JP2741999B2 - データ保存管理方法 - Google Patents

データ保存管理方法

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JP2741999B2
JP2741999B2 JP5057464A JP5746493A JP2741999B2 JP 2741999 B2 JP2741999 B2 JP 2741999B2 JP 5057464 A JP5057464 A JP 5057464A JP 5746493 A JP5746493 A JP 5746493A JP 2741999 B2 JP2741999 B2 JP 2741999B2
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文人 岩下
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直接アクセス記憶装置
に様々な保存期限を持つ複数のデータを随時作成する計
算機システムにおいて、該当データを磁気テープ等の外
部記憶媒体に退避して保存する場合のデータ保存管理方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、直接アクセス記憶装置に様々な保
存期限を持つ複数のデータを随時作成する計算機システ
ムの代表例として、各種帳票データを各業務プログラム
で作成する計算センタ等のシステムがある。
【0003】このようなシステムで作成される帳票デー
タは、毎日作成されるという特徴を持っている。また、
これらのデータは、一時的には即時出力のため直接アク
セス記憶装置上に置くが、多量であることからデータの
保存期限を満了するまでの期間、直接アクセス記憶装置
上に配置しておくことはできない。
【0004】そこで、磁気テープ等の外部記憶媒体に退
避、格納してしておき、必要に応じてこの退避したデー
タを回復して、再使用する方法が従来からとられてい
る。
【0005】このデータの代表的な退避方法として、デ
ータが格納されているファイルをファイル単位に毎日一
括して退避する方法がある。この方法の公知例は『VO
S3/ES 高速DASDコピーダンプ DCDP2
E2 日立製作所』に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、保存対
象となる複数のデータの保存期限を考慮せずに外部記憶
媒体にデータを退避すると、その外部記憶媒体中のある
一帳票データが非常に長い保存期限の場合、その帳票の
保存期限日になるまでその外部記憶媒体を他の目的で使
用できないことになり、外部記憶媒体を不必要に多く準
備しなければならないという問題がある。
【0007】また、外部記憶媒体の代表である磁気テー
プを考慮すると、複数のデータをグループ単位に分割し
た場合、そのグループ単位ごとに日々の退避用外部記憶
媒体が必要となる。このため、グループ分けが多いと大
量の外部記憶媒体を用意しなければならないという問題
がある。
【0008】本発明の目的は、大量のデータを少ない外
部記憶媒体で保存することができるデータ保存管理方法
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、基本的には、直接アクセス記憶装置に様々
な保存期限を持つ複数のデータを随時作成し、その作成
したデ−タを外部記憶媒体に随時退避し、保存期限の切
れたデ−タを格納している外部記憶媒体は開放する計算
機システムにおいて、作成したデータを外部記憶媒体へ
退避するとき、そのデータの保存期限を調べ、その保存
期限に近い保存期限範囲のデータを格納している外部記
憶媒体に退避するようにしたものである。
【0010】
【作用】前述の手段によれば、保存対象となるデータ
は、保存期限の期日が近接しているデータと同一外部記
憶媒体に退避される。また、保存期限の切れたデ−タを
格納している外部記憶媒体は速やかに開放され、他のデ
−タを格納するために使用可能な状態になる。
【0011】これによって、データを保存する外部記憶
媒体の数は大幅に削減される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例のシステム構成図
である。
【0014】図1において、1はデータ保存管理システ
ムプログラム、2は業務ジョブ、3は業務ジョブ2が作
成したデータを格納する退避元データファイル(直接ア
クセス記憶装置)、4は保存管理に必要な情報を格納す
る保存管理ファイル、5は退避/回復したいデータをユ
ーザが指示するディスプレイ装置である。
【0015】6は退避データを格納する退避データファ
イル(外部記憶媒体)、7は保存期限切れの外部記憶媒
体一覧表、8は退避したデータ名一覧表、9は回復した
データ名一覧表である。
