JPH04319762A - 文書処理装置および方法 - Google Patents

文書処理装置および方法

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JPH04319762A
JPH04319762A JP3087030A JP8703091A JPH04319762A JP H04319762 A JPH04319762 A JP H04319762A JP 3087030 A JP3087030 A JP 3087030A JP 8703091 A JP8703091 A JP 8703091A JP H04319762 A JPH04319762 A JP H04319762A
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JP
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node
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JP3087030A
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English (en)
Inventor
Koichi Hayashi
浩一 林
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は文書処理装置に関し、
特に、複数の文書に共通なレイアウト情報である共通割
付構造を用いて文書の作成・編集を行う文書処理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置においては、文書を
作成する際に、複数の文書間に共通なレイアウト情報を
保持し、その情報を利用することによって文書作成の効
率化を図ってきた。このような複数の文書間に共通なレ
イアウト情報を表現するために、木構造に基づく構造を
用いることが行われている。
【0003】例えば、事務文書の国際標準規格であるO
DA(ISO8613:Information Pr
ocessing−Text and Office 
Systems−Office Document A
rchitecture(ODA) and Inte
rchange Format(1989) )におい
ては、文書間に共通なレイアウト情報として、共通割付
構造と呼ばれる木構造に基づく構造を規定している。
【0004】この共通割付構造を用いて個々の文書の割
り付け処理を行うことによって、所定の書式に合わせた
個々の文書を新たに作成する際に、利用者はレイアウト
に関する煩雑な指示を行う必要がなくなる。
【0005】このような共通割付構造を効果的に作成す
る技術として、帳票のレイアウトのテンプレートを矩形
領域の配置関係(包含関係)を示す木構造で表現される
部品として保持し、実際に用いる帳票フォームを、前記
保持されているテンプレート部品を組み合わせて作成す
るようにしたものがある。これによって、帳票フォーム
の設計を容易にしている。
【0006】また、通常の文書の共通割付構造において
も、文書フォームを、文書のレイアウトのテンプレート
部品を組み合わせて作成するようにしたものがある。こ
の場合には、部品を組み合わせる際に、「繰り返し」、
「いずれか」、「順番」、「なくてよい」などの従属子
生成規則の情報を、木構造に付与するようにしている。 これによって、より柔軟なレイアウトテンプレートの構
造を作成することができる。その従属子生成規則は、上
記ODAにおいては、「繰り返し」はREP、「いずれ
か」はCHO、「順番」はSEQ、「なくてよい」はO
PTなどとして規定されているものである。
【0007】ここに、例えば、報告書として次のような
規則があるものとする。 (1)表紙はなくてもよいが、必要な場合には、表にタ
イトルを、裏に目次をつける。 (2)本文は二段組の文書で、両面印刷のため、ページ
番号の位置が左右対象であるようなページが交互に現れ
る。
【0008】(3)第一ページにはタイトルは段抜きで
一番上の部分に印刷し、ページ番号はつけない。 (4)最後のページが裏ページで終わるときには、通常
の裏ページのままでもよいが、一番下の部分に段抜きで
タイトルを印刷してもよい。
【0009】このような上記(1)〜(4)の各規則を
持つ文書を記述するためには、図29に示すページのパ
ターンを用いて、図30(a)、図31に示す共通割付
構造を用意すればよい。
【0010】なお、図30(a)は各ノードの配置関係
を示す木構造を示しており、この木構造には従属子生成
規則が付されている。図31図(a)は木構造を構成す
る各ノードの意味を表しており、図31図(b)は各従
属子生成規則の意味を表している。
【0011】次に、図29(a)〜図29(f)に示す
各ページパターンは次に説明するような意味を持ってい
る。すなわち、図29(a)に示される、CoverP
age =表紙ページはタイトルのみ印刷。図29(b
)に示される、ContentsPage=目次ページ
は目次を一段で印刷。図29(c)に示される、Fir
stPage =第一ページはタイトルを印刷して、二
段組の本文を印刷する。図29(d)に示される、Re
ctoPage =表ページは二段組の本文を印刷する
。ページ番号をふる。図29(e)に示される、Ver
soPage =裏ページはページ番号をふる位置が表
ページと逆。図29(f)に示される、LastPag
e=最後のページは一番下にタイトルを印刷する。
【0012】また上記各ページは、更にページ内の矩形
領域の単位まで構造化される。例えば、FirstPa
ge は図32図(a)に示す内容まで構造化され、こ
の構造をイメージ化した図を図32図(b)に示す。ま
たRectoPage は図33図(a)に示す内容ま
で構造化され、この構造をイメージ化した図を図33図
(b)に示す。
【0013】なお、図30(a)に示した木構造におい
ては、VersoPage は、BodyPS及びLa
stPSの下位ノードとして二箇所に現れているが、こ
れを一つのノードとして当該二つの上位ノードから指さ
れるようにすることも含んでいる。
【0014】また、図30(a)、図32(a)及び図
33(a)に示した構造の内部表現は厳密には木構造で
あるとは限らない。
【0015】このように表現される共通割付構造から生
成された特定割付構造が満足できないときには、利用者
は共通割付構造と特定割付構造の両方を編集して、所望
の特定割付構造を得るようにしている。
【0016】ここで、共通割付構造と特定割付構造との
