JPH04321936A - ヘッド移動制御方法および光ディスク装置 - Google Patents
ヘッド移動制御方法および光ディスク装置Info
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- JPH04321936A JPH04321936A JP3116818A JP11681891A JPH04321936A JP H04321936 A JPH04321936 A JP H04321936A JP 3116818 A JP3116818 A JP 3116818A JP 11681891 A JP11681891 A JP 11681891A JP H04321936 A JPH04321936 A JP H04321936A
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- 230000004886 head movement Effects 0.000 title claims description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 12
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 101000582320 Homo sapiens Neurogenic differentiation factor 6 Proteins 0.000 description 1
- 102100030589 Neurogenic differentiation factor 6 Human genes 0.000 description 1
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/085—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
- G11B7/08505—Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
- G11B7/08529—Methods and circuits to control the velocity of the head as it traverses the tracks
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- G11B7/085—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
- G11B7/08505—Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
- G11B7/08541—Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head involving track counting to determine position
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光デイスク等の光情
報記録媒体上に微小なスポットを形成して、情報の記録
,再生,消去を行う光情報記録再生装置におけるヘッド
移動制御方法および光ディスク装置に係り、特に、光デ
ィスク等の光情報記録媒体上で、半径によってトラック
ピッチが変化しても、移動時間が異なることがなく、し
かも、速度ループゲインの変化も生じないようにしたヘ
ッド移動制御方法および光ディスク装置に関する。
報記録媒体上に微小なスポットを形成して、情報の記録
,再生,消去を行う光情報記録再生装置におけるヘッド
移動制御方法および光ディスク装置に係り、特に、光デ
ィスク等の光情報記録媒体上で、半径によってトラック
ピッチが変化しても、移動時間が異なることがなく、し
かも、速度ループゲインの変化も生じないようにしたヘ
ッド移動制御方法および光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光情報記録再生装置等の光ディスク装置
においては、光ビームが照射される光ディスク上の位置
を検知するために、光ビームが光ディスク上のトラック
を横切ったときに得られるトラッキングエラー信号をカ
ウントし、トラックの数によって現在の光ビームの位置
、すなわち、光ヘッドの位置を知るようにしている。
においては、光ビームが照射される光ディスク上の位置
を検知するために、光ビームが光ディスク上のトラック
を横切ったときに得られるトラッキングエラー信号をカ
ウントし、トラックの数によって現在の光ビームの位置
、すなわち、光ヘッドの位置を知るようにしている。
