JPH05314481A - 光学式記録媒体の記録再生方法及び装置 - Google Patents
光学式記録媒体の記録再生方法及び装置Info
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- JPH05314481A JPH05314481A JP14342892A JP14342892A JPH05314481A JP H05314481 A JPH05314481 A JP H05314481A JP 14342892 A JP14342892 A JP 14342892A JP 14342892 A JP14342892 A JP 14342892A JP H05314481 A JPH05314481 A JP H05314481A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 トラック飛び越しを素早く検出して、飛び越
しが生じた場合には記録動作を停止せしめることによ
り、2重書きや不連続なトラツクの発生を防止すること
のできる光学式記録媒体の記録再生方法及び装置を提供
することを目的とする。 【構成】 光カード1への少なくとも記録時において、
微分回路6によってトラッキングエラー信号の変化率を
検出しつつ、比較回路7によってトラッキングエラー信
号の変化率が所定の基準レベルと比較される。微分出力
が基準レベルにて定まる所定範囲を逸脱した場合にトラ
ック飛び越し検出信号が出力される。コントローラ9は
比較回路7からトラック飛び越し検出信号が供給された
場合に、記録動作を禁止する。従って光カード1への情
報の2重書きやトラックの不連続の発生を防止すること
ができる。
しが生じた場合には記録動作を停止せしめることによ
り、2重書きや不連続なトラツクの発生を防止すること
のできる光学式記録媒体の記録再生方法及び装置を提供
することを目的とする。 【構成】 光カード1への少なくとも記録時において、
微分回路6によってトラッキングエラー信号の変化率を
検出しつつ、比較回路7によってトラッキングエラー信
号の変化率が所定の基準レベルと比較される。微分出力
が基準レベルにて定まる所定範囲を逸脱した場合にトラ
ック飛び越し検出信号が出力される。コントローラ9は
比較回路7からトラック飛び越し検出信号が供給された
場合に、記録動作を禁止する。従って光カード1への情
報の2重書きやトラックの不連続の発生を防止すること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的に情報の記録再
生が可能な光カード等の光学式記録媒体に光ビームを照
射して、情報の記録及び再生を行なう光学式記録媒体の
記録再生方法及び装置に関する。
生が可能な光カード等の光学式記録媒体に光ビームを照
射して、情報の記録及び再生を行なう光学式記録媒体の
記録再生方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来光カードと呼ばれる光学式記録媒体
が知られている。かかる光カードには、記録トラック
と、記録トラックに光ビームを案内するための案内溝が
形成されている。そして光カードに対する情報の記録ま
たは再生を行なう装置には、光ビームを案内溝に沿って
照射させるためのトラッキングサーボが備えられてい
る。かかるトラッキングサーボは、光カードに照射され
た光ビームの反射光を、例えば2分割受光素子にて受光
してその差動出力をトラッキングエラー信号とし、この
トラッキングエラー信号を小とすべく、光ビームを集光
する対物レンズをトラックと直行する方向に駆動するも
のである。
が知られている。かかる光カードには、記録トラック
と、記録トラックに光ビームを案内するための案内溝が
形成されている。そして光カードに対する情報の記録ま
たは再生を行なう装置には、光ビームを案内溝に沿って
照射させるためのトラッキングサーボが備えられてい
る。かかるトラッキングサーボは、光カードに照射され
た光ビームの反射光を、例えば2分割受光素子にて受光
してその差動出力をトラッキングエラー信号とし、この
トラッキングエラー信号を小とすべく、光ビームを集光
する対物レンズをトラックと直行する方向に駆動するも
のである。
【0003】図7は、光カードとトラッキングエラー信
号との関係を示す模式図であり、同図(a)に示すよう
に、光カードには案内溝Gが平行に形成されており、各
々隣接する案内溝Gに挟まれる区間が記録トラックとし
て利用される。このような光カードに、図の左右方向に
光ビームを移動させたときのトラッキングエラー信号の
波形が同図(b)に示されており、トラッキングエラー
信号は案内溝G上及び記録トラック中央にて0となる正
弦波となる。
号との関係を示す模式図であり、同図(a)に示すよう
に、光カードには案内溝Gが平行に形成されており、各
々隣接する案内溝Gに挟まれる区間が記録トラックとし
て利用される。このような光カードに、図の左右方向に
光ビームを移動させたときのトラッキングエラー信号の
波形が同図(b)に示されており、トラッキングエラー
信号は案内溝G上及び記録トラック中央にて0となる正
弦波となる。
