JPH04320093A - パッドの接続方法 - Google Patents

パッドの接続方法

Info

Publication number
JPH04320093A
JPH04320093A JP3086418A JP8641891A JPH04320093A JP H04320093 A JPH04320093 A JP H04320093A JP 3086418 A JP3086418 A JP 3086418A JP 8641891 A JP8641891 A JP 8641891A JP H04320093 A JPH04320093 A JP H04320093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pad
inner layer
layer pattern
pattern
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3086418A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Yoshimura
英明 吉村
Kiyokazu Moriizumi
清和 森泉
Kiyotaka Seyama
清隆 瀬山
Masanori Gotou
後藤 正伯
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP3086418A priority Critical patent/JPH04320093A/ja
Publication of JPH04320093A publication Critical patent/JPH04320093A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板に形成された内層
パターンとパッドとの接続部を必要に応じて、切断し、
該パッドに対して新たな入出力信号の接続を行うディス
クリートワイヤによる接続替えが行われるように形成さ
れたパッドの接続方法に関する。
【0002】半導体素子などの電子部品を実装するセラ
ミック材より成る基板では、該電子部品の実装面には内
層パターンに接続される複数のパッドを配設し、所定の
該パッドに該電子部品の端子を固着させることで該電子
部品の実装が行われ、該電子部品に対する入出力信号が
該内層パターンを介して行われるようる形成されている
【0003】このような入出力信号は、該電子部品に形
成された回路網の変更などによって該内層パターンの接
続替えを行う改造作業が必要となる場合があり、このよ
うな改造では、一般的に、既に接続されていた内層パタ
ーンの接続を所定箇所で切断する一方、新たな内層パタ
ーンの接続を行うようディスクリートワイヤによる布設
が行われる。
【0004】しかし、このような改造作業には多くの工
数を要するため、改造作業を容易にすることで作業工数
の削減が図られることが望まれている。
【0005】
【従来の技術】従来は図10の従来の斜視図( その1
)および図11の従来の斜視図( その2)に示すよう
に構成されていた。
【0006】図10に示すように、電子部品9 を形成
するパッケージ9Aには端子部3 である入出力ピン3
Aが設けられ、入出力ピン3Aをセラミック材より成る
基板1 の実装面1Aに配設された接続パッド30に半
田27によって固着し、パッケージ9Aが実装面1Aに
実装されるように形成されている。
【0007】このような接続パッド30には、予備半田
付けが行われ、それぞれの入出力ピン3Aを所定の接続
パッド30に位置決めし、加熱することで予備半田を溶
融させることで半田27による固着が行われる。
【0008】また、接続パッド30には、接続パターン
34によって引出パッド31が接続され、引出パッド3
1には、引出パターン33を介してビア36A が接続
され、更に、ビア36A を介して内層パターン( 図
示されていない) が接続され、これらの引出パッド3
1は、接続パッド30の近傍に位置するようパッケージ
9Aの実装エリア内に配設され、また、パッケージ9A
の実装エリアの周囲には中継パッド32が配設されるよ
うに形成されている。
【0009】この場合、パッケージ9Aに接続される入
出力信号は、内層パターンからビア36A と引出パタ
ーン33とを介して引出パッド31に伝播され、更に、
引出パッド31から接続パターン34と接続パッド30
を介して入出力ピン3Aに伝播される。
【0010】そこで、改造などによって所定の入出力ピ
ン3Aに対する入出力信号の接続替えを行う場合は、A
 部に示すように、引出パターン33を切断し、内層パ
ターンが接続されたビア36A と引出パッド31との
間の電気導通を断ち切り、引出パターン33を切断した
引出パッド31と、所定の中継パッド32との間にディ
クリートワイヤ8Bを布設し、更に、中継パッド32か
ら所定の内層パターンに接続するようディクリートワイ
ヤ8Aの布設を行い、ディクリートワイヤ8Aと8Bと
の布設により入出力ピン3Aには新たな入出力信号の接
続が行われていた。