【0003】また、このトラッキングエラー信号は、光
ビームの速度制御にも使用され、エラー信号によって光
ビームの移動速度を検出し、参照速度と比較することに
よって、移動速度が制御される。このように、光ディス
ク上に設けられたトラックは、光ヘッドの現在位置と速
度を検出するためのスケールとして、使用されている。
ビームの速度制御にも使用され、エラー信号によって光
ビームの移動速度を検出し、参照速度と比較することに
よって、移動速度が制御される。このように、光ディス
ク上に設けられたトラックは、光ヘッドの現在位置と速
度を検出するためのスケールとして、使用されている。
【0004】そのため、検出速度の単位は、当然のこと
であるが、〔 track/sec 〕(単位時間に横
切るトラック数)となる。一般には、速度の単位は、〔
m /sec 〕であるから、この場合の速度検出過
程では、必然的に、トラックピッチTp〔 m/ tr
ack 〕が介在していることになる。
であるが、〔 track/sec 〕(単位時間に横
切るトラック数)となる。一般には、速度の単位は、〔
m /sec 〕であるから、この場合の速度検出過
程では、必然的に、トラックピッチTp〔 m/ tr
ack 〕が介在していることになる。
【0005】ところが、ディスクの記憶容量を増加させ
るために、トラックピッチTpをディスクの内周から外
周にかけて狭くする記憶方法が提案されている。このよ
うに、トラックピッチTpが半径の関数で変化するよう
なディスクを用いるときは、参照速度〔 m /sec
〕に対する光ヘッドの実速度〔 m /sec 〕は
、内周ではトラックピッチTpが大きいために速く、逆
に外周ではピッチTpが小さいために遅くなるように制
御される。
るために、トラックピッチTpをディスクの内周から外
周にかけて狭くする記憶方法が提案されている。このよ
うに、トラックピッチTpが半径の関数で変化するよう
なディスクを用いるときは、参照速度〔 m /sec
〕に対する光ヘッドの実速度〔 m /sec 〕は
、内周ではトラックピッチTpが大きいために速く、逆
に外周ではピッチTpが小さいために遅くなるように制
御される。
【0006】一方、光ヘッドを移動させるための駆動電
流の最大値は、装置ごとに限界が定まっているので、参
照速度は、大きな実速度が要求される内周側でのトラッ
クピッチTpに基づいて設計する必要がある。したがっ
て、平均的に、内周で定まる速度よりも遅い速度で、光
ヘッドが移動されることになるため、ある半径から他の
半径へ移動する平均移動時間は、一定トラックピッチの
ディスクに比べて長くなる、という不都合がある。
流の最大値は、装置ごとに限界が定まっているので、参
照速度は、大きな実速度が要求される内周側でのトラッ
クピッチTpに基づいて設計する必要がある。したがっ
て、平均的に、内周で定まる速度よりも遅い速度で、光
ヘッドが移動されることになるため、ある半径から他の
半径へ移動する平均移動時間は、一定トラックピッチの
ディスクに比べて長くなる、という不都合がある。
【0007】また、速度制御系のループ中に、トラック
ピッチTpが介在しているので、光ヘッドの移動と共に
、このピッチTpが変化すると、ループゲインも変化し
てしまう、等の不都合がある。
ピッチTpが介在しているので、光ヘッドの移動と共に
、このピッチTpが変化すると、ループゲインも変化し
てしまう、等の不都合がある。
【0008】以上のように、ディスクの内周から外周に
かけてトラックピッチを狭くして、記憶容量を増加させ
たディスク装置では、大きな実速度が要求される内周側
でのトラックピッチTpに基づいて参照速度を設計する
必要があるので、一定トラックピッチのディスクに比べ
て、ある半径から他の半径へ移動する平均移動時間が長
くなると共に、光ヘッドの移動に伴って、ピッチTpが
変化すると、ループゲインも変化してしまう、という不
都合があった。
かけてトラックピッチを狭くして、記憶容量を増加させ
たディスク装置では、大きな実速度が要求される内周側
でのトラックピッチTpに基づいて参照速度を設計する
必要があるので、一定トラックピッチのディスクに比べ
て、ある半径から他の半径へ移動する平均移動時間が長
くなると共に、光ヘッドの移動に伴って、ピッチTpが
変化すると、ループゲインも変化してしまう、という不
都合があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
トラックピッチが変化するディスク装置の光ヘッドにお
いて生じる不都合、すなわち、光ヘッドの平均移動時間
が、一定トラックピッチのディスクに比べて長くなり、
また、トラックピッチが変化すると、ループゲインも変
化してしまう、という不都合を解決し、ディスクの半径