関連について簡単に説明する。
【0017】図30(a)、図31〜図33によって示
される共通割付構造を満たす特定割付構造におけるペー
ジより上の構造は図29(b)に示す内容になる。この
特定割付構造が、図29(a)に示されている共通割付
構造と異なるのは次の3点である。
【0018】すなわち (イ)OPT、REP、SEQ、CHOなどの従属子生
成規則がなくなっていること。 (ロ)REPの指示がなされたものは複数個になり、C
HOの指示がなされたものは一方が選択されている等、
従属子生成規則が実際に評価されていること。 (ハ)実際の内容が埋め込まれていること。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置では、複数の文書が共通に満たすための共通割
付構造を用意することは、その構造が複雑化となるので
極めて困難な作業であった。
【0020】また、作成された共通割付構造が複雑にな
ると、実際に個々の文書を割り付けてみるまで、その構
造に対してどのような文書が割り付けられているのかの
イメージを、利用者が理解することは極めて困難であっ
た。
【0021】さらには、生成された特定割付構造が満足
できないときには、利用者は共通割付構造と特定割付構
造の両方を編集しなければならないが、必ずしも共通割
付構造を先に編集するとは限らず、特定割付構造を編集
した後に共通割付構造を編集することも起こり得る。し
かしながら、従来においては、それぞれの構造の編集に
別々の装置を必要としているので、作業が煩雑となると
同時に、両者の関連が分かり難くなるという難点があっ
た。
【0022】この発明は、上記実情に鑑みてなされたも
のであり、実際の個々の文書が割り付けられる前に、共
通割付構造が表現している文書イメージを認識すること
ができると共に、共通割付構造と特定割付構造との関連
性を認識することのできる文書処理装置を提供すること
を目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、この発明では、複数の文書に共通なレイアウト情報と
しての、少なくとも、文書のレイアウトからみた文書部
品間の関係を所定の情報を保持するノード群で表現した
共通割付構造と、該各ノードの親子間の関係を示した従
属子生成規則とからなる共通割付情報と、個々の文書に
固有なレイアウト情報としての、前記共通割付情報の制
約を満たす特定割付情報とを関連付けして保持し、これ
らの情報に基づいて文書の作成・編集を行う文書処理装
置において、前記共通割付構造中のあるノードが指示さ
れた際に、少なくとも、該指示されたノード及び該ノー
ドと関連するノードと、これらのノード群の少なくとも
一部についての関連する従属子生成規則と、前記指示さ
れたノードに対応する、ページを示すページノードの下
位ノードに保持されている矩形領域の平面的位置関係と
を出力する共通割付情報表示手段と、この共通割付情報
表示手段から出力された出力結果に関連する前記特定割
付情報を出力する特定割付情報表示手段と、前記共通割
付情報表示手段あるいは前記特定割付情報表示手段から
出力された出力結果を参照して、共通割付構造あるいは
特定割付構造の他の部分を指示する指示手段とを具えて
いる。
【0024】
【作用】本発明に係る文書処理装置によれば、共通割付
構造中のあるノードが指示された際に、少なくとも、そ
の指示されたノード及び該ノードと関連するノードと、
これらのノード群の少なくとも一部についての関連する
従属子生成規則と、前記指示されたノードに対応するペ
ージイメージの下位ノードに保持されている矩形領域の
平面的位置関係とを表示すると共に、該表示される出力
情報に関連する特定割付情報を表示するようにしたので
、共通割付構造が表現している文書イメージ、及び共通
割付構造と特定割付構造との関連性を認識することがで
きる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図28を参
照して説明する。
【0026】図1は本発明に係る文書処理装置の一実施
例を示すブロック図である。図1において、文書処理装
置は、各種のデータの入力や指令を与えるキーボード1
01及びマウス102と、ウィンドウや文書などの表示
情報を表示するディスプレイ等の表示装置103と、入
出力の制御を行う入出力制御部104と、メインメモリ
及びハードディスクから構成される記憶部105と、プ
ロセッサ及びその周辺回路等から構成される主制御部1
06とを有して構成されている。
【0027】記憶部105には、共通割付情報保持手段
111と、特定割付情報保持手段112とが設けられて
いる。
【0028】共通割付情報保持手段111は、複数の文
書に共通なレイアウトに関する情報いわゆるレイアウト
情報として、ページの集合と、ページと、ページ中の矩
形領域および属性値とをそれぞれ示す情報を保持するノ
ードを組み合わせた構造と、ノードの親子間の関係であ
る、「順序どおり」、「任意回繰り返し可能」、「選択
可能」、「省略可能」、の全て若しくは幾つかの従属子
生成規則とからなる共通割付情報を格納している。なお
上記ノードを組み合わせた構造は木構造の形式で保持さ
れており、この情報(データ構造)は共通割付構造(G
eneric layout structure)と
呼ばれている。
【0029】この共通割付構造を実現するための方法に
は種々の方法があるが、この実施例においては、例えば
、各ノード毎に位置や大きさ等を所定の形式でメモリ上
に格納し、木構造の親子関係のあるノードをポインタに
よって関連づけるとともに、各種の属性情報および従属
子生成規則をメモリ上に格納し、これらの情報と前記木
構造とを関連づけることにより実現している。
【0030】一方、特定割付情報保持手段112は、個
々の文書に固有なレイアウトに関する情報、いわゆるレ
イアウト情報として、共通割付情報の制約を満たす、ペ
ージ集合と、ページと、ページ中の矩形領域および属性
値とをそれぞれ示す情報を保持するノードと、ノードの
位置や大きさなどの情報を保持するノードとを組み合わ
せた構造と、該構造を構成するノード群中の一部のノー
ドに格納される、個々の文書に固有なテキスト、図形な
どの内容情報とからなる特定割付情報を格納している。 なお上記ノードを組み合わせた構造は木構造の形式で保
持されており、この情報(データ構造)は特定割付構造
(Specific layout structur
e )と呼ばれている。
【0031】次に、共通割付構造と特定割付構造との対
応関係を図2に示す。図2に示すように、共通割付構造
内の各ノードは特定割付構造内の対応するノードへのポ