【0011】したがって、入出力信号の接続替え作業は
、先づ、中継パッド32にディクリートワイヤ8Aを布
設し、パッケージ9Aを実装面1Aから取外し、次に、
引出パターン33の切断を行い、引出パッド31と中継
パッド32との間にディクリートワイヤ8Bの布設を行
い、ディクリートワイヤ8Bの布設が終了することでパ
ッケージ9Aを再度実装面1Aに実装することで行われ
る。
【0012】この場合の引出パッド31は、電源の供給
が行われる入出力ピン3Aを除く、入出力信号の接続が
行われる入出力ピン3Aに対応して、一対一になるよう
設ける必要があるが、パッケージ9Aの実装エリアの周
囲に配設される中継パッド32の数は、引出パッド31
の数より若干少なくし、実装密度の効率化が図れるよう
配慮されている。
【0013】また、図11の場合は、電子部品9 を形
成するパッケージ9Bには端子部3 である入出力パッ
ド3Bが設けられ、入出力パッド3Bをセラミック材よ
り成る基板1 の実装面1Aに配設された接続パッド3
0にバンプ26によって固着し、パッケージ9Bが実装
面1Aに実装されるように形成されている。
【0014】このような接続パッド30には、予め、バ
ンプ26を固着し、それぞれの入出力パッド3Bを所定
の接続パッド30に位置決めし、加熱することでバンプ
26を溶融させることで接続パッド30が入出力パッド
3Bに固着されている。
【0015】また、パッケージ9Bの実装エリアの周囲
には引出パッド31が配設され、更に、引出パッド31
にはビア36C を設けた引出パターン33と、所定の
入出力信号を伝播する内層パターン( 図示されていな
い) とがそれぞれ接続され、ビア36C と、接続パ
ッド30に設けられたビア36B との間には絶縁層2
 の積層によって形成された内層パターン20が設けら
れるように形成されている。
【0016】この場合、パッケージ9Bに接続される入
出力信号は、内層パターンからビア36C と、引出パ
ターン33と、引出パッド31とを介して内層パターン
20に伝播され、更に、内層パターン20から接続パッ
ド30と、バンプ26とを介して入出力パッド3Bに伝
播されることで行われる。
【0017】そこで、改造などによって所定の入出力パ
ッド3Bに対する入出力信号の接続替えを行う場合は、
A 部に示すように、引出パターン33を切断し、内層
パターンが接続されたビア36C と、引出パッド31
との間の電気導通を断ち切り、引出パターン33を切断
した引出パッド31にディクリートワイヤ8Aを布設し
、ディクリートワイヤ8Aの布設により入出力パッド3
Bには、新たな入出力信号の接続が行われていた。
【0018】したがって、入出力信号の接続替え作業は
、先づ、引出パターン33の切断を行い、次に、引出パ
ッド31にディクリートワイヤ8Aの布設を行い、ディ
クリートワイヤ8Aの布設が終了することで行われる。
【0019】この場合の引出パッド31は、電源の供給
が行われる入出力パッド3Bを除く、入出力信号の接続
が行われる入出力パッド3Bに対応して一対一になるよ
う設けられている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図10に示す
パッケージ9Aが実装された実装エリア内に引出パッド
31を配設し、実装エリアの周囲に中継パッド32を配
設する構成では、入出力信号の伝播線路を最短にするこ
とが行えるが、入出力信号の接続替えを行う改造作業に
はパッケージ9Aを実装面1Aから取り外した後、パッ
ケージ9Aの実装エリア内に引出しのためのディスクリ
ートワイヤ8Bの布設が必要である。
【0021】このディスクリートワイヤ8Bを布設する
時は、ディスクリートワイヤ8Bを所定の長さに切断し
、両端の被覆を除去して半田付けしなければならないた
め、改造に手間がかかることになる。また、ディスクリ
ートワイヤ8Bの布設本数が多数になるとディスクリー
トワイヤ8Bの高さが入出力ピン3Aより高くなるので
パッケージ9Aを再実装する時、入出力ピン3Aの先端
が浮き上がり、接続パッド30に対する位置決めが困難
となり、特別な位置決め治具が必要となる問題があった
【0022】一方、図11に示すパッケージ9Bが実装
された実装エリアの周囲に引出パッド31を配設する構
成では、入出力信号の接続替えを行う改造作業時は、単
に引出パッド31にディスクリートワイヤ8Aを布設す
るだけで良く、前述の図10の場合に比較して、改造作
業が簡単となるが、実装エリアの周囲に多数の引出パッ
ド31を配設することで実装効率が悪くなり、更に、接
続される入出力信号は、常に、パッケージ9Bの実装エ
リアの周囲に配設された引出パッド31に一端接続され
てから内層パターン20を介して接続パッド30に伝播
されることになり、前述の図10の構成に比較して、入
出力信号の伝播線路が長くなる問題を有していた。
【0023】そこで、本発明では基板に於ける入出力信
号の接続替えによる改造作業を容易に、しかも、該入出
力信号の伝播線路長を極力短く形成することを目的とす
