JPH04320787A - 穀粒乾燥機の穀粒乾燥室 - Google Patents

穀粒乾燥機の穀粒乾燥室

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JPH04320787A
JPH04320787A JP9042891A JP9042891A JPH04320787A JP H04320787 A JPH04320787 A JP H04320787A JP 9042891 A JP9042891 A JP 9042891A JP 9042891 A JP9042891 A JP 9042891A JP H04320787 A JPH04320787 A JP H04320787A
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grain
chambers
ventilation
drying
chamber
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Reiji Kojiyou
▲れい▼二 小條
Masaki Korehisa
正喜 是久
Hitoshi Ueji
仁志 上路
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、穀粒乾燥機の穀粒乾
燥室に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の穀粒乾燥機は、上部の穀粒貯留室
下側には前後方向に上下二段に複数個の上通風網板間に
穀粒を乾燥する複数個の上穀粒乾燥室、熱風を送風する
複数個の上送風室、及び熱風を排風する複数個の上排風
室を設け、又複数個の下通風網板間に穀粒を乾燥する複
数個の下穀粒乾燥室、熱風を送風する複数個の下送風室
、及び熱風を排風する複数個の下排風室を設け、これら
上側の上通風網板を補強する上補強部材は、前後方向適
宜間隔で上・下端部及び中間部に該各上通風網板を貫通
させた状態に設け、又下側の下通風網板を補強する下補
強部材は、前後方向適宜間隔で上端部及び中間部に該各
下通風網板を貫通させた状態に設け、下端部は集穀樋棚
板で補強した構成の穀粒乾燥室であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】穀粒乾燥機の穀粒貯留
室内に収容された穀粒を乾燥するときは、この貯留室内
の穀粒は、この貯留室から上下二段の各上穀粒乾燥室、
各下穀粒乾燥室及び集穀樋へと流下する循環が行なわれ
ながら、熱風が各上送風室から該各上乾燥室を通過して
各上排風室を経て吸引排風され、又熱風が各下送風室か
ら該各下乾燥室を通過して各下排風室を経て吸引排風さ
れることにより、該各上・下乾燥室を流下中の穀粒は、
この熱風に別々に晒されて乾燥される。
【0004】穀粒を乾燥する該上乾燥室等を形成する各
上通風網板と、該下乾燥室等を形成する各下通風網板と
を同じものにして、上下段を共用使用できる通風網板に
すると共に、組付けを容易にしたり、又組みまちがえの
ないような構成にしようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上部に穀粒
貯留室1を設け、この貯留室1下側には前後方向に上下
二段に複数個の上側の通風網板2間に穀粒を乾燥する複
数個の上穀粒乾燥室3、熱風を送風する複数個の上送風
室4、及び熱風を排風する複数個の上排風室5を設け、
又複数個の下側の該通風網板2間に穀粒を乾燥する複数
個の下穀粒乾燥室6、熱風を送風する複数個の下送風室
7、及び熱風を排風する複数個の下排風室8を設けた穀
粒乾燥機において、上側の該各通風網板2を補強する上
端部と中間部とには上補強部材9を前後方向適宜間隔で
上側の該各通風網板2を貫通させて設け、下端部には下
補強部材10を前後方向適宜間隔に設けると共に、該各
上送風室4、及び該各上排風室5内には上側の該各通風
網板2位置を位置決めする位置決め金具11、及び該下
補強部材10を吊下げ状態に保持する保持具12を設け
たことを特徴とする穀粒乾燥室の構成とする。
【0006】
【発明の作用】穀粒乾燥機の穀粒貯留室1内に収容され
た穀粒を乾燥するときは、この貯留室1内の穀粒は、こ
の貯留室1から各通風網板2で上下二段に形成された各
上穀粒乾燥室3、各下穀粒乾燥室6及び集穀樋へと流下
する循環が行なわれながら、熱風が各上送風室4から該
各上乾燥室3を通過して各上排風室5を経て吸引排風さ
れ、又熱風が各下送風室7から該各下乾燥室6を通過し
て各下排風室8を経て吸引排風されることにより、該各
上・下乾燥室3,6を流下中の穀粒は、この熱風に別々
に晒されて乾燥される。
【0007】穀粒を乾燥する該各上乾燥室3及び該各下
乾燥室6等を形成する該各通風網板2の補強は、両者共