インタを持つ。また、図2には明示していないが特定割
付構造から共通割付構造へも逆ポインタを持っている。 図2からも分かるように、一般に、共通割付構造から特
定割付構造へのポインタは1対多の関係を表すことにな
る。なお、共通割付構造におけるページノード“Las
tPage”のようにポインタの行く先の無いものもあ
り得る。 このように自己の構造から他の構造へのポインタによっ
て両構造は関連付けられる。
【0032】また記憶部105には、上述した複数の文
書に共通なレイアウト情報(共通割付構造)および個々
の文書に固有なレイアウト情報(特定割付構造)を保持
する領域以外にも、各種プログラムや各種データ、及び
次に説明する(1)〜(3)の各ポインタを保持する図
示しない記憶領域が設けられている。
【0033】(1)アクセスされる時点で指示されてい
る共通割付構造内のノードへのポインタ。なお、このポ
インタで指し示されるノードはカレント共通ノード(G
−Node)となる。
【0034】(2)アクセスされる時点で指示されてい
る特定割付構造内のページノードへのポインタ。なお、
このポインタで指し示されるページノードはカレント特
定ページ(S−Page)となる。
【0035】(3)カレント特定ページ(S−Page
)に対応する共通割付構造内のノードへのポインタ。な
お、このポインタで指し示されるノードはカレント共通
ページ(G−Page)となる。
【0036】この実施例においては、上記各レイアウト
情報(共通割付構造および特定割付構造)、及び上記(
1)〜(3)の各ポインタは共通にアクセスされるデー
タである。
【0037】主制御部106において、共通割付情報表
示手段113は、共通割付情報の一部をその全体におけ
る位置が分かるように表示するものである。例えば、指
示されたノードと、該ノードと関連するノードとして上
下のノードや同レベルのノードと、これらのノード群の
少なくとも一部についての関連する従属子生成規則と、
前記指示されたノードに対応する、ページを示すページ
ノードの下位ノードに保持されている矩形領域の平面的
位置関係とを出力(表示)する。
【0038】上記従属子生成規則を表示するに際しては
、共通割付情報保持手段111の保持内容を参照して、
関連する従属子生成規則を、図3に示される予め設定さ
れた表示ルールに従って表示する。なお、図3に示され
る表示ルールにおいては、図3(a)〜図3(e)は、
それぞれOPT、REP、OPTREP、CHO、SE
Qの各従属子生成規則に対応する表示形式を示している
【0039】特定割付情報表示手段114は、共通割付
情報表示手段113から出力(つまり表示)されている
、共通割付構造の一部に関連する特定割付構造の一部を
出力(つまり表示)するものである。例えば、表示され
ている共通割付構造に対応する特定割付構造(一つとは
限らない)の中から一つのページを選択し、それを表示
する。
【0040】構造指示手段115は、共通割付情報、若
しくは共通割付情報と特定割付情報とに共通な情報を利
用して特定割付情報の他の部分を指示するものである。 例えば、上下のノードや同レベルのノードについての表
示を変更するように指示することができる。
【0041】局所指示手段116は、表示されている共
通割付情報を利用して、特定割付情報の一部を指示する
ものである。例えば、表示されている共通割付構造に対
応する特定割付構造(一つとは限らない)の中から任意
のページを指示することができる。
【0042】大域指示手段117は、特定割付情報に係
る情報のみから特定割付情報の一部を指示するものであ
る。例えば、共通割付構造に関わりなく、特定割付構造
の任意のページを指示することができる。
【0043】なお、この実施例においては、上述した指
示手段は図1に示す構造指示手段115、構造指示手段
115及び大域指示手段117に対応している。
【0044】なお、本実施例では、主制御部106の各
手段は、それぞれの手段の機能を遂行させるためのソフ
トウェア(プログラム)をプロセッサが実行することに
より実現される。勿論、ハードウェア構成やファームウ
ェア構成とすることもできるということは言うまでもな
い。
【0045】次に、共通割付構造が表現している文書イ
メージおよび共通割付構造と割付構造との関連性を表示
する際の表示形式の一例を、図4に示す。
【0046】図4においては、表示装置103の画面上
の一つのウィンドウ400を示しており、該ウィンドウ
400内にはエリア401〜407の各エリアが設けら
れている。次に各エリアの機能を説明する。
【0047】[上位ノード表示エリア401]指示され
ているノードより上位のノードの名前を表示する。
【0048】[上方アクセスエリア402](a)指示
できる上位ノードが存在するときには「↑」、無いとき
は「−」を表示する。 (b)マウス102を操作して「↑」の表示の上にカー
ソルを移動させ、その後マウスボタン(マウス102に
備えられている。)をクリックすることにより直接の上
位のノードを指示できる。
【0049】[下方アクセスエリア403](a)指示
できる下位ノードが存在するときには「↓」、無いとき
は「−」を表示する。 (b)マウス102を操作して「↓」の表示の上にカー
ソルを移動させ、その後マウスボタンをクリックするこ
とにより直接の下位のノードを指示できる。
【0050】[局所ページアクセスエリア404]この
エリアは、前後のページを指示することができるアクセ
ス部404Aと、現在表示されているページが何ページ
目であるかを示す表示マーク部404Bとからなってい
る。 (a)表示されているページが、表示されている共通割
付構造を満たすもののうちで、何ページ目であるかを、
表示マーク部404Bによって表示する。なお、表示マ
ーク部404Bが、アクセス部404Aの左の矢印側か
ら右の矢印側に移動していくに従って、何ページ目であ
るかの値が大きくなっていく。 (b)マウス102を操作してアクセス部404A(左
右の矢印部分)の上にカーソルを移動させ、その後、マ
ウスボタンをクリックすることにより前後のページを表
示することができる。
【0051】[同一レベルノード表示エリア405](
a)指示されているノードと同じレベルのノード名を表
示する。 (b)指示されているノードに対応する部分は下(前方
)の位置に表示する。例えば図4においては、ノード“
MainPS”が前方に、ノード“CoverPS ”
が後方にそれそれ位置しているので、前方に位置するノ
ード“MainPS”が指示されているノード、という
ことになる。 (c)従属子生成規則を図3に示した表示ルールで、ノ
ード名を囲むことにより表示する。 (d)マウス102を操作してノード名の表示の上にカ