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】図1は本第1の発明の原
理説明図であり、図1に示すように、基板1の実装面1
Aに配設された第1と第2のパッド11,12 と、該
第1のパッド11に接続されることで該基板1 の実装
面1Aに配設された第3のパッド13と、表面パターン
17によって該第1のパッド14に接続された第1の内
層パターン21と、絶縁層2 を介して該第3のパッド
13に対向するように形成され、かつ、該第2のパッド
12に接続された第2の内層パターン22とを備え、必
要に応じて、該表面パターン17の所定箇所を切断し、
該第1のパッド11と該第1の内層パターン21との接
続を断つと共に、該第3のパッド13と該絶縁層2 と
を貫通させることで該第2の内層パターン22を露出さ
せる貫通穴5 を加工し、該第3のパッド13と該第2
の内層パターン22とを接続するように構成する。
【0025】また、図2は本第2の発明の原理説明図で
あり、図2の(a)(b)に示すように、基板1 の実
装面1Aに配設された第1と第2のパッド11,12 
と、該基板1 の実装面1Aに配設され、かつ、2つに
分割された導体片14−1,14−2 より成る第4の
パッド14と、表面パターン17によって該第1のパッ
ド11に接続された第1の内層パターン21と、該第2
のパッド12に接続された第3の内層パターン23とを
備え、一方の該導体片14−1が該第1のパッド11に
接続され、他方の該導体片14−2が該第3の内層パタ
ーン23に接続されるように形成し、必要に応じて、該
表面パターンの所定箇所を切断し、該第1のパッド11
と該第1の内層パターン21との接続を断つと共に、該
導体片14−1,14−2 の互いを接続するように構
成する。
【0026】更に、図3は本第3の発明の原理説明図で
あり、図3の(a)(b)に示すように、基板1 の実
装面1Aに配設された第1と第2と第5のパッド11,
12,15と、表面パターン17によって該第1のパッ
ド11に接続された第1の内層パターン21と、該第2
のパッド12と該第5のパッド15とを接続した第4の
内層パターン24と、該実装面1Aに実装された電子部
品9 とを備え、該第1のパッド11にバンプ26を固
着させることで該電子部品9 の電極10に第1の内層
パターン21の接続が行われ、必要に応じて、該第1の
パッド11に固着されたバンプ26を除去し、該第1の
パッド11と該電極10との接続を断つと共に、該第5
のパッド15にバンプ26を固着することで該電極10
に第4の内層パターン24が接続されるように、前記第
1のパッド11に前記バンプ26を固着するように構成
する。
【0027】このように構成することによって前述の課
題は解決される。
【0028】
【作用】即ち、第1の発明は基板1 の実装面1Aに配
設された第1のパッド11には第1の内層パターン21
に接続された表面パターン17と、第3のパッド13と
が接続され、第2のパッド12に接続された第2の内層
パターン22を第3のパッド13の真下に位置させるよ
うにし、第1のパッド11に端子部3 を接続し、通常
では所定の入出力信号が第1の内層パターン21から表
面パターン17と第1のバッド11とを介して端子部3
 に伝播されており、新たな入出力信号を端子部3 に
接続したい場合は、表面パターン17の所定箇所を切断
し、第1のパッド11と第1の内層パターン21との接
続を断ち、第2のパッド12にディスクリートワイヤ4
 を接続し、更に、第3のパッド13の中央部に貫通穴
5 を設け、第2の内層パターン22を露出させ、第3
のパッド13にスタッドバンプ6 を固着し、スタッド
バンプ6によって第3のパッド13を第2の内層パター
ン22に接続することでディスクリートワイヤ4 から
第2のパッド12と、第2の内層パターン22と、第3
のパッド13と、第1のパッド11とを介して、新たな
入出力信号が端子部3 に伝播されるようにしたもので
ある。
【0029】したがって、従来の図10に示す接続替え
するためのパッケージ9Aの実装エリア内にディスクリ
ートワイヤ8Bを布設することは、本第1の発明では第
3のパッド13に貫通穴5 を設け、スタッドバンプ6
 を固着させることで行え、従来のディスクリートワイ
ヤ8Bの布設が不要となり、改造作業を容易にことがで
きる。
【0030】また、従来の図11に示す入出力信号の伝
播が、常に、パッケージ9Bの実装エリアの周囲に配設
された引出パッド31を介して行われるような迂回させ
ることなく、本第1の発明では第1のパッド11の近傍
に位置するよう配設された表面パターン17によって行
われることで、従来に比較して入出力信号の伝播線路を
短く形成することができる。
【0031】また、第2の発明は基板1 の実装面1A
に配設された第1のパッド11には第1の内層パターン
21に接続された表面パターン17を接続し、第1のパ
ッド11の近傍に配設された第4のパッド14を2 分
割された導体片14−1と14−2とによって形成し、
一方の導体片14−1を第1のパッド11に接続し、他
方の導体片14−2を第2のパッド12に接続された第
