JPH04310019A - 位相ロックループ回路 - Google Patents

位相ロックループ回路

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Publication number
JPH04310019A
JPH04310019A JP3103103A JP10310391A JPH04310019A JP H04310019 A JPH04310019 A JP H04310019A JP 3103103 A JP3103103 A JP 3103103A JP 10310391 A JP10310391 A JP 10310391A JP H04310019 A JPH04310019 A JP H04310019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
timing signal
circuit
input
frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP3103103A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Makino
真也 牧野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP3103103A priority Critical patent/JPH04310019A/ja
Publication of JPH04310019A publication Critical patent/JPH04310019A/ja
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自走周波数の制御機能
を有した位相ロックループ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えば特開昭63−28721
7号公報に示された従来の位相ロックループ回路の構成
図である。図において1は電圧制御発振器、2はループ
フィルタ、3はRSフリップフロップ、4は1/N分周
器、5は1/M分周器、6は第1の微分器、7は第2の
微分器、8は1/2分周器、9は排他的論理和回路、1
0は入力信号断検出回路である。
【0003】入力信号断検出回路10は、位相ロックル
ープ回路への入力クロック信号11が断すると有意信号
を1/2分周器8のリセット端子に出力する。1/2分
周器8は1/M分周器5の出力信号15を入力とし、入
力信号11が断となり入力信号断検出回路10から有意
信号が出力された時のみ1/M分周器5の出力信号を1
/2分周して排他的論理和回路9に入力する。入力クロ
ック信号11が正常で入力断検出回路10から無意信号
が出力された時には1/2分周器8はリセット状態であ
り”Low“レベルを排他的論理和回路9に出力する。 排他的論理和回路9は、RSフリップフロップ3の出力
信号17と1/2分周器8の出力信号19を入力とし、
ループフィルタ2に排他的論理和を出力する。
【0004】図5に従来の位相ロックループ回路の各部
の波形を示す。図において、入力クロック信号11は時
刻22から断となる。12は1/N分周器4の出力信号
であり、ここではN=2としている。15は1/M分周
器5の出力信号であり、ここではM=3としている。時
刻22までは入力クロック信号11が正常であるため、
1/2分周器8はリセットされており、排他的論理和回
路9への入力信号19は“Low”レベルである。この
ため、ループフィルタ2への入力信号20はRSフリッ
プフロップ3の出力信号17と同一となる。この状態で
は1/N分周器4の出力信号12を第1の微分器6で微
分したタイミング信号13と1/M分周器5を第2の微
分器7で微分したタイミング信号16は交互にほぼ等間
隔の位相で出力され、ループフィルタ2への入力信号2
0はデューティーが約50%の信号となり、ループフィ
ルタ2で平滑化された制御信号21で電圧制御発振器1
を制御することによりロック状態が保たれている。
【0005】時刻22以後、入力クロック信号11が断
となるとRSフリップフロップ3のセット端子への入力
がなくなるためRSフリップフロップ3はリセット状態
となり、排他的論理和回路9の入力信号17は“Low
”レベルとなる。このため、ループフィルタ2への入力
信号20は1/2分周器8の出力信号19と同一となる
。また、時刻22以後、入力断検出回路10は有意信号
を出力するため1/2分周器8は1/M分周器5の出力
信号15を1/2分周したデューティ50%の信号とな
る。
【0006】従って、ループフィルタ2への入力信号2
0は図5に示すように時刻22以前はデューティ50%
、時刻22以後は周期は2倍であるが、デューティは5
0%の信号となり、ループフィルタ2で平滑化して得ら
れる電圧制御発振器1の制御信号21は時刻22の前後
におけるレベル変動が小さい。
【0007】以上により、入力信号11が断してロック
がずれ、電圧制御発振器1が自走しても制御信号21の
変動が小さいため電圧制御発振器1の出力クロック信号
14の周波数はロック時の周波数とほぼ等しい周波数と
なる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の位
相ロックループ回路では、入力クロック信号11が断し
た後のループフィルタ2への入力信号20のデューティ
を50%に固定しているため、経年変化、温度変動、調
