JPH0431465B2 - - Google Patents

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JPH0431465B2
JPH0431465B2 JP60183365A JP18336585A JPH0431465B2 JP H0431465 B2 JPH0431465 B2 JP H0431465B2 JP 60183365 A JP60183365 A JP 60183365A JP 18336585 A JP18336585 A JP 18336585A JP H0431465 B2 JPH0431465 B2 JP H0431465B2
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guide roller
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、フアクシミリ等の情報入力機器にお
ける読取装置に関し、特に原稿台上の原稿を光電
的に読み取る光学ユニツトを原稿台に対して移動
させる読取装置の駆動装置に関する。
従来の技術 読取装置において、光学ユニツトを原稿台に沿
つて移動させる駆動機構には動力源として通常回
転型のモータ例えばパルスモータが使用されてい
る。
一方、プリンタのヘツド駆動機構にはリニアパ
ルスモータを用いたものが知られている。リニア
パルスモータは、従来の回転型のパルスモータを
直線上に展開した直線形パルスモータで、第4図
に示すように、断面に櫛歯状になるように多数の
平行な溝を形成したスケール14と、このスケー
ル14に沿つて走行するスライダ15と、スライ
ダと固定スケールとの間隔を一定に保つよう前記
スライダに保持され且つ固定スケールに転がり接
触するガイドローラ17とを備えている。スケー
ル14が従来の回転型パルスモータのステータに
相当し、スライダ15がロータに相当する。
スライダ15は、第5図に示すように、テーブ
ル33下部に設けられた永久磁石34の異極部分
にそれぞれ断面コ字状の電磁石35,36を固着
したもので、電磁石35,36のそれぞれのコイ
ルに交互に方向を異にして電流を流すことによ
り、スケール14上を移動するようになつてい
る。例えば、電磁石35に+方向の電流を流す
と、そのコイルはa極とb極とで逆方向に巻いて
あるので、a極で発生した磁気力は永久磁石34
の磁気力に加えられてスケール14上の歯Aに最
も近接対向する位置をとり、安定状態となる。こ
れに対しb極で発生した磁気力は、永久磁石34
の磁気力を打ち消すように働く。続いて電磁石3
6に+方向の電流を流すと、d極と歯Dとが吸引
し合つてスライダ15が右方向にスケール14の
歯の1ピツチPの1/4だけ移動する。今度は電磁
石35に一方向の電流を流すとb極と歯Bとが吸
引し合つて、スライダ15は更に1/4ピツチ右方
向に移動し、続いて電磁石36に一方向の電流を
流すと、c極と歯Cとが吸引し合つてスライダ1
5は更に1/4ピツチ進む。そして、再び電磁石3
5に+方向の電流を流し、以後同様にして電流を
流すことにより、スライダ15を右方向に順次移
動させることができる。
この構成のリニアパルスモータは高度の停止精
度を備えたもので、通常は第6図、第7図に示す
ように、スライダ15がスケール14の下面側に
配置され、スライダ15に固定されたガイドロー
ラ軸37先端に固定アダプタ38を設け、固定ア
ダプタ38に保持させたサイドローラ39をスケ
ール14の側面に接触させて横方向の位置規制を
行つている。印字ヘツド等の被駆動部分(図示せ
ず)は固定アダプタ38に保持されている。スケ
ール14の装置に対する位置決め及び被駆動部分
のスケール14に対する水平方向の位置決めはス
ケール14の一方の側面14Aを基準面として行
つている。
発明が解決しようとする問題点 上記したように従来の読取装置の駆動機構は回
転型モータを用いているため、モータの回転を光
学ユニツトの直線運動に変換する機構を必要と
し、装置が複雑となるばかりでなく、機構内のガ
タ、スリツプ等により高速化、高精度化等に制限
があつた。
そこで本発明者等は従来の回転型モータの代わ
りに、ヘツド駆動機構に用いられているリニアパ
ルスモータの採用を着想し、リニアパルスモータ
を構成するスケールを装置のフレームに固定して
