JPH04355781A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04355781A
JPH04355781A JP3131137A JP13113791A JPH04355781A JP H04355781 A JPH04355781 A JP H04355781A JP 3131137 A JP3131137 A JP 3131137A JP 13113791 A JP13113791 A JP 13113791A JP H04355781 A JPH04355781 A JP H04355781A
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JP
Japan
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transfer
image
transfer device
process cartridge
roller
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Pending
Application number
JP3131137A
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English (en)
Inventor
Satoru Haneda
羽根田 哲
Hisao Sato
久夫 佐藤
Tadayoshi Ikeda
忠義 池田
Masakazu Fukuchi
真和 福地
Shizuo Morita
森田 静雄
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真方式によって画
像を形成する画像形成装置において、転写器を改良した
画像形成装置に関する。
【0002】
【発明の背景】転写器としては、放電ワイヤを用いたも
のや、転写ローラを用いたものが知られている。放電ワ
イヤを使用する転写器は、像担持体である感光体上のト
ナー画像に重ねられた転写紙の裏面よりトナー電荷と逆
極性の電荷をかけ、コロナ高電圧によって転写を行うも
のである。一方転写ローラは半高抵抗部材からなるロー
ラにトナーと逆極性の電圧を印加して転写するものであ
る。
【0003】感光体上のトナー画像を転写する転写紙は
、給紙カセットから排紙皿までの間で紙詰まり、いわゆ
るジャムを生ずることがよくある。そのためにジャムを
発生しない様な構造に設計することの他に、ジャムが発
生した場合でも容易に詰った紙を取り除ける様な構造に
設計することが行なわれている。その一つとして、耐用
寿命のある各種感光体、現像剤キャリア、クリーニング
部材とか消耗する現像剤トナーの交換、補給のために、
画像形成手段の一部をカートリッジ化して、これら画像
形成手段の要部を一体化した部材を装置外へ取り出し、
メンテナンス或は交換を行なうよう構成されたいわゆる
プロセスカートリッジを採用している装置がある。 そして本プロセスカートリッジ方式は、カートリッジを
転写域が露出する様に引き出した場合、同時に画像形成
手段によって像形成される転写紙の搬送路を開放し、ジ
ャム処理時にジャム紙を取り出しやすくする様に構成さ
れている。そしてその他転写域の点検等メンテナンスも
しやすくなる様に構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、プロ
セスカートリッジを転写域が露出する様に引き出した場
合、転写器周辺以外のジャム処理の向上、メンテナンス
の作業性向上等は図られることになったが、転写器及び
その周辺のメンテナンスに関しては必ずしも満足される
ものではなかった。
【0005】特に転写器周辺のジャム処理を行う時、プ
ロセスカートリッジを転写域が露出する様に引き出した
場合、転写器がコロナ放電器の時は細い放電ワイヤは、
何等保護部材で保護されることなく外部に露出されるこ
とになった。このためジャム紙の除去時にジャム紙や指
先等をこの放電ワイヤに引っ掛けると、簡単に切断して
しまうということが発生した。コロナ放電器の放電ワイ
ヤを切断してしまった場合は、コロナ放電器を装置本体
より取外して新品のコロナ放電器と交換することになる
。また、転写ローラにおいてもその表面に傷などをつけ
るとその場所に転写ムラを生じてしまうので新品の転写
ローラと交換することになる。コロナ放電器或は転写ロ
ーラの交換に当っては通常、プロセスカートリッジの引
き出し方向とは直角方向の、画像形成装置本体の側面方
向であるコロナ放電器或は転写ローラの長手方向にスラ