ーソルを移動させ、その後、マウスボタンをクリックす
ることにより、指示ノードを変更できる。
【0052】[ページ表示エリア406](a)共通割
付構造のページノードの下位ノードが保持する矩形領域
の配置(矩形領域の位置関係)によるページイメージを
表示する。 (b)さらに矩形領域の中に特定割付構造が保持する内
容を表示する。
【0053】[大域ページアクセスエリア407]この
エリアは、前後のページを指示することができるアクセ
ス部407Aと、現在表示されているページが何ページ
目であるかを示す表示マーク部407Bとからなってい
る。 (a)表示されているページが特定割付構造全体で何ペ
ージ目であるかを、表示マーク部407Bによって表示
する。なお、表示マーク部407Bが、アクセス部40
7Aの左の矢印側から右の矢印側に移動していくに従っ
て、何ページ目であるかの値が大きくなっていく。すな
わち表示マーク部407Bが、左の矢印側に最も接近し
た位置に存在していれば最初のページであることを意味
し、反対に、右の矢印側に最も接近した位置に存在して
いれば最後のページであることを意味していることにな
る。 (b)マウス102を操作してアクセス部407A(左
右の矢印部分)の上にカーソルを移動させ、その後、マ
ウスボタンをクリックすることにより前後のページを表
示することができる。
【0054】なお、この実施例においては、エリア40
1の機能、エリア402の(a)の機能、エリア403
の(a)の機能、エリア405の(a)、(b)、(c
)の機能、及びエリア406の(a)の機能は図1に示
した共通割付情報表示手段113に対応するものであり
、また、エリア404の(a)の機能、エリア406の
(b)の機能、及びエリア407の(a)の機能は図1
に示した特定割付情報表示手段114に対応するもので
あり、また、エリア402の(b)の機能、エリア40
3の(b)の機能及びエリア405の(d)の機能は図
1に示した構造指示手段115に対応するものであり、
また、エリア404の(b)の機能は図1に示した局所
指示手段116に対応するものであり、さらに、エリア
407の(b)の機能は図1に示した大域指示手段11
7に対応するものである。
【0055】次に、上述した構成において、文書処理装
置の主制御部(プロセッサ)106による処理動作を図
5乃至図11を参照して説明する。
【0056】なお、図4乃至図10は処理動作を示すメ
インプログラム(メインフロー)を示し、図11は処理
動作を示す表示プログラム(サブルーチン)を示してい
る。各図において、G−Nodeはカレント共通ノード
、S−Pageはカレント特定ノード、G−Pageは
カレント共通ページ、G−Strut は共通割付構造
、S−Strut は特定割付構造を示している。
【0057】さて、所定の操作によりマウス102がク
リックされると、入出力制御部104は主制御部106
に対して、メインプログラムを起動するよう指示する。 この指示に応答した主制御部106は、メインプログラ
ムを起動して、図5に示すように、カーソルの位置を読
み、その位置を「C」と定義し(ステップ501)、こ
の定義された「C」は、上方または下方アクセスエリア
内であるかを判断する(ステップ502)。
【0058】ここで、そうでなければ、上記定義された
「C」は同一レベルノード表示エリア405内であるか
を判断する(ステップ503)。
【0059】ここで、そうでなければ、上記定義された
「C」は局所ページアクセスエリア404内の左の矢印
の上であるかを判断する(ステップ504)。
【0060】ここで、そうでなければ、上記定義された
「C」は局所ページアクセスエリア404内の右の矢印
の上であるかを判断する(ステップ505)。
【0061】ここで、そうでなければ、上記定義された
「C」は大域ページアクセスエリア407内の左の矢印
の上であるかを判断する(ステップ506)。
【0062】ここで、そうでなければ、上記定義された
「C」は大域ページアクセスエリア407内の右の矢印
の上であるかを判断する(ステップ507)。
【0063】ここで、そうでなければ、上記定義された
「C」はウィンドウ400以外の領域に存在することに
なるので、処理を終了するなお、上記ステップ502で
上記定義された「C」が上方または下方アクセスエリア
内の場合、上記ステップ503で上記定義された「C」
が同一レベルノード表示エリア405内の場合は、図6
に示すように、カレント共通ノードを変更して(ステッ
プ601)、開始点となる前記変更されたカレント共通
ノードから共通割付構造の木構造を深さ優先で辿り最も
近いページノードを捜し、それをカレント共通ページと
定義する(ステップ602)とともに、この定義された
カレント共通ページに対応する特定割付構造内の最初の
ノードを捜し、それをカレント特定ページと定義し(ス
テップ603)、その後、表示プログラムを起動する(
ステップ604)。
【0064】なお、主制御部106による表示プログラ
ムの起動後の処理については後述する図11のフローに
従って説明するので、ここでは説明を省略する(以下、
同様である)。
【0065】さて上記ステップ504で上記定義された
「C」が局所ページアクセスエリア404内の左の矢印
上の場合は、図7に示すように、カレント特定ページに
対応する特定割付構造におけるページノードを捜し、そ
れをカレント共通ページと定義する(ステップ701)
と共に、この定義されたカレント共通ページからのポイ
ンタで指し示される特定割付構造におけるページノード
のうち、カレント特定ページの一つ前のものを捜し、そ
れをカレント特定ページと再定義し(ステップ702)
、その後、表示プログラムを起動する(ステップ703
)。
【0066】また上記ステップ505で上記定義された
「C」が局所ページアクセスエリア404の右の矢印上
の場合は、図8に示すように、カレント特定ページに対
応する共通割付構造におけるページノードを捜し、それ
をカレント共通ページと定義する(ステップ801)と
共に、この定義されたカレント共通ページからのポイン
タで指し示される特定割付構造におけるページノードの
うち、カレント特定ページの一つ後のものを捜し、これ
をカレント特定ページと再定義し(ステップ802)、
その後、表示プログラムを起動する(ステップ803)
【0067】また上記ステップ506で上記定義された
「C」が大域ページアクセスエリア407の左の矢印上
の場合は、図9に示すように、カレント特定ページは最
初のページか否かを判断する(ステップ901)。
【0068】ここで、最初のページでない場合は、カレ
