JPH04311231A - ファイル転送制御方法 - Google Patents

ファイル転送制御方法

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JPH04311231A
JPH04311231A JP3077521A JP7752191A JPH04311231A JP H04311231 A JPH04311231 A JP H04311231A JP 3077521 A JP3077521 A JP 3077521A JP 7752191 A JP7752191 A JP 7752191A JP H04311231 A JPH04311231 A JP H04311231A
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JP
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file
floppy disk
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JP3077521A
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Yutaka Nakamura
裕 中村
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バックアップファイル
の作成などで必要なファイルの転送制御技術に係わり、
特に、大容量のファイルを、小容量のフロッピディスク
に、効率良く転送するのに好適なファイル転送制御方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータでは、処理対象とな
るデータを、種類、量、用途、参照・更新の頻度などを
元に、それぞれ関連付けして、一つのファイルとして管
理している。一般に、このようなファイルの保護のため
に、同一のファイルを、フロッピディスクにも登録して
、バックアップファイルとして確保している。バックア
ップファイルの作成は、「backup」コマンドを使
用して行なうのが一般的である。しかし、この「bac
kup」コマンドを使用した場合には、指定したファイ
ルを、すべて連結した状態でフロッピディスクに転送し
てしまう。そのために、バックアップファイルを用いる
場合には、「restore」コマンドにより、元に戻
してからでないと、それぞれのファイルにアクセスする
ことができない。また、ファイルのフロッピディスクへ
の転送には、「copy」コマンドや「xcopy」コ
マンドを用いることもできる。これらのコマンドを用い
た場合には、転送先のフロッピディスク内のそれぞれの
ファイルを、直接参照することが可能である。しかし、
合計のファイルサイズが、フロッピディスクの容量より
も大きいファイル群に対しては、一度のコマンド操作で
、その全てのファイルを、複数枚のフロッピディスクに
転送することができず、操作性が悪い。さらに、転送対
象のファイルのサイズが、フロッピディスクの空き容量
よりも大きい時には、その旨を通知し、その時点で転送
処理を終了していた。
【0003】尚、このようなファイル管理は、例えば、
月間情報処理試験編集室編、朝倉文敏著「初めて受験す
る人のための情報処理入門  コンピュータの基礎知識
」(1988年、(株)日本ソフトバンク発行)の第5
6頁から第61頁、もしくは、(株)学習研究社発行の
「合格情報処理  9月号」(1989年)の第148
頁から第149頁に記載されているように、オペレーテ
ィングシステムのデータ管理機能により行なっている。 例えば、磁気ディスクに、何というファイルが幾つ、ど
のくらいの大きさで登録されているか、また、記憶媒体
にはどのくらいの空きスペース(容量)が残っているか
などを管理している。また、ファイルの転送操作コマン
ドに関しては、例えば、(株)日立製作所発行の「日立
クリエイティブワークステーション  HI−UX(R
3)基本ユティリティ  文法/操作編」の第117頁
に記載のように、「volcopy」コマンドの操作に
より、ファイルシステムの転送を行なことができる。こ
の時、ファイルシステムを一枚のフロッピディスクに転
送できない場合には、別のフロッピディスクに交換する
ように促す表示がなされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来のファイル転送制御方式では、バックアップ