固定スケールとし、スライダに光学ユニツトを連
結、保持させ、スライダで直接光学ユニツトを移
動させる構成とした。ところが、単に従来のリニ
アパルスモータを読取装置の駆動機構に採用した
だけでは必要な定速性を満足することができない
と言う問題が生じた。即ち、従来のリニアパルス
モータはスライダの立ち上がり特性、制定特性及
び停止精度のみを考慮し、移動中の定速性を考慮
していないものであるので、原稿読取に必要な光
学ユニツト移動の定速性を満たすことができなか
つた。更に従来のリニアパルスモータはスライダ
の走行位置規制にサイドローラを用いており、機
構が複雑となつていた。
本発明は上述の問題に鑑みなされたもので、読
取装置において光学ユニツトを所定の定速性をも
つて移動させることができ、しかもサイドローラ
を用いることなく所定位置を走行可能なリニアパ
ルスモータを備えた駆動機構を提供することを目
的とする。
問題点を解決するための手段 本発明者は上記問題を解決すべく鋭意検討の結
果、一般に、リニアパルスモータではスライダへ
の励磁切換時にスライダにガタツキが生じ(コギ
ングという)、この為定速性特性が悪くなつてい
るが、このコギングはガイドローラの回転を重く
することにより減少させうることを見出した。か
かる知見に基づいてなされた本発明は、読取走査
方向に配された固定スケールと、この固定スケー
ルの表面にガイドローラを有するスライダを滑動
可能に配設したリニアパルスモータと、前記固定
スケールの裏面に沿つて設けられ、端部が前記ガ
イドローラの外側面に接触して前記固定スケール
の振動を防止するよう配設されたガイドと、前記
スライダ上に固設された光学ユニツトと、前記ス
ライダに固定されたガイドローラ軸に前記光学ユ
ニツトを両側から連結する固定アダプタと、前記
スライダの一方の側とガイドローラとの間を一定
に保つ第1のスリーブと、これと同じ側の前記固
定アダプタとガイドローラとの間の距離を前記光
学ユニツトの読取中心を原稿台の中心に一致する
よう一定の距離を保つ第2のスリーブと、この固
定アダプタとガイドローラとの距離を一定にした
側と反対側のガイドローラと前記スライダとの間
にこのスライダを前記第1及び第2のスリーブを
押圧するよう配設されたスプリングとを備える構
成としている。
作 用 本発明は上述のように、ガイドローラの側面を
固定スケール取付けられたガイドの突出部内面に
押付けているので、ガイドローラ側面がガイドに
摩擦接触し、この為ガイドローラの表面及び側面
で摩擦ロスが発生し、コギングの発生を減少させ
ている。その結果、定速性特性が向上する。
更に、スライダの一方の側のガイドローラの外
側面及びそれに接触するガイドの内面を基準面と
して、光学ユニツト及び固定スケールの取付位置
を決めているので、光学ユニツトを原稿台に対す
る所定の位置に位置決めでき、しかもスライダ及
びそれに保持された光学ユニツトの走行時、ガイ
ドローラがガイドで案内されているので、所定位
置を正確に走行できる。また、スライダの片側に
配置されたガイドローラと固定アダプタとの間の
距離を光学ユニツトの読取中心が原稿台の中心に
一致するよう一定の距離を保つスリーブを備えて
いるので、光学ユニツトの読取中心は原稿台の中
心に一致することとなる。
実施例 以下、図面に示す本発明の好適な実施例を説明
する。
第1図〜第3図は本発明の一実施例による読取
装置を示すもので、第1図はその概略側面構成
図、第2図は正面構成図、第3図はリニアパルス
モータの斜視図である。1は原稿台で、原稿台ガ
ラス2、原稿3、原稿押さえ4等からなる。この
原稿台1は定位置に静止して設けられる。5は原
稿台1に沿つて走行可能な光学ユニツトで、内部
に蛍光灯6、反射ミラー7、集光レンズ8、読取
素子9、ドライブ回路10等を有する。なお、光
学ユニツト5は密着イメージセンサで構成されて
いてもよい。11は光学ユニツト5を走行させる
駆動機構であり、読取装置のベース12に固定台
13を介して固定された固定スケール14、固定
スケール14下面に沿つて走行するスライダ1
5、該スライダ15に取付けられたガイドローラ
軸16、該ガイドローラ軸16に回転可能に保持
され固定スケール14下面に転がり接触するガイ
ドローラ17A,17B等からなるリニアパルス
モータを有し、前記光学ユニツト5は固定アダプ
タ18、グリツク19等により、ガイドローラ軸
16に固定、保持される。