ント特定ページの前のページを特定割付構造から捜し、
これをカレント特定ページと再定義する(ステップ90
2)とともに、この再定義されたカレント特定ページに
対応するノードを共通割付構造から捜し、これをカレン
ト共通ページと定義し(ステップ903)、さらに、こ
の定義されたカレント共通ページをカレント共通ノード
と定義し(ステップ904)、その後、表示プログラム
を起動する(ステップ905)。
【0069】また上記ステップ507で上記定義された
「C」が大域ページアクセスエリア407の右の矢印上
の場合は、図10に示すように、カレント特定ページは
最後のページか否かを判断する(ステップ1001)。
【0070】ここで、最後のページでない場合はカレン
ト特定ページの次のページを特定割付構造から捜し、こ
れをカレント特定ページと再定義する(ステップ100
2)とともに、この定義されたカレント特定ページに対
応するノードを共通割付構造から捜し、これをカレント
共通ページと定義し(ステップ1003)、さらに、こ
の定義されたカレント共通ページをカレント共通ノード
と定義し(ステップ1004)、その後、表示プログラ
ムを起動する(ステップ1005)。
【0071】ところで、主制御部106は、表示プログ
ラムを起動すると、図11に示すように、ルートからカ
レント共通ノードまでのノード名を上位ノード表示エリ
ア401に表示する(ステップ1101)とともに、カ
レント共通ノードと同一レベルのノードを表示ルール(
図3参照)でマスクし、同一レベル表示エリア405に
表示する(ステップ1102)。
【0072】次に、カレント共通ノードの位置に応じて
上方アクセスエリア402を更新する(ステップ110
3)とともに、カレント共通ノードの位置に応じて下方
アクセスエリア403を更新する(ステップ1104)
【0073】続いて、カレント特定ページは、カレント
共通ページからのポインタで指し示されているページ中
で、何番目(何ページ目)かを局所ページアクセスエリ
ア404に表示する(ステップ1105)とともに、カ
レント特定ページの特定割付構造内での位置を大域ペー
ジアクセスエリア407に表示する(ステップ1106
)。
【0074】最後にカレント特定ページの下位ノードに
保持されている矩形領域の平面的位置関係(ページイメ
ージ)を、ページ表示エリア406に表示した後、その
カレント特定ページ内の情報(文書内容)をページ表示
エリア406に表示する。
【0075】次に、上述した処理動作を、図12〜図2
5を参照しながら、具体的に説明する。
【0076】なお、図12、図14、図16、図18、
図20、図22、図24の各図において、共通割付構造
(木構造)における各ページノードに対応して付されて
いる符号(p1〜p8)は、その各ページノードに対応
する、特定割付構造における各ページノードが、全ペー
ジ中で何ページ目であるかを示している。
【0077】また、上記各図において、共通割付構造に
おける指示ノード(つまりカレント共通ノード)は矢印
で示し、特定割付構造の表示ページ(つまりカレント特
定ページ)はp1〜p8中で該当するものを四角で囲む
ことで示している。以下、カレント共通ノードを指示ノ
ード、カレント特定ページを表示ページとして説明する
【0078】さらに、各図に示した共通割付構造は図3
0(a)に示した共通割付構造と同一のものである。
【0079】なお、この実施例においては、それらの木
構造は、内部状態としてメモリ上に展開されるものであ
り、表示装置103の画面上には表示されない。
【0080】最初に、ユーザによって、共通割付構造を
所定のページ単位でページイメージ表示する旨の指示が
行われると、図30(a)に示した共通割付構造におけ
るルートの直下のノード内で、深さ優先で早く出現する
ノードが指示ノードとして選択される。このノードがデ
フォルト値となる。このときの内部状態を図12に示し
ている。
【0081】図12において、木構造に付されている従
属子生成規則を評価することによって最も早く出現する
ノード“CoverPS ”が指示ノードとして定義さ
れている。このノード“CoverPS ”の下位のペ
ージノードの内、木構造に付されている従属子生成規則
を評価することによって最も早く出現するページノード
“CoverPage ”がカレント共通ページとして
選択され、これによって、カレント共通ページとしての
ページノード“CoverPage ”に対応する、特
定割付構造におけるページノードつまり「p1のページ
ノード」が表示ページとなる。なお特定割付構造はp1
〜p8の8ページからなる文書になっている。
【0082】図12に示した内部状態に基づく表示内容
をウィンドウ400に表示した状態を図13に示す。
【0083】図13において、上位ノード表示エリア4
01にはノード“CoverPS ”の上位ノードのノ
ード名Reportが、下方アクセスエリア403には
「↓」が表示されているのが分かる。今度は、図12に
示した内部状態を参照すると、確かに、上位ノードは“
Report”であり、下位ノードも存在している。な
お、上方アクセスエリア402には「−」が表示され、
上位ノードは存在していない旨が示されているが、これ
は、この実施例においては、ルートは指示できないよう
に設定されているからである。従って、もし上位ノード
が存在するのであれば、上位ノードが存在する旨を示す
「↑」が表示されることになる。
【0084】同一レベルノード表示エリア405には、
ノード“CoverPS ”が手前(前方)に表示され
、そのノードと同一レベルのノード“MainPS”が
後方に表示されているので、現在指示されているのは、
ノード“CoverPS ”であるということが分かる
【0085】また同一レベルノード表示エリア405に
表示されているノード“CoverPS ”とノード“
MainPS”の表示形式に注目し、この表示形式が、
図3に示した各表示ルールのどのルールに該当するかを
検討してみると、ノード“CoverPS ”はOPT
、ノード“CoverPS”とノード“MainPS”
との関係はSEQであることが分かる。一方、今度は、
図12に示した木構造に着目し、この構造に付されてい
る従属子生成規則の中で、ノード“CoverPS ”
とノード“MainPS”に関連する従属子生成規則を
捜してみると、ノード“CoverPS ”はOPT、
ノード“CoverPS ”とノード“MainPS”
との関係はSEQとなっており、同一レベルノード表示
エリア405に表示されている従属子生成規則の表示ル
ールと一致している。
【0086】ページ表示エリア406には、ノード“C
overPS ”に対応する、ページノード“Cove