ファイルの作成時などにおけるファイル転送時の操作性
が悪く、ファイル転送制御を効率良く行なうことができ
ない点である。本発明の目的は、これら従来技術の課題
を解決し、従来のコマンドで実行するファイル転送制御
のそれぞれの短所を補い、長所を活かすことにより、フ
ァイル転送における操作性の向上と、資源の効率的な利
用、および、転送後のファイルのアクセス操作の便宜を
図ることを可能とし、かつ、階層構造を構成するファイ
ル群に対しては、同一の階層を構成するファイル群を、
一つの最小単位として転送して、一つのフロッピディス
クに集め、転送先のフロッピディスクからの読みだし時
における操作性の向上を可能とするファイル転送制御方
法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明のファイル転送制御方法は、(1)大容量のハ
ードディスク上の複数のファイルを小容量のフロッピデ
ィスクへ転送する時に、フロッピディスクの空き容量を
検出し、このフロッピディスクの空き容量よりも大きな
容量のファイルの転送動作を停止して、転送先であるフ
ロッピディスクの交換を通知するファイル転送制御方法
において、フロッピディスクの空き容量よりも大きな容
量の転送対象ファイルの検出後に、フロッピディスクの
空き容量よりも小さい容量のファイルを、ハードディス
クから検索して抽出し、この抽出したファイルを、フロ
ッピディスクに転送することを特徴とする。また、(2
)上記(1)に記載のファイル転送制御方法において、
フロッピディスクの空き容量よりも小さい容量のファイ
ルの検索および抽出動作を、予め定めた回数だけ行ない
、この回数を越えた場合に、ファイルの転送動作を停止
して、転送先のフロッピディスクの交換を通知すること
を特徴とする。また、(3)上記(1)に記載のファイ
ル転送制御方法において、フロッピディスクの空き容量
よりも小さい容量のファイルの検索および抽出動作を、
予め定めた時間だけ行ない、この時間を越えた場合に、
ファイルの転送動作を停止して、転送先のフロッピディ
スクの交換を通知することを特徴とする。また、(4)
上記(1)から上記(3)のいずれかに記載のファイル
転送制御方法において、検索動作により未転送となった
フロッピディスクの空き容量よりも大きな容量のファイ
ルを識別する識別情報を順次に登録し、この登録した識
別情報に対応するファイルを、交換したフロッピディス
クに、順次に転送することを特徴とする。また、(5)
上記(1)から上記(4)のいずれかに記載のファイル
転送制御方法において、フロッピディスクに転送したフ
ァイルのそれぞれの転送先および転送時刻を含む転送情
報を登録し、この登録した転送情報を、操作者が任意に
選択したフロッピディスクに転送することを特徴とする
。そして、(6)上記(1)から上記(5)のいずれか
に記載のファイル転送制御方法において、ハードディス
ク上の階層構造のファイルの転送時に、一つの階層構造
で従属関係に有る全てのファイル群の容量の合計を算出
し、この算出したファイル群の合計容量と、転送先のフ
ロッピディスクの空き容量との比較に基づき、転送制御
を行なうことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明においては、転送後に、転送先のフロッ
ピディスクから転送したファイルを直接参照可能な転送
コマンド、例えば、「copy」コマンドにより、ファ
イルの転送を行なう。そして、転送対象のファイルのサ
イズ(容量)が、転送先のフロッピディスクの残りの容
量よりも大きい場合には、転送可能なサイズのファイル
を検索・抽出して転送する。このことにより、一つのフ
ロッピディスクに、無駄な空き容量のない状態で、でき
るだけ多くのファイルを、各々参照しうる形式で登録で
き、資源の効率的な利用とが可能となる。また、指定の
ファイルがどのフロッピディスクに入っているのかを示
す情報や、全てのファイルの更新日時、および、ファイ
ルサイズなどの情報を含む各ファイルの転送情報を、任
意のフロッピディスクに書き込む。このことにより、特
定のコマンドで、所定のフロッピディスクから、それら
の転送情報を容易に引き出すことができ、バックアップ
ファイルの管理が容易になる。さらに、転送対象の大容
量のファイルが、階層構造で構築されている場合には、
同じ階層構造を構成するファイル群を一つの最小転送単
位とすることにより、階層構造を構成するファイル群を
、一つのフロッピディスクに集めることができ、読みだ