によってトラックピッチが変化しても、移動時間が長く
ならず、しかも、ループゲインの変化も生じないように
したヘッド移動制御方法および光ディスク装置を提供す
ることを目的とする。
トラックピッチが変化するディスク装置の光ヘッドにお
いて生じる不都合、すなわち、光ヘッドの平均移動時間
が、一定トラックピッチのディスクに比べて長くなり、
また、トラックピッチが変化すると、ループゲインも変
化してしまう、という不都合を解決し、ディスクの半径
によってトラックピッチが変化しても、移動時間が長く
ならず、しかも、ループゲインの変化も生じないように
したヘッド移動制御方法および光ディスク装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
トラックピッチが半径によって可変するディスクの情報
を光ヘツドによって再生する光ディスク装置において、
前記ディスクから得られた再生信号により、光ヘツドが
現在位置するトラック番号と、該光ヘツドとトラックと
の間の相対速度とを検出して、前記トラック番号から該
光ヘッドが現在位置するトラックピッチを算出し、前記
相対速度と前記光ヘッド位置におけるトラックピッチと
を乗算することにより、前記光ヘッドの移動速度を算出
して速度制御を行うヘッドの移動制御方法である。
トラックピッチが半径によって可変するディスクの情報
を光ヘツドによって再生する光ディスク装置において、
前記ディスクから得られた再生信号により、光ヘツドが
現在位置するトラック番号と、該光ヘツドとトラックと
の間の相対速度とを検出して、前記トラック番号から該
光ヘッドが現在位置するトラックピッチを算出し、前記
相対速度と前記光ヘッド位置におけるトラックピッチと
を乗算することにより、前記光ヘッドの移動速度を算出
して速度制御を行うヘッドの移動制御方法である。
【0011】第2に、上記の光ディスク装置において、
ディスクから得られた再生信号により、光ヘツドが現在
位置するトラック番号を検出するトラック番号検出手段
と、現在のトラック番号から現在のトラックピッチを算
出する現在のトラックピッチ算出手段と、ディスクから
得られた再生信号により、光ヘツドとトラックとの間の
相対速度とを検出する相対速度検出手段と、現在のトラ
ックピッチと、光ヘツドとトラックとの間の相対速度と
の乗算によって現在の速度を検出する実速度検出手段と
、目標トラック番号を半径基準に変換し、現在のトラッ
ク番号を半径基準に変換し、両者の減算により移動距離
残差を算出して、参照速度を演算する参照速度演算出手
段、とを備え、参照速度によってヘッドの移動制御を行
うように構成している。
ディスクから得られた再生信号により、光ヘツドが現在
位置するトラック番号を検出するトラック番号検出手段
と、現在のトラック番号から現在のトラックピッチを算
出する現在のトラックピッチ算出手段と、ディスクから
得られた再生信号により、光ヘツドとトラックとの間の
相対速度とを検出する相対速度検出手段と、現在のトラ
ックピッチと、光ヘツドとトラックとの間の相対速度と
の乗算によって現在の速度を検出する実速度検出手段と
、目標トラック番号を半径基準に変換し、現在のトラッ
ク番号を半径基準に変換し、両者の減算により移動距離
残差を算出して、参照速度を演算する参照速度演算出手
段、とを備え、参照速度によってヘッドの移動制御を行
うように構成している。
【0012】
【作用】この発明のヘッド移動制御方法では、ディスク
の半径に対するトラックピッチの変化は、一定の直線的
な関係で表わすことに着目し、トラックピッチによらな
い参照速度と実速度とを検知することにより、ヘッドの
移動速度を制御するようにしている。
の半径に対するトラックピッチの変化は、一定の直線的
な関係で表わすことに着目し、トラックピッチによらな
い参照速度と実速度とを検知することにより、ヘッドの
移動速度を制御するようにしている。
【0013】図2は、ディスクの半径に対するトラック
ピッチの変化状態の一例を示す図である。図で、横軸X
はディスクの半径、縦軸Tpはトラックピッチを示す。
ピッチの変化状態の一例を示す図である。図で、横軸X
はディスクの半径、縦軸Tpはトラックピッチを示す。
【0014】この図2では、この発明のヘッド移動制御
方法および光ディスク装置において想定するディスクの
半径に対するトラックピッチの一例を示している。半径
Xo (例えば24mm)においては、トラックピッチ
がTpo(例えば2.4μm)であり、半径Xの増加と
共に、トラックピッチTpは単調に減少する。
方法および光ディスク装置において想定するディスクの
半径に対するトラックピッチの一例を示している。半径
Xo (例えば24mm)においては、トラックピッチ
がTpo(例えば2.4μm)であり、半径Xの増加と
