の断面図、図2はこの発明に
係る外壁パネルの製造方法で製造された外壁パネルを示
す断面図、図3はこの外壁パネルに補強フレームを介し
て断熱材を取付けた状態を示す断面図である。
【0016】この発明に係る外壁パネルの製造方法は、
コンクリート板2の裏面の周側部寄りに、断面略Z字形
のフレーム3が、下フランジ31をコンクリート板2の
内方へ向けられ、上フランジ32をコンクリート板2の
外方へ向けられた状態で、略半側部を埋設されて取付け
られた外壁パネル1の製造方法である。
【0017】まず、断面コ字形の鋼材で形成された型枠
5の側壁51上面に鉄板からなる板材6を一側部61が
型枠5の内方に向けて突出するように取付けるとともに
、この板材6の一側部61に複数個のボルト挿通孔62
を形成する。
【0018】次に、断面略Z字形のフレーム3の上フラ
ンジ32に複数個のナット9付きのボルト7を、この上
フランジ32の上面に突出するように取付ける。
【0019】そして、このボルト7を型枠5の側壁51
上面に取付けられた板材6の一側部61のボルト挿通孔
62に通し、上面側よりナット8を螺合して断面略Z字
形のフレーム3を型枠5内に取付ける。
【0020】そして、その後に、型枠5内にコンクリー
ト21を打設し、このコンクリート9の周側部寄りに断
面略Z字形のフレーム3の略半側部を埋設して外壁パネ
ル1を製造する。
【0021】このコンクリート打設後に、ナット8をボ
ルト7から取り外して型枠5内から外壁パネル1を取り
出す。
【0022】コンクリート打設時には、断面略Z字形の
フレーム3は型枠5の側壁51上面に取付けられた板材
6にボルト7、ナット8によって支持されているので、
この断面略Z字形のフレーム3が動くことがない。
【0023】したがって、この断面略Z字形のフレーム
3は、コンクリート板2の裏面の周側部寄りの所定部分
に取付けられる。
【0024】この外壁パネル1に断熱材10を取付ける
には、図3に示すように、上記したコンクリート打設時
に使用したボルト7を補強フレーム11の隅部に設けら
れたボルト挿通孔(図示せず)に挿入して、補強フレー
ム11の内部でこのボルト7にナット12を螺合し、こ
の補強フレーム11に断熱材10を取付ける。
【0025】このように、コンクリート打設時に使用し
たボルト7を断熱材10を取付けるときにも使用できる
ので便利である。
【0026】この発明の上記した製造方法によって製造
された外壁パネル1は、断面略Z字形のフレーム3の略
半側部がコンクリート板2より突出されるので、この突
出分だけ建築物の壁部あるいは断熱材10と外壁パネル
1との間に間隙4が設けられる。
【0027】したがって、この間隙4を通って、熱と湿
気を外部に逃がすことができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
、コンクリート板の裏面の周側部寄りに、断面略Z字形
のフレームが、下フランジをコンクリート板の内方へ向
けられ、上フランジをコンクリート板の外方へ向けられ
た状態で、略半側部を埋設されて取付けられた外壁パネ
ルを容易に製造することができる。
【0029】しかも、コンクリート打設時には、断面略
Z字形のフレームは型枠の側壁上面に取付けられた板材
にボルト、ナットによって支持されているので、この断
面略Z字形のフレームが動くことがない。
【0030】したがって、この断面略Z字形のフレーム
は、コンクリート板の裏面の周側部寄りの所定部分に正
確に取付けられる。
【0031】更に、この発明の製造方法によって製造さ
れた外壁パネルは、断面略Z字形のフレームの略半側部
がコンクリート板より突出されるので、この突出分だけ
建築物の壁部あるいは断熱材と外壁パネルとの間に間隙
が設けられる。
【0032】したがって、この間隙を通って、熱と湿気
を外部に逃がすことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る外壁パネルの製造方法の一実施
態様を示す要部の断面図である。
【図2】この発明に係る外壁パネルの製造方法で製造さ
れた外壁パネルを示す断面図である。
【図3】この外壁パネルに補強フレームを介して断熱材
を取付けた状態を示す断面図である。
【図4】従来の外壁パネルの斜視図である。
【符号の説明】
1  外壁パネル 2  コンクリート板 21  コンクリート 3  断面略Z字形のフレーム 31  下フランジ 32  上フランジ 5  型枠 51  側壁 6  板材 61  一側部 62  ボルト挿通孔 7  ボルト 8  ナット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  コンクリート板の裏面の周側部寄りに
    、断面略Z字形のフレームが、下フランジをコンクリー
    ト板の内方へ向けられ、上フランジをコンクリート板の
    外方へ向けられた状態で、略半側部を埋設されて取付け
    られた外壁パネルの製造方法であって、型枠の側壁上面
    に板材を一側部が型枠の内方に向けて突出するように取
    付けるとともに、この板材の一側部に複数個のボルト挿
    通孔を形成し、断面略Z字形のフレームの上フランジに
    複数個のボルトを、この上フランジの上面に突出するよ
    うに取付けて、このボルトを前記型枠の側壁上面に取付
    けられた板材の一側部のボルト挿通孔に通し、上面側よ
    りナットを螺合して断面略Z字形のフレームを型枠内に
    取付け、その後に、型枠内にコンクリートを打設し、こ
    のコンクリートの周側部寄りに前記断面略Z字形のフレ
    ームの略半側部を埋設して外壁パネルを製造し、コンク
    リート打設後に、前記ナットをボルトから取り外して型
    枠内から外壁パネルを取り出すことを特徴とする外壁パ
    ネルの製造方法。
JP9221691A 1991-04-23 1991-04-23 外壁パネルの製造方法 Pending JPH04323006A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998007196A1 (de) * 1996-08-12 1998-02-19 Siemens Solar Gmbh Befestigungselement zum befestigen eines flachen plattenförmigen körpers auf einer unterlage
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