し時における操作性が向上する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明のファイル転送制御を行なう
コンピュータシステムの本発明に係わる構成の一実施例
を示すブロック図である。1は処理結果などを表示出力
するCRT(Cathode  Ray  Tube、
陰極線管)、2はCRT1への出力データを制御する表
示制御部、3は操作者からの指定データを入力するキー
ボード、4はキーボード3からの入力を制御するキーボ
ード制御部、5は本発明に係わる処理動作を含み、各部
の制御を行なう主制御部、6はファイルを管理している
ファイル管理部、7はファイルのコピーやバックアップ
などの転送を行なうファイル転送制御部、8は転送した
ファイルや転送できなかったファイルに関する情報を登
録したファイル管理テーブル16を有し、ファイルの転
送状態を管理する転送ファイル管理部、9はファイルの
転送先となるフロッピディスク10の容量をチェックす
るフロッピディスク容量検出部(図中、FD容量検知部
と記載)、10はファイルの転送先のフロッピディスク
(図中、FDと記載)、11はフロッピディスク10の
読み書きを行なうFDD(Flexible  Dis
k  DriveUnit、フロッピディスク装置)、
12はFDD11の動作をコントロールするフロッピデ
ィスク制御部(図中、FD制御部と記載)、13はハー
ドディスクユニット14をコントロールするハードディ
スク制御部(図中、HD制御部と記載)、14は本発明
に係わる転送対象となる階層構造ファイル15などのフ
ァイルを格納したハードディスクユニット(図中、HD
と記載)である。
【0008】このような構成により、本実施例のコンピ
ュータは、本発明に係わる効率の良いファイルの転送を
行なう。以下、その動作を説明する。本実施例では、フ
ァイルの転送に、例えば、「copy」コマンドのよう
に、転送後に転送先のフロッピディスクから転送したフ
ァイルを直接参照可能な転送コマンドを用いる。この時
、ハードディスク14内の転送対象のファイルが、通常
のテキストファイルなどであれば、フロッピディスク1
0の容量が2MBでも、最初のうちは十分に容量の余裕
が有り、転送できる。しかし、例えば、転送元がハード
ディスク14上の一つのドライブで、そのファイルを全
て転送するとなると、一枚のフロッピディスク10では
、いずれ、フロッピディスク10の空き容量よりも、転
送するファイルサイズが大きくなってしまう。従来は、
この時点で、新たなフロッピディスクと交換するように
、CRT1にメッセージを表示していた。しかし、本実
施例のコンピュータは、本発明のファイル転送制御方法
により、以下の処理を行なう。まず、ファイル転送制御
部7において、次に転送を予定しているファイルのサイ
ズ比較を行ない、フロッピディスク10の空き容量の方
が大きければ、このファイルを転送する。転送できなか
った前のファイルは、その旨(未だ転送していないとい
うこと)を、ファイル管理部6で、転送ファイル管理部
8のファイル管理テーブル16に登録する。尚、転送し
たファイルの転送情報(指定のファイルがどのフロッピ
ディスクに入っているのかを示す情報や、全てのファイ
ルの更新日時、および、ファイルサイズなどの情報を含
む各ファイルの転送情報)も、ファイル管理テーブル1
6に登録する。
【0009】もし、次のファイルのサイズも、フロッピ
ディスク10の空き容量よりも大きければ、再度、同様
な処理を行なう。この時、ファイル転送制御部7は、図
示していないカウンタに基づき、この繰返しを、ある回
数、もしくは、時間まで行なう。そして、その回数(時
間)まで、ファイルの検索、抽出、転送を行なった後に
、そのフロッピディスク10に対する転送を終了し、主
制御部5および表示制御部2を介して、フロッピディス
ク交換要求のメッセージを、CRT1に表示する。新た
なフロッピディスクがセットされれば、転送ファイル管
理部8のファイル管理テーブル16を参照して、未だ転
送していないファイルから順に、同様な転送制御を行な
う。そして、全てのファイルを転送し終わるまで、この
転送動作を繰り返す。このように、転送対象のファイル
のサイズが、転送先のフロッピディスク10の残りの容
量よりも大きい場合には、転送可能なサイズのファイル
を抽出して転送する。このことにより、一つのフロッピ
ディスクに、無駄な空き容量のない状態で、できるだけ
多くのファイルを、各々参照可能な形式で登録できる。 さらに、全てのファイルの転送が終了した時に、ファイ