共に、トラックピッチTpは単調に減少する。
【0015】もし、トラックピッチTpの減少が、この
ように直線的に変化するとすれば、関数Tp(X)は、
Xの関数として表現することができる。すなわち、関数
Tp(X)は、Aを定数とすれば、
ように直線的に変化するとすれば、関数Tp(X)は、
Xの関数として表現することができる。すなわち、関数
Tp(X)は、Aを定数とすれば、
【0016】
【数1】
【0017】となる。この関数は、上記の式(1) に
限定されるものではなく、Xに対する単調減少関数であ
れば他の式で表わすことも可能である。ここでは、一例
として、上記の式(1) を用いる場合について説明す
る。
限定されるものではなく、Xに対する単調減少関数であ
れば他の式で表わすことも可能である。ここでは、一例
として、上記の式(1) を用いる場合について説明す
る。
【0018】また、ある半径X0 から他の半径Xまで
のトラック数を、トラック番号N(X)と定義すれば、
このトラック番号N(X)は、
のトラック数を、トラック番号N(X)と定義すれば、
このトラック番号N(X)は、
【0019】
【数2】
【0020】で表現される。ここで、トラックピッチが
、半径によって異ならず、一定値Tpoの場合には、当
然のことであるが、次の式(3) で示される。
、半径によって異ならず、一定値Tpoの場合には、当
然のことであるが、次の式(3) で示される。
【0021】
【数3】
【0022】ここでは、トラックピッチが、半径によっ
て変化する場合であるから、式(1)と式(2) に基
づいて、トラック番号N(X)を求める。そして、式(
1) にTp(X)を代入すると、トラック番号N(X
)は、
て変化する場合であるから、式(1)と式(2) に基
づいて、トラック番号N(X)を求める。そして、式(
1) にTp(X)を代入すると、トラック番号N(X
)は、
【0023】
【数4】
【0024】となる。この式(4) から明らかなよう
に、トラック番号N(X)は、ある半径X0 から他の
半径Xまでのトラック数と、ある半径X0 におけるト
ラックピッチとによって求めることができる。
に、トラック番号N(X)は、ある半径X0 から他の
半径Xまでのトラック数と、ある半径X0 におけるト
ラックピッチとによって求めることができる。
【0025】逆に、トラック番号Nを知って、このトラ
ック番号NにおけるトラックピッチTp(N)と、その
トラック番号Nにおける半径X(N)との関係は、この
式(4) と先の式(1) とから、
ック番号NにおけるトラックピッチTp(N)と、その
トラック番号Nにおける半径X(N)との関係は、この
式(4) と先の式(1) とから、
【0026】
【数5】
【0027】のように、式(5) が求められ、この式
(5) を変換すれば、
(5) を変換すれば、
【0028】
【数6】
【0029】の式(6) によって求めることができる
。
。
【0030】この発明のヘッド移動制御方法では、この
式(6) 、すなわち、トラック番号Nにおける半径X
(N)は、トラック番号NにおけるトラックピッチTp
(N)と、ある半径Xoとから求めることができる、と
いう認識に基いてトラックピッチTpによらない参照速
度Vrと検出速度(実速度)Vdによって、移動速度を
制御するようにしている。
式(6) 、すなわち、トラック番号Nにおける半径X
(N)は、トラック番号NにおけるトラックピッチTp
(N)と、ある半径Xoとから求めることができる、と
いう認識に基いてトラックピッチTpによらない参照速
度Vrと検出速度(実速度)Vdによって、移動速度を
制御するようにしている。
【0031】
【実施例】次に、この発明のヘッド移動制御方法および
光ディスク装置について、図面を参照しながら、その実
施例を詳細に説明する。
光ディスク装置について、図面を参照しながら、その実
施例を詳細に説明する。
【0032】図1は、この発明の光ディスク装置につい
て、移動速度制御の要部構成の一実施例を示す機能ブロ
ツク図である。図において、1はアップダウン・カウン
タ、2は第1のN→X変換部、3は第2のN→X変換部
、4はN→Tp変換部、5は減算器、6はX→Vr変換
部、7は比較器、8は増幅器、9はアクチェータ、10
は光ヘッド、11はトラッククロス検出部、12は速度
検出部、13は乗算器を示し、また、Nobj は目標
トラック番号、X(obj)は半径基準に変換された目
標トラック番号、Niは移動動作開始直前のトラック番
号、Ndはカウンタ出力で、現在のトラック番号、Xb
は光ヘッド10の半径方向位置、Vdnは光ヘッド10
とトラックとの相対速度、Vdは光ヘッド10の実速度
、X(d)は半径基準に変換された光ヘッド10の実速
度、Xeは移動距離残差、Vrは参照速度、TEはトラ
