JPH0431677Y2 - - Google Patents

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JPH0431677Y2
JPH0431677Y2 JP11566086U JP11566086U JPH0431677Y2 JP H0431677 Y2 JPH0431677 Y2 JP H0431677Y2 JP 11566086 U JP11566086 U JP 11566086U JP 11566086 U JP11566086 U JP 11566086U JP H0431677 Y2 JPH0431677 Y2 JP H0431677Y2
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JP
Japan
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sensor
pilot lamp
diameter part
large diameter
circuit board
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JP11566086U
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は防水型火災感知器の構造に関するもの
である。
[背景技術] 従来のこの種の火災感知器は、第2図に示すよ
うに、上側の大径部1aと下側の小径部1bより
なるカツプ状ケーシング1内の小径部1bにバイ
メタルよりなる感熱センサ2を配設して、このセ
ンサ2を小径部1bの下面に設けた透孔3に臨ま
せると共に、大径部1aの周辺の1箇所の下面に
電源パイロツトランプ4を配置し、大径部1aの
少なくともセンサ2とパイロツトランプ4の上方
を覆う部分に設けた水密室5内に、これらのセン
サ2及びパイロツトランプ4をそれぞれシール部
7及び8を介して水密的に実装した回路基板6を
収納したものであつた。
上記回路基板6の外部接続は、水密室5の上面
にパツキン9を介して被着される蓋体10の一端
部より被覆電線11を導入することにより行なわ
れるが、この被覆電線11を導入する蓋体10の
一端部は火災感知器の中心より変位した位置にあ
るため、例えばケーシング1の上端面を天井に当
接した状態で天井に固定したする場合に、天井側
に設けた接続端子位置と被覆電線11の導入位置
とがずれていると、被覆電線11を折り曲げて被
覆電線11の先端を接続端子位置へ合わす必要が
ある。この場合ケーシング1内には折り曲げた被
覆電線11を収めるための配線空間が必要であ
る。そして上記の蓋体10の上面は平坦な面であ
るため、ケーシング1の太径部1aの上端面と蓋
体10の上面との間には配線空間として最低必要
な高さH2を確保する必要がある。
そのため図示する構造で、太径部1aの上端の
高さ位置を単に低くして太径部1aの高さ寸法を
小さくし、感知器の薄形化を図ろうとした場合、
上記の配線空間に必要とする高さH2が確保でき
なくなるという問題があり、また図示する構造で
は回路基板6とパロツトランプ4との間隔の余裕
がないので、組立に手間がかかるという問題があ
つた。
[考案の目的] 本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは、ケーシングの大径
部の高さを低くして感知器全体を薄形化でき、し
かもパイロツトランプと回路基板との間に充分な
間隔を持たせて組立を容易にしたこの種の防水型
火災感知器を提供するにある。
[考案の開示] しかして本考案による防水型火災感知器は、上
側の大径部と下側の小径部よりなるケーシング内
の小径部にセンサを配設して、小径部の下面に設
けた透孔にセンサを臨ませると共に、大径部の周
辺の1箇所の下面にパイロツトランプを配置し、
大径部の少なくともセンサとパイロツトランプの
上方を覆う部分に設けた水密室内に、上記センサ
及びパイロツトランプをそれぞれ水密的に実装し
た回路基板を収納してなる防水型火災感知器にお
いて、上記回路基板をセンサ側が下がるように傾
斜させると共に、密閉室の上面のセンサ側をパイ
ロツトランプ側より低くしたものであり、センサ
とパイロツトランプの高低差に合わせて回路基板
を傾斜させることにより、水密室の上部の配線空
間と回路基板とパイロツトランプ間の間隔を確保
すると共に、ケーシングを薄形化した点に特徴を
有するものである。
[実施例] 第1図は本考案の一実施例を示したもので、感
知器のケーシング1は、上側の大径部1aと下側
の小径部1bとで構成され、小径部1bにセンサ
2を配設して、小径部1bの下面に設けた透孔3
にセンサ2を臨ませると共に、大径部1aの周辺
の1箇所の下面にパイロツトランプ4を配置して
ある。また大径部1a内の少なくともセンサ2と
パイロツトランプ4の上方を覆う部分に水密室5
が設けられ、この水密室5内に収納された回路基
板6に、これらのセンサ2及びパイロツトランプ
4がそれぞれシール部7及び8を介して水密的に
実装されている。また回路基板6はセンサ2側が
下がるように傾斜した状態で固定され、密閉室5
の形状も回路基板6に合わせてセンサ2側が低く
なるように形成されており、そのために蓋体10
の上面のケーシング1の中心部付近が周辺部より
もH3だけ低くなつて、その上方に高さH2の配線
空間が形成されている。
従つて、蓋体10の位置端部より導入している
被覆電線11を導入位置からずれた位置にある天
井側の接続端子に接続するような場合に、高さ
H2の上記配線空間に被覆電線11の折り曲げ部
位を配置することができ、しかも蓋体10の上端
面と、ケーシング1の太径部1aの上端との距離
がH2より小さいH3で済むため、それだけ感知器
全体を薄形化でき、また回路基板6とパイロツト
ランプ4との間には上記H3に対応して間隔H4
確保されるので、組立の際には回路基板6にハン
ダ付けされたパイロツトランプ4をリード線を屈
曲せずにそのまま所定位置に挿入することがで
き、作業を著しく簡略化できるものである。
[考案の効果] 以上のように本考案防水型火災感知器は、セン
サとパイロツトランプを実装した回路基板をセン
サ及びパイロツトランプの配設箇所の高低差に合
わせて傾斜させることにより、水密室の上部に配
線空間を確保したものであるから、感知器が薄形
となつて使用に便利となる上に、材料費などを節
減できるという利点があり、また回路基板とパイ
ロツトランプとの間にも充分な間隔を確保できる
ものであるから、従来に比し組立がきわめて容易
になるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は従来例の断面図である。 1……ケーシング、1a……大径部、1b……
小径部、2……センサ、3……透孔、4……パイ
ロツトランプ、5……水密室、6……回路基板、
7……シール部、8……シール部、9……パツキ
ン、10……蓋体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上側の大径部と下側の小径部よりなるケーシン
    グ内の小径部にセンサを配設して、小径部の下面
    に設けた透孔にセンサを臨ませると共に、大径部
    の周辺の1箇所の下面にパイロツトランプを配置
    し、大径部の少くなくともセンサとパイロツトラ
    ンプの上方を覆う部分に設けた水密室内に、上記
    センサ及びパイロツトランプをそれぞれ水密的に
    実装した回路基板を収納してなる防水型火災感知
    器において、上記回路基板をセンサ側が下がるよ
    うに傾斜させると共に、密閉室の上面のセンサ側
    をパイロツトランプ側より低くして成る防水型火
    災感知器。
JP11566086U 1986-07-28 1986-07-28 Expired JPH0431677Y2 (ja)

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JP11566086U JPH0431677Y2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28

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JP11566086U JPH0431677Y2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28

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Publication Number Publication Date
JPS6324693U JPS6324693U (ja) 1988-02-18
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JP11566086U Expired JPH0431677Y2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2584859B2 (ja) * 1989-03-30 1997-02-26 ホーチキ株式会社 熱感知器
JP2001216578A (ja) * 2000-01-31 2001-08-10 Nohmi Bosai Ltd 火災感知器

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Publication number Publication date
JPS6324693U (ja) 1988-02-18

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