ル管理部6で転送ファイル管理8のファイル管理テーブ
ル16に登録しておいた情報(例えば、A.CとB.C
およびC.Cなどのファイルは、一枚目のフロッピディ
スク(FD1)に入っているなどの情報)を、最終フロ
ッピディスク、もしくは、これとは異なる任意のフロッ
ピディスクに入れておく。このことにより、操作者は、
この情報が入っているフロッピディスクを参照すること
で、必要なファイルへのアクセスを、迅速に行なうこと
ができる。このようにして、フロッピディスクの容量を
有効に使用しながら、フロッピディスクから再度復元さ
せる手間をかけること無く、必要なフロッピディスクか
ら、直接ファイルを参照することが可能となる。
【0010】尚、ハードディスク10上の転送対象とす
るファイル群が、階層構造ファイル15のような階層構
造で構築されたファイルの場合には、同じ階層を構成す
る全てのファイルの合計サイズを算出して、この合計サ
イズに基づき、転送先のフロッピディスク10の空き容
量との比較を行ない転送制御を行なう。すなわち、それ
ぞれの階層を一つの区切りとして、同じ階層を構成する
従属関係に有る全てのファイルが、フロッピディスクの
空き容量に、入り切れない場合は、その階層を構成する
ファイル群を、全て次のフロッピディスクに転送する。 例えば、ハードディスク14上の階層構造ファイル15
を転送する場合には、ファイル「C:$SRC$MAI
N」と「$SRC$SUB」をまとめてフロッピディス
ク1に、また、ファイル「C:$OBJ」と「C:$T
EST$SRC、$TEST$DATE」をフロッピデ
ィスク2に、そして、ファイル「C:$EXE」をフロ
ッピディスク3に、それぞれまとめて転送する。このよ
うにして転送したファイル情報も、ファイル管理部8の
ファイル管理テーブルに登録し、かつ、操作者が任意に
指定したフロッピディスクに転送する。このように、転
送対象の大容量のファイルが、階層構造で構築されてい
る場合には、ドライブ上のファイル群を、一枚のフロッ
ピディスクに入る分だけ入れるのではなく、同じ階層構
造を構成するファイル群を、同じフロッピディスクに集
める。
【0011】以下、本発明のファイル転送制御方法を、
フローチャートを用いて説明する。図2は、図1におけ
るコンピュータの本発明に係わるファイル転送制御動作
の第1の実施例を示すフローチャートである。転送コマ
ンドの入力に基づき、まず、転送先のフロッピディスク
の空き容量と、転送対象のファイルのサイズを比較する
(ステップ201)。転送対象のファイルのサイズより
も、フロッピディスクの空き容量が大きければ(ステッ
プ202)、図1のファイル転送制御部7により、転送
を行ない(ステップ203)、図1の転送ファイル管理
部8により、そのファイルに関する転送情報をファイル
管理テーブル16に登録する(ステップ204)。次の
転送用ファイルが無ければ処理を終了し、有れば、ステ
ップ201に戻り、次のファイルの転送制御を行なう(
ステップ205)。ステップ202において、転送対象
のファイルのサイズが、フロッピディスクの空き容量よ
りも大きければ、転送不可能であり、このファイルを未
転送ファイルとして、図1の転送ファイル管理部8によ
り、その未転送情報をファイル管理テーブル16に登録
する(ステップ206)。そして、カウンタを一つ加算
し(ステップ207)、加算したカウント値が規定値「
k」以内であれば(ステップ208)、次の転送用ファ
イルが有るか否かを確認する(ステップ209)。次の
転送用ファイルが有れば、ステップ201に戻り、この
転送用ファイルに対してファイル転送制御を行なう。 次の転送用ファイルが無ければ、また、ステップ208
において、加算したカウント値が規定値「k」を越えて
いれば、フロッピディスクの交換を要求するメッセージ
を、図1のCRTに出力する(ステップ210)。そし
て、図1のキーボードからコマンドの入力が有れば(ス
テップ211)、セットされたフロッピディスクが正し
いことを確認して(ステップ212)、図1の転送ファ
イル管理部8の登録内容(転送ファイル管理テーブル1
6中の未転送ファイル)を参照して(ステップ213)
、最初の未転送ファイルを、次の転送対象ファイルに指
定して(ステップ214)、ステップ201に戻り、こ
の未転送ファイルに対するファイル転送制御を行なう。 このようにして、従来のコマンドで実行するファイル転
送制御のそれぞれの短所を補い、かつ、長所を活かした
転送制御を行なうことができる。すなわち、一つのフロ
