JPH0450308Y2 - - Google Patents

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JPH0450308Y2
JPH0450308Y2 JP1812088U JP1812088U JPH0450308Y2 JP H0450308 Y2 JPH0450308 Y2 JP H0450308Y2 JP 1812088 U JP1812088 U JP 1812088U JP 1812088 U JP1812088 U JP 1812088U JP H0450308 Y2 JPH0450308 Y2 JP H0450308Y2
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JP
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pin hole
pin
outrigger beam
outrigger
hole
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、山岳地で使用される鉄塔建設補助
作業用ジブクレーンにおけるアウトリガ装置に関
する。
〔従来の技術〕
第8図はベースフレーム1の外側部に、アウト
リガビーム2をピン3により水平に取付けた従来
のジブクレーンを示し、ベースフレーム1の上部
には旋回輪4を介して旋回体5が装架されてい
る。
第9図は傾斜地に設置するため、ベースフレー
ム1に湾曲したアウトリガビーム6をピン3によ
り連結した従来のアウトリガ装置を示す。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の技術で述べた前者のジブクレーンでは、
アウトリガビーム2の先端部に高低差を与えられ
ないため、図示のような傾斜地Eに設置する場
合、鉄骨7等を用いて水平度を確保する必要があ
る。
また、湾曲したアウトリガビーム6をそなえた
後者では、H形鋼等の形鋼が使用できないので不
経済である。
この考案は、従来の技術の有するこのような問
題点にかんがみてなされたもので、その目的とす
るところは、ピンの付け替えによりアウトリガビ
ームの姿勢を変え、接地部の高さを容易に調整し
て水平度を確保することができ、H形鋼等の形鋼
が使用できるアウトリガ装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、この考案のアウト
リガ装置は、ベースフレームと垂直方向に等ピツ
チに複数のピン穴を設けたジヤツキ支柱と前記両
者を互いに連結するアウトリガビームとをそな
え、ベースフレームにはアウトリガビームを水平
姿勢と傾斜姿勢とに選択的に連結するための複数
のピン穴を設け、そのピン穴にアウトリガビーム
の一端部をピンにより選択的に連結し、アウトリ
ガビームの他端部にはアウトリガビームを垂直状
態のジヤツキ支柱に水平姿勢と傾斜姿勢とに選択
的に連結するための複数のピン穴を設け、そのピ
ン穴をピンによりジヤツキ支柱のピン穴に連結す
るように構成したことを特徴とする。
〔作用〕
設置地面の形状に応じて、ベースフレームに対
してアウトリガビームの一端部を連結するピン穴
と、ジヤツキ支柱に対してアウトリガビームの他
端部を連結するピン穴とを選択することにより、
ジヤツキ支柱を垂直に保持し、アウトリガビーム
を傾斜姿勢、または水平姿勢にし、旋回体を常に
水平に保持する。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を第1図ないし第7
図により説明する。
ベースフレーム11の直交方向にはそれぞれ二
又状の外側壁部が形成されており、各外側壁部に
は第一ピン穴11a、第二ピン穴11b、第三ピ
ン穴11cの三つのピン穴が、第一ピン穴11a
と第二ピン穴11bとの中心を結ぶ直線、第一ピ
ン穴11aと第三ピン穴11cとの中心を結ぶ直
線を等辺とする二等辺三角形を形成するように設
けられている。
ベースフレーム11の外側壁部に連結するアウ
トリガビーム12の一端部には、第一ピン穴11
aと第二ピン穴11b、または第一ピン穴11a
と第三ピン穴11cとに合致させる第四ピン穴1
2aと第五ピン穴12bとの二つのピン穴が設け
られている。アウトリガビーム12の他端部は二
又部になつており、この二又部には、第六ピン穴
12c、第七ピン穴12d、第八ピン穴12eの
三つのピン穴が、第六ピン穴12cと第七ピン穴
12dとの中心を結ぶ直線、第六ピン穴12cと
第八ピン穴12eとの中心を結ぶ直線を等辺とす
る二等辺三角形を形成するように設けられてい
る。
垂直状態に接地させるジヤツキ支柱13には、
垂直方向に複数のピン穴13aが等ピツチlに設
けられている。アウトリガビーム12の第六ピン
穴12cと第七ピン穴12dとの間隔、第六ピン
穴12cと第八ピン穴12eとの間隔は、ジヤツ
キ支柱13の各ピン穴13aのピツチlと等しく
設定されている。
第1図は右側のアウトリガビーム12を下がり
勾配に傾斜させ、左側のアウトリガビーム12を
上がり勾配に傾斜させ、ジヤツキ支柱13を傾斜