ックエラー信号、PLSはトラック・クロスパルス信号
を示す。
て、移動速度制御の要部構成の一実施例を示す機能ブロ
ツク図である。図において、1はアップダウン・カウン
タ、2は第1のN→X変換部、3は第2のN→X変換部
、4はN→Tp変換部、5は減算器、6はX→Vr変換
部、7は比較器、8は増幅器、9はアクチェータ、10
は光ヘッド、11はトラッククロス検出部、12は速度
検出部、13は乗算器を示し、また、Nobj は目標
トラック番号、X(obj)は半径基準に変換された目
標トラック番号、Niは移動動作開始直前のトラック番
号、Ndはカウンタ出力で、現在のトラック番号、Xb
は光ヘッド10の半径方向位置、Vdnは光ヘッド10
とトラックとの相対速度、Vdは光ヘッド10の実速度
、X(d)は半径基準に変換された光ヘッド10の実速
度、Xeは移動距離残差、Vrは参照速度、TEはトラ
ックエラー信号、PLSはトラック・クロスパルス信号
を示す。
【0033】この図1において、まず、目標トラック番
号Nobj が、図示されない上位装置から指定される
。また、移動(シーク)動作開始直前のトラック番号N
iも、同様に、図示されないトラック番号検出手段によ
り検出されて供給され、カウンタ1にロードされる。
号Nobj が、図示されない上位装置から指定される
。また、移動(シーク)動作開始直前のトラック番号N
iも、同様に、図示されないトラック番号検出手段によ
り検出されて供給され、カウンタ1にロードされる。
【0034】この光ヘッド10は、公知の読み取り手段
によってディスク(図示しない)上のトラックに対する
光ヘッド10の横断をトラックエラー信号TEとして検
出する。このトラックエラー信号TEは、公知のトラッ
ククロス検出手段11により、トラックパルス信号PL
S(例えば1トラックの横断につき、2パルス)に変換
される。
によってディスク(図示しない)上のトラックに対する
光ヘッド10の横断をトラックエラー信号TEとして検
出する。このトラックエラー信号TEは、公知のトラッ
ククロス検出手段11により、トラックパルス信号PL
S(例えば1トラックの横断につき、2パルス)に変換
される。
【0035】トラッククロス検出手段11から出力され
たトラックパルス信号PLSは、横断方向(内側向きか
外側向きか)によって、カウンタ1をアップまたはダウ
ンさせる。したがって、カウンタ出力Ndは、光ヘッド
10が現在横断中のトラック番号を示すことになる。
たトラックパルス信号PLSは、横断方向(内側向きか
外側向きか)によって、カウンタ1をアップまたはダウ
ンさせる。したがって、カウンタ出力Ndは、光ヘッド
10が現在横断中のトラック番号を示すことになる。
【0036】また、トラックパルス信号PLSは、公知
の速度検出手段12にも供給され、速度検出手段12に
よって、光ヘッド10とトラックとの相対速度Vdnが
検出される。
の速度検出手段12にも供給され、速度検出手段12に
よって、光ヘッド10とトラックとの相対速度Vdnが
検出される。
【0037】なお、現在横断中のトラック番号Ndの検
出手段や、相対速度Vdnの検出手段は、従来から種々
の形式の手段が公知であるから、この実施例に限定され
るものではなく、当業者によって種々の変形が可能であ
ることはいうまでもない。
出手段や、相対速度Vdnの検出手段は、従来から種々
の形式の手段が公知であるから、この実施例に限定され
るものではなく、当業者によって種々の変形が可能であ
ることはいうまでもない。
【0038】ところで、この光ヘッド10とトラックと
の相対速度Vdnは、現在のトラックピッチTpを基準
として検出され、その単位は〔 track/sec
〕である。この相対速度Vdnと、現在のトラックピッ
チTpとを乗算手段13により乗算することによって、
実速度Vd〔 m/sec 〕を得ることができる。
の相対速度Vdnは、現在のトラックピッチTpを基準
として検出され、その単位は〔 track/sec
〕である。この相対速度Vdnと、現在のトラックピッ
チTpとを乗算手段13により乗算することによって、
実速度Vd〔 m/sec 〕を得ることができる。
【0039】一方、現在のトラックピッチTpは、現在
のトラック番号Ndから、式(5) の変換によって得
られる。この式(5) の変換は、N→Tp変換部4に
よって行われる。
のトラック番号Ndから、式(5) の変換によって得
られる。この式(5) の変換は、N→Tp変換部4に
よって行われる。
【0040】他方、目標トラック番号Nobj と、現
在のトラック番号Ndは、それぞれ先の式(6) によ
る変換を行う第1のN→X変換部2と、第2のN→X変
換部3とによって行われ、半径基準に変換されたX(o
bj)とX(d)が得られる。