ッピディスクに、無駄な空き容量のない状態で、できる
だけ多くのファイルを、各々参照可能な形式で登録する
。また、転送した各ファイルの転送情報を、任意のフロ
ッピディスクに書き込み、それらの転送情報を容易に引
き出すことができる。
【0012】図3は、図1におけるコンピュータの本発
明に係わるファイル転送制御動作の第2の実施例を示す
フローチャートである。特に、図1において示したハー
ドディスク14内の階層構造ファイル15を、フロッピ
ディスク10に転送する制御動作である。転送コマンド
の入力に基づき、まず、転送対象のファイルの階層に含
まれる全てのファイルのサイズを合計する(ステップ3
01)。そして、転送先のフロッピディスクの空き容量
と、転送対象のファイルのサイズを比較する(ステップ
302)。転送対象のファイルのサイズよりも、フロッ
ピディスクの空き容量が大きければ(ステップ303)
、図1のファイル転送制御部7により、その階層内のフ
ァイル群を全て転送する(ステップ304)。次の転送
用ファイルが無ければ処理を終了し、有れば、ステップ
301に戻り、次のファイル群の転送制御を行なう(ス
テップ305)。ステップ303において、転送対象の
ファイル群のサイズが、フロッピディスクの空き容量よ
りも大きければ、フロッピディスクの交換を要求するメ
ッセージを、図1のCRTに出力する(ステップ306
)。そして、図1のキーボードから転送コマンドの入力
が有れば(ステップ307)、セットされたフロッピデ
ィスクが正しいことを確認して(ステップ308)、ス
テップ302に戻り、新しいフロッピディスクへのファ
イル転送制御を行なう。このようにして、同じ階層構造
を構成するファイル群を、一つの最小単位とすることに
より、同じ階層構成をなすファイルが分かれないように
して転送して、基本構成単位を、一つのフロッピディス
クに集めることができ、転送後のファイルの操作性が向
上する。尚、ステップ304の後で、図2におけるステ
ップ204と同様に、図1の転送ファイル管理部8によ
り、転送したファイル群に関する情報を管理テーブルに
登録することもできる。また、ステップ303で、転送
対象のファイル群のサイズが、フロッピディスクの空き
容量よりも大きい場合にも、図2におけるステップ20
6〜208と同様に、フロッピディスクの空き容量より
小さいサイズのファイル群を、一定の回数、もしくは、
一定の時間内だけ、抽出して転送するようにしても良い
【0013】以上、図1から図3を用いて説明したよう
に、本実施例のファイル転送制御方法によれば、フロッ
ピディスクの容量を有効に使用して、バックアップファ
イルなどを作成することができ、かつ、フロッピディス
クから直接参照することができ、操作性が良くなる。ま
た、転送した全てのファイルに関する転送情報を、一つ
のフロッピディスクに登録しているので、利用者は、こ
のフロッピディスクにより、参照したいファイルが、多
数のフロッピディスクにまたがっていても、簡単に、必
要なフロッピディスクを見つけだすことができる。さら
に、関連性の深いファイル群(同じ階層を構成している
ファイル群)を、まとめて一つのフロッピディスクへ割
当て転送することができるので、転送したファイルを参
照する時に、フロッピディスクの入れ替えなどが発生せ
ず、操作性が向上する。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、転送可能なサイズのフ
ァイルを順次に検索・抽出して転送し、各ファイルの転
送情報を登録することにより、ファイル転送時の操作性
の向上と、資源の効率的な利用、および、転送後のファ
イルのアクセス操作の便宜を図ることが可能となり、か
つ、階層構造を構成するファイル群に対しては、同一の
階層を構成するファイル群を、一つの最小単位として転
送して、一つのフロッピディスクに集めることにより、
転送先のフロッピディスクからの読みだし時における操
作性の向上が可能となる。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファイル転送制御を行なうコンピュー
タシステムの本発明に係わる構成の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】図1におけるコンピュータの本発明に係わるフ
ァイル転送制御動作の第1の実施例を示すフローチャー
トである。
【図3】図1におけるコンピュータの本発明に係わるフ
