JPS60259884A

JPS60259884A - 穀粒乾燥機の熱風温度制御装置

Info

Publication number: JPS60259884A
Application number: JP11568384A
Authority: JP
Inventors: 蔵本　高二; 博昭白石
Original assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Current assignee: Iseki and Co Ltd; Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date: 1984-06-05
Filing date: 1984-06-05
Publication date: 1985-12-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は、穀粒乾燥機の温度制御装置に関する。

発明が解決しようとする問題点穀粒を乾燥室から昇穀機を経て調質室へ還元しながら循
環乾燥する乾燥機では、例えば、乾燥室内の穀粒を繰出
バルブで繰出し、下部ラセン移送樋でこの繰出し穀粒を
供給樋内へ移送排出させ、この供給樋を経て昇穀機内へ
供給し、昇穀機で上部へ搬送させ、上部ラセン移送樋で
移送させて調質室内へ還元する循環を繰返し、該乾燥室
内を流下中の穀粒は、バーナで発生する熱風が該乾燥室
を横断通風し、この熱風にさらされて乾燥されるが、乾
燥機内に収容し乾燥する穀粒が枝梗付着粒の多い穀粒で
ある場合や、藁屑の混入の多い穀粒である場合等のとき
は、該乾燥室内を流下する穀粒密度が粗となり、該乾燥
室を横断通風する熱風に抵抗が少ないため熱風の通過が
早くなり、該乾燥室を流下中の穀粒が熱風にさらされる
時間が少ないため乾燥速度が低下することがあった。

問題を解決するための手段この発明は、穀粒乾燥室（１）を流下する穀粒密度をセ
ンサー（２）で検出して、この検出量の一定以下により
該乾燥室（１）へ送風すべき熱風温度を高温にすべくバ
ーナ（３）を制御連動構成してなる穀粒乾燥機の熱風温
度制御装置の構成とする。

発明の作用、および効果乾燥室（１）内を流下させる穀粒は、バーナ（３）で発
生する熱風が該乾燥室（１）を通風する間にさらされて
乾燥されるが、該乾燥室（１）内を流下する穀粒が、枝
梗付着粒の多い穀粒の場合や、藁屑の混入の多い穀粒の
場合等のときは、該乾燥室（１）内の穀粒密度が相とな
り、該乾燥室（１）のセンサー（２）が、該乾燥室（１
）を流下する穀粒密度が一定量以下になったことを検出
すると、該バーナ（３）が制御されて該乾燥室（１）へ
送風する熱風温度を高温にして、該乾燥室（１）内の穀
粒が枝梗付着粒の多い穀粒である場合や、藁屑の混入の
多い穀粒である場合等であっても、該乾燥室（１）へ通
風する熱風を高温度にして乾燥速度の低下を自動的に防
１トすることができる。

実施例なお図例において、乾燥機（４）の機壁は前後方向に長
い平面視長方形状で、前後壁板（５）、（５）及び左右
壁板（６）、（６）よりなり、この前壁板（５）に、操
作ボックス（７）及び水分測定装置（８）を着脱自在に
装着し、この機壁上部に天井板（９）、（９）を有する
構成である。

この機壁の左右中央部に位置して前後に亘る正面視口字
状の下部ラセン移送樋（１０）を設け、この下部ラセン
移送樋（１０）−ヒに正面視Ｖ字状の集穀室（１１）を
形成し、この集穀室（１１）上に垂直状に乾燥室（１）
、（１）を左右通風網板間に形成して連通させ、この乾
燥室（１）、（１）の下部に繰出バルブ（１２）、（１
２）を設けている。各通風網板上方に傾斜板を、下部に
仕切板を設け、内側通風網板間に送風室（１３）を形成
して、該前壁板（５）部に設けたバーナ（３）と連通さ
せ、このバーナ（３）は、該操作ボックス（７）で燃料
ポンプ（２３）を電気的に制御し、該バーナ（３）に燃
焼用燃料を供給する構成である。左右外側通風網板と該
左右壁板（６）、（６）との間に形成する排風室（１４
）は、該後壁板（５）部に設けた排風機（１５）と連通
させている。該乾燥室（１）、（１）上側には調質室（
１８）を形成し、この調質室（１Ｂ）上の天井板（９）
、（９）部に沿って上部ラセン移送樋（１７）を設け、
この上部ラセン移送樋（１７）の中央部に移送穀粒をこ
の調質室（１６）内へ供給する供給口を開口し、この供
給口の下部に拡散盤（１８）を設けている。