【0004】トラッキングサーボの目標はトラック中央
における黒丸を施したゼロクロス点であり、トラッキン
グサーボはこの目標点に光ビームが追従するようにサー
ボの引き込みが行なわれる。
における黒丸を施したゼロクロス点であり、トラッキン
グサーボはこの目標点に光ビームが追従するようにサー
ボの引き込みが行なわれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが光カードに付
着したゴミや、傷があったり、外部から衝撃が加えられ
た場合には、トラッキングエラー信号に大きな外乱が加
わり、光ビームが隣接するトラックに飛び越してしまう
ことがある。すなわち、図8におけるトラックT2にて
トラッキングサーボがA点にロックしており、時刻t1
にて外乱が発生すると、光ビームは隣接するトラックT
1に飛び越してしまい、その後、時刻t2からはトラッ
クT1に沿って光ビームが走査するように、トラッキン
グサーボがB点にロックしてしまう。
着したゴミや、傷があったり、外部から衝撃が加えられ
た場合には、トラッキングエラー信号に大きな外乱が加
わり、光ビームが隣接するトラックに飛び越してしまう
ことがある。すなわち、図8におけるトラックT2にて
トラッキングサーボがA点にロックしており、時刻t1
にて外乱が発生すると、光ビームは隣接するトラックT
1に飛び越してしまい、その後、時刻t2からはトラッ
クT1に沿って光ビームが走査するように、トラッキン
グサーボがB点にロックしてしまう。
【0006】特に記録動作中においてトラック飛び越し
が発生すると、図9(a)に示すように、既に情報が記
録されている隣接トラックにおいて2重書きが生じた
り、図9(b)のように記録トラックの不連続点が発生
する。
が発生すると、図9(a)に示すように、既に情報が記
録されている隣接トラックにおいて2重書きが生じた
り、図9(b)のように記録トラックの不連続点が発生
する。
【0007】光カードの記録及び再生時におけるトラッ
クと光ビームとの相対速度は、コンパクトディスクや光
学式ビデオディスク等の相対速度に比較して遅いので、
ゴミや傷、外乱によるトラック飛び越しへの影響は一層
顕著である。このため、光カードの記録再生装置におけ
るトラッキングサーボのゲインを下げたり、サーボ帯域
を低くすることも考えられるが、このようにするとトラ
ッキングサーボの引き込み時の整定時間が長くなる欠点
を有している。
クと光ビームとの相対速度は、コンパクトディスクや光
学式ビデオディスク等の相対速度に比較して遅いので、
ゴミや傷、外乱によるトラック飛び越しへの影響は一層
顕著である。このため、光カードの記録再生装置におけ
るトラッキングサーボのゲインを下げたり、サーボ帯域
を低くすることも考えられるが、このようにするとトラ
ッキングサーボの引き込み時の整定時間が長くなる欠点
を有している。
【0008】本発明は、かかる従来の欠点を克服するた
めになされたものであり、トラック飛び越しを素早く検
出して、飛び越しが生じた場合には記録動作を停止せし
めることにより、2重書きや不連続なトラツクの発生を
防止することのできる光学式記録媒体の記録再生方法及
び装置を提供することを目的とする。
めになされたものであり、トラック飛び越しを素早く検
出して、飛び越しが生じた場合には記録動作を停止せし
めることにより、2重書きや不連続なトラツクの発生を
防止することのできる光学式記録媒体の記録再生方法及
び装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の光学式記録媒体の記録再生方法は、複数の記録トラッ
クを有する記録媒体としての光カード1に光ビームを集
光照射することによって情報の記録又は再生を行なうと
共に、光カード1からの反射光量の変化に応じたトラッ
キングエラー信号を生成して光ビームを記録トラックに
追従させるトラッキングサーボを行なう光学式記録再生
装置において、トラッキングエラー信号の変化率を検出
し、変化率が所定範囲を逸脱した場合に光カード1への
記録動作を中止させることを特徴とする。
の光学式記録媒体の記録再生方法は、複数の記録トラッ
クを有する記録媒体としての光カード1に光ビームを集
光照射することによって情報の記録又は再生を行なうと
共に、光カード1からの反射光量の変化に応じたトラッ
キングエラー信号を生成して光ビームを記録トラックに
追従させるトラッキングサーボを行なう光学式記録再生
装置において、トラッキングエラー信号の変化率を検出
し、変化率が所定範囲を逸脱した場合に光カード1への
記録動作を中止させることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項2に記載の光学式記録媒体
の記録再生装置は、複数の記録トラックを有する光カー
ド1に光ビームを集光照射することによって情報の記録
又は再生を行なうと共に、光カード1からの反射光量の
変化に応じたトラッキングエラー信号を生成して光ビー
ムを記録トラックに追従させるトラッキングサーボを行
なう光学式記録再生装置において、トラッキングエラー
信号の変化率を検出する変化率検出手段としての微分回
