JPH04314461A - 水泳用ひれおよびその製造方法 - Google Patents
水泳用ひれおよびその製造方法Info
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- JPH04314461A JPH04314461A JP3001968A JP196891A JPH04314461A JP H04314461 A JPH04314461 A JP H04314461A JP 3001968 A JP3001968 A JP 3001968A JP 196891 A JP196891 A JP 196891A JP H04314461 A JPH04314461 A JP H04314461A
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B31/00—Swimming aids
- A63B31/08—Swim fins, flippers or other swimming aids held by, or attachable to, the hands, arms, feet or legs
- A63B31/10—Swim fins, flippers or other swimming aids held by, or attachable to, the hands, arms, feet or legs held by, or attachable to, the hands or feet
- A63B31/11—Swim fins, flippers or other swimming aids held by, or attachable to, the hands, arms, feet or legs held by, or attachable to, the hands or feet attachable only to the feet
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、適度に固い熱可塑性材
料のブレードと、このブレードに固定されるエラストマ
材料または柔軟な熱可塑性ゴムの靴と、を備えた水泳用
のひれに関するものである。
料のブレードと、このブレードに固定されるエラストマ
材料または柔軟な熱可塑性ゴムの靴と、を備えた水泳用
のひれに関するものである。
【0002】
【従来技術】従来の技術では、上記靴は接着剤、機械的
組立部品などのような種々の手段によってブレードに固
着されている。しかしながら、この種のひれを製造する
ためにうまくいっていると確認されている製造技術は、
まず、溶融点が低くいくぶん堅い熱可塑性材料、普通は
E.V.A.(エチレン・ビニル・アセテート)、の射
出成形で構成される。次に、靴は、普通E.V.A.に
対して相当化学的に相性が良い高溶融点の熱可塑性ゴム
を用い、あらかじめ成形されたブレードの一端部に成形
される。上記熱可塑性ゴムは、靴とブレードの材料が熱
化学作用により相互に結合しくっつくように、靴が成形
される領域でブレードの表面が十分溶融する高い温度状
態で型に収容される。
組立部品などのような種々の手段によってブレードに固
着されている。しかしながら、この種のひれを製造する
ためにうまくいっていると確認されている製造技術は、
まず、溶融点が低くいくぶん堅い熱可塑性材料、普通は
E.V.A.(エチレン・ビニル・アセテート)、の射
出成形で構成される。次に、靴は、普通E.V.A.に
対して相当化学的に相性が良い高溶融点の熱可塑性ゴム
を用い、あらかじめ成形されたブレードの一端部に成形
される。上記熱可塑性ゴムは、靴とブレードの材料が熱
化学作用により相互に結合しくっつくように、靴が成形
される領域でブレードの表面が十分溶融する高い温度状
態で型に収容される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら公知のひれの主
な欠点は以下の通りである。 1. まず始めに、使用に際して出来るだけ効果的な
推進力が得られるように、ブレードの正確な弾性的動作
を達成することは困難である。事実、すでに知られてい
るように、ブレードはその正確な幾何学形状(いわゆる
“ゼロ歪み”)を保持しなければならず、また、規則正
しい歪み曲線を呈しながら、調整された堅さをもって曲
がることができなければならない。また、ひとたび解放
すれば、その“ゼロ歪み”状態に正確に素早く撥ね帰ら
なければならない。ところで、一般にその製造に使用さ
れる材料(E.V.A)は、自身の形状を保持するよう
にある程度の堅さを有することから、さほど弾性はなく
、すなわち、極く僅かな伸長性しかない。さらに、ひと
たび変形すれば、“ゼロ歪み”状態に自然に戻ることも
ない。したがって、それらは不完全に、しかもすべての
場合に非常に緩慢に撥ね帰る。正確かつ完全に撥ね帰る
ゴム材料は、他方において、その形状を保持することが
なく、そのためにブレードの製造に今日使用されていな
