JPH04310989A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH04310989A
JPH04310989A JP3076522A JP7652291A JPH04310989A JP H04310989 A JPH04310989 A JP H04310989A JP 3076522 A JP3076522 A JP 3076522A JP 7652291 A JP7652291 A JP 7652291A JP H04310989 A JPH04310989 A JP H04310989A
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JP
Japan
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transfer
process cartridge
image
image forming
wire
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Pending
Application number
JP3076522A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Haneda
羽根田 哲
Hisao Sato
久夫 佐藤
Tadayoshi Ikeda
忠義 池田
Shizuo Morita
森田 静雄
Masakazu Fukuchi
真和 福地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Publication of JPH04310989A publication Critical patent/JPH04310989A/ja
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真方式によって画
像を形成する画像形成装置において、転写器を改良した
画像形成装置に関する。
【0002】
【発明の背景】転写器の転写極である放電ワイヤは、感
光体上のトナー画像に重ねられた転写紙の裏面よりトナ
ー電荷と逆極性の電荷をかけ、コロナ高電圧によって転
写を行なうものである。しかし、転写紙の分離時にトナ
ーや紙粉の飛散が起りやすく、転写用放電ワイヤに飛散
トナーや紙粉が付着する。放電ワイヤへのトナーや紙粉
の付着が多くなると、白ヌケ等の転写不良が発生するの
で、時々転写器の放電ワイヤは清掃する必要がある。そ
こで所定枚数のコピー後や或は白ヌケ等の転写不良が発
生した場合には、転写器を装置本体より外し、指先で柔
らかい布等を使って放電ワイヤを挟み、放電ワイヤの長
手方向に沿って往復摺擦して清掃する。又は清掃部材が
組み込まれている転写器では、転写器を上記の場合と同
様に装置本体より取り外し、指先等で放電ワイヤの清掃
部材をつまみ、上記と同様に往復摺擦して放電ワイヤを
清掃している。更には小型モータ等を転写器に組み込み
、これの動力により所定のコピー枚数毎に放電ワイヤを
自動清掃するものもある。
【0003】一方、感光体上のトナー画像を転写する転
写紙は、給紙カセットから排紙皿までの間で紙詰まり、
いわゆるジャムを生ずることがよくある。そのためにジ
ャムを発生しない様な構造に設計することの他に、ジャ
ムが発生した場合でも容易に詰った紙を取り除ける様な
構造に設計することが行なわれている。その一つとして
、耐用寿命のある各種感光体、現像剤キャリア、クリー
ニング部材とか消耗する現像剤トナーの交換、補給のた
めに、画像形成手段の一部をカートリッジ化して、これ
ら画像形成手段の要部を一体化した部材を装置外へ取り
出し、メンテナンス或は交換を行なうよう構成されたい
わゆるプロセスカートリッジを採用している装置がある
。そして本プロセスカートリッジ方式は、カートリッジ
を転写域が露出する様に引き出した場合、同時に画像形
成手段によって像形成される転写紙の搬送路を開放し、
ジャム処理時にジャム紙を取り出しやすくする様にも構
成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、プロ
セスカートリッジを転写域が露出する様に引き出した場
合、転写器周辺以外のジャム処理の向上、メンテナンス
の作業性向上等は図られることになったが、転写器及び
その周辺のメンテナンスに関しては必ずしも満足される
ものではなかった。
【0005】特に転写器周辺のジャム処理を行う時、プ