路6と、変化率と所定の基準レベルとを比較する比較手
段としての比較回路7を備えることを特徴とする。
の記録再生装置は、複数の記録トラックを有する光カー
ド1に光ビームを集光照射することによって情報の記録
又は再生を行なうと共に、光カード1からの反射光量の
変化に応じたトラッキングエラー信号を生成して光ビー
ムを記録トラックに追従させるトラッキングサーボを行
なう光学式記録再生装置において、トラッキングエラー
信号の変化率を検出する変化率検出手段としての微分回
路6と、変化率と所定の基準レベルとを比較する比較手
段としての比較回路7を備えることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項3に記載の光学式記録媒体
の記録再生装置は、複数の記録トラックを有する光カー
ド1に光ビームを集光照射することによって情報の記録
又は再生を行なうと共に、光カード1からの反射光量の
変化に応じたトラッキングエラー信号を生成して光ビー
ムを記録トラックに追従させるトラッキングサーボを行
なう光学式記録再生装置において、トラッキングエラー
信号の変化率を検出する変化率検出手段としての微分回
路6と、変化率と所定の基準レベルとを比較する比較手
段としての比較回路7と、比較回路7の比較結果に応じ
て光カード1への記録動作を禁止する制御手段としての
コントローラ9を備えたことを特徴とする。
の記録再生装置は、複数の記録トラックを有する光カー
ド1に光ビームを集光照射することによって情報の記録
又は再生を行なうと共に、光カード1からの反射光量の
変化に応じたトラッキングエラー信号を生成して光ビー
ムを記録トラックに追従させるトラッキングサーボを行
なう光学式記録再生装置において、トラッキングエラー
信号の変化率を検出する変化率検出手段としての微分回
路6と、変化率と所定の基準レベルとを比較する比較手
段としての比較回路7と、比較回路7の比較結果に応じ
て光カード1への記録動作を禁止する制御手段としての
コントローラ9を備えたことを特徴とする。
【0012】本発明の請求項4に記載の光学式記録媒体
の記録再生装置は、変化率検出手段は、トラッキングエ
ラー信号を微分する微分回路からなることを特徴とす
る。
の記録再生装置は、変化率検出手段は、トラッキングエ
ラー信号を微分する微分回路からなることを特徴とす
る。
【0013】本発明の請求項5に記載の光学式記録媒体
の記録再生装置は、変化率検出手段及び比較手段は、ト
ラッキングエラー信号を所定の間隔でサンプリングする
サンプリング回路としてのA/Dコンバータ11と、サ
ンプリングされたサンプル値の変化量を検出するCPU
12とからなることを特徴とする。
の記録再生装置は、変化率検出手段及び比較手段は、ト
ラッキングエラー信号を所定の間隔でサンプリングする
サンプリング回路としてのA/Dコンバータ11と、サ
ンプリングされたサンプル値の変化量を検出するCPU
12とからなることを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明の請求項1の構成の光学式記録媒体の記
録再生方法においては、光カード1への少なくとも記録
時においてトラッキングエラー信号の変化率を検出しつ
つ記録動作を行い、トラッキングエラー信号の変化率が
所定の範囲を逸脱した場合には、記録動作を禁止するこ
とにより、情報の2重書きや、不連続なトラックが形成
されるのを防止する。
録再生方法においては、光カード1への少なくとも記録
時においてトラッキングエラー信号の変化率を検出しつ
つ記録動作を行い、トラッキングエラー信号の変化率が
所定の範囲を逸脱した場合には、記録動作を禁止するこ
とにより、情報の2重書きや、不連続なトラックが形成
されるのを防止する。
【0015】本発明の請求項2の構成の光学式記録媒体
の記録再生装置は、光カード1への少なくとも記録時に
おいて、微分回路6によってトラッキングエラー信号の
変化率を検出しつつ、比較回路7によってトラッキング
エラー信号の変化率が所定の基準レベルと比較される。
微分出力が基準レベルにて定まる所定範囲を逸脱した場
合にトラック飛び越し検出信号が出力される。トラッキ
ングエラー信号の変化率を表す信号はトラッキングエラ
ー信号よりも位相の進んだ信号であり、素早くトラツク
飛び越し現象を検出することができる。
の記録再生装置は、光カード1への少なくとも記録時に
おいて、微分回路6によってトラッキングエラー信号の
変化率を検出しつつ、比較回路7によってトラッキング
エラー信号の変化率が所定の基準レベルと比較される。
微分出力が基準レベルにて定まる所定範囲を逸脱した場
合にトラック飛び越し検出信号が出力される。トラッキ
ングエラー信号の変化率を表す信号はトラッキングエラ
ー信号よりも位相の進んだ信号であり、素早くトラツク
飛び越し現象を検出することができる。
【0016】本発明の請求項3の構成の光学式記録媒体
の記録再生装置は、光カード1への少なくとも記録時に
おいて、微分回路6によってトラッキングエラー信号の
変化率を検出しつつ、比較回路7によってトラッキング
エラー信号の変化率が所定の基準レベルと比較される。