3の内層パターン23に接続させ、第1のパッド11に
端子部3 を接続し、通常では所定の入出力信号が第1
の内層パターン21から表面パターン17と第1のバッ
ド11とを介して端子部3 に伝播されており、新たな
入出力信号を端子部3 に接続したい場合は、表面パタ
ーン17の所定箇所を切断し、第1のパッド11と第1
の内層パターン21との接続を断ち、第2のパッド12
にディスクリートワイヤ4 を接続し、更に、第4のパ
ッド14に、例えば、スタッドバンプ6 を固着し、ス
タッドバンプ6 によって導体片14−1と14−2と
を接続することでディスクリートワイヤ4 から第2の
パッド12と、第3の内層パターン23と、第4のパッ
ド14と、第1のパッド11とを介して、新たな入出力
信号が端子部3 に伝播されるようにしたものである。
【0032】したがって、前述のような接続替えするた
めに貫通穴5 を設け、第2の内層パターン22を露出
させることは不要となり、本第2の発明では第4のパッ
ド14にスタッドバンプ6 を固着させることで良く、
前述に比較して、更に改造作業を容易にことができる、
また、このような第4のパッド14は第1のパッド11
の近傍に位置させることができ、前述と同様に入出力信
号の伝播線路を短く形成することができる。
【0033】更に、第3の発明は基板1 の実装面1A
に第1と第2と第5のパッド11,12 と、15とを
配設し、表面パターン17によって第1の内層パターン
21を第1のパッド11に接続し、第2のパッド12と
第5のパッド15との間には第4の内層パターン24を
接続し、実装面1Aに実装される電子部品9 には第1
のパッド11と、第5のパッド15とに対向した電極1
0を設け、第1のパッド11と、第5のパッド15との
いずれかにバンプ26を固着させることで、第1のパッ
ド11が電極10に、または、第5のパッド15が電極
10に接続されるように形成し、通常では、第1のパッ
ド11にバンプ26を固着させ、所定の入出力信号が第
1の内層パターン21から第1のパッド11を介して電
極10に伝播されており、新たな入出力信号を電極10
に接続したい場合は、第1のパッド11に固着されたバ
ンプ26を除去し、第5のパッド15にバンプ26を固
着させ、更に第2のパッド12にディスクリートワイヤ
4 を布設することで、ディスクリートワイヤ4 から
第2のパッド12と、第4の内層パターン24と、第5
のパッド15とを介して、新たな入出力信号が電極10
に伝播されるようにしたものである。
【0034】したがって、電子部品9 には第1のパッ
ド11と、第5のパッド15とに対向した電極10を設
ける必要があるが、接続替えするための切断はバンプ2
6の除去によって行え、また、接続はバンプ26の固着
によって行え、前述のような表面パターン17の切断お
よびスタッドバンプ6 は不要となり、更に改造作業を
容易にことができる。
【0035】
【実施例】以下本発明を図4〜図9を参考に詳細に説明
する。図4は本第1の発明による一実施例の斜視図, 
図5は本第1の発明の要部説明図で、(a) 〜(e)
 は接続パッドと引出パッドのと接続説明図, 図6は
本第2の発明による一実施例の斜視図,図7は本第2の
発明の要部説明図で、(a) 〜(e) は接続パッド
と引出パッドのと接続説明図, 図8は本第3の発明に
よる一実施例の斜視図, 図9は本第3の発明の要部説
明で、(a) 〜(c) は接続パッドとサブ接続パッ
ドとの接続説明図である。全図を通じて、同一符号は同
一対象物を示す。
【0036】図4に示すように、基板1 の実装面1A
には第1のパッド11である接続パッド11A と、第
2のパッド12である中継パッド12A と、第3のパ
ッド13である引出パッド13A とを配設し、一端が
中継パッド12A に接続され、他端が引出パッド13
A の真下に位置されるように絶縁層2 によって覆わ
れた第2の内層パターン22を設けるように形成したも
のである。
【0037】また、接続パッド11A と、引出パッド
13A とは接続パターン34によって接続され、接続
パッド11A には表面パターン17が接続されている
。そこで、基板1 に実装すべき電子部品9が端子部3
 として電極3Bを設けるように形成されたパッケージ
9Bであれば接続パッド11A にバンプ26を固着し
、バンプ26を電極3Bに接続することで電子部品9 
の実装が行われる。
【0038】このような構成では、図5の(a) に示
すように、接続パッド11A に接続さた表面パターン
17にはビア35A によって第1の内層パターン21
が更に接続され、通常では、第1の内層パターン21に
よって入出力信号が電極3Bに伝播される。
【0039】このような第1の内層パターン21によっ
て伝播される入出力信号を改造などによって新たな入出
力信号を電極3Bに伝播させるようにする場合は、図4
に示すように、先づ、中継パッド12A にディスクリ
ートワイヤ4 を接続すると共に、パッケージ9Bを取
り外し、A 部に示すように表面パターン17を切断す
る。このような切断は、例えば、レーザビームなどの照