ロセスカートリッジを転写域が露出する様に引き出した
場合、転写器の転写極である細い放電ワイヤは、何等保
護部材で保護されることなく外部に露出されることにな
った。このためジャム紙の除去時にジャム紙や指先等を
この放電ワイヤに引っ掛けると、簡単に切断してしまう
ということが発生した。また、転写器の放電ワイヤの清
掃についても、手操作で清掃するには、やはり細心の注
意が必要であった。転写器の放電ワイヤには上記の様に
清掃者は容易に手を触れることが出来るので放電ワイヤ
に触れたり清掃器具を引っかけたりして放電ワイヤを切
断してしまう恐れがあった。上記の様に小型モータを転
写器に組み込み、これの動力により所定のコピー枚数毎
に放電ワイヤを自動清掃する方法は手操作の場合の様に
転写器を装置本体より外す必要もなく便利なものである
が、構造は複雑になり、コストも上昇することになった
。本発明は上記欠点を解決するためになされたものであ
って、転写器の放電ワイヤを、放電ワイヤの清掃時やジ
ャム処理時に不注意に破損してしまうことなく、容易に
放電ワイヤの清掃が可能であり、これによって高画質の
画像形成が容易に可能となって、且つ容易にジャム処理
も可能な、構造も簡単で、信頼性の高い、コストも安い
転写器を組み込んだプロセスカートリッジを使用する方
式の画像形成装置を提供することを目的としたものであ
る。
【0006】
【問題点を解決するための手段】上記目的は、画像形成
装置本体の一方向側より移動、着脱を可能とした像担持
体を含むプロセスカートリッジを、前記一方向側より移
動することにより像転写を行う転写域が露出する画像形
成装置において、該画像形成装置はすくなくとも転写極
と該転写極を清掃する清掃部材とが設けられた転写器を
有し、前記プロセスカートリッジを画像転写を行う第1
の位置と、転写域を露出する第2の位置との間を移動す
ることにより、該移動に連動して前記転写極は前記清掃
部材により清掃されることを特徴とする画像形成装置で
あって該画像形成装置に備えた転写器には転写極を保護
する保護カバーが設けられていて、前記プロセスカート
リッジが画像転写を行う第1の位置に移動した時は、前
記保護カバーは前記転写極をカバーする位置より自動的
に退避して、前記転写器による像転写が可能となり、前
記プロセスカートリッジが転写域を露出する第2の位置
に移動した時は、前記保護カバーは前記転写極を自動的
にカバーすることを特徴とする画像形成装置によって達
成される。
【0007】
【実施例】本発明の画像形成装置の実施例を図1から図
6に示す図面により説明する。
【0008】図1は、プロセスカートリッジが画像転写
を行う第1の位置にある状態を示す図である。
【0009】1はベルト状像担持体たる可撓性の感光体
ベルトで、該感光体ベルト1は回動ローラ2および3の
間に架設されていて回動ローラ2の駆動により時計方向
に搬送される。
【0010】4は前記感光体ベルト1に内接するよう装
置本体に固定した支持体すなわちガイド部材であって、
前記感光体ベルト1は回動ローラ3の外側への付勢作用
によって緊張状態とされることによりその内周面を前記
ガイド部材4に摺擦させる。従って前記感光体ベルト1
の外周面の感光体は搬送中にも常に前記ガイド部材4の
表面に対し一定の関係位置に保たれ、安定した画像形成
面を構成することを可能としている。
【0011】6は帯電手段たるスコロトロン帯電器、7
は像露光手段たるレーザ書込み系ユニット、8から11
はそれぞれ特定色の現像剤を収容した複数の現像手段す
なわち現像器であって、これ等の各像形成手段はガイド
部材4を背面にした前記感光体ベルト1の外周面に対向
して配設される。
【0012】前記レーザ書込み系ユニット7には図示の
光学系のものの他に、発光部と収束性光伝送体を一体と
した光学系等も使用される。
【0013】前記各現像器8,9,10,11は例えば
黒色,シアン,マゼンタ,イエローの各現像剤をそれぞ
れ収容するもので前記感光体ベルト1と所定の間隙を保
つ各現像スリーブを備え、感光体ベルト1上の潜像を非
接触現像法により顕像化する機能を有している。この非
接触現像は接触現像と異なり、感光体ベルトの移動を妨
げない長所を有する。
【0014】12は転写器、13はクリーニング装置で
該クリーニング装置13のブレード13Aとトナー搬送
ローラ13Bは画像形成中には感光体ベルト1の表面よ
り離間した位置に保たれ画像転写後のクリーニング時の
み図示の如く感光体ベルト1の表面に圧接される。
【0015】前記カラー画像形成装置によるカラー画像
形成のプロセスは次のようにして行われる。
