JPH04315408A - フェライト磁心の成形方法 - Google Patents

フェライト磁心の成形方法

Info

Publication number
JPH04315408A
JPH04315408A JP10844891A JP10844891A JPH04315408A JP H04315408 A JPH04315408 A JP H04315408A JP 10844891 A JP10844891 A JP 10844891A JP 10844891 A JP10844891 A JP 10844891A JP H04315408 A JPH04315408 A JP H04315408A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
middle leg
leg
magnetic core
outer leg
punch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10844891A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Inoue
章 井上
Hiroshi Ando
博 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Ferrite Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ferrite Ltd filed Critical Hitachi Ferrite Ltd
Priority to JP10844891A priority Critical patent/JPH04315408A/ja
Publication of JPH04315408A publication Critical patent/JPH04315408A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Soft Magnetic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、E型フェライト磁心の
成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、フェライト磁心は、酸化鉄とM
n、Zn等の酸化物との混合物を混合、粉砕、造粒して
顆粒とし、それを金型内に充填し、所定形状に成形した
後、焼成し、加工して得られている。
【0003】この成形時において、E型フェライト磁心
の成形方法は以下のとおりであった。従来の成形の様子
を図9に、この成形に用いた段付ダイスの平面図を図1
0に示す。ダイプレート21に段付ダイス22が取り付
けられ、3つの下パンチ23、24、25は固定プレー
ト26に固定されている。この固定プレート26はベー
スプレート上に配置してある。そして、下パンチ23、
24、25を原料充填位置とし、フェライト原料30を
充填し、上パンチ29を挿入して成形する。この段付ダ
イスは図10に示すように、下パンチ23、24、25
の挿入される穴31、32、33と段部34が形成され
ている。尚、28はヨークプレートである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】フェライト磁心には、
他の電子部品と同様に、小型化、高性能化が進み、高寸
法精度が要求されている。しかしながら、従来の成形方
法では、図9の点線Aの部分の密度が他の部分に比較し
高くなり、例えば、両外脚に比べ2〜3%程度高くなっ
ていた。
【0005】その密度差により、焼成後フェライト磁心
が変形するという問題点があった。この変形を極端に示
すと、図11又は図12のように変形していた。このた
め、磁心寸法、形状により差はあるものの、悪いもので
は3%程度の寸法不良を発生していた。
【0006】本発明は、上記の事を鑑みて、密度差の発
生を防止するフェライト磁心の成形方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、フェライト原
料を金型内に充填し、圧縮成形するE型フェライト磁心
の成形方法において、ダイプレートには3つの貫通孔と
段部を有する段付ダイスが設置され、E型フェライト磁
心の両外脚用の2つの下パンチはベースプレート上の固
定プレートに固定され、中脚用の下パンチは固定プレー
トを貫通し、上下動可能な状態でベースプレートに保持
され、両外脚用の2つの下パンチと中脚用の下パンチと
は別々に上下位置が設定できるように構成され、中脚部
分と両外脚部分の原料充填量を別々の機構で調節するこ
とにより、中脚部分と両外脚部の成形密度を同一とする
ものである。
