JPH0431114A - サスペンション制御装置 - Google Patents
サスペンション制御装置Info
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- JPH0431114A JPH0431114A JP13588990A JP13588990A JPH0431114A JP H0431114 A JPH0431114 A JP H0431114A JP 13588990 A JP13588990 A JP 13588990A JP 13588990 A JP13588990 A JP 13588990A JP H0431114 A JPH0431114 A JP H0431114A
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- brake
- pressure
- stiffness
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- 239000000725 suspension Substances 0.000 title claims abstract description 37
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 77
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract description 6
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
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- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、車両のサスペンション剛性を可変制御するサ
スペンション制御装置に関する。
スペンション制御装置に関する。
(従来の技術)
従来、車両のサスペンション装置においては、いわゆる
筒状ブツシュを含むサスペンション制御装置によってそ
のサスペンション剛性を可変制御するようにしたものが
ある。
筒状ブツシュを含むサスペンション制御装置によってそ
のサスペンション剛性を可変制御するようにしたものが
ある。
従来のこの種のサスペンション制御装置としては、例え
ば実開昭60−132909号公報に記載されたものが
ある。この装置は、略同心状に配置された内筒及び外筒
とこれらの間に装填された弾性体とからなる筒状ブツシ
ュを具備しており、筒状ブツシュの弾性体には前記内筒
を挟んで車両前後方向に対向する複数のオイル室が形成
され、このオイル室には電磁弁を介してオイルが供給さ
れるようになっている。そして、この電磁弁を車両の駆
動、制動、車速等の条件に基づいて制御することにより
、操縦安定性と乗り心地との改善を図っている。
ば実開昭60−132909号公報に記載されたものが
ある。この装置は、略同心状に配置された内筒及び外筒
とこれらの間に装填された弾性体とからなる筒状ブツシ
ュを具備しており、筒状ブツシュの弾性体には前記内筒
を挟んで車両前後方向に対向する複数のオイル室が形成
され、このオイル室には電磁弁を介してオイルが供給さ
れるようになっている。そして、この電磁弁を車両の駆
動、制動、車速等の条件に基づいて制御することにより
、操縦安定性と乗り心地との改善を図っている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、このような従来のサスペンション制御装
置にあっては、車両の制動の有無をストップランブスイ
ンチの0N10 F Fから判断し、このスイッチがO
Nの時にブ・ノシュ剛性を増大させる構成であったため
、車両の減速度が小さい場合であっても、わずかなブレ
ーキペダル操作でブツシュ剛性が切換り、しかもブツシ
ュ剛性が軟状前から開状態に段階的に切換わる違和窓が
加わって乗り心地が悪化していた。また、ブレーキパッ
ドの摩耗やブレーキランプスイッチの取り付は誤差によ
って個々の車両でブレーキランプスイッチのONする位
置がばらついてしまい、所望の剛性可変制御を行うのが
困難であった。
置にあっては、車両の制動の有無をストップランブスイ