微分出力が基準レベルにて定まる所定範囲を逸脱した場
合にトラック飛び越し検出信号が出力される。コントロ
ーラ9は比較回路7からトラック飛び越し検出信号が供
給された場合に、記録動作を禁止する。従って、光カー
ド1への情報の2重書きやトラックの不連続の発生を防
止することができる。
の記録再生装置は、光カード1への少なくとも記録時に
おいて、微分回路6によってトラッキングエラー信号の
変化率を検出しつつ、比較回路7によってトラッキング
エラー信号の変化率が所定の基準レベルと比較される。
微分出力が基準レベルにて定まる所定範囲を逸脱した場
合にトラック飛び越し検出信号が出力される。コントロ
ーラ9は比較回路7からトラック飛び越し検出信号が供
給された場合に、記録動作を禁止する。従って、光カー
ド1への情報の2重書きやトラックの不連続の発生を防
止することができる。
【0017】本発明の請求項4に記載の光学式記録媒体
の記録再生装置は、変化率検出手段がトラッキングエラ
ー信号の変化率を検出するための微分回路6にて構成さ
れる。微分回路6の微分出力は、トラッキングエラー信
号よりも90゜位相の進んだ信号であり、素早くトラツ
ク飛び越し現象を検出することができる。
の記録再生装置は、変化率検出手段がトラッキングエラ
ー信号の変化率を検出するための微分回路6にて構成さ
れる。微分回路6の微分出力は、トラッキングエラー信
号よりも90゜位相の進んだ信号であり、素早くトラツ
ク飛び越し現象を検出することができる。
【0018】本発明の請求項5に記載の光学式記録媒体
の記録再生装置は、変化率検出手段が、トラッキングエ
ラー信号を所定の間隔でサンプリングするA/Dコンバ
ータ11より構成され、CPU12が隣接するサンプル
値の変化量を演算する。CPU12は、求められた変化
量の絶対値の大小からトラック飛び越しの発生を検出
し、記録動作を停止させることができる。従って、CP
U12に変化率検出手段、比較手段の作用を兼用させる
ことができ、さらに制御手段の作用を兼用させることが
できる。
の記録再生装置は、変化率検出手段が、トラッキングエ
ラー信号を所定の間隔でサンプリングするA/Dコンバ
ータ11より構成され、CPU12が隣接するサンプル
値の変化量を演算する。CPU12は、求められた変化
量の絶対値の大小からトラック飛び越しの発生を検出
し、記録動作を停止させることができる。従って、CP
U12に変化率検出手段、比較手段の作用を兼用させる
ことができ、さらに制御手段の作用を兼用させることが
できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明に用いられる光学式記録媒体の記
録再生装置の一実施例の構成を示すブロック図であり、
記録媒体としての光カード1には、対物レンズ2で集光
された光ビームが照射されており、この光ビームによっ
て情報の記録または再生が行なわれる。光カード1上の
トラックと、光ビームとのずれに応じたトラッキングエ
ラー信号がトラッキングエラー信号発生回路3により生
成されて、このトラッキングエラー信号はサーボ回路5
によって、増幅、位相補償等が施されたのち駆動回路4
に供給される。駆動回路4は、対物レンズ2をトラック
と直行する方向に駆動するため、トラッキングアクチュ
エータの一部を構成するトラッキングコイルcに駆動電
流を供給する。
する。図1は、本発明に用いられる光学式記録媒体の記
録再生装置の一実施例の構成を示すブロック図であり、
記録媒体としての光カード1には、対物レンズ2で集光
された光ビームが照射されており、この光ビームによっ
て情報の記録または再生が行なわれる。光カード1上の
トラックと、光ビームとのずれに応じたトラッキングエ
ラー信号がトラッキングエラー信号発生回路3により生
成されて、このトラッキングエラー信号はサーボ回路5
によって、増幅、位相補償等が施されたのち駆動回路4
に供給される。駆動回路4は、対物レンズ2をトラック
と直行する方向に駆動するため、トラッキングアクチュ
エータの一部を構成するトラッキングコイルcに駆動電
流を供給する。
【0020】トラッキングエラー信号生成回路3の出力
は、さらにトラッキングエラー信号の変化率を検出する
変化率検出手段としての微分回路6にも供給されてい
る。微分回路6の出力は、比較回路7に供給され、比較
回路7は微分回路6の出力と、基準信号発生器8からの
基準レベルの信号とを比較して、微分回路6の出力が所
定の範囲にあるか否かを検出し、所定の範囲にあるとき
L、所定の範囲を逸脱している場合にHのトラック飛び
越し検出信号を制御手段としてのコントローラ9に供給
する。コントローラ9は、装置全体の動作モードを制御
するものであり、コントローラ9の制御のもとに光カー
ド1に対する記録動作、再生動作等が実行される。そし
てコントローラ9は、比較回路7からトラック飛び越し
検出信号が供給されたときには、例えば光ビームの発生
を停止させる等して光カード1に対する記録及び再生動
作を禁止させる。
は、さらにトラッキングエラー信号の変化率を検出する
変化率検出手段としての微分回路6にも供給されてい
る。微分回路6の出力は、比較回路7に供給され、比較
回路7は微分回路6の出力と、基準信号発生器8からの