rPage ”の下位ノードが持つ矩形領域の平面位置
関係を示すイメージ(以下、ページイメージという)内
に、ページノード“CoverPage ”に対応する
表示ページ(p1のページノード)が保持している文書
内容が挿入されて表示されている。
【0087】局所ページアクセスエリア304には、現
在表示されているページ(表示ページとしての「p1の
ページノード」)が、現在表示されている共通割付構造
(ノード“CoverPS ”)を満たすもののうちで
、何ページ目であるかが表示マーク部404Bによって
表示されている。図13からは、表示マーク部404B
がアクセス部404Aの左の矢印側に最も接近した位置
に存在しているので、最初のページであることが分かる
。ここで再度、図12を参照してみると、ノード“Co
verPS ”を満たす表示ページは「p1のページノ
ード」しかないので、最初のページということになり、
局所ページアクセスエリア304に表示されている情報
と一致する。
【0088】大域ページアクセスエリア407には、現
在表示されているページ(表示ページとしての「p1の
ページノード」)が、特定割付構造全体で何ページ目で
あるかが表示されている。図13からは、表示マーク部
407Bがアクセス部407Aの左の矢印側に最も接近
した位置に存在しているので、最初のページであること
が分かる。ここで再度、図12を参照すると、ノード“
CoverPS ”が満たす表示ページは「p1のペー
ジノード」なので、最初のページということになり、大
域ページアクセスエリア407に表示されている情報と
一致する。
【0089】ところで、上述したように上方または下方
アクセスエリアをマウスを操作して指示することにより
、同一レベル表示エリア405に、現在表示されている
ノードの上位または下位ノードを表示させることができ
、さらにその指示されたノード(指示ノード)に対応す
るページノード(カレント共通ページ)の下位ノードが
持つページイメージを、ページ表示エリア305に表示
させることができるとともに、指示されたノード(指示
ノード)に対応する表示ページの下位ノードが持つ文書
内容を、前記ページイメージ内に表示させることができ
る。これによって、あるページについての文書のページ
イメージを知ることができるとともに、共通割付構造と
特定割付構造との対応関係も知ることができる。
【0090】このようにウィンドウ400内の各エリア
を参照し、必要に応じて、上方または下方アクセスエリ
ア、あるいは局所または大域ページアクセスエリアをア
クセスすることにより、共通割付構造が表現している文
書イメージを、部分的に順次表示させることができると
ともに、その文書イメージ内に実際の文書内容を表示さ
せることができる。
【0091】次に、他のノードあるいページを指示した
場合の表示状態について説明していくが、この場合も、
図13に示したウィンドウ400についての処理と同様
である。
【0092】さて、図13に示した状態で、同一レベル
ノード表示エリア405上に表示されている“Main
PS”の上にカーソルを動かしマウスボタンをクリック
すると、図12に示した内部状態は図14に示す内容に
変更される。図14においては、指示ノードとしてのノ
ード“MainPS”の下位のページノードの内で、ペ
ージノード“FirstPage ”がカレント共通ペ
ージとなり、このページに対応するカレント特定ペーシ
は「p3のページノード」である。
【0093】図14に示した内部状態に基づく表示内容
をウィンドウ400に表示した状態を図15に示す。図
15において、ページ表示エリア406には、ページノ
ード“FirstPage ”の下位ノードが持つペー
ジイメージ内に「p3のページノード」が持つ文書内容
が挿入されて表示されている。
【0094】また大域ページアクセスエリア407にお
いては、表示マーク部407Bが、アクセス部407A
の左の矢印側から、左の矢印と右の矢印間の約1/3の
位置に存在している。従って、ページ表示エリア406
に現在表示されているページは全ページの約1/3ペー
ジ目であることが分かる。ここで再度、図14を参照し
てみると、ページノード“FirstPage ”に対
応する表示ペーシはp3であり、それは8ページの約1
/3であるので、大域ページアクセスエリア407に表
示されている情報と一致する。
【0095】この状態で、下方アクセスエリア403の
上にカーソルを動かしマウスボタンをクリックすると、
図14に示した内部状態は図16に示す内容に変更され
る。図16においては、ノード“MainPS”には複
数の下位ノードが存在し、その各ノードの内、木構造に
付されている従属子生成規則を評価することによって最
も早く出現するページノード“FirstPage ”
が指示ノードで、かつカレント共通ページとなるので、
そのカレント共通ページに対応する表示ページは「p3
のページノード」である。
【0096】図16に示した内部状態に基づく表示内容
をウィンドウ400に表示した状態を図17に示す。図
17において、ページ表示エリア406には、図15と
同様に、ページノード“FirstPage ”の下位
ノードが持つページイメージ内に、「p3のページノー
ド」が持つ文書内容が挿入されて表示されている。また
、同一レベルノード表示エリア405には、共通割付構
造における深さが「3レベル目」となっているノードが
表示されている。なお、上位ノード表示エリア401に
表示されているReport>MainPSは、ノード
“Report”の方がノード“MainPS”より上
位であることを示している。
【0097】この状態で、同一レベルノード表示エリア
405上に表示されているLastPSの上にカーソル
を動かしマウスボタンをクリックすると、図16に示し
た内部状態は図18に示す内容に変更される。図18に
おいては、指示ノードとしてのノード“LastPS”
の下位ノードとしては2つのノードが存在しており、こ
れらの下位ノードの内、木構造に付されている従属子生
成規則を評価することによって最も早く出現するページ
ノード“VersoPage ”がカレント共通ページ
となる。したがって、このカレント共通ページに対応す
る表示ページは「p8のページノード」である。
【0098】図18に示した内部状態に基づく表示内容
をウィンドウ400に表示した状態を図19に示す。図
19において、同一レベルノード表示エリア405には
ノード“LastPs”が前方に、ページノード“Fi
rstPage ”及びノード“BodyPS”が後方
に表示された形式に変更されている。またページ表示エ
リア406には、ページノード“VersoPage 