ンチの0N10 F Fから判断し、このスイッチがO
Nの時にブ・ノシュ剛性を増大させる構成であったため
、車両の減速度が小さい場合であっても、わずかなブレ
ーキペダル操作でブツシュ剛性が切換り、しかもブツシ
ュ剛性が軟状前から開状態に段階的に切換わる違和窓が
加わって乗り心地が悪化していた。また、ブレーキパッ
ドの摩耗やブレーキランプスイッチの取り付は誤差によ
って個々の車両でブレーキランプスイッチのONする位
置がばらついてしまい、所望の剛性可変制御を行うのが
困難であった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたもの
であり、車両の制動時にその減速度に応じて前後方向の
サスペンション剛性を高めるようにして、車両の乗り心
地を大幅に向上させるとともに、車両間でサスペンショ
ン制御のばらつきを抑えることを目的とする。
であり、車両の制動時にその減速度に応じて前後方向の
サスペンション剛性を高めるようにして、車両の乗り心
地を大幅に向上させるとともに、車両間でサスペンショ
ン制御のばらつきを抑えることを目的とする。
(課題を解決するだめの手段)
請求項1記載の発明に係るサスペンション制御装置は、
略同心状ムこ配置された内筒及び外筒と、これら内筒及
び外筒の間に装填され、内筒を挟んで車両前後方向に対
向する複数の流体室を形成する弾性体とを備え、前記流
体室に流体を出入して該流体室の圧力を変化させ得るよ
うにしたサスペンション制御装置において、前記流体室
に出入する流体の量を車両のブレーキ;夜圧に応じて増
減させる流体量可変手段を設けている。
略同心状ムこ配置された内筒及び外筒と、これら内筒及
び外筒の間に装填され、内筒を挟んで車両前後方向に対
向する複数の流体室を形成する弾性体とを備え、前記流
体室に流体を出入して該流体室の圧力を変化させ得るよ
うにしたサスペンション制御装置において、前記流体室
に出入する流体の量を車両のブレーキ;夜圧に応じて増
減させる流体量可変手段を設けている。
請求項2記載の発明に係るサスペンション制御装置は、
略同心状に配置された内筒及び外筒と、これら内筒及び
外筒の間に装填され、内筒を挾んで車両前後方向に対向
する複数の流体室及び該流体室間を連通ずる連通路を形
成する弾性体とを備え、前記流体室間で連il路を通し
て流体を移動させ得るようにしたサスペンション制御装
置において、前記連通路に、車両のブレーキ液圧に応じ
て開度調節されるバルブを設けている。
略同心状に配置された内筒及び外筒と、これら内筒及び
外筒の間に装填され、内筒を挾んで車両前後方向に対向
する複数の流体室及び該流体室間を連通ずる連通路を形
成する弾性体とを備え、前記流体室間で連il路を通し
て流体を移動させ得るようにしたサスペンション制御装
置において、前記連通路に、車両のブレーキ液圧に応じ
て開度調節されるバルブを設けている。
(作用)
請求項1記載の発明では、流体室に出入する流体の量が
流体量可変手段により車両のブレーキ液圧に応じて増減
され、内筒を挟んで前後方向に対向配置された複数の流
体室の圧力が可変制御される。したがって、車両の減速
度に応じて前後方向のサスペンション剛性が高められ、
車両の乗り心地が大幅に向上するとともに、車両間での
剛性制御のばらつきが抑えられる。
流体量可変手段により車両のブレーキ液圧に応じて増減
され、内筒を挟んで前後方向に対向配置された複数の流
体室の圧力が可変制御される。したがって、車両の減速
度に応じて前後方向のサスペンション剛性が高められ、
車両の乗り心地が大幅に向上するとともに、車両間での
剛性制御のばらつきが抑えられる。
請求項2記載の発明では、連通路上に設けられたバルブ
が車両のブレーキ液圧に応じて開度調節される。したが
って、車両の減速度に応したきめ細かな剛性制御を、従
来のブレーキ系統を使用しつつバルブを付加するだけの
簡単な構成で実現することができる。
が車両のブレーキ液圧に応じて開度調節される。したが
って、車両の減速度に応したきめ細かな剛性制御を、従
来のブレーキ系統を使用しつつバルブを付加するだけの
簡単な構成で実現することができる。
(実施例)
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1〜4図は請求項1記載の発明に係るサスペンション
