JPH04321662A - 新規なチオアセタール化合物およびその製造方法 - Google Patents

新規なチオアセタール化合物およびその製造方法

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JPH04321662A
JPH04321662A JP9218891A JP9218891A JPH04321662A JP H04321662 A JPH04321662 A JP H04321662A JP 9218891 A JP9218891 A JP 9218891A JP 9218891 A JP9218891 A JP 9218891A JP H04321662 A JPH04321662 A JP H04321662A
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岸 川 圭 希
Hideto Matsuoka
松 岡 英 登
Hisaya Miki
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文献未記載の新規なチオ
アセタール化合物に関し、特に、光学用の高屈折率ポリ
マーの主成分として好適である、新規なチオアセタール
化合物に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明のチオアセタール化合物は、文献
未記載の新規な化合物である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、光学
用の高屈折率ポリマーの主成分として好適である、新規
なチオアセタール化合物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、新規化合物と
して、下記一般式(a):
【0005】
【化6】
【0006】〔式中、R1 、R2 およびR3 は同
一でも異なっていてもよく、水素原子、炭素数1〜3の
置換または非置換の1価の脂肪族炭化水素基または炭素
数1〜3のアルキル(チオ)エーテル基であり、R1 
とR2 もしくはR1 とR3 、またはR2 とR3
 もしくはR1 、R2 とR3 とは、それぞれ結合
して環を形成していてもよい。R4 は下記式(a−1
):
【0007】
【化7】
【0008】(式中、R5 は炭素数1〜4の2価の炭
化水素基もしくは式(a−2)または(a−3):─(
Ra )k ─S─(Rb )l ─        
(a−2)─(Ra )k ─O─(Rb )l ─ 
       (a−3)(式中、Ra およびRb 
は同一でも異なっていてもよく、炭素数1〜4の2価の
炭化水素基であり、kおよびlは0または1である)で
表される2価の基であり、nは0〜3の整数であり、R
6 は1価の不飽和脂肪族炭化水素基である)で表され
る基である〕で表されるチオアセタール化合物を提供す
るものである。
【0009】また、本発明は、前記チオアセタール化合
物の製造方法として、 下記一般式(b):
【0010】
【化8】
【0011】〔式中、R1 、R2 およびR3 は同
一でも異なっていてもよく、水素原子、炭素数1〜3の
置換または非置換の1価の脂肪族炭化水素基もしくは炭
素数1〜3のアルキル(チオ)エーテル基であり、R1
 とR2 もしくはR1 とR3 、R2 とR3 、
またはR1 とR2 およびR3 は、それぞれ結合し
て環を形成していてもよく、R7 は下記式(b−1)
【0012】
【化9】
【0013】(式中、R5 は炭素数1〜4の2価の炭
化水素基もしくは式(a−2)または(a−3):─(
Ra )k ─S─(Rb )l ─        
(a−2)─(Ra )k ─O─(Rb )l ─ 
       (a−3)(式中、Ra およびRb 
は同一でも異なっていてもよく、炭素数1〜4の2価の
炭化水素基であり、kおよびlは0または1である)で
表される2価の基であり、nは0〜3の整数であり、M
は水素原子またはアルカリ金属である)で表される基で
ある〕で表される酸素含有チオアセタール化合物と、下
記一般式(c):            X−COR
6                        
           (c)〔式中、R6 は1価の
不飽和の脂肪族炭化水素基であり、Xはハロゲン原子で