い。 2. 今日ブレードの製造に使用されている材料(E
.V.A.)は耐摩耗性のものではない。その結果、ひ
れのブレードは数時間の使用後に引っ掻き傷がついたり
切れたりして、機能上、美感上共に相当悪くなる。その
ため、E.V.A.ブレードを有するひれは平均寿命が
かなり短い。 3. E.V.A.ブレードの表面は、(熱印刷、シ
ルクスクリーン印刷、スタンプにより)永久的な着色や
塗装が出来ない。そのために、事実上、2色、多色又は
装飾されたブレードを得ることは出来なかった。 4. E.V.A.ブレードは、非常に温度に敏感で
ある。すなわち、冷たい水の中では非常に堅くなり、暖
かい水の中では非常に軟らかくなる。 5. 成形時間が長くならないために、また目立った
変形(収縮キャビティ)を避けるために、ブレードの厚
さは等質でなければならず、またある値を超えてはなら
ない。このため、異なる曲げ抵抗の断面に変化させて一
定の効果を達成することは困難であった。 6. ブレードの外縁は適度に堅い材料で作られてお
り薄くしなければならないが、鋭く危険である(特に水
中では、人の皮膚が容易に切れる)。
な欠点は以下の通りである。 1. まず始めに、使用に際して出来るだけ効果的な
推進力が得られるように、ブレードの正確な弾性的動作
を達成することは困難である。事実、すでに知られてい
るように、ブレードはその正確な幾何学形状(いわゆる
“ゼロ歪み”)を保持しなければならず、また、規則正
しい歪み曲線を呈しながら、調整された堅さをもって曲
がることができなければならない。また、ひとたび解放
すれば、その“ゼロ歪み”状態に正確に素早く撥ね帰ら
なければならない。ところで、一般にその製造に使用さ
れる材料(E.V.A)は、自身の形状を保持するよう
にある程度の堅さを有することから、さほど弾性はなく
、すなわち、極く僅かな伸長性しかない。さらに、ひと
たび変形すれば、“ゼロ歪み”状態に自然に戻ることも
ない。したがって、それらは不完全に、しかもすべての
場合に非常に緩慢に撥ね帰る。正確かつ完全に撥ね帰る
ゴム材料は、他方において、その形状を保持することが
なく、そのためにブレードの製造に今日使用されていな
い。 2. 今日ブレードの製造に使用されている材料(E
.V.A.)は耐摩耗性のものではない。その結果、ひ
れのブレードは数時間の使用後に引っ掻き傷がついたり
切れたりして、機能上、美感上共に相当悪くなる。その
ため、E.V.A.ブレードを有するひれは平均寿命が
かなり短い。 3. E.V.A.ブレードの表面は、(熱印刷、シ
ルクスクリーン印刷、スタンプにより)永久的な着色や
塗装が出来ない。そのために、事実上、2色、多色又は
装飾されたブレードを得ることは出来なかった。 4. E.V.A.ブレードは、非常に温度に敏感で
ある。すなわち、冷たい水の中では非常に堅くなり、暖
かい水の中では非常に軟らかくなる。 5. 成形時間が長くならないために、また目立った
変形(収縮キャビティ)を避けるために、ブレードの厚
さは等質でなければならず、またある値を超えてはなら
ない。このため、異なる曲げ抵抗の断面に変化させて一
定の効果を達成することは困難であった。 6. ブレードの外縁は適度に堅い材料で作られてお
り薄くしなければならないが、鋭く危険である(特に水
中では、人の皮膚が容易に切れる)。
【0004】
【課題を解決するための手段および作用効果】本発明の
目的は、上記問題点を解決することで、この目的は、本
発明にかかるひれのブレードが、前述した適度に堅い熱
可塑性材料で作られた基層と、上記基層上に重ね合わさ
れ、少なくともブレードの上面でその15ないし90%
に亘って延在する外層とを含む多層構造を一部に有し、
上記外層が、基層の材料よりもさらに弾性を有しかつ非
変形状態に素早く復帰する材料で作られるとともに、化
学−熱的接着によって基層に永久的に接続されていると
いう事実によって達成される。一般的に、ブレードの多
層構造は、基層に設けた外層の構成、配置、広がりに大
なり小なり依存する一連の構造上、機能上さらに美感上
の利点をある程度もたらす。まず最初に、そのブレード
は水泳の推進に対して最適の弾性作用を有する。すなわ
ち、適度に固く、ほんの僅かだけ伸長性を有し、かつ適
度に曲がらない基層が、正確な形状のひれを提供する幾
何学コアを構成する。ブレードの動的作用がさらに弾性
を有する外層により実質的に満足され、そのために水泳
動作中に曲がって変形したブレードは非変形状態に素早
く撥ね帰る。実際上、基層は上記動的作用には関係しな
いので、使用中におけるひれの“粘性ブレーキ”効果を
薄く、出来るだけ少なくすることができる。また、厚さ
を薄くすることで、成形に伴う変形を防止し、成形後の
冷却サイクルを短縮することができる。
目的は、上記問題点を解決することで、この目的は、本
発明にかかるひれのブレードが、前述した適度に堅い熱
可塑性材料で作られた基層と、上記基層上に重ね合わさ
れ、少なくともブレードの上面でその15ないし90%