射によって容易に切断を行うことができる。
【0040】次に、図5の(b) に示すように、引出
パッド13A の中央部に所定のビーム径のレーザビー
ムを照射し、引出パッド13A と絶縁層2 とを貫通
させ、第2の内層パターン22を露出させる貫通穴5 
を加工し、(c) に示すように、引出パッド13A 
に導電材より成るスタッドバンプ6 の固着を行う。こ
のようなスタッドバンプ6 の固着は、スタッドバンプ
を形成するツールを引出パッド13A の直上に位置さ
せ、溶融された球状の導電材を引出パッド13A に押
圧することで行え、スタッドバンプ6 の固着によって
引出パッド13A と、第2の内層パターン22との接
続が行われる。
【0041】この場合、引出パッド13A と、第2の
内層パターン22との接続を、より確実にするため、引
出パッド13A に固着したスタッドバンプ6 にレー
ザビームを照射し、スタッドバンプ6 を溶融させるこ
とを行っても良い。
【0042】最後に、(d) に示すように、接続パッ
ド11A にバンプ26を固着し、パッケージ9Bを再
度、取り付けを行う。また、このような接続パッド11
A には(e) に示すように、半田27によって入出
力ピン3Aの接続を行うことができるので、電子部品9
 の端子部3 が入出力ピン3Aによって形成されたパ
ッケージ9Aを同様に実装させることもできる。
【0043】したがって、入出ピン3Aまたは電極3B
に対して、第1の内層パターンによって伝播されていた
入出力信号が断たれ、ディスクリートワイヤ4 によっ
て接続された入出力信号が中継パッド12A と、第2
の内層パターン22と、引出パッド13A と、接続パ
ターン34と、接続パッド11A とを介して伝播され
ることになる。
【0044】このような構成では表面パターン17によ
って第1の内層パターンが接続パッド11A に直接接
続されることで入出力信号の伝播線路を短く形成するこ
とができ、更に、入出引出パッド13A はパッケージ
9Aまたは9Bの実装エリア内に配設させることが行え
るので、実装効率を向上させることができる。
【0045】また、図6の場合は、基板1 の実装面1
Aには第1のパッド11である接続パッド11A と、
第2のパッド12である中継パッド12A と、第4の
パッド14である引出パッド14A とを配設すると共
に、引出パッド14A を2 つの導体片14−1と1
4−2とによって形成し、一端が中継パッド12A に
接続され、他端が引出パッド14A の導体片14−2
に接続されるように絶縁層2 によって覆われた第3の
内層パターン23を設けるように形成したものである。
【0046】また、接続パッド11A と、引出パッド
14A の導体片14−1とは接続パターン34によっ
て接続され、接続パッド11A には表面パターン17
が接続されている。そこで、基板1 に実装すべき電子
部品9 が端子部3 として電極3Bを設けるように形
成されたパッケージ9Bであれば接続パッド11A に
バンプ26を固着し、バンプ26を電極3Bに接続する
ことで電子部品9の実装が行われる。
【0047】このような構成では、図7の(a) に示
すように、引出パッド14A にはリング状のスリット
8 を設け、中央部の導体片14−2と、外周部の導体
片14−1とに分割され、導体片14−2にはビア35
B が設けられ、第3の内層パターン23が接続されて
おり、このような分割は、(e) に示すように、引出
パッド14A の中央部に直線状のスリット7 を設け
、導体片14−1と14−2とを左右に分割されるよう
に形成することでも良く、更に、接続パッド11A に
接続さた表面パターン17にはビア35A によって第
1の内層パターン21が接続され、通常では、第1の内
層パターン21によって入出力信号が電極3Bに伝播さ
れる。
【0048】このような第1の内層パターン21によっ
て伝播される入出力信号を改造などによって新たな入出
力信号を電極3Bに伝播させるようにする場合は、図6
に示すように、先づ、中継パッド12A にディスクリ
ートワイヤ4 を接続すると共に、パッケージ9Bを取
り外し、A 部に示すように表面パターン17を切断す
る。このような切断は、前述と同様に行うことができる
【0049】次に、図7の(b) に示すように、引出
パッド13A に導電材より成るスタッドバンプ6 の
固着を行う。このようなスタッドバンプ6 の固着は、
前述と同様に行いスタッドバンプ6 の固着によって導
体片14−1と14−2との互いを接続し、第3の内層
パターン22の接続を行う。
【0050】最後に、(c) に示すように、接続パッ
ド11A にバンプ26を固着し、パッケージ9Bを再
度、取り付けを行う。また、このような接続パッド11
A には(e) に示すように、半田27によって入出
力ピン3Aの接続を行うことができるので、電子部品9
の端子部3 が入出力ピン3Aを有するように形成され
たパッケージ9Aを同様に実装させることもできる。
【0051】したがって、入出ピン3Aまたは電極3B
に対して、第1の内層パターンによって伝播されていた