”の下位ノードが持つページイメージ内に、表示ページ
としての「p8のページノード」が持つ文書内容が挿入
されて表示されている。さらに、大域ページアクセスエ
リア407には、現在表示されているページは特定割付
構造の全体で最終ページであるという旨が表示されてい
る。
【0099】この状態で、同一レベルノード表示エリア
405上に表示されているBodyPSの上にカーソル
を動かしマウスボタンをクリックすると、図18に示し
た内部状態は図20に示す内容に変更される。図20に
おいては、指示ノードとしてのノード“BodyPS”
の下位ノードとしては2つのページノードが存在してい
ることになるが、これらの下位ノードの内、木構造に付
されている従属子生成規則を評価することによって最も
早く出現するページノード“VersoPage ”が
カレント共通ページとなる。したがって、カレント共通
ページに対応する、特定割付構造におけるページノード
のうち、最初のページノード、つまり「p4のページノ
ード」が表示ページとなる。
【0100】図20に示した内部状態に基づく表示内容
をウィンドウ400に表示した状態を図21に示す。図
21において、同一ノード表示エリア405には指示ノ
ードとしてのノード“BodyPS”が前方に、ページ
ノード“FirstPage ”およびノード“Las
tPs”が後方に表示された形式に変更されている。ペ
ージ表示エリア406には、ページノード“Verso
Page ”の下位ノードが持つページイメージ内に、
表示ページとしての「p4のページノード」が持つ文書
内容が挿入されて表示されている。
【0101】この状態で、局所ページアクセスエリア4
04のアクセス部404Aの右側の矢印にカーソルを移
動し、その後マウスボタンをクリックすると、図20に
示した内部状態は図22に示す内容に変更される。図2
2においては、表示ページとしての「p4のページノー
ド」に対応する共通割付構造のページノードは“Ver
soPage ”である。このページノード“Vers
oPage からのポインタで指し示される特定割付構
造におけるページノードのうち、表示ページとしての「
p4のページノード」の一つ後のものは「p6のページ
ノード」となる。従って、この「p6のページノード」
が今回の表示ページとなる。
【0102】図22に示した内部状態に基づく表示内容
を図23に示す。図23において、ページ表示エリア4
06には、ページノード“VersoPage”の下位
ノードが持つページイメージ内に、表示ページとしての
「p6のページノード」が持つ文書内容が挿入されて表
示されている。また、局所ページアクセスエリア404
において、表示マーク部404Bが、アクセス部404
Aの右の矢印側に最も接近した位置に存在しているので
、現在表示されているページは、カレント共通ページに
対応する特定割付構造におけるページノード中で、最終
ページのものであるということになる。ここで再度図2
2を参照してみると、カレント共通ページ“Verso
Page に対応してp4のページとp6のページとが
存在しており、現在、p6のページが表示ページとなっ
ているので、このページはカレント共通ページに対して
は最終ページとなり、局所ページアクセスエリア404
に表示されている情報と一致する。
【0103】最後に、この状態で、大域ページアクセス
エリア407のアクセス部407Aの左側の矢印にカー
ソルを動かしマウスボタンをクリックすると、図22に
示した内部状態は図24に示す内容に変更される。図2
4においては、表示ページとしての「p6のページノー
ド」の前のページは「p5のページノード」となり、こ
の「p5のページノード」に対応する、共通割付構造に
おけるカレント共通ページはページノード“Recto
Page ”となるので、このページノードが指示ノー
ドとなる。
【0104】図24に示した内部状態に基づく表示内容
をウィンドウ400に表示した状態を図25に示す。図
25においては、同一ノード表示エリア405には指示
ノードとしてのページノード“RectoPage ”
が前方に、このノードと同一レベルのノードとしてのベ
ージノード“VersoPage が後方に表示された
形式に変更されている。また、ページ表示エリア406
には、ページノード“RectoPage ”の下位ノ
ードが持つページイメージに、表示ページとしての「p
5のページノード」が持つ文書内容が挿入されて表示さ
れている。
【0105】なお、上記実施例では、図12、図14、
図16、図18、図20、図22、図24の各図に示さ
れている木構造を表示しないように設定しているが、こ
れらの木構造を表示装置103の表示画面上の所定の位
置に表示するようにしても良い。これには、本願出願人
が先に出願した特願平1−258311号に開示されて
いる技術を用いることにより実現できる。
【0106】また、モード切り替え等の機能を追加して
、共通割付情報あるいは特定割付情報のいくつかの表示
を選択することもできる。例えば、図21に示したペー
ジ表示エリア406に示されている点線の矩形領域を削
除することによって、図26に示すように、実際に印刷
される文書のイメージをより正確に表示することができ
る。なお図26に示した表示内容の内部状態は図20に
示した内容と同様である。一方、図21に示したページ
表示エリア406に表示されている内容を消去すること
により、点線の矩形領域(ページイメージ)のみを表示
することもできる。
【0107】上記実施例では、ページ表示エリア406
には1ページのみを表示するようにしているが、本発明
では、1ページのみの表示および編集を行うようにした
ものではなく、表示されるページを、2ページを単位に
して選択するように変更することにより、例えば図27
に示されるように、見開き1ページについての表示を行
うことができる。図27に示した表示内容の内部状態と
しては、図28に示す内容となる。
【0108】また、局所ページアクセスエリア404の
代わりに、ページ数を直接入力するようにしても良い。 これは、特定割付構造のうち、ある共通割付構造から生
成されたものという情報、例えばポインタを利用して、
特定および共通割付構造をアクセスできるからである。 なお、指示の対象となるものはページだけとは限らない
【0109】さらに、大域ページアクセスエリア407
の代わりに、ページ数を直接入力するようにしても良い
。これは、特定割付構造だけを調べれば分かる情報、例
えばポインタを利用して、特定および共通割付構造をア
クセスできるからである。
【0110】すなわち、上述した2つのことは、あるペ
ージ数の値からカレント特定ページが特定でき、そのカ
