JPH04311564A - スパッタリング蒸発源保守装置 - Google Patents

スパッタリング蒸発源保守装置

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Publication number
JPH04311564A
JPH04311564A JP7629791A JP7629791A JPH04311564A JP H04311564 A JPH04311564 A JP H04311564A JP 7629791 A JP7629791 A JP 7629791A JP 7629791 A JP7629791 A JP 7629791A JP H04311564 A JPH04311564 A JP H04311564A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
vacuum chamber
evaporation source
partition valve
hollow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7629791A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Odagi
秀幸 小田木
Shigemitsu Sato
重光 佐藤
Hidenori Suwa
秀則 諏訪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ulvac Inc
Original Assignee
Ulvac Inc
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Publication date
Application filed by Ulvac Inc filed Critical Ulvac Inc
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Publication of JPH04311564A publication Critical patent/JPH04311564A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空室内に設けられた
スパッタリング蒸発源の保守装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスパッタリング装置は、例えば図
4に示すように、スパッタリング蒸発源aを内部に設け
た真空室bの両側に、ゲートバルブc,dを介して仕込
室eと取出室fを夫々設けた構成のものが知られており
、これらの仕込室eと取出室fには、粗引バルブgを介
して粗引ポンプhに接続される粗引排気系、本引バルブ
iを介してクライオポンプj等に接続される本引排気系
及び大気導入バルブkを備えた大気導入系が設けられ、
更に真空室bには本引排気系が設けられる。m,nはス
パッタリングされる基板を該仕込室e及び取出室fから
外部へ出し入れするために開口されるゲートバルブであ
る。
【0003】該スパッタリング蒸発源aは適当な使用時
間の経過後に保守点検されるが、その場合、図4に示す
ゲートバルブc,nを閉じ、ゲートバルブdを開放し、
大気導入バルブkを開いて真空室b及び取出室fを大気
圧とした後、スパッタリング蒸発源aの保守点検を行な
う。保守点検の完了後、粗引バルブgを開放し、粗引ポ
ンプhにより真空室b及び取出室f内を粗引排気し、所
定の圧力に達したら該粗引バルブgを閉じて本引バルブ
iを開放し、本引排気系によって本引排気を行なう。該
スパッタリング蒸発源aの保守点検は、図5に示すよう
に、真空室bから別個の保守機構によって下降させ引き
出すことによって行なう。oは真空フランジである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のスパッタリング
蒸発源の保守点検は、真空室b及び取出室f内全体に大
気を導入して行なうために、これらの室の大きな面積が
大気にさらされ、保守点検の完了後の再真空排気に非常
に長い時間を必要とする不都合があった。
【0005】本発明は、こうした不都合を解決して容易
にしかも短時間で蒸発源の保守点検を実施できるスパッ
タリング蒸発源保守装置を提供することを目的とするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、真空室を構
成する壁面に外部から着脱自在にスパッタリング蒸発源
を取り付けるようにしたものに於いて、該真空室内に、
該スパッタリング蒸発源の真空室内に露出した部分を気
密に覆う中空の仕切バルブを往復動自在に設け、該仕切
バルブに、その中空部内へ大気圧を導入する導入管と、
該中空部内を真空に排気する排気管を接続することによ
り、上記の目的を達成するようにした。
【0007】
【作用】スパッタリング蒸発源を保守点検する場合、仕
切バルブを前進させて該スパッタリング蒸発源の真空室
内に露出した部分を気密に覆い、該仕切バルブの導入管
を開いてその中空部を大気圧としたのち該蒸発源を真空
室からその外部へ取り外す。保守点検の完了後に該蒸発
源を真空室へ取り付け、仕切バルブの中空部内を排気管
で真空に排気したのち、該仕切バルブを後退させる。
【0008】この保守点検の間、真空室内の仕切バルブ
で囲まれた空間以外は大気にさらされることがなく、真
空が維持されるので、仕切バルブの狭い中空部が真空に
排気されるまでの短い時間が経過すれば、該真空室内に
基板を導入してスパッタリングを開始することができる
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づき説明すると、
図1は本発明の装置の概略を示し、同図に於いて符号1
はスパッタリング蒸発源2を備えた真空室を示し、該ス
パッタリング蒸発源2は従来のものと同様に真空室1を
構成する壁面1aに外部から着脱自在に設けられる。該
真空室1の蒸発源2と対向する位置には、中空部3を有
するカップ状の往復動自在の仕切バルブ4を設け、該仕
切バルブ4が真空室1の外部に設けたエアシリンダ5で
押されると該蒸発源2の真空室1内へ露出した部分が気
密に覆われるようにした。該仕切バルブ4は、真空室1
に設けた摺動軸受6を挿通する中空の摺動軸7を介して
外部のエアシリンダ5に取り付けられ、該摺動軸7に大
気導入バルブ8を備えた大気導入管9と粗引バルブ10
を備えた粗引ポンプ11に連なる排気管12とを接続し
、該摺動軸7内を介して仕切バルブ4の中空部3が真空
と大気圧とに変更されるようにした。該仕切バルブ4の
中空部3内には基板加熱用のヒータ13が設けられ、該
ヒータ13は仕切バルブ4が後退位置にあって基板トレ
ー14に取り付けられた基板がスパッタリング蒸発源2
によりスパッタ処理する場合やスパッタリング蒸発源2