イドして引き出し、交換が行なわれている。従って画像
形成装置が机や他のOA機器等と並べて配置してあった
場合は、本装置を机やOA機器等の列から引き出したり
、装置の向きを変えたりした後に、本装置の側板を取り
外してコロナ放電器或は転写ローラを交換することにな
る。この様にジャム処理をするための作業でコロナ放電
器の放電ワイヤを不注意により切断してしまったり転写
ローラを傷つけたりしてしまうような事になると、本来
不要の作業を追加せねばならなくなり、更に不要の出費
を強いることになった。
【0006】本発明は上記欠点を解決するためになされ
たものであって、コロナ放電器の放電ワイヤ或は転写ロ
ーラを、ジャム処理時や転写域の点検時等に不注意に破
損してしまうことなく、安心してジャム処理や点検等が
可能であり、これによって画像形成が容易に可能となっ
て、構造も簡単な転写器を組み込んだプロセスカートリ
ッジを使用する方式の画像形成装置を提供することを目
的としたものである。
【0007】
【問題点を解決するための手段】上記目的は、画像形成
装置本体の一方向側より移動、着脱を可能とした像担持
体を含むプロセスカートリッジを、前記一方向側より移
動することにより像転写を行う転写域が露出する画像形
成装置において、該画像形成装置にはすくなくとも転写
器を有し、前記プロセスカートリッジが画像転写を行う
第1の位置に移動した時は、前記転写器は該転写器を保
護する位置、姿勢より自動的に移動、変化して、前記転
写器による像転写が可能となり、前記プロセスカートリ
ッジが転写域を露出する第2の位置に移動した時は、前
記転写器は該転写器を保護する位置、姿勢に自動的に移
動、変化することを特徴とする画像形成装置によって達
成される。更に上記目的は、前記転写器が放電ワイヤを
備えたコロナ放電器であることを特徴とする画像形成装
置、または転写器が転写ローラを有した転写器であるこ
とを特徴とする画像形成装置によって達成される。
【0008】
【実施例】本発明の画像形成装置の一実施例を図1から
図8に示す図面により説明する。図1は、プロセスカー
トリッジが画像転写を行う第1の位置にある状態を示す
図である。
【0009】1はベルト状像担持体たる可撓性の感光体
ベルトで、該感光体ベルト1は回動ローラ2および3の
間に架設されていて回動ローラ2の駆動により時計方向
に搬送される。
【0010】4は前記感光体ベルト1に内接するよう装
置本体に固定した支持体すなわちガイド部材であって、
前記感光体ベルト1は回動ローラ3の外側への付勢作用
によって緊張状態とされることによりその内周面を前記
ガイド部材4に摺擦させる。従って前記感光体ベルト1
の外周面の感光体は搬送中にも常に前記ガイド部材4の
表面に対し一定の関係位置に保たれ、安定した画像形成
面を構成することを可能としている。
【0011】6は帯電手段たるスコロトロン帯電器、7
は像露光手段たるレーザ書込み系ユニット、8から11
はそれぞれ特定色の現像剤を収容した複数の現像手段す
なわち現像器であって、これ等の各像形成手段はガイド
部材4を背面にした前記感光体ベルト1の外周面に対向
して配設される。
【0012】前記レーザ書込み系ユニット7には図示の
光学系のものの他に、発光部と収束性光伝送体を一体と
した光学系等も使用される。
【0013】前記各現像器8,9,10,11は例えば
黒色、シアン、マゼンタ、イエローの各現像剤をそれぞ
れ収容するもので前記感光体ベルト1と所定の間隙を保
つ各現像スリーブを備え、感光体ベルト1上の潜像を非
接触現像法により顕像化する機能を有している。この非
接触現像は接触現像と異なり、感光体ベルトの移動を妨
げない長所を有する。
【0014】12は転写器、13はクリーニング装置で
該クリーニング装置13のブレード13Aとクリーニン
グローラ13B(以下ローラともいう)は画像形成中に
は感光体ベルト1の表面より離間した位置に保たれ画像
転写後のクリーニング時のみ図示の如く感光体ベルト1
の表面に圧接される。
【0015】前記カラー画像形成装置によるカラー画像
形成のプロセスは次のようにして行われる。
【0016】まず本実施例による多色像の形成は、次の
像形成システムに従って遂行される。即ちオリジナル画
像を撮像素子が走査するカラー画像データ入力部で得ら
れたデータを、画像データ処理部で演算処理して画像デ
ータを作成し、これは一旦画像メモリに格納される。次
いで該画像メモリは、記録時とり出されて記録部である
例えば図1の実施例で示したカラー画像形成装置へと入
力される。
【0017】すなわち前記プリンタとは別体の画像読取