に亘って延在する外層とを含む多層構造を一部に有し、
上記外層が、基層の材料よりもさらに弾性を有しかつ非
変形状態に素早く復帰する材料で作られるとともに、化
学−熱的接着によって基層に永久的に接続されていると
いう事実によって達成される。一般的に、ブレードの多
層構造は、基層に設けた外層の構成、配置、広がりに大
なり小なり依存する一連の構造上、機能上さらに美感上
の利点をある程度もたらす。まず最初に、そのブレード
は水泳の推進に対して最適の弾性作用を有する。すなわ
ち、適度に固く、ほんの僅かだけ伸長性を有し、かつ適
度に曲がらない基層が、正確な形状のひれを提供する幾
何学コアを構成する。ブレードの動的作用がさらに弾性
を有する外層により実質的に満足され、そのために水泳
動作中に曲がって変形したブレードは非変形状態に素早
く撥ね帰る。実際上、基層は上記動的作用には関係しな
いので、使用中におけるひれの“粘性ブレーキ”効果を
薄く、出来るだけ少なくすることができる。また、厚さ
を薄くすることで、成形に伴う変形を防止し、成形後の
冷却サイクルを短縮することができる。
【0005】本発明に係るひれの別の利点は、外側の弾
性層が表面の引っ掻きや摩耗に対してブレードの有効的
な保護を構成するので、その耐用寿命が延びるというこ
とである。そのひれはまた使用上極めて安全であり、事
実、鋭く普通危険である外縁は都合よく弾性外層で一般
に被覆されている。
性層が表面の引っ掻きや摩耗に対してブレードの有効的
な保護を構成するので、その耐用寿命が延びるというこ
とである。そのひれはまた使用上極めて安全であり、事
実、鋭く普通危険である外縁は都合よく弾性外層で一般
に被覆されている。
【0006】本発明に係るひれのさらに重要な利点は、
使用中の温度変化に対して大きな寸法上の安定性を有す
ることである。すなわち、実際上、その多層構造は温度
によって堅さが大幅に変化する要素(基層)の割合が低
いので、温度変化によってブレードが影響を受けること
はない。そのため、ブレードの弾性作用は冷たい水や暖
かい水の中でも使用上殆ど変化することなく維持される
。
使用中の温度変化に対して大きな寸法上の安定性を有す
ることである。すなわち、実際上、その多層構造は温度
によって堅さが大幅に変化する要素(基層)の割合が低
いので、温度変化によってブレードが影響を受けること
はない。そのため、ブレードの弾性作用は冷たい水や暖
かい水の中でも使用上殆ど変化することなく維持される
。
【0007】最後に、ブレードの多層構造によって、基
層と外層の間のコントラストによる独自の色彩効果や、
外層にこれを介して基層が見えるように開口を設けるこ
ともできるという事実、から生ずる美感特性の利点が付
加的にもたらされる。その開口は、従来のひれブレード
では一般に作ることができない装飾的なモチーフまたは
印を構成することができる。
層と外層の間のコントラストによる独自の色彩効果や、
外層にこれを介して基層が見えるように開口を設けるこ
ともできるという事実、から生ずる美感特性の利点が付
加的にもたらされる。その開口は、従来のひれブレード
では一般に作ることができない装飾的なモチーフまたは
印を構成することができる。
【0008】本発明の好適な実施例では、外層は靴と同
一の材料で作られており、化学−熱接着によりブレード
上に成形され固着されている。この解決方法により、単
に熱可塑性ゴムの成形を靴だけでなくブレードの予め選
択された領域に広げることにより、靴の成形中にブレー
ドの多層構造が現実に作られるので、ひれを特に簡単に
作ることができる。このようにして、基層の熱可塑性材
料(E.V.A.)には正確にゴムが引かれる。引かれ
るゴムの範囲は変化させることができる。すなわち、上
述の機能上および美観上の利点を達成するために、必須
ではないが、外層は普通ブレード上面の相当部分におよ
び下面の一部に設けられる。もしブレードが従来の縦方
向の補強リブや隆起部を備えていれば、これらは外層で
被覆されることはない。しかしながら、ブレードの外側
縁は外層で普通被覆される。したがって、本発明の利点
は、それらが最も必要とされるブレードの部分に付与さ
れる。すなわち、縦方向の横すべりを防止すべく水の流
れを強化するために、一般にくぼみを設ける中央領域は
普通一層となっている。
一の材料で作られており、化学−熱接着によりブレード
上に成形され固着されている。この解決方法により、単
に熱可塑性ゴムの成形を靴だけでなくブレードの予め選
択された領域に広げることにより、靴の成形中にブレー
ドの多層構造が現実に作られるので、ひれを特に簡単に
作ることができる。このようにして、基層の熱可塑性材
料(E.V.A.)には正確にゴムが引かれる。引かれ
るゴムの範囲は変化させることができる。すなわち、上
述の機能上および美観上の利点を達成するために、必須
ではないが、外層は普通ブレード上面の相当部分におよ
び下面の一部に設けられる。もしブレードが従来の縦方
向の補強リブや隆起部を備えていれば、これらは外層で
被覆されることはない。しかしながら、ブレードの外側