地Eに垂直に接地させた状態を表わす。アウトリ
ガビーム12の一端部は、第一ピン穴11aと第
四ピン穴12a、第三ピン穴11cと第五ピン穴
12bに挿入したピン15によりベースフレーム
11に連結され、アウトリガビーム12の他端部
は、第六ピン穴12c、第七ピン穴12dと相隣
るピン穴13aとに挿入したピン16によりジヤ
ツキ支柱13に連結されている。第1図におい
て、一方のθは前述したベースフレーム11のピ
ン穴の中心を結ぶ等辺のなす角、他方のθはアウ
トリガビーム12の他端側のピン穴の中心を結ぶ
等辺のなす角を表わす。ベースフレーム11は水
平に保たれる。
第7図はアウトリガビーム12を水平姿勢にし
た状態を表わし、アウトリガビーム12の一端部
は、ピン穴12aとピン穴11a、ピン穴12b
とピン穴11bに挿入したピン15によりベース
フレーム11に連結され、アウトリガビーム12
の他端部はピン穴12cとピン穴13a、ピン穴
12eとその穴に合致するピン穴13aに挿入し
たピン16によりジヤツキ支柱13に連結されて
いる。
上述したように、この実施例では、アウトリガ
ビーム12は、第7図に示す水平な姿勢、第1図
の右側に示す下がり勾配の姿勢、第1図の左側に
示す上がり勾配の姿勢にすることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、傾斜
地でも、ピンの差し替えをしてアウトリガビーム
の姿勢を変えることにより、ジヤツキ支柱を介し
てベースフレームおよび旋回体を水平に保持する
ことができる。また、H形鋼等の形鋼が使用でき
るので経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す側面図、第
2図は第1図の断面平面図、第3図は第1図にお
ける左側のアウトリガビームの右端部を示す側面
図、第4図は第1図の右側のアウトリガビームの
左端部を示す側面図、第5図は第1図の−断
面図、第6図は第1図の−断面図、第7図は
第1図の右側のアウトリガビームを水平姿勢にし
た状態のアウトリガ装置を示す側面図、第8図は
従来のジブクレーンの一例を示す側面図、第9図
は従来の傾斜地用のアウトリガ装置を示す側面図
である。 11……ベースフレーム、11a……第一ピン
穴、11b……第二ピン穴、11c……第三ピン
穴、12……アウトリガビーム、12a……第四
ピン穴、12b……第五ピン穴、12c……第六
ピン穴、12d……第七ピン穴、12e……第八
ピン穴、13……ジヤツキ支柱、13a……ピン
穴、15……ピン、16……ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ベースフレームと垂直方向に等ピツチに複数
    のピン穴を設けたジヤツキ支柱と、前記両者を
    互いに連結するアウトリガビームとをそなえ、
    ベースフレームにはアウトリガビームを水平姿
    勢と傾斜姿勢とに選択的に連結するための複数
    のピン穴を設け、そのピン穴にアウトリガビー
    ムの一端部をピンにより選択的に連結し、アウ
    トリガビームの他端部にはアウトリガビームを
    垂直状態のジヤツキ支柱に水平姿勢と傾斜姿勢
    とに選択的に連結するための複数のピン穴を設
    け、そのピン穴をピンによりジヤツキ支柱のピ
    ン穴に連結するように構成したことを特徴とす
    るジブクレーンのアウトリガ装置。 2 ベースフレームと垂直方向に等ピツチに複数
    のピン穴を設けたジヤツキ支柱と前記両者を互
    いに連結するアウトリガビームとをそなえ、ベ
    ースフレームの外側壁部には、第一ピン穴、第
    二ピン穴、第三ピン穴の三つのピン穴を、第一
    ピン穴と第二ピン穴との中心を結ぶ直線、第一
    ピン穴と第三ピン穴との中心を結ぶ直線を等辺
    とする二等辺三角形を形成するように設け、ア
    ウトリガビームの一端部には、ベースフレーム
    の第一ピン穴と第二ピン穴、または第一ピン穴
    と第三ピン穴とにそれぞれピンにより選択的に
    連結する第四ピン穴と第五ピン穴との二つのピ
    ン穴を設け、アウトリガビームの他端部には、
    第六ピン穴、第七ピン穴、第八ピン穴の三つの
    ピン穴を、第六ピン穴と第七ピン穴との中心を
    結ぶ直線、第六ピン穴と第八ピン穴との中心を
    結ぶ直線を等辺とする二等辺三角形を形成する
    ように設け、第六ピン穴と第七ピン穴、または
    第六ピン穴と第八ピン穴とを選択的にピンによ
    りジヤツキ支柱の相隣るピン穴に連結するよう
    に構成したことを特徴とするジブクレーンのア
    ウトリガ装置。
JP1812088U 1988-02-16 1988-02-16 Expired JPH0450308Y2 (ja)

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JPH01123691U JPH01123691U (ja) 1989-08-23
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