装置から出力される色信号が前記レーザ書込み系ユニッ
ト7に入力されると、レーザ書込み系ユニット7におい
ては半導体レーザ(図示せず)で発生されたレーザビー
ムは駆動モータ7Aにより回転されるポリゴンミラー7
Bにより回転走査され、fθレンズ7Cを経てミラー7
Dおよび7E,7Fにより光路を曲げられて、予め帯電
手段たる帯電器6によって電荷を付与された感光体ベル
ト1の周面上に投射され輝線を形成する。
【0018】一方では走査が開始されるとビームがイン
デックスセンサによって検知され、第1の色信号による
ビームの変調が開始され、変調されたビームが前記感光
体ベルト1の周面上を走査する。従ってレーザビームに
よる主走査と感光体ベルト1の搬送による副走査により
感光体ベルト1の周面上に第1の色に対応する潜像が形
成されて行く。この潜像は現像手段の内黒色(BK)の
トナー(顕像媒体)の装填された現像器8により現像さ
れて、感光体ベルト表面にトナー像が形成される。得ら
れたトナー像は感光体ベルト面に保持されたまま感光体
ベルト1の周面より引き離されている清掃手段たるクリ
ーニング装置13の横を通過し、つぎのコピーサイクル
に入る。 なお、黒色(BK)のトナーは半導体レーザ光を透過す
るように赤外に透過性を有する分光特性を有している。
【0019】前記感光体ベルト1は前記帯電器6により
再び帯電され、次いで信号処理部から出力された第2の
色信号が前記レーザ書込み系ユニット7に入力され、前
述した第1の色信号の場合と同様にして感光体ベルト表
面への書込みが行われ潜像が形成される。潜像は第2の
色としてシアン(C)のトナーを装填した現像器9によ
って現像される。
【0020】このシアン(C)のトナー像はすでに形成
されている前述の黒色(BK)のトナー像の上に重ねて
形成される。
【0021】以下同様にして、信号処理部で発生される
制御信号に基づいて感光体ベルト表面にマゼンタ(M)
の潜像が形成される。そして潜像は第3の色としてマゼ
ンタ(M)のトナーを装填した現像器10によって現像
され、前述のトナー像の上に重ねてマゼンタ(M)のト
ナー像を形成する。さらに11はイエロー(Y)のトナ
ーを有する現像器であって、同様の処理により感光体ベ
ルト表面にイエロー(Y)のトナー像を重ね合わせて形
成する。 これ等各現像器8,9,10および11の各スリーブに
は直流あるいはさらに交流のバイアスが印加され、顕像
手段である2成分現像剤によるジャンピング現像が行わ
れ、基体が接地された感光体ベルト1には非接触で現像
が行われるようになっている。なお現像としては、一成
分非磁性現像剤を用いた非接触現像を用いることもでき
る。
【0022】かくして感光体ベルト1の周面上に形成さ
れたカラーのトナー画像は、転写部において給紙カセッ
ト14より給紙ガイド15を経て送られてきた転写紙に
転写される。
【0023】すなわち、給紙カセット14に収容された
転写紙は給紙ローラ16の回転によって最上層の一枚が
搬出されてタイミングローラ17を介し感光体ベルト1
上の像形成とタイミングを合わせて転写器12へと供給
される。
【0024】画像の転写を受けた転写紙は、前記回動ロ
ーラ2に沿って急に方向転換をする感光体ベルト1より
確実に分離して吸着式の搬送ベルト17Aを介して上方
に向かい、定着ローラ18によって画像を溶着したのち
排紙ローラ19を経て上部の外装部材たる上蓋20に形
成したトレイ上に排出される。
【0025】一方、転写紙への転写を終えた感光体ベル
ト1はさらに搬送を続けて、ブレード13Aとローラ1
3Bを圧接状態とした前記クリーニング装置13におい
て残留したトナーの除去を行い、その終了をまって再び
前記ブレード13Aを引き離し、それより少し後にロー
ラ13Bがブレード13Aの先端部によって感光体ベル
ト1上に堆積したトナーをならした後に、ローラ13B
を引き離し新たな画像形成のプロセスに入る。
【0026】前記の感光体ベルト1、帯電器6、各現像
器およびクリーニング装置13は画像形成のプロセス資
材として独立したプロセスカートリッジ30に組込まれ
一体化して装置本体に対し着脱される。
【0027】すなわち装置内部には、AA断面を示した
図8にあるように、固定した一対のガイドレール40に
底面の脚部50Aを係合しスライド可能に支持される架
台50が設けられていて、前記プロセスカートリッジ3
0は前記架台50に載置して装置内に収納される。
【0028】前記架台50は装置本体側のモータM1の
ピニオンP1に噛合するラック板51を一体としていて
、前記モータM1の回転により図4,および図7に示す