【0016】まず本実施例による多色像の形成は、次の
像形成システムに従って遂行される。即ちオリジナル画
像を撮像素子が走査するカラー画像データ入力部で得ら
れたデータを、画像データ処理部で演算処理して画像デ
ータを作成し、これは一旦画像メモリに格納される。次
いで該画像メモリは、記録時とり出されて記録部である
例えば図1の実施例で示したカラー画像形成装置へと入
力される。
【0017】すなわちプリンタとは別体の画像読取装置
から出力される色信号が前記レーザ書込み系ユニット7
に入力されると、レーザ書込み系ユニット7においては
半導体レーザ(図示せず)で発生されたレーザビームは
駆動モータ7Aにより回転されるポリゴンミラー7Bに
より回転走査され、fθレンズ7Cを経てミラー7Dお
よび7E,7Fにより光路を曲げられて、予め帯電手段
たる帯電器6によって電荷を付与された感光体ベルト1
の周面上に投射され輝線を形成する。
【0018】一方では走査が開始されるとビームがイン
デックスセンサによって検知され、第1の色信号による
ビームの変調が開始され、変調されたビームが前記感光
体ベルト1の周面上を走査する。従ってレーザビームに
よる主走査と感光体ベルト1の搬送による副走査により
感光体ベルト1の周面上に第1の色に対応する潜像が形
成されて行く。この潜像は現像手段の内黒色(BK)の
トナー(顕像媒体)の装填された現像器8により現像さ
れて、感光体ベルト表面にトナー像が形成される。得ら
れたトナー像は感光体ベルト面に保持されたまま感光体
ベルト1の周面より引き離されている清掃手段たるクリ
ーニング装置13の横を通過し、つぎのコピーサイクル
に入る。 なお、黒色(BK)のトナーは半導体レーザ光を透過す
るように赤外に透過性を有する分光特性を有している。
【0019】前記感光体ベルト1は前記帯電器6により
再び帯電され、次いで信号処理部から出力された第2の
色信号が前記レーザ書込み系ユニット7に入力され、前
述した第1の色信号の場合と同様にして感光体ベルト表
面への書込みが行われ潜像が形成される。潜像は第2の
色としてシアン(C)のトナーを装填した現像器9によ
って現像される。
【0020】このシアン(C)のトナー像はすでに形成
されている前述の黒色(BK)のトナー像の存在下に形
成される。
【0021】10はマゼンタ(M)のトナーを有する現
像器で、信号処理部で発生される制御信号に基づいて感
光体ベルト表面にマゼンタ(M)のトナー像を形成する
【0022】さらに11はイエロー(Y)のトナーを有
する現像器であって、同様の処理により感光体ベルト表
面にイエロー(Y)のトナー像を重ね合わせて形成する
。これ等各現像器8,9,10および11の各スリーブ
には直流あるいはさらに交流のバイアスが印加され、顕
像手段である2成分現像剤によるジャンピング現像が行
われ、基体が接地された感光体ベルト1には非接触で現
像が行われるようになっている。なお現像としては、一
成分現像剤を用いた非接触現像を用いることもできる。
【0023】かくして感光体ベルト1の周面上に形成さ
れたカラーのトナー画像は、転写部において給紙カセッ
ト14より給紙ガイド15を経て送られてきた転写紙に
転写される。
【0024】すなわち、給紙カセット14に収容された
転写紙は給紙ローラ16の回転によって最上層の一枚が
搬出されてタイミングローラ17を介し感光体ベルト1
上の像形成とタイミングを合わせて転写器12へと供給
される。
【0025】画像の転写を受けた転写紙は、前記回動ロ
ーラ2に沿って急に方向転換をする感光体ベルト1より
確実に分離して吸着式の搬送ベルト17Aを介して上方
に向かい、定着ローラ18によって画像を溶着したのち
排紙ローラ19を経て上部の外装部材たる上蓋20に形
成したトレイ上に排出される。
【0026】一方、転写紙への転写を終えた感光体ベル
ト1はさらに搬送を続けてブレード13Aとトナー搬送
ローラ13Bを圧接状態とした前記クリーニング装置1
3において残留したトナーの除去を行いその終了をまっ
て再び前記ブレード13Aを引き離し、それより少し後
にトナー搬送ローラ13Bがブレード13Aの先端部に
堆積したトナーをならした後に、トナー搬送ローラ13
Bを引き離し新たな画像形成のプロセスに入る。
【0027】前記の感光体ベルト1、帯電器6、各現像
器およびクリーニング装置13は画像形成のプロセス資
材として独立したプロセスカートリッジ30に組込まれ
一体化して装置本体に対し着脱される。
【0028】すなわち装置内部には、AA断面を示した
