JPH0431766Y2 - - Google Patents

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JPH0431766Y2
JPH0431766Y2 JP1987115088U JP11508887U JPH0431766Y2 JP H0431766 Y2 JPH0431766 Y2 JP H0431766Y2 JP 1987115088 U JP1987115088 U JP 1987115088U JP 11508887 U JP11508887 U JP 11508887U JP H0431766 Y2 JPH0431766 Y2 JP H0431766Y2
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JP
Japan
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auxiliary
rollers
main rollers
roller
main
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JP1987115088U
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JPS6425812U (ja
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  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は主に光フアイバー複合架空地線(以
下単にOPGW線という)等の電線の架設延線の
際使用するカーブ金車に関するものである。
(従来の技術) 従来鉄塔頂部間にわたして設けるOPGW線等
の架空地線は約2Km毎にこれを接続しなければな
らず、その際鉄塔の最頂部では風圧等があるため
作業が危険となり、従つていつたん鉄塔の下部へ
架空地線を引き上げ、下部で接続している。また
特に架空地線の張替作業においては鉄塔周囲に場
所がなく従つて上記接続箇所の鉄塔では第5図に
示す如く鉄塔の下部へ約90°に曲げて引きおろし
ている。
また上記OPGW線は光フアイバーを内蔵した
スペーサーの上からアルミパイプを被せ、この外
周に、アルミで被覆したスチール製の多数の地線
を配して成るもので、この光フアイバーの周囲を
被うアルミパイプを0.1mm以上つぶしてはならな
いこととなつている。しかもこのOPGW線は撚
れたりすると光フアイバーが伸び、寿命を低下さ
せたり、断線の要因ともなる。従つてこの
OPGW線の延線に際しては金車等の通過の際測
圧を小さくしかつ撚れないように通さなければな
らない。そこで上述のような90°の曲がり箇所で
は大径の金車が必要となる。しかし大径の金車は
重量が重く、取扱いに不便である。そこで多輪の
カーブ金車を用いることにより軽量化し、かつ取
扱い易くしている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながらこの多輪のカーブ金車の各ローラ
は上述の如く通過する架空地線が撚れないように
略V字型の溝にし、両側にガイド部を設けている
関係上、隣接するローラの間隔をあけており、こ
れにより架空地線は間隔をあけて各ローラに接す
ることとなりカテナリ角が大きく、従つて架空地
線への側圧が大きい。それ故OPGW線等の架空
地線を痛め、電送特性等を低下させるおそれがあ
る。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案はこの様なガイド部を両側に有
する本ローラと本ローラとの間に補助ローラを設
けてカテナリ角をより小さくし、架空地線への側
圧を小さくする多輪式のカーブ金車を提供し、上
記問題点を解決せんとするものである。
即ち、この考案の構成は多数の本ローラを二つ
のフレーム間に円弧状に配して成るカーブ金車に
おいて、上記各本ローラは中央部が略V字溝とな
り、その両側にテーパー状に大径になつたガイド
部を設け、これらの本ローラは隣接する各ローラ
のガイド部外端が近接するよう配され、この隣接
する各本ローラのガイド部外端間に、両側のフレ
ームに両端を支持した補助シヤフトを通し、これ
らの各補助シヤフトに補助ローラを設け、これら
の各補助ローラは、隣接する各本ローラの両側の
ガイド部間の空間に介在し、各補助ローラの外周
は上記多数の本ローラの中央部のV字溝の外周で
形成される円弧上にほぼ位置せしめたものであ
る。
(作用) このカーブ金車はフレームを鉄塔等の支柱に吊
り下げる。そして架空地線をこのカーブ金車に通
すと、各本ローラではV字溝の両側のガイド部に
よつて架空地線は撚れることなくこれらの各本ロ
ーラに接してこれらを回転させて通過する。しか
もこれらの各本ローラの間の各補助ローラにも接
して、これらの各補助ローラを回転させて通過す
る。従つてこのカーブ金車のカテナリ角は小さく
なり、架空地線のうける側圧も小さくなる。
(実施例) 以下この考案の実施例を図について説明する。
1,1は一定間隔をあけて相対向させた弧状の
フレーム、2,2…はこれらの弧状のフレーム
1,1間に、フレーム1の長手方向に一定間隔で
わたした多数の主シヤフト、3,3…はこれらの
各主シヤフト2の外周に回転自在に設けた本ロー
ラで、これらの各本ローラ3は中央部にV字溝3
aを有し、このV字溝3aの両側に外側に向かつ
て大径となるテーパー状のガイド部3bを有して
いる。4,4…はこれらの各本ローラ3と3の間
で、二つのフレーム1,1間にわたして設けた補