制御装置の一実施例及びそのサスペンション装置の全体
を示す図である。
制御装置の一実施例及びそのサスペンション装置の全体
を示す図である。
まず、構成を説明する。第1〜3図において、11はF
F車のリヤサスペンション装置12を構成する左右のラ
ジアスロットである。左右それぞれのラジアスロソl’
11は、取り付はブラケット13.14を介してリヤ
アクスルハウジング154こ連結されたストラット16
と、車体17との間に介装され、加減速等による車両の
前後力を軸力として支持する。
F車のリヤサスペンション装置12を構成する左右のラ
ジアスロットである。左右それぞれのラジアスロソl’
11は、取り付はブラケット13.14を介してリヤ
アクスルハウジング154こ連結されたストラット16
と、車体17との間に介装され、加減速等による車両の
前後力を軸力として支持する。
このラジアスロット11の両端には外筒21A、21B
が固着されており、これら外筒21A、21B内には各
外筒21A、21Bと略同心状に内筒22A、22Bが
配置されている。内筒22A、22Bはそれぞれピン1
8.19を介してブラヶソ目3.14に取り付けられて
おり、これら外筒2LA、21B及び内筒22A、22
Bの間にはインシュレータラバーである弾性体23が装
填されている。弾性体23にはそれぞれ内筒22A、2
2Bを挟んで車両前後方向に対向する複数、例えば各一
対の流体室24A、24Bが形成されている。これら流
体室24A、24Bは連通路25を介して互いに連通ず
るとともに、配管26を介して車両のフロント及びリヤ
のブレーキ配管31F、31Rのうちリヤ側の配管31
Rに接続されている。そして、ブレーキペダル41が踏
み込まれる制動時にはマスターシリンダ42からブレー
キ43F、43Rに供給されるブレーキ液圧が各流体室
24A、24Bに導入されてこの流体室24A、24B
の圧力が上昇し、非制動時にはその液圧が解放される。
が固着されており、これら外筒21A、21B内には各
外筒21A、21Bと略同心状に内筒22A、22Bが
配置されている。内筒22A、22Bはそれぞれピン1
8.19を介してブラヶソ目3.14に取り付けられて
おり、これら外筒2LA、21B及び内筒22A、22
Bの間にはインシュレータラバーである弾性体23が装
填されている。弾性体23にはそれぞれ内筒22A、2
2Bを挟んで車両前後方向に対向する複数、例えば各一
対の流体室24A、24Bが形成されている。これら流
体室24A、24Bは連通路25を介して互いに連通ず
るとともに、配管26を介して車両のフロント及びリヤ
のブレーキ配管31F、31Rのうちリヤ側の配管31
Rに接続されている。そして、ブレーキペダル41が踏
み込まれる制動時にはマスターシリンダ42からブレー
キ43F、43Rに供給されるブレーキ液圧が各流体室
24A、24Bに導入されてこの流体室24A、24B
の圧力が上昇し、非制動時にはその液圧が解放される。
前記外筒21A、21B、内筒22A、22B及び弾性
体23は各1紺で1つの筒状ブ・ノシュ27を構成して
いる。
体23は各1紺で1つの筒状ブ・ノシュ27を構成して
いる。
一方、弾性体23は比較的低剛性に形成されており、流
体室24A、24Bに液圧が供給されない状態(弾性体
23のみを介して外筒21と内筒22とが連結される状
態)では前後力を受けたラジアスロッド11が外筒21
A、21Bと内筒22A、22Bを容易に相対変位させ
ることにより、流体室24A、24Bにブレーキ液(流
体)が流入及び流出する。そして、前記連通路25、配
管26、ブレーキ配管31R及びマスターシリンダ42
は、流体室24A、24Bに出入する流体の量を車両の
ブレーキ液圧に応じて増減させる流体量可変手段50を
構成している。
体室24A、24Bに液圧が供給されない状態(弾性体
23のみを介して外筒21と内筒22とが連結される状
態)では前後力を受けたラジアスロッド11が外筒21
A、21Bと内筒22A、22Bを容易に相対変位させ
ることにより、流体室24A、24Bにブレーキ液(流
体)が流入及び流出する。そして、前記連通路25、配
管26、ブレーキ配管31R及びマスターシリンダ42
は、流体室24A、24Bに出入する流体の量を車両の
ブレーキ液圧に応じて増減させる流体量可変手段50を
構成している。