縁は外層で普通被覆される。したがって、本発明の利点
は、それらが最も必要とされるブレードの部分に付与さ
れる。すなわち、縦方向の横すべりを防止すべく水の流
れを強化するために、一般にくぼみを設ける中央領域は
普通一層となっている。
【0009】基層と外層の少なくとも一部を形成するE
.V.A.と熱可塑性ゴムの組合わせの選択は、それぞ
れ絶対に拘束されるものではない。すなわち、さらに適
当な材料の組み合わせを選択することが出来る。ひれの
動的利点をさらに向上させるために、本発明に、基層と
外層との間に介在する少なくとも一つのプレートで少な
くとも一部に中間層を構成したブレードの多層構造を設
けることができる。その一つまたは複数のプレートは、
金属、堅いプラスチック材料または類似の材料であって
もよいし、一層確実に基層に定着するために、外層の材
料まで貫通する穴を設けてもよい。
.V.A.と熱可塑性ゴムの組合わせの選択は、それぞ
れ絶対に拘束されるものではない。すなわち、さらに適
当な材料の組み合わせを選択することが出来る。ひれの
動的利点をさらに向上させるために、本発明に、基層と
外層との間に介在する少なくとも一つのプレートで少な
くとも一部に中間層を構成したブレードの多層構造を設
けることができる。その一つまたは複数のプレートは、
金属、堅いプラスチック材料または類似の材料であって
もよいし、一層確実に基層に定着するために、外層の材
料まで貫通する穴を設けてもよい。
【0010】
【実施例】非限定的な例として示した添付図面を参照し
て本発明を詳細に説明する。図において、1で示す本発
明に係る水泳用ひれは、複合または多層のブレード3に
接続された靴2を一端に有する一体物で構成されている
。図示する実施例では、靴2はその後部で図示しない適
当なひもにより閉じられるようになっている。代わりに
、完全な(欠けることがない)後壁を有するタイプのも
のでもよい。靴2はエラストマ材料、または更に好都合
なものとして、ソフトで弾性を有する熱可塑性ゴムで作
られる。靴2は、後に説明する一般的に従来から用いら
れている方法により、靴2の靴底を構成するブレード3
の伸長部4に固着してある。
て本発明を詳細に説明する。図において、1で示す本発
明に係る水泳用ひれは、複合または多層のブレード3に
接続された靴2を一端に有する一体物で構成されている
。図示する実施例では、靴2はその後部で図示しない適
当なひもにより閉じられるようになっている。代わりに
、完全な(欠けることがない)後壁を有するタイプのも
のでもよい。靴2はエラストマ材料、または更に好都合
なものとして、ソフトで弾性を有する熱可塑性ゴムで作
られる。靴2は、後に説明する一般的に従来から用いら
れている方法により、靴2の靴底を構成するブレード3
の伸長部4に固着してある。
【0011】ブレード3は靴底4をも構成する適度に堅
い熱可塑性材料の基層5と、この基層に重ね合わされ、
後に明らかにする方法によって基層5の予め選択された
領域に永久的に接続された一部の外層6と、で構成され
ている。
い熱可塑性材料の基層5と、この基層に重ね合わされ、
後に明らかにする方法によって基層5の予め選択された
領域に永久的に接続された一部の外層6と、で構成され
ている。
【0012】基層5は、必須ではないが、エチレン・ビ
ニル・アセテート(E.V.A.)で作るのが好ましい
。それは、ブレード3の中央領域7と、ブレード3の上
面3aと下面3bの両方から突出する2つの縦方向のサ
イドエレメント9によって分離された2つの側部ストリ
ップ8と、の境界を定めるように形成されている。中央
領域7はまた上面3aから突出する縦方向の隆起部10
を有し、上記側部ストリップ8はそれぞれ縦方向のサイ
ドエッジ11で終っている。靴2の反対側端部に位置す
るブレード3の横方向エッジが11aで示してある。 外層6を形成する材料は広範囲に選択することができる
。すなわち、基層5を構成するものと類似の熱可塑性材
料であるが、異なる構造や色、またはさらに便利なよう
に、基層5の熱可塑性材料よりもさらに弾性を有しかつ
非変形状態に素早く復帰する材料にしてもよい。図示す
る実施例では、外層6は靴2と同一の材料、すなわちソ
フトで弾性熱可塑性ゴムで作られている。下記する方法
でひれ1を製造するためには、この熱可塑性ゴムは、基
層5の熱可塑性材料に対して非常に化学的に相性がよく
、またそれ自身が同一の熱可塑性材料を一定量含むよう
に選ばれる。外層6は、ブレード3の上面3aの相当部
分に亘って、一般にその15%ないし90%、好ましく
は40%ないし60%を覆っている。特に図示する実施
例では、2つの側部ストリップ8と、サイドエレメント
9と隆起部10の間に位置する中央領域7の2つの部分
に沿って設けてある。また、サイドエッジ11を囲い、
そのエッジ11と横方向のエンドエッジ11aを結ぶコ
ーナー(11b)だけでなく、ブレード3の下面3bの
すぐ隣の領域を覆っている。しかしながら、本発明の範
囲内で、外層の配置や分布を変えてもよい。図4から明