基準レベルの信号とを比較して、微分回路6の出力が所
定の範囲にあるか否かを検出し、所定の範囲にあるとき
L、所定の範囲を逸脱している場合にHのトラック飛び
越し検出信号を制御手段としてのコントローラ9に供給
する。コントローラ9は、装置全体の動作モードを制御
するものであり、コントローラ9の制御のもとに光カー
ド1に対する記録動作、再生動作等が実行される。そし
てコントローラ9は、比較回路7からトラック飛び越し
検出信号が供給されたときには、例えば光ビームの発生
を停止させる等して光カード1に対する記録及び再生動
作を禁止させる。
【0021】次に図1の回路の動作について、図2を参
照しながら説明する。図2(a)はトラッキングエラー
信号の波形を、図2(b)はトラッキングエラー信号の
微分波形、すなわち微分回路6の出力波形を示してい
る。なお説明の簡略化のため、記録動作を行なっている
場合についてのみ説明を行なう。
照しながら説明する。図2(a)はトラッキングエラー
信号の波形を、図2(b)はトラッキングエラー信号の
微分波形、すなわち微分回路6の出力波形を示してい
る。なお説明の簡略化のため、記録動作を行なっている
場合についてのみ説明を行なう。
【0022】まず対物レンズ2は、記録用の光ビームを
光カード1に照射して、記録を行なう。このとき、時刻
t1までは外乱が加えられないとすると、トラッキング
エラー信号生成回路3、サーボ回路5、駆動回路4及び
トラッキングアクチュエータにより形成されるトラッキ
ングサーボループによって、光カード1上の光ビームは
正確にトラックを追従する。従って、微分回路6により
検出されるトラッキングエラー信号の変化率は比較的小
さく、その絶対値は基準レベルSu,Sdの絶対値より
も小さく、比較回路7の出力はLであり、コントローラ
9は記録動作をそのまま継続するように装置全体を制御
する。
光カード1に照射して、記録を行なう。このとき、時刻
t1までは外乱が加えられないとすると、トラッキング
エラー信号生成回路3、サーボ回路5、駆動回路4及び
トラッキングアクチュエータにより形成されるトラッキ
ングサーボループによって、光カード1上の光ビームは
正確にトラックを追従する。従って、微分回路6により
検出されるトラッキングエラー信号の変化率は比較的小
さく、その絶対値は基準レベルSu,Sdの絶対値より
も小さく、比較回路7の出力はLであり、コントローラ
9は記録動作をそのまま継続するように装置全体を制御
する。
【0023】一方、光カード1にゴミが付着したり、傷
があった場合や、また外部から衝撃が加えられた場合に
は、トラッキングエラー信号に瞬時的な外乱が印加され
る(時刻t2)。この外乱が、トラッキングサーボルー
プのサーボ帯域外の帯域であったり、ループゲインで補
償され得る振幅を越える場合には、トラッキングサーボ
が外れて、隣接トラックへのトラック飛び越し現象が生
じる。しかしながら、トラッキングエラー信号の微分波
形も外乱によって急激に大となるため、基準レベルS
u,Sdを越える。すると比較回路7の出力はHとな
り、これがトラック飛び越し検出信号となり、コントロ
ーラ9に供給される。
があった場合や、また外部から衝撃が加えられた場合に
は、トラッキングエラー信号に瞬時的な外乱が印加され
る(時刻t2)。この外乱が、トラッキングサーボルー
プのサーボ帯域外の帯域であったり、ループゲインで補
償され得る振幅を越える場合には、トラッキングサーボ
が外れて、隣接トラックへのトラック飛び越し現象が生
じる。しかしながら、トラッキングエラー信号の微分波
形も外乱によって急激に大となるため、基準レベルS
u,Sdを越える。すると比較回路7の出力はHとな
り、これがトラック飛び越し検出信号となり、コントロ
ーラ9に供給される。
【0024】トラック飛び越し検出信号が供給されたコ
ントローラ9は、直ちに記録動作を停止すべく、光ビー
ムの発生を停止したり、あるいは記録が行なわれないよ
うな低いレーザパワーとなるようにする。ここで微分回
路6で検出されるトラッキングエラー信号の微分波形
は、トラッキングエラー信号に対して90゜位相の進ん
だ信号であり、図2(b)において微分値が基準レベル
Su,Sdで定まる範囲を越える時点は、トラッキング
エラー信号のピーク時点よりも早く検出される。従っ
て、光ビームが隣接トラックに飛び越し移動するよりも
前に記録動作を停止せしめることによって、情報の2重
書きや不連続を防止することが可能となるのである。
ントローラ9は、直ちに記録動作を停止すべく、光ビー
ムの発生を停止したり、あるいは記録が行なわれないよ
うな低いレーザパワーとなるようにする。ここで微分回
路6で検出されるトラッキングエラー信号の微分波形
は、トラッキングエラー信号に対して90゜位相の進ん
だ信号であり、図2(b)において微分値が基準レベル
Su,Sdで定まる範囲を越える時点は、トラッキング
エラー信号のピーク時点よりも早く検出される。従っ
て、光ビームが隣接トラックに飛び越し移動するよりも
前に記録動作を停止せしめることによって、情報の2重
書きや不連続を防止することが可能となるのである。
【0025】図3は、トラッキングエラー信号生成回路