固定スケール14には、コの字型のガイド20
が、その両端が固定スケール14のスライダ側の
面より更に直角に突出するように取付けられる。
ガイド20はガイドローラの走行位置を規制する
ためのもので、通常金属板のプレスで作られる
が、互いに向い合つた内面20a,20bは平滑
に仕上げ加工されている。スライダ15の両側に
配置されるガイドローラ17A,17Bは共にガ
イドローラ軸16に対し回転可能に設けられ、且
つ少なくとも片側のガイドローラ17Bは軸方向
にも移動可能に設けられる。スライダ15とガイ
ドローラ17Aとの間にはスリーブ23が配置さ
れ、他方のガイドローラ17Bとの間にはバネ2
4が配置されている。バネ24は各ガイドローラ
17A,17Bの側面をガイド20の突出部内面
20a,20bに押付ける手段を構成する。
第2図において、スライダ15の右側に配置さ
れたガイドローラ17Aと固定アダプタ18との
間にはスリーブ22が装着され、ガイドローラ1
7Aと固定アダプタ18との間を距離を一定に保
つている。なお、スリーブ22は固定アダプタ1
8と一体構造でもよい。このガイドローラ17A
の外側面17aは基準面として作用するもので、
スリーブ22の寸法精度、固定アダプタ18と光
学ユニツト5との位置決めピン28の取付位置精
度等を保障することにより、ガイドローラ外側面
17aと光学ユニツトの読取中心X−Xとの間隔
eを所定寸法に仕上げている。一方、このガイド
ローラ外側面17aに接触する側のガイド突出部
内面20aは固定スケール側の基準面をなすもの
で、固定スケール14を固定台13に対して位置
決めする位置決めピン29(第1図参照)挿入用
の基準穴30をガイド突出部内面20aから所定
の距離に所定の精度で設けている。固定台13は
装置本体に固定されており、従つて装置本体に固
定された原稿台1に対して所定の位置関係になつ
ているので、位置決めピン29を基準穴30に挿
入して固定スケール14を取付けると、ガイド突
出部内面20aは原稿台1の中心に対して所定の
位置に位置決めされる。かくして、スライダ15
の片側のガイドローラ外側面17aをそれに向い
合うガイド突出部内面20aに接触させると、光
学ユニツト5の読取中心は原稿台1の中心に一致
することとなる。なお、第1図において、26は
機械ベース12を支えるゴム足である。
次に上記装置の作動を説明する。原稿台ガラス
2の上に乗せた原稿3を原稿押さえ4で固定し、
蛍光灯6で原稿3を照射しその反射光を反射ミラ
ー7で光路変更して読取素子9上に集光レンズ8
にて集光し、ドライブ回路10によつて読取素子
9は電子的に主走査されて光電変換などの処理が
行われる。
一方、副走査は光学ユニツト5を保持したスラ
イダ15が決められた速度で固定スケール14に
沿つて走行することにより行われる。この走行の
際、スライダ15に保持されたガイドローラ17
A,17Bが固定スケール14の両側から下方に
突出したガイド20の先端内面に接触しているの
で、ガイドローラの回転に摩擦負荷が加わり、ス
ライダ15のコギング発生を減少させる。また、
ガイド20は固定スケール14を補強するので、
固定スケールの振動防止にも役立ち、一層コギン
グの発生を防止する。更に、光学ユニツト5の読
取中心はガイドローラ17Aの外側面17aに対
して所定の位置にあり、このガイドローラが接触
するガイド突出部内面20aは原稿台に対して所
定の位置にある為、光学ユニツト5は原稿台1に
対して常に適正な位置を正確に走行する。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明は、リ
ニアパルスモータの固定スケールにコの字型のガ
イドを取付け、その固定スケールよりも突出した
部分の内面にガイドローラ側面を押付けて走行さ
せるようにしたので、光学ユニツト走行時にガイ
ドローラの回転に摩擦抵抗が加わり、コギングが
減少し定速性が向上する。また、スライダの片側
のガイドローラの外側面を基準面として光学ユニ
ツト取付位置を決め、且つそのガイドローラ外側
面に接触するガイド突出部内面を基準面として固
定スケールの原稿台に対する取付位置を定めてい
るので、ガイドローラをガイド突出部内面に接触
させることにより、光学ユニツトを原稿台に対す
る所定の位置に位置決めでき、しかも光学ユニツ
ト走行中もその位置関係が保たれる。この為、サ
イドローラを使用する必要がなく、駆動機構を簡