図6にあるように、固定した一対のガイドレール40に
底面の脚部50Aを係合しスライド可能に支持される架
台50が設けられていて、前記プロセスカートリッジ3
0は前記架台50に載置して装置内に収納される。
【0029】前記架台50は装置本体側のモータM1の
ピニオンP1に噛合するラック板51を一体としていて
、前記モータM1の回転により図3,および図5に示す
如く斜め右上方に平行移動して装置本体の側面より突出
し、所定の位置に保持される。
【0030】一方、前記上蓋20は軸20Aを介して装
置本体に回動可能に支持されていて、反時計方向に回動
することにより開蓋して装置本体上部の開口部が開放さ
れる。
【0031】すなわち、前記上蓋20はその回転基部に
装置本体側のモータM2のピニオンP2に噛合する扇形
歯車21を一体としていて、前記モータM2の回転によ
り図3,および図5に示す如く反時計方向に回転して所
定の角度に保持される。
【0032】前記上蓋20が閉蓋位置にあるときは、プ
ロセスカートリッジ30は図1に示す如くその上面の遮
光板52が装置本体に設置したフォトセンサS1をOF
Fにする位置にあって、感光体ベルト1を転写域に臨ま
せ、前述した画像形成のプロセスを可能とする位置すな
わち第1の位置に保持されている。
【0033】次に図2により転写器とプロセスカートリ
ッジの関係を説明する。図2は上記で述べた図1の転写
器周辺を斜視図で示したものである。最初に、転写器の
転写極である放電ワイヤの保護カバーが退避して、プロ
セスカートリッジの感光体ベルト上に形成されたトナー
画像が転写紙に転写されうる状態について説明する。転
写器12の長手方向両端には腕板左,右、121,12
2が設けられ、レバー左,右、L111,L112が腕
板左, 右、121,122に設けられた回転軸左,右
、L101,L102により軸支されている。レバー左
,右、L111,L112にはV字形に保護カバーレバ
ー左, 右、L121,L122も設けられ、保護カバ
ーレバー左,右、L121,L122の先端には転写極
である放電ワイヤ120をカバーする円弧状に湾曲され
た保護カバーL13が取付けられている。レバー左,右
、L111,L112と腕板左,右、121,122の
間にはレバー左,右、L111,L112を、即ち保護
カバーL13を反時計方向に回転させるばね左,右、L
141,L142が取付けられている。
【0034】一方、プロセスカートリッジ30の端面に
は、レバー左, 右、L111,L112の先端部の折
れ曲り部左, 右、L113,L114に当接する位置
に、駆動腕左, 右、303,304が取り付けられて
いる。そこで、ばね左, 右、L141,L142の反
時計方向の回動ばね力に抗して駆動腕左, 右、303
,304の先端は、レバー左, 右、L111,L11
2の先端部の折れ曲り部左, 右、L113,L114
 に当接してこれを図面左下方向に押す。従って折れ曲
り部左, 右、L113,L114と一体の保護カバー
レバー左, 右、L121,L122に取付けられてい
る保護カバーL13は、転写極120を一杯に開放する
様に退避する。プロセスカートリッジ30の位置は、上
記の様に感光体ベルト1を転写域に臨ませる第1の位置
に保持されているので、この状態で感光体ベルト1の周
面上に形成されたトナー画像は、転写紙に転写されるこ
とになる。
【0035】次に転写器の転写極である放電ワイヤの、
清掃部材による清掃について説明する。
【0036】転写器12の底面には、長手方向に清掃部
材案内溝123が設けられていて、この溝にスライダ1
25が嵌合摺動する様になっている。スライダ125に
はフエルト台軸130が設けられ、フエルト台軸130
により、フエルトa,b、128,129が貼り付けら
れたフエルト台a,b、126,127が軸支されてい
る。そしてフエルトばね131は、フエルトa,b、1
28,129が放電ワイヤ120を挟む様に、フエルト
台a,b、126,127に掛けられている。
【0037】スライダ125にはワイヤ端板107が取
り付けられていて、他方プロセスカートリッジ30には
ラック左, 右、301,302が取り付けられ、装置
本体に軸支されたギヤー左, 右、101,102と噛
み合っている。更にギヤー左, 右、101,102に
は同軸にワイヤドラム左, 右、103,104が取り
付けられている。そしてワイヤ100は装置本体に軸支
されたワイヤプーリ左, 右、105,106により向
きを変えられて、ワイヤドラム左, 右、103,10