整ずれ等により、信号20のデューティが50%からず
れた状態でロックしている時に入力クロック信号11が
断すると制御信号21の変動が大きくなり、自走周波数
がロック状態における周波数からずれるという問題点が
あった。
【0009】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたもので、経年変化、温度変動調整ずれ等によ
りループフィルタ2への入力信号20のデューティが5
0%からずれた状態でロックしている場合にロック状態
から自走状態へ変化しても自走周波数がロック状態にお
ける周波数とほぼ等しくなる位相ロックループ回路を得
ることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明における位相ロ
ックループ回路では、入力クロック信号を分周し第1タ
イミング信号を生成して出力する第1タイミング信号生
成手段と、上記出力された第1タイミング信号を入力し
、同信号と同期した第2タイミング信号を自己保持出力
する第2タイミング信号生成手段と、上記入力クロック
信号の断状態検出時に制御信号を出力する断検出回路と
、該断検出回路からの制御信号無入力時に、上記第1タ
イミング信号を選択出力し、制御信号入力時に、上記第
2タイミング信号を選択出力する選択回路と、該選択回
路から出力されたタイミング信号によって制御された周
波数のクロック信号を発振する電圧制御発振器とを備え
たものである。
【0011】
【作用】この発明によれば、選択回路は第1タイミング
信号生成手段より入力クロック信号に基づいた第1タイ
ミング信号と、第2タイミング信号生成手段より上記第
1タイミング信号と同位相で自己保持出力される第2タ
イミング信号とを入力すると共に、入力断検出回路より
の検出信号を入力し、検出断信号が入力されていない間
は第1タイミング信号を電圧制御発振器に選択出力し、
検出断信号入力時は第2タイミング信号を第1タイミン
グ信号に代わって選択出力することで、電圧制御発振器
は自走状態になっても、ロック状態と変わらない周波数
の出力クロック信号を出力する。
【0012】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す回路構成図
であり、1〜7、10は上記従来回路と同一のものであ
る。23はタイミング信号生成回路、24は第3の微分
器、25はロック状態か自走状態かに応じて第1のタイ
ミング信号13または第3の微分器24からの第3のタ
イミング信号27の一方を選択する選択回路である。ま
た、図2はタイミング信号生成回路23の回路構成の一
例を示す図であり、29は1/M分周を行うカウンタ、
30はAND回路、31はOR回路である。
【0013】入力クロック信号11は/N分周器4にて
1/N分周されたのち第1の微分器6で微分され、第1
のタイミング信号13としてタイミング信号生成回路2
3および選択回路25へ入力する。入力断検出回路10
では入力クロック信号11を監視し、断状態にあるかな
いかに応じて第1の制御信号18によりタイミング信号
生成回路23および選択回路25を制御する。タイミン
グ信号生成回路23においてカウンタ29は、電圧制御
発振器1からのクロック信号14で動作し、OR回路3
1からのロード信号32に同期してキャリア出力信号2
6をMビットのカウント周期で出力する。また、電圧制
御発振器1の出力クロック信号14は1/M分周器5に
て1/M分周されたのち第2の微分器7で微分されて第
2のタイミング信号を生成し、RSフリップフロップ3
のリセット端子へ入力する。Rフリップフロップ3の出
力信号20はループフィルタ2で平滑化されたのち電圧
制御発振器1の発振周波数を制御する。
【0014】入力信号11が正常な場合、第1の制御信
号18は“High”レベルであり、選択回路25では
第1のタイミング信号13が選択されてRSフリップフ
ロップ3のセット端子に入力し、位相ロックループ回路
はロック状態で動作する。また、第1のタイミング信号
13はAND回路30、OR回路31を経てカウンタ2
9のロード端子へ入力し、キャリー出力信号26は第1
のタイミング信号13と同一の位相で出力する。入力ク
ロック信号11が断すると制御信号18は“Low”レ
ベルとなり、AND回路30の出力信号33も“Low
”レベルとなる。このとき、キャリー出力信号26はO
R回路31を介してカウンタ29のロード端子に帰還し
ているため入力クロック信号11が断する以前の位相を
保持してMビット間隔で出力される。また、選択回路2
5ではキャリー出力信号26を第3の微分器24にて微
分した第3のタイミング信号27を選択し、RSフリッ
プフロップ3のセット端子に入力し、位相ロックループ
回路は自走状態で動作する。
【0015】図3に本発明による位相ロックループ回路
の各部の波形図を示す。図3において入力クロック信号
11は時刻22から断となる。12は1/N分周器4の
出力信号であり、ここではN=2としている。15は1
/M分周器の出力信号であり、ここではM=3としてい
る。時刻22までは入力クロック信号11が正常である
ため入力断検出回路10から出力される第1の制御信号
18は“High”レベルであり、選択回路25では第
1のタイミング信号13が選択されてRSフリップフロ
ップ3のセット端子に入力する。この場合、位相ロック
ループ回路はロック状態にあるが、経年変化、温度変動
、調整ずれ等によりRSフリップフロップ3のセットと
リセットのタイミングは不等間隔であり、RSフリップ