入出力信号が断たれ、ディスクリートワイヤ4 によっ
て接続された入出力信号が中継パッド12A と、第3
の内層パターン23と、引出パッド14A と、接続パ
ターン34と、接続パッド11A とを介して伝播され
ることになる。
【0052】このような構成では前述のような貫通穴5
 を設けることで第2の内層パターン22を露出させる
ことなく、引出パッド14にスタッドバンプ6 を設け
ることで良く、更に、改造作業を容易にすることが行え
る。
【0053】更に、図8の場合は、基板1 の実装面1
Aには第1のパッド11である接続パッド11A と、
第2のパッド12である中継パッド12A と、第5の
パッド15であるサブ接続パッド15A とを配設し、
一端が中継パッド12A に接続され、他端がサブ接続
パッド15A に接続されるよう絶縁層2 によって覆
われた第4の内層パターン24を設けるように形成され
、接続パッド11A には表面パターン17が接続され
るように形成したものである。
【0054】また、基板1 に実装すべき電子部品9 
のパッケージ9Bには接続パッド11A とサブ接続パ
ッド15A とに対応する電極10が設けられ、接続パ
ッド11A にバンプ26を固着し、バンプ26を電極
10に接続することで電子部品9 の実装が行われてい
る。
【0055】このような構成では、図9の(a) に示
すように、サブ接続パッド15A にはビア35C に
よって第4の内層パターン24が接続され、接続パッド
11A に接続さた表面パターン17にはビア35A 
によって第1の内層パターン21が接続され、通常では
、第1の内層パターン21によって入出力信号が電極1
0に伝播される。
【0056】そこで、第1の内層パターン21によって
伝播される入出力信号を改造などによって新たな入出力
信号を電極10に伝播させるようにする場合は、図8に
示すように、先づ、中継パッド12A にディスクリー
トワイヤ4 を接続すると共に、パッケージ9Bを取り
外し、A 部に示すように表面パターン17を切断する
。このような切断は、前述と同様に行うことができる。
【0057】次に、図9の(b) に示すように、電極
10のD 側に接続された接続パッド11A に固着さ
れたバンプ26を除去する。最後に、(c) に示すよ
うに、サブ接続パッド15A にバンプ26を固着させ
、電極10のE 側にバンプ26を接続し、バンプ26
とサブ接続パッド15A とを接続することでパッケー
ジ9Bを再度、パッケージ9Bの取り付けを行う。
【0058】このようにサブ接続パッド15A を電極
10に接続することで、電極10にはサブ接続パッド1
5A を介して第4の内層パターン24を接続させるこ
とができる。したがって、電極10に対して、第1の内
層パターンによって伝播されていた入出力信号が断たれ
、ディスクリートワイヤ4 によって接続された入出力
信号が中継パッド12A と、第4の内層パターン24
と、サブ接続パッド15A とを介して伝播されること
になる。
【0059】このような構成では、前述のような表面パ
ターン17の切断およびスタッドバンプ6 を固着する
必要がなく、接続パッド11A に於けるバンプ26の
固着を除去し、サブ接続パッド15A に新たなバンプ
26を固着させることで行えるので、より改造作業を容
易にすることができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基板に実装されるパッケージの端子部には通常、接続パ
ッドに第1の内層パターンを接続し、所定の入出力信号
の伝播を行い、改造などによって新たな入出力信号の伝
播を行う場合は、接続パッドと第1の内層パターンとの
接続を切断し、引出パッドにスタッドバンプを固着する
ことで中継パッドに接続され第2の内層パターンまたは
第3の内層パターンを接続パッドに接続し、中継パッド
にディスクリートワイヤを接続することによって新たな
入出力信号の伝播が行われるように、また、基板に第1
の内層パターンに接続された接続パッドと、第4の内層
パターンを介して中継パッドが接続されたサブ接続パッ
ドとを設け、接続パッドにバンプを固着することで接続
パッドにパッケージの電極を接続し、所定の入出力信号
の伝播を行い、改造などによって新たな入出力信号の伝
播を行う場合は、接続パッドに固着されたバンプを除去
し、サブ接続パッドにバンプを固着させ、中継パッドに
ディスクリートワイヤを接続することによって新たな入
出力信号の伝播が行われるようにすることができる。
【0061】したがって、引出パッドにスタッドバンプ
を固着、または、サブ接続パッドにバンプを固着するこ
とによってパッケージに対する入出力信号の接続替えを
行うことができ、従来のような電子部品の実装エリア内
にディスクリートワイヤを布設することは不要となり、
接続替えの改造作業を容易にすることができ、また、引
出パッドおよびサブ接続パッドの配設がパッケージの実
装エリア内に配設されるため、入出力信号の伝播線路を
短く、更に、実装効率の向上が図れ、実用的効果は大で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本第1の発明の原理説明図