なお、第1図において、51はグイレクトアクティング
ハキュームサーボ(負圧倍力装置)であり、バキューム
サーボ51は負圧配管52を介してインテークマニホー
ルド53に接続されている。また、54は負圧配管52
に取り付けられたチェソクハルブである。また、連通路
25及び配管26は、応答性並びにし・イアウドの面か
ら短い程良い。また、例えば、目標剛性の設定値が大き
い場合、流体室24A、24Bは前後各一対の弾性体2
3のうち何れか一方に設けてもよく、このような前後の
流体室を有する弾性体をPR車のフロントサスペンショ
ン(例えば、テンションロフトの端部)に設けてもよい
。
ハキュームサーボ(負圧倍力装置)であり、バキューム
サーボ51は負圧配管52を介してインテークマニホー
ルド53に接続されている。また、54は負圧配管52
に取り付けられたチェソクハルブである。また、連通路
25及び配管26は、応答性並びにし・イアウドの面か
ら短い程良い。また、例えば、目標剛性の設定値が大き
い場合、流体室24A、24Bは前後各一対の弾性体2
3のうち何れか一方に設けてもよく、このような前後の
流体室を有する弾性体をPR車のフロントサスペンショ
ン(例えば、テンションロフトの端部)に設けてもよい
。
次に、作用を説明する。
まず、非制動時においては、ブレーキ配管31F、31
R内の液圧、並びに流体室24A、24B内の圧力はほ
ぼ大気圧に等しく、しかも、連通路25及び配管26に
よりこれらの内部のブレーキ液が自由に移動できる状態
にあるから、筒状ブツシュ27の剛性は低く、ラジアス
ロッド11が前後力を人力すると、弾性体23が変形し
て流体室24A、24Bの容積が増減し、これらの流体
室24A、24Bにブレーキ液が出入する。したがって
、サスペンション装置12は極めて低剛性となり、良好
な乗り心地が確保される。
R内の液圧、並びに流体室24A、24B内の圧力はほ
ぼ大気圧に等しく、しかも、連通路25及び配管26に
よりこれらの内部のブレーキ液が自由に移動できる状態
にあるから、筒状ブツシュ27の剛性は低く、ラジアス
ロッド11が前後力を人力すると、弾性体23が変形し
て流体室24A、24Bの容積が増減し、これらの流体
室24A、24Bにブレーキ液が出入する。したがって
、サスペンション装置12は極めて低剛性となり、良好
な乗り心地が確保される。
一方、制動時において二よ、ブレーキペダル41の踏み
込みとバキュームサーボ510倍力作用Oこよりマスタ
ーシリンダンダ42が駆動され、このマスターシリンダ
42からブレーキ配管31F、31Rに液圧が供給され
る。このとき、第4図に示すように、ブレキ配管31F
、31Rに連通ずる流体室24A、24B内の圧力もブ
レーキ液圧に応じて上昇し、筒状ブツシュ27の剛性が
高くなることによって、サスペンション装置12の剛性
がブレーキ液圧、換言すれば車両の減速度に応じて高く
なる。したがって、路面からの制動反力によりラジアス
ロッド11に軸力が加わっても、流体室24A、24B
に出入する液菫が減少し、第4図に破線で示すような従
来の場合と異なり弾性体23は減速度が大きい程に変形
し難くなり、車輪はしっかりと支持される。この結果、
車輪の前後振動等が抑制されるとともに車輪の確実な接
地性が得られ、アライメント変化も抑制され、安定した
制動を行うことができる。
込みとバキュームサーボ510倍力作用Oこよりマスタ
ーシリンダンダ42が駆動され、このマスターシリンダ
42からブレーキ配管31F、31Rに液圧が供給され
る。このとき、第4図に示すように、ブレキ配管31F
、31Rに連通ずる流体室24A、24B内の圧力もブ
レーキ液圧に応じて上昇し、筒状ブツシュ27の剛性が
高くなることによって、サスペンション装置12の剛性
がブレーキ液圧、換言すれば車両の減速度に応じて高く
なる。したがって、路面からの制動反力によりラジアス
ロッド11に軸力が加わっても、流体室24A、24B
に出入する液菫が減少し、第4図に破線で示すような従
来の場合と異なり弾性体23は減速度が大きい程に変形
し難くなり、車輪はしっかりと支持される。この結果、
車輪の前後振動等が抑制されるとともに車輪の確実な接
地性が得られ、アライメント変化も抑制され、安定した
制動を行うことができる。
このように、本実施例においては、流体室24A、2.