略化できる。かくして、本発明はリニアパルスモ
ータを読取装置における光学ユニツトの移動に好
適に使用しうるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による読取装置の駆
動装置の概略側面構成図、第2図はその概略正面
構成図、第3図はこの実施例に用いたリニアパル
スモータの概略斜視図、第4図は従来のリニアパ
ルスモータの概略斜視図、第5図はその動作説明
図、第6図は従来のリニアパルスモータの概略平
面図、第7図はその概略正面構成図である。 1……原稿台、2……原稿台ガラス、5……光
学ユニツト、11……駆動機構、14……固定ス
ケール、15……スライダ、16……ガイドロー
ラ軸、17,17A,17B……ガイドローラ、
17a……ガイドローラ外側面(基準面)、18
……固定アダプタ、20……ガイド、20a……
ガイド突出部内面(基準面)、22……スリーブ、
24……バネ、28,29……位置決めピン、3
0……基準穴。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 読取走査方向に配された固定スケールと、こ
    の固定スケールの表面にガイドローラを有するス
    ライダを滑動可能に配設したリニアパルスモータ
    と、前記固定スケールの裏面に沿つて設けられ、
    端部が前記ガイドローラの外側面に接触して前記
    固定スケールの振動を防止するよう配設されたガ
    イドと、前記スライダ上に固設された光学ユニツ
    トと、前記スライダに固定されたガイドローラ軸
    に前記光学ユニツトを両側から連結する固定アダ
    プタと、前記スライダの一方の側とガイドローラ
    との間を一定に保つ第1のスリーブと、これと同
    じ側の前記固定アダプタとガイドローラとの間の
    距離を前記光学ユニツトの読取中心を原稿台の中
    心に一致するよう一定の距離を保つ第2のスリー
    ブと、この固定アダプタとガイドローラとの距離
    を一定にした側と反対側のガイドローラと前記ス
    ライダとの間にこのスライダを前記第1及び第2
    のスリーブを押圧するよう配設されたスプリング
    とを具備することを特徴とする読取装置。
JP60183365A 1985-08-21 1985-08-21 読取装置 Granted JPS6243967A (ja)

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JP60183365A JPS6243967A (ja) 1985-08-21 1985-08-21 読取装置

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JP60183365A JPS6243967A (ja) 1985-08-21 1985-08-21 読取装置

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JPS6243967A JPS6243967A (ja) 1987-02-25
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JP60183365A Granted JPS6243967A (ja) 1985-08-21 1985-08-21 読取装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61264960A (ja) * 1985-05-20 1986-11-22 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 読取装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61264960A (ja) * 1985-05-20 1986-11-22 Matsushita Graphic Commun Syst Inc 読取装置

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JPS6243967A (ja) 1987-02-25

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