JPH0431402Y2 - - Google Patents

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JPH0431402Y2
JPH0431402Y2 JP3873888U JP3873888U JPH0431402Y2 JP H0431402 Y2 JPH0431402 Y2 JP H0431402Y2 JP 3873888 U JP3873888 U JP 3873888U JP 3873888 U JP3873888 U JP 3873888U JP H0431402 Y2 JPH0431402 Y2 JP H0431402Y2
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JP
Japan
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support
wall surface
cable
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gondola
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JP3873888U
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JPH01142743U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はビルデイング等の建築物の周壁面工
事に使用されるゴンドラの索条を建築物の屋上に
支持する索条支持装置に関する。
従来の技術 第5図には従来の典型的なL形状支持具11が
示されており、パラペツト25上に水平部材22
の基部が設置されて固定され、その基端から垂直
部材23が設立したものとなつていて、24はこ
の支持具21によつて支持される巻上索条を示
す。しかしながら前記のような支持具21では建
築物の支持具25′が第6図に示すようなセツト
バツクとなつている場合には使用することができ
ず、また索条24にかかる引張力の分力として水
平部材22に図面では右方向に向けて作用する力
が生ずるのでこれを受支するための支承金具26
を必要とするという問題点がある。
そこで前記のようなセツトバツク支持部25′
の場合には、第6図に示すようなセツトバツク用
支持具31が用いられる。これは2本の基底部材
32,33と1本の支持部材34を有し、それら
の基端が互いに枢支されているとともに、基底部
部材32と支持部材34間及び33,34間が互
いに連結部材35,36によつて連結されている
ものである。
考案が解決しようとする課題 しかしながらこのような支持具31にあつて
は、支持部25′の表面が鎖線で示すような湾曲
しているような場合は、互いに接触面積が小さい
ことから安定的に索条24を支持することができ
ないという問題点がある。
そこでこの考案の目的は、前記のような形状の
支持部15′であつても安定よく設置され、しか
も構造簡単な支持装置を提供するにある。
課題を解決するための手段 この考案は前記のような目的を達成するため
に、連結部2及び安定部3からなる十字形基底部
材4のほぼ中心に、柱状の支持部材5を設立して
支持具1を構成し、支持部材5の頂部にゴンドラ
用索条支持部を形成し、このような支持具1の複
数個を連結部2の各端部を互いに枢着して連結し
たことを特徴とするものである。
作 用 前記のような支持装置にあつては、例えば支持
具1を4個連結したものについていえば、第4図
に示すように建築物6の湾曲壁面に沿つて支持具
1の基底部材4を当接して配置し、最上部の支持
具1の連結部2の自由端部を、補助ロープ7によ
つて建築物6の丸かん8に連結し、支持部材4の
頂部にロープ8をかけわたし、その一端をゴンド
ラ9の巻上機10に連結するとともに、他端を図
示しない建築物6の一部に連結する。
実施例 図面に示す実施例について説明する。支持具1
は第1図ないし第3図にみられるように、基底部
材4の連結部2は安定部3より幅が狭くなつてい
て、その一端は他端の開口部11に挿入されるよ
うになつており、このような支持具1の一端を、
それに隣接する他の支持具1の開口部に挿入した
うえ、両端部に設けた透孔12,13にピン14
を挿入することによつて連結する。この際その連
結個所は複数であれば何個でもよく、その設置場
所の状況に応じてその数がえらばれる。
その1使用状況を示すのが前記のように第4図
であり、このように設置された支持装置は、各支
持具1は横方向に張出した安定部3によつて壁面
上においてその姿勢が保たれることとなるが、そ
れに加えてロープ8の張力による分力が支持部材
4に軸線に沿つて壁面の方向に作用して支持具1
を壁面に押圧することになるので、その安定性が
きわめてすぐれたものとなる。
また建築物の壁面が第6図に示すようなセツト
バツクの場合は、図示してはいないが基底部材3
2,33のところにそれぞれ支持具1の基底部材
4が位置するようにすればよい。
考案の効果 この考案は前記のようであつて、互いに枢着さ
れた基底部材が壁面に沿つて位置するように変位
可能なことから、セツトバツクまたは湾曲面とな
つた壁面部分に使用した際、壁面との当接面積が
大きいので安定するのに加えて、索条にかかる引
張力が支持部材を介して基底部材に加えられ、こ
れにより基底部材が壁面に押圧されることもあつ
て、きわめて安定した状態で索条を支持すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の支持具の正面図、
第2図は同上の平面図、第3図は同上の左側面
図、第4図はこの考案の実施例の使用状態図、第
5、第6図は従来の異る2種類の索条支持具の使
用状態図である。 1……支持具、2……水平連結部、3……水平
安定部、4……基底部材、5……支持部材、6…
…建築物、8……ロープ、9……ゴンドラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 連結部2及び安定部3からなる十字形基底部材
    4のほぼ中心に、柱状の支持部材5を設立して支
    持具1を構成し、支持部材5の頂部にゴンドラ用
    索条支持部を形成し、このような支持具1の複数
    個を連結部2の各端部を互いに枢着して連結した
    ことを特徴とするゴンドラ用索条支持装置。
JP3873888U 1988-03-24 1988-03-24 Expired JPH0431402Y2 (ja)

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JP3873888U JPH0431402Y2 (ja) 1988-03-24 1988-03-24

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JP3873888U JPH0431402Y2 (ja) 1988-03-24 1988-03-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01142743U JPH01142743U (ja) 1989-09-29
JPH0431402Y2 true JPH0431402Y2 (ja) 1992-07-28

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JPH01142743U (ja) 1989-09-29

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