昇穀機（１８）は、該前壁板（５）前部に着脱自在に装
着し、内部にバケットコンベアー（２０）ベルトを」二
下プーリ間に張設し、この上側プーリは上下に調節自在
とし、外壁部に該バケットコンベアー（２０）を駆動す
るモータを設け、この昇穀機、（＋１３）の上端部に投
出筒（２１）を該上部ラセン（１７）前端部と連通させ
、該前壁板（５）外側に位置させて着脱自在に設け、こ
の昇穀機（１９）の下端部と該下部ラセン移送樋（ｌＯ
）端との間は該前壁板（５）外側に位置させた供給樋（
２２）で連通し、この供給樋（２２）向上に、該乾燥室
（１）内の穀粒密度を検出するセンサー（２）を設け、
このセンサー（２）は、回動自在な口字状の検出板とス
イッチとよりなり、該供給樋（２２）内に該下部ラセン
移送樋（ｌＯ）で移送排出される穀粒量が一定量以下の
ときに、該検出板が下方に下りスイッチが入り検出する
構成で、一定量以上のときに、検出板が上方に回動され
てスイッチが切れる構成であり、該センサー（２）の検
出と同時に、該操作ボックス（７）で制御する燃料ポン
プ（２３）が制御され、該バーナ（３）へ供給する燃焼
用燃料を増加させる連動構成であり、該バーナ（３）で
発生する熱風が高温となる構成である。

前壁板（５）部に設けたバーナ（３）より発生した熱風
が後壁板（５）部に設けた排風機（１５）に吸われるこ
とにより、通風網板で形成した乾燥室（１）を横断通風
し、乾燥機（４）内に収容した穀粒は、該乾燥室（１）
内を流下中にこの熱風にさらされながら乾燥され、繰出
バルブ（１２）で下部へ繰出され、下部ラセン移送樋（
１ｏ）で供給樋（２２）内へ移送排出され、昇穀機（１
８）で上部に搬送され、上部ラセン移送樋（１７）で供
給口まで移送され、拡散盤（１８）で調質室（１６）内
へ均等に飛散還元され、循環乾燥されて規定水分に達す
ると操作ボックス（７）で自動制御して該乾燥機（４）
が自動停止するが、該乾燥機（４）内に収容し乾燥する
穀粒が枝梗付着粒が多い穀粒である場合や、藁屑が多い
穀粒である場合等のときは、該乾燥室（１）、（１）内
の穀粒密度が粗となり、このため該繰出バルブ（１２）
、（１２）で繰出す穀粒量が少なくなり、該下部ラセン
移送樋（１０）で該供給樋（２２）内へ移送排出する穀
粒量が少なく、該供給樋（２２）内に設けたセンサー（
２）が、該乾燥室（１）、（１）内の穀粒密度が粗であ
ると検出すると同時に、該操作ボックス（７）で制御さ
れる燃料ポンプ（２３）が、該バーナ（３）に供給する
燃焼用燃料を増加させるよう連動され、該乾燥室（１）
、（１）を横断通風する熱風温度を高温とする。該セン
サー（２）と該乾燥室（１）へ送風される熱風温度とが
連動する構成であるため、枝梗付着粒の多い穀粒や、藁
屑の多い穀粒であっても乾燥速度は向上し、常に安定し
た乾燥速度で乾燥作業を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図は正面
図、第２図は側面図、第３図は第２図のＡ−Ａ断面図、
第４図はその一部の拡大断面図である。図中、符号（１）は乾燥室、（２）はセンサー（３）は
バーナを示す。特許出願人の名称井関農機株式会社代表者　井　関　昌　孝第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

穀粒乾燥室（１）を流下する穀粒密度をセンサー（２）
で検出して、この検出量の一定以下により該乾燥室（１
）へ送風すべき熱風温度を高温にすべくバーナ（３）を
制御連動構成してなる穀粒乾燥機の熱風温度制御装置。