【0016】図2はデータを退避する場合の機能構成図
である。
【0017】図2において、10は退避対象データ抽出
処理、11はデータ名一覧テーブル、12は退避用外部
記憶媒体選択処理、13は外部記憶媒体選択基準テーブ
ル、14はデータ退避処理、15は関連帳票出力処理で
ある。
【0018】図3はデータを回復する場合の機能構成図
である。
【0019】図3において、16は回復対象データ抽出
処理、17はデータ回復処理である。
【0020】図4は保存管理ファイル4に格納されてい
るデータ名一覧テーブル11の構成図であり、データ名
18、保存期限19、外部記憶媒体名20および直接ア
クセス記憶媒体名21の項目が保持されている。
【0021】図5は保存管理ファイル4に格納されてい
る外部記憶媒体選択基準テーブル13の構成図であり、
データの保存期限範囲22、保存クラス23、退避処理
実行基準データ量24および使用外部記憶媒体名25の
項目が保持される。
【0022】以上の構成において、データを退避する場
合について図2を参照して説明する。
【0023】まず、ディスプレイ装置5を介して退避す
べきデータのデータ名を単数または複数指示すると、退
避対象データ抽出処理10は、保存管理ファイル4の中
のデータ名一覧テーブル11から当該データ名の関連情
報(データ名18、保存期限19、外部記憶媒体名20
および直接アクセス記憶媒体名21)を抽出する。
【0024】次に、退避用外部記憶媒体選択処理12
は、退避対象データの保存期限19と保存管理ファイル
4の中の外部記憶媒体選択基準テーブル13の保存期限
範囲22とを照合し、保存クラス23と退避先のデータ
ファイル6を決定する。
【0025】すなわち、退避データファイル6へ退避す
るデータについて、保存期限の期日が近接しているデー
タは同一ファイルに退避すべく、保存クラス23と退避
先のデータファイル6を決定する。
【0026】さらに、外部記憶媒体選択基準テーブル1
3から当該保存クラス23の退避処理実行基準データ量
24を取得し、今回の退避データ量が前記退避処理実行
基準データ量24より多ければデータ退避処理14を行
い、少ない場合はデータ退避処理14を行なわず次回に
データ退避処理14を繰りこす。
【0027】すなわち、退避データファイル6に退避す
べきデータ量が少なく、かつ退避元データファイル3の
容量に余裕がある場合は、退避すべきデータ量が一定の
容量に達するまで退避データファイル6に退避させず、
退避元データファイル3に保存する。
【0028】その後、関連帳票出力処理15は、保存期
限切れとなった外部記憶媒体名一覧表7と今回退避した
データ名一覧表8を出力する。
【0029】次に、データを回復する場合について図3
を参照して説明する。
【0030】図3において、まず、ディスプレイ装置5
を介して回復すべきデータを単数または複数指示する
と、回復対象データ抽出処理16は、保存管理ファイル
4の中のデータ名一覧テーブル11から該当データの関
連情報(データ名18、保存期限19、外部記憶媒体名
20、直接アクセス記憶媒体名21)を抽出する。
【0031】次に、前記関連情報に基づき、データ回復
処理17は退避データファイル6から該当データを退避
元データファイル(直接アクセス記憶媒体)3上に回復
する。
【0032】その後、関連帳票出力処理15は、今回回
復したデータ名一覧表9を出力する。
【0033】このように、データ退避処理を行う場合
は、データ名一覧ーブル11からデータ名18をキー
にして該当データの関連情報が検索され、次に、その関
連情報および直接アクセス記憶媒体名21から退避先の
外部記憶媒体名20が決定され、データ保存管理システ
ムプログラム1によって自動的に退避処理が行われる。
【0034】また、データの回復処理を行う場合は、デ
ータ名一覧ーブル11からデータ名18をキーにして
該当データの関連情報が検索され、次に、その関連情報
および退避先の外部記憶媒体名20から直接アクセス記
憶装置名21が決定され、データ保存管理システムプロ
グラム1によって自動的に回復処理が行われる。
【0035】なお、以上のようにデータの退避・回復処
理を自動的に行わせるために、初期段階においてのみ、
保存管理ファイル4内にデータ名一覧ーブル11と外
部記憶媒体選択基準テーブル13を作成することは勿論
である。
【0036】以上のように、本実施例においては、退避
データファイル6へ退避するデータの中で、保存期限の
期日が近接しているデータは同一ファイルに退避させる
ようにし、退避する際に、退避データ量が少なく、退避
元データファイル3の容量に余裕がある場合は、当該デ
ータ量が一定の容量に達するまで退避させないようにす
る。そして、退避データファイル6に退避したデータの
うち最遠の保存期限の期日をそのファイルの保存期限日