在のトラック番号Ndは、それぞれ先の式(6) によ
る変換を行う第1のN→X変換部2と、第2のN→X変
換部3とによって行われ、半径基準に変換されたX(o
bj)とX(d)が得られる。
【0041】これらの値、すなわち、半径基準に変換さ
れたX(obj)とX(d)とを減算器5によって減算
すると、移動距離残差Xeが得られる。この移動距離残
差Xeを、X→Vr変換部6へ入力して変換すれば、こ
の残差Xeに応じた半径Xにおける参照速度Vr〔 m
/sec 〕が求められる。
れたX(obj)とX(d)とを減算器5によって減算
すると、移動距離残差Xeが得られる。この移動距離残
差Xeを、X→Vr変換部6へ入力して変換すれば、こ
の残差Xeに応じた半径Xにおける参照速度Vr〔 m
/sec 〕が求められる。
【0042】このX→Vr変換部6は、公知であり、次
の式(7) による変換が望ましいが、必ずしもこの式
(7) には限定されない。
の式(7) による変換が望ましいが、必ずしもこの式
(7) には限定されない。
【0043】
【数7】
【0044】ここで、Kは定数である。以上のような処
理により、トラックピッチTpによらない参照速度Vr
と検出速度(実速度)Vdが得られる。したがって、公
知の速度制御系によって光ヘッド10の実速度を制御す
ることができる。
理により、トラックピッチTpによらない参照速度Vr
と検出速度(実速度)Vdが得られる。したがって、公
知の速度制御系によって光ヘッド10の実速度を制御す
ることができる。
【0045】例えば、図1に示した移動制御部では、比
較器7によって参照速度Vrと検出速度Vdとを比較し
、その比較結果を次段の増幅器8で増幅して、光ヘッド
10と一体的に構成されたアクチェータ9を駆動する。 なお、このアクチェータ9の出力は、光ヘッド10の半
径方向位置Xbの信号である。
較器7によって参照速度Vrと検出速度Vdとを比較し
、その比較結果を次段の増幅器8で増幅して、光ヘッド
10と一体的に構成されたアクチェータ9を駆動する。 なお、このアクチェータ9の出力は、光ヘッド10の半
径方向位置Xbの信号である。
【0046】なお、第1のN→X変換部2、第2のN→
X変換部3、N→Tp変換部4は、トラックピッチTp
の変化態様に応じて、種々の変換式に変更可能であるこ
とはいうまでもない。
X変換部3、N→Tp変換部4は、トラックピッチTp
の変化態様に応じて、種々の変換式に変更可能であるこ
とはいうまでもない。
【0047】
【発明の効果】この発明では、ディスクから得られた再
生信号によって、現在ヘッドが位置するトラック番号と
、ヘッドとトラックとの間の相対速度とを検出し、トラ
ック番号から現在のトラックピッチを求め、先の相対速
度とこのトラックピッチとを乗算することによって、ヘ
ッドの移動速度を得るようにしている。
生信号によって、現在ヘッドが位置するトラック番号と
、ヘッドとトラックとの間の相対速度とを検出し、トラ
ック番号から現在のトラックピッチを求め、先の相対速
度とこのトラックピッチとを乗算することによって、ヘ
ッドの移動速度を得るようにしている。
【0048】その結果、トラックピッチによらずに、ヘ
ッドの実速度を制御することが可能となり、平均移動時
間を一定トラックピッチの場合と同程度に向上させるこ
とができる。また、平均移動時間が、一定トラックピッ
チの場合と同程度に保たれることにより、制御ループゲ
インの変化が生じないので、安定な移動制御を行うこと
が可能になる(請求項1と請求項2の発明に対応する効
果)。
ッドの実速度を制御することが可能となり、平均移動時
間を一定トラックピッチの場合と同程度に向上させるこ
とができる。また、平均移動時間が、一定トラックピッ
チの場合と同程度に保たれることにより、制御ループゲ
インの変化が生じないので、安定な移動制御を行うこと
が可能になる(請求項1と請求項2の発明に対応する効
果)。
【図1】図1は、この発明の光ディスク装置について、
移動速度制御の要部構成の一実施例を示す機能ブロツク
図である。
移動速度制御の要部構成の一実施例を示す機能ブロツク
図である。
【図2】ディスクの半径に対するトラックピッチの変化
状態の一例を示す図である。
状態の一例を示す図である。
1 アップダウン・カウンタ
2 第1のN→X変換部
3 第2のN→X変換部
4 N→Tp変換部
5 減算器
6 X→Vr変換部
7 比較器
8 増幅器
9 アクチェータ
10 光ヘッド
11 トラッククロス検出部
12 速度検出部
13 乗算器
Claims (2)
- 【請求項1】 トラックピッチが半径によって可変す
るディスクの情報を光ヘツドによって再生する光ディス
ク装置において、前記ディスクから得られた再生信号に
より、光ヘツドが現在位置するトラック番号と、該光ヘ