フロップ3の出力信号20はデューティが50%からず
れているものとする。
【0016】時刻22以後、入力クロック信号11が断
すると第1の制御信号18は“Low”レベルとなり、
選択回路25では第3のタイミング信号27を選択する
。キャリー出力信号26は時刻22以後も位相が保持さ
れて出力するため第3のタイミング信号27の位相も時
刻22の以前の位相が保たれたまま出力される。従って
、RSフリップフロップ3に対するセットとリセットの
タイミングは時刻22以前のタイミングが保持され、出
力信号20のデューティも時刻22の前後で変化しない
ため、ループフィルタ2で平滑化して得られる電圧制御
発振器1への第2の制御信号21はレベルがほとんど変
動しない。
【0017】以上により、入力クロック信号11が断し
てロックがはずれ、電圧制御発振器1が自走しても第2
の制御信号21の変動が小さいため電圧制御発振器1の
出力クロック信号14の周波数はロック時の周波数とほ
ぼ等しい周波数となる。
【0018】実施例2.上記実施例1では入力クロック
信号11の断を検出することによりロック状態から自走
状態へ移行しているが、断検出回路10を用いずに第1
の制御信号18を独立に変化させてロック状態から自走
状態への制御を行ってもかまわない。
【0019】
【発明の効果】この発明は以上説明したように位相ロッ
クループ回路がロック状態から自走状態へ変化した時に
経年変化、温度変動、調整ずれ等による影響を受けるこ
となく自走周波数がロック状態における周波数とほぼ等
しくなるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の構成図である。
【図2】図1のタイミング信号生成回路23の構成図で
ある。
【図3】この発明の実施例1の回路各部の構成図である
【図4】従来の位相ロックループ回路の構成図である。
【図5】従来の位相ロックループ回路の回路各部の波形
図である。
【符号の説明】
1    電圧制御発振器 2    ループフィルタ 3    RSフリップフロップ 4    1/N分周器 5    1/M分周器 6    第1の微分器 7    第2の微分器 10    断検出回路 23    タイミング信号生成回路 24    第3の微分器 25    選択回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  入力クロック信号を分周し第1タイミ
    ング信号を生成して出力する第1タイミング信号生成手
    段と、上記出力された第1タイミング信号を入力し、同
    信号と同期した第2タイミング信号を自己保持出力する
    第2タイミング信号生成手段と、上記入力クロック信号
    の断状態検出時に制御信号を出力する断検出回路と、該
    断検出回路からの制御信号無入力時に、上記第1タイミ
    ング信号を選択出力し、制御信号入力時に、上記第2タ
    イミング信号を選択出力する選択回路と、該選択回路か
    ら出力されたタイミング信号によって制御された周波数
    のクロック信号を発振する電圧制御発振器とを備えたこ
    とを特徴とする位相ロックループ回路。
JP3103103A 1991-04-08 1991-04-08 位相ロックループ回路 Pending JPH04310019A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3103103A JPH04310019A (ja) 1991-04-08 1991-04-08 位相ロックループ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3103103A JPH04310019A (ja) 1991-04-08 1991-04-08 位相ロックループ回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04310019A true JPH04310019A (ja) 1992-11-02

Family

ID=14345293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3103103A Pending JPH04310019A (ja) 1991-04-08 1991-04-08 位相ロックループ回路

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JP (1) JPH04310019A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07264059A (ja) * 1994-01-31 1995-10-13 Sgs Thomson Microelectron Sa 位相差又は周波数差の検出回路
JP2006261898A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Oki Electric Ind Co Ltd クロック再生装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07264059A (ja) * 1994-01-31 1995-10-13 Sgs Thomson Microelectron Sa 位相差又は周波数差の検出回路
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