らかなように、外層6は、これを設ける基層5の領域と
同一の厚さまたは僅かに薄くなっている。一般に、外層
6の厚さは、基層5の厚さの20%ないし200%、好
ましくは40%ないし90%の間で変化させることがで
きる。
ニル・アセテート(E.V.A.)で作るのが好ましい
。それは、ブレード3の中央領域7と、ブレード3の上
面3aと下面3bの両方から突出する2つの縦方向のサ
イドエレメント9によって分離された2つの側部ストリ
ップ8と、の境界を定めるように形成されている。中央
領域7はまた上面3aから突出する縦方向の隆起部10
を有し、上記側部ストリップ8はそれぞれ縦方向のサイ
ドエッジ11で終っている。靴2の反対側端部に位置す
るブレード3の横方向エッジが11aで示してある。 外層6を形成する材料は広範囲に選択することができる
。すなわち、基層5を構成するものと類似の熱可塑性材
料であるが、異なる構造や色、またはさらに便利なよう
に、基層5の熱可塑性材料よりもさらに弾性を有しかつ
非変形状態に素早く復帰する材料にしてもよい。図示す
る実施例では、外層6は靴2と同一の材料、すなわちソ
フトで弾性熱可塑性ゴムで作られている。下記する方法
でひれ1を製造するためには、この熱可塑性ゴムは、基
層5の熱可塑性材料に対して非常に化学的に相性がよく
、またそれ自身が同一の熱可塑性材料を一定量含むよう
に選ばれる。外層6は、ブレード3の上面3aの相当部
分に亘って、一般にその15%ないし90%、好ましく
は40%ないし60%を覆っている。特に図示する実施
例では、2つの側部ストリップ8と、サイドエレメント
9と隆起部10の間に位置する中央領域7の2つの部分
に沿って設けてある。また、サイドエッジ11を囲い、
そのエッジ11と横方向のエンドエッジ11aを結ぶコ
ーナー(11b)だけでなく、ブレード3の下面3bの
すぐ隣の領域を覆っている。しかしながら、本発明の範
囲内で、外層の配置や分布を変えてもよい。図4から明
らかなように、外層6は、これを設ける基層5の領域と
同一の厚さまたは僅かに薄くなっている。一般に、外層
6の厚さは、基層5の厚さの20%ないし200%、好
ましくは40%ないし90%の間で変化させることがで
きる。
【0013】本発明の別実施例では、外層6は基層5の
上で異なる分布を有するか、またはほぼ完全にそれを覆
ってもよい。美的で(温度安定性だけでなく、ブレード
3の改善された動的作用や、引っ掻きや摩耗に対する保
護に関して)機能的な結果物にするために、図1から図
4に示す解答は相当好ましいものである。外層6の存在
により、本発明に係るひれは独自の色彩効果をもって装
飾、印をすることができる。すなわち、図6に示す変形
例に従い、例えばブレード3の横方向ストリップ8上に
おいて、外層6の予め選択された領域に外側から基層5
が見える閉口12を形成することによって簡単に達成す
ることができる。色彩効果は、前述のように、層5と6
が適当に異なる色を有するという事実によるものである
。代わりに、層6から突出するようにした、またはそれ
と共に輝くようにした起立部分を基層5に形成すること
によっても同様の効果が得られる。ブレード3の複合構
造は2つの層5,6だけに限られるものでない。すなわ
ち、本発明は例えば図5に示す3つまたはそれ以上の多
層のものも考慮している。この実施例では、金属、適度
に堅い熱可塑性材料、または少なくとも類似の材料から
なる1つまたはそれ以上のプレート13で構成される中
間層が、基層5と外層6の間に介在されている。そのプ
レート13は、外層6で完全に覆う必要はなく、基層5
に効果的に固着されるように、外層6の材料を貫通する
貫通穴(スルーホール)14を適宜設けてもよい。
上で異なる分布を有するか、またはほぼ完全にそれを覆
ってもよい。美的で(温度安定性だけでなく、ブレード
3の改善された動的作用や、引っ掻きや摩耗に対する保
護に関して)機能的な結果物にするために、図1から図
4に示す解答は相当好ましいものである。外層6の存在
により、本発明に係るひれは独自の色彩効果をもって装
飾、印をすることができる。すなわち、図6に示す変形
例に従い、例えばブレード3の横方向ストリップ8上に
おいて、外層6の予め選択された領域に外側から基層5
が見える閉口12を形成することによって簡単に達成す
ることができる。色彩効果は、前述のように、層5と6
が適当に異なる色を有するという事実によるものである
。代わりに、層6から突出するようにした、またはそれ
と共に輝くようにした起立部分を基層5に形成すること
によっても同様の効果が得られる。ブレード3の複合構
造は2つの層5,6だけに限られるものでない。すなわ
ち、本発明は例えば図5に示す3つまたはそれ以上の多
層のものも考慮している。この実施例では、金属、適度
に堅い熱可塑性材料、または少なくとも類似の材料から
なる1つまたはそれ以上のプレート13で構成される中
間層が、基層5と外層6の間に介在されている。そのプ
レート13は、外層6で完全に覆う必要はなく、基層5