ある〕で表される酸ハライド化合物とを反応させる工程
を有する、前記一般式(a):
【0014】
【化10】
【0015】〔式中、R1 、R2 、R3 およびR
4 は前記に定義したとおりである〕で表されるチオア
セタール化合物の製造方法を提供するものである
【00
16】以下、本発明の新規なチオアセタール化合物およ
びその製造方法について、詳細に説明する。
【0017】本発明のチオアセタール化合物を表す前記
一般式(a)において、R1 、R2 およびR3 は
同一でも異なっていてもよく、水素原子、炭素数1〜3
の置換または非置換の1価の脂肪族炭化水素基または炭
素数1〜3のアルキル(チオ)エーテル基である。炭素
数1〜3の置換または非置換の1価の脂肪族炭化水素基
の代表例としては、メチル基、エチル基、プロピル基、
イソプロピル基等が挙げられ、炭素数1〜3のアルキル
(チオ)エーテル基の代表例としては、メチルチオ基、
エチルチオ基、プロピルチオ基、イソプロピルチオ基、
メチルチオメチル基、エチルチオメチル基、メチルチオ
エチル基、メチルチオメチルチオメチル基、メチルジチ
オ基、エチルジチオ基、メチルジチオメチル基、メトキ
シ基、エトキシ基、プロポキシ基、メトキシメチル基、
エトキシメチル基等が挙げられる。また、このR1 と
R2 もしくはR1 とR3 、R2 とR3 、また
はR1 とR2 およびR3 は、それぞれ結合して環
を形成していてもよく、例えば、ジチオラン、ジチアン
、トリチアン、トリチオアダマンタン等を形成していて
もよい。
【0018】R4 は前記式(a−1)で表される基で
あり、この式(a−1)において、R5 は炭素数1〜
4の2価の炭化水素基もしくは前記式(a−2)または
(a−3): ─(Ra )k ─S─(Rb )l ─      
  (a−2)─(Ra )k ─O─(Rb )l 
─        (a−3)で表される2価の基であ
る。R5 の炭素数1〜4の2価の炭化水素基の代表例
としては、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、エ
チルメチレン基、メチルエチレン基、ジメチルエチレン
基等が挙げられる。また、式(a−2)および(a−3
)において、Ra およびRb は同一でも異なってい
てもよく、炭素数1〜4の2価の炭化水素基であり、k
およびlは0または1である。このRa またはRb 
の2価の炭化水素基の代表例としては、メチレン基、エ
チレン基、プロピレン基、ブチレン基等のアルキレン基
などが挙げられる。また、R6 は1価の不飽和脂肪族
炭化水素基であり、この1価の不飽和脂肪族炭化水素基
の代表例としては、ビニル基、イソプロペニル基等のア
ルケニル基などが挙げられる。さらに、nは0〜3の整
数である。
【0019】上記式(a)で表されるチオアセタール化
合物の具体例として、下記式で表されるものなどが挙げ
られる。
【0020】
【化11】
【0021】前記一般式(a)で表される本発明のチオ
アセタール化合物の製造は、例えば、α,β−不飽和カ
ルボン酸ハライドと、チオアセタール基を有するアルコ
ールあるいはアルコキシドとを反応させる方法などにし
たがって行うことができる。
【0022】この一般式(a)で表されるチオアセター
ル化合物の製造方法の代表例として、前記一般式(b)
で表される酸素含有チオアセタール化合物と、前記一般
式(c)で表される酸ハライド化合物とを反応させる工
程を有する方法が挙げられる。
【0023】この製造方法において用いられる原料であ
る酸素含有チオアセタール化合物を表す前記一般式(b
)において、R1 、R2 およびR3 は前記一般式
(a)について定義したとおりである。また、前記式(
b−1)において、R5 は式(a−1)で例示された
ものと同じものが挙げられる。Mは水素原子またはアル
カリ金属である。このアルカリ金属の代表例として、ナ
トリウム、カリウム、リチウム等が挙げられる。
【0024】この一般式(b)で表される酸素含有チオ
アセタール化合物の具体例として、2−ヒドロキシメチ
ル−1,3−ジチオラン、2−ヒドロキシメチル−2−
メチル−1,3−ジチオラン、2−ヒドロキシエチル−
2−メチル−1,3−ジチオラン、2−ヒドロキシメチ
ル−1,3−ジチアン、2−ヒドロキシメチル−2−メ