1Bに出入するブレーキ液の量が流体量可変手段50よ
り車両のブレーキ液圧に応じて増減され、内F、:12
2A、22Bを挟んで前後方向に対向配置された複数の
流体室24A、24Bの圧力が可変制御される。
1Bに出入するブレーキ液の量が流体量可変手段50よ
り車両のブレーキ液圧に応じて増減され、内F、:12
2A、22Bを挟んで前後方向に対向配置された複数の
流体室24A、24Bの圧力が可変制御される。
したがって、車両の減速度に応じて前後方向におけるザ
スペンション剛性が制御され、車両の乗り心地が大幅に
向上するとともに、車両間での剛性制御のばらつきが抑
えられる。
スペンション剛性が制御され、車両の乗り心地が大幅に
向上するとともに、車両間での剛性制御のばらつきが抑
えられる。
第5図は請求項2記載の発明に係るサスペンション制御
装置の一実施例を示す図である。
装置の一実施例を示す図である。
同図に示すように、この実施例においては、連通路25
にブレーキ液圧に応じて絞り開度を調節される可変絞り
弁61 (パルプ)を設けており、この可変絞り弁61
によより車両の減速度に応じて流体室24A、24B間
の連通を絞り、サスペンション装置12の前後方向にお
けるサスペンション剛性を制御するようにしている。す
なわち、非制動時には、可変絞り弁61による絞りを弱
くしてサスペンション装置12の前後剛性を低下させ、
制動時ムこは、そのブレーキ液圧(換言すれば車両の減
速度)に応し可変絞り弁61による絞り (前後振動を
減衰する絞り)を強くする。
にブレーキ液圧に応じて絞り開度を調節される可変絞り
弁61 (パルプ)を設けており、この可変絞り弁61
によより車両の減速度に応じて流体室24A、24B間
の連通を絞り、サスペンション装置12の前後方向にお
けるサスペンション剛性を制御するようにしている。す
なわち、非制動時には、可変絞り弁61による絞りを弱
くしてサスペンション装置12の前後剛性を低下させ、
制動時ムこは、そのブレーキ液圧(換言すれば車両の減
速度)に応し可変絞り弁61による絞り (前後振動を
減衰する絞り)を強くする。
本実施例においても、上述例と同様な効果を得ることが
できる。
できる。
さらに、本実施例においては、可変絞り弁61がブレー
キ液圧をパイロット圧として絞り開度を変化るので、ブ
レーキ性能に影響を及ぼすことがな(、可変絞り弁61
によるきめ細かな剛性制御を、従来のブレーキ系統を使
用しつつ可変絞り弁61を付加するだけの簡単な構成に
より実現することができる。
キ液圧をパイロット圧として絞り開度を変化るので、ブ
レーキ性能に影響を及ぼすことがな(、可変絞り弁61
によるきめ細かな剛性制御を、従来のブレーキ系統を使
用しつつ可変絞り弁61を付加するだけの簡単な構成に
より実現することができる。
(効果)
請求項1記載の発明によれば、複数の流体室に出入する
流体の量を流体量可変手段によって車両のブレーキ液圧
に応じて増減させ、内筒を挟んで前後に対向する複数の
流体室の圧力を可変制御しているので、車両の減速度に
応じて前後方向におけるサスペンション剛性を制御して
、車両の乗り心地を大幅に向上させるとともに、車両間
での剛性制御のばらつきを抑えることができる。
流体の量を流体量可変手段によって車両のブレーキ液圧
に応じて増減させ、内筒を挟んで前後に対向する複数の
流体室の圧力を可変制御しているので、車両の減速度に
応じて前後方向におけるサスペンション剛性を制御して
、車両の乗り心地を大幅に向上させるとともに、車両間
での剛性制御のばらつきを抑えることができる。
請求項2記載の発明によれば、ブレーキ性能に影響を及
ぼすことなくバルブによるきめ細かな剛性制御を行うこ
とができ、従来のブレーキ系統を使用しつつバルブを付
加するだけの簡単な構成によってこれを実現することが
できる。
ぼすことなくバルブによるきめ細かな剛性制御を行うこ
とができ、従来のブレーキ系統を使用しつつバルブを付
加するだけの簡単な構成によってこれを実現することが
できる。
第1〜4図は請求項1記載の発明に係るサスペンション
制御装置の一実施例を示す図であり、第1図はその構成
図、 第2図はそのラジアス口、ドの取り付は状態を示す図、 第3図はそのサスペンション全体の外観斜視図、第4図
はその筒状ブツシュ剛性とブレーキ液圧の関係を示すグ
ラフである。 第5図は。請求項2記載の発明に係るサスペンション制
御装置の一実施例を示すその構成図である。 11・・・・・・ラジアスロフド・ 12・・・・・・サスペンション装置、17・・・・・
・車体、 21A、21B・・・・・・外筒、 22A、22B・・・・・・内筒、 23・・・・・・弾性体、 24A、24B・・・・・・流体室、 25・・・・・・連通路、 27・・・・・・筒状ブツシュ、 31F、31R・・・・・・ブレーキ配管、50・・・