ァイル転送制御動作の第2の実施例を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1  CRT 2  表示制御部 3  キーボード 4  キーボード制御部 5  主制御部 6  ファイル管理部 7  ファイル転送制御部 8  ファイル管理部 9  フロッピディスク容量検出部 10  フロッピディスク 11  FDD 12  フロッピディスク制御部 13  ハードディスク制御部 14  ハードディスクユニット 15  階層構造ファイル 16  ファイル管理テーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  大容量のハードディスク上の複数のフ
    ァイルを小容量のフロッピディスクへ転送する時に、上
    記フロッピディスクの空き容量を検出し、該フロッピデ
    ィスクの空き容量よりも大きな容量のファイルの転送動
    作を停止して、転送先である上記フロッピディスクの交
    換を通知するファイル転送制御方法において、上記フロ
    ッピディスクの空き容量よりも大きな容量の転送対象フ
    ァイルの検出後に、上記フロッピディスクの空き容量よ
    りも小さい容量のファイルを、上記ハードディスクから
    検索して抽出し、該抽出したファイルを、上記フロッピ
    ディスクに転送することを特徴とするファイル転送制御
    方法。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載のファイル転送制御方
    法において、上記フロッピディスクの空き容量よりも小
    さい容量のファイルの検索および抽出動作を、予め定め
    た回数だけ行ない、該回数を越えた場合に、ファイルの
    転送動作を停止して、転送先の上記フロッピディスクの
    交換を通知することを特徴とするファイル転送制御方法
  3. 【請求項3】  請求項1に記載のファイル転送制御方
    法において、上記フロッピディスクの空き容量よりも小
    さい容量のファイルの検索および抽出動作を、予め定め
    た時間だけ行ない、該時間を越えた場合に、ファイルの
    転送動作を停止して、転送先の上記フロッピディスクの
    交換を通知することを特徴とするファイル転送制御方法
  4. 【請求項4】  請求項1から請求項3のいずれかに記
    載のファイル転送制御方法において、上記検索動作によ
    り未転送となった上記フロッピディスクの空き容量より
    も大きな容量のファイルを識別する識別情報を順次に登
    録し、該登録した識別情報に対応するファイルを、上記
    交換したフロッピディスクに、順次に転送することを特
    徴とするファイル転送制御方法。
  5. 【請求項5】  請求項1から請求項4のいずれかに記
    載のファイル転送制御方法において、上記フロッピディ
    スクに転送したファイルのそれぞれの転送先および転送
    時刻を含む転送情報を登録し、該登録した転送情報を、
    操作者が任意に選択したフロッピディスクに転送するこ
    とを特徴とするファイル転送制御方法。
  6. 【請求項6】  請求項1から請求項5のいずれかに記
    載のファイル転送制御方法において、上記ハードディス
    ク上の階層構造のファイルの転送時に、一つの階層構造
    で従属関係に有る全てのファイル群の容量の合計を算出
    し、該算出したファイル群の合計容量と、上記転送先の
    フロッピディスクの空き容量との比較に基づき、上記転
    送制御を行なうことを特徴とするファイル転送制御方法
JP3077521A 1991-04-10 1991-04-10 ファイル転送制御方法 Pending JPH04311231A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06243105A (ja) * 1993-01-29 1994-09-02 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 任意に変化するデータ・ストライドで情報を転送する方法及び装置
JPH08254986A (ja) * 1994-09-22 1996-10-01 Lg Electron Inc カラオケシステムの字幕伴奏音処理装置および方法

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