チル−1,3−ジチアン、2−ヒドロキシエチル−1,
3−ジチアン、2−ヒドロキシエチル−2−メチル−1
,3−ジチアン等が挙げられる。
【0025】また、もう一つの原料である酸ハライド化
合物を表す前記一般式(c)において、R6 は1価の
不飽和脂肪族炭化水素基であり、前記式(a−1)につ
いて定義したとおりであり、またXはハロゲン原子であ
り、このハロゲン原子の代表例として、塩素、臭素、ヨ
ウ素等が挙げられる。
【0026】この酸ハライド化合物の具体例として、ア
クリル酸クロライド、メタクリル酸クロライド、アクリ
ル酸ブロマイド、メタクリル酸ブロマイド、アクリル酸
アイオダイド、メタクリル酸アイオダイド等が挙げられ
る。
【0027】この方法において、(前記一般式(b)で
表される酸素含有チオアセタール化合物)/(一般式(
c)で表される酸ハライド化合物)の使用割合は、モル
比で0.1〜10の範囲である。
【0028】反応は、溶媒の存在下に行われる。用いら
れる溶媒の代表例としては、ジエチルエーテル、ジイソ
プロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ベンゼン、ト
ルエン、ジメトキシエタン等の非プロトン性有機溶媒が
挙げられる。
【0029】反応の温度は、使用する原料、溶媒、その
他の条件により適宜選択されるが、通常、−20〜30
℃の範囲が代表的である。
【0030】反応の圧力は、常圧が好ましい。
【0031】また、反応の雰囲気は、窒素雰囲気下が好
ましい。
【0032】また、原料の酸素含有チオアセタール化合
物として、前記一般式(b)におけるMが水素原子であ
る化合物を使用するときは、トリエチルアミン等の塩基
性化合物を反応混合物に加えると、反応が容易に進行す
る点で、有利である。
【0033】以上の反応の結果、得られる反応混合物か
ら目的の化合物である前記一般式(a)で表されるチオ
アセタール化合物を得ることができる。反応混合物から
のチオアセタール化合物の回収は、各種の方法にしたが
って行うことができ、特に制限されない。例えば、反応
混合物にメタノールを加えて、反応混合物中に含まれる
未反応の酸ハライド化合物を揮発性のエステル化合物に
変換して除去する。次いで、反応混合物を水洗し、有機
層を硫酸マグネシウムを加えて乾燥させた後、減圧下に
濃縮して粗生成物を得る。さらに、この粗生成物を精製
すれば、容易に目的の化合物である前記一般式(a)で
表されるチオアセタール化合物を得ることができる。精
製の方法としては、蒸留やヘキサン−酢酸エチル系の溶
離液を用いるシリカゲルカラムクロマトグラフィーによ
る方法などが挙げられる。
【0034】本発明の一般式(a)で表されるチオアセ
タール化合物は、その赤外線吸収スペクトルにおいて、
波数1720cm−1付近において、α,β−不飽和エ
ステル結合に由来する特性吸収を示すため、これによっ
て同定することができる。
【0035】
【実施例】以下、本発明の実施例を挙げ、本発明を具体
的に説明するが、これらの実施例はいかなる点において
も本発明の範囲を限定するものではない。
【0036】(実施例1)2−ヒドロキシメチル−2−
メチル−1,3−ジチオラン8.20gおよびトリエチ
ルアミン11.5mlを、ジイソプロピルエーテル10
0mlに加え、攪拌した。0℃に冷却した後、アクリル
酸クロライド6.09mlをジイソプロピルエーテル1
0mlに溶解してなる溶液を滴下して加え、反応させた
。2時間攪拌した後、メタノール1.5mlを加えて反
応を停止させた。得られた反応混合物に水150mlを
加え、有機層を分離した。残余の水層にジイソプロピル
エーテル100mlで抽出処理を施した。ジイソプロピ
ルエーテル抽出液を合わせて、硫酸マグネシウムで乾燥
し、濃縮した。得られた濃縮液体を、シリカゲルカラム
クロマトグラフィーで精製し、オイル状の反応生成物3
.22gを得た。この反応生成物のRf値、屈折率(n
D 25)、IR測定、 1H−NMR、UV測定、質
量分析および元素分析の測定結果は、下記のとおりであ
った。 Rf値:0.25(シリカゲル:メルク社製5735、
溶離液:ヘキサン/酢酸エチル=9/1混合液)屈折率
(nD 25):1.5385 IR(neat):2925、1720、1500、1
190cm−1  1H−NMR(CDCl3 内部標準):δ  1.