に効果的に固着されるように、外層6の材料を貫通する
貫通穴(スルーホール)14を適宜設けてもよい。
【0014】従来のひれよりも本発明に係るひれの主に
有利な点を以下に要約する。 1. 弾性作用が高い。すなわち、適度に堅い基層5
がひれに正確な形状をもたらす幾何学コアを構成してい
る。もし一層弾性を有する材料で外層6を作ればこの外
層6と非変形状態に素早く復帰する中間のプレート13
が基層5に弾性を付与し、使用に際して、曲げ状態から
非変形状態に素早くかつ完全に復帰する助けをする。こ
れによりひれ1の動的な推進動作が相当改善される。 2. 基層5は、薄く、簡素で、しかも成形による製
造が短縮される。 3. 容易に引っ掻き傷がつく基層5の表面が保護さ
れる。 4. ブレード3の外縁がソフトコーティングされて
いるので、その部分がひれの使用中に危険となることは
少ない。 5. 独自の美的効果(領域、ストリップ、印、また
は装飾の形をした幾何学的配列の中で、ツー・トーンま
たはマルチ・トーンの効果の変化)が達成できる。 6. ひれは温度変化によって影響を受けることがな
い。すなわち、温度によって堅さが大きく変化する要素
(基層5)の割合が少ないので、その多層構造は大きな
温度安定性を有する。
有利な点を以下に要約する。 1. 弾性作用が高い。すなわち、適度に堅い基層5
がひれに正確な形状をもたらす幾何学コアを構成してい
る。もし一層弾性を有する材料で外層6を作ればこの外
層6と非変形状態に素早く復帰する中間のプレート13
が基層5に弾性を付与し、使用に際して、曲げ状態から
非変形状態に素早くかつ完全に復帰する助けをする。こ
れによりひれ1の動的な推進動作が相当改善される。 2. 基層5は、薄く、簡素で、しかも成形による製
造が短縮される。 3. 容易に引っ掻き傷がつく基層5の表面が保護さ
れる。 4. ブレード3の外縁がソフトコーティングされて
いるので、その部分がひれの使用中に危険となることは
少ない。 5. 独自の美的効果(領域、ストリップ、印、また
は装飾の形をした幾何学的配列の中で、ツー・トーンま
たはマルチ・トーンの効果の変化)が達成できる。 6. ひれは温度変化によって影響を受けることがな
い。すなわち、温度によって堅さが大きく変化する要素
(基層5)の割合が少ないので、その多層構造は大きな
温度安定性を有する。
【0015】本発明によりひれ1を製造するために、好
適な方法では、まず始めに、ブレード3に靴2をくっつ
けるために、普通知られている技術を用いることとして
いる。これは、例えば射出成形によって基層5を前もっ
て作ったのち、ブレード3の付属物4に直接靴2を成形
する。前述のように、基層5の熱可塑性材料は靴2の熱
可塑性ゴムよりも溶融点が低いので、この熱可塑性ゴム
は、靴2に接触し、化学−熱接着により相互に溶着する
領域において、基層5の表面が溶けるのに十分な高温で
型の中に注入される。その後、外層6と中間層13が、
何らかの機械的または化学的手段、若しくは接着または
成形により設けられる。重要な条件は、外層6と中間層
13が取り付けられたのち、それらが基層5に永久的に
接続されることである。もし基層6が靴2との同一の材
料(熱可塑性ゴム)で作られるならば、本発明では靴2
の現実の成形中、またはその次の成形工程により、外層
6を成形する。そのために、熱可塑性ゴムは、靴2の領
域だけでなくブレード3の所望領域の上の基層5に成形
され、化学−熱接着により基層5に接着される。一つま
たは複数の中間層を作るために、一つまたは複数のプレ
ート13が熱可塑性ゴムが成形される前に型に挿入され
る。そして、穴14の存在によって基層5への接着を一
層効果的に行うことができる外層6の成形の結果として
、ブレード5の構造中にプレート13が合体される。 印または装飾を形成するための開口12を作るには、外
層6の成形中に対応する形状の適当なマスクを使用すれ
ば足りる。前述のように、外層6を構成する成形された
材料の厚さは、基層5の対応する領域の厚さの20%な
いし200%の間にするのが好ましい。プレート13の
厚さはそれと同一オーダーの大きさかまたはそれよりも
小さくできる。
適な方法では、まず始めに、ブレード3に靴2をくっつ
けるために、普通知られている技術を用いることとして
いる。これは、例えば射出成形によって基層5を前もっ
て作ったのち、ブレード3の付属物4に直接靴2を成形
する。前述のように、基層5の熱可塑性材料は靴2の熱
可塑性ゴムよりも溶融点が低いので、この熱可塑性ゴム
は、靴2に接触し、化学−熱接着により相互に溶着する
領域において、基層5の表面が溶けるのに十分な高温で
型の中に注入される。その後、外層6と中間層13が、
何らかの機械的または化学的手段、若しくは接着または
成形により設けられる。重要な条件は、外層6と中間層
13が取り付けられたのち、それらが基層5に永久的に
接続されることである。もし基層6が靴2との同一の材
料(熱可塑性ゴム)で作られるならば、本発明では靴2
の現実の成形中、またはその次の成形工程により、外層