とし、データを退避するときにはデータの作成日付、デ
ータの保存期限、退避データファイル6との対応を保存
管理ファイル4に登録しておき、この保存管理ファイル
4を参照して退避、回復を自動的に行っている。
【0037】このため、保存期限の切れたデータを格納
してある退避データファイル6は速やかに解放し、かつ
保存期限の近いデータ同士は同一ファイルに退避される
ことになり、退避データファイル6の使用量を大幅に削
減することができる。
【0038】また、回復も、管理簿を人手で調べるとい
った作業を行うことなく、データ名を指定するのみで簡
単に行うことができる。
【0039】従って、保存期限がまちまちで大量のデー
タを作成する計算センタ等の運用に適用すれば、磁気テ
ープ等の外部記憶媒体の費用、および保管スペースの点
で極めて有効なものとなる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、直
接アクセス記憶装置に様々な保存期限を持つ複数のデー
タを随時作成し、その作成したデ−タを外部記憶媒体に
随時退避し、保存期限の切れたデ−タを格納している外
部記憶媒体は開放する計算機システムにおいて、作成し
たデータを外部記憶媒体へ退避するとき、そのデータの
保存期限を調べ、その保存期限に近い保存期限範囲のデ
ータを格納している外部記憶媒体に退避するようにした
ので、大量のデータを少ない外部記憶媒体で保存するこ
とができる。
【0041】従って、保存期限がまちまちで大量のデー
タを作成する計算センタ等の運用に適用すれば、磁気テ
ープ等の外部記憶媒体の費用、および保管スペースの点
で極めて有効なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した一実施例のシステム構成図
である。
【図2】 実施例のデータ退避時の機能構成図である。
【図3】 実施例のデータ回復時の機能構成図である。
【図4】 実施例のデータ名一覧テーブル上に保持され
る管理簿の構成図である。
【図5】 実施例の外部記憶媒体選択基準テーブル上に
保持される管理簿の構成図である。
【符号の説明】 1…データ保存管理システムプログラム、2…業務ジョ
ブ、3…退避元データファイル、4…保存管理ファイ
ル、5…ディスプレイ装置、6…退避先データファイル
(外部記憶媒体)、7…保存期限切れ外部記憶媒体一覧
表、8…退避データ名一覧表、9…回復データ名一覧
表、10…退避対象データ抽出処理、11…データ名一
覧テーブル、12…退避用外部記憶媒体選択処理、13
…外部記憶媒体選択基準テーブル、14…データ退避処
理、15…関連帳票出力処理、16…回復対象データ抽
出理処理、17…データ回復処理、18…データ名、1
9…保存期限、20…外部記憶媒体名、21…直接アク
セス記憶装置名、22…保存期限範囲、23…保存クラ
ス、24…退避処理実行基準データ量、25…使用外部
記憶媒体名。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直接アクセス記憶装置に様々な保存期限
    を持つ複数のデータを随時作成し、その作成したデ−タ
    を外部記憶媒体に随時退避し、保存期限の切れたデ−タ
    を格納している外部記憶媒体は開放する計算機システム
    において、作成したデータを外部記憶媒体へ退避すると
    き、そのデータの保存期限を調べ、その保存期限に近い
    保存期限範囲のデータを格納している外部記憶媒体に退
    避することを特徴とするデータ保存管理方法。
  2. 【請求項2】 退避対象のデータ量が少なく、かつ退避
    元の直接アクセス記憶装置の容量に余裕があるときは、
    退避対象のデータ量が所定量に達するまで外部記憶媒体
    に退避しないことを特徴とする請求項1記載のデータ保
    存管理方法。
  3. 【請求項3】 外部記憶媒体に退避したデータのうち保
    存期限が最遠の期日を持つデータの保存期限をその外部
    記憶媒体の保存期限日とし、さらに、データを外部記憶
    媒体に退避する際に、それぞれのデータの作成日付、保
    存期限および外部記憶媒体との対応を保存管理ファイル
    に登録し、当該保存管理ファイルを参照して退避先の外
    部記憶媒体および回復元の外部記憶媒体を選択すること
    を特徴とする請求項1記載のデータ保存管理方法。
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JP5477027B2 (ja) * 2010-02-08 2014-04-23 富士通株式会社 ストレージ装置、ストレージ装置制御方法およびストレージ装置制御プログラム

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