【図2】  本
第2の発明の原理説明図
【図3】  本第3の発明の原
理説明図
【図4】  本第1の発明による一実施例の斜
視図
【図5】  本第1の発明の要部説明図
【図6】 
 本第2の発明による一実施例の斜視図
【図7】  本
第2の発明の要部説明図
【図8】  本第3の発明によ
る一実施例の斜視図
【図9】  本第3の発明の要部説
明図
【図10】  従来の斜視図(その1)
【図11】
  従来の斜視図(その2)
【符号の説明】
1  基板                    
          2  絶縁層3  端子部   
                         
4  ディスクリートワイヤ 5  貫通穴                   
         6  スタッドバンプ 7,8スリット                  
      9  電子部品10  電極      
                      11 
 第1のパッド 12  第2のパッド               
       13  第3のパッド 14  第4のパッド               
       15  第5のパッド 17  表面パターン               
       21第1の内層パターン 22  第2の内層パターン            
    23  第3の内層パターン 26  バンプ                  
         1A  実装面14−1,14−2
 導体片

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  基板(1) の実装面(1A)に配設
    された端子部(3) が接続される第1のパッド(11
    )と、ディスクリートワイヤ(4) が接続される第2
    のパッド(12)と、該第1のパッド(11)に接続さ
    れることで該基板(1) の実装面(1A)に配設され
    た第3のパッド(13)と、表面パターン(17)によ
    って該第1のパッド(14)に接続された第1の内層パ
    ターン(21)と、絶縁層(2)を介して該第3のパッ
    ド(13)に対向するように形成され、かつ、該第2の
    パッド(12)に接続された第2の内層パターン(22
    )とを備え、必要に応じて、該表面パターン(17)の
    所定箇所を切断し、該第1のパッド(11)と該第1の
    内層パターン(21)との接続を断つと共に、該第3の
    パッド(13)と該絶縁層(2) とを貫通させること
    で該第2の内層パターン(22)を露出させる貫通穴(
    5) を加工し、該貫通穴(5) を介して該第3のパ
    ッド(13)と該第2の内層パターン(22)とを接続
    することを特徴とするパッドの接続方法。
  2. 【請求項2】  基板(1) の実装面(1A)に配設
    された端子部(3) が接続される第1のパッド(11
    )と、ディスクリートワイヤ(4) が接続される第2
    のパッド(12)と、該基板(1) の実装面(1A)
    に配設され、かつ、2つに分割された導体片(14−1
    ,14−2) より成る第4のパッド(14)と、表面
    パターン(17)によって該第1のパッド(11)に接
    続された第1の内層パターン(21)と、該第2のパッ
    ド(12)に接続された第3の内層パターン(23)と
    を備え、一方の該導体片(14−1)が該第1のパッド
    (11)に接続され、他方の該導体片(14−2)が該
    第3の内層パターン(23)に接続されるように形成し
    、必要に応じて、該表面パターンの所定箇所を切断し、
    該第1のパッド(11)と該第1の内層パターン(21
    )との接続を断つと共に、該導体片(14−1,14−
    2) の互いを接続することを特徴とするパッドの接続
    方法。
  3. 【請求項3】  請求項3記載の前記第4のパッド(1
    4)に直線状のスリット(7) を設け、前記導体片(
    14−1,14−2) が左右対象に分割形成されるこ
    とを特徴とするパッドの接続方法。
  4. 【請求項4】  請求項3記載の前記第4のパッド(1
    4)にリング状のスリット(8) を設け、前記導体片
    (14−1,14−2) が中心部と外周部とに分割形
    成されることを特徴とするパッドの接続方法。
  5. 【請求項5】  基板(1) の実装面(1A)に配設
    された第1と第2と第5のパッド(11,12,15)
    と、表面パターン(17)によって該第1のパッド(1
    1)に接続された第1の内層パターン(21)と、該第
    2のパッド(12)と該第5のパッド(15)とを接続
    した第4の内層パターン(24)と、該実装面(1A)
    に実装された電子部品(9) とを備え、該第1のパッ
    ド(11)にバンプ(26)を固着させることで該電子