如く斜め右上方に平行移動して装置本体の側面より突出
し、所定の位置に保持される。
【0029】一方、前記上蓋20は軸20Aを介して装
置本体に回動可能に支持されていて、反時計方向に回動
することにより開蓋して装置本体上部の開口部が開放さ
れる。
【0030】すなわち、前記上蓋20はその回転基部に
装置本体側のモータM2のピニオンP2に噛合する扇形
歯車21を一体としていて、前記モータM2の回転によ
り図4,および図7に示す如く反時計方向に回転して所
定の角度に保持される。
【0031】前記上蓋20が閉蓋位置にあるときは、プ
ロセスカートリッジ30は図1に示す如くその上面の遮
光板52が装置本体に設置したフォトセンサS1をOF
Fにする位置にあって、感光体ベルト1を転写域に臨ま
せ、前述した画像形成のプロセスを可能とする位置すな
わち第1の位置に保持されている。
【0032】次に図2によりコロナ放電器からなる転写
器とプロセスカートリッジの関係を説明する。図2は上
記で述べた図1の転写器周辺を拡大して示したものであ
る。最初に、プロセスカートリッジの感光体ベルト上に
形成されたトナー像が転写紙に転写されうる状態の転写
器について説明する。
【0033】図2において、81は転写器12の回転軸
に設けられた転写器ギヤーでラック82と噛み合ってい
る。ラック82は案内溝84に設けられた2本の案内ピ
ン83により摺動案内されるようになっている。従って
ラック82が左右に摺動すると、これと噛み合っている
転写器ギヤー81が回転し、転写器12も転写器ギヤー
81と同軸に回転することになる。そしてラック82に
はラックばね85が張架されており、ラック82を常時
右方向に付勢している。従ってラック82の右端部は、
感光体ベルト1を転写域に臨ませる第1の位置にあるプ
ロセスカートリッジ30の左端面のプロセスカートリッ
ジ左端面301に当接している。
【0034】そしてこの状態において転写器12は、ス
トッパー86に当接して転写器12の位置が決まり図示
の姿勢を保持することになる。すなわちこの状態におい
て感光体ベルト1上のトナー像は転写器12によって転
写紙上に転写が可能となる。
【0035】図3は図2の転写器が転写ローラを有した
転写器の場合を示している。121は転写ローラで、長
手方向両端には転写ローラ121の回転軸である転写ロ
ーラ軸122が突出している。転写ローラ121の長手
方向両端には、転写ローラ軸122を軸支するローラ軸
案内溝124が設けられたローラ支板123が、転写器
ギヤー81に前後同位相に固設されている。なお、転写
器ギヤー81とラック82との噛み合い関係、またラッ
ク82の案内溝84と案内ピン83及びラックばね85
との摺動案内関係等は図2での説明と同じである。ロー
ラ支板123にはばね掛けピン126が植設されており
、ローラ軸ばね125が図示の様に掛けられていて、転
写ローラ軸122をこのばねにより右方向に押圧してい
る。一方、転写ローラ軸122の、ローラ軸ばね125
の押圧側と反対側には、ローラ軸押えレバー127の一
つの腕が当接しており、レバー軸128を回転中心とし
てローラ軸押えレバー127の他の腕はソレノイドSL
のプランジャPLと係合している。そして図示の状態に
おいては、ソレノイドSLはONの状態で、転写ローラ
軸122をローラ軸ばね125の押圧力に抗してローラ
軸案内溝124の左側一杯に押し付けている。この状態
においては転写ローラ121は回動ローラ2により張架
されている感光体ベルト1の表面より図示の様に離間さ
れていて、感光体ベルト1上にトナー像を形成中はこの
状態が推持されている。そして転写する時は感光体ベル
ト1上のトナー像と転写紙がうまく重なる様なタイミン
グをもって転写紙は転写部に送り込まれるが、その前に
ソレノイドSLの電流がOFFされ、転写ローラ121
はローラ軸ばね125のばね力によって回動ローラ2に
巻きついている感光体ベルト1に圧接される。従って転
写紙は感光体ベルト1と転写ローラ121の間に送り込
まれる。そして転写ローラ121にはトナー像と逆極性
の電圧が印加されているので、転写紙へ感光体ベルト1
上のトナー像の転写が行なわれる事になる。
【0036】図4は上蓋20を開蓋し、プロセスカート
リッジ30が転写域を露出する第2の位置である斜め右
上方に引き出した状態を示す図である。
【0037】図示していない操作部に設けられた開釦を
押すことにより、モータM2が正回転して上蓋20が開
蓋し、スイッチMS2を押すことによりOFF信号を出
してモータM2が停止する。一方、上記モータM1が正
回転してプロセスカートリッジ30が上記第1の位置よ