ツドとトラックとの間の相対速度とを検出して、前記ト
ラック番号から該光ヘッドが現在位置するトラックピッ
チを算出し、前記相対速度と前記光ヘッド位置における
トラックピッチとを乗算することにより、前記光ヘッド
の移動速度を算出して速度制御を行うことを特徴とする
ヘッド移動制御方法。 - 【請求項2】 請求項1の光ディスク装置において、
ディスクから得られた再生信号により、光ヘツドが現在
位置するトラック番号を検出するトラック番号検出手段
と、現在のトラック番号から現在のトラックピッチを算
出する現在のトラックピッチ算出手段と、ディスクから
得られた再生信号により、光ヘツドとトラックとの間の
相対速度とを検出する相対速度検出手段と、現在のトラ
ックピッチと、光ヘツドとトラックとの間の相対速度と
の乗算によって現在の速度を検出する実速度検出手段と
、目標トラック番号を半径基準に変換し、現在のトラッ
ク番号を半径基準に変換し、両者の減算により移動距離
残差を算出して、参照速度を演算する参照速度演算出手
段、とを備え、参照速度によってヘッドの移動制御を行
うことを特徴とする光ディスク装置。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JPH04321936A true JPH04321936A (ja) | 1992-11-11 |
JP3014798B2 JP3014798B2 (ja) | 2000-02-28 |
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ID=14696397
Family Applications (1)
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JP3116818A Expired - Fee Related JP3014798B2 (ja) | 1991-04-20 | 1991-04-20 | ヘッド移動制御方法および光ディスク装置 |
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JP (1) | JP3014798B2 (ja) |
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KR100314611B1 (ko) * | 1998-03-18 | 2001-12-28 | 구자홍 | 광디스크의트랙이동제어장치및제어방법 |
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AU7037587A (en) * | 1986-02-05 | 1987-08-25 | Information Storage Inc. | Apparatus and method for increasing storage capacity of recording media |
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US5157645A (en) * | 1989-04-06 | 1992-10-20 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Optical disk unit |
US5097458A (en) * | 1989-05-29 | 1992-03-17 | Ricoh Company, Ltd. | Servo control system for optical disk device |
JPH03141045A (ja) * | 1989-10-25 | 1991-06-17 | Ricoh Co Ltd | 光ピックアップ装置 |
US5144617A (en) * | 1989-11-16 | 1992-09-01 | Ricoh Company, Ltd. | Optical information read/write apparatus |
-
1991
- 1991-04-20 JP JP3116818A patent/JP3014798B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-10-12 US US08/135,328 patent/US5375108A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5375108A (en) | 1994-12-20 |
JP3014798B2 (ja) | 2000-02-28 |
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