・・・流体量可変手段、 61・−・・・・可変絞り弁(バルブ)。
制御装置の一実施例を示す図であり、第1図はその構成
図、 第2図はそのラジアス口、ドの取り付は状態を示す図、 第3図はそのサスペンション全体の外観斜視図、第4図
はその筒状ブツシュ剛性とブレーキ液圧の関係を示すグ
ラフである。 第5図は。請求項2記載の発明に係るサスペンション制
御装置の一実施例を示すその構成図である。 11・・・・・・ラジアスロフド・ 12・・・・・・サスペンション装置、17・・・・・
・車体、 21A、21B・・・・・・外筒、 22A、22B・・・・・・内筒、 23・・・・・・弾性体、 24A、24B・・・・・・流体室、 25・・・・・・連通路、 27・・・・・・筒状ブツシュ、 31F、31R・・・・・・ブレーキ配管、50・・・
・・・流体量可変手段、 61・−・・・・可変絞り弁(バルブ)。
Claims (2)
- (1)略同心状に配置された内筒及び外筒と、これら内
筒及び外筒の間に装填され、内筒を挟んで車両前後方向
に対向する複数の流体室を形成する弾性体とを備え、前
記流体室に流体を出入して該流体室の圧力を変化させ得
るようにしたサスペンション制御装置において、 前記流体室に出入する流体の量を車両のブレーキ液圧に
応じて増減させる流体量可変手段を設けたことを特徴と
するサスペンション制御装置。 - (2)略同心状に配置された内筒及び外筒と、これら内
筒及び外筒の間に装填され、内筒を挟んで車両前後方向
に対向する複数の流体室及び該流体室間を連通する連通
路を形成する弾性体とを備え、前記流体室間で連通路を
通して流体を移動させ得るようにしたサスペンション制
御装置において、 前記連通路に、車両のブレーキ液圧に応じて開度調節さ
れるバルブを設けたことを特徴とするサスペンション制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13588990A JPH0431114A (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | サスペンション制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13588990A JPH0431114A (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | サスペンション制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0431114A true JPH0431114A (ja) | 1992-02-03 |
Family
ID=15162167
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13588990A Pending JPH0431114A (ja) | 1990-05-24 | 1990-05-24 | サスペンション制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0431114A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100471795B1 (ko) * | 1996-12-05 | 2005-06-08 | 현대자동차주식회사 | 온도가변형콘트롤부시 |
JP2008126810A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Toyota Motor Corp | 車両用の固定装置 |
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JPS60139508A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-24 | Nissan Motor Co Ltd | 懸架装置用筒状プツシユ |
JPS60219105A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-11-01 | Mazda Motor Corp | 自動車のサスペンシヨン |
-
1990
- 1990-05-24 JP JP13588990A patent/JPH0431114A/ja active Pending
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