3及び微分回路6の具体的構成を示すブロック図であ
る。トラッキングエラー信号生成回路3には、光カード
1からの反射光を受光する2分割受光素子31と、2分
割受光素子31のそれぞれの受光素子からの出力の差出
力を演算する差動増幅器32とより構成され、いわゆる
プッシュプル法と呼ばれる方法にてトラッキングエラー
信号が形成される。微分回路6は、抵抗R1 とコンデン
サC1 の直列回路と、オペアンプ10、オペアンプ10
の出力を帰還する抵抗R2 とコンデンサC2 の並列回
路、及び抵抗R3 より構成されるハイパスフィルタであ
り、オペアンプ10の出力がトラッキングエラー信号の
変化率を示す信号Tvsとなる。
3及び微分回路6の具体的構成を示すブロック図であ
る。トラッキングエラー信号生成回路3には、光カード
1からの反射光を受光する2分割受光素子31と、2分
割受光素子31のそれぞれの受光素子からの出力の差出
力を演算する差動増幅器32とより構成され、いわゆる
プッシュプル法と呼ばれる方法にてトラッキングエラー
信号が形成される。微分回路6は、抵抗R1 とコンデン
サC1 の直列回路と、オペアンプ10、オペアンプ10
の出力を帰還する抵抗R2 とコンデンサC2 の並列回
路、及び抵抗R3 より構成されるハイパスフィルタであ
り、オペアンプ10の出力がトラッキングエラー信号の
変化率を示す信号Tvsとなる。
【0026】図4は、比較回路7の具体的構成を示すブ
ロック図である。比較回路7は、1対のコンパレータ2
0,21を含むウインドウコンパレータにて構成される
ものであり、コンパレータ20の非反転入力端子には、
電源電圧+VccをボリウムVR1 にて分圧して得られる
電圧Suが微分値の上限を定める基準レベルとして供給
され、またコンパレータ21の反転入力端子には、電源
電圧−VccをボリウムVR2 にて分圧して得られる電圧
Sdが微分値の下限を定める基準レベルとして供給され
ている。
ロック図である。比較回路7は、1対のコンパレータ2
0,21を含むウインドウコンパレータにて構成される
ものであり、コンパレータ20の非反転入力端子には、
電源電圧+VccをボリウムVR1 にて分圧して得られる
電圧Suが微分値の上限を定める基準レベルとして供給
され、またコンパレータ21の反転入力端子には、電源
電圧−VccをボリウムVR2 にて分圧して得られる電圧
Sdが微分値の下限を定める基準レベルとして供給され
ている。
【0027】そして微分回路6から供給される信号Tvs
が、コンパレータ20の反転入力端子及びコンパレータ
21の非反転入力端子に接続されており、各コンパレー
タ20,21の出力はインバータ22によって反転され
て、トラック飛び越し時にHとなる信号TOFFが出力さ
れる。すなわち、信号TOFFは、微分回路6の出力がS
u,Sdの範囲であればL、Su,Sdで定まる範囲を
逸脱したときにはHとなる。
が、コンパレータ20の反転入力端子及びコンパレータ
21の非反転入力端子に接続されており、各コンパレー
タ20,21の出力はインバータ22によって反転され
て、トラック飛び越し時にHとなる信号TOFFが出力さ
れる。すなわち、信号TOFFは、微分回路6の出力がS
u,Sdの範囲であればL、Su,Sdで定まる範囲を
逸脱したときにはHとなる。
【0028】図5は、本発明の他の一実施例の構成を示
すブロック図であり、本実施例においては、トラッキン
グエラー信号はA/Dコンバータ11によって所定間隔
ごとにサンプリングされたデジタル値に変換されてCP
U12に供給される。CPU12は、供給されたデジタ
ル値を所定サンプル数だけラッチして、例えば隣接する
2つのサンプル値の変化量を演算する。そしてその変化
量が所定の値を越えたとき、トラック飛び越しが発生し
たものと判断し、記録動作を停止するための制御信号を
発生する。よってCPU12は、図1の微分回路6、比
較回路7を兼用した作用を果たすと共に、コントローラ
9の作用をも兼用させることができる。
すブロック図であり、本実施例においては、トラッキン
グエラー信号はA/Dコンバータ11によって所定間隔
ごとにサンプリングされたデジタル値に変換されてCP
U12に供給される。CPU12は、供給されたデジタ
ル値を所定サンプル数だけラッチして、例えば隣接する
2つのサンプル値の変化量を演算する。そしてその変化
量が所定の値を越えたとき、トラック飛び越しが発生し
たものと判断し、記録動作を停止するための制御信号を
発生する。よってCPU12は、図1の微分回路6、比
較回路7を兼用した作用を果たすと共に、コントローラ
9の作用をも兼用させることができる。
【0029】図6は、かかるCPU12が行なうトラッ
ク飛び越しの検出動作を説明するためのフローチャート
であり、ステップS1にてトラッキングエラー信号を取
り込むと、ステップS2において、直前またはそれ以前
に取り込まれていたトラッキングエラー信号との差を演
算するとともに、ステップS3にて取り込まれたトラッ
キングエラー信号を図示しないメモリに格納する。ステ
ップS4では、CPU12は、ステップS2において演
算された結果が所定の範囲を越えたか否かが判別され、