の保守の完了後にベーキングを行なうときに作動する。 15は真空室1内に設けられたヒータである。尚、真空
室1の左右には、基板トレー14の出し入れのためにゲ
ートバルブが設けられるがその記載を省略した。
【0010】該仕切バルブ4の詳細は図3に示す如くで
あり、真空フランジに構成した壁面1aを挿通する摺動
軸7と仕切バルブ4の間に真空ベローズ16を設けて摺
動軸7の内部と仕切バルブ4の中空部3を気密に接続す
ると共に、該摺動軸7の仕切バルブ4に当接する先端部
を球状フランジ17に形成してこれを押えフランジ18
で仕切バルブ4に係着するようにした。また、該仕切バ
ルブ4がヒータ13の熱により変形することを防止する
ために、その中空部3の内面に沿って冷却水が循環する
通路19を設けるようにした。20は仕切バルブ4の先
端面に取り付けたOリング、21は防着板である。
【0011】その作動を説明すると、スパッタリング蒸
発源2の保守点検を行なう場合、真空室1内を真空に維
持しておき、エアシリンダ5で摺動軸7を前進させ、図
2或いは図3に示すように仕切バルブ4でスパッタリン
グ蒸発源2を覆い、大気導入バルブ8を開いて大気導入
管9から大気を中空部3内に導入する。そしてスパッタ
リング蒸発源2を真空室1から取り外し、その保守点検
が終わると再び図示のように取り付け、今度は粗引バル
ブ10を開いて中空部3内を真空に排気する。このとき
、ヒータ13を作動させて中空部3内の壁面や蒸発源2
をベーキングすると、真空排気を迅速に行なえる。該中
空部3内が真空室1内の真空圧と略同圧になると、エア
シリンダ5で仕切バルブ4を後退させ、スパッタリング
蒸発源2を作動させて基板の処理が開始されるが、仕切
バルブ4で囲まれた部分以外の真空室1内は大気にさら
されることがないので、該蒸発源2の保守点検の終了後
に基板の処理を迅速に開始することができる。防着板2
1等のベーキングや基板の加熱のためにヒータ13を作
動させるときは、同時に冷却水を通路19に循環させ、
熱による仕切バルブ4の変形を防止する。
【0012】該仕切バルブ4と摺動軸7の間には真空ベ
ローズ16が設けられており、該摺動軸7の先端には球
状フランジ17が形成されているので、仕切バルブ4は
摺動軸7に対して比較的自由に揺動でき、真空室1の壁
面に多少の傾きがあっても、均一に仕切バルブ4の先端
を壁面に当接させることができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、、該スパ
ッタリング蒸発源の真空室内に露出した部分を気密に覆
う中空の仕切バルブを往復動自在に設け、該仕切バルブ
に、その中空部内へ大気圧を導入する導入管と、該中空
部内を真空に排気する排気管を設けたので、該スパッタ
リング蒸発源の保守点検時、真空室内が大気にさらされ
る部分が少なくなり、その保守点検後に再始動する時間
を短縮でき、しかも良質の真空が得られその操作も容易
に行なえる効果があり、該仕切バルブの中空部内にヒー
タと冷却水の通路を設けることにより、該仕切バルブの
変形を防ぎ蒸発源の保守点検後の再始動を更に早めるこ
とができ、該仕切バルブを移動させる摺動軸に球状フラ
ンジを設けて仕切バルブの自由な首振りを可能にするこ
とにより、均一に仕切バルブを壁面に押圧させることが
できる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の実施例の截断側面図
【図2】  
図1の作動状態の截断側面図
【図3】  図1の詳細な
截断側面図
【図4】  従来例の概略側面図
【図5】  図1の一部の截断斜視図
【符号の説明】
1  真空室        2  スパッタリング蒸
発源      3  中空部 4  仕切バルブ    7  摺動軸       
             9  大気導入管 12  排気管      13  ヒータ     
             16  真空ベローズ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  真空室を構成する壁面に外部から着脱
    自在にスパッタリング蒸発源を取り付けるようにしたも
    のに於いて、該真空室内に、該スパッタリング蒸発源の
    真空室内に露出した部分を気密に覆う中空の仕切バルブ
    を往復動自在に設け、該仕切バルブに、その中空部内へ
    大気圧を導入する導入管と、該中空部内を真空に排気す
    る排気管を接続したことを特徴とするスパッタリング蒸
    発源保守装置。
  2. 【請求項2】  上記仕切バルブの中空部内には、ヒー
    ターと、熱による該仕切バルブの変形を防止する冷却水
    の通路を備えたことを特徴とする請求項1に記載のスパ
    ッタリング蒸発源保守装置。
  3. 【請求項3】  上記仕切バルブは往復動自在の中空の
    摺動軸にベローズを介して接続され、該摺動軸の先端部
    に形成した球状フランジで該仕切バルブを真空室の壁面
    へ押圧することを特徴とする請求項1または2に記載の
    スパッタリング蒸発源保守装置。
JP7629791A 1991-04-09 1991-04-09 スパッタリング蒸発源保守装置 Withdrawn JPH04311564A (ja)

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JP7629791A JPH04311564A (ja) 1991-04-09 1991-04-09 スパッタリング蒸発源保守装置

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JP7629791A JPH04311564A (ja) 1991-04-09 1991-04-09 スパッタリング蒸発源保守装置

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JPH04311564A true JPH04311564A (ja) 1992-11-04

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JP7629791A Withdrawn JPH04311564A (ja) 1991-04-09 1991-04-09 スパッタリング蒸発源保守装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113445013A (zh) * 2021-06-28 2021-09-28 哈尔滨工业大学 旋翼轴承内圈内壁高功率磁控溅射薄膜沉积装置及方法
CN115011944B (zh) * 2022-08-10 2022-10-18 怡通科技有限公司 蒸发磁控溅射多用镀膜机

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