4とワイヤ端板107間に図の様に張架されている。プ
ロセスカートリッジ30は上記の様に感光体ベルト1を
転写域に臨ませる第1の位置に保持されているので、ラ
ック左301と噛み合っているギヤー左101を、従っ
てワイヤドラム左103を反時計方向に一杯に回転させ
また、ラック右302と噛み合っているギヤー右102
を、従ってワイヤドラム右104を時計方向に一杯に回
転させている。従ってスライダ125は、転写器12の
清掃部材案内溝123の左上端部に、放電ワイヤ120
をフエルトa,b、128,129が摺擦清掃して移動
保持されている。そしてこの位置にはカム板124が設
けてあるので、フエルト台a,b、126,127はフ
エルトばね131の挟む方向のばね力に抗して押し広げ
られ、従ってフエルトa,b、128,129は放電ワ
イヤ120から離間してこれと接触しない状態となって
いる。
【0038】図3は上蓋ワイヤ20を開蓋し、プロセス
カートリッジ30が転写域を露出する第2の位置である
斜め右上方に引き出した状態を示す図である。
【0039】図示していない操作部に設けられた開釦を
押すことにより、モータM2が正回転して上蓋20が開
蓋し、スイッチMS2を押すことによりOFF信号を出
してモータM2が停止する。一方、上記モータM1が正
回転してプロセスカートリッジ30が上記第1の位置よ
り斜め右上方に移動し、図に示すように遮光板52がフ
ォトセンサS2をOFFし、プロセスカートリッジ30
はこの位置に停止される。
【0040】この位置においては、プロセスカートリッ
ジ30は感光体ベルト1を前記転写器12より大きく退
避、離間させていて、いわゆる画像の転写域を露出した
第2の位置に保持され、転写域の点検とか転写紙のジャ
ム処理等の作業が行われる。なお第2の位置への移動の
過程で架台50は装置本体の側面カバー60をその付勢
に抗して押圧し開放させる。
【0041】さらに前記上蓋20を図示していない操作
部に設けられた閉釦を押すことにより前記モータM2が
逆回転を始めて上蓋20が閉蓋しスイッチMS1がOF
F信号を出してモータM2が停止する。一方、上記モー
タM1が逆回転してプロセスカートリッジ30が前記の
第2の位置より斜め左下方に移動されて再び遮光板52
がフォトセンサS1をOFFとし図1に示す前記の第1
の位置に復帰される。そして再び感光体ベルト1を転写
域に臨ませ、前述した画像形成のプロセスを可能にする
【0042】またプロセスカートリッジ30を装置本体
外部に取り出す必要のある場合には、図3に示す状態か
らさらに操作部に設けられるカートリッジ取出し釦(図
示せず)を押すことによりモータM1がさらに正回転を
続けてプロセスカートリッジ30は前記の第2の位置よ
りさらに斜め右上方に平行移動されて図5に示す如くカ
ートリッジの着脱可能な位置に達し遮光板52がフォト
センサS3をOFFにして停止される。
【0043】この位置においてはプロセスカートリッジ
30は架台50より取外せる状態となり装置本体の外部
に取出されてプロセス資材の点検、交換等の作業が行わ
れる。
【0044】図3に戻って図3の説明を続ける。
【0045】図3は、上記の様にプロセスカートリッジ
30が転写域を露出する第2の位置に保持され、転写域
の点検とか転写紙のジャム処理等の作業が行われるので
、転写極である細い放電ワイヤを転写紙や指を引っ掛け
て切断しない様に、転写極が保護カバーL13でカバー
されている状況を示している。
【0046】図4は図3の転写器の周辺を斜視図で示し
たものである。
【0047】プロセスカートリッジ30は、図の様に斜
め右上に移動しているので、レバー左,右、L111,
L112の先端部の折れ曲り部左, 右、L113,L
114とプロセスカートリッジ30の端面に取り付けら
れた駆動腕左, 右、303,304の先端との当接が
外れる。そこで、腕板左, 右、121,122の回転
軸左, 右、L101,L102に軸支されているレバ
ー左, 右、L111,L112は、腕板左, 右、1
21,122 とレバー左,右、L111,L112と
の間に、レバー左, 右、L111,L112を反時計
方向に回転させるばね左, 右、L141,L142が
取り付けられているのでレバー左, 右、L111,L
112を反時計方向に回転する。即ちレバー左, 右、
L111,L112と一体の保護カバーレバー左, 右
、L121,L122に取付けられている転写極120
の保護カバーL13を反時計方向に回転し、転写極12
0をカバーする。
【0048】また、プロセスカートリッジ30は、上記