もしも所定範囲以内である場合にはステップS1からの
処理を繰り返し、一方、所定の範囲を超えていた場合に
はステップS5に移行して、記録動作を停止せしめるた
めの制御信号を発生する。
ク飛び越しの検出動作を説明するためのフローチャート
であり、ステップS1にてトラッキングエラー信号を取
り込むと、ステップS2において、直前またはそれ以前
に取り込まれていたトラッキングエラー信号との差を演
算するとともに、ステップS3にて取り込まれたトラッ
キングエラー信号を図示しないメモリに格納する。ステ
ップS4では、CPU12は、ステップS2において演
算された結果が所定の範囲を越えたか否かが判別され、
もしも所定範囲以内である場合にはステップS1からの
処理を繰り返し、一方、所定の範囲を超えていた場合に
はステップS5に移行して、記録動作を停止せしめるた
めの制御信号を発生する。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
光学式記録媒体の記録再生方法によれば、トラッキング
エラー信号の変化率が所定の範囲を越えたときに、記録
動作を停止せしめるように記録動作を行なうことによ
り、外乱によりトラッキングエラー信号が増大して、ト
ラック飛び越しが起こる場合に、未然に記録動作を停止
せしめて2重書きやトラック不連続の発生を防止させる
ことができる。
光学式記録媒体の記録再生方法によれば、トラッキング
エラー信号の変化率が所定の範囲を越えたときに、記録
動作を停止せしめるように記録動作を行なうことによ
り、外乱によりトラッキングエラー信号が増大して、ト
ラック飛び越しが起こる場合に、未然に記録動作を停止
せしめて2重書きやトラック不連続の発生を防止させる
ことができる。
【0031】本発明の請求項2に記載の光学式記録媒体
の記録再生装置によれば、トラッキングエラー信号の変
化率を検出する変化率検出手段と、変化率が所定の範囲
から逸脱したときに、これを検出する比較手段とを備
え、変化率を示す信号がトラッキングエラー信号の位相
よりも進んだ位相であるので迅速にトラック飛び越しを
検出することが可能となる。
の記録再生装置によれば、トラッキングエラー信号の変
化率を検出する変化率検出手段と、変化率が所定の範囲
から逸脱したときに、これを検出する比較手段とを備
え、変化率を示す信号がトラッキングエラー信号の位相
よりも進んだ位相であるので迅速にトラック飛び越しを
検出することが可能となる。
【0032】本発明の請求項3に記載の光学式記録媒体
の記録再生装置によれば、トラッキングエラー信号の変
化率を検出する変化率検出手段と、変化率が所定の範囲
から逸脱したときに、これを検出する比較手段と、比較
手段によりトラック飛び越しが検出されたとき記録動作
を停止せしめる制御手段とを備えたので、トラック飛び
越しによる情報の2重書きや不連続を防止することがで
きる。
の記録再生装置によれば、トラッキングエラー信号の変
化率を検出する変化率検出手段と、変化率が所定の範囲
から逸脱したときに、これを検出する比較手段と、比較
手段によりトラック飛び越しが検出されたとき記録動作
を停止せしめる制御手段とを備えたので、トラック飛び
越しによる情報の2重書きや不連続を防止することがで
きる。
【0033】本発明の請求項4に記載の光学式記録媒体
の記録再生装置によれば、トラッキングエラー信号の変
化率を微分回路によって検出する様にしたので、トラッ
キングエラー信号よりも90°進んだ位相にてトラック
飛び越しを検出することが可能となる。
の記録再生装置によれば、トラッキングエラー信号の変
化率を微分回路によって検出する様にしたので、トラッ
キングエラー信号よりも90°進んだ位相にてトラック
飛び越しを検出することが可能となる。
【0034】本発明の請求項5に記載の光学式記録媒体
の記録再生装置によれば、トラッキングエラー信号を所
定の間隔でサンプリングするサンプリング回路と、サン
プル値の変化量を演算するCPUとを備えたので、微分
回路、比較回路等を兼用させることができ、回路規模を
縮小することができる。
の記録再生装置によれば、トラッキングエラー信号を所
定の間隔でサンプリングするサンプリング回路と、サン
プル値の変化量を演算するCPUとを備えたので、微分
回路、比較回路等を兼用させることができ、回路規模を
縮小することができる。
【図1】本発明の光学式記録媒体の記録再生装置の一実
施例の構成を示すブロック図である。
施例の構成を示すブロック図である。
【図2】トラッキングエラー信号及びその微分波形を示
す波形図である。
す波形図である。
【図3】図1の微分回路6の具体的構成を示すブロック
図である。
図である。
【図4】図1の比較回路7の具体的構成を示すブロック
図である。
図である。
【図5】本発明の他の一実施例の構成を示すブロック図
である。
である。
【図6】図5のCPU12が行なう動作を説明するフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図7】トラック及びトラッキングエラー信号との関係
を説明するための模式図である。
を説明するための模式図である。
【図8】トラック飛び越し現象を説明するための模式図