【0008】つまり、従来の成形方法では、中脚部分が
外脚部分に比較し、原料のつまり具合が良く、中脚用下
パンチと両外脚用下パンチを同一の機構で操作したので
は、中脚部分の成形密度が外脚部分に比べて高くなって
しまい、焼成時に成形密度差により変形を生じていた。 本発明によれば、中脚用下パンチと外脚用の下パンチと
を別々の機構で操作することが可能であり、原料のつま
り具合の良い中脚部分では、原料充填時外脚用下パンチ
の位置よりも中脚用下パンチを高い位置とし、充填量を
従来より少なくし、圧縮時は外脚用下パンチと中脚用下
パンチとを同じ位置とし、E型フェライト磁心を成形す
ることにより、外脚と中脚との成形密度を同一とするも
のである。
【0009】
【実施例】本発明に係る一実施例の成形方法の概略図を
図1に示す。この実施例は、ダイプレート1に、段付ダ
イス2が装着され、2つの外脚用下パンチ3、4はベー
スプレート8上に設置された固定プレート6に固定され
ている。中脚用下パンチ5は、固定プレート6を貫通し
、ベースプレート9にパッキン10で保持され、上下動
可能であり、上限を充填調節ナット11で行い、下限を
受け板12で行っている。
【0010】この実施例の充填時の様子を図2に示す。 この充填時、中脚用下パンチ5は、コアロッド13で押
し上げられ、充填調整ナット11で位置決めされ、外脚
用下パンチ3、4よりも高い位置に設定される。そして
、フェライト原料15が充填される。
【0011】次に圧縮時の様子を図3に示す。この圧縮
時、上パンチ14が押し下げられ、各下パンチ3、4、
5は同じ高さとなる。このとき、中脚用下パンチ5は受
け板12がスライディングブロック7に当り、外脚用下
パンチと同じ高さとなっている。
【0012】次に圧縮後の成形体の取り出しの様子を図
4に示す。この成形体15の取り出しは、各下パンチ3
、4、5が押し上げられ、成形体15を押し出している
。この成形体の正面図を図5に示す。
【0013】この実施例によれば、原料のつまり具合の
良い中脚部分の充填量を調節することができ、中脚部分
と外脚部分の成形密度を同一とすることができる。
【0014】本発明に係る別の実施例を図6、7、8に
示す。この実施例は、充填時(図6)には、中脚用下パ
ンチ5を上記実施例よりも更に高い位置に設定し、圧縮
時(図7)に中脚用下パンチ5を外脚用下パンチ3、4
よりも少し高い位置に設定し、ギャップ付E型フェライ
ト磁心を成形するものである。このとき、取り出しの際
中脚用下パンチ5は、スライディングブロックのローラ
8にダイプレート1から突出したウエッジ15が当り、
スライディングブロック7が逃げ、受け板12がはずれ
てベースプレート9まで下がる。
【0015】この実施例によれば、中脚部分が外脚部分
より低いギャップ付E型フェライト磁心(図8)を成形
にて得ることができる。従来は、中脚、外脚が同じ長さ
に成形されたE型フェライト磁心の中脚を研磨してギャ
ップ付E型フェライト磁心を得ており、本発明によれば
、ギャップ研磨が不要となり、ギャップ加工工程が不要
となるとともに、研磨により失われる原料費も削減でき
る。
【0016】これらの本発明の実施例では、成形密度の
均一化が計れ、変形による寸法不良を0.5%以下程度
に減少させることができた。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、中脚と外脚との原料充
填量を別々に調節し、中脚と外脚との成形密度を同一と
し、焼成時の変形を防止することができる。
【0018】また、中脚にギャップを有するギャップ付
E型フェライト磁心を成形することが可能となり、低コ
ストでギャップ付E型フェライト磁心を得ることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の概略図である。
【図2】本発明に係る一実施例の充填時を示す図である
【図3】本発明に係る一実施例の圧縮時を示す図である
【図4】本発明に係る一実施例の取り出し時を示す図で
ある。
【図5】本発明に係る一実施例の成形体の正面図である
【図6】本発明に係る別の実施例の充填時を示す図であ
る。
【図7】本発明に係る別の実施例の圧縮時を示す図であ
る。
【図8】本発明に係る別の実施例の成形体の正面図であ
る。
【図9】従来例の概略図である。
【図10】段付ダイスの平面図である。
【図11】従来の変形例の正面図である。
【図12】従来の別の変形例の正面図である。
【符号の説明】
1  ダイプレート 2  段付ダイス 3、4  外脚用下パンチ 5  中脚用下パンチ 6  固定プレート 7  スライディングブロック 8  ローラ 9  ベースプレート 10  パッキン 11  充填調節ナット 12  受け板 13  コアロッド 14  上パンチ 15  フェライト原料