レント特定ページから対応するカレント共通ページが特
定できるので、そのカレント共通ページの下位ノードが
持つページイメージ内に、前記あるページ数の値に該当
するカレント特定ページの文書内容を挿入して表示する
ことができる、ということである。
【0111】上記実施例においては、共通割付構造と特
定割付構造は、関連付けられた2つのデータ構造として
、それぞれの保持手段に格納されているものとした。 しかしながら、この発明は、両者に共有される情報が存
在することに着目し、共通割付情報を表示しつつ、それ
に特定割付情報に固有な情報(上記従来の技術で説明し
た(イ)、(ロ)、(ハ)の事項に関する情報)を付与
することにより、どちらの構造の編集も可能にするもの
である。このことから、両者に共通する情報を格納した
上で、それぞれに固有な情報を付与した1つのデータ構
造として格納することが可能である。従って、このよう
なデータの保持を行う装置も本発明の範囲内である。
【0112】上述した実施例によれば、共通割付構造に
係る情報に、特定割付構造の特有の情報を加えて表示し
、それぞれの情報の関連を利用して共通割付構造あるい
は特定割付構造の特定の一部の選択/編集を可能にする
【0113】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、共
通割付構造に係る情報に、特定割付構造に特有の情報を
加えて表示するようにしたので、実際の個々の文書を割
り付けたときの、共通割付構造が表現している文書イメ
ージ、及び共通割付構造と特定割付構造との関連性を認
識することができる。
【0114】これによって、共通割付構造及びその構造
に関連付けられている特定割付構造の編集を容易に行う
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る文書処理装置の一実施例を示すブ
ロック図。
【図2】本実施例における共通割付構造と特定割付構造
との関連づけを示す構造図。
【図3】本実施例における表示ルールの一例を示す図。
【図4】本発明に係る共通割付構造とそれに関連付けら
れている特定割付構造を表示するに際しての表示形式の
一例を示す図。
【図5】本実施例の処理動作を示すフローチャート。
【図6】本実施例の処理動作を示すフローチャート。
【図7】本実施例の処理動作を示すフローチャート。
【図8】本実施例の処理動作を示すフローチャート。
【図9】本実施例の処理動作を示すフローチャート。
【図10】本実施例の処理動作を示すフローチャート。
【図11】本実施例の処理動作を示すフローチャート。
【図12】本実施例の処理動作を示す説明するための図
【図13】本実施例の処理動作を示す説明するための図
【図14】本実施例の処理動作を示す説明するための図
【図15】本実施例の処理動作を示す説明するための図
【図16】本実施例の処理動作を示す説明するための図
【図17】本実施例の処理動作を示す説明するための図
【図18】本実施例の処理動作を示す説明するための図
【図19】本実施例の処理動作を示す説明するための図
【図20】本実施例の処理動作を示す説明するための図
【図21】本実施例の処理動作を示す説明するための図
【図22】本実施例の処理動作を示す説明するための図
【図23】本実施例の処理動作を示す説明するための図
【図24】本実施例の処理動作を示す説明するための図
【図25】本実施例の処理動作を示す説明するための図
【図26】本実施例の処理動作を示す説明するための図
【図27】本実施例の処理動作を示す説明するための図
【図28】本実施例の処理動作を示す説明するための図
【図29】一般的なページのイメージの一例を示す図。
【図30】ある共通割付構造と、その構造に対応する特
定割付構造とを示す構造図。
【図31】共通割付情報の一例を示す図
【図32】ある
ページノードとその下位ノードとの関係を示す図。
【図33】あるページノードとその下位ノードとの関係
を示す図。
【符号の説明】
101…キーボード、102…マウス、103…表示装
置、104…入出力制御部、105…記憶部、106…
主制御部、111…共通割付情報保持手段、112…特
定割付情報保持手段、113…共通割付情報表示手段、
114…特定割付情報表示手段、115…構造指示手段
、116…局所指示手段、117…大域指示手段、40
0…ウィンドウ、401…上位ノード表示エリア、40
2…上方アクセスエリア、403…下方アクセスエリア
、404…局所ページアクセスエリア、404A、40
7A…アクセス部、404B、407B…表示マーク部
、405…同一レベル表示エリア、406…ページ表示
エリア、407…大域ページアクセスエリア。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の文書に共通なレイアウト情報として
    の、少なくとも、文書のレイアウトからみた文書部品間
    の関係を所定の情報を保持するノード群で表現した共通
    割付構造と、該各ノードの親子間の関係を示した従属子
    生成規則とからなる共通割付情報と、個々の文書に固有
    なレイアウト情報としての、前記共通割付情報の制約を
    満たす特定割付情報とを関連付けして保持し、これらの
    情報に基づいて文書の作成・編集を行う文書処理装置に
    おいて、前記共通割付構造中のあるノードが指示された
    際に、少なくとも、該指示されたノード及び該ノードと
    関連するノードと、これらのノード群の少なくとも一部
    についての関連する従属子生成規則と、前記指示された
    ノードに対応する、ページを示すページノードの下位ノ
    ードに保持されている矩形領域の平面的位置関係とを出
    力する共通割付情報表示手段と、この共通割付情報表示
    手段から出力された出力結果に関連する前記特定割付情
    報を出力する特定割付情報表示手段と、前記共通割付情
    報表示手段あるいは前記特定割付情報表示手段から出力
    された出力結果を参照して、共通割付構造あるいは特定
    割付構造の他の部分を指示する指示手段とを具えたこと
    を特徴とする文書処理装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8774289B1 (en) 2004-04-16 2014-07-08 Marvell International Ltd. Soft decoding of coded bit-streams

Cited By (2)

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