の様に転写域を露出する第2の位置にあり、転写器12
より大きく退避、離間している。そこでラック左301
 と噛み合っているギヤー左101を、従ってワイヤド
ラム左103を時計方向に一杯に回転させ、また、ラッ
ク右302と噛み合っているギヤー右102を、従って
ワイヤドラム右104を反時計方向に一杯に回転させて
いる。従ってワイヤ100は実線矢印A1,A2,A3
の方向に一杯に移動しているので、ワイヤ端板107が
取り付けられているスライダ125を転写器12の清掃
部材案内溝123の右下端部に、放電ワイヤ120をフ
エルトa,b、128,129が摺擦清掃して移動して
いる。尚スライダ125が移動すると、フエルト台a,
b、126,127はカム板124より外れるので、フ
エルトばね131のばね力によりフエルトa,b、12
8,129は放電ワイヤ120を挟んだ状態で摺擦清掃
することになる。
【0049】また、プロセスカートリッジ30を図4の
状態から更に引き出す方向に移動させた時、スライダ1
25は清掃部材案内溝123の右下端部で停止されてい
るので、スライダ125はこれ以上右下方向へは移動出
来ない。従ってプロセスカートリッジ30も図4の状態
から引き出す方向に移動出来ないことになる。しかし、
プロセスカートリッジ30は装置本体より着脱のため更
に引き出す方向に移動できる必要がある。そのためギヤ
ー左101とワイヤドラム左103の間及びギヤー右1
02とワイヤドラム右104の間には図示せぬ摩擦クラ
ッチが設けてあり、所定以上の負荷がかゝると両者の間
は滑る様になっている。従ってプロセスカートリッジ3
0を図4の状態から更に引き出す方向に移動させると、
ワイヤドラム左, 右、103,104は停止している
がラック左, 右、301,302と噛み合っているギ
ヤー左, 右、101,102は回転してプロセスカー
トリッジ30は、引き出す方向に移動出来る。
【0050】次にプロセスカートリッジ30を、ラック
左, 右、301,302とギヤー左, 右、101,
102との噛み合いが外れた状態から再び両者を噛み合
わせ、転写可能な第1の位置へ移動させた時について述
べる。この場合、まずラック左,右、301,302と
ギヤー左, 右、101,102とが噛み合い、更にプ
ロセスカートリッジ30を挿入する方向に移動すると、
ワイヤドラム左103は反時計方向に回転し、ワイヤド
ラム右104は時計方向に回転する。従ってワイヤ10
0は点線矢印B1,B2,B3の方向に移動し、スライ
ダ125を転写器12の清掃部材案内溝123の左上端
部に移動させることは前に述べた通りである。同時にフ
エルトa,b、128,129によって転写極120を
清掃することも、もちろんである。しかしこの時プロセ
スカートリッジ30の位置は転写可能な第1の位置より
手前の位置である。何故ならプロセスカートリッジ30
の図4の位置は、転写域を露出する第2の位置であり、
ラック左,右、301,302とギヤー左, 右、10
1,102との噛み合いが外れるためには更にDの長さ
だけプロセスカートリッジ30を引き出す方向に移動さ
せる必要がある。従ってプロセスカートリッジ30を、
両者の噛み合いが外れる迄移動した後で再び両者が噛み
合う様に第1の位置の方向へ移動させた時は、Dの長さ
だけ早くスライダ125を移動させることになり、スラ
イダ125が転写器12の清掃部材案内溝123の左上
端部に移動した時、プロセスカートリッジ30は第1の
位置より丁度Dの長さだけ手前にあることになる。しか
し、上記の様にギヤー左101とワイヤドラム左103
の間及びギヤー右102とワイヤドラム右104の間に
摩擦クラッチが設けてあるので、スライダ125はその
位置のままで、即ちワイヤドラム左, 右、103,1
04は停止した状態でギヤー左, 右、101,102
は回転してプロセスカートリッジ30は所定の第1の位
置迄移動出来ることになる。
【0051】また、プロセスカートリッジ30を、ラッ
ク左, 右、301,302とギヤー左, 右、101
,102との噛み合いが外れる様に引き出した時、ワイ
ヤドラム左103とワイヤドラム右104の間に張架し
たワイヤ100がたるまない様に、図示を省略している
がワイヤドラム左, 右、103,104それぞれと装
置本体との間に所定の摩擦抵抗が働くようになっている
。従ってラック左, 右、301,302とギヤー左,
 右、101,102との噛み合いが外れる様にプロセ
スカートリッジ30を引き出しても、ワイヤ100の張
りは維持されたままになっている。
【0052】