6を成形する。そのために、熱可塑性ゴムは、靴2の領
域だけでなくブレード3の所望領域の上の基層5に成形
され、化学−熱接着により基層5に接着される。一つま
たは複数の中間層を作るために、一つまたは複数のプレ
ート13が熱可塑性ゴムが成形される前に型に挿入され
る。そして、穴14の存在によって基層5への接着を一
層効果的に行うことができる外層6の成形の結果として
、ブレード5の構造中にプレート13が合体される。 印または装飾を形成するための開口12を作るには、外
層6の成形中に対応する形状の適当なマスクを使用すれ
ば足りる。前述のように、外層6を構成する成形された
材料の厚さは、基層5の対応する領域の厚さの20%な
いし200%の間にするのが好ましい。プレート13の
厚さはそれと同一オーダーの大きさかまたはそれよりも
小さくできる。
【0016】当然のことながら、ひれの実施例における
構造や形状の細部は、本発明の範囲から逸脱することな
く、記述され図示されたものを考慮して広く変更するこ
とができる。
構造や形状の細部は、本発明の範囲から逸脱することな
く、記述され図示されたものを考慮して広く変更するこ
とができる。
【図1】 本発明の好適な実施例による水泳用ひれの
斜視図である。
斜視図である。
【図2】 図1の縮小平面図である。
【図3】 図2のIII−III線に沿った縦断面図
である。
である。
【図4】 図2のIV−IV線に沿った拡大横断面図
である。
である。
【図5】 図4の変形例を示す拡大断面図である。
【図6】 図4の別変形例の拡大部分斜視図である。
1…水泳用ひれ、2…靴、3…ブレード、5…基層、6
…外層。
…外層。
Claims (23)
- 【請求項1】 上面(3a)と下面(3b)を有する
適度に堅い熱可塑性材料のブレード(3)と、エラスト
マ材料または柔軟な熱可塑性ゴムからなり、上記ブレー
ド(3)に固定された靴(2)とを有する水泳用ひれ(
1)において、上記ブレード(3)が、適度に堅い熱可
塑性材料からなる基層(5)と、上記基層(5)に重ね
合わされ、少なくとも上記ブレード(3)の上面(3b
)の上でその15%ないし90%に亘り広がる外層(6
)と、を含む多層構造を一部に有し、上記外層(6)が
基層(5)の材料よりも一層弾性を有し、かつ非変形状
態に素早く復帰する材料で作られ、化学−熱接着により
上記基層(5)に永久的に接続されていることを特徴と
する水泳用ひれ。 - 【請求項2】 上記ブレード(3)が縦方向のサイド
エッジ(11)と、縦方向のリブおよび隆起部(9,1
0)と、靴(2)と反対側の端部に位置する横方向のエ
ツジ(11a)を有する請求項1の水泳用ひれにおいて
、上記外層(6)が、上記リブおよび隆起部(9,10
)を除き、サイドエッジ(11)に隣接する2つの平坦
な縦方向のストリップに沿ってブレード(3)の上面(
3a)を覆うことを特徴とする水泳用ひれ。 - 【請求項3】 上記外層(6)が、また、ブレード(
3)のサイドエッジ(11)、その下面(3b)のすぐ
隣の領域、およびサイドエッジ(11)と横方向のエン
ドエッジ(11a)の間のコーナー(11b)、を覆う
ことを特徴とする請求項2の水泳用ひれ。 - 【請求項4】 上記靴(2)がブレード(3)の一端
(4)に成形され、上記外層(6)が靴(2)と同一の
材料で作られ、基層(5)に成形されていることを特徴
とする請求項1の水泳用ひれ。 - 【請求項5】 上記外層(6)がこれを通り基層(5
)が見える開口(12)を有することを特徴とする請求
項1の水泳用ひれ。 - 【請求項6】 上記基層(5)と外層(6)の間に介
在された少なくとも1つのプレート(13)により構成
される少なくとも一部の中間層を有することを特徴とす
る請求項1の水泳用ひれ。 - 【請求項7】 少なくとも1つのプレート(13)が
金属からなることを特徴とする請求項6の水泳用ひれ。 - 【請求項8】 少なくとも1つのプレート(13)が
プラスチック材料からなることを特徴とする請求項6の
水泳用ひれ。 - 【請求項9】 少なくとも1つのプレート(13)が
、外層(6)の材料を貫通する穴(14)を有すること
を特徴とする請求項6の水泳用ひれ。 - 【請求項10】 上記外層(6)が、好ましくは基層
(5)の厚さの20%ないし200%の実質厚さを有す
ることを特徴とする請求項1の水泳用ひれ。 - 【請求項11】 上記基層(5)と外層(6)が異な
る色であることを特徴とする請求項1の水泳用ひれ。 - 【請求項12】 上面(3a)と下面(3b)を有す
る適度に堅い熱可塑性材料のブレード(3)と、エラス
トマ材料または柔軟な熱可塑性ゴムからなり、上記ブレ
ード(3)に固定される靴(2)と、を有する水泳用ひ
れ(1)の製造方法において、上記ブレード(3)が適
度に堅い熱可塑性材料からなる基層(5)と、上記基層
(5)に重ね合わされ、少なくとも上記ブレード(3)
の上面(3b)の上でその15%ないし90%に亘り広
がる外層(6)とを含む多層構造を一部に設け、上記外