75(s,3H) 3.30(s,4H) 4.22(s,2H) 5.7〜6.6(m,3H) UV(ジイソプロピルエーテル):λmax  236
nm,ε462 MS:M+ 204 元素分析: 測定値:C;49.68,H;6.23,S;28.9
0 計算値:C;49.51,H;6.46,S;29.3
7 以上の結果から、反応生成物は下記式:
【0037】
【化12】
【0038】で表される2−メチル−2−プロペノイル
オキシメチル−1,3−ジチオランであることが確認さ
れた。
【0039】(実施例2)2−ヒドロキシエチル−2−
メチル−1,3−ジチオラン7.50gおよびトリエチ
ルアミン11.5mlを、ジイソプロピルエーテル10
0mlに加え、攪拌した。0℃に冷却した後、アクリル
酸クロライド6.09mlをジイソプロピルエーテル5
0mlに溶解してなる溶液を滴下して加え、反応させた
。2時間攪拌した後、メタノール1.5mlを加えて反
応を停止させた。得られた反応混合物に水150mlを
加え、有機層を分離した。残余の水層にジイソプロピル
エーテル100mlで抽出処理を施した。ジイソプロピ
ルエーテル抽出液を合わせて、硫酸マグネシウムで乾燥
し、濃縮した。得られた濃縮液体を、シリカゲルカラム
クロマトグラフィーで精製し、オイル状の反応生成物1
.76gを得た。この反応生成物のRf値、屈折率(n
D 25)、IR測定、 1H−NMR、UV測定、質
量分析および元素分析の測定結果は、下記のとおりであ
った。 Rf値:0.53(シリカゲル:メルク社製5735、
溶離液:ヘキサン/酢酸エチル=9/1混合液)屈折率
(nD 25):1.5298 IR(neat):2925、1720、1505、1
190cm−1  1H−NMR(CDCl3 内部標準):δ  1.
78(s,3H) 2.30(t,2H) 3.32(s,4H) 4.34(t,2H) 5.78(dd,1H) 6.17(d,1H) 6.32(d,1H) UV(ジイソプロピルエーテル):λmax  241
nm,ε286 MS:M+ 218 元素分析: 測定値:C;46.91,H;5.73,S;32.7
0 計算値:C;47.03,H;5.92,S;31.3
9 以上の結果から、反応生成物は下記式:
【0040】
【化13】
【0041】で表される2−メチル−2−プロペノイル
オキシエチル−1,3−ジチオランであることが確認さ
れた。
【0042】
【発明の効果】本発明のチオアセタール化合物は、文献
未記載の新規な化合物である。この新規なチオアセター
ル化合物は、特に、光学用の高屈折率ポリマーの主成分
として好適である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  下記一般式(a): 【化1】 〔式中、R1 、R2 およびR3 は同一でも異なっ
    ていてもよく、水素原子、炭素数1〜3の置換または非
    置換の1価の脂肪族炭化水素基または炭素数1〜3のア
    ルキル(チオ)エーテル基であり、R1 とR2 もし
    くはR1 とR3 、またはR2 とR3 もしくはR
    1 、R2 とR3 とは、それぞれ結合して環を形成
    していてもよく、R4 は下記式(a−1): 【化2】 (式中、R5 は炭素数1〜4の2価の炭化水素基もし
    くは式(a−2)または(a−3): ─(Ra )k ─S─(Rb )l ─      
      (a−2)─(Ra )k ─O─(Rb )l 
    ─        (a−3)(式中、Ra およびR
    b は同一でも異なっていてもよく、炭素数1〜4の2
    価の炭化水素基であり、kおよびlは0または1である
    )で表される2価の基であり、nは0〜3の整数であり
    、R6 は1価の不飽和脂肪族炭化水素基である)で表
    される基である〕で表されるチオアセタール化合物。
  2. 【請求項2】  下記一般式(b): 【化3】 〔式中、R1 、R2 およびR3 は同一でも異なっ
    ていてもよく、水素原子、炭素数1〜3の置換または非
    置換の1価の脂肪族炭化水素基もしくは炭素数1〜3の
    アルキル(チオ)エーテル基であり、R1 とR2 も
    しくはR1 とR3 、R2 とR3 、またはR1 
    とR2 およびR3 は、それぞれ結合して環を形成し
    ていてもよく、R7 は下記式(b−1): 【化4】 (式中、R5 は炭素数1〜4の2価の炭化水素基もし
    くは式(a−2)または(a−3): ─(Ra )k ─S─(Rb )l ─      
      (a−2)─(Ra )k ─O─(Rb )l 
    ─        (a−3)(式中、Ra およびR
    b は同一でも異なっていてもよく、炭素数1〜4の2
    価の炭化水素基であり、kおよびlは0または1である
    )で表される2価の基であり、nは0〜3の整数であり
    、Mは水素原子またはアルカリ金属である)で表される
    基である〕で表される酸素含有チオアセタール化合物と
    、下記一般式(c):            X−C
    OR6                      
                 (c)〔式中、R6 は1
    価の不飽和の脂肪族炭化水素基であり、Xはハロゲン原
    子である〕で表される酸ハライド化合物とを反応させる
    工程を有する、前記一般式(a):【化5】 〔式中、R1 、R2 、R3 およびR4 は前記に
    定義したとおりである〕で表されるチオアセタール化合
    物の製造方法。
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