    部品(9) の電極(10)に第1の内層パターン(2
    1)の接続が行われ、必要に応じて、該第1のパッド(
    11)に固着されたバンプ(26)を除去し、該第1の
    パッド(11)と該電極(10)との接続を断つと共に
    、該第5のパッド(15)にバンプ(26)を固着する
    ことで該電極(10)に第4の内層パターン(24)が
    接続されることを特徴とするパッドの接続方法。
JP3086418A 1991-04-18 1991-04-18 パッドの接続方法 Withdrawn JPH04320093A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3086418A JPH04320093A (ja) 1991-04-18 1991-04-18 パッドの接続方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3086418A JPH04320093A (ja) 1991-04-18 1991-04-18 パッドの接続方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04320093A true JPH04320093A (ja) 1992-11-10

Family

ID=13886336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3086418A Withdrawn JPH04320093A (ja) 1991-04-18 1991-04-18 パッドの接続方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04320093A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8610001B2 (en) 2010-05-21 2013-12-17 Ibiden Co., Ltd. Printed wiring board and method for manufacturing printed wiring board

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8610001B2 (en) 2010-05-21 2013-12-17 Ibiden Co., Ltd. Printed wiring board and method for manufacturing printed wiring board

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4949224A (en) Structure for mounting a semiconductor device
JPS62101062A (ja) 集積回路装置実装モジユ−ル
JPS6288346A (ja) 多層配線基板
JPH04273451A (ja) 半導体装置
US6281449B1 (en) Printed board, manufacturing method therefor and structure for connecting conductor elements to the printed board
US5530204A (en) Electronic-parts mounting board and electronic-parts mounting board frame
JPH04320093A (ja) パッドの接続方法
CA1287693C (en) Tape automated bonding package
EP0171783A2 (en) Module board and module using the same and method of treating them
JPH0482244A (ja) 半導体集積回路装置およびその配線変更方法
JP3140112B2 (ja) 半導体装置
JPH04236482A (ja) 積層基板
JP3175336B2 (ja) ハイブリッドicのリード形成方法
JPH05121859A (ja) 配線接続方法
JP2000138251A (ja) 半導体装置及び配線基板
JP2970057B2 (ja) 電子部品実装基板及びワイヤボンディング方法
JPS62154610A (ja) コイルの構造
JPH04267385A (ja) 半導体レーザモジュール
JPH05243752A (ja) 布線ワイヤの線長調整方法
JPH0136992B2 (ja)
JPH04137554A (ja) 混成集積回路装置
JPH0669052B2 (ja) 半導体素子の高密度実装方法
JPS6242376B2 (ja)
JPH09153411A (ja) 調整磁気デバイス
JP2002290002A (ja) プリント板

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980711