に上端部と中間部とには上補強部材9を該各通風網板2
へ貫通させて設け、該上補強部材9には各位置決め部材
を挿入して該各通風網板2の上端部と中間部とを所定位
置へ保持させると共に補強し、上側の下端部には下補強
部材10を設け、この下補強部材10の前後適宜位置を
保持具12で保持させてたわみを防止すると共に、該各
上送風室4及び該各上排風室5内には位置決めする各位
置決め金具11を挿入して、該各通風網板2下部を所定
位置へ保持させると共に補強し、下側の下端部は該集穀
樋棚板へ装着して所定位置へ保持させると共に補強させ
ている。
【0008】
【発明の効果】この発明により、各通風網板2を補強す
る下補強部材10を、この各通風網板2へ貫通させない
構成としたことにより、上下側が共用使用できることと
なり、このため組みまちがえをなくすることができると
共に、該各通風網板2の補強も容易になった。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図例は、穀粒を乾燥する循環型の上下二段に上
・下穀粒乾燥室3,6を有する穀粒乾燥機13を示すも
のである。この乾燥機13は、前後方向に長い長方形状
で機壁14上部には、移送螺旋を回転自在に内装した移
送樋15及び天井板16を設け、この天井板16下側に
は穀粒を貯留する穀粒貯留室1を形成している。
【0010】前記貯留室1下側には各通風網板2間に形
成する4条の上穀粒乾燥室3を設けて連通させ、この各
上乾燥室3の左右側には上送風室4を3条と、上排風室
5を2条とを設けた構成であり、又これら各上乾燥室3
下側には該各通風網板2間に形成する4条の下穀粒乾燥
室6を設けて連通させ、この各下乾燥室6の左右側には
下送風室7を2条と、下排風室8を3條とを設けた構成
であり、該各下乾燥室6下部には穀粒を繰出し流下させ
る繰出バルブ17を回転自在に軸支した構成としている
【0011】前記各下乾燥室6下側には移送螺旋を回転
自在に内装した集穀樋18棚板19を連通させた構成と
している。前記各通風網板2の前記上・下送風室4,7
及び前記上・下排風室5,8側の前後端部と前後方向適
宜位置とには、上下方向にL字形状の縦棧20及び上下
端部と上下方向中間位置とには、前後方向にL字形状の
横棧21を3段に設けて、この通風網板2自体を補強し
た構成であり、この各通風網板2の前後端部を前記前・
後機壁14,14へボルト及びナット等で着脱自在に装
着する構成としている。
【0012】前記上・下側の各通風網板2の前後方向適
宜位置で、上端部と上下方向中間部位置とには、一端部
が曲折した上補強部材9を前記左・右機壁14,14と
各通風網板2とを貫通させて、他端部をナット等で着脱
自在に装着する構成であり、この各上補強部材9には該
各通風網板2位置を位置決めする各位置決め部材22を
挿入した構成である。上側の該通風網板2下端部には、
左右両側の補強板23と中間部の補強棒24とよりなる
下補強部材10を、該左・右機壁14,14へ前後方向
適宜位置に着脱自在に装着する構成であり、前記上送風
室4及び前記上排風室8内には、該各通風網板2の下部
位置を位置決めするコ字形状で該縦棧20を挿入の切欠
部25を有する各位置決め金具11を設けると共に、該
下補強部材10のたわみを防止するU字形状の保持具1
2を該位置決め金具11へボルト及びナット等で装着し
て、この下補強部材10を保持する構成である。下側の
該通風網板2下端部は、前記集穀樋18棚板19へボル
ト及びナット等で着脱自在に装着して補強した構成とし
ている。
【0013】前記機壁14正面側において、前記上・下
送風室4,7入口側に対応すべくこの機壁14外側面に
は、上・下送風路室26,27を形成し、これら上・下
送風路室26,27にはバーナ28を内装したバーナケ
ース29を着脱自在に装着すると共に、この各バーナ2
8、水分センサ30及び前記乾燥機13を張込、乾燥及
び排出の各作業別に始動及び停止操作する操作装置31
を着脱自在に装着して設けた構成としている。
【0014】又前記機壁14の背面側には前記各上・下
排風室5,8に連通する上・下排風路室32,33を形
成し、この上・下排風路室32,33中央後部側各排風
胴34には各排風機35及びこの各排風機35を回転駆
動する各排風機モータ36を設けている。37はバルブ
モータで前記各繰出バルブ17を減速機構を介して回転
駆動する構成としている。
【0015】前記各バーナケース29下板外側には、燃
料バルブを有する燃料ポンプ38を設け、この各燃料バ
ルブの開閉によりこの各燃料ポンプ38で燃料タンク3
9内の燃料を吸入して前記各バーナ28へ供給する構成
であり、又各上板外側には、送風機40を変速回転駆動
する変速用の送風機モータ41を設け、供給燃料量に見
合った燃焼用空気を該各バーナ28へこの各送風機40