【発明の効果】本発明により、転写器の放電ワイヤを、
放電ワイヤの清掃時やジャム処理時に不注意に破損して
しまうことなく、容易に放電ワイヤの清掃が可能であり
、これによって高画質の画像形成が容易に可能となって
、且つ容易にジャム処理も可能な、構造も簡単で、信頼
性の高い、コストも安い転写器を組み込んだプロセスカ
ートリッジを使用する方式の画像形成装置が提供される
こととなった。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明を適用した画像形成装置のプロセスカー
トリッジが、画像転写を行なう第1の位置にある状態を
示す断面構成図で、図2は図1の転写器周辺を斜視で示
した図。図3は、本発明を適用した画像形成装置のプロ
セスカートリッジが、転写域を露出する第2の位置にあ
る状態を示す断面構成図で、図4は図3の転写器周辺を
斜視で示した図。図5は、本発明を適用した画像形成装
置のプロセスカートリッジを、着脱可能の状態に引出し
た状態の図。図6は、図1のAA断面図である。
【符号の説明】
1…感光体ベルト                 
 100…ワイヤ101…ギヤー左         
            102…ギヤー右103…ワ
イヤドラム左               104…
ワイヤドラム右 12…転写器                   
     120…転写極(放電ワイヤ) 125…スライダ                 
    128…フエルトa129…フエルトb   
                30…プロセスカー
トリッジ 301…ラック左                 
    302…ラック右303…駆動腕左     
                304…駆動腕右4
0…ガイドレール                 
 50…架台L101…回転軸左          
         L102…回転軸右L111…レバ
ー左                   L112
…レバー右L121…保護カバーレバー左      
   L122…保護カバーレバー右 L13…保護カバー                
  L141…ばね左L142…ばね右       
              S1,S2,S3…フォ
トセンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  画像形成装置本体の一方向側より移動
    、着脱を可能とした像担持体を含むプロセスカートリッ
    ジを、前記一方向側より移動することにより像転写を行
    う転写域が露出する画像形成装置において、該画像形成
    装置はすくなくとも転写極と該転写極を清掃する清掃部
    材とが設けられた転写器を有し、前記プロセスカートリ
    ッジを画像転写を行う第1の位置と、転写域を露出する
    第2の位置との間を移動することにより、該移動に連動
    して前記転写極は前記清掃部材により清掃されることを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】  前記画像形成装置に備えた転写器には
    転写極を保護する保護カバーが設けられていて、前記プ
    ロセスカートリッジが画像転写を行う第1の位置に移動
    した時は、前記保護カバーは前記転写極をカバーする位
    置より自動的に退避して、前記転写器による像転写が可
    能となり、前記プロセスカートリッジが転写域を露出す
    る第2の位置に移動した時は、前記保護カバーは前記転
    写極を自動的にカバーすることを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
JP3076522A 1991-04-09 1991-04-09 画像形成装置 Pending JPH04310989A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012032791A (ja) * 2010-06-30 2012-02-16 Brother Ind Ltd 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012032791A (ja) * 2010-06-30 2012-02-16 Brother Ind Ltd 画像形成装置

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