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  フェライト原料を金型内に充填し、圧
    縮成形するE型フェライト磁心の成形方法において、ダ
    イプレートには3つの貫通孔と段部を有する段付ダイス
    が設置され、E型フェライト磁心の両外脚用の2つの下
    パンチはベースプレート上の固定プレートに固定され、
    中脚用の下パンチは固定プレートを貫通し、上下動可能
    な状態でベースプレートに保持され、両外脚用の2つの
    下パンチと中脚用の下パンチとは別々に上下位置が設定
    できるように構成され、中脚部分と両外脚部分の原料充
    填量を別々の機構で調節することにより、中脚部分と両
    外脚部の成形密度を同一とすることを特徴とするフェラ
    イト磁心の成形方法。
JP10844891A 1991-04-13 1991-04-13 フェライト磁心の成形方法 Pending JPH04315408A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10844891A JPH04315408A (ja) 1991-04-13 1991-04-13 フェライト磁心の成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10844891A JPH04315408A (ja) 1991-04-13 1991-04-13 フェライト磁心の成形方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04315408A true JPH04315408A (ja) 1992-11-06

Family

ID=14485043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10844891A Pending JPH04315408A (ja) 1991-04-13 1991-04-13 フェライト磁心の成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04315408A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7758690B2 (en) 2002-05-03 2010-07-20 Imerys Minerals, Ltd. Paper coating pigments
WO2011027559A1 (ja) * 2009-09-03 2011-03-10 パナソニック株式会社 コイル部品およびその製造方法
CN102941616A (zh) * 2012-11-22 2013-02-27 海宁联丰磁业股份有限公司 锰锌铁氧体磁芯成型模架
CN102962880A (zh) * 2012-11-22 2013-03-13 海宁联丰磁业股份有限公司 锰锌铁氧体磁芯成型压机

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7758690B2 (en) 2002-05-03 2010-07-20 Imerys Minerals, Ltd. Paper coating pigments
WO2011027559A1 (ja) * 2009-09-03 2011-03-10 パナソニック株式会社 コイル部品およびその製造方法
CN102349120A (zh) * 2009-09-03 2012-02-08 松下电器产业株式会社 线圈部件及其制造方法
US8922325B2 (en) 2009-09-03 2014-12-30 Panasonic Corporation Coil component including magnetic body
JP5649075B2 (ja) * 2009-09-03 2015-01-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 コイル部品
CN102941616A (zh) * 2012-11-22 2013-02-27 海宁联丰磁业股份有限公司 锰锌铁氧体磁芯成型模架
CN102962880A (zh) * 2012-11-22 2013-03-13 海宁联丰磁业股份有限公司 锰锌铁氧体磁芯成型压机
CN102941616B (zh) * 2012-11-22 2014-08-06 海宁联丰磁业股份有限公司 锰锌铁氧体磁芯成型模架

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106513667B (zh) 全自动磁粉粉末成型压机的压制装置及方法
EP0403040A3 (de) Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung masshaltiger Presslinge
JPH04315408A (ja) フェライト磁心の成形方法
EP0409647A2 (en) Manufacturing process for sintered Fe-P alloy product having soft magnetic characteristics
CN1172334C (zh) 软磁铁氧体磁芯成型方法及模具结构
CN201064922Y (zh) 稀土永磁体的取向压制成型设备
JPS61147802A (ja) 磁性粉末成型装置
JPS639562B2 (ja)
JPS6363313B2 (ja)
JPS5692040A (en) High-temperature compression molds for friction pad
JPS55131101A (en) Powder packing method
JP2913513B2 (ja) 原子燃料用ペレットの製造方法
JPH05271703A (ja) プレス成形体の製造方法
JP2007134617A (ja) コイル装置用コアの製造方法
JP3327944B2 (ja) 焼結鍛造加工方法
SU1509178A1 (ru) Устройство дл прессовани порошковых анизотропных магнитов
JPS5845622A (ja) 磁気ヘッド用舟型コアの製造方法
SU553125A1 (ru) Инструментальный узел дл изготовлени ферритовых сердечников п-образной формы
JPH0240439B2 (ja) Funmatsuseikeisochi
JP3078356B2 (ja) 粉末加圧成形方法
SU1637959A1 (ru) Способ изготовлени порошковых изделий с боковым буртом и устройство дл его осуществлени
JPS5391001A (en) Control method for raw material particle size distribution in sintering pallet
CN116426841A (zh) 磁体、磁性件及磁体的制备方法
JPH02255297A (ja) セラミック基板プレス成形用金型
JPH0570802A (ja) 長尺圧粉体の成形方法