である。
である。
【図9】トラック飛び越しが発生したときの2重書き及
び不連続を説明するための図である。
び不連続を説明するための図である。
1 光カード(光学式記録媒体) 2 対物レンズ 3 トラッキングエラー信号生成回路 4 駆動回路 5 サーボ回路 6 微分回路(変化率検出手段) 7 比較回路(比較手段) 9 コントローラ(制御手段) 11 A/Dコンバータ(サンプリング回路) 12 CPU
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の記録トラックを有する記録媒体に
光ビームを集光照射することによって情報の記録又は再
生を行なうと共に、前記記録媒体からの反射光量の変化
に応じたトラッキングエラー信号を生成して前記光ビー
ムを前記記録トラックに追従させるトラッキングサーボ
を行なう光学式記録再生装置において、 前記トラッキングエラー信号の変化率を検出し、前記変
化率が所定範囲を逸脱した場合に前記記録媒体への記録
動作を中止させることを特徴とする光学式記録媒体の記
録再生方法。 - 【請求項2】 複数の記録トラックを有する記録媒体に
光ビームを集光照射することによって情報の記録又は再
生を行なうと共に、前記記録媒体からの反射光量の変化
に応じたトラッキングエラー信号を生成して前記光ビー
ムを前記記録トラックに追従させるトラッキングサーボ
を行なう光学式記録再生装置において、 前記トラッキングエラー信号の変化率を検出する変化率
検出手段と、 前記変化率と所定の基準レベルとを比較する比較手段と
を備えることを特徴とする光学式記録媒体の記録再生装
置。 - 【請求項3】 複数の記録トラックを有する記録媒体に
光ビームを集光照射することによって情報の記録又は再
生を行なうと共に、前記記録媒体からの反射光量の変化
に応じたトラッキングエラー信号を生成して前記光ビー
ムを前記記録トラックに追従させるトラッキングサーボ
を行なう光学式記録再生装置において、 前記トラッキングエラー信号の変化率を検出する変化率
検出手段と、 前記変化率と所定の基準レベルとを比較する比較手段
と、 前記比較手段の比較結果に応じて前記記録媒体への記録
動作を禁止する制御手段とを備えたことを特徴とする光
学式記録媒体の記録再生装置。 - 【請求項4】 前記変化率検出手段は、前記トラッキン
グエラー信号を微分する微分回路からなることを特徴と
する請求項2または3に記載の光学式記録媒体の記録再
生装置。 - 【請求項5】 前記変化率検出手段及び前記比較手段
は、前記トラッキングエラー信号を所定の間隔でサンプ
リングするサンプリング回路と、サンプリングされたサ
ンプル値の変化量を検出するCPUとからなることを特
徴とする請求項2または3に記載の光学式記録媒体の記
録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14342892A JPH05314481A (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 光学式記録媒体の記録再生方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14342892A JPH05314481A (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 光学式記録媒体の記録再生方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05314481A true JPH05314481A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=15338498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14342892A Withdrawn JPH05314481A (ja) | 1992-05-08 | 1992-05-08 | 光学式記録媒体の記録再生方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05314481A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7420348B2 (en) | 2005-02-22 | 2008-09-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Drive apparatus |
-
1992
- 1992-05-08 JP JP14342892A patent/JPH05314481A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7420348B2 (en) | 2005-02-22 | 2008-09-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Drive apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990803 |