助シヤフトで、上記主シヤフト2及びこれらの補
助シヤフト4はフレーム1,1に沿つて円弧状に
配されている。5,5…はこれらの各補助シヤフ
ト4の外周に設けられた補助ローラで、これらの
各補助ローラ5は、第1図及び第2図に示す如
く、隣接する各本ローラ3の両側ガイド部3b,
3b間の空間に介在している。またこれらの各補
助ローラ5は上記各ローラ3のV字溝3aに相応
する位置にV字溝5aを有しているが、ガイド部
は有していない。またこの補助ローラ5のV字溝
5aの外周は、上記多数の各本ローラ3のV字溝
3aの外周と一つの円弧を形成するよう構成され
ている。6,6…は上記各フレーム1の前後両端
に縦に設けたガイドローラ、7は上記フレーム
1,1の中央部にフレーム1,1に跨がつて設け
られた門型の吊り下げ支持体で、この吊り下げ支
持体7の一側がフレーム1に設けたヒンジ8を中
心に開閉自在な開閉扉7aとなり、この開閉扉7
aの自由端に吊り下げ支持体7に固定、係止自在
な締付具9を有する。10はこの吊り下げ支持体
7の上端に設けたリンク材11を介して設けた吊
りフツク、12は各フレーム1の前後部外側に
夫々設けた係止用フツクである。
この実施例のカーブ金車は第5図及び第6図に
示す如く鉄塔13の上部にワイヤー等14で吊り
下げ、隣接する鉄塔13′から引つ張られた架空
地線15をこのカーブ金車に通して下方へ引き下
げる。この際架空地線15は各本ローラ3及び各
補助ローラ5に接し、これらを回転させ乍ら通過
する。しかも各本ローラ3の両側のガイド部3
b,3bに架空地線の両側が接するため、撚れる
ことなく通過する。
(考案の効果) この考案は以上の構成であり、カーブ金車にお
いて両側に大径のガイド部を有する各本ローラの
間に補助ローラを設けて通過させる架空地線等の
電線のカテナリ角を小さくし、側圧を小さくして
通過させる電線を痛めないようにしている。しか
しながらこの考案では単に本ローラの間に補助ロ
ーラを設けているのではない。即ちこの考案では
隣接する本ローラのガイド部外側を近接させ、こ
のガイド部外端間のフレームに補助シヤフトを支
持し、この補助シヤフトに補助ローラを設け、各
本ローラの両側のガイド部間の空間に補助ローラ
を介在させている。従つて両側にガイド部を有す
る各本ローラ間に必然的に生じる空間的に補助ロ
ーラを入れてこの空間を有効に利用したものであ
る。従つて従来のカーブ金車の大きさを変えずか
つ上述の如く通過させる電線の側圧等を小さく
し、電線を保護するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の側面図、第2図は同一部平
面図、第3図は同前後側の端面図、第4図はこの
考案の吊り下げ支持体箇所の端面図、第5図はこ
の考案の使用状態を示す概略構成図、第6図は第
5図のA部の拡大図である。 なお図中1はフレーム、2は主シヤフト、3は
本ローラ、3aはV字溝、3bはガイド部、4は
補助シヤフト、5は補助ローラである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数の本ローラを二つのフレーム間に円弧状に
    配して成るカーブ金車において、上記各本ローラ
    は中央部が略V字溝となり、その面側にテーパー
    状に大径になつたガイド部を設け、これらの本ロ
    ーラは隣接する各本ローラのガイド部外端が近接
    するよう配され、この隣接する各本ローラのガイ
    ド部外端間に、両側のフレームに両端を支持した
    補助シヤフトを通し、これらの各補助シヤフトに
    補助ローラを設け、これらの各補助ローラの外周
    は上記多数の本ローラの中央部のV字溝外周で形
    成される円弧上にほぼ位置させていることを特徴
    とする、多輪式カーブ金車。
JP1987115088U 1987-07-29 1987-07-29 Expired JPH0431766Y2 (ja)

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JP1987115088U JPH0431766Y2 (ja) 1987-07-29 1987-07-29

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JPS6425812U JPS6425812U (ja) 1989-02-14
JPH0431766Y2 true JPH0431766Y2 (ja) 1992-07-30

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ID=31356424

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JP2008043121A (ja) * 2006-08-09 2008-02-21 Tokyo Electric Power Co Inc:The カーブ用ケーブルガイド

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0697805B2 (ja) * 1989-03-09 1994-11-30 株式会社東電通 ケーブル架渉用具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6141438A (ja) * 1984-07-13 1986-02-27 パーデユー・リサーチ・フアンデーシヨン 携帯用心電図モニタ装置

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