り斜め右上方に移動し、図に示すように遮光板52がフ
ォトセンサS2をOFFし、プロセスカートリッジ30
はこの位置に停止される。
【0038】この位置においては、プロセスカートリッ
ジ30は感光体ベルト1を前記転写器12より大きく退
避、離間させていて、いわゆる画像の転写域を露出した
第2の位置に保持され、転写域の点検とか転写紙のジャ
ム処理等の作業が行われる。なお第2の位置への移動の
過程で架台50は装置本体の側面カバー60をその付勢
に抗して押圧し開放させる。
【0039】さらに前記上蓋20を図示していない操作
部に設けられた閉釦を押すことにより前記モータM2が
逆回転を始めて上蓋20が閉蓋しスイッチMS1がOF
F信号を出してモータM2が停止する。一方、上記モー
タM1が逆回転してプロセスカートリッジ30が前記の
第2の位置より斜め左下方に移動されて再び遮光板52
がフォトセンサS1をOFFとし図1に示す前記の第1
の位置に復帰される。そして再び感光体ベルト1を転写
域に臨ませ、前述した画像形成のプロセスを可能にする
【0040】またプロセスカートリッジ30を装置本体
外部に取り出す必要のある場合には、図4に示す状態か
らさらに操作部に設けられるカートリッジ取出し釦(図
示せず)を押すことによりモータM1がさらに正回転を
続けてプロセスカートリッジ30は前記の第2の位置よ
りさらに斜め右上方に平行移動されて図7に示す如くカ
ートリッジの着脱可能な位置に達し遮光板52がフォト
センサS3をOFFにして停止される。
【0041】この位置においてはプロセスカートリッジ
30は架台50より取外せる状態となり装置本体の外部
に取出されてプロセス資材の点検、交換等の作業が行わ
れる。
【0042】図4に戻って図4の説明を続ける。
【0043】図4は、上記の様にプロセスカートリッジ
30が転写域を露出する第2の位置に保持され、転写紙
のジャム処理とか転写域の点検等の作業が行われるので
、コロナ放電器の細い放電ワイヤを転写紙や指先等を引
っ掛けて切断しない様に、放電ワイヤ120が転写器1
2でカバーされ、放電ワイヤ120が直接露出しない様
になっている状況を示している。
【0044】図5は図4の転写器の周辺を拡大して示し
たものである。
【0045】図5において、プロセスカートリッジ30
は右方向に大きく移動しているので、ラックばね85に
よって右方向に付勢されているラック82の右端部とプ
ロセスカートリッジ左端面301との当接が離れ、ラッ
ク82の案内溝84は左側の案内ピン83に突き当って
ラック82は停止する。従ってラック82と噛合ってい
る転写器ギヤー81を反時計方向に回転させ、転写器ギ
ヤー81と同軸の転写器12を反時計方向に回転させ、
転写器12は図示の姿勢に保持される。この状態におい
て放電ワイヤ120は、転写器12によりカバーされた
状態となっており、更に給紙ガイド15の陰に退避する
形となる。転写器12がこの様な位置、姿勢に移動、変
化するため、プロセスカートリッジ30が転写域を露出
する第2の位置に保持され、転写紙のジャム処理とか転
写域の点検等の作業が行われてもコロナ放電器の細い放
電ワイヤ120を転写紙や指先等を引っ掛けて切断して
しまう心配はない。
【0046】図6は図5の転写器が転写ローラを有した
転写器の場合を示している。すなわち、プロセスカート
リッジ30が転写域を露出する第2の位置へ移動した時
に、転写ローラ121が給紙ガイド15の陰に退避した
状態を示している。転写ローラの位置、姿勢の移動、変
化については前図の図5での転写器の位置、姿勢の移動
、変化と同じなので説明は省略する。
【0047】図9は別の実施例を示す図である。
【0048】転写器12の長手方向両端には、転写器1
2を支持する図示していない支持板が設けられており、
この支持板にロータリソレノイドRSが取付けられてい
る。そしてロータリソレノイドRSの回転軸に転写器1
2が図示の様に取付けられている。従ってロータリソレ
ノイドが回転することにより、転写器12は図示の転写
可能の状態、或は前述の図4に示す様な放電ワイヤをカ
バーする退避の位置、姿勢に移動、変化することが可能
である。そして前記実施例の場合と同様に、プロセスカ
ートリッジ30が転写を可能とする第1の位置、転写域
を露出する第2の位置或はプロセスカートリッジ30を
着脱する位置に移動した時の遮光板52がフォトセンサ
S1,S2,S3をOFFする信号により、ロータリソ
レノイドRSは作動することになる。すなわちプロセス
カートリッジ30が、転写を可能とする第1の位置に移
動してフォトセンサS1を遮光板52がOFFした時は