層(6)が基層(5)の材料よりも一層弾性を有し、非
変形状態に素早く復帰する材料で作られ、化学−熱接着
により上記基層(5)に永久的に接続されることを特徴
とする水泳用ひれの製造方法。 - 【請求項13】 上記ブレード(3)が縦方向のサイ
ドエッジ(11)と、縦方向のリブおよび隆起部(9,
10)と、靴(2)と反対側の端部に位置する横方向の
エツジ(11a)を有する請求項12の水泳用ひれの製
造方法において、上記外層(6)が上記リブおよび隆起
部(9,10)を除き、サイドエッジ(11)に隣接す
る2つの平坦な縦方向のストリップに沿ってブレード(
3)の上面(3a)を覆うように形成されることを特徴
とする水泳用ひれの製造方法。 - 【請求項14】 上記外層(6)が、また、ブレード
(3)のサイドエッジ(11)、その下面(3b)の極
く近傍領域、およびサイドエッジ(11)と横方向のエ
ンドエッジ(11a)の間のコーナー(11b)、を覆
うように形成されることを特徴とする請求項13の水泳
用ひれの製造方法。 - 【請求項15】 上記ブレード(3)が予め成形され
、次に上記靴(2)がブレード(3)に直接成形されて
化学−熱接着によりそれに溶着される請求項12の水泳
用ひれの製造方法において、上記外層(6)が靴(2)
と同一材料で作られ、基層(5)と靴(2)の領域に亘
って成形されることを特徴とする水泳用ひれの製造方法
。 - 【請求項16】 上記外層(6)がこれを通り基層(
5)が見える開口(12)と共に形成されることを特徴
とする請求項12の水泳用ひれの製造方法。 - 【請求項17】 上記外層(6)が、好ましくは基層
(5)の厚さの20%ないし200%の実質厚さに形成
されることを特徴とする請求項12の水泳用ひれの製造
方法。 - 【請求項18】 上記基層(5)の材料がエチレン・
ビニル・アセテートであることを特徴とする請求項12
の水泳用ひれの製造方法。 - 【請求項19】 上記靴(2)の材料が成形される前
に、上記多層構造の少なくとも一つの中間層を構成する
ための少なくとも一つのプレート要素(13)が上記基
層(5)に設けられることを特徴とする請求項15の水
泳用ひれの製造方法。 - 【請求項20】 少なくとも1つのプレート要素(1
3)が金属であることを特徴とする請求項19の水泳用
ひれの製造方法。 - 【請求項21】 少なくとも1つのプレート要素(1
3)がプラスチック材料であることを特徴とする請求項
19の水泳用ひれの製造方法。 - 【請求項22】 成形の結果、外層(6)の材料を貫
通する穴(14)と共に少なくとも1つのプレート要素
(13)が形成されることを特徴とする請求項19の水
泳用ひれの製造方法。 - 【請求項23】 上記基層(5)と外層(6)が異な
る色であることを特徴とする請求項19の水泳用ひれの
製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
IT67028A IT1242280B (it) | 1990-01-12 | 1990-01-12 | Pinna per il nuoto con pala composita e procedimento per la sua realizzazione |
IT67028A90 | 1990-01-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04314461A true JPH04314461A (ja) | 1992-11-05 |
JPH0822318B2 JPH0822318B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=11299009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3001968A Expired - Lifetime JPH0822318B2 (ja) | 1990-01-12 | 1991-01-11 | 水泳用ひれおよびその製造方法 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5163859A (ja) |
EP (1) | EP0436927B1 (ja) |
JP (1) | JPH0822318B2 (ja) |
AT (1) | ATE91422T1 (ja) |
DE (1) | DE69002225T2 (ja) |
ES (1) | ES2044394T3 (ja) |
IT (1) | IT1242280B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US9861858B2 (en) | 2014-05-23 | 2018-01-09 | Blue Springs Partners, Llc | Monofin, tail and method |
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