で送風する構成としている。
【0016】前記移送樋15底板の前後方向中央部には
、移送穀粒を前記貯留室1内へ供給する供給口を設け、
この供給口の下側にはこの貯留室1内へ穀粒を均等に拡
散還元する拡散盤42を設けた構成としている。昇穀機
43は、前記機壁14前外部に設けられ、内部にはバケ
ットコンベア44付ベルトを張設してなり、上端部は、
前記移送樋15始端部との間において投出筒45を設け
て連通させ、下端部は、前記集穀樋18終端部との間に
おいて供給樋46を設けて連通させた構成としている。
【0017】47は昇穀機モータで、該バケットコンベ
ア44付ベルト、前記移送樋15内の前記移送螺旋及び
前記拡散盤42等を回転駆動する構成としている。前記
昇穀機43の上下方向ほぼ中央部には、穀粒水分を検出
する前記水分センサ30を設けている。この水分センサ
30は前記操作装置31からの電気的測定信号の発信に
より、水分モータ48が回転してこの水分センサ30の
各部が回転駆動されて前記バケットコンベア44で上部
へ搬送中に落下する穀粒を受け、この穀粒を挟圧粉砕す
ると共に、この粉砕穀粒の水分を検出する構成としてい
る。
【0018】前記操作装置31と前記各モータ36,3
6,37,47等とは各コード49で連接した構成であ
り、前記側機壁14隅部にステー50を設け、このステ
ー50にカバー51をボルト及びナット等で着脱自在に
装着した構成とし、このカバー51内へ該各コード49
を収納した構成として、ネズミ等によるこの各コード4
9の破損を防止する構成としている。
【0019】以下、上記実施例の作用について説明する
。操作装置31を操作することにより、穀粒乾燥機13
の各部、各バーナ28及び水分センサ30等が始動し、
該各バーナ28から熱風が発生し、この熱風は各上・下
送風室4,7から各上・下穀粒乾燥室3,6を通過して
各上・下排風室5,8及び上・下排風路室32,33を
経て各排風機35で吸引排風されることにより、穀粒貯
留室1内へ収容された穀粒は、この貯留室1から該各上
・下乾燥室3,6内を流下中にこの熱風に晒されて乾燥
され、各繰出バルブ17で下部へと繰出されて流下して
集穀樋18から供給樋46を経て昇穀機43内へ下部の
移送螺旋で移送供給され、バケットコンベア44で上部
へ搬送されて投出筒45を経て移送樋15内へ供給され
、この移送樋15から拡散盤42上へ上部の移送螺旋で
移送供給され、この拡散盤42で該貯留室1内へ均等に
拡散還元されて循環乾燥され、該水分センサ30が検出
する穀粒水分が仕上目標水分に達すると、該乾燥機13
が該操作装置31で自動停止されて穀粒の乾燥が停止さ
れる。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の一実施例を示すものである。
【図1】図5のA−A断面図
【図2】上・下補強部材等の拡大斜視図
【図3】通風網
板の拡大側面図
【図4】図3のB−B断面図
【図5】穀粒乾燥機の一部破断せる全体側面図
【図6】
図5のC−C拡大断面図
【図7】穀粒乾燥機の拡大正面斜視図
【符号の説明】
1    穀粒貯留室 2    通風網板 3    上穀粒乾燥室 4    上送風室 5    上排風室 6    下穀粒乾燥室 7    下送風室 8    下排風室 9    上補強部材 10    下補強部材 11    位置決め金具 12    保持具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  上部に穀粒貯留室1を設け、この貯留
    室1下側には前後方向に上下二段に複数個の上側の通風
    網板2間に穀粒を乾燥する複数個の上穀粒乾燥室3、熱
    風を送風する複数個の上送風室4、及び熱風を排風する
    複数個の上排風室5を設け、又複数個の下側の該通風網
    板2間に穀粒を乾燥する複数個の下穀粒乾燥室6、熱風
    を送風する複数個の下送風室7、及び熱風を排風する複
    数個の下排風室8を設けた穀粒乾燥機において、上側の
    該各通風網板2を補強する上端部と中間部とには上補強
    部材9を前後方向適宜間隔で上側の該各通風網板2を貫
    通させて設け、下端部には下補強部材10を前後方向適
    宜間隔に設けると共に、該各上送風室4、及び該各上排
    風室5内には上側の該各通風網板2位置を位置決めする
    位置決め金具11、及び該下補強部材10を吊下げ状態
    に保持する保持具12を設けたことを特徴とする穀粒乾
    燥室。
JP3090428A 1991-04-22 1991-04-22 穀粒乾燥機の穀粒乾燥室 Expired - Lifetime JP2973559B2 (ja)

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