、そのOFF信号により転写器12は放電ワイヤを露出
して転写可能の位置、姿勢になる様に転写器12をロー
タリソレノイドRSは時計方向に回転させる。プロセス
カートリッジ30が転写域を露する第2の位置、或はプ
ロセスカートリッジ30を着脱する位置に移動してフォ
トセンサS2,又はS3を遮光板52がOFFした時は
、そのOFF信号により転写器12は放電ワイヤをカバ
ーし退避の位置、姿勢になる様に転写器12をロータリ
ソレノイドRSは反時計方向に回転させる。
【0049】
【発明の効果】本発明により、転写紙のジャム処理時や
転写域の点検等の作業時に、プロセスカートリッジを転
写域が露出する様に移動するとコロナ放電器の放電ワイ
ヤや転写ローラは自動的に転写器によりカバーされ退避
の位置、姿勢になり、転写紙や指先等を放電ワイヤに引
っ掛けてコロナ放電器の放電ワイヤを切断してしまった
り転写ローラを傷つけたりしてしまうことを防止してメ
ンテナンスの作業性を向上させることとなった。この様
にして画像形成が容易に可能となって、構造も簡単な転
写器を組み込んだプロセスカートリッジを使用する方式
の画像形成装置が提供されることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像形成装置で、プロセスカ
ートリッジが画像転写を行う第1の位置にある状態を示
す断面構成図。
【図2】図1の転写器周辺の拡大図。
【図3】図1の転写器が転写ローラの場合の拡大図。
【図4】本発明を適用した画像形成装置で、プロセスカ
ートリッジが転写域を露出する第2の位置にある状態を
示す断面構成図。
【図5】図4の転写器周辺の拡大図。
【図6】図4の転写器が転写ローラの場合の拡大図。
【図7】本発明を適用した画像形成装置で、プロセスカ
ートリッジを着脱可能の状態に引き出した時の断面構成
図。
【図8】図1のAA断面図。
【図9】別の実施例の断面構成図。
【符号の説明】
1…感光体ベルト               12
…転写器120…放電ワイヤ            
    121…転写ローラ122…転写ローラ軸  
            123…ローラ支板124…
ローラ軸案内溝            125…ロー
ラ軸ばね126…ばね掛けピン           
   127…ローラ軸押えレバー 128…レバー軸                 
 15…給紙ガイド30…プロセスカートリッジ   
    301…プロセスカートリッジ左端面 52…遮光板                   
  81…転写器ギヤー82…ラック        
             83…案内ピン84…案内
溝                     85…
ラックばね86…ストッパー            
     PL…プランジャSL…ソレノイド    
             S1,S2,S3…フォト
センサ RS…ロータリソレノイド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  画像形成装置本体の一方向側より移動
    、着脱を可能とした像担持体を含むプロセスカートリッ
    ジを、前記一方向側より移動することにより像転写を行
    う転写域が露出する画像形成装置において、該画像形成
    装置にはすくなくとも転写器を有し、前記プロセスカー
    トリッジが画像転写を行う第1の位置に移動した時は、
    前記転写器は該転写器を保護する位置、姿勢より自動的
    に移動、変化して、前記転写器による像転写が可能とな
    り、前記プロセスカートリッジが転写域を露出する第2
    の位置に移動した時は、前記転写器は該転写器を保護す
    る位置、姿勢に自動的に移動、変化することを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】  前記転写器は放電ワイヤを備えたコロ
    ナ放電器であることを特徴とする請求項1記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】  前記転写器は転写ローラを有した転写
    器であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置
JP3131137A 1991-06-03 1991-06-03 画像形